JPS59500457A - 衿状部分を持つ運動靴 - Google Patents

Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるため要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 衿状部分を持つ運動靴 技術的分野 本発明は運動靴に係り、特に、該運動靴の外側及び内側の両方で足首の骨を包み 、かがと部の上部の腰部分（ｑｕａｒｔｅｒ　５ｅｃｔｉｏｎ　）の後部にあっ て足首の骨を支持し、かつ保護するための衿状部分を含む腰部分を持つ運動靴に 関するものである。

背景となる技術 従来技術においては、足を支持することを目的として運動靴内部か、又は運動靴 に支えられた構造を持つ運動靴が多く開示されている。そのような構造は、足の 外側及び内側の両方から足首の骨を支持し保護するものが典型的なものである。

従来の運動靴の代表的なものとして、ディー・ジエイ・モートン（Ｄ、　Ｊ、　 Ｍｏｒｔｏｎ　）の特許第１，６１０，７００号、ジー・エフ・ブツシュウェイ 　（Ｇ、　Ｆ、　Ｂｕｓｈｗａｙ　）等の第２．９４２，３５９号、ニー・ダブ リュー　ａ　ハ：／　ソン（Ａ、　Ｗ、　Ｈａｎｓｏｎ）の第３．２３７，３１ ９号、アール・ストール（Ｒ，５ｔｏｈｒ）　（７）第３．５３５．８００号、 エル・アイ・ノルジエル（Ｌ、Ｉ。

Ｎｏｒｇｉｅｌ　）の第３，５３７，７１６号、ティー・ピー・ホワイト・ンニ ア（Ｔ、　Ｐ、　Ｗｈｉｔｅ、　Ｓｒ、　）の第３，６５９，３６１号、及び、 １情ｏａ　５９−５００４５７　（２）ビー・シェイ・ハトソクス（Ｂ、　Ｊ、 　Ｈａｄｄｏｘ　）の第４．２２２．１８３号がある。

従来技術、特に、以下に記述されるタイプの運動靴の従来技術の開示を見ると、 モートン特許では、足の後部又はかかとから足の両側で足首の骨部分に伸びて、 運動靴の脚を包む部分がより足になじむよう足の動きにつれて広かるようにした 当て切れが開示されている。ブツシュウェイ等は、足の輪郭に運動靴の各部分を 合わせるために、着用者のかかと及び足首のあたりで係合し、足をしっかりと支 持し、同時に、かかと及び足首部分の痛み又はずれを与えない支持部品を運動靴 内部に使用することを開示している。

他の従来技術特許では、スキー靴、アイススケート靴、及びレスリング用の靴の ような他の形式の運動靴を開示している。これら特許のうち、ハンソン及びノル ジエルが、スキー靴内における支持について記述している。ハンソン特許では、 足の足首及びかかとと並列するように支持され、ノルジエル特許では、足の足首 に並列するように支持されている。

ストール特許も、同様にスキー靴を開示しているか、それは、足のかかと部分の ひだを寄せたアコーディオン形式の挿入物、及び、足の甲の閉止のためのたれ部 分の似たような挿入物について記述している。

ホワイト・ンニアの特許では、足の内側、外側の両方で足首の骨あたりてブーツ に二個所の切断部分を持ち、足首の骨を保護するために各開口部に円形の杯状の 部品が固定されているアイススケート靴が記述されている。最後に、ハトソクス 特許では、足の内側及び外側の両方で足首部分と、靴の後部とに補強支持部品を 持つレスリング靴のような運動靴が開示されている。なお、これらの運動靴は、 通気性のある材料で作られている。

本発明の概要 本発明は、モートン及びブツシュウェイ等双方の開示したタイプの従来技術によ る運動靴を改良した運動靴を対象としている。特に、この運動靴は靴底部分、及 び、少なくとも甲部分と足の足首部分の上に伸びる腰部分とを含む表甲とからな る。前述の部分及びかかと部とつま先部分を含む表甲の他の部分とは、靴底部分 に接続している。各足首骨部分内で、アキレス鍵の上をかかとに沿って伸びる区 域は、腰部分から切り離されている。足首を包み、支持し、そして保護するため と、切り抜かれた区域内に太きな圧力点ができないように、表甲のまわりの部分 よりも柔軟性のある緩衝材の衿状部分によって切り抜かれた区域が閉じられてい る。

