JPS5949011B2 - 手術器具用テ−ブルを被う方法および装置 - Google Patents

Description

【発明の詳細な説明】 手術室においては普通手術中手術器具のような無菌物品
をのせるのに手術器具用テーブルが用いられる。

このような手術器具用テーブルはしばしば、テーブルの
脚間に患者を位置させて患者の上に手術器具用テーブル
を位置決めできるようにするため高さを調整できる多数
の広く離間した脚によって支持した金属表面板を備えて
いる。

手術器具用テーブルは無菌でないので、手術器具用テー
ブルの上に無菌物品を置く前に手術器具用テーブルを無
菌掛は布でおおう必要がある。

しかしながら、この種の手術器具用テーブルは比較的大
きく、特に無菌掛は布を無菌性を維持するようにしてお
おうことは困難である。

この目的のため従来用いられてきた掛は布は配置するの
に困難で、不便であり手間がかかるものであった。

さらに、前もって殺菌消毒しても、掛は布は、手術器具
用テーブルを患者の上方に位置決めする際に汚染される
ことになり、また手術中、器具およびテーブルの金属表
面板の比較的鋭っな角部が掛は布をすりへらし、その結
果掛は布に穴をあけ、その結果無菌状態を維持できなく
なる。

この発明は、細菌を通さない材料から成る無菌シートで
構成された無菌折りたたみ掛は布を有し、折りたたみ掛
は布が広げられたとき手術器具用テーブルの基準縁部を
おおいかつこの基準縁部より下方へのびることのできる
無菌状態維持パネルを備え、また基準縁部から離れた手
術用器具テ′−ブルの部分をおおうことのできる第１組
の翼形折りたたみ部と無菌状態維持パネルをおおうこと
のできる第２組の翼形折りたたみ部とを備えた無菌折り
たたみテーブル掛は布を有し、無菌折りたたみテーブル
掛は布が手術器具用テーブルから離れた方向を向いた表
面に磨滅に耐える材料の保護シートを備え、この保護シ
ートが手術器具用テーブルの基準縁部および基準縁部に
隣接した手術器具用テーブルの角部をおおうのに十分な
寸法をもつことを特徴とする手術器具用テーブルを被う
装置を提供する。

この発明はまた、手術器具用テーブルの基準縁部に隣接
して折りたたんだ折りたたみ掛は有紐立体を位置決めし
、無菌折りたたみ掛は布の側部分を基準縁部に隣接した
手術器具用テーブルの側縁部を越えて開き、無菌折りた
たみ掛は布の無菌状態維持パネルを基準縁部上に開いて
手術器具用テーブルの基準縁部および隣接角部をおおっ
て基準縁部より下方へ垂れ下げ、無菌折りたたみテーブ
ル掛は布の側部分を開いて手術器具用テーブルの側縁部
より下方へ垂れ下げ、無菌折りたたみテーブル掛は布の
一端を開いて基準縁部から離れた手術器具用テーブルの
端縁部より垂れ下げ、そして無菌折りたたみテーブル掛
は布の他端を開いてく基準縁部より下方にのびた無菌状
態維持障壁パネルをおおうようにすることを特徴とする
手術器具用テーブルを被う方法を提供する。

さらにこの発明は、無菌折りたたみテーブル掛は布を多
数の横方向折りたたみ線に沿って折りたたんで二つの組
の横方向翼形折りたたみ部を形成し、横方向に折りたた
んだ無菌折りたたみテーブル掛は布を多数の長方向折り
たたみ線に沿って折りたたんだ二つの組の長手方向翼形
折りたたみ部を形成し、こうして折りたたんだ無菌折り
たたみテーブル掛は布を無菌折りたたみ掛は布の横方向
中央部分上に位置決めし、無菌折りたたみ掛は布の端部
を折りたたんだ無菌折りたたみテーブル掛は布上に折り
たたみ、そして無菌折りたたみ掛は布の側部分を無菌折
りたたみテーブル掛は布の長手方向翼形折りたたみ部上
に折りたたむことがら成ることを特徴とする手術器具用
テーブル用の掛は有紐立体の折りたたみ方法も包含する
。

