JPS5953781A - 難撚性パイル織編物 - Google Patents
難撚性パイル織編物Info
- Publication number
- JPS5953781A JPS5953781A JP57162791A JP16279182A JPS5953781A JP S5953781 A JPS5953781 A JP S5953781A JP 57162791 A JP57162791 A JP 57162791A JP 16279182 A JP16279182 A JP 16279182A JP S5953781 A JPS5953781 A JP S5953781A
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- JP
- Japan
- Prior art keywords
- pile
- flame
- base fabric
- melting
- heat
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Granted
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Landscapes
- Carpets (AREA)
- Treatments For Attaching Organic Compounds To Fibrous Goods (AREA)
- Woven Fabrics (AREA)
Abstract
(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。
め要約のデータは記録されません。
Description
【発明の詳細な説明】
本発明はパイル部、基布部、バッキング剤が全てm9型
素材で構成された難燃性バイ/L’織編物に関するもの
である。モケット、カーペット等のパイル織物に対する
難燃の要求度は近年、車両、家′frL等の用途の広が
りに従って厳しくなっており。
素材で構成された難燃性バイ/L’織編物に関するもの
である。モケット、カーペット等のパイル織物に対する
難燃の要求度は近年、車両、家′frL等の用途の広が
りに従って厳しくなっており。
各種規格に適合する9燃性製品の開発が強く要望されて
いる。
いる。
一般にモケット、カーペット等のパイル織物は使用目的
上、ボリューム感、触感等の審美的要素と耐摩耗性、耐
疲労性あるいは復元性等の機械的要素が重要であるため
バ(ル部にポリアミド、ポリエステル等を主体とする勢
溶小型繊維素材を用い、基布部には!l!!!織が比較
的容易な木綿、麻、レーヨンなどを主体とする非熱溶融
型繊維素材を用いた限品が大部分である。
上、ボリューム感、触感等の審美的要素と耐摩耗性、耐
疲労性あるいは復元性等の機械的要素が重要であるため
バ(ル部にポリアミド、ポリエステル等を主体とする勢
溶小型繊維素材を用い、基布部には!l!!!織が比較
的容易な木綿、麻、レーヨンなどを主体とする非熱溶融
型繊維素材を用いた限品が大部分である。
しかるに、この種pバイルljN物は燃焼挙動を異にす
る2r&分系からなるため、すなわち加熱に際して炭化
した基布部やバッキング剤として用いられているゴム系
接着剤がパイ/L/溶融物の支持体となりパイル部の溶
融落下を妨げ、また同時に膨化物はろうそくの芯の役割
を果して溶融したパイル部が気化燃焼するのを助けるい
わゆる“足場効果“(5caffold effect
)によりこの種のバイlv織物の難燃化を非常に困難
にしている。この種のバイ/I/織物の費燃化方法とし
ては豪溶融型繊維に非熱溶融型a ilk又は半熟溶融
型繊維を混用する方法により加熱時における溶融性パイ
ル部の炭化を助長し、炭化促進型n燻化剤で加工する方
法が提案されている。しかし、この秤のバイA/織物で
は前述のごとくバイ/L’素材の燃焼吊動と基布部素材
(地糸及びバッキング剤)の燃焼挙動が異なるため。
る2r&分系からなるため、すなわち加熱に際して炭化
した基布部やバッキング剤として用いられているゴム系
接着剤がパイ/L/溶融物の支持体となりパイル部の溶
融落下を妨げ、また同時に膨化物はろうそくの芯の役割
を果して溶融したパイル部が気化燃焼するのを助けるい
