JPS5950555B2 - 船内外機における水深調節装置 - Google Patents
船内外機における水深調節装置Info
- Publication number
- JPS5950555B2 JPS5950555B2 JP53155315A JP15531578A JPS5950555B2 JP S5950555 B2 JPS5950555 B2 JP S5950555B2 JP 53155315 A JP53155315 A JP 53155315A JP 15531578 A JP15531578 A JP 15531578A JP S5950555 B2 JPS5950555 B2 JP S5950555B2
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- outboard motor
- transmission shaft
- water depth
- adjustment device
- inboard
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Expired
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- Other Liquid Machine Or Engine Such As Wave Power Use (AREA)
- Hydraulic Turbines (AREA)
Description
【発明の詳細な説明】
本発明は原動機からの伝動軸が船尾板を貫通して船外機
を駆動するようにした船内外機において、推進器の水深
を上下自在に調節できるようにした装置に関する。
を駆動するようにした船内外機において、推進器の水深
を上下自在に調節できるようにした装置に関する。
従来この種船内外機における推進器の引上げ手段として
は、跳ね上げ方式が最も一般的に行われているが、この
方式は引上げ量の増加と共に跳ね上げ角度が増大して推
進器の推力方向が水面に対して平行でなくなり、推力ロ
スが大きい欠陥がある。
は、跳ね上げ方式が最も一般的に行われているが、この
方式は引上げ量の増加と共に跳ね上げ角度が増大して推
進器の推力方向が水面に対して平行でなくなり、推力ロ
スが大きい欠陥がある。
次に特公昭３９〜１３９６６号公報に見られるように旋
回方式も知られているが、旋回と共に推進器の位置が船
体中心より大きく左右に偏寄し舵効きが悪化する欠陥が
ある。
回方式も知られているが、旋回と共に推進器の位置が船
体中心より大きく左右に偏寄し舵効きが悪化する欠陥が
ある。
また実公昭４５〜３３７７４号公報、特公昭４６〜５１
７５号公報の如く平行リンクで上下動することも知られ
ているが、動力伝達機構が何段にもなって複雑かつ動力
損失が大きい欠陥がある。
７５号公報の如く平行リンクで上下動することも知られ
ているが、動力伝達機構が何段にもなって複雑かつ動力
損失が大きい欠陥がある。
更に特公昭３８〜２４５０８号公報に見られるように船
外機を船体にスライド自在にして上下動することも知ら
れているが、跳ね上げ機構を併用することができず、推
進器を完全に船底又は吃水線上に引上げることが困難で
あり、走行中推進器が他物に当って損傷する恐れがある
。
外機を船体にスライド自在にして上下動することも知ら
れているが、跳ね上げ機構を併用することができず、推
進器を完全に船底又は吃水線上に引上げることが困難で
あり、走行中推進器が他物に当って損傷する恐れがある
。
本発明はこれらの欠陥を改善するようにしたもので、船
尾中央部に回動輪を回動可能に嵌着し、該回動輪の偏心
部に船外機部の伝動軸部を船外機部が垂直を保持するよ
うに支承すると共に伝動軸を船内の動力源と連結したこ
とを要旨とするものである。
尾中央部に回動輪を回動可能に嵌着し、該回動輪の偏心
部に船外機部の伝動軸部を船外機部が垂直を保持するよ
うに支承すると共に伝動軸を船内の動力源と連結したこ
とを要旨とするものである。
本発明の実施例を図面について説明すると、船体１の船
尾板２の中央部に設けられた案内外輪３には回動輪４が
回動自在に嵌着されると共に該回動輪４の偏心部には船
外機部５の伝動軸６の支持枠７が回動自在に支承され、
該支持枠７の前部に固着された支持アーム８の両端は案
内外輪３に軸着された平行リンク９，９と夫々軸着され
、船外機部５を常に垂直状態に保持するように構成され
ている。
尾板２の中央部に設けられた案内外輪３には回動輪４が
回動自在に嵌着されると共に該回動輪４の偏心部には船
外機部５の伝動軸６の支持枠７が回動自在に支承され、
該支持枠７の前部に固着された支持アーム８の両端は案
内外輪３に軸着された平行リンク９，９と夫々軸着され