以下この発明の一実施例を例として添附図面について説
明する。

第１図には手術中手術用器具またはその他の殺菌消毒し
た物品を包むために手術室内で用いられる種類の例えば
Ｐｈｅｌａｎ ＭａｎｕｆａｃｔｕｒｉｎｇＣｏｒｐｏ
ｒａｔｉｏｎ社から販売されたもののような手術器具用
テーブル部上に置かれた折りたたみ掛は有紐立体３０を
示す。

この手術器具用テーブルＴは金属表面板Ｓを備えており
、多数の広く離間した脚して支持されている。

金属表面板Ｓの高さは適当な装置（図示してない）によ
って調整でき、手術中使用するのに都合のよい位置に器
具および物品並びに脚りと脚りどの間に位置した患者が
位置するように手術器具用テーブルＴを位置決めできる
。

金属表面板Ｓの角部は比較的鋭く、また金属表面板Ｓは
二つの対向した基準縁部ＲＥと端縁Ｅおよび他の対向し
た側縁Ｓｌ、Ｓ２を備えている。

第１，２３図に示すように、折りたたみ掛は有紐立体３
０は不織繊維材料のような細菌を通さない材料から成る
外側被いシート３２ （第１，２３図参照）、不織繊維
材料のような細菌を通さない材料から成る無菌折りたた
み掛は布３４ （第６゜２４参照）、および無菌折りた
たみテーブル掛は布３６ （第１０．２２図参照）を備
えている。

第２４図に示すように、無菌折りたたみ掛は布３４は手
術器具用テーブル１上に置いて広げた時テーブルＴに対
向する表面（下面）３８と、テーブルＴから離れる方向
を向く表面（上面）４０と、側縁部４２ａ、４２ｂと、
端縁部４４ａ、４４ｂとを備えている。

無菌折りたたみ掛は布３４の横方向折りたたみ線４６は
保持パネル４８と無菌状態維持パネル５０との間にのび
ている。

無菌状態維持パネル５０の横方向折りたたみ線５２は横
方向にのびるつかみパネル５４を画定している。

無菌折りたたみ掛は布３４はまた多数の長手方向折りた
たみ線５６ａ、５６ｂ、５６Ｃ，５６ｄを備えており、
これらの折りたたみ線は保持パネル４８における中央部
分５８、無菌状態維持パネル５０における中央部分６０
および側縁部４２ａ、４２ｂ、と中央部分５８，６０と
の間の多数の部分を含む多数の長手方向部分を画定して
いる。

第１７〜１９．２２図に示すように、無菌折りたたみテ
ーブル掛は布３６は、好ましくは防水処理した不織繊維
材料のような細菌を通さない材料から成る主シート６２
を備えており、この主シート６２は、無菌折りたたみテ
ーブル掛は布３６を手術器具用テーブル１上に置いて広
げた時テーブルＴと対向する表面（下面）６４と、テー
ブルＴから離れる方向に向いた表面（上面）６６と、一
対の側縁部６８ａ、６８ｂと、一対の端縁部７０ａ、７
０ｂとを備えている。

第１８．１９．２２図に示すように、無菌折りたたみテ
ーブル掛は布３６はまたポリエチレンのような液体不浸
透性の材料から成る比較的狭いシート７２を備え、この
シート７２は主シート６２の端縁部７０ａ、７０ｂ間に
のびている、そして第１９．２２図に示すように、シー
ト７２は側縁部７４ａ、７４ｂを備え、これらの側縁部
７４ａ、７４ｂは主シート６２の側縁部６８ａ、６８ｂ
より内方に位置し、シート７２の幅は、無菌折りたたみ
テーブル掛は布３６を手術器具用テーブル１上に適当に
置いて広げた時テーブルＴの幅以上である。

シート７２は主シート６２の表面（下面）６４に固定さ
れ、そして広げた無菌折りたたみテーブル掛は布３６を
手術器具用テーブル１上に置いて広げた時無菌折りたた
みテーブル掛は布３６の下側面を形成する。

第１７〜１９．２２図に示すように、無菌折りたたみテ
ーブル掛は布３６はまたＥ、 Ｉ、 ｄｕｐｏｎｔ ｄ
ｅＮｅｍｏｕｒｓ社によって製造されたＴｙｖｅｋのよ
うな・液体の浸食および浸透に耐える材料から成る保護
シート７６も備えている。

