JPS594539B2 - 燃料噴射ポンプ装置 - Google Patents

燃料噴射ポンプ装置

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JPS594539B2
JPS594539B2 JP50090701A JP9070175A JPS594539B2 JP S594539 B2 JPS594539 B2 JP S594539B2 JP 50090701 A JP50090701 A JP 50090701A JP 9070175 A JP9070175 A JP 9070175A JP S594539 B2 JPS594539 B2 JP S594539B2
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ト−マス ジヨン スキナ− ロバ−ト
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    • FMECHANICAL ENGINEERING; LIGHTING; HEATING; WEAPONS; BLASTING
    • F02COMBUSTION ENGINES; HOT-GAS OR COMBUSTION-PRODUCT ENGINE PLANTS
    • F02MSUPPLYING COMBUSTION ENGINES IN GENERAL WITH COMBUSTIBLE MIXTURES OR CONSTITUENTS THEREOF
    • F02M41/00Fuel-injection apparatus with two or more injectors fed from a common pressure-source sequentially by means of a distributor
    • F02M41/08Fuel-injection apparatus with two or more injectors fed from a common pressure-source sequentially by means of a distributor the distributor and pumping elements being combined
    • F02M41/14Fuel-injection apparatus with two or more injectors fed from a common pressure-source sequentially by means of a distributor the distributor and pumping elements being combined rotary distributor supporting pump pistons
    • F02M41/1405Fuel-injection apparatus with two or more injectors fed from a common pressure-source sequentially by means of a distributor the distributor and pumping elements being combined rotary distributor supporting pump pistons pistons being disposed radially with respect to rotation axis
    • F02M41/1411Fuel-injection apparatus with two or more injectors fed from a common pressure-source sequentially by means of a distributor the distributor and pumping elements being combined rotary distributor supporting pump pistons pistons being disposed radially with respect to rotation axis characterised by means for varying fuel delivery or injection timing
    • FMECHANICAL ENGINEERING; LIGHTING; HEATING; WEAPONS; BLASTING
    • F02COMBUSTION ENGINES; HOT-GAS OR COMBUSTION-PRODUCT ENGINE PLANTS
    • F02DCONTROLLING COMBUSTION ENGINES
    • F02D1/00Controlling fuel-injection pumps, e.g. of high pressure injection type
    • F02D1/02Controlling fuel-injection pumps, e.g. of high pressure injection type not restricted to adjustment of injection timing, e.g. varying amount of fuel delivered
    • F02D1/04Controlling fuel-injection pumps, e.g. of high pressure injection type not restricted to adjustment of injection timing, e.g. varying amount of fuel delivered by mechanical means dependent on engine speed, e.g. using centrifugal governors
    • F02D1/045Controlling fuel-injection pumps, e.g. of high pressure injection type not restricted to adjustment of injection timing, e.g. varying amount of fuel delivered by mechanical means dependent on engine speed, e.g. using centrifugal governors characterised by arrangement of springs or weights

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  • General Engineering & Computer Science (AREA)
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  • High-Pressure Fuel Injection Pump Control (AREA)

