JPS594765Y2 - エアゾル噴射用押ボタン - Google Patents
エアゾル噴射用押ボタンInfo
- Publication number
- JPS594765Y2 JPS594765Y2 JP18627281U JP18627281U JPS594765Y2 JP S594765 Y2 JPS594765 Y2 JP S594765Y2 JP 18627281 U JP18627281 U JP 18627281U JP 18627281 U JP18627281 U JP 18627281U JP S594765 Y2 JPS594765 Y2 JP S594765Y2
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- button block
- horizontal hole
- rod
- injection
- head
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Expired
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- Nozzles (AREA)
Description
【考案の詳細な説明】
この考案は、いわゆる自己噴射弁をもつエアゾル噴射装
置の噴射操作用押ボタンに関するもので、簡素な構造を
もちながら、指先の押圧加減で噴射態様力咄由かつ円滑
に変化できるものを提供するのがその目的で゛ある。
置の噴射操作用押ボタンに関するもので、簡素な構造を
もちながら、指先の押圧加減で噴射態様力咄由かつ円滑
に変化できるものを提供するのがその目的で゛ある。
以下図示の実施例によりこの考案を説明すれば、1はた
とえばゴムその他軟弾性体からなるボタンブロックで、
一定径をもつ筒状の横孔11が前面から穿たれていて、
この横孔11は、周知のエアゾル噴射装置の噴射弁杆3
の嵌入用縦孔に接続している。
とえばゴムその他軟弾性体からなるボタンブロックで、
一定径をもつ筒状の横孔11が前面から穿たれていて、
この横孔11は、周知のエアゾル噴射装置の噴射弁杆3
の嵌入用縦孔に接続している。
2はたとえば金属、硬質プラスチックなどの硬質物から
なる杆体で、横孔11より大径の頭部21の後方に横孔
11より小径の胴部23が接続しており、頭部21の前
面には凸円錐面22が形成されている。
なる杆体で、横孔11より大径の頭部21の後方に横孔
11より小径の胴部23が接続しており、頭部21の前
面には凸円錐面22が形成されている。
杆体2の尾部にはボタンブロック1への係留用突起24
が設けである一方、ボタンブロック1にはこれに対応す
る凹所12が設けられている。
が設けである一方、ボタンブロック1にはこれに対応す
る凹所12が設けられている。
杆体2は横孔11に挿入され、その際、凸円錐面22の
前端が横孔11の開口端13に一致し、杆体2が係留用
突起24により使用中ボタンブロック1から抜は出ない
ように係留されている。
前端が横孔11の開口端13に一致し、杆体2が係留用
突起24により使用中ボタンブロック1から抜は出ない
ように係留されている。
なお、前記した係留用突起24は、図示とように釘頭状
の形態をしており、ボタンブロック1には、これに対応
する形状の凹所12が、横孔11に続く貫通孔に設けで
あるが、凹所12は、これをボタンブロック1内部に穿
つことにより、前後に貫通したい型に設計することもで
きるし、凹所12の形状ないしは径の選定により、係留
用突起24の径を胴部23よりも大きく設計することも
できる。
の形態をしており、ボタンブロック1には、これに対応
する形状の凹所12が、横孔11に続く貫通孔に設けで
あるが、凹所12は、これをボタンブロック1内部に穿
つことにより、前後に貫通したい型に設計することもで
きるし、凹所12の形状ないしは径の選定により、係留
用突起24の径を胴部23よりも大きく設計することも
できる。
なお、第9図は杆体2の頭部21の周面に小溝25を設
けたことにより前記した噴射間隙15の縦方向の幅が一
層小さくなるようにした例である。
けたことにより前記した噴射間隙15の縦方向の幅が一
層小さくなるようにした例である。
この考案は前記のようにしてなり、軟弾性のボタンブロ
ック1の横孔11に挿入されている杆体2の頭部21の
径は、横孔11の径よりも僅かながら大きいので、通常
の状態では頭部21の周面によって横孔11の内部が密
閉された状態にある。
ック1の横孔11に挿入されている杆体2の頭部21の
径は、横孔11の径よりも僅かながら大きいので、通常
の状態では頭部21の周面によって横孔11の内部が密
閉された状態にある。
横孔11の径は杆体の胴部23の径よりも大きいので、
ボタンブロック1の頂面を指頭で押圧すれば、第4図お
よび第5図に示すように、横孔11の縦方向の径が縮ん
で横方向の径が拡大する。
ボタンブロック1の頂面を指頭で押圧すれば、第4図お
よび第5図に示すように、横孔11の縦方向の径が縮ん
で横方向の径が拡大する。
そしてこのとき、前記した押圧により、噴射弁杆3を介
して噴射装置の前記した自己噴射弁が開き、噴射剤を含
む噴射液が噴射弁杆3を通じて、横孔11に上昇する。
して噴射装置の前記した自己噴射弁が開き、噴射剤を含
む噴射液が噴射弁杆3を通じて、横孔11に上昇する。
同時に、前記した押圧により、ボタンブロック1の前面
に位置する横孔の開口端13が、第6図に示すように長
円形に変形するとともに、杆体の頭部21の両側面に対
応する横孔11の壁面が杆体がら離れ、その部分に三日
月状の噴射間隙14が形成され、横孔11内部の噴射液
がここから噴出する。
に位置する横孔の開口端13が、第6図に示すように長
円形に変形するとともに、杆体の頭部21の両側面に対
応する横孔11の壁面が杆体がら離れ、その部分に三日
月状の噴射間隙14が形成され、横孔11内部の噴射液
がここから噴出する。