この保護シート７６は側縁部７８ａ、７８ｂと端縁部ｓ
ｏａ、ｓｏｂとを備えており、この保護シート７６の幅
は、無菌折りたたみテーブル掛は布３６をテーブル部上
に置いて広げた時テーブルＴの幅以上となるようにされ
ている。

第１８．２２図に示すように、保護シート７６は覆い部
分８４と端部分８６とを分ける横方向折たたみ線８２を
備えており、端部分８６は覆い部分８４の下側に折り込
まれて保護シート７６の二重端部分を形成している。

保護シート７６は折りたたみ線８２かられずかに離れた
接着線８８′を含む接着線８８で主シート６２の表面（
上面）６６に固着される。

こうして保護シート７６は手術器具用テーブル１上に広
げられた時無菌折りたたみテーブル掛は布３６の上側面
を形成し、折りたたみ線８２と端縁部８０ｂとの間の覆
い部分８４の長さは手術器具用テーブルＴの端縁部Ｅと
基準縁部ＲＥを通って十分に伸びている。

接着線８８′は、以下に説明する目的のため折りたたみ
線８２に隣接した二重のクリップパネル９０を画定して
いる。

第２０図に示すように、無菌折りたたみテーブル掛は布
３６は主シート６２の側縁部６８ａ、６８ｂ間にのびる
多数の横方向折りたたみ線９２ａ、９２ｂ、９２Ｃ，９
２ｄを備え、折りタタミ線９２ａ、９２ｄは横方向にの
びる中央パネル９４を画定し、折りたたみ線９２ａ、９
２ｂは第１組の横方向翼形折りたたみ部９６を画定し、
また折りたたみ線９２Ｃ，９２ｄは第２組の横方向翼形
折りたたみ部９８を決めている。

図示したように、第１組および第２組の横方向翼形折り
たたみ部９６．９８はそれぞれ中央パネル９４の表面６
６上に折りたたまれ、第１組の翼形折りたたみ部９６に
おける折りたたみ線９２ａ、９２ｂ間の間隔は第２組の
翼形折りたたみ部９８における折りたたみ線９２Ｃ，９
２ｄ間の間隔より大きく、以下に説明する目的のため第
１組の翼形折りたたみ部９６における付加的材料を構成
している。

横方向に折りたたんだ状態では、折りたたみ線９２ｂ、
９２Ｃは互いに接触し、また第１組および第２組の翼形
折りたたみ部９６，９８は、無菌折りたたみテーブル掛
は布３６を配置する際につかむのに有利である端縁部７
０ｂ、７０ａに隣接した外側端部に横方向にのびるパネ
ルを備えている。

第２１図に示すように、横方向に折りたたんだ無菌折り
たたみテーブル掛は布３６は多数の長手方向折りたたみ
線１００ａ、１００ｂ、１００Ｃ，１００ｄに沿って折
りたたまれ、中央パネル１０２、第１組の長手方向翼形
折りたたみ部１０４および第２組の長手方向翼形折りた
たみ部１０６を決め、第１組および第２組の翼形折りた
たみ部１０４，１０６はそれぞれ中央パネル１０２にお
ける横方向翼形折りたたみ部の外側端部上に折りたたま
れる。

この状態では、翼形折りたたみ部１０４．１０６の外側
端部は無菌折りたたみテーブル掛は布３６を配置する際
につかむのに有利である長手方向パネルを決めている。

長手方向に折りたたんだ無菌折りたたみテーブル掛は布
３６は無菌折りたたみ掛は布３４の保持パネル４８の中
央部分５８ （第２４図）上に位置決めされる。

その後折りたたみ線４６に沿って無菌折りたたみテーブ
ル掛は布３６上に無菌状態維持パネル５０が折りたたま
れ、そしてつかみパネル５４は折りたたみ線５２に沿っ
て折りかえされる。

最後に、横折りたたみ線５６ａ、５６ｂ、５６Ｃ，５６
ｄによって決められた無菌折りたたみ掛は布３４の側部
分は無菌状態維持パネル５０の中央部分６０上に折りた
たまれて折りたたんだ無菌折りたたみテーブル掛は布３
６を包む。