Description

【発明の詳細な説明】 本発明は内燃機関に燃料を供給する燃料ポンプ装置に関
するものである。
この燃料ポンプ装置は噴射ポンプと、噴射ポンプに加圧
燃料を供給する送りポンプと、包囲体内に配置1ルた軸
線方向に可動の部材と、前記部材と包囲体により画成し
た調節自在のオリフィスを備え、前記オリフィスの寸法
は噴射ポンプにより各噴射ストロークで機関に供給され
る燃料量を決定するものであり、また前記部材の一端に
作用して前記部材を軸方向に押圧して前記オリフィスの
寸法を減少させるように働く旋回自在の遠心重量体と、
前記部材を前記重量体の作用に反対して押圧するように
作用するカバナーばねと、前記はねにより及ぼされる力
を変えるための運転者により調節自在の装置を備え、前
記重量体、はねおよびオリフィスが一緒になってガバナ
ーを構成して、運転者により調節自在の装置の設定に応
じて関連した機関の速度を制御するように配置したこと
を特徴とする。
かかる装置を使用すれば、運転者が前記調節自在装置を
動かして機関速度を増大させるとき、オリフィスの寸法
が急速に増大する。
このようになれば、低機関速度で機関の燃料超過供給が
起り、問題が生じることになる。
本発明の目的は燃料超過供給の生ずる危険性を最少限度
とする上記の如き装置を提供することにある。
本発明によれば、この種の装置は前記重量体の旋回用の
反動部材と、弾性装置とを備え、前記弾性装置は反動部
材を押圧し、前記ガバナーばねに抗して旋回させるよう
に作用するものであり、またガバナーばねにより及ぼさ
れる力が増大したとき前記弾性装置の作用に抗する反動
部材の運動速度を制限するために作用するダッシュポッ
トを備えている。
本発明の燃料ポンプ装置の1実施例につき添付図面を参
照して説明する。
第1図を参照すれば、本発明装置は回転円筒状ディスト
リビュータ部材10をその中に支承している主体部を有
し、前記ディスl−IJピユータ部材は7個の部分に分
割して示している。
このディストリビュータ部材は該装置を組合わせた機関
と同期して駆動されるものであり、このディストリビュ
ータ部材の1点には1対の往復動可能のポンププランジ
ャ12を取付ける横断延長する孔11が形成されている
この点でディストリビュータ部材を囲んでいるのは環状
カムリング13であり、これはその内周に複数対の正反
対に位置したカム突出部をもつ。
カム突出部は夫々ローラを介して、ディストリビュータ
部材の回転に依りポンププランジャ12を内方に動かす
ように作用し、これにより横断孔11内に含まれた燃料
を放出するように作用する。
ポンププランジャ12はカム突出部と共に噴射ポンプを
構成する。
横断孔11はディストリビュータ部材内に延びる通路1
6と連通ずる。
1点でこの通路は外方へ延びる放出通路14と連通し、
この通路14はディストリビュータ部材が回転するにつ
れて主体部に形成された複数個の出口ボート15と整列
するようにされる。
それらの出口ポートは使用に際して関連した機関の噴射
ノズルに夫々連結される。
通路16は逆止弁17により通路18と連結し、この通
路は回転弁20を用いて滑動自在のシャトル19を含む
孔の一端と連通させることができる。
孔の上記一端は他の時間には後述する如く、回転弁22
により送り通路21と連通させることができる。
シャトル19を含む孔の他端は回転弁23を用いて高圧
の燃料源と、または回転弁24により低圧の燃料源と連
通させることができる。
弁20゜22.23,24はディストリビュータ部材1
0内にまたはその上に形成され、勿論機関と同期して駆
動される。
更にディストリビュータ部材上に取付けられているのは
回転翼型の送りポンプ25であり、これは入口26と出
口27をもっている。
入口26は1対のフィルタユニット28,29により燃
料供給源と連通しており、吸上げポンプ30を備えて、
送りポンプへの燃料供給を確実となす。
送りポンプ25の出口圧力は逃し弁31により制御され
る。
その機能については後述する。送りポンプの出口27は
通路34aにより弁23と連通ずる。
この目的については既に説明した。本発明装置の作用は
次の如くである。
装置各部が第1図に示す位置にある状態で、燃料は送り
ポンプの出口から弁23を経てシャトル19を含む孔の
前記他端(図に於て下端)に流れている。
シャトル19は孔の前記一端(図に於て上端)に向って
内方に動かされている。
それ故燃料は孔のこの一端から送出されて、回転弁20
と逆止弁17を経て通路16へ、特に孔11へ流れる。
プランジャ12はそれ故シャトル19により送出された
燃料量に依存する分量だけ外方へ動かされる。
ディストリビュータ部材の回転が続いている間、通路1
4は出口ボート15と整列する位置にもってこられ、こ
の整夕1ルた期間中、プランジャ12は内方へ動かされ
、そして燃料は孔11から適当な機関シリンダへ移され
る。