、船外機部５を常に垂直状態に保持するように構成され
ている。
また回動輪４の前端外周縁には歯車状に歯部１０が形成
され該歯部１０は案内外輪３は軸支されたピニオン１１
と噛合し、ピニオン軸１２を手動又は適宜動力によυ回
動することにより船外機部５を垂直に保持しながら第２
図矢印の如く円弧状軌跡もって上下動できるように形成
されている。
され該歯部１０は案内外輪３は軸支されたピニオン１１
と噛合し、ピニオン軸１２を手動又は適宜動力によυ回
動することにより船外機部５を垂直に保持しながら第２
図矢印の如く円弧状軌跡もって上下動できるように形成
されている。
しかして前記伝動軸６の前端は自在接手１３゜１３及び
スプライン結合で調節自在の連結シャフト１４を介して
エンジン１５に連結されており、図中１６は推進器、１
７は船外機部５を横廻し引揚げたり、跳ね上げたりして
も支障のないように関節部を有する操舵用ロッドである
。
スプライン結合で調節自在の連結シャフト１４を介して
エンジン１５に連結されており、図中１６は推進器、１
７は船外機部５を横廻し引揚げたり、跳ね上げたりして
も支障のないように関節部を有する操舵用ロッドである
。
また第５図に示す実施例はエンジン１５の駆動軸１８を
回動輪４の軸心と一致せしめ、伝動軸６と駆動軸１８と
を回動輪４の前部に固着した歯車箱１９内において歯車
２０．２１を介して連結したものであり、この場合歯車
２０．２１に代えてチェノとスプリットを使用すること
もできる。
回動輪４の軸心と一致せしめ、伝動軸６と駆動軸１８と
を回動輪４の前部に固着した歯車箱１９内において歯車
２０．２１を介して連結したものであり、この場合歯車
２０．２１に代えてチェノとスプリットを使用すること
もできる。
また前記ピニオン１１に代えてウオームギヤを使用する
場合回動輪４の廻り止めを省略することができる。
場合回動輪４の廻り止めを省略することができる。
本発明実施例は上記のように構成されているからピニオ
ン１１を回動して回動内輪４を回動することにより、そ
の偏心距離の２倍の範囲で推進器１６は第２図の正常走
行の最深位置から第１図の最浅位置まで任意の水深に上
下調節することができ、水深の浅い所や海苔網上も走行
することができる。
ン１１を回動して回動内輪４を回動することにより、そ
の偏心距離の２倍の範囲で推進器１６は第２図の正常走
行の最深位置から第１図の最浅位置まで任意の水深に上
下調節することができ、水深の浅い所や海苔網上も走行
することができる。
本発明は船尾中央部に回動可能に嵌着した回動輪の偏心
位置に船外機部を垂直に保持したま・支承し、回動輪の
回動により推進器の水深を偏心距離の範囲内において深
浅に調節できるようにしたので、操舵効率を低下させる
ことなく浅瀬や海苔網上等を自在に走行できると共に推
進器は常に船尾から左右に離れることなく垂直状態で上
下調節できるため流木その他の浮遊物が纏絡したり接触
して破損したりすることを防止でき、また海苔網その他
の養殖装置間の狭い航路や片側が水深の浅い航路におい
ても推進器を船尾左右の航行に支障のない一側に移動す
ることにより推進効率の低下を可及的に防止しながら円
滑に航行でき、しかも推進器を弊習時など他船、他物に
接触し易い箇所において水上に引揚げる場合も簡易に横
廻し引揚げができ、更に推進器の最深位置と最浅位置と
の中途における船体中心線よりの偏寄距離は最大でも船
中に比し遥かに小さい偏心距離に過ぎないので操船上の
支障もなく、特に小型船に好適である優れた特徴を有す
るものである。
位置に船外機部を垂直に保持したま・支承し、回動輪の
回動により推進器の水深を偏心距離の範囲内において深
浅に調節できるようにしたので、操舵効率を低下させる
ことなく浅瀬や海苔網上等を自在に走行できると共に推
進器は常に船尾から左右に離れることなく垂直状態で上
下調節できるため流木その他の浮遊物が纏絡したり接触
して破損したりすることを防止でき、また海苔網その他
の養殖装置間の狭い航路や片側が水深の浅い航路におい
ても推進器を船尾左右の航行に支障のない一側に移動す
ることにより推進効率の低下を可及的に防止しながら円
滑に航行でき、しかも推進器を弊習時など他船、他物に
接触し易い箇所において水上に引揚げる場合も簡易に横
廻し引揚げができ、更に推進器の最深位置と最浅位置と
の中途における船体中心線よりの偏寄距離は最大でも船
中に比し遥かに小さい偏心距離に過ぎないので操船上の
支障もなく、特に小型船に好適である優れた特徴を有す
るものである。
第１図は本発明の船尾より見た正面図、第２図は同船首
より見た背面図、第３図は本発明の一部切欠側面図、第
４図は同分解斜面図、第５図は本発明の別実施例の一部
切欠側面図である。 ４・・・回動輪、５・・・船外機部、６・・・伝動軸、
