JPS594361B2 - キユウネツガタロキハツセイソウチニオケル レトルトノ カネツソウチ - Google Patents
キユウネツガタロキハツセイソウチニオケル レトルトノ カネツソウチInfo
- Publication number
- JPS594361B2 JPS594361B2 JP49060530A JP6053074A JPS594361B2 JP S594361 B2 JPS594361 B2 JP S594361B2 JP 49060530 A JP49060530 A JP 49060530A JP 6053074 A JP6053074 A JP 6053074A JP S594361 B2 JPS594361 B2 JP S594361B2
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- retort
- heating means
- endothermic
- retortono
- kanetsu
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Expired
Links
Landscapes
- Muffle Furnaces And Rotary Kilns (AREA)
- Devices And Processes Conducted In The Presence Of Fluids And Solid Particles (AREA)
- Hydrogen, Water And Hydrids (AREA)
Description
【発明の詳細な説明】
浸炭、および無酸化・光輝熱処理用の炉内に導入する雰
囲気(炉気)として吸熱型炉気が使用され、そのために
吸熱型炉気発生装置が設けられるにの発明は、このよう
な炉気発生装置におけるレトルトの加熱装置に関する。
囲気(炉気)として吸熱型炉気が使用され、そのために
吸熱型炉気発生装置が設けられるにの発明は、このよう
な炉気発生装置におけるレトルトの加熱装置に関する。
従来の此の種の炉気発生装置は、第1図に示す如く、ニ
ッケル触媒1を充填された直立筒体からなるレトルト2
の外周を、断熱耐火物3等の内張りを施した炉殻4で囲
繞し、炉殻4内に配置した発熱体5によりレトルト2を
その外部から加熱し該レトルト2の下方のガス人口2a
からメタン、プロパン、ブタン等の炭化水素ガスと空気
との混合ガスを送入し、加熱されたニッケル触媒1に接
触させることで反応変成させて吸熱型炉気を発生せしめ
、上方のガス出口2bから図示しない熱処理炉等に導入
するようになされている。
ッケル触媒1を充填された直立筒体からなるレトルト2
の外周を、断熱耐火物3等の内張りを施した炉殻4で囲
繞し、炉殻4内に配置した発熱体5によりレトルト2を
その外部から加熱し該レトルト2の下方のガス人口2a
からメタン、プロパン、ブタン等の炭化水素ガスと空気
との混合ガスを送入し、加熱されたニッケル触媒1に接
触させることで反応変成させて吸熱型炉気を発生せしめ
、上方のガス出口2bから図示しない熱処理炉等に導入
するようになされている。
しかるにこの吸熱反応のレトルトは、それが充分に均一
に加熱保持されていないと反応が不完全となり、例えば
未分解のメタンが残留したり、遊離炭素が触媒の表面に
煤となって堆積して触媒の寿命を短縮する。
に加熱保持されていないと反応が不完全となり、例えば
未分解のメタンが残留したり、遊離炭素が触媒の表面に
煤となって堆積して触媒の寿命を短縮する。
従ってこの煤払いのために前記発生装置の操業を一旦停
止する必要があり、このため連続操業が必要な熱処理作
業等において、操業の中断による経済的な損失が大きく
なる。
止する必要があり、このため連続操業が必要な熱処理作
業等において、操業の中断による経済的な損失が大きく
なる。
また第1図は基本的な吸熱型炉気発生装置を示したもの
であるが、前記のような加熱不均一を防止するために、
レトルト内に送入するガスの通路を種々変形して、レト
ルト内の通過時間を延長するようにしたものも提案され
ているが、その加熱源がレトルトの外部にのみ設けられ
ている以上、前記の如き問題点を完全に解消するには到
っていない。
であるが、前記のような加熱不均一を防止するために、
レトルト内に送入するガスの通路を種々変形して、レト
ルト内の通過時間を延長するようにしたものも提案され
ているが、その加熱源がレトルトの外部にのみ設けられ
ている以上、前記の如き問題点を完全に解消するには到
っていない。
この発明は以上の如き吸熱型炉気発生装置において、レ
トルト内に送り込まれた混合ガスの加熱を均一に保持し
、その完全な反応を行わせて、安定した組成の炉気を発