第２３図に示すように、折りたたんだ無菌折りたたみテ
ーブル掛は布３６および無菌折りたたみ掛は布３４は外
側被いシート３２の中央部分１０８上に位置決めされ、
外側被いシート３２の側部分１１０ａ、１１０ｂは長手
方向折りたたみ線１１２ａ、１１２ｂ、１１２ｃ、１１
２ｄに沿って内側へ折りたたまれ、その後外側波いシー
ト３２の端部分１１４ａ、１１４ｂは横方向折りたたみ
線１１６ａ、１１６ｂ、１１６ｃ、１１６ｄに沿って内
側へ折りたたまれる。

こうして折りたたんだ無菌折りたたみ掛は布３４は外側
被いシート３２でおおわれる。

折りたたみ掛は有紐立体３０はポリエチレンのような細
菌を通さない材料パッケージ（図示してない）内に入れ
られ、そして折りたたみ掛は有紐立体３０はパッケージ
内で殺菌消毒される。

使用のために準備する際には、パッケージは手術室内で
殺菌消毒してない看護婦またはその他の者によって開か
れ、無菌折りたたみ掛は布３４および無菌折りたたみテ
ーブル掛は布３６を汚染することなしに殺菌消毒しない
で手で折りたたみ掛は有紐立体３０を取扱うことのでき
る外側被いシート３２をつかんでパッケージから折りた
たみ掛は有紐立体３０を取り出す。

看護婦は折りたたんだ折りたたみ掛は有紐立体３０を第
１図に示すように手術器具用テーブルＴの金属表面板Ｓ
上に、折りたたみ掛は有紐立体３０の予定の縁部を基準
縁部ＲＥに合わせかつ折りたたみ掛は有紐立体３０を手
術器具用テーブルＴの側縁部Ｓｌ、３２間のほぼ中央に
置く。

折りたたみ掛は有紐立体３０の縁部の適当な位置は図示
したように外側被いシート３２の外側に矢印を印刷して
示されている。

以下の説明かられかるように、折りたたみ掛は有紐立体
３０のこの基準位置では、無菌折りたたみ掛は布３４の
折りたたみ線４６ （第２４図）および折りたたみ線９
２ｄ （第２０図）で決められた第２組の横方向翼形折
りたたみ部９８の外側縁部は手術器具用テーブルＴの基
準縁部ＲＥに隣接して配置される。

その後看護婦は外側被いシート３２の端部分１１４ａを
つかみ、第２図に示すように手術器具用テーブルＴの端
縁部Ｅに向って開く。

次に、第２、第３図に示すように、外側被いシート３２
の側部分１１０ａをつかんで手術器具用テーブルＴの側
縁部Ｓ１に向って開き、そして第３，４図に示すように
、外側被いシート３２の他の側部分１１０ｂをつはんで
手術器具用テーブルＴの側縁部Ｓ２に向って開く。

その後、第４，５図に示すように、看護婦は外側被いシ
ート３２の別の端部分１１４ｂをつかんで基準縁部ＲＥ
上に開き、それから第６図に示すように下方へたれ下げ
る。

手術器具用テーブル１上における外側被いシート３２の
広げた状態を第２３図に示す。

従って、折りたたんだ状態の無菌折りたたみ掛は布３４
は看護婦の殺菌消毒してない手で汚染されることなしに
手術器具用テーブルＴの基準縁部ＲＥに隣接して露出さ
れる。

その後無菌折りたたみ掛は布３４は殺菌消毒した看護婦
によって次の仕方で広げられる。

まず無菌折りたたみ掛は布３４の一側のつかみパネル５
４ （第６，７図）をつかみ手術器具用テーブルＴの側
縁部Ｓ１に向って開き、そして無菌折りたたみ掛は布３
４の他側のつかみパネル５４をつかみ、第７，８図に示
すように手術器具用テーブルＴの他側縁部Ｓ２に向って
開く。

その後、第８゜９図に示すように、つかみパネル５４の
中央部分をつかみ無菌状態維持パネル５０を折りたたみ
掛は有紐立体３０から開いて第１０図に示すように手術
器具用テーブルＴの基準縁部ＲＥより下方へ垂れ下げる
。

