JPS59175456A - N−アルケニル−n−アシルヒドロキシルアミン誘導体、その製造法およびその用途 - Google Patents

N−アルケニル−n−アシルヒドロキシルアミン誘導体、その製造法およびその用途

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JPS59175456A
JPS59175456A JP5076883A JP5076883A JPS59175456A JP S59175456 A JPS59175456 A JP S59175456A JP 5076883 A JP5076883 A JP 5076883A JP 5076883 A JP5076883 A JP 5076883A JP S59175456 A JPS59175456 A JP S59175456A
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alkenyl
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JP5076883A
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Masao Hirayama
匡男 平山
Zenichiro Ooya
大矢 善一郎
Fumiya Hirano
文也 平野
Shunzo Fukatsu
深津 俊三
Tetsuo Watanabe
哲郎 渡辺
Taneto Takeda
武田 植人
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Meiji Seika Kaisha Ltd
Original Assignee
Meiji Seika Kaisha Ltd
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Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 発明の背景 本発明は、新規なN−アルケニル−N−アシルヒドロキ
シルアミン誘導体、その製法およびその利用、すなわち
駆虫剤としての利用、に関するものである。
発明の概要 要旨 本発明による化合物は、下記の式(I′)で表わされる
N−アルケニル−N−アシルヒドロキシルアミン誘導体
である。
〔この式において、R1は水素、アルキル基、アルケニ
ル基、フェニル基または置換されたフェニル基を、R2
はC1〜C5のアルキル基を、R3は水素−!たけメチ
ル基を、示す。ただし、R1がフェニル基のときR2が
C3のアルキル基であることはない。〕 本発明による下記の式(1)で表わされる化合物N−ア
ルケニル−N−アシルヒドロキシルアミン誘導体の製造
法は、下記の式(II)で表わされる化合物と、下記の
式(1)で表わされる化合物とを脱酸剤の存在下に反応
させること、を特徴とするものである。
R3−CH=CH−CH2X        (1)〔
これらの式において、R1は水素、アルキル基、アルケ
ニル基、フェニル基または置換さtた7エ二ル基を、R
はC1〜c5のアルキル基を、R3は水素またはメチル
基を、Xはハロゲン原子を、示す。〕 また、本発明による駆虫剤は、下記の式(1)で表わさ
れるN−アルケニル−N−アシルヒドロキシルアミン誘
導体を有効成分とするものである。
〔コノ式テ、R1は水素、アルキル基、アルケニル基、
フェニル基または置換されたフェニル基を、R2は01
〜C5のアルキル基を、R3は水素またはメチル基を、
示す。〕 効果 従来、N −フルダニルーN−アシルヒドロキシルアミ
ン誘導体に関する報告は極めて少なく、前記の式(1)
で表わされる化合物の中でN−アリル−N−ベンゾイル
−0−プロピルヒドロキシルアミン〔ジョンソン等:ジ
ャーナル・オブ・オーガニック・ケミストリー(Jou
rnal of OrganicChemistry)
、 vo136. p、284 (1971))を除く
化合物は文献未載の新規化合物である。
この化合物は上記の製造法その他によって得ることがで
きるが、特に上記の方法は工業的に実施容易であって、
本発明化合物を有利に製造することができる。
そして、この化合物は温血動物に対して低毒性であると
共にすぐれた駆虫活性を有していて、簡便かつ効果の確
