JPS5950947A - パタ−ンプレ−ト - Google Patents

Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 本発明は主としてガス硬化式鋳型の造型に用いられるパ
ターンプレートに関する。一般にガス硬化式鋳型を造型
する場合には、−１−型と下μｍ２とを別個に造型した
」−１両者を型合せしている。ところで上記の造型作業
を１台の造型機で行う場合には、まず造型機に上型用パ
ターンプレートを取り付けて上型を造型し、次に該」二
型用パターンプレートを取り外し下型用パターンプレー
トを取り伺けて下型を造型している。

従来口の方法については、（１）パターンプレートの取
り替えに手間がかかる、（２）ｌ型と下型会の双方がそ
ろうまで注湯作業にかかれず能率が悪い、（３）先に造
型した一方の鋳型は他方の鋳型が造型されるまでプール
しておかなければならす、その分余分なスペースが必要
になる、などの問題があった。

このような問題を解決するためには２台の造型機で」二
型と下型とを並行して造型すればよいが、コスト高にな
るという難点がある。本発明は」Ｌ記のような事情に鑑
みてなされたもので、１台の造型機で上型と下型とを同
時に造型できろパターンプレートを提供するものである
。

以下本発明を実施例に基づいて詳細に説明すると、第１
図及び第２図は本発明に係るパターンプレート（１）を
示し、定盤（２）の上面中央部には、高さが該定盤（２
）上に載置される鋳枠（３）のそれよりも若干低く（ｌ
ｊ枠高さの７０％〜９５％）されていると共にその」二
端部を鋭角に成した仕切板（４）が立設されており、該
仕切板（４）により前記定盤（２）上に２平面が画成さ
れるように成しである。前記２平面のうち左側平面には
」二型用パターン（５）ならびに湯Ｉ」、湯道及び収用
パターン（６）が固着あるいは形成されていると共に、
該平面の四隅にはダボ形成用四部（７）が穿設されてい
る。

前記２平面のうち右側平面には下型用パターン（８）が
、＋＞ｉＪ記左左側平面上型用パターン（５）と前記仕
切板（４）をはさんで対称位１１′ｔに固着されている
と共に、該平面の四隅にはダボ穴形成用凸部（９）が、
前記左側平面のダボ形成用凹部（７）と前記仕切板（４
）　ｆはさんで対称位置に形成されている。

以上のように構成されたパターンプレート（１）の」二
面に鋳枠（３）を載置し、該パターンプレート（１）と
鋳枠（３）とで画成された空間へガス硬化性鋳物砂を充
填した上、図示されないガツシング装置により該鋳物砂
中へ硬化ガスを通気させる。そノ後パターンプレート（
］）及び鋳枠（３）を取す除（と、第３図に示すように
、中央部のクラックをはさんで左側が上型部、右側が下
型部になっていると共に、該」−型部の下面の四隅にダ
ボ（１１）が、該下型部の下面の四隅にダボ穴（１２）
がそれぞれ形成された鋳型（１３）が得られる。前記ク
ラックは前記鋳型（１３）内に深く形成されているため
、該クラックを中心にして該鋳型（１３）を矢印（Ａ）
　（Ａ）の方向へ折り曲げると、容易に２個の鋳型、す
なイつち上型（１４）と下型（１５）に分割できる。分
割後前記下型（］５）を反転させ、該下型（１５）のダ
ボ穴（１２）と前記上型（１４）のダボ（１１）とを嵌
合させて型合せしく第４図参照）、注湯に供する。

以上の説明から明らかなように、本発明は１個の定盤」
二に下型部パターンと下型部パターンとを固着・形成し
、以て」二型部と下型部とを含む１個の鋳型を造型した
後、該上型部と下型部とを分割して型合せするものであ
る。

従って本発明によれば、１台の造型機で」二下鋳型を造
型する場合でもパターンチェンジをする必要がなく、ま
た造型後直ちに型合ぜをして注湯に供することができる
ため、注湯作業の能率が向上する。更に、一方の鋳型を
プールしておく必要がないため、十分な作業スペースの
ない工場にとって好都合である。

なお実施例では下型部パターン（５）側に湯１−１、湯
道及び服用パターン（６）を設けたが、下型用パターン
（８）側に設けてもよいことは勿論である。

また実施例ではＣＯ２法、５０２法、コールドボックス
法などで用いられるガス硬化性鋳物砂について述べたが
、本発明はこれに限られるものではなく、自硬性鋳型の
造型に用いられる速硬性の鋳物砂にも適用できる。

以上のような優れた特徴を有する本発明が当業界の発展
に寄１ｇする所は極めて大である。

【図面の簡単な説明】

第１図は本発明に係るパターンプレートの平面図、第２
図は同左側面図である。第３図は本発明パターンプレー
トにより造型された鋳型の縦断側面図、第４図は同左鋳
型を分割して型合せした状態を示す縦断側面図である。 （２）：定盤　　　　　　（４）：仕切板（５）：上型
用パターン　（７）：ダボ形成用凹部１１図 半２因 卒４図 ２５７−

Claims (1)

【特許請求の範囲】
1. 定盤（２）の」二面中央部に、高さが該定盤（２）上に
   載ｆｉｆｆされる鋳枠（３）の高さより若干低い仕切板
   （４）を立設し、該仕切板（４）により前記定盤（２）
   −１；、に２平面を画成し、該２平而の一方に上型用パ
   ターン（５）ならびに潟「１、湯道及び収用パターン（
   ６）を、他方に下型用パターン（８）をそれぞれ固着・
   形成すると共に、該２平面の一方の四隅にダボ形成用四
   部（７）を、他方の四隅にダボ穴形成用凸部（９）をそ
   れぞれ設けたことを特徴とするパターンプレート。