またこの時間中回転弁20と23は閉鎖され、弁22と
24は開かれて、燃料は今やシャトル19を含む孔の前
記一端に流れ、シャトルはそれ散孔の他端に向って外方
へ動かされる。
シャトルを含む孔へ供給される燃料量は後述する調整弁
33により制御される。
それ故この調整弁は注入ストロークの間に噴射ポンプに
供給される燃料量を、それ故噴射ポンプの各噴射ストロ
ークで関連した機関へ供給される燃料量を決定する。
ディストリビュータ部材の回転が継続する間、上記過程
が繰返され、燃料は機関シリンダへ供給される。
シャトル19が各噴射ストロークで該装置により供給で
きる燃料の最大量を決定することは明らかであろう。
燃料の最大量は機関の速度に応じて変化して、最大燃料
特性を与える。
この目的のため、シャトルの最大動程は機関の速度に応
じて変化するように作られる。
シャフト19はばね負荷ピストン35上に形成されたカ
ム表面34と協働できる延長端部を備える。
ピストンは通路36によりシリンダの一端へ加圧供給さ
れる燃料によりそのばね作用に抗して動くことができる
この通路36へ供給される燃料の圧力は該装置を駆動す
る速度に依存する。
この点については後述する。ピストン35の軸方向設定
は関連する機関の速度に依存し、そのため、シャトル1
9の許容される動程もまた機関速度に依存する。
またサーボピストン39の形式の流体圧作動部材が設け
られる。
これは合くぎを用いてカムリング13に連結される。
ピストン39ははね負荷サーボ弁38を中に配設した孔
を有する。
このサーボ弁38はピストン39を含むシリンダの一端
にまたそこから加圧された燃料を入れまた出す作用を制
御する。
加圧された燃料は送りポンプの出口27から得られ、サ
ーボ弁38は導管45内にある圧力を受ける。
この圧力が増大するにつれて、サーボ弁38は第1図に
示す如くそのはね負荷の作用に抗して左方へ動かされ、
サーボピストン39はこの動きに追従し、これによりカ
ムリング13を角度的に動かし、機関の燃料噴射のタイ
ミングを変える。
次に調整弁33につき説明する。
この調整弁はスリーブ40をもち、これは該装置の主体
部内に固定されている。
このスリーブ内に取付けられている軸方向に可動の棒部
材41は一端で重量体機構43による作用を受ける。
前記機構については第2,3図により以下で詳細に述べ
るが、これは機関を駆動する速度に正比例する速度で回
転させられる1対の遠心重量体を含んでいる。
棒部材41内に軸方向に延びているのは孔46であり、
この孔は重量体機構に隣接したその一端をプラグにより
閉鎖されている。
更にその両端間の中間に前記孔は絞り部47を備える。
その反対端で、孔46は弁部材48によりさえぎられて
いる。
弁部材48はコイル圧縮ばね49により負荷されている
このコイル圧縮ばねの反対端は可動衝接部材50を含む
調節装置に掛合している。
その軸方向設定、従ってばね49により及ぼされる力は
車輌の制御ペタルに連結されたカム51により調節する
ことができる。
プラグにより閉鎖される孔46の部分は導管45と定常
的に連通しており、このことは棒部材41に形成された
円周みぞ52により達成される。
このみそはスリーブ40中のポートと不断に連通し、導
管45と連通している。
孔46の他端は絞り部53を経て棒部材に形成した他の
円周みぞ54と連通している。
更に、スリーブ40に形成されているポート55は通路
21と連通する。
ポート55は次のように位置定めされる、すなわちみぞ
54はこのポートと部分的に整合して調節自在のオリフ
ィスを画成する。
そしてこのオリフィスを通して燃料が送りポンプ25か
ら噴射ポンプへ流れることができるようにする。
送りポンプの出口27は円周みぞ54と不断に連通して
いる。
孔46の右側部分は他の円周みぞおよびポート56によ
り通路36と不断に拘束されない連通をなしている。
前記通路36はピストン35を含むシリンダの一端と連
結している。
更に、ポート56は逃し弁31の、弁部材58にて負荷
を与えるばねを含むチャンバと連通している。
ばね57は弁部材58を閉鎖位置に向って押圧する。
この閉鎖位置では燃料は送りポンプの出口から流出しな
い。
最後に、スリーブ40には1対の離隔した連通ずるポー
ト59,60が形成されている。
ポート59は円周みぞ54と断えず連通し、ポート60
は棒部材41の軸方向位置に依存する可変量が得られる
ように円周みぞ52と合うことができる。
ポート60と円周みぞ52は絞られたオリフィスを構成
する。
運転に際して、棒41の軸方向設定は機関を駆動する速
度に依存する。
機関速度が増大するにつれて、重量体機構43の重量体
は第1図に於て右方に向って棒部材41を動かす。
この移動は勿論はね49の作用に抗して起る。
前述の如くばね49により及ばされる力は変えることが
でき、もしばね力が増大すれば、所定の機関速度では棒
部材は重量体の作用に抗して左方へ向って動く。