実な駆虫剤として利用することができる。
化合物 本発明による新規化合物は、前記の式(I′)で表わさ
れるものである。
式(1′)でN−アシル基を構成するR1  は、好適
には、(1)水素、メチル、エチル、n−プロピル、n
−ブチル、イソブチル、n−ペンチルのような炭素数1
〜5程度の直鎖状もしくは分枝鎖状の低級アルキル基、
(2)2−プロペニル、2−7’テニル、イソブテニル
のような炭素数3〜5程度の直鎖状もしくは分枝鎖状の
低級アルケニル基、(3)炭素数6〜8程度の中級アル
キル基もしくはアルケニル基、(4)ラウリン酸のアル
キル鎖(c11H23)、ステアリン酸のアルキル鎖(
c17H35)、オレイン酸のアルケニル鎖(c17H
31)のような高級アルキル基もしくは高級アルケニル
基、(5)フェニル基、(6)フッ素原子、塩素原子、
臭素原子、ヨウ素原子などのハロゲン原子で置換された
フェニル基、メチル、エチルのような低級アルキル基で
置換されたフェニル基、ニトロ基で置換されたフェニル
基等が挙げられる。また式(I′)を構成するR2は、
メチル、エチル、プロピル、イソプロピル、ブチル、イ
ソブチル、ペンチルのような炭素数1〜5の直鎖状もし
くは分枝鎖状の低級アルキル基等が挙げられる。また、
式(r′)でN−アルケニル基を構成するR3は、水素
またはメチル基が挙げられる。
なお、式(I′)と前記の式(I)とは、前者にはR1
がフェニル基のときにR2がc3のアルキル基ではない
との限定が加わっているという点以外は同一である。
化合物の製造 1)合成法 式(I)の化合物は、合目的的な任意の方法で製造する
ことができる。具体的には、たとえば、反応式(A)に
示す方法によって製造することができる。
反応式(A) (旧             (I)〔式中、R1、
R2およびR3は式(1)について前記に同じ、Xはハ
ロゲン原子(特に、塩素、臭素またはヨウ素)を示す。
〕 反応式囚による式(旧の化合物と式帽)の化合物との反
応は、脱酸剤の存在下に、溶媒中で、式(旧の化合物に
対して少なくとも等モル量の式(Ill)の化合物を反
応させることにより実施することができる。
用いられる溶媒としては、水、アセトン、メタノール、
エタノール、テトラヒドロフランなどが挙げられる。好
ましい溶媒は、水、メタノール、エタノールおよびこれ
らの混合物である。
脱酸剤としては、ナトリウムメトキシP1 ナトリウム
エトキシドなどのナトリウムアルコキシド、水酸化ナト
リウム、水酸化カリウムなどのアルカリ金属水酸化物、
炭酸ナトリウム、炭酸カリウムなどのアルカリ金属炭酸
塩、が単独にあるいは混合されて用いられる。使用され
る脱酸剤の量は、式(1)の化合物に対して少なくとも
等モル鷲であればよい。
反応は、0℃〜100℃、好ましく室温〜(資)℃、で
1時間〜3日攪拌することにより行なわれるのがふつう
である。
2)#を製法、原料その他 前記のような方法で製造される化合物は、通常の分離手
段により容易に単離精製することができる。分離手段と
しては、たとえば、溶媒抽出法、蒸留法、再結晶法、シ
リカゲルカラムクロマトグラフィーなど、を例示するこ
とができる。
前記反応式(A)において出発原料として用いられる式
(1)の化合物は、公知化合物である。また、出発原料
の式(I)の化合物は、例えば公知のコーレイ等の方法
〔ジャーナル・オブ・オーガニック・ケミストリー(J
ournal of Organic Chemist
ry)+vo l 、 25 、 p 、 1734 
(1960) :]に準じて製造することができる。
化合物の利用 1)寄生虫病による問題 寄生虫病は、豚、馬、牛、羊、山羊、犬、猫等の家畜動
物や、鶏などの家禽動物において流行しており、かつ経
済的に深刻な問題である。
動物の内部寄生虫としては、たとえば、犬、猫、牛、山
羊、馬、鶏の条虫、馬、豚、犬、猫、鶏の回虫、馬の線
虫、馬、豚、羊、山羊の桿虫、豚、羊、犬の鞭虫、馬の
円虫、牛、豚、羊、山羊の腸結節虫、牛、羊、犬の十二
指腸虫(鉤虫)、牛、豚、羊、山羊の毛様線虫、牛、馬
、羊、山羊の青虫、鶏、七面鳥、アヒルの毛体虫と盲腸
虫、牛、馬、羊、山羊、犬の糸状虫、牛、馬、羊、山羊
、豚、犬、猫の肝臓に寄生する肝蛭と消化器系に寄生す
る反日吸虫などの吸虫類、その他、種々の寄生虫が知ら
れており、これら寄生虫の感染によって、感染動物は貧