この改良された運動靴の他の面と特徴については、図面と説明から明瞭になるで あろう。

図面の簡単な説明 第１図は、衿状部分の区域に切断部を持つ運動靴及び衿状部分の後部からの斜視 図である。

第２図は、運動靴背後部の立面図である。

第３図は、第２図の３−３線に沿って見た部分の図である。

第４図は、衿状部分の裏側の斜視図である。

第５図は、衿状部分の表側の立面図である。

第６図は、多少変化させた形の運動靴及び衿状部分を図示する、本質的には第１ 図に似ている斜視図である。

第７図は、第６図の運動靴の後部の立面図である。

第８図は、第７図の８−８線に沿って見られる部分の図である。

本発明を実施する上での最良の方式 第１図から第５図までについては、本発明の運動靴１０は、靴底部分及び、いわ ゆる「ハイトップ」型の表甲とからなる。靴底部分は従来通りのもので、連索、 内底、中底゛（この三者は図示されていない。）及び外底１２を持つ。一方、表 甲は、−組の腰部分（ｑｕａｒｔｅｒ　５ｅｃｔｉｏｎ）　’１４．１６、腰部 分の後部を靴底部分に向けて取り囲むかかと部１８、腰部分の前部及び靴底部分 に向かう下側部分を取り囲む一組の表甲２０．２２、５ 及び、つま先部分２４と舌部２６を含む、改良された構造になっている。

この靴の表甲（第３図）は、網状の薄膜２８、気泡材の薄膜３０、粗布又はそれ に似た素材の布地薄膜３２からなる。図面、特に第３図に見られるように、網目 状の薄膜は、運動靴の外側からも見えており、一方、気泡素材の薄膜は運動靴の 内側に向って網目状の薄膜と布地の薄膜との間に閉じ込められている。

裏皮又は人工裏皮の仕上げをした皮革又は皮革に似た素材で、表甲の各部分を覆 う表面を作る。表面の覆いは、足の甲部分２０．２２を各々覆う部分３４．３６ 、つま先部分２４のまわりの部分３８、及びかかと部１８の上の部分４０を含む 。表面の覆いには、足の内側と外側とにある部分３８を接続させる足の生前部の 部分４２がある。

甲部分２０．２２　（及び部分３４．３６）は、層部分１４゜１６、かかと部（ 及び部分４０）及びつま先部分２４に縫い付けられている。一方、層部分は、か かと部１８（及び部分４０）に縫い付けられている。縫製は、従来からの縫製方 法のいずれを用いてもよい。

甲部分２０．２２及びその上の部分３４．３６の各々には、足の甲に運動靴をし っかりと靴ひもで固定するための充分な数のひも通し穴４４が向い合う端に開け られティる。舌部２６は、ヒニルンート層の下は、内側全符表昭５９−５００４ ５７（３） 体が緩衝用の素材（図示されず）で作られており、運動靴が足に固定された時に 甲部分の衝撃を柔らげるために、靴ひも（図示されず）の下に置かれる。

細片４６が、このタイプの靴に通常あるように、靴底及び表甲を取り囲む。

切抜き部４８（第１〜３図参照）が、層部分１４．１６に設けられる。この切抜 き部は足の内側及び外側の足首の骨の上部及び周囲から、アキレス牌上部の足の 後部周辺に伸びる。挿入部５０がこの切抜き部を閉じ、後述するように、足首の 骨と、アキレス鍵区域のかかとを包み込んで支持し保護する。

挿入部５０は、第４図及び第５図において良く示されるが、気泡素材の層５２及 びシート素材の層５４とから成る。層５２は、ポリウレタンフォウムのように高 密度の気泡素材であることが望ましく、層５４は、外表面の覆いとなるようなビ ニルであっても良い。似たような気泡素材の第二層５６は、挿入部５０の一部分 を成すものと考えられ、層５２に隣接して運動靴の内面との境界に向って配置さ れている。第１図から第５図までに示された運動靴においては、層５６は、層部 分１４．１６全域にわたって伸び、層５２と共に広がり、足を受け入れる開口部 に向っている。ビニルシート素材の第二層５８は、運動靴内で層５６の裏打ちの 役目をしている。気泡素材の層５６は、工芸で通常用いられているような接着剤 でビニルノート素材の層５８に接着される。

ヒニルン−１・素材の層５８は、外側に向って、即ち、運動靴の外部に向けて巻 かれ、靴の表甲の上方部分の端及び部分３４．３６を覆うように、例えば、２． ３個のひも通し穴４４を含むような長さに甲部分に沿って縁取り６０を作る。又 、この縁取りは、足を入れる開口部で靴の表甲の層部分１４．１６に沿って伸び る。