一方、杆体の頭部21の前端がほぼ横孔の開口端13と
一致しており、かつ頭部21の前面には凸円錐面22が
形成されているし、さらに、前記した押圧による変形は
、胴部23に対応する部分で大きく、開口端13では小
さいので、特に第6図かられかるように、開口端13付
近の横孔の側壁15がやや内向きになり、そのなめ、噴
射間隙14からは霧が内向きに噴出し、2本の霧が開口
端13の前方で交差し、射突混合して横幅の広い一つの
霧となって噴射される。
一致しており、かつ頭部21の前面には凸円錐面22が
形成されているし、さらに、前記した押圧による変形は
、胴部23に対応する部分で大きく、開口端13では小
さいので、特に第6図かられかるように、開口端13付
近の横孔の側壁15がやや内向きになり、そのなめ、噴
射間隙14からは霧が内向きに噴出し、2本の霧が開口
端13の前方で交差し、射突混合して横幅の広い一つの
霧となって噴射される。
ところで、押圧されるボタンブロック1は軟弾性体のた
め、押圧の強さによって噴射間隙14の大きさ、並びに
噴射される際の射出の広がり並びに射出方向が変化する
。
め、押圧の強さによって噴射間隙14の大きさ、並びに
噴射される際の射出の広がり並びに射出方向が変化する
。
従って、指頭の力の加え方で霧の態様をかなり大幅に自
由に変えることができ、連続的にかつ円滑に変化させる
こともできる。
由に変えることができ、連続的にかつ円滑に変化させる
こともできる。
のみならず、この考案によれば、押ボタン全体がボタン
ブロック1と杆体2との僅か2個の部品で構成され、そ
れらの形状も簡素で、組立てにあたっては、単に杆体2
をボタンブロック1の横孔11に挿入するだけであるか
ら、量産に便かつ生産コストもきわめて低く、使い捨て
を旨とするエアゾル噴射装置の押ボタンとして経済性が
高い。
ブロック1と杆体2との僅か2個の部品で構成され、そ
れらの形状も簡素で、組立てにあたっては、単に杆体2
をボタンブロック1の横孔11に挿入するだけであるか
ら、量産に便かつ生産コストもきわめて低く、使い捨て
を旨とするエアゾル噴射装置の押ボタンとして経済性が
高い。
第1図はこの考案の一例の非操作時における細断側面図
、第2図は第1図の横断面図、第3図は同じく部分正面
図、第4図は同じく操作時における細断側面図、第5図
は第4図の横断面図、第6図は同じく部分正面図、第7
図は杆体の正面図、第8図は同じく部分軸断側面図、第
9図は杆体の他の例の正面図である。 1はボタンブロック、11は横孔、12は凹所、13は
開口端、14は噴射間隙、15は側壁、2は杆体、21
は頭部、22は凸円錐面、23は胴部、24は係留用突
起、25は小溝、3は噴射弁杆である。
、第2図は第1図の横断面図、第3図は同じく部分正面
図、第4図は同じく操作時における細断側面図、第5図
は第4図の横断面図、第6図は同じく部分正面図、第7
図は杆体の正面図、第8図は同じく部分軸断側面図、第
9図は杆体の他の例の正面図である。 1はボタンブロック、11は横孔、12は凹所、13は
開口端、14は噴射間隙、15は側壁、2は杆体、21
は頭部、22は凸円錐面、23は胴部、24は係留用突
起、25は小溝、3は噴射弁杆である。
Claims (1)
- エアゾル噴射装置の噴射弁杆3の嵌入用に穿った縦孔に
接続する一定径をもつ円筒状の横孔11を前面から穿っ
た軟弾性のボタンブロック1と、横孔11より僅かに大
径かつ前面に凸円錐面22を形成した頭部21の後方に
横孔11より小径の胴部23を接続した硬質の杆体2と
を有し、ボタンブロック1への係留用突起24を杆体2
の尾部に、係留用突起24に対応する凹所12をボタン
ブロック1にそれぞれ設け、杆体2を横孔11に挿入し
、凸円錐面22の前端をほぼ横孔11の開口端13に一
致させるとともに、係留用突起24により、杆体2をボ
タンブロック1に係留してなり、ボタンブロック1の頂
面の押圧に基く開口端13の変形により、頭部21の左
右両側に噴射間隙14が形成されるようにしたニアゾル
噴射用押ボタン。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP18627281U JPS594765Y2 (ja) | 1981-12-16 | 1981-12-16 | エアゾル噴射用押ボタン |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP18627281U JPS594765Y2 (ja) | 1981-12-16 | 1981-12-16 | エアゾル噴射用押ボタン |
Publications (2)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPS5891467U JPS5891467U (ja) | 1983-06-21 |
JPS594765Y2 true JPS594765Y2 (ja) | 1984-02-13 |
Family
ID=29988072
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP18627281U Expired JPS594765Y2 (ja) | 1981-12-16 | 1981-12-16 | エアゾル噴射用押ボタン |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JPS594765Y2 (ja) |
-
1981
- 1981-12-16 JP JP18627281U patent/JPS594765Y2/ja not_active Expired
Also Published As
Publication number | Publication date |
---|---|
JPS5891467U (ja) | 1983-06-21 |
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