血症、栄養不良、虚弱、体重の減少、胃、腸管壁及び他
の組織、器管の損傷をひきおこし、飼料効率の低下、生
産性低下の原因のひとつとなって、経済的損失が大きい
2)本発明駆虫剤 式(I)の化合物は、前記の広い範囲の動物の各種の寄
生虫に対し、きわめて高い駆虫活性を有する。
安全性に関しては、式(1)の化合物は、いずれの化合
物も、たとえばマウスで900mg/Kgs ラットで
、  90 o m、i、g経口投与をしても何ら異常
が認められず、極めて低毒性であるので、安全性が非常
に高いものである。
式(1)で表わされる化合物を駆虫剤として実際に適用
できる′dJ物としては、豚、羊、馬、牛、山羊、犬、
猫などの家畜動物および鶏、七面鳥、アヒルなどの家禽
動物などを挙げることができる。
また、その投与時期は動物の幼、成長期であっても、成
長後であってもかまわない。
式(I)の化合物の投与量は、使用される実際の化合物
および投与される動物の体重によるが、一般に効果的な
結果を達成するためには、1日当たり0 、1 mg 
/Kg以上であればよく、好ましくは1mg/Kg 〜
100mg/Kgの間で使用される。
式(1)の化合物を動物に投与する際には、他成分を加
えずに直接投与することもできるし、生理的に無害な固
体担体若しくは液体担体と混合して投与することもでき
る。更には、式(I)の化合物を直接に動物の飼料若し
くは飲料水などに添加して投与することもでき、式(1
)の化合物と上記の適当な担体とを混合したものを直接
投与することもできるし、また飼料若しくは飲料水など
に添加して投与することもできる。ここで用いる固体担
体としては、たとえば、ゼラチンカプセルのような経口
で消化する成分の容器、あるいは小麦粗粉、コーンスタ
ーチ、脱脂米糠、炭酸カルシウム、リン酸カルシウム、
タルク、カリオン、白土、乳糖、しよ糖、ゼラチン、ス
テアリン酸、寒天、ペクチンあるいはその類似物を含む
ものであり、医薬品に通常使用されている種類の賦形剤
であってもよい。液体担体としては、たとえば、水、生
理食塩水、パラフィン類(たとえば石油部分など)、植
物油類(たとえばピーナツ油、大豆油若しくはごま油な
ど)、アルコール類(たとえばエチルアルコール若しく
はグリセロールなど)、グリコール類(たとえばプロピ
レングリコール若しくはポリエチレングリコールなど)
のような無毒性液体等を挙げることができる。その他、
必要に応じて、乳化剤、分散剤、懸濁剤、湿潤剤等の補
助剤または添加剤を使用することもできる。
式(1)の化合物を動物の飼料(若しくは飲料水)に添
加して寄生虫の駆除を実施するためには、たとえは、飼
料(若しくは飲料水)に対してippm以上、好ましく
はloppmから500ppm、の割合になるように配
合して、これを動物に投与する。一方、式(I)の化合
物を飼料(若しくは飲料水)に添加しないで投与する場
合には、広範な剤形を採ることができる。
固形担体を使用して投与する場合は錠剤、カプセル剤、
ペレット、巨丸剤、あるいは粉剤等の形で投与すること
ができる。また液体の担体を使用して投与する場合には
、軟ゼラチンカプセルあるいは懸濁液等の形で投与する
ことができる。
さらに、液体担体に式(1)の化合物を溶解または分散
した場合には、動物の皮下、筋肉内、静脈内、または腹
腔内に注射などによって非経口的に動物に投与すること
ができる。非経口投与する場合、本発明の化合物は、ピ
ーナツ油、大豆油等のような植物油類などを用いた非水
溶性処方が使用され、またグリセロール、ポリエチレン
グリコールのような水溶性賦形剤を用いた水上非経口処
方も使用される。これらの処方は、一般に、式(I)の
化合物を0.1〜30%重量%含有する。
実施例 次に本発明を更に詳しく説明するために実験例を示す。
本発明はこれにより限定されるものではない。
1)合成 合成例I N−アセチル−0−メチルヒドロキシルアミン17.8
gs水酸化カリウム11.2g、 10%含水メタノー
ル100m1および臭化アリル25 、4gの混合物を
室温で2日攪拌した。溶媒を減圧にて除去し、水を加え
て酢酸エチルで抽出し、硫酸マグネシウムで乾燥後、濃
縮続いて減圧蒸留で精製すると、N−アリル−N−アセ
テルー〇−メチルヒドロキシルアミン(化合物1 ) 
7.2gを油状物として得た。
沸点63−65℃/ 20 mmHg 0合成例2 N−プロピオニル−〇−メチルヒドロキシルアミン3.
