JPS5946009B2 - 電子機器のケ−ス - Google Patents
電子機器のケ−スInfo
- Publication number
- JPS5946009B2 JPS5946009B2 JP50114601A JP11460175A JPS5946009B2 JP S5946009 B2 JPS5946009 B2 JP S5946009B2 JP 50114601 A JP50114601 A JP 50114601A JP 11460175 A JP11460175 A JP 11460175A JP S5946009 B2 JPS5946009 B2 JP S5946009B2
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- case
- circuit pattern
- key top
- movable contact
- contact portion
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Expired
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- Calculators And Similar Devices (AREA)
Description
【発明の詳細な説明】
本発明は小型電子機器に関する。
従来、電子式卓上計算機においては、表面に膜状導電層
よりなるキーボード接点回路パターンをプリント配線し
た電気絶縁性の基板と、演算回路、表示回路等を構成す
る電気部品等を電気的接続をもつて載設固定する電気絶
縁性の基板とを有し、これら両基板の所定の接点をコネ
クタにて電気導通状態に接続して、ケース内に収納して
いるものがある。
よりなるキーボード接点回路パターンをプリント配線し
た電気絶縁性の基板と、演算回路、表示回路等を構成す
る電気部品等を電気的接続をもつて載設固定する電気絶
縁性の基板とを有し、これら両基板の所定の接点をコネ
クタにて電気導通状態に接続して、ケース内に収納して
いるものがある。
従つて、ケース内には両基板の厚さに対応する分のスペ
ースを確保しなければならず、該ケースの薄型化を計る
際に支障をきたすと共に、２種の基板を必要とするため
その分だけ部品点数が多く、しかも組立に際して２種の
基板の所定の接点をコネクタにて接続する工程及びその
接続した両基板をケース内に収納する工程を必要とする
ため、組立工数が多くなり、生産能率の低下を招く等の
欠点があつた。
ースを確保しなければならず、該ケースの薄型化を計る
際に支障をきたすと共に、２種の基板を必要とするため
その分だけ部品点数が多く、しかも組立に際して２種の
基板の所定の接点をコネクタにて接続する工程及びその
接続した両基板をケース内に収納する工程を必要とする
ため、組立工数が多くなり、生産能率の低下を招く等の
欠点があつた。
本発明は上記欠点を除去したもので、ケース本体に直接
膜状導電層よりなる回路パターンを設けることにより、
従来設けていた基板を省略し得、その分だけ薄型化を良
好に計ることができると共に部品点数及び組立工数を節
減し得るようにした小型電子機器を提供することを目的
とするものである。
膜状導電層よりなる回路パターンを設けることにより、
従来設けていた基板を省略し得、その分だけ薄型化を良
好に計ることができると共に部品点数及び組立工数を節
減し得るようにした小型電子機器を提供することを目的
とするものである。
以下、本発明の一実施例につき図面を参照して説明する
。
。
本実施例は電子式卓上計算機に適用したもので、各図中
１は合成樹脂等の電気絶縁材よりなる平面方形状をなす
上下２分割構造となつているケースであり、下部ケース
２と上部ケース３との開口面側を互いに突き合わせ一体
化して構成されている。下部ケース２の内部表面４には
、膜状導電層よりなる回路パターン５が直接書き付けら
れている。
１は合成樹脂等の電気絶縁材よりなる平面方形状をなす
上下２分割構造となつているケースであり、下部ケース
２と上部ケース３との開口面側を互いに突き合わせ一体
化して構成されている。下部ケース２の内部表面４には
、膜状導電層よりなる回路パターン５が直接書き付けら
れている。
この回路パターン５は下部ケース２の内部表面４にホッ
トスタンピング法によつて直接設けられたものである。
図示されている回路パターン５は具体的にはキーボード