この動きの結果、通路21および送りポンプの出口27
と直列に配列したオリフィスの有効寸法は増大し、その
ため機関に供給される燃料は増大する。
孔46の右側端にある燃料圧力は絞り部53および弁部
材48に依り機関が駆動される速度の2乗に比例する。
実際上、弁部材48は孔46の端から僅かに折離されて
、燃料が絞り部53を通して流れることになる。
孔46の右側端の圧力は逃し弁31の弁部材58に作用
させられ、この圧力作用を受けた際、この圧力ははね5
7により及ぼされる力を増大させる。
それ故送りポンプの出力圧はN2+にの法則により表わ
される値をもつ。
ここでNは該装置が駆動される速度、Kはばね57に依
存する定数である。
ポート55およびみぞ54により画成されるオリフィス
と共に重量体とはね49は機関の運転速度を制御するガ
バナーを構成する。
上記装置を使用すれば、もし運転者がばね49により及
ぼされる力を突然に増大させなけれはならないとすれば
棒部材は直ちに左方へ動いて機関に供給される燃料の量
を急速に増大させる。
低機関速度ではこのことによって機関に一時的に燃料の
超過供給が行なわれるという問題が生ずるが、高速度で
はこの問題は起らない。
即ち、低機関速度でもし機関に供給する燃料の量を突然
に増すと、機関の排気の黒煙量がかなり多くなる。
このようなことは高速度のときには起らない。
最新式のガバナー機構、即ち電子制御式ガバナー機構で
は、低機関速度では供給量の限度が低くなるように機関
に供給できる燃料量を制限するのが普通である。
本発明の如き簡単な構造の機械的ガバナ一方式ではこの
ようになすのは簡単ではなく、ダッシュポットを使用す
るのが1つの方法である。
この方法では、低機関速度での燃料増加率は、複雑な止
め機構等を備えることなしに、制限することができる。
重量体機構43の構成を詳細に示す第2,3図を参照す
れば、棒部材41は外方へ延びるフランジ70を有し、
これに対して重量体61のつま先(toc)部が当る。
重量体のかかと(heel)部は架枠62に形成した補
足し合う表面に対して回動自在に支持されている。
前記架枠ははビカツプ形をなすが、延長部63をもち、
この延長部はスリーブ40の延長部の回りに取付けられ
た歯車64に連結されている。
歯車64はディストリビュータ部材10へ伝動装置によ
り連結されるが便利であり、こうすることにより架枠6
2が機関速度に比例した速度で回転するようにする。
架枠62は重量体のための反動部材を構成し、軸方向に
可動のばね衝接部材66中に形成された凹部内にそれ自
身収容される推力部材65に掛合する。
衝接部材66は他のばね67のための凹部を画成し、こ
のばねの他端は該装置の主体部内に定着されたカップ形
部材68の底壁に対して配置されている。
衝接部材66とカップ形部材68はダッシュポットを画
成する。
従って衝接部材はダッシュポットピストンと称すること
ができる。
衝衝接部材(ダッシュポットピストン)66はダッシュ
ポットからの流体の流量を拘束することのできる絞り孔
69を備えることが認められる。
また第一部材即ち推力部材65は中心孔をもち、またこ
の推力部材の端面は切欠きを作られていて、ダッシュポ
ットに入ったり出たりする燃料の流れを可能にする。
送りポンプは内燃機関に燃料を供給しようとする。
ガバナーの6平衡位置″は機関速度が運転者により調節
自在のカム51の設定により決まる値に達したときに得
られる。
この位置では、ガバナー重量体はばね49により及ぼさ
れる力と丁度釣合い、機関に供給される燃料量は所望速
度を維持するのに丁度よい量となる。
もし、機関運転者がこの平衡位置での機関速度よりも機
関速度を増したいと考えれば、運転者はカム51を動か
してばね49により及ぼされる力を増すようになす。
そうすると、ガバナー重量体はばね49により及ぼされ
る力が増大するために内方へ移動し、機関に供給される
燃料の量が増す。
機関はその速度を増す。
するとガバナー重量体は機関速度の上昇に依り外方へ移
動して、機関に供給される燃料の量を僅かに減らし、そ
の機関速度を維持するのに丁度よい量となす。
ここで全システム、特にガバナー機構は新しい”平衡位
置″をとることになる。
この平衡位置は、例えば機関に加わる負荷が増すと、乱
される。
即ち機関負荷が増すと、機関速度は低下し、ガバナー重
量体は内方へ移動し、機関に供給される燃料の量を増す
結局は、こうしてまた新しい平衡位置に達することにな
る。
コイル圧縮はね67の強さは次のように定められる、す
なわち低機関速度で、すなわち毎分約400回転までは
、ばね67により及ぼされる力は、機関がガバナーが平
衡位置にある状態で回転しているとき、ばね49により
与えられる力より大きくなるように定められる。
その結果、架枠62は右方へ最大限度動かされて、第2
図に示す位置を占めるようになっている。