09g )水酸化カリウム1.74g、10チ含水メタ
ノ一ル10m1および臭化アリル3.87gの混合物を
、以下合成例1と同様に操作し、シリカゲルカラムクロ
マトグラフィーによ゛り精製すると、N−アリル−N−
プロピオニル−〇−メチ#ヒドロキシルアミン(化合物
2 ) 2.04gを油状物として得る。
合成例3 N−7’チリル−0−メチルヒドロキシルアミン3 、
93g5水酸化ナトリウム1.2g、 10%含水エタ
ノール10m1および塩化アリル2.53gの混合物を
、以下合成例1と同様に操作し、シリカゲルカラムクロ
マトグラフィーでf#製するとN−アリル−N−ブチリ
ルーO−メチルヒドロキシルアミン(化合物3 ) 2
.18gを得る。
合成例4 N−オレオイル−〇−メチルヒドロキシルアミン6.2
2g5ナトリウムメトキシド1− osg、メタノール
・テトラヒドロフラン(1:1)混合液20 m lお
よび臭化アリル2 、66gの混合物を、以下合成例1
と同様に操作し、シリカブカラムクロマトグラフィーで
精製すると、N−アリル−N−オレオイル−〇−メチル
ヒドロキシルアミン(化合物4)5.97gを得る。
合成例5 N−ベンゾイル−〇−メチルヒドロキシルアミン4.5
3 g %水酸化カリウム1−74g120%含水メタ
ノールlomlおよび臭化ア1Jル3.88gの混合物
を、以下合成例1と同様に操作し、シリカゲルカラムク
ロマトグラフィーで精製するとN−アリル−N−ベンゾ
イル−0−メチルヒドロキシルアミン(化合物5 ) 
4.36gを得る。
合成例6 N−ホルミル−O−メチルヒドロキシルアミン7.5g
、水酸化カリウム5.6g、 10チ含水メタノ一ル4
0m1および臭化アリル13.3gの混合物を、以下合
成例1と同様に操作し、カラムクロマトグラフィーで精
製すると、N−アリル−N−ホルミル−〇−メチルヒド
ロキシルアミン(化合物6)0.9gを得る。
合成例7 N−アセチル−O−メチルヒドロキシルアミン2、67
g、水酸化カリウム1.74g、 10%含水メタノー
ル10−m 1および臭化クロチル4.46gの混合物
を、以下合成例1と同様に操作し、シリカゲルカラムク
ロマトグラフィーで精製すると、N−クロチル−N−ア
セチ/l/−0−メチルヒドロキシルアミン(化合物7
 ) 2.20gを得る。
合成例8 N−アセチル−0−エチルヒドロキシルアミン10.3
g%水酸化カリウム5.6g、10%含水メタノール5
0m1および臭化アリル13.3 gの混合物を、以下
合成例1と同様に操作し、減圧蒸留により精製すると、
N−アリル−N−アセチル−0−エチルヒドロキシルア
ミン(化合物8 ) 7.7gを得る。
沸点73−74℃/ 18 mmHg 0合成例9 N−プロピオニル−〇−エチルヒドロキシルアミン3.
51g、水酸化ナトリウム1.2g、メタノール10m
1および臭化アリル3.87gの混合物を、以下合成例
1と同様に操作し、カラムクロマトグラフィーでFIT
’Sすると、N−アリル−N−プロピオニル−〇−エチ
ルヒドロキシルアミン(化合物9)2.73gを得る。
合成例1O N−7”チリル−〇−エチルヒドロキシルアミンz、6
2g5水酸化カリウム1.12gX10%含水メタノ−
ル10m1および塩化アリル1.68gの混合物を、以
下合成例1と同様に操作し、カラムクロマ)Jラフイー
で精製すると、N−アリル−N−ブチリル−〇−エチル
ヒドロキシルアミン(化合物IO1,74gを得る。
合成例1I N−インバレロイル−Q−エチルヒドロキシルアミン2
.90g 、水酸化カリウム1.12g5エタノール1
.0 m lおよび臭化アリル2.66gの混合物を、
以下合成例1と同様に操作し、カラムクロマトグラフィ
ーで精製すると、N−アリル−N−インノζレロイルー
〇−エチルヒドロキシルアミン(化合物11 ) 2.
44gを得る。
合成例12 N−スナアロイルー〇−エチルヒドロキシルアミン3.