わゆる“足場効果“(5caffold effect
)によりこの種のバイlv織物の難燃化を非常に困難
にしている。この種のバイ/I/織物の費燃化方法とし
ては豪溶融型繊維に非熱溶融型a ilk又は半熟溶融
型繊維を混用する方法により加熱時における溶融性パイ
ル部の炭化を助長し、炭化促進型n燻化剤で加工する方
法が提案されている。しかし、この秤のバイA/織物で
は前述のごとくバイ/L’素材の燃焼吊動と基布部素材
(地糸及びバッキング剤)の燃焼挙動が異なるため。
各素材に適合した錐燃化剤をそれぞれ個別に付着させる
必要があり、加エエ稈が複雑で経済的に不利である。
必要があり、加エエ稈が複雑で経済的に不利である。
また、モケット、カーペット等のパイs’ nl物を難
燃化する方法として汀通パイル部を不燃化、難燃化する
方法が考えられるが、この方法では耐摩耗性、耐摩力性
、風合等のパイル織物本来の性能を損うことなくパイル
織物に恒久的@燃性能を付与することが極めて困鵠であ
り、実用化に到っていないのが現状である。さらには、
基布部のバッキング剤としてポリ塩化ビニtv(A脂、
ポリ塩化ビニリデン樹脂等の不燃性液′1′!樹脂やS
BR系難燃性ワテツクスを使用する方法も種々試みられ
ているが、これらの吋脂は自己不燃効果しか発揮し得す
パイル織物の燃焼を抑制する程の離燃効果は得られない
。このように従来の方法はいずれも熱溶融型繊維素材と
非か溶融型繊維素材の混在するパイル織物を炭化促進型
雌鳥化剤で処理する方法であるため充分な効果が得られ
ていない。
燃化する方法として汀通パイル部を不燃化、難燃化する
方法が考えられるが、この方法では耐摩耗性、耐摩力性
、風合等のパイル織物本来の性能を損うことなくパイル
織物に恒久的@燃性能を付与することが極めて困鵠であ
り、実用化に到っていないのが現状である。さらには、
基布部のバッキング剤としてポリ塩化ビニtv(A脂、
ポリ塩化ビニリデン樹脂等の不燃性液′1′!樹脂やS
BR系難燃性ワテツクスを使用する方法も種々試みられ
ているが、これらの吋脂は自己不燃効果しか発揮し得す
パイル織物の燃焼を抑制する程の離燃効果は得られない
。このように従来の方法はいずれも熱溶融型繊維素材と
非か溶融型繊維素材の混在するパイル織物を炭化促進型
雌鳥化剤で処理する方法であるため充分な効果が得られ
ていない。
最近本発明者らは、これらバイ/l’織物の燃焼性につ
いて種々検討した結果、従来の方法とは全く発想を異に
するパイル織物の離燃化機構を発案した。すなわち、パ
イル織物全体を従来の熱溶融型と非熱溶融型の混在する
系から熱溶r型光に転換することにより、全体を一様に
雌鳥化し易くしておき、バッキング剤中の溶融促進型瞠
燃化剤で系全体のQ燻化を計るという考え方である。こ
れに立脚して難燃化方法について鋭意研究した結果。
いて種々検討した結果、従来の方法とは全く発想を異に
するパイル織物の離燃化機構を発案した。すなわち、パ
イル織物全体を従来の熱溶融型と非熱溶融型の混在する
系から熱溶r型光に転換することにより、全体を一様に
雌鳥化し易くしておき、バッキング剤中の溶融促進型瞠
燃化剤で系全体のQ燻化を計るという考え方である。こ
れに立脚して難燃化方法について鋭意研究した結果。
パイル織編物に熱溶融型の熱的吊動を有する素材のみを
使用することによりバッキング剤だけでパイル部を何ら
難燃化処理することなく優れた難燃性を有するパイル織
編物を提供する方法を開発した。すなわち9本発明は、
熱溶融型IF5雑によって構成されたパイル部と、難燃
性ポリエステ/L’繊維によって構成された基布部とか
らなるパイル織編物が、その基布部に、リン元素及び/
10ゲン元素のいずれか一方又は双方を含むm m 融
促進型難燃化剤の含有されたβ可塑性ポリウレタン樹脂
によりバックコーティングされてなる難燃性バイIv繊
扇物である。本発明はパイル部を構成する繊維が熱溶融
型繊維であり、基布部を構成する繊維が叶燃性ポリエス
テw繊維であり、かつ基布部のバッキング剤が溶融促進
型の#E燃化剤を含有する熱可塑性ポリウレタン樹脂で
あることを特徴とする難燃性バイ/l/i!k K、s
’i物に関するものである。
使用することによりバッキング剤だけでパイル部を何ら