縁取り６２は、挿入部５０を切抜き部内の定位置て表甲に固定するために切抜き 部４８の周囲を取り囲む。縁取り６２は層５８と同し素材で作っても良い。この 二つの縁取りはその構成部分を縫い合わせて固定してもよい。その縫い目は６４ に示されている。

第６図から第１０図までの本発明の形式は、前述の発明の形式と本質的には同し ものである。しかし、この形式では、運動靴１０ａは、靴の表甲の多様な部分を 覆う面を作る裏皮もしくは人工の裏皮仕上げをした皮革もしくは皮革類似素材の 表甲を持っている。

この関係で、層部分１４ａ＋　１６　ａ　＋　かかと部１８ａ、甲部分２０ａ、 　２２ａ、及びつま先部分２４ａは、第１図から第５図までに、３４．３６・・ ・・４２と示された部分を持つ運動靴の形式と同様な外被を持つ。露出している つま先部分２４ａの皮革面は、運動靴１０ａ内の通気を行なうため穴が開けられ ている。第１図から第５図までに示された形式の運動靴１０では、靴の表甲の被 覆されていない部分を通る空気の流れによって通気か行なわれる。

切抜き部４８ａ（第６〜８図参照）が層部分１４ａ、　１６ａに作られ、足の外 側及び内側の足首の骨の」二及び周囲、そしてアキレス鍵上部の足の後側の区域 に伸びている。挿入部５０ａがその切抜き部を閉じる。

この発明の形式では、挿入部５０ａは、気泡素材の層５２ａ及び外被を作るシー ト素材の層５４ａとから成る。層５２　ａ　、　５４　ａは、層５２Ｈの厚さが 層５２の厚さの約二倍あり、約４分の１から８分の３インチ（６〜１０ｍｍ　） の範囲にあるという点を除くと、前述の発明の形式における層に似ている。

ビニルソート素材の第二層５８ａは、運動靴内で気泡層５２ａを覆う。気泡層は 、同じようにしてシート素材の層に接着され、ノート素材の層は運動靴の外側に 向って巻かれ、甲部分に沿って、例えば、２．３個のひも通し穴４４ａを含む長 さに、靴の表甲の上部端及び部分３４．３６を覆うように縁取り６０ａを作る。

挿入部５０ａは、切抜き部４８ａ内の６４ａで縫い付けられ、背控え６６が、層 部分１４ａ、　１６ａを運動靴１０ａのかかとに固定させるために付けられる。

他の点においては運動靴１０と１０ａとは似た構造である。

発明の画形式において、靴の表甲は足を支え、切抜き部４８（４８ａ）の上にあ る腰部分１４．１６　（１４ａ。

１６ａ）の部分を、運動靴１０（１０ａ）が足にしっかり固定するように脚の周 囲に引き寄せることがてきる。

Ｃれと関連して、薄板２８〜３２及び気泡層５６、もし″くは腰部分１４．ａ、 　１６ａの皮革及び気泡層５２Ｈのどちらかを持つ靴の表甲の構造によって、し っかり支持されるものである。衿状の部分も、多少似た構造によって支持し、そ の構造及び素材により、足の各部分、殊に足首の骨を保護する。加えて、衿状部 分は柔軟性を高める手段として、アキレス脚部分の上方で容易に曲がるか、又は 、ひだが寄ることにより、強い圧力のかかる個所及びその結果起きるずれを与え ないようにするか、もしくは、大幅に減少させるのである。

１ 請求の範囲 １　靴底構成部分及び該靴底構成部分に接続された表甲とを含んで成る運動靴形 式の履物において、前記表甲は一組の甲部分及び足首部分上方の足の上に広がる 腰部分とを持ち、かつ前記腰部分の素材を完全に貫ぬき、足のかかとの周囲、ア キレス腓の上方で、足の両方の足首の骨を取り囲むように伸びる切抜き部分と、 該切抜き部分を閉じる手段で、足首の骨を包み込み、支持し、保護すると同時に 、該切抜き部分内に大きな圧力の加わる点を実質的に除去するため前記表甲の他 の部分の素材よりも大きな柔軟性を持たせる手段として弾力性のある素材で作ら れた栓状部分とを有することを特徴とする履物。