27g、ナトリウムメトキシ’I’ 0−54 g−、
メタノール・テトラヒドロフラン(1:1)混合液10
m1および臭化アリルの混合物を、以下合成例1と同様
に操作し、カラムクロマトグラフィーで精製すると、N
−アリル−N−ステアロイル−〇−エチルヒドロキシル
アミン(化合物12) 3.19gを得る。
合成例13 N−ペンソイル−〇−エチルヒドロキシルアミン3.3
0g、水酸化カリウム1.12g、 10チ含水メタノ
一ル15m1および臭化アリル2.66gの混合物を、
以下合成例1と同様に操作し、カラムクロマトグラフィ
ーで精製すると、N−アリル−N−ベンゾイル−0−エ
チルヒドロキシルアミン(化合物13)3.28gを得
る。
合成例14 N−(p−フルオロベンゾイル)−〇−エチルヒドロキ
シルアミン1.83g、水酸化カリウム0.56g、 
10%含水メタノール8mlおよび臭化アリル1.35
gの混合物を、以下合成例1と同様に操作し、カラムク
ロマトグラフィーでaI製すると、N −7!Jシル−
−(p−フルオロベンゾイル)−〇−エチルヒrロキシ
ルアミン(化合物+4 ) i 、ssgを得る。
合成例15 N−ホルミル−0−エチルヒドロキシルアミン8.9g
、水酸化カリウム5.6g、 1o*含水メタノ一ル4
0m1および臭化アリル13.3gの混合物を、以下合
成例1と同様に操作し、カラムクロマトグラフィーでS
製すると、N−アリル−N−ホルミル−〇−エチルヒド
ロキシルアミン(化合物15 ) 1 、55gを得る
合成例16 N−7セチルー0−エチルヒドロキシルアミン3.09
g、ナトリウムメトキシド1.62g、メタノールlo
mlおよび臭化クロチル2.99gの混合物を、以下合
成例1と同様に操作し、カラムクロマトグラフィーでS
製すると、N−クロチル−N−アセチル−0−エチルヒ
ドロキシルアミン(化合物16)2.17gを得る。
合成例17 N−アセチル−O−プロピルヒドロキシルアミン2.3
4g、水酸化カリウム1.12gX10%含水メタノー
ルLOmlおよび臭化アリル2.66gの混合物を、以
下合成例1と同様に操作し、カラムクロマトグラフィー
で精製すると、N−アリル−N−アセチル−0−プロピ
ルヒドロキシルアミン(化合物17) 1.57gを得
る。
合成例18 N−7セチルー0−ブチルヒドロキシルアミン2−62
 g %ナトリウムエトキシ21.36g、 エタノー
ル10m1および臭化アリル2.66gの混合物を、以
下合成例1と同様に操作し、カラムクロマトグラフィー
で精製すると、N−アリル−N−アセチル−〇−ヒドロ
キシルアミン(化合物18) 1.98gを得る。
合成例19 N−ペンソイル−〇−ブチルヒドロキシルアミン9.7
g、水酸化カリウム2.6g、  1.0%含水メタノ
ール30 m lおよび臭化アリル6.7gの混合物を
、以下合成例1と同様に操作し、減圧蒸留にて精製する
と、N−アリル−N −ヘンシイルー0−メチルヒドロ
キシルアミン(化合物19)8.8g′f:得る。
沸点99−100℃/ 0. lmmHg。
合成例加 N−7セチルーO−バレリルヒドロキシルアミン2.9
g 、水酸化カリウム1.12g5メタノ一ル10m1
および臭化アリル2.66gの混合物を、以下合成例1
と同様に操作し、シリカゲルカラムクロマトグラフィー
で精製すると、N−アリル−N−アセチル−0−バレリ
ルヒドロキシルアミン(化合物20) 2.41gを得
る。
第1表に合成例1〜20で得られた式(1)の代表的化
合物のスペクトル値を示す。
第1表 これらの化合物番号は、以下の記載において参照される
2)製剤化 製剤例1(錠剤および巨丸薬) 化合物番号1の化合物20gと炭酸カルシウム78gと
をとり、ボールミルに入れてよく粉砕混合し、さらに2
gのステアリン酸マグネシウムを入れてさらに粉砕混合
した。この混合物を打錠機にかけて、1g(有効成分と
して200mg )の錠剤を製造した。この錠剤を動物
の体重に応じて1日当fc90.2ないし250gまで
変更して経口投与する。
打錠器の臼および杵の形状を変更することにより上記と
同様の方法で巨丸薬を製造することができる。