生させ、触媒に煤が堆積するのを防止し、熱処理作業等
の長時間の連続操業を可能となすことを目的とし、かつ
大容量の吸熱型炉気発生装置の実現を可能となすもので
ある。
トルト内に送り込まれた混合ガスの加熱を均一に保持し
、その完全な反応を行わせて、安定した組成の炉気を発
生させ、触媒に煤が堆積するのを防止し、熱処理作業等
の長時間の連続操業を可能となすことを目的とし、かつ
大容量の吸熱型炉気発生装置の実現を可能となすもので
ある。
実施例について説明すれば、第2図において、ニッケル
触媒10を充填された直立筒体からなるレトルト11の
中心に、発熱体12aを内蔵した石英などの耐熱性管か
らなる加熱手段12を縦設固定し、該手段12と、耐火
断熱材13の内張りを有する炉殻14内の図示しない加
熱手段とによって、前記レトルト11をその内外双方か
ら加熱するように構成する。
触媒10を充填された直立筒体からなるレトルト11の
中心に、発熱体12aを内蔵した石英などの耐熱性管か
らなる加熱手段12を縦設固定し、該手段12と、耐火
断熱材13の内張りを有する炉殻14内の図示しない加
熱手段とによって、前記レトルト11をその内外双方か
ら加熱するように構成する。
すなわち、第2図において下方のガス人口11aから送
入された例えばメタンと空気との混合ガスは、前記レト
ルト11がその内外双方から加熱されているために、き
わめて均一にかつ効率よく加熱されてニッケル触媒10
に接して完全に反応変成し、吸熱性炉気を発生して上方
のガス出口11bより熱処理炉等に送られる。
入された例えばメタンと空気との混合ガスは、前記レト
ルト11がその内外双方から加熱されているために、き
わめて均一にかつ効率よく加熱されてニッケル触媒10
に接して完全に反応変成し、吸熱性炉気を発生して上方
のガス出口11bより熱処理炉等に送られる。
図中15は、発熱体12aを耐熱性管に保持する絶縁体
である。
である。
第2図は、加熱手段12として電気加熱手段を用いたも
のであるが、これは第3図に示す如く、レトルト21の
中心に加熱手段22としての管体を縦通し、該管体内に
燃焼ガスを矢符aの如く導入してレトノにト21をその
内部から加熱する加熱手段とすることができる。
のであるが、これは第3図に示す如く、レトルト21の
中心に加熱手段22としての管体を縦通し、該管体内に
燃焼ガスを矢符aの如く導入してレトノにト21をその
内部から加熱する加熱手段とすることができる。
なお第2図と同一の部分には同一の符号を附しである。
この発明は以上の如き構成であるが、主にメタンを主成
分とするレトルト内の反応式を一例として挙げれば次の
ようになる。
分とするレトルト内の反応式を一例として挙げれば次の
ようになる。
2CH,+0□+3.8N2→2CO+4H2+3.8
N2これは実際には発熱反応であるが、しかし反応は2
段に起こり、第1段階においてメタンは空気と反応し熱
を発生するが、第2段階では余剰のメタンが第1段階で
発生したCO2およびH20と反応する。
N2これは実際には発熱反応であるが、しかし反応は2
段に起こり、第1段階においてメタンは空気と反応し熱
を発生するが、第2段階では余剰のメタンが第1段階で
発生したCO2およびH20と反応する。
第2段階のこの反応は、まったく吸熱反応であり、それ
故、高温(約1040℃)と充分な触媒層とが完全な反
応のために必要である。
故、高温(約1040℃)と充分な触媒層とが完全な反
応のために必要である。
この発明はレトルト内に充分の高温を与え、そしてこれ
をレトルト内全域に亘り均一に保持し得る故に発生され
る炉気の組成は安定しており、またCO2、未反応のC
H4、及び遊離炭素あるいはH20もなく、レトルト内
のニッケル触媒に煤の堆積するのを防止し、特により経
済的な大容量の吸熱型炉気発生装置を必要とする場合に
、レトルトの外部加熱のみでは、必然的にその直径と長
さに制限を受けるから容量不足となるが、この発明によ
ればレトルト容量を格段に大きくすることが可能であり
、熱処理炉等の長時間連続操業、大型化等を可能となし
、その経済性を著るしく向上することができる。
をレトルト内全域に亘り均一に保持し得る故に発生され
る炉気の組成は安定しており、またCO2、未反応のC
H4、及び遊離炭素あるいはH20もなく、レトルト内
のニッケル触媒に煤の堆積するのを防止し、特により経
済的な大容量の吸熱型炉気発生装置を必要とする場合に
、レトルトの外部加熱のみでは、必然的にその直径と長
さに制限を受けるから容量不足となるが、この発明によ
ればレトルト容量を格段に大きくすることが可能であり
、熱処理炉等の長時間連続操業、大型化等を可能となし
、その経済性を著るしく向上することができる。
第1図は従来装置の縦断面図、第2図はこの発明の実施
