JPS5945778B2 - 連続して帯状の預層ガラス短繊維体を製造する方法 - Google Patents

連続して帯状の預層ガラス短繊維体を製造する方法

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JPS5945778B2
JPS5945778B2 JP50098249A JP9824975A JPS5945778B2 JP S5945778 B2 JPS5945778 B2 JP S5945778B2 JP 50098249 A JP50098249 A JP 50098249A JP 9824975 A JP9824975 A JP 9824975A JP S5945778 B2 JPS5945778 B2 JP S5945778B2
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JP
Japan
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cylindrical
fiber
cylindrical laminated
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JP50098249A
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JPS5221478A (en
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信義 大里
啓八郎 田仲
英二 水島
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Nippon Sheet Glass Co Ltd
Original Assignee
Nippon Sheet Glass Co Ltd
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Publication date
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Description

【発明の詳細な説明】 本発明は繊維状物質特にガラス繊維から短繊維マットを
製造する方法に関する。
従来繊維マットの製造方法としては、溶融しまたは熱軟
化した物質を比較的多数の孔を有する中空ローター又は
遠心器に送りローター又は遠心器の高速回転により軟化
物質を孔に通して押し出し一次フィラメント又は細流と
し、さらにそれに環状の高速熱ガスブラストを作用せし
め、種々の長さの細い繊維に繊維化するロータリー法と
呼ばれる方法、又は一旦作成されたフィラメントに高速
の熱ガスブラストを作用せしめ種々の長さの細かい繊維
に繊維化する火炎法と呼ばれる方法で、細かい繊維を製
造し、ブラストのガスとそれにのつた繊維を端が開いて
いるフードに送り、ブラスト中の繊維の流れに対面して
動く有孔コンベア上に集め、さらにコンベア上への繊維
の沈積は繊維化用ブラストの廃ガスを運び去るために、
コンベア下に設置された吸引帯によつてなされていた。
かかる装置においては結合剤である未硬化樹脂は、繊維
がフードIC入る前にブラスト中の繊維に噴射される。
かような処理がなされて有孔コンベア上に集積せしめら
れた繊維帯は均一な厚さのマットを生成するために部分
的に圧縮するマットサイジングロールを作用せしめ、厚
さを均一とする。さらに当該繊維帯は熱硬化炉に入れら
れ、結合剤を硬化させ帯状のマットとしていた。さらに
該帯状マットは所要寸法に縦、横切断され、所望寸法の
マットが作られていた。ところが前記従来方法によると
硬化後の帯状マットを所望巾寸法に切断する際、該帯状
マットの巾寸法および耳部の厚みが不揃いなため、両耳
を切り落さねばならず、その損失は生産量の数%にも達
していた。
本発明はかような損失をなくさしめる新規な繊維マット
の製作方法を提供するものである。
即ち本発明の要旨とするよころは、固定された芯金の上
に有孔帯状体を連続的に巻きつけて筒状支持体を形成し
、前記支持体をその中心軸のまわりに回転させながら、
芯金の長さ方向に進行させることと、ガラス短繊維製造
装置を前記支持体の所定部分に向けて配置し、前記支持
体の所定部分内側を負圧に保ち、前記装置から生成させ
た、表面に結合剤が付与されたガラス短繊維を前記負圧
により前記支持体の所定部分の外側表面に吸引集積させ
て筒状積層繊維となすことと、この筒状積層繊維を前記
支持体とともに進行させながら加熱硬化室内を通過させ
て結合剤を硬化させるとともに、前記硬化室内において
筒状積層繊維をその外側に配置したロールと前記支持体
とによつて圧縮して筒状積層繊維に所望の硬さを与える
ことと、前記硬化室から出て来た筒状積層繊維にその中
心軸に平行にまたは斜めに切り線を入れて所定巾に切断
展開することからなる連続して帯状の積層ガラス短繊維
体を製造する方法である。次に本発明の実施例について
説明しよう。
なお以下において単に「繊維」の語は長さの短かい短繊
維を意味する。まず、第1図及び第2図を参照すると溶
融ガラス素地を入れるに適した前炉2の一部が描かれて
おり、前炉2はガラスバッチを溶融、即ち流動状態にす
る溶融炉1に連結され、溶融ガラスは前炉2に流入する
前炉2の縦軸に沿つて一定間隔を以つて配置されたフィ
ーダー3があり、それは白金−ロジウム合金又は溶融ガ
ラスの高熱に耐えうる金属で製せられたものである。短
繊維生成ユニット10のフィダー中に流入する熱軟化ガ
ラス流4が通るための孔を備えた下向き突起5が各フィ
ーダー3に設けられてある。
第1図においては繊維生成ユニット3体が前炉2の縦軸
に添い、その下に配置されているが生成せんとする繊維
集体の厚さに応じて繊維生成ユニットを何個も使用し得
る事は容易に理解されよう。図示繊維生成ユニット10
は同一構造のもので、各々は修理取替を容易にする為に
運転位置即ち生成位置に容易に設置及び撤去が可能な独
立ユニットとなつている。各繊維生成ユニット10は比
較的径の大きい中空防止機すなわちローターからのガラ
ス遠心射出によつてガラス流4のガラスを別々の線状体
、即ち一次フィラメントに成形するのに適合させてあり
、一次フィラメント即ち線状体は環形高速風によつて細
繊化されて繊維化される。
第1図に示した通り、繊維生成ユニットからの繊細化繊
維6は壁状囲い7で囲まれた矩形室すなわち成形用フー
ド8中に送られる。
室すなわちフード8中の繊維6に結合剤である未硬化樹
脂を送るための複数のアプリケーターノズル9が各保護
筒11によつて円周上等間隔位置において支持されてい
る。
壁状囲いTの基底すなわち開口底にエンドレス有孔スチ
ールベルトコンベア12が配置されている。
有孔スチールベルト13は、外周が円筒形をなし断面が
放射状の本体枠14の外周をつつむように回転しつつ第
1図において右方向に進行する。
当該エンドレススチールコンベアー12は、たとえばF
RP製強化合成樹脂管製造用のフィラメントワインディ
ング製造マシンとして知られているものを使うことがで
きるが、スチールベルトは有孔にし巾広く改良してある
。当該エンドレス有孔スチールコンベア12の繊維生成
ユニットの下方相当位置には吸引室15が設けられ室1
5は大気圧以下の圧即ち負圧にするための通常構造の排
風機(図示せず)に管16によつて接続されている。
室15中に存在する減圧すなわち吸込みはコンベアー上
の繊維ITの複集を促進し繊維化用のブラストの廃ガス
は管16を通つて排出される。
繊維生成ユニットから生成され表面に結合剤が付与され
た繊維6は円筒形のスチールコンベアベルト13の上に
集積して層ITとなり、コンベアー12は円筒状繊維層
ITを比較的高密度のマット18に圧成する定寸ロール
すなわちサイジングロール19の方に繊維層を回転しつ
つ運ぶ。さらにマット18はオープン即ち加熱硬化室2
0を経由して運ばれ、同オープン内で繊維上の結合剤で
ある未硬化樹脂はオープン内の通常方式の加熱と循環空
気によつて硬化される。硬化処理の間繊維マットは所望
の硬さをうるためにロール21によつて圧縮される。さ
らに硬化処理の済んだ円筒状マットは斜めに移動するカ
ッター22により中心軸にらせん状に所定の巾ピッチで
切断展開され帯状繊維マット24となり、さらにカッタ
ー23にて所要長さに切断される。
筒状芯金の円周すなわち本体枠14の外周をつつむ有孔
スチールベルト13の円周は製造すべき帯状繊維マット
の巾と等しいかまたはそれより大にする必要がある。
また切断は通常は中心軸にらせん状に切断するが、芯金
中心軸に平行にカッターを1本または複数本人れて切断
してもよい。
このようにして得られた繊維マットは円筒状マットより
展開したため多少の曲率を有するが曲率が小さいため施
工上何ら問題はない。
本発明によれば切断損失が全くなくなつたため、従来方
法に比べて歩留りは数%アップし又廃棄物処理の必要が
全くなくなつた。
【図面の簡単な説明】
第1図は本発明を具体化する繊維マット製造装置、第2
図は第1図A−A線に沿つて切断された断面図である。 6・・・・・・繊維、13,14・・・・・・筒状芯金
、17・・・・・・筒状積層繊維、24・・・・・・帯
状繊維マット。