製剤例2(液剤) 化合物番号8の化合物50gとエタノール49gおよび
?リビニールアルコール(PVA) 1 gとを攪拌混
合して、液剤を調製した。この液剤を動物の飲料水に対
して1%となる様添加して攪拌混合し、飲料水に懸濁さ
せることにより対象動物に投与する。
製剤例3(飼料混合物) 化合物番号19の化合物20gをエタノール20m1に
溶解し、これをさらに乳糖80gに添加して攪拌混合し
たのち、減圧下でエタノールを蒸発Δせて完全に除く、
これを動物の寄生虫感染量に応じて、動物用飼料にトン
当たり50gから2500g配合する。
この場合、飼料中の本化合物の割合は0.001から0
.05重量%となる。
製剤例4(カプセル) 化合物番号釦の化合物20gと炭酸マグネシウム78g
とをと9、ボールミルに入れてよく粉砕混合し、さらに
2gのステアリン酸マグネシウムを入れてさらに粉砕混
合した。この混合物の粉末を小分けして、硬ゼラチンカ
プセルに0.5gずつ充填した。各々のカプセル内には
、本化合物が100mg含まれている。これを動物の体
重に応じて、体重10 Kg当たシ1ないし10力プセ
ル経口投与する。この場合、動物への本化合物の投与量
は、体重I Kg当たりlomgないし100mgとな
る。
製剤例5(注射剤) 化合物番号1の化合物20gにカルボキシメチルセルロ
ーズナトリウムIg、クエン酸すtリウム0.2gおよ
び注射用蒸留水を加え、全量を100m1として十分に
攪拌混合して懸濁注射剤を製造した。
これらの注射剤を動物の体重に応じて、1日当た#) 
0.01m1ないし50m1まで変更して皮下、筋肉内
、腹腔内または静脈内に注射する。
3)駆虫効果 試験例1 (1)実験方法 鶏回虫人工感染鶏を1群3羽に群別して使用した。投薬
前に糞便検査を行なって、鶏回虫の感染を確認した。供
試化合物は、体重I Kg 当たりImgと50 mg
とをそれぞれゼラチンカプセルに入れて、鶏に経口投与
した。投薬後48時間内に排出された虫体数を数え、4
8時間目に鶏を殺して腸管内に残存している虫体数を数
えて、駆虫率を求め、駆虫効果を判定した。
(2)実験結果 第2表に示すように、式(I)のN−アルケニル−N−
アシルヒドロキシルアミン誘導体の各化合物のいずれに
も著量な駆虫効果が認められた。
fc、ソし、駆虫効果の表示は、次の通り行なった。
第2表 第2表(つづき) 試験例2 (1)実験方法 鶏回虫人工感染鶏を1群2羽に群別して使用した。供試
化合物を少量のエチルアルコールで溶解して乳糖に吸着
させ、鶏飼料に対して20ppmおよび50ppmを添
加した。対照は無添加飼料とした。
試験開始前と開始後7日、14日および21日目に糞便
検査を行ない、g、p、G(4A1 g中の虫卵数)を
算出して虫卵数の減少を調べ、また排出虫体数と21日
目にヒナを殺して)腸管内に残存している虫体数を数え
て駆虫率を求め、駆虫効果を判定した。
(2)実験結果 第3dに示すように、式(1)のN−アルケニル−N−
7シルヒPロキシルアミン誘導体の各化合物のいずれに
も著量な駆虫効果が認められた。
駆虫効果の表示は、前記と同じである。
第3衣(つづき) 試験例3 (1)実験方法 犬鞭虫、犬鉤虫、犬/」\回虫の混合感染犬(自然感染
犬)3@を、2頭と1頭に群別して使用した。
供試化合物は化合物番号1の化合物であって、体重l 
Kg当たp30mg/Kgをゼラチンカプセルに入れ、
2頭の犬に経口投与した。コントロールとして1頭には
ゼラチンカプセルのみを経口投与した。
投薬前と投薬後7日に捜便検査を行なってE。
P、G(−R1g中の虫卵数)を算出し、E、P、Gの
陰転をもって駆虫効果を判定した。
(2)実験結果 絹4表に示すように、化合物番号1の化合物力mg /
 Kg 1回投与で、著明な駆虫効果が認められ第4表
犬鞭虫、犬絢虫、大小回虫の駆虫試験試験例4 (1)実験方法 犬蕗線虫感染犬(自然感染犬)3頭を2頭と1頭に群別
して使用した。
供試化合物は化合物番号8の化合物であって、体重I 
Kg当たり20mg/Kgをゼラチンカプセルに入れて
、2頭の犬に経口投与した。コントロールとして、1頭
はゼラチンカプセルのみを経口投与した。