手術器具用テーブルＴに対して無菌折りたたみ掛は布３
４の広げた状態を第２４図に示す。

こうして広げられた状態において、無菌折りたたみ掛は
布３４の側部は手術器具用テーブルＴの側縁部Ｓｌ、Ｓ
２を越えてのび、無菌折りたたみ掛は布３４が側縁部Ｓ
ｌ、Ｓ２と基準縁部ＲＥとの交わるテーブルＴの角部を
含めて基準縁部ＲＥ全全体おおうようにされる。

こうして、無菌折りたたみ掛は布３４は無菌折りたたみ
テーブル掛は布３６を汚染することなしに広げられ１、
また無菌折りたたみ掛は布３４は無菌折りたたみテーブ
ル掛は布３６を置く際に殺菌消毒してないテーブルによ
って殺菌消毒した看護婦が汚染されるのを防ぐためテー
ブルＴの基準縁部ＲＥに沿って無菌状態の覆いを形成す
る。

無菌折りたたみテーブル掛は布３６の重さによって無菌
折りたたみ掛は布３４はこの位置に保持される。

無菌折りたたみテーブル掛は布３６は次の仕方で殺菌消
毒した看護婦によって広げられる。

まず第１に、第１０．１１図に示すように、長手方向翼
形折たたみ部１０４を開いて、無菌折りたたみテーブル
掛は布３６の一側をテーブルＴの側縁部Ｓ１を越えての
ばし、そして長手方向翼形折たたみ部１０６を開いて第
１２．１３図に示すように無菌折りたたみテーブル掛は
布３６の他側をテーブルＴの側縁部Ｓ２を越えてのばす
。

こうして部分的に広げられた無菌折りたたみテーブル掛
は布３６の側部はテーブルＴのそれぞれの側縁部Ｓ１、
Ｓ２より下方へ垂れ下げられる。

次に、第１３．１４図に示すように、無菌折りたたみテ
ーブル掛は布３６の横方向翼形折りたたみ部９６はテー
ブルＴの端縁部Ｅに向って開かれ、第１４図に示すよう
に端縁部Ｅより下方に垂れ下げられる。

こうして部分的に広げられた無菌折りたたみテーブル掛
は布３６はテーブルＴの側縁部Ｓｌ、 Ｓ２および端
縁部Ｅのまわりに手術器具用テーブルＴに対する無菌状
態の覆いを形成し、無菌折りたたみ掛は布３４の無菌状
態維持パネル５０はテーブルＴの基準縁部ＲＥに沿って
無菌状態の覆いを形成する。

無菌折りたたみテーブル掛は布３６の他の翼形折りたた
み部９８は以下説明するように後で用いるため折りたた
んだ状態のままである。

その後手術用器具のような殺菌消毒した物品はテーブル
Ｔの金属表面板Ｓをおおう無菌折りたたみテーブル掛は
布３６の開いた部分の上に置かれ、そして患者は手術の
ため掛は布りでおおわれて準備される。

前に述べたように、無菌折りたたみ掛は布３４の無菌状
態維持パネル５０は無菌折りたたみテーブル掛は布３６
上に器具を置く際にテーブルＴの基準縁部ＲＥに対する
無菌状態の覆いを成し、そしてテーブルＴを動かして準
備した患者の上に位置させ、患者の足が第１５図に示す
ようにテーブルＴの脚りの間に位置するようにされる。

無菌折りたたみ掛は布３４の無菌状態維持パネル５０は
患者の足の上を通るので、このパネル５０は、テーブル
Ｔが患者の上に位置決めされる際に患者またはテーブル
Ｔによって汚染されることになり得る。

しかしながら、第１６図に示すように、横方向翼形折り
たたみ部９８が殺菌消毒した看護婦によってパネル５０
の上に開かれて、こうして第１７図に示すようにこれら
の開かれた横方向翼形折たたみ部９８は患者の上に前も
って置かれた殺菌消毒した掛は布りと共に無菌状態の連
続した覆いを形成する。

こうしてテーブルＴは無菌折りたたみテーブル掛は布３
６上の手術器具を便利に使用するため手術位置の近くに
位置決めされ、そして広げられた無菌折りたたみテーブ
ル掛は布３６は、手術位置に隣接して位置決めされる基
準縁部ＲＥを含むテーブルＴの側部のまわり全体に無菌
状態の覆いを形成する。