難燃化処理することなく優れた難燃性を有するパイル織
編物を提供する方法を開発した。すなわち9本発明は、
熱溶融型IF5雑によって構成されたパイル部と、難燃
性ポリエステ/L’繊維によって構成された基布部とか
らなるパイル織編物が、その基布部に、リン元素及び/
10ゲン元素のいずれか一方又は双方を含むm m 融
促進型難燃化剤の含有されたβ可塑性ポリウレタン樹脂
によりバックコーティングされてなる難燃性バイIv繊
扇物である。本発明はパイル部を構成する繊維が熱溶融
型繊維であり、基布部を構成する繊維が叶燃性ポリエス
テw繊維であり、かつ基布部のバッキング剤が溶融促進
型の#E燃化剤を含有する熱可塑性ポリウレタン樹脂で
あることを特徴とする難燃性バイ/l/i!k K、s
’i物に関するものである。
本発明でいう!jf’!溶l1株型0維とは加熱により
分解に先んじて溶融するm A’lG:を意味するもの
であり。
分解に先んじて溶融するm A’lG:を意味するもの
であり。
具体的にはポリアミド、ポリエステル停の繊維が例示さ
れる。
れる。
本発明でいうバイ/’ 8511m物とはパイ1ull
’織物又はパイ/l/IQ物を意味する。ここでいうバ
イIV織物とはモケット、カーペット等のごとくパイル
部と基布部を有する織物を、′g、味し、パイル編物と
はベロアのようにパイル部と基布部を有する編物を意味
する。
’織物又はパイ/l/IQ物を意味する。ここでいうバ
イIV織物とはモケット、カーペット等のごとくパイル
部と基布部を有する織物を、′g、味し、パイル編物と
はベロアのようにパイル部と基布部を有する編物を意味
する。
本発明でいうl#lt!!S性ポリエステtv m 維
とはそのm、χ1F、内部にリン化合物及びハロゲン化
合物のうちのいずれか一方又は双方を薙危成分として含
有するD′11燃性ポリエステtvKm維を対象とする
ものである。リン化合物とハロゲン化合物のポリエステ
ルFR!tP、に対するE[i 煙仁J構は明らかでは
ないが、n11者がリン酸又はリン酸エヌデルの形でポ
リエステル繊維の急激なランダム分解を促通し1分解物
の溶融落下を促進させて火源から逃れるいわゆるドリッ
プ促進作用が主なものと考えられるのに対し。
とはそのm、χ1F、内部にリン化合物及びハロゲン化
合物のうちのいずれか一方又は双方を薙危成分として含
有するD′11燃性ポリエステtvKm維を対象とする
ものである。リン化合物とハロゲン化合物のポリエステ
ルFR!tP、に対するE[i 煙仁J構は明らかでは
ないが、n11者がリン酸又はリン酸エヌデルの形でポ
リエステル繊維の急激なランダム分解を促通し1分解物
の溶融落下を促進させて火源から逃れるいわゆるドリッ
プ促進作用が主なものと考えられるのに対し。
後者は分解遊離してくるハロゲンラジカルが燃焼反応を
停止させたりする効果やハロゲン含有ガスによる遮へい
消火作用が考えられ、燃焼の後期。
停止させたりする効果やハロゲン含有ガスによる遮へい
消火作用が考えられ、燃焼の後期。
すなわち着火ないし燃焼の段階で効力を発揮するものと
考えられる。従ってこの両者の併用は燃焼の面相から気
相にわたる全過程で抑制を受ける点でおのおの単独で使
用される場合より効果が大ぎいと考えられる。繊維への
離燃成分の導入方法や離燃成分の種類については何ら限
定を必要としないが、性能の安定性の点で離燃成分なm
維の製造時tこ導入する原糸改質法が望ましい。具体的
には難燃性°ポリーステルm AIR/−イム(東洋t
h式会社φν品)等が吊げられる。
考えられる。従ってこの両者の併用は燃焼の面相から気
相にわたる全過程で抑制を受ける点でおのおの単独で使
用される場合より効果が大ぎいと考えられる。繊維への
離燃成分の導入方法や離燃成分の種類については何ら限
定を必要としないが、性能の安定性の点で離燃成分なm
維の製造時tこ導入する原糸改質法が望ましい。具体的
には難燃性°ポリーステルm AIR/−イム(東洋t
h式会社φν品)等が吊げられる。
本発明における基布部のバッキング剤は熱可塑性ポリウ
レタン樹脂を使用することが必要である。
レタン樹脂を使用することが必要である。
従来よりパイル織物のバッキング剤として一般に多用さ
れている5IIR系ラテツクス、ポリ塩化ビニルプフス