投薬前と投薬後71目に糞便検査を行なってE、P、G
 (糞1g中の虫卵数)を算出し、E、P、Gの陰転を
もって駆虫効果を判定した。
(2)実験結果 第5表に示すように、化合物奇号8の化合物力mg/ 
Kg 1回投与で、著明な駆虫効果が認められた。
試験例5 (1)実験方法 猫6頭を使用した。2週間以上の検疫期間中に各種消化
管内寄生虫を完全に駆除して健康と判定された猫を実験
猫として使用し、蛇(ヤマヵガシ)の皮下から採取した
マンソン裂頭条虫のプレロセルコイドを、実験猫1頭に
つき5匹ずつ、ゼラチンカプセルに入れて経口感染させ
た。感染後、l。
1目から毎日糞便を直接塗抹法で検査し、虫卵の検出を
もって感染成立と判定した。駆虫試験は、プレロセルコ
イP感染後15日に行なった。
供試化合物は化合物番号1および19の化合物であって
、体重I Kg当たり50mg’eゼラチンカプセルに
入れてそれぞれ2頭ずつの猫に1日1回5日間連続経口
投与した。コントロールとして、2頭にはゼラチンカプ
セルのみを1日11固、5日間経口投与した。
投薬後100日目金側をベンドパルビタールで麻酔死さ
せて剖検し、腸管内残存虫体を調定して判定した。
(2)実験結果 第6衣に示すように化合物番号1および19の化合物5
0mg/Kg5回連続投与で、それぞれ著明な駆虫効果
が認められた。
試験例6 (1)実験方法 青虫感染乳牛(自然感染牛)3頭を、2頭と1頭に群別
して使用した。
供試化合物は化合物番号1の化合物であって、体重I 
Kg当たり20mgをゼラチンカプセルに入れて2頭の
牛に経口投与した。コントロールとして、1頭にはゼラ
チンカプセルのみを経口投与した。
投薬前と投薬後7日目に糞便横歪を行なってE、P、G
 (糞1g中の虫卵数)を算出し、E、P、Gの陰転を
もって駆虫効果を判定した。
(2)実験結果 第8表に示すように、化合物番号1の化合物(イ)mg
/Kg 1回投与で、著明な駆虫効果が認められた。
第8表 牛青虫の駆虫試験 試験例7 (1)実験方法 毛様線虫感染羊(自然感染羊)2頭を使用した。
供試化合物は化合物番号8の化合物であって、体重I 
Kg当たり20mgをゼラチンカプセルに入れて1頭の
羊に経口投与した。コントロールとして、1頭にはゼラ
チンカプセルのみを経口投与した。
投薬前と投薬後7日目に糞便検査を行なってE、P、G
(糞1g中の虫卵数)を算出し、E、P、Gの陰転をも
って駆虫効果を判定した。
(2)実験結果 第9表に示すように、化合物番号8の化合物加rrg/
kg  1回投与で、著明な駆虫効果が認められた。
第9表 羊毛様線虫の駆虫試験 試験例8 (1)実験方法 豚腸結節虫感染豚(自然感染豚)6頭を2頭ずつ群別し
て使用した。
供試化合物は化合物奇岩1および加の化合物であって、
体−ffi1Kg当たり20mg をゼラチンカプセル
に入れてそれぞれ2頭ずつの豚に経口投与した。コント
ロールとして、2頭にはゼラチンカプセルのみ経口投与
した。
投薬前と投薬後7日目に糞便検査を行なってE、P、G
 (糞1g中の虫卵数)を算出し、E、P、Gの陰転を
もって駆虫効果を判定した。
(2)実験結果 第1O表に示すように、化合物番号1および加の化合物
20 mg / Kg 1回投与で、それぞれ著明な駆
虫効果が認められた。
/ / / / 試験例9 (1)実験方法 豚回虫と豚鞭虫感染豚(自然感染豚)6頭を2頭ずつ群
別して使用した。
供試化合物は化合物番号5および19の化合物であって
、体重I Kg当fC#)50 mgをゼラチンカプセ
     □ルに入れてそれぞれ2頭ずつの豚に経口投
与した。
コントロールとして、2頭にはゼラチンカプセルのみを
経口投与した。
投薬前と投薬後7日目に糞便検査を行なってE、P、G
 (糞1g中の虫卵数)を算出し、E、P、Gの陰転を
もって駆虫効果を判定した。
(2)実験結果 第11表に示すように、化合物番号5および19の化合
物50mg/Kg1回経口投与で、それぞれ著明な駆虫
効果が認められた。
第11表 豚回虫と豚鞭虫の駆虫試験 試験例1O (1)実験方法 犬フイラリア感染犬(自然感染犬)8頭を2頭ずつ群別
して使用した。
供試化合物は化合物番号1.8および9の化合物であっ