７・・・支持枠、８・・・支持アーム、９，９・・・平
行リンク、１０・・・歯部、１１・・・ピニオン、１５
・・・エンジン。
より見た背面図、第３図は本発明の一部切欠側面図、第
４図は同分解斜面図、第５図は本発明の別実施例の一部
切欠側面図である。 ４・・・回動輪、５・・・船外機部、６・・・伝動軸、
７・・・支持枠、８・・・支持アーム、９，９・・・平
行リンク、１０・・・歯部、１１・・・ピニオン、１５
・・・エンジン。
Claims (1)
- １ 船尾中央に回動輪を回動可能に嵌着し、該回動輪の
偏心部に船外機部の伝動軸部を支承すると共に該伝動軸
部に固着した支持アームの両端を回動輪の案内部に対向
して軸着した平行リングの先端に夫々軸着して船外機部
を垂直に保持し、更に伝動軸を船内の動力源と連結した
船内外機における水深調節装置。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP53155315A JPS5950555B2 (ja) | 1978-12-15 | 1978-12-15 | 船内外機における水深調節装置 |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP53155315A JPS5950555B2 (ja) | 1978-12-15 | 1978-12-15 | 船内外機における水深調節装置 |
Publications (2)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPS5583694A JPS5583694A (en) | 1980-06-24 |
| JPS5950555B2 true JPS5950555B2 (ja) | 1984-12-08 |
Family
ID=15603195
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP53155315A Expired JPS5950555B2 (ja) | 1978-12-15 | 1978-12-15 | 船内外機における水深調節装置 |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JPS5950555B2 (ja) |
Cited By (1)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JPS6138860U (ja) * | 1984-08-10 | 1986-03-11 | 富士電機株式会社 | 回転機の弾性支持装置 |
Families Citing this family (1)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| US4964823A (en) * | 1989-01-27 | 1990-10-23 | Brunswick Corporation | Stern drive lift and trim system |
Citations (1)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| GB1182917A (en) * | 1968-02-15 | 1970-03-04 | Hollming Oy | Improvements in Propeller Devices for Water-Going Vessels. |
-
1978
- 1978-12-15 JP JP53155315A patent/JPS5950555B2/ja not_active Expired
Patent Citations (1)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| GB1182917A (en) * | 1968-02-15 | 1970-03-04 | Hollming Oy | Improvements in Propeller Devices for Water-Going Vessels. |
Cited By (1)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JPS6138860U (ja) * | 1984-08-10 | 1986-03-11 | 富士電機株式会社 | 回転機の弾性支持装置 |
Also Published As
| Publication number | Publication date |
|---|---|
| JPS5583694A (en) | 1980-06-24 |
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