接点回路であり、下部ケース２の長さ方向一端面６より
他端面Ｔ側に所定寸法Ｌだけ離間して下部ケース２の幅
方向に互いに間隔を存して配置された複数の四角形端子
部８と該端子部８の配置位置と他端面７との間に位置し
て所定状態に配置された端子部８と対応する数の略円形
接点部９と、各端子部８と接点部９との間をそれぞれ連
結する線状連結部１０とからなる。
トスタンピング法によつて直接設けられたものである。
図示されている回路パターン５は具体的にはキーボード
接点回路であり、下部ケース２の長さ方向一端面６より
他端面Ｔ側に所定寸法Ｌだけ離間して下部ケース２の幅
方向に互いに間隔を存して配置された複数の四角形端子
部８と該端子部８の配置位置と他端面７との間に位置し
て所定状態に配置された端子部８と対応する数の略円形
接点部９と、各端子部８と接点部９との間をそれぞれ連
結する線状連結部１０とからなる。
各端子部８は演算、表示回路等を構成するＬＳＩ（集積
回路）、表示器、電源等の所定の電子部品（図示せず）
に接続される。ＬＳＩ等の電子部品は、下部ケース２の
内部表面４の、端子部８と一端面６との間に位置する部
分４ａ上に電気的接続をもつて載設固定されている。接
点部９の配設位置は後述するキートツプ（釦）の配設位
置とそれぞれ対応している。
回路）、表示器、電源等の所定の電子部品（図示せず）
に接続される。ＬＳＩ等の電子部品は、下部ケース２の
内部表面４の、端子部８と一端面６との間に位置する部
分４ａ上に電気的接続をもつて載設固定されている。接
点部９の配設位置は後述するキートツプ（釦）の配設位
置とそれぞれ対応している。
下部ケース２の内部表面４上には各回路が短絡しない為
に電気絶縁板１１が添装されている。
に電気絶縁板１１が添装されている。
該電気絶縁板１１は、下部ケース２の内部表面４の、電
子部品を載置固定した部分４ａを除く他の全体を覆う程
度の大きさに設定され、回路パターン５の各接点部９に
対応合致する透孔１２を有している。電気絶縁板１１の
上面には、回路パターン５の各接点部９に接離する可動
接点部１３を一体に設けた導電ゴム板１４が重合されて
いる。導電ゴム板１４は電気絶縁板１１と略同形同大に
設定され、各可動接点部１３は通常自身の弾性にて上昇
位置に保持されて、第３図に示す如く回路パターン５の
接点部９と非接触状態にある。各可動接点部１３の上面
にはキートツプ１５がそれぞれ設けられ、該キートツプ
１５を介して可動接点郁１３を下方へ押圧し得る。
子部品を載置固定した部分４ａを除く他の全体を覆う程
度の大きさに設定され、回路パターン５の各接点部９に
対応合致する透孔１２を有している。電気絶縁板１１の
上面には、回路パターン５の各接点部９に接離する可動
接点部１３を一体に設けた導電ゴム板１４が重合されて
いる。導電ゴム板１４は電気絶縁板１１と略同形同大に
設定され、各可動接点部１３は通常自身の弾性にて上昇
位置に保持されて、第３図に示す如く回路パターン５の
接点部９と非接触状態にある。各可動接点部１３の上面
にはキートツプ１５がそれぞれ設けられ、該キートツプ
１５を介して可動接点郁１３を下方へ押圧し得る。
各キートツプ１５（｝上部ケース３に穿設した透孔１６
内に上下動自在に嵌合されている。キートツプ１５は通
常町動接点部１３の弾性にて上面が上部ケース３の止面
より土方に突出した上昇位置に保持されている。なお、
キートツプ１５の下端面には鍔１７が突設され、該鍔１
７がキートツプ１５の上昇限位置にある時上部ケース３
の透孔１６の下端側に設けた段部１８に当接することに
より、それ以上キートツプ１５が土昇しないものである
。しかして、キートツプ１５を押圧することにより、可
動接点部１３はその弾性に抗して下方に押し下げられ、
第４図に示す如く電気絶縁板１１の透孔１２を介して回
路パターン５の接点部９に接触する。また、第１図中１
９は上部ケース３の長さ方向一端面側上面にその幅方向
略全体に亘つて設けられた表示窓で、前記下部ケース２
の内部表面４の長さ方向一端面側部分４ａ上面に載置さ
れた表示器（図示せず）の表示内容が表出するものであ
る。しかして、演算を行なうに際して所定のキートツプ
１５を下方に押圧すると、該キートツプ１５と一体に可
動接点１３がその弾性に抗して下降し第４図に示す如く
電気絶縁板１１の透孔１２を介して回路パターン５の接
点部９に接触してその間の電気的導通がなされ入力デー
タとして演算回路及び表示回路等に入力され、所定の演
