JPS5943275B2 - 気動締着工具の締着トルク制御装置 - Google Patents
気動締着工具の締着トルク制御装置Info
- Publication number
- JPS5943275B2 JPS5943275B2 JP12551378A JP12551378A JPS5943275B2 JP S5943275 B2 JPS5943275 B2 JP S5943275B2 JP 12551378 A JP12551378 A JP 12551378A JP 12551378 A JP12551378 A JP 12551378A JP S5943275 B2 JPS5943275 B2 JP S5943275B2
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- chamber
- small diameter
- small
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- Details Of Spanners, Wrenches, And Screw Drivers And Accessories (AREA)
Description
【発明の詳細な説明】
本発明は、ナツトランナー、インパクトレンチ等気動締
着工具の締着トルク制御装置に関し、出力軸としてトー
ションバーを用い、且つ気動締着工具の本体内へトーシ
ョンバーの捻れと連動して給気を遮断するようにしたこ
とを目的とするものである。
着工具の締着トルク制御装置に関し、出力軸としてトー
ションバーを用い、且つ気動締着工具の本体内へトーシ
ョンバーの捻れと連動して給気を遮断するようにしたこ
とを目的とするものである。
従来、トーションバーと流体素子とを用いて締着トルク
制御を行なうようにした装置はあったが、■流体素子は
油を通すと該素子内の細径通路が目詰まりを起こして流
体素子が使用不可能となり、しかも、気動締着工具の原
動室内には、過熱焼きつきを防止する為、常時オイルを
供給しなくてはならないので、気動締着工具の寿命が著
しく短かくなる。
制御を行なうようにした装置はあったが、■流体素子は
油を通すと該素子内の細径通路が目詰まりを起こして流
体素子が使用不可能となり、しかも、気動締着工具の原
動室内には、過熱焼きつきを防止する為、常時オイルを
供給しなくてはならないので、気動締着工具の寿命が著
しく短かくなる。
■また流体素子を用いているので常時エアーを大気中に
排出し続けなくてはならず、省資源の面から極めて不都
合であった。
排出し続けなくてはならず、省資源の面から極めて不都
合であった。
本発明は、上記の欠点を解消したものであり、以下、実
施例を示す添付図面により、詳細に説明する。
施例を示す添付図面により、詳細に説明する。
第1図は、インパクトレンチに、本発明の締着トルク制
御装置を装設した実施例を示し、給気制御部A、原動部
B、インパクト機構部C及び本発明の最も要旨とするト
ルク制御部りとから構成されている。
御装置を装設した実施例を示し、給気制御部A、原動部
B、インパクト機構部C及び本発明の最も要旨とするト
ルク制御部りとから構成されている。
給気制御部Aは、インパクトレンチの握り部1に設げた
給気管路2と、該給気管路2中に設けられ、ばね4にて
常時該給気管路2を閉塞するよう付勢されるボール弁3
と、レバー5の回動により該ボール弁3をばね4の力に
抗して押動し、給気管路2を開通させる弁軸6とから構
成されている。
給気管路2と、該給気管路2中に設けられ、ばね4にて
常時該給気管路2を閉塞するよう付勢されるボール弁3
と、レバー5の回動により該ボール弁3をばね4の力に
抗して押動し、給気管路2を開通させる弁軸6とから構
成されている。
尚、7は、排気管路であり、8は該排気管路γと連通ず
るよう設けられた消音器である。
るよう設けられた消音器である。
原動部Bは、トルク制御部りを介して給気管路2と連通
され、且つ、直接前記排気管路γと連通される原動室9