更にこの平衡位置では、重量体61は第2図に示される
位置から少しだけ外方へ動かされているだろう。
もしここで運転者がスロットルペダルを動かして最大速
度を得るようにすると、勿論即座にはね49により及ぼ
される力を増大させる効果が生ずる。
このことにより棒部材41の軸方向移動が生じ、重量体
61は第2図に示す位置に動かされる。
この位置で、棒部材41は一時的に停止させられる。
しかしスロットルペダルを完全に押下げてしまうと、ば
ね49により及ぼされる力はばね67の力より大きくな
り、それ故ダッシュポットが徐々につぶされる。
ダッシュポットがつぶれる間棒部材41はばね49の作
用を受けて動く。
そして正規のガバナー作用が生ずるまで機関へ供給され
る燃料量は漸進的に増大する。
この場合に生ずる燃料の増加率は勿論ダッシュポットの
排出量に関係するオリフィス69の寸法に依存する。
この寸法は所望の増加率を与えるように選択することが
できる。
更にばね67の強さは上述のダッシュポット作用が機関
のあらゆる所望の速度までにおいて生ずるように取決め
ることができる。
ガバナーが平衡位置にある状態で機関速度が増大すると
、ガバナーはね49により及ぼされる力はばね67によ
り及ぼされる力より大きくなる。
その結果、ばね67はカップ形部材68と衝接部材66
の接触により決まる程度まで圧縮される。
その結果棒部材41を動かして関連した機関への燃料供
給を増大させるとき上述の2つの部材、即ちカップ形部
材と衝接部材の相対的動きは生じないことになる。
以上より明らかな如く、本発明によれば低機関速度での
燃料増加率はばね49とばね67の相対的な強さを制御
することによって制限することができる。
はね67はダッシュポットに組合わされている。
高機関速度では、ばね49により及ぼされる力がばね6
7により及ぼされる力より大きくなるように定められる
その結果、高機関速度では、ダッシュポットピストン即
ちばね衝接部材66はばね67の力に抗してその限界位
置へ移動する。
しかし低機関速度ではばね67がばね49よりも大きな
力を及ぼすように定められる。
この結果、ダッシュポットピストン66は第2図に示す
位置をとる。
今もしはね49により及ぼされる力が運転者の操作によ
り突然大きくされると、たとえはね49により及ぼされ
る力がはね67により及ぼされる力より大きくなっても
、ダッシュポット作用の効果が生じ、ダッシュボッ[・
ピストン66はばね67に抗して比較的ゆっくりと動く
ことしかできない。
この結果、機関に供給される燃料の量の増加率が制限さ
れ、このことにより、機関排気中の黒煙量が最少限度に
されるという所望の効果が得られる。
本発明の実施の態様には次のものが含まれる。
(1)反動部材はカップ形状をなしており、複数個の重
量体のための反動部材として働き、前記カップ形部材は
駆動部材に連結されて、カップ形部材が軸方向に可動の
部材の移動軸線と一部する軸線の回りに駆動されるよう
になっている。
(2)第一と第二の部材のうちの他方の部材は前記カッ
プ形部材に掛合する推力部材を収容する。
(3)前記弾性装置は前記ダッシュポットチャンバ内に
配置される。
(4)前記弾性装置はコイル圧縮はねとし、前記他方の
部材は前記ばねのための衝接部材を構成す(5)絞り開
口は前記他方の部材に形成される。
(6)前記弾性装置のたわみを制限するための装置を含
む。
(7)前記弾性装置のたわみは前記第一および第二部材
の衝接部材により制限される。
【図面の簡単な説明】
第1図は本発明装置の概略図、第2図は第1図に示す本
発明装置の一部を断面で示す側部立面図、第3図は第2
図のA−A線上でとった断面図である。 10・・・・・・ディストリビュータ部材、12・・・
・・・ポンププランジャ、13・・・・・・カムリング
、15・・・・・・出口ポート、16,18・・・・・
・通路、17・・・・・・逆止弁、19・・・・・ウヤ
トル、20〜24・・・・・・回転弁、25・・・・・
・送りポンプ、26・・・・・・入口、27・・・・・
・出口、28.29・・・・・・フィルタユニット、3
0・・・・・・吸上はポンプ、31・・・・・・逃し弁
、34・・・・・・カム表面、35・・・・・・はね負
荷ピストン、37・・・・・・サーボピストン、38・
・・・・・ばね負荷サーボ弁、39・・・・・・サーボ
ピストン、40・・・・・・スリーブ、41・・・・・
・棒部材、43・・・・・・定量体機構、46・・・・
・・孔、48゜58・・・・・・弁部材、49・・・・
・・コイル圧縮ばね、50・・・・・・可動衝接部材、
52,54・・・・・・円周みぞ、53・・・・・・絞
り部、59,60・・・・・・ポート、61・・・・・
・重量体、62・・・・・・架枠、63・・・・・−延
長部、64・・・・・・歯車、65・・・・・・推力部
材、66・・・・・・衝接部材、68・・・・・・カッ
プ形部材、69・・・・・・絞り孔またはオリフィス。