例主要部の縦断面図、第3図は他の実施例主要部の縦断
面図である。 11.21・・・・・・レトルト、12,22・・・・
・・加熱手段、5・・・・・・(外部)加熱手段。
例主要部の縦断面図、第3図は他の実施例主要部の縦断
面図である。 11.21・・・・・・レトルト、12,22・・・・
・・加熱手段、5・・・・・・(外部)加熱手段。
Claims (1)
- 1 触媒が充填された直立筒体からなるレトルトの外方
に加熱手段が設けられ、レトルトの下方から上方に向っ
て混合ガスを送入し吸熱型炉気を発生させる吸熱型炉気
発生装置におけるレトルトの加熱装置において、レトル
トの内部中心を縦通ずる内部加熱手段を設けて、レトル
トの内外から加熱する如くしたレトルトの加熱装置。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP49060530A JPS594361B2 (ja) | 1974-05-28 | 1974-05-28 | キユウネツガタロキハツセイソウチニオケル レトルトノ カネツソウチ |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP49060530A JPS594361B2 (ja) | 1974-05-28 | 1974-05-28 | キユウネツガタロキハツセイソウチニオケル レトルトノ カネツソウチ |
Publications (2)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPS50151790A JPS50151790A (ja) | 1975-12-05 |
JPS594361B2 true JPS594361B2 (ja) | 1984-01-30 |
Family
ID=13144944
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP49060530A Expired JPS594361B2 (ja) | 1974-05-28 | 1974-05-28 | キユウネツガタロキハツセイソウチニオケル レトルトノ カネツソウチ |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JPS594361B2 (ja) |
Families Citing this family (3)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JPS5735935A (ja) * | 1980-08-11 | 1982-02-26 | Mitsui Toatsu Chem Inc | Kyunetsuhannosochi |
US5164163A (en) * | 1988-09-19 | 1992-11-17 | Kabushiki Kaisha Kobe Seiko Sho | Hydrocarbon reforming apparatus |
JPH03232703A (ja) * | 1989-12-26 | 1991-10-16 | Tokyo Electric Power Co Inc:The | 炭化水素の改質装置 |
Citations (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
US3479143A (en) * | 1964-07-13 | 1969-11-18 | Girdler Corp | Means for conducting endothermic catalytic reactions,including electrical heating means |
-
1974
- 1974-05-28 JP JP49060530A patent/JPS594361B2/ja not_active Expired
Patent Citations (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
US3479143A (en) * | 1964-07-13 | 1969-11-18 | Girdler Corp | Means for conducting endothermic catalytic reactions,including electrical heating means |
Also Published As
Publication number | Publication date |
---|---|
JPS50151790A (ja) | 1975-12-05 |
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