Claims (1)

    【特許請求の範囲】
  1. 1 固定された芯金の上に有孔帯状体を連続的に巻きつ
    けて筒状支持体を形成し、前記支持体をその中心軸のま
    わりに回転させながら、芯金の長さ方向に進行させるこ
    とと、ガラス短繊維製造装置を前記支持体の所定部分に
    向けて配置し、前記支持体の所定部分内側を負圧に保ち
    、前記装置から生成させた表面に結合剤が付与されたガ
    ラス短繊維を前記負圧により前記支持体の所定部分の外
    側表面に吸引集積させて筒状積層繊維となすことと、こ
    の筒状積層繊維を前記支持体とともに進行させながら加
    熱硬化室内を通過させて結合剤を硬化させるとともに、
    前記硬化室内において筒状積層繊維をその外側に配置し
    たロールと前記支持体とによつて圧縮して筒状積層繊維
    に所望の硬さを与えることと、前記硬化室から出て来た
    筒状積層繊維にその中心軸に平行にまたは斜めに切り線
    を入れて所定巾に切断展開することからなる連続して帯
    状の積層ガラス短繊維体を製造する方法
JP50098249A 1975-08-12 1975-08-12 連続して帯状の預層ガラス短繊維体を製造する方法 Expired JPS5945778B2 (ja)

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JPS5221478A JPS5221478A (en) 1977-02-18
JPS5945778B2 true JPS5945778B2 (ja) 1984-11-08

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ID=14214670

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* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPS59139940A (ja) * 1983-01-31 1984-08-11 Nitto Chem Ind Co Ltd ホウ素含有金属酸化物触媒の製造法

Citations (3)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPS4836484A (ja) * 1971-09-11 1973-05-29
JPS4910377U (ja) * 1972-04-25 1974-01-29
JPS5053666A (ja) * 1973-08-31 1975-05-12

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NL7106853A (ja) * 1971-05-19 1972-11-21

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