内にローター10を回転可能に設けており、給気管路2
から送給される圧縮空気により、ローター10が回動駆
動されるようにしている。
され、且つ、直接前記排気管路γと連通される原動室9
内にローター10を回転可能に設けており、給気管路2
から送給される圧縮空気により、ローター10が回動駆
動されるようにしている。
インパクト機構部Cは、前記ローター10の軸と一体的
に回動されるハンマー11と、該ノッマー11と係合さ
れて、該ハンマー11による衝撃により、回転力を伝達
される出力軸12とから成る。
に回動されるハンマー11と、該ノッマー11と係合さ
れて、該ハンマー11による衝撃により、回転力を伝達
される出力軸12とから成る。
本発明の最も要旨とするトルク制御部りは、第1図にお
いて、給気管路2と連通される大径室13と、該大径室
13と連続して設けられた小径室14と該小径室14内
に気密的且つ摺動可能に設げた弁体15と、該小径室1
4と前記原動室9とを連通ずる通気管路16とを設けて
いる。
いて、給気管路2と連通される大径室13と、該大径室
13と連続して設けられた小径室14と該小径室14内
に気密的且つ摺動可能に設げた弁体15と、該小径室1
4と前記原動室9とを連通ずる通気管路16とを設けて
いる。
更に前記出力軸12の先端部を、気密的且つ回動可能に
包囲する鞘筒11に設けた窓孔18(第2図)と、前記
ローター10および出力軸12を貫通し得る通気管路1
9と、前記弁体15を大径室13に向かつて付勢するば
ね20とから構成されている。
包囲する鞘筒11に設けた窓孔18(第2図)と、前記
ローター10および出力軸12を貫通し得る通気管路1
9と、前記弁体15を大径室13に向かつて付勢するば
ね20とから構成されている。
尚、21は、前記大径部13に前後摺動のみ可能に設け
た摘みであり、該摘み21を摺動させた後、回動させれ
ば、大径部13及び小径部14も一体的に回動され、ロ
ーター10の回転方向を変化させ得るようにしている。
た摘みであり、該摘み21を摺動させた後、回動させれ
ば、大径部13及び小径部14も一体的に回動され、ロ
ーター10の回転方向を変化させ得るようにしている。
15′は、弁体15に固着したOリングであり、弁体1
5がばね20の力に抗して摺動された時、大径室13と
小径室14とを気密に遮断するものであり、15“は大
径室13側の小径室14と通気管路19側の小径室14
とを連通ずる管路である。
5がばね20の力に抗して摺動された時、大径室13と
小径室14とを気密に遮断するものであり、15“は大
径室13側の小径室14と通気管路19側の小径室14
とを連通ずる管路である。
22.23は、通気管路19を気密に保持するOリング
である。
である。
19′は、第2図に示すように、前記出力軸12の先端
部に、該出力軸12の軸心と直角な方向に穿設した通孔
であり、常時、前記通気管路19と連通されるとともに
、前記窓孔18とは遮断され、出力軸12の先端部が締
着の反力により回動された時、窓孔18と連通されるよ
うにしている。
部に、該出力軸12の軸心と直角な方向に穿設した通孔
であり、常時、前記通気管路19と連通されるとともに
、前記窓孔18とは遮断され、出力軸12の先端部が締
着の反力により回動された時、窓孔18と連通されるよ
うにしている。
また、前記出力軸12の中央部は、小径部12′として
、反力によるねじれを検出し易くしている。
、反力によるねじれを検出し易くしている。
更に、前記鞘筒17の基端部は、スプライン等11′に
より、回動不可に出力軸12と連結されている。
より、回動不可に出力軸12と連結されている。
以上の構成になる本発明インパクトレンチの作用は、次
のとおりである。
のとおりである。
レバー5を押動操作することにより、弁軸6を介してボ
ール弁3を押動して給気管路2を開通させれば、図中、
下端に連結したコンプレッサー(図示せず)から圧縮空
気が給気管路2を通って大径室13に送給される。