チゾ/L’等の接着tiυ脂は加熱に際して炭化するた
め前述の“足場効果“によりかえって燃焼を助長するの
で好ましくない。
れている5IIR系ラテツクス、ポリ塩化ビニルプフス
チゾ/L’等の接着tiυ脂は加熱に際して炭化するた
め前述の“足場効果“によりかえって燃焼を助長するの
で好ましくない。
本発明でいう熱可塑性ポリウレタン樹脂は1液型の線状
高分子であって、ポリエーテルあるいはボリエヌテルと
ポリウレタンとの共重合体全般を意味し、具体的には市
販品のクリスボン7567−3L、ハイドフンf(W
−511(ともに大日本インキ株式会社製品)等が例示
される。m媒系は特に限定しないが、ドリップ促進効果
の面から溶剤系が望ましい。
高分子であって、ポリエーテルあるいはボリエヌテルと
ポリウレタンとの共重合体全般を意味し、具体的には市
販品のクリスボン7567−3L、ハイドフンf(W
−511(ともに大日本インキ株式会社製品)等が例示
される。m媒系は特に限定しないが、ドリップ促進効果
の面から溶剤系が望ましい。
ここで、パイμ部素材をこ熱溶融型繊維を使用し基布部
素材に熱溶al型な雌を使用し、かつ基布部のバッキン
グ剤に熱可塑性のポリウレタン樹脂な用いる目的はパイ
ルt1”1に編物全体の熱的挙動を従来の蔚溶融型と非
化冬溶融4(IJの混合型から全熱溶融型に転注奏し、
全体を一1′Aにff、’fE燃化し易くシ、熟溶融促
進7(’7 Ii・1c t、’、′;化γillのイ
Y用により加熱によって生じる分解物の溶融落下を促進
するためである。すなわち、接炎された時すばやく溶融
して球状になり着火塊もろとも落下してしまうドリップ
促進効果を発揮させることを目的とするものである。
素材に熱溶al型な雌を使用し、かつ基布部のバッキン
グ剤に熱可塑性のポリウレタン樹脂な用いる目的はパイ
ルt1”1に編物全体の熱的挙動を従来の蔚溶融型と非
化冬溶融4(IJの混合型から全熱溶融型に転注奏し、
全体を一1′Aにff、’fE燃化し易くシ、熟溶融促
進7(’7 Ii・1c t、’、′;化γillのイ
Y用により加熱によって生じる分解物の溶融落下を促進
するためである。すなわち、接炎された時すばやく溶融
して球状になり着火塊もろとも落下してしまうドリップ
促進効果を発揮させることを目的とするものである。
本発明においては、バッキング剤に適用する繭づ;へ化
i’+11の主体をなt成分として賂溶融促進型蝿燃化
剤が必要である。PI!L溶融促進型91燃化剤とは。
i’+11の主体をなt成分として賂溶融促進型蝿燃化
剤が必要である。PI!L溶融促進型91燃化剤とは。
一般に鐵維材、:、1や合成も°・4脂材に付着あるい
は添加した場合に加熱により生じる分解物の溶融落下を
加速させ、かつ燃焼を抑制し得る作用を有する化合物を
いうものでありここでは特にリン元素、ハロゲン元素の
うちのいずれか一方又は双方を含む有機化合物がこれに
該当する。具体的にはトリスクロロエチルホスフェート
、トリス(ジクロロプロピAI)ホスフェート、トリス
(ジグロモグロピ/I/)ホスフェート、信酸又は唾燐
酸とエピクロルヒドリンとの反応生成物で次の構造の化
合物O=P C(OCsHg C1)HOH)勇又はO
= P H((OC,H。
は添加した場合に加熱により生じる分解物の溶融落下を
加速させ、かつ燃焼を抑制し得る作用を有する化合物を
いうものでありここでは特にリン元素、ハロゲン元素の
うちのいずれか一方又は双方を含む有機化合物がこれに
該当する。具体的にはトリスクロロエチルホスフェート
、トリス(ジクロロプロピAI)ホスフェート、トリス
(ジグロモグロピ/I/)ホスフェート、信酸又は唾燐
酸とエピクロルヒドリンとの反応生成物で次の構造の化
合物O=P C(OCsHg C1)HOH)勇又はO
= P H((OC,H。
CI )nOH)s (但し、nは1〜8の整数)や
、テiラブ幕1ムビスフェノールA誘心体、テトフグロ
モエタン、ジメチルエチルフオスフオネ−1・等カ吊り
“られる。また市販品としてはフレームガード6118
−NS、フレームガ」ド8155 (大日本インキ株式
会社製品)、に−19A (明成化学工輩株式会社製品
)等を挙げることができる。
、テiラブ幕1ムビスフェノールA誘心体、テトフグロ