従って外側被いシート３２は折たたんだ折りたたみ掛は
有紐立体３０をテーブルＴの基準縁部ＲＥに隣接して位
置決めしている間殺菌消毒してない手で折たたんだ折り
たたみ掛は有紐立体３０を取扱いできるようにする。

無菌折りたたみ掛は布３４の広げられた無菌状態維持パ
ネル５０は、基準縁部ＲＥに対する無菌状態の覆いを形
成し、無菌折りたたみテーブル掛は布３６はテーブルＴ
の大部分をおおうように部分的に広げられそして手術器
具がその上に置かれる。

手術器具を置いた後、テーブルＴは患者の上方に位置決
めされ、無菌折りたたみテーブル掛は布３６の残りの部
分は広げられて無菌折りたたみ掛は布３４の下方部分上
に無菌状態の覆いを形成する。

従ってこの発明による折りたたみ掛は有紐立体は無菌で
しかも簡単な仕方でテーブルＴを覆うことができる。

テーブル１上における無菌折りたたみテーブル掛は布３
６の広げられた状態を第２２図に示す。

図示したように、保護シート７６はテーブルの縁部Ｓｌ
、Ｓ２、基準縁部ＲＥおよび端縁部Ｅを越えてのびる。

保護シート７６の二重になった部分はテーブルＴの鋭い
角部で無菌折りたたみテーブル掛は布３６に穴をあける
のを防ぎ、そして手術中テーブル１上に落される器具に
よって無菌折りたたみテーブル掛は布３６に穴のあくの
を防ぐクッションの働きをする。

基準縁部ＲＥに隣接してテーブルＴの金属表面板Ｓ上に
配置した広げられた無菌折りたたみテーブル掛は布３６
の部分は、テーブルＴの基準縁部ＲＥが手術位置の最も
近くに配置されその結果テーブルＴのこの部分に器具が
繰返し置かれるので、手術中殻も酷使される。

また手術室具は無菌折りたたみテーブル掛は布３６のこ
の部分にすり当り圧力を加えることになる。

保護シート７６の二重になった部分は、手術器具および
テーブルＴの角部に働く力による無菌折りたたみ掛は布
の磨滅に耐えるように作用し、テーブル１上の無菌状態
の覆いを損なうことになる無菌折りたたみテーブル掛は
布３６の穴あきを防ぐ。

第１７．１８．２２図に示すように、保護シート７６の
クリップパネル９０は、無菌折りたたみテーブル掛は布
３６がテーブル１上で適当に広げられた時、テーブルＴ
の基準縁部ＲＥの僅か下方に位置される。

従ってクリップパネル９０は、手術中タオル掛けのよう
なりリップＣに取付けるため適当に位置決めされ、そし
て吸入器管や焼灼コードのような他の物品を取付けるた
めに用いられる。

クリップパネル９０の両面は無菌であるので、クリップ
がクリップパネルを刺す場合テーブル１上の無菌状態は
損なわれない。

また保護シート７６は液体の浸透を防ぐので、液体不浸
透シート７２および保護シート７６は、無菌状態を損な
うことになる手術中の無菌折りたたみテーブル掛は布３
６を介しての液体の浸透を防ぐ働きをする。

【図面の簡単な説明】

第１〜１７図はテーブル上における折りたたみ掛は有紐
立体の配置の連続した段階を示す斜視図、第１８図は第
１７図の線１８−１８に沿った折りたたみ掛は有紐立体
の一部を成す無菌折りたたみテーブル掛は布の拡大断面
図、第１９図は第１７図の線１９−１９に沿った無菌折
りたたみテーブル掛は布の拡大断面図、第２０図は無菌
折りたたみテーブル掛は布が横方向に翼形に折りたたま
れる仕方を示す一部分の斜視図、第２１図は、横方向に
折たたんだ無菌折りたたみテーブル掛は布が長手方向に
翼形に折たたまれる仕方を示す斜視図、第２２図は無菌
折りたたみテーブル掛は布の平面図、第２３図は折りた
たみ掛は有紐立体の一部を成す外側被いシートの平面図
、第２４図は折りたたみ掛は有紐立体の一部を成す無菌
折りたたみ掛は布の平面図である。 図中、Ｔ：手術器具用テーブル、３０：折りたたみ掛は
有紐立体、Ｓ：金属表面板、３２：外側被いシート、３
４：無菌折りたたみ掛は布、３６：無菌折りたたみテー
ブル掛は布、４８：保持パネル、５０：無菌状態維持パ
ネル、５４：つかみパネル、６２：主パネル、７２：シ
ート、７６：保護シート。