て、体重I Kg当たり30mgを1%「Twe e 
n80」溶液に懸濁させてそれぞれ2頭ずつの犬に1日
1回、3日間、皮下注射により投与した。コントロール
として、2頭には1%[Tween 80J溶液を1日
1回3ml、3日間、皮下注射した。
投薬前と最終投薬後10日月例耳朶面側μlを採血し、
濃厚塗抹色決で駆虫(ミクロフイラリア(mf) )の
変動を調べて駆虫(mf )への効果判定を行なった。
成虫への効果判定は、薬剤の最終投薬後lO日月例電殺
屠殺を行ない、剖検によって判定を行なった。
(2)実験結果 第12表に示すように、化合物番号1.8および9の化
合物いずれにも30 mg / Kg 3回投与で、駆
虫(mf)には著明な駆虫効果が認められ、成虫には5
0%以上の駆虫効果が認められた。
試験例11 (1)実験方法 ラットに肝蛭のメタセルカリアを5個ずつ感染させ、感
染後75日の時点で糞便検査を行なって虫卵を確認した
もの8匹を2匹ずつ群別して使用した。
供試化合物は化合物番号1.8および19の化合物であ
って、体重I Kg当だp50mgを5チアラビアゴム
溶液に懸濁させて1日1回、5日間、連続経口投与をし
た。コントロールとして、5%アラビアゴム溶液のみを
1日1回、1mlを5日間、連続経口投与をした。
効果判定は、最終投薬後21日1に糞便中の虫卵の有無
を確認し、剖検により肝臓の虫体の生死を調べることに
よって行なった。
(2)実験結果 第13表に示すように、化合物番号1.8および19の
化合物のいずれにも、50mg/Kg 5回投与でそれ
ぞれ著明な駆虫効果が認められた。
第13表 肝蛭実験的感染ラットによる駆虫試験性:+
は虫卵検出 −は虫卵未検出 出願人代理人  猪  股   清

Claims (1)

  1. 【特許請求の範囲】 1、下記の式(1′)で表わされるN−アルケニル−N
    −アシルヒドロキシアミン誘導体。 〔この式において、R1は水素、アルキル基、アルケニ
    ル基、フェニル基または置換されたフェニル基を、R2
    は01〜C5のアルキル基を、R3は水素またはメチル
    基を示す。ただし、R1がフェニル基のときR2がC3
    のアルキル基であることはない。〕 2、下記の式(旧で表わされる化合物と下記の式(li
    t)で表わされる化合物とを脱酸剤の存在下に反応させ
    ることを特徴とする、下記の式(1)で表わされるN−
    アルケニル−N−アシルヒドロキシルアミン誘導体の製
    造法。 R−cH=cu−cu2x        (l[)〔
    これらの式において、R1は水素、アルキル基、フェニ
    ル基または置換されたフェニル基を、R2はC0〜C5
    のアルキル基を、R3は水素またはメチル基を、Xはハ
    ロゲン原子を、示す。〕3、下記の式(I)で表わされ
    るN−アルケニル−N−アシルヒドロキシルアミン誘導
    体を有効成分とする駆虫剤。 〔この式において、R1は水素、アルキル基、アルケニ
    ル基、フェニル基または置換されたフェニルJn、R2
    はC1〜C5のアルキル基を、R3は水素またはメチル
    基を、示す。〕
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AU19335/83A AU1933583A (en) 1982-09-22 1983-09-21 Hydroxylamine derivatives
DK431083A DK431083A (da) 1982-09-22 1983-09-21 Fremgangsmaade til fremstilling af hydroxylaminderivater
FR8315074A FR2546884A1 (fr) 1982-09-22 1983-09-22 Nouveaux derives de l'hydroxylamine, leur procede de production et leur utilisation

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