モエタン、ジメチルエチルフオスフオネ−1・等カ吊り
“られる。また市販品としてはフレームガード6118
−NS、フレームガ」ド8155 (大日本インキ株式
会社製品)、に−19A (明成化学工輩株式会社製品
)等を挙げることができる。
上記O′11燃化剤でポリウレタン樹脂な難燃化する場
合、リン元素又はハロゲン元素のいずれかを有するもの
であれば充分にその効果を発揮するがリン元素とハロゲ
ン元素を併せ含有するものであれば特に適確な難燃効果
が期待で−きる。この場合にはハロゲンは分解pz焼の
初期の段階で作用し、火焔の立上りで完全に消す働きを
するものと考えられる。ポリウレタン樹脂中のリン元素
とハロゲン元素との含有率は次式の範囲であることが望
ましい。
合、リン元素又はハロゲン元素のいずれかを有するもの
であれば充分にその効果を発揮するがリン元素とハロゲ
ン元素を併せ含有するものであれば特に適確な難燃効果
が期待で−きる。この場合にはハロゲンは分解pz焼の
初期の段階で作用し、火焔の立上りで完全に消す働きを
するものと考えられる。ポリウレタン樹脂中のリン元素
とハロゲン元素との含有率は次式の範囲であることが望
ましい。
P →−1) X = 0.5 〜10.0(但し、
Pはポリウレタン樹脂中のリン元素の含有率(%)、又
は同樹脂中のハロゲン元素の含有率(%)であるa) 介燃剤の含有量が上記範囲より少なければ離燃効果は示
さず、この範囲より多くしても経済的に有利でないばか
りか接着性能の低下をひきおこすので好ましくかい。
Pはポリウレタン樹脂中のリン元素の含有率(%)、又
は同樹脂中のハロゲン元素の含有率(%)であるa) 介燃剤の含有量が上記範囲より少なければ離燃効果は示
さず、この範囲より多くしても経済的に有利でないばか
りか接着性能の低下をひきおこすので好ましくかい。
本発明のq、′$燃ポリウレタン樹脂は本来のパイル抜
防止効果に加えて、加熱時において基布部やパイル部の
分解物の溶融落下を促進する優れた吐燃効果を有する。
防止効果に加えて、加熱時において基布部やパイル部の
分解物の溶融落下を促進する優れた吐燃効果を有する。
本発明によgば、バッキング〜]だけで離燃性能を付与
することが可能であり、パイルにポリアミド繊維、ポリ
エステv lJ&II&等の強力特性に優れた合成m維
をそのまま適用できる大きな特徴を有する。さらにこの
バイルj’:’4物をMt両用モケットシートとして使
用した場合には、基布部に木綿、レータン、麻専のセル
ロース系繊^IL素材を使用する従来のパイル織物のご
とき暖房用ヒーターによる熱劣化がないので、その耐用
年数を著しく延畏する大きな経済的利点が期待できる。
することが可能であり、パイルにポリアミド繊維、ポリ
エステv lJ&II&等の強力特性に優れた合成m維
をそのまま適用できる大きな特徴を有する。さらにこの
バイルj’:’4物をMt両用モケットシートとして使
用した場合には、基布部に木綿、レータン、麻専のセル
ロース系繊^IL素材を使用する従来のパイル織物のご
とき暖房用ヒーターによる熱劣化がないので、その耐用
年数を著しく延畏する大きな経済的利点が期待できる。
以下、実施例によって本発明をさらに具体的に説明する
。
。
実施例1
され、パイル部と基布部の重量比が1:1でありパイル
長が6Hの車両用ナイロンモゲットを試作した。このモ
ケットの裏面から基布面に下記処方1のバッキング剤を
100g/ゴの割合で均一に塗布し2次いで150℃で
3分間の熱処理を行った。
長が6Hの車両用ナイロンモゲットを試作した。このモ
ケットの裏面から基布面に下記処方1のバッキング剤を
100g/ゴの割合で均一に塗布し2次いで150℃で
3分間の熱処理を行った。
処方1
得られたモケットの難燃性な運輸、省船舶技研法のアル
コール法で評価した。その結果を第1表にットは極めて
(ワれた&、fl m性を有していることが認められた
。
コール法で評価した。その結果を第1表にットは極めて
(ワれた&、fl m性を有していることが認められた
。
実施例2
実施例1で用いたものと同一規格のモケットを用い、そ
の裏面から基布面に、実施例1のバッキング剤処方にお
いてフレームガード6118NS 20重量部に替えて
に一19A(明成化学工R@1)製、 !lン含有!