算が行なわれると共にその演算結果が前記表示器に表示
され表示窓１９に表出する。
内に上下動自在に嵌合されている。キートツプ１５は通
常町動接点部１３の弾性にて上面が上部ケース３の止面
より土方に突出した上昇位置に保持されている。なお、
キートツプ１５の下端面には鍔１７が突設され、該鍔１
７がキートツプ１５の上昇限位置にある時上部ケース３
の透孔１６の下端側に設けた段部１８に当接することに
より、それ以上キートツプ１５が土昇しないものである
。しかして、キートツプ１５を押圧することにより、可
動接点部１３はその弾性に抗して下方に押し下げられ、
第４図に示す如く電気絶縁板１１の透孔１２を介して回
路パターン５の接点部９に接触する。また、第１図中１
９は上部ケース３の長さ方向一端面側上面にその幅方向
略全体に亘つて設けられた表示窓で、前記下部ケース２
の内部表面４の長さ方向一端面側部分４ａ上面に載置さ
れた表示器（図示せず）の表示内容が表出するものであ
る。しかして、演算を行なうに際して所定のキートツプ
１５を下方に押圧すると、該キートツプ１５と一体に可
動接点１３がその弾性に抗して下降し第４図に示す如く
電気絶縁板１１の透孔１２を介して回路パターン５の接
点部９に接触してその間の電気的導通がなされ入力デー
タとして演算回路及び表示回路等に入力され、所定の演
算が行なわれると共にその演算結果が前記表示器に表示
され表示窓１９に表出する。
キートツプ１５の下方への押圧を解除すると可動接点部
１３が自身の弾性にて土昇して回路パターン５の接点部
９から離間すると共に、可動接点部１３と一体にキート
ツプ１５が土昇復帰して第３図に示す状態になる。なお
、上記においては電子式卓上計算機を実施例として説明
したが、本発明はこれに限ることなく各種の電子機器に
適用可能である。上述の如く、本発明の小型電子機器は
、ケースの内部表面に導電層からなる所定の回路パター
ンを直接設けるとともに、前記ケース内部表面に可動接
点を設けたゴム等の弾性を有する薄状部材を配置するよ
うにしたので、ケース自体が従来の回路基板を兼ねるた
め回路基板が節減でき、従つてその厚さ分を薄くするこ
とが可能であるばかりでなく、押圧後の復帰機構も可動
接点を有する弾性薄状部材となしたことにより従来のば
ね部材によるものに比し極めて簡素化されており、部品
点数および組立工数の節減に伴なう生産能率の向上は顕
著である。
１３が自身の弾性にて土昇して回路パターン５の接点部
９から離間すると共に、可動接点部１３と一体にキート
ツプ１５が土昇復帰して第３図に示す状態になる。なお
、上記においては電子式卓上計算機を実施例として説明
したが、本発明はこれに限ることなく各種の電子機器に
適用可能である。上述の如く、本発明の小型電子機器は
、ケースの内部表面に導電層からなる所定の回路パター
ンを直接設けるとともに、前記ケース内部表面に可動接
点を設けたゴム等の弾性を有する薄状部材を配置するよ
うにしたので、ケース自体が従来の回路基板を兼ねるた
め回路基板が節減でき、従つてその厚さ分を薄くするこ
とが可能であるばかりでなく、押圧後の復帰機構も可動
接点を有する弾性薄状部材となしたことにより従来のば
ね部材によるものに比し極めて簡素化されており、部品
点数および組立工数の節減に伴なう生産能率の向上は顕
著である。
加えて、ケース内部表面に設ける導電層については、ケ
ース内面が周側部から窪んでいるような場合にも全く問
題なく実施し得るホツトスタンピング法を採用したので
、各種の小型電子機器に自由に適用可能であり、その効
果は極めて多大なものである。
ース内面が周側部から窪んでいるような場合にも全く問
題なく実施し得るホツトスタンピング法を採用したので
、各種の小型電子機器に自由に適用可能であり、その効
果は極めて多大なものである。
図面はすべて本発明に関し、第１図は本発明の小型電子
機器の一実施例を示す電子式卓上計算機の斜視図、第２
図は同一部を省略した分解斜視図、第３図は第１図中−
線に沿う縦断側面図、第４図はキートツプを押圧した状
態の第３図と同状の縦断側面図である。 １・・・・・・ケース、２・・・・・・下部ケース、３
・・・・・・上部ケース、４・・・・・・下部ケースの
内部表面、５・・・・・・回路パターン。
機器の一実施例を示す電子式卓上計算機の斜視図、第２
図は同一部を省略した分解斜視図、第３図は第１図中−
線に沿う縦断側面図、第４図はキートツプを押圧した状