ール弁3を押動して給気管路2を開通させれば、図中、
下端に連結したコンプレッサー(図示せず)から圧縮空
気が給気管路2を通って大径室13に送給される。
このとき、弁体15は、ばね20により大径室13に向
かって押動されており、大径室13と小径室14とは連
通されているので、圧縮空気は、大径室13から小径室
14、通気管路16を通って原動室9内に送給されてロ
ーター10を回転駆動し、排気管路7及び消音器8を通
って大気中に放出される。
かって押動されており、大径室13と小径室14とは連
通されているので、圧縮空気は、大径室13から小径室
14、通気管路16を通って原動室9内に送給されてロ
ーター10を回転駆動し、排気管路7及び消音器8を通
って大気中に放出される。
一方、大径室13中の圧縮空気は、管路15′を通って
通気管路19側の小径室14、通気管路19及び通孔1
9′に送給されるが、通孔19′が窓孔18と遮断され
ている為、弁体15の大径室13側及び小径室14側に
は同じ圧力が加わり、弁体15は、ばね20により大径
室13側に押圧された状態を保持する。
通気管路19側の小径室14、通気管路19及び通孔1
9′に送給されるが、通孔19′が窓孔18と遮断され
ている為、弁体15の大径室13側及び小径室14側に
は同じ圧力が加わり、弁体15は、ばね20により大径
室13側に押圧された状態を保持する。
従ってローター10の回転力は、インパクト機構部Cを
介して出力軸12に伝達され、前端ソケット(図示せず
)を介してボルト、ナツト等(図示せず)の締着或は緩
め動作を行なう。
介して出力軸12に伝達され、前端ソケット(図示せず
)を介してボルト、ナツト等(図示せず)の締着或は緩
め動作を行なう。
締着動作と、緩め動作との切換えは、摘み21の回動、
係止によって行なう。
係止によって行なう。
ボルト、ナツト等(図示せず)を締着する場合において
、ボルト、ナツト等の締着トルクが所定値になると、反
力により出力軸12の先端部のねじれ回動量が所定値に
達し、通孔19′が窓孔18と連通されるので、通気管
路19側の小径室14内の圧縮空気は通気管路19、通
孔19′及び窓孔18を通って大気中に放出され、従っ
て弁体15において通気管路19側に加わる圧力が大気
圧となるので、弁体15は、大径室13に送給される空
気の圧力により、ばね20の力に抗して押動され、0リ
ング15′により大径室13と小径室14とを遮断して
原動室9への圧縮空気送給を停止し、以てインパクトレ
ンチを停止させる。
、ボルト、ナツト等の締着トルクが所定値になると、反
力により出力軸12の先端部のねじれ回動量が所定値に
達し、通孔19′が窓孔18と連通されるので、通気管
路19側の小径室14内の圧縮空気は通気管路19、通
孔19′及び窓孔18を通って大気中に放出され、従っ
て弁体15において通気管路19側に加わる圧力が大気
圧となるので、弁体15は、大径室13に送給される空
気の圧力により、ばね20の力に抗して押動され、0リ
ング15′により大径室13と小径室14とを遮断して
原動室9への圧縮空気送給を停止し、以てインパクトレ
ンチを停止させる。
以上には、出力軸12の先端部に通孔19′を穿設した
実施例について記述したが、出力軸12の基端寄り部に
通孔を穿設し、該通孔を大気と連通、遮断する窓孔を鞘
筒に穿設すれば通気管路19を短か(できるのでトルク
制御部りの応答性を早くすることができる。
実施例について記述したが、出力軸12の基端寄り部に
通孔を穿設し、該通孔を大気と連通、遮断する窓孔を鞘
筒に穿設すれば通気管路19を短か(できるのでトルク
制御部りの応答性を早くすることができる。
また、トルク制御部りを、インパクトレンチ本体の後端
部に設ける代わりにインパクトレンチ本体の先端部に設
けることとすれば、ローター10を貫通する長い通気管
路19は不要となり、通気管路が短かくできるので更に
応答性を早くすることができる。
部に設ける代わりにインパクトレンチ本体の先端部に設
けることとすれば、ローター10を貫通する長い通気管