Claims (1)

1. 【特許請求の範囲】 １ 細菌を通さない材料からなる無菌シートで構成され
   た無菌折りたたみ掛は布３４を有し、折りたたみ掛は布
   ３４が広げられたとき手術器具用テーブルＴの基準縁部
   ＲＥをおおいかつこの基準縁部ＲＥより下方へのびるこ
   とのできる無菌状態維持パネル５０を備え、また基準縁
   部ＲＥから離れた手術用器具テーブルＴの部分をおおう
   ことのできる第１組の翼形折たたみ部９６と無菌状態維
   持パネル５０をおおうことのできる第２組の翼形折たた
   み部９８とを備えた無菌折りたたみテーブル掛は布３６
   を有し、無菌折りたたみテーブル掛は布３６が手術器具
   用テーブルＴから離れた方向を向いた表面に磨滅に耐え
   る材料の保護シート７６を備え、この保護シート７６が
   手術器具用テーブルＴの基準縁部ＲＥおよび基準縁部Ｒ
   Ｅに隣接した手術器具用テーブルＴの角部をおおうのに
   十分な寸法をもつことを特徴とする手術器具用テーブル
   を被う装置。 ２ 手術器具用テーブルＴの基準縁部ＲＥに隣接して折
   りたたんだ折りたたみ掛は有紐立体３０を位置決めし、
   無菌折りたたみ掛は布３４の側部分を基準縁部ＲＥに隣
   接した手術器具用テーブルＴの側縁部Ｓｌ、Ｓ２を越え
   て開き、無菌折りたたみ掛は布３４の無菌状態維持パネ
   ル５０を基準縁部ＲＥ上に開いて手術器具用テーブルＴ
   の基準縁部ＲＥおよび隣接角部をおおって基準縁部ＲＥ
   より下方へ垂れ下げ、無菌折りたたみテーブル掛は布３
   ６の側部分１０４，１０６を開いて手術器具用テーブル
   Ｔの側縁部Ｓｌ、Ｓ２より下方へ垂れ下げ、無菌折りた
   たみテーブル掛は布３６の一端９６を開いて基準縁部Ｒ
   Ｅから離れた手術器具用テーブルＴの端縁部Ｅより垂れ
   下げ、そして無菌折りたたみテーブル掛は布３６の他端
   ９８を開いてく基準縁部ＲＥより下方にのびた無菌状態
   維持障壁パネル５０をおおうようにすることを特徴とす
   る手術器具用テーブルを被う方法。 ３ 無菌折りたたみテーブル掛は布３６を多数の横方向
   折りたたみ線９２ａ、９２ｂ、９２Ｃ，９２ｄに沿って
   折りたたんで二つの組の横方向翼形折りたたみ部９６．
   ９８を形成し、横方向に折たたんだ無菌折りたたみテー
   ブル掛は布３６を多数の長方向折りたたみ線１００ａ、
   １００ｂ、１０ＱＣ，１００ｄに沿って折りたたんで二
   つの組の長手方向翼形折りたたみ部１０４，１０６を形
   成し、こうして折りたたんだ無菌折りたたみテーブル掛
   は布３６を無菌折りたたみ掛は布３４の横方向中央部分
   ５８上に位置決めし、無菌折りたたみ掛は布３４の端部
   ５０を折りたたんだ無菌折りたたみテーブル掛は布３６
   上に折りたたみ、そして無菌折りたたみ掛は布３４の側
   部分を無菌折りたたみテーブル掛は布３６の長手方向翼
   形折りたたみ部１０４，１０６上に折りたたむことから
   成ることを特徴とする手術器具用テーブル用の掛は有紐
   立体の折りたたみ方法。