態の第３図と同状の縦断側面図である。 １・・・・・・ケース、２・・・・・・下部ケース、３
・・・・・・上部ケース、４・・・・・・下部ケースの
内部表面、５・・・・・・回路パターン。
Claims (1)
- １ ゴム等からなる薄状部材に少なくとも内面が導電性
の可動接点となされた複数の弾性押圧部を設け、ケース
の内面に導電層からなる複数の固定接点および電子部品
接続用の端子部を含む所定の回路パターンをホットスタ
ンピングにより直接設け、前記ケース内面の端子部に電
子部品を接続するとともに、前記ケースと前記薄状部材
とを前記ケース内面の各固定接点と前記薄状部材の各可
動接点とを対応させて配置したことを特徴とする小型電
子機器。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP50114601A JPS5946009B2 (ja) | 1975-09-22 | 1975-09-22 | 電子機器のケ−ス |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP50114601A JPS5946009B2 (ja) | 1975-09-22 | 1975-09-22 | 電子機器のケ−ス |
Publications (2)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPS5238834A JPS5238834A (en) | 1977-03-25 |
| JPS5946009B2 true JPS5946009B2 (ja) | 1984-11-09 |
Family
ID=14641927
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP50114601A Expired JPS5946009B2 (ja) | 1975-09-22 | 1975-09-22 | 電子機器のケ−ス |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JPS5946009B2 (ja) |
Families Citing this family (5)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JPS56132955A (en) * | 1980-03-24 | 1981-10-17 | Yamanouchi Pharma Co Ltd | Powder extractor for tablet |
| US4459640A (en) * | 1981-05-14 | 1984-07-10 | Motorola Inc. | Display mounting assembly |
| JPS60209865A (ja) * | 1984-04-03 | 1985-10-22 | Casio Comput Co Ltd | 小型電子機器 |
| JPS60167215A (ja) * | 1984-04-10 | 1985-08-30 | カシオ計算機株式会社 | キ−スイツチ装置 |
| US4675787A (en) * | 1985-07-12 | 1987-06-23 | Canon Kabushiki Kaisha | Thin electronic apparatus |
Citations (1)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JPS5090233A (ja) * | 1973-12-11 | 1975-07-19 |
-
1975
- 1975-09-22 JP JP50114601A patent/JPS5946009B2/ja not_active Expired
Patent Citations (1)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JPS5090233A (ja) * | 1973-12-11 | 1975-07-19 |
Also Published As
| Publication number | Publication date |
|---|---|
| JPS5238834A (en) | 1977-03-25 |
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