Claims (1)

    【特許請求の範囲】
  1. 1 ガバナー重量体61を旋回自在に支持するカップ形
    反動部材62と、前記反動部材62を押圧してガバナー
    はね49に抗して前記ガバナー重量体61を旋回させる
    ように作用する弾性装置67と、ダッシュポット66.
    68を備え、前記ダッシュポットはお互に相対的に摺動
    できかつダッシュポットチャンバを画成する第一部材6
    6及び第二部材68と、前記ダッシュポットチャンバに
    通じる絞り孔69からなり、前記第一部材と第二部材の
    うちの一方の部材68は装置本体部分に固定され、他方
    の部材66は前記カップ形反動部材62に連動しており
    、かくして前記ダッシュポット66.68がガバナーは
    ね49により及ぼされる力が増大したとき前記弾性装置
    67の反対作用によって反動部材62の移動速度を制限
    する働きをするようになし、また前記弾性装置67とガ
    バナーはね49の相対的な強さを制御することによって
    燃料増加率の制限が低機関速度においてのみ起るように
    なしたことを特徴とする燃料噴射ポンプ装置。
JP50090701A 1974-07-26 1975-07-24 燃料噴射ポンプ装置 Expired JPS594539B2 (ja)

Applications Claiming Priority (2)

Application Number Priority Date Filing Date Title
GB3302974 1974-07-26
GB33029/74A GB1524673A (en) 1974-07-26 1974-07-26 Fuel injection pumping apparatus

Publications (2)

Publication Number Publication Date
JPS5137327A JPS5137327A (ja) 1976-03-29
JPS594539B2 true JPS594539B2 (ja) 1984-01-30

Family

ID=10347580

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP50090701A Expired JPS594539B2 (ja) 1974-07-26 1975-07-24 燃料噴射ポンプ装置

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Cited By (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPH0531645Y2 (ja) * 1986-12-01 1993-08-13

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JPH0531645Y2 (ja) * 1986-12-01 1993-08-13

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