２　前記栓状部分は、高密度気泡素材の薄膜及び外被薄膜を含む成層構造となっ ている請求の範囲第１項記載の履物。

３、前記気泡素材の薄膜は、はぼ４分の１インチの厚さの高密度ポリウレタンで あり、前記外被薄膜はビニルシートである請求の範囲第２項記載の履物。

４、　内側の膜を成す裏打ち材料の層を持ち、該裏打ち材料は、少なくとも前記 腰部分の内側表面に固定されている請求の範囲第２項記載の履物。

５　前記気泡素材の薄膜が前記腰部分向で広がって′４鎗昭５９−５００４５７ （５） いる請求の範囲第３項記載の履物。

６　前記甲部分の向い合う両端に並び、靴ひもを通して、使用時に該運動靴を固 定する複数個のひも通し穴を持ち、前記気泡素材の薄膜が足首上方の脚下部の緩 衝及び支持を行なう請求の範囲第５項記載の履物。

７　前記腰部分が外被としての網目状の素材を含む請求の範囲第１項記載の履物 。

８、前記切抜き部分の前記網目状の素材の周囲にあって、該網目状の素材及び前 記栓状部分とを前記切抜き部分に固定する縁取りを持つ請求の範囲第７項記載の 履物。

９、前記腰部分は皮革から成り、前記栓状部分は前記切抜き部分で該腰部分に固 定されている請求の範囲第１項記載の履物。

の劃」［囮・ ４　内側の膜を成す裏打ち材料の層を持ち、該裏打ち材料は、少なくとも前記腰 部分の内側表面に固定されている請求の範囲第２項記載の運動靴。

５　前記気泡素材の薄膜が前記肩部分内で広かっている請求の範囲第３項の運動 靴。

６　前記甲部分の向い合う両端に並び、靴ひもを通して、使用時に該運動靴を固 定する複数個のびも通し穴を持ち、前記気泡素材の薄膜が足首上方の脚下部の緩 衝及び支持を行なう請求の範囲第５項記載の１見１゜ ７　前記層部分外被としての網目状の素材を含む請求の範囲第１項記載の運動靴 。

８　前記切抜き部分の前記鋼目状の素材の周囲にあって、該網目状の素材及び前 記栓状部分とを前記切抜き部分に固定する黴取りを持つ請求の範囲第７項記載の 運動靴。

９　前記腰部分は皮革から成り、前記栓状部分は前記切抜き部分で該腰部分に固 定されている請求の範囲第１項記載の運動靴。

国際調査報告

Claims (1)

1. 【特許請求の範囲】 １、靴底構成部分及び該靴底構成部分に接続された表甲とを含んで成る運動靴形 式の履物において、前記表甲は一組の甲部分及び足首部分上方に広がる腰部分と を持ち、かつ前記腰部分において足のかかとの周囲、アキレス鍵の上方で、足の 両方の足首の骨を取り囲むように伸びる切抜き部分と、該切抜き部分を閉じる手 段で、足首の骨を包み込み、支持し、保護すると同時に、該切抜き部分内に大き な圧力の加わる点を実質的に除去するため前記表甲の他の部分よりも大きな柔軟 性を持たせる手段として弾力性のある素材で作られた衿状部分とを有することを 特徴とする履物。 ２、前記衿状部分は、高密度気泡素材の薄膜及び外被薄膜を含む成層構造となっ ている請求の範囲第１項記載の履物。 ３　前記気泡素材の薄膜は、はぼ４分の１インチの厚さの高密度ポリウレタンで あり、前記外被薄膜はヒニルシートである請求の範囲第２項記載の履物。 ４、　内側の膜を成す裏打ち材料の層を持ち、該裏打ち材料は、少なくとも前記 腰部分の内側表面に固定されている請求の範囲第２項記載の履物。 ５、前記気泡素材の薄膜が前記腰部分向で広がっている請求の範囲第３項記載の 履物。 ６　前記甲部分の向い合う両端に並び、靴ひもを通して、使用時に該運動靴を固 定する複数個のひも通し穴を持ち、前記気泡素材の薄膜が足首上方の脚下部の緩 衝及び支持を行なう請求の範囲第５項記載の履物。 ７　前記腰部分が外被としての網目状の素材を含む請求の範囲第１項記載の履物 。 ８　前記切抜き部分の前記網目状の素材の周囲にあって、該網目状の素材及び前 記衿状部分とを前記切抜き部分に固定する縁取りを持つ請求の範囲第７項記載の 履物。 ９、前記腰部分は皮革から成り、前記衿状部分は前記切抜き部分で該腰部分に固 定されている請求の範囲第１項記載の履物。 １