JPS595435Y2 - ランドリ−ラツクホルダ - Google Patents

Description

【考案の詳細な説明】 この考案はランドリーラックのホルダに関するものであ
る。

ランドリーラックは帯金をコ字形に屈曲した枠に複数本
の横棒をかけ渡したもので、このランドリーラックを任
意の手段で壁などに取付けて使用する。

例えば後部枠に設けた孔にそう人した釘や木ネジなどを
利用して壁面に取付ければ横棒にタオルなどを掛けるタ
オル掛けとして使用できるが、このような方法ではラン
ドリーラックが常に壁面から突出しているので邪魔であ
る。

この考案は上記のような問題を解決するためランドリー
ラックを起伏自在に支持するランドリーラックホルダを
提案するものである。

第１図において、Ａはランドリーラックで帯金をコ字形
に屈曲したフレーム１の両側部２上に複数の切欠３を形
成し、複数の横棒４の両端に固定したキャップ５の周溝
６を切欠３に係合させたものである。

この考案は上記のようなランドリーラックＡのフレーム
後部７を支持するホルダを提供するものである。

以下にこの考案の詳細を添付図面に基づいて説明する。

図において、Ｂはホルダ本体で、硬質プラスチックから
なっている。

１１は台座で、その背面には粘着接着剤層１２を設けて
壁面１３などに貼着できるようにしである。

前記台座１１の下縁から斜前上向きの受片１４を一体に
形威し、この受片１４の上半部１５を台座１１の方へ若
干屈曲する。

また、台座１１の上縁には前向き突縁１６を一体に形成
する。

Ｃはクッション材で、軟質弾性材料からなっており、そ
の外形は前記本体Ｂ内に適合して着脱自在にはまり込む
形状となっている。

このクッション材Ｃには前記ランドリーラックＡのフレ
ーム後部７が回動自在にはまり込む円形の空間１７を上
部に設け、この空間１７の下部にはフレーム後部７が回
動不可にはまり込む縦向きの溝１８を形成し、空間１７
の上部にはフレーム後部７の着脱用開口１９を設ける。

この考案は上記の構造であり、ホルダ本体Ｂの１対を接
着剤層１２を利用して適当間隔を存して壁面１３に取付
け、各本体Ｂ内にそれぞれクッション材Ｃをはめ込む。

こうして壁面１３に取付けたこの考案のホルダにランド
リーラックＡのフレーム後部７を取付ける。

すなわち第１図、第２図のようにフレーム後部７が着脱
用開口１９から円形の空間１７を経て溝１８に係合して
いる状態ではフレーム後部７は溝８に対して回動不可で
ある。

従って水平より若干前下り状となってランドリーラック
Ａは保持されるので、各横棒４にタオルなどを掛けるこ
とができる。

また、ランドリーラックＡが不用なときはそのフレーム
後部７を溝１８により持ち上げて空間１７内に移すと自
由に回動できるので、第１図の鎖線のように垂下させて
壁面１３に沿わせると邪魔にならない。

この考案は上記のように壁面１３に固定したホルダ本体
Ｂ内にクッション材Ｃをはめ、このクッション材Ｃに設
けた円形の空間１７と溝１８を利用して帯金からなるラ
ンドリーラックのフレーム１の後部７が回動自在と回動
不可の２つの状態に保持されるので、ランドリーラック
Ａが不用なときは垂下させておくことができる。

また、本体Ｂ内のクッション材Ｃと本体Ｂは着脱自在で
あり、ランドリーラックＡとクッション材Ｃも着脱自在
で分解組立が容易であるなどの効果がある。

【図面の簡単な説明】

第１図はこの考案のランドリーラックホルダの使用状態
の縦断側面図、第２図は同上の一部切欠平面図、第３図
はこの考案のランドリーラックホルダの分解斜視図であ
る。 Ａ・・・・・・ランドリーラック、Ｂ・・・・・・ホル
ダ本体、Ｃ・・・・・・クッション材、７・・・・・・
フレーム後部、１３・・・・・・壁面、１４・・・・・
・受片、１５・・・・・・上半部、１６・・・・・・前
向き突縁、１７・・・・・・円形空間、１８・・・・・
・溝、１９・・・・・・開口。

Claims (1)

【実用新案登録請求の範囲】
1. 壁面などに取付ける台座の下縁から斜上向きの受片を一
   体に形成し、台座の上縁には前向き突縁を形成した硬質
   材料かららなるホルダ本体と、この本体内に適合して着
   脱自在にはまり込む外形を有し、ランドリーラックのフ
   レーム後部を回動自在にはめ込む円形空間の下部に、こ
   のフレーム後部を回動不可にはめ込む縦向きの溝を設け
   、前記円形空間上にはフレーム後部の着脱用開口を設け
   た軟質弾性材料からなるクッション材を組合わせたラン
   ドリーラックホルダ。