19剤)10重量部を用いた処方のバッキング剤を実施
例1と全く同様の方法で塗布し、熱処理を行った。この
モケットを実施例1と同様に運輸省船舶技研法で難燃性
の評価を行ったところ第1表に示すごとく、極めて良好
なつ゛・1[燃性を有していることが認められた。
の裏面から基布面に、実施例1のバッキング剤処方にお
いてフレームガード6118NS 20重量部に替えて
に一19A(明成化学工R@1)製、 !lン含有!
19剤)10重量部を用いた処方のバッキング剤を実施
例1と全く同様の方法で塗布し、熱処理を行った。この
モケットを実施例1と同様に運輸省船舶技研法で難燃性
の評価を行ったところ第1表に示すごとく、極めて良好
なつ゛・1[燃性を有していることが認められた。
実施例3
バイμがポリエステルm維からなり、パイ〜の高さが3
日であり、基布が難燃性ポリエステル繊維からなり、パ
イル部と基布部の重量比で2:1 ゛である自動車
用ポリニスデルモケットを試作した。
日であり、基布が難燃性ポリエステル繊維からなり、パ
イル部と基布部の重量比で2:1 ゛である自動車
用ポリニスデルモケットを試作した。
この基布面に実施例1で用いた処方1のバッキング剤を
150g/F7/の割合で均一に塗布し9次いで150
℃で3分間熱処理した。得られたモケットのケ1燃性を
J工S D 1201法の燃焼試験方法で評価した結果
9本発明のモケットは燃焼中の発煙は少なく、全ての試
験片がA標線に達するまでに消火する非當に優れた難へ
性を示した。
150g/F7/の割合で均一に塗布し9次いで150
℃で3分間熱処理した。得られたモケットのケ1燃性を
J工S D 1201法の燃焼試験方法で評価した結果
9本発明のモケットは燃焼中の発煙は少なく、全ての試
験片がA標線に達するまでに消火する非當に優れた難へ
性を示した。
比較例1
パイル部がナイロン6・6繊維70重景%、羊毛i蜆維
50重量%からなり、基布部が木綿からなり、パイル部
と基布部の重量比が1:1であり。
50重量%からなり、基布部が木綿からなり、パイル部
と基布部の重量比が1:1であり。
パイル長が41の車両用モケットのlj(布面に市販の
C)1(態化SBRフテツクヌを450 g、廟′の割
合で均一に塗布し9次いで150℃で5分間熱処理した
。得られたモケットの@燃性な実施例1と同様に運申、
負省船舶技研法で評価した結果、第1表に示すごとくこ
のモケットは難燃性が不良であった。
C)1(態化SBRフテツクヌを450 g、廟′の割
合で均一に塗布し9次いで150℃で5分間熱処理した
。得られたモケットの@燃性な実施例1と同様に運申、
負省船舶技研法で評価した結果、第1表に示すごとくこ
のモケットは難燃性が不良であった。
比較例2
比較例1で用いたものと同一規格のモケットの基布面に
下記処方2のポリ塩化ビニルプラスチゾルを300 Q
/ゴの割合で均一に塗布し9次いで180℃で3分間熱
処理した。このものの難燃性を実施例1と同様に運輸省
船舶技研法で評価したところ第1表に示すように全く難
燃性が認められなかった。
下記処方2のポリ塩化ビニルプラスチゾルを300 Q
/ゴの割合で均一に塗布し9次いで180℃で3分間熱
処理した。このものの難燃性を実施例1と同様に運輸省
船舶技研法で評価したところ第1表に示すように全く難
燃性が認められなかった。
処方2
Claims (1)
- (1)熱溶融型IR維tこよって溝底されたパイル部と
難燃性ポリエステルamによって構成された基布部とか
らなるパイル織編物が、その基布部に、リン元り4及び
ハロゲン元素のいずれか一方又は双方を含む熱溶融促進
型難燃化剤の含有された熱可塑性ポリウレタン樹脂によ
りバックコーティングされてなる@燃性パイル織編物。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP57162791A JPS5953781A (ja) | 1982-09-17 | 1982-09-17 | 難撚性パイル織編物 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP57162791A JPS5953781A (ja) | 1982-09-17 | 1982-09-17 | 難撚性パイル織編物 |
Publications (2)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPS5953781A true JPS5953781A (ja) | 1984-03-28 |
JPH0214468B2 JPH0214468B2 (ja) | 1990-04-09 |
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1982
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Patent Citations (1)
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JPH0214468B2 (ja) | 1990-04-09 |
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