路19は不要となり、通気管路が短かくできるので更に
応答性を早くすることができる。
第3図は、インパクトレンチに本発明の締着トルク制御
装置を装設した他の実施例を示し、出力軸12の先端部
外周に、ばね状のトーションバー240基端部を固着し
、該トーションバー240先端部に設けた環状筒部25
に、外気に通じる窓孔を穿設し、且つ、先端部を該環状
筒部25内に気密的且つ回動可能に嵌合した軸部26に
、軸方向の通孔2γ及び軸方向と垂直に、且つ前記外気
へ通じる窓孔と連通可能な通孔27′を設けている。
装置を装設した他の実施例を示し、出力軸12の先端部
外周に、ばね状のトーションバー240基端部を固着し
、該トーションバー240先端部に設けた環状筒部25
に、外気に通じる窓孔を穿設し、且つ、先端部を該環状
筒部25内に気密的且つ回動可能に嵌合した軸部26に
、軸方向の通孔2γ及び軸方向と垂直に、且つ前記外気
へ通じる窓孔と連通可能な通孔27′を設けている。
環状筒部25を貫通して設けた通気管路19と、該通孔
27とを連通し得るよう且つ、軸部26を出力軸12に
対して気密的に回動及び摺動可能とするよう軸部26を
環状筒部25に嵌合している。
27とを連通し得るよう且つ、軸部26を出力軸12に
対して気密的に回動及び摺動可能とするよう軸部26を
環状筒部25に嵌合している。
この場合、通孔27′と通気用の窓孔とが連通された時
に、原動室9への給気が遮断されることは、前記第1図
の実施例の場合と同じであるが、ばね状のトーションバ
ーを用いているので棒状トーションバーと比較してねじ
れ量を検出し易(、且つ軸方向の振動をも吸収できる。
に、原動室9への給気が遮断されることは、前記第1図
の実施例の場合と同じであるが、ばね状のトーションバ
ーを用いているので棒状トーションバーと比較してねじ
れ量を検出し易(、且つ軸方向の振動をも吸収できる。
第4図は、ナツトランナーに本発明の締着トルク制御装
置を装設した実施例を示し、一端部にソケット(図示せ
ず)を定設したナツトランナ一本体30の後端部に、給
気制御装置びを設け、該給気制御装置σを、ばね状のト
ーションバー31を介して取付基板32に連通して成る
ものである。
置を装設した実施例を示し、一端部にソケット(図示せ
ず)を定設したナツトランナ一本体30の後端部に、給
気制御装置びを設け、該給気制御装置σを、ばね状のト
ーションバー31を介して取付基板32に連通して成る
ものである。
給気制御装置D′は、本体41にコンプレッサー等給気
源(図示せず)と接続される給気口33と常時連通され
る大径室34と、該大径室34を挾んで前後相対して形
成され、且つ該大径室34と連続、連通される小径室3
5,36とを設けている。
源(図示せず)と接続される給気口33と常時連通され
る大径室34と、該大径室34を挾んで前後相対して形
成され、且つ該大径室34と連続、連通される小径室3
5,36とを設けている。
該小径室35は、その大径室34寄り部に、ナツトラン
ナ一本体30の原動室(図示せず)と連通ずる通気管路
37を開口連通させている。
ナ一本体30の原動室(図示せず)と連通ずる通気管路
37を開口連通させている。
又、前記両小径室35.36に跨って摺動可能に弁軸3
8′を設け、前記小径室35の他端部と連通させて外気
との通孔39を設け、更に前記小径室36と連通させ且
つ、表示器(図示せず)と連通させて設けた通孔40を
設けている。
8′を設け、前記小径室35の他端部と連通させて外気
との通孔39を設け、更に前記小径室36と連通させ且
つ、表示器(図示せず)と連通させて設けた通孔40を
設けている。
又、該本体41の一端部にをζ常時は通孔39を大気と
遮断し、本体41が回動された時には、窓孔42(第4
図V−■を示す第5図)により、通孔39を大気と連通
ずる鞘筒43を気密的且つ回動可能に嵌合している。
遮断し、本体41が回動された時には、窓孔42(第4
図V−■を示す第5図)により、通孔39を大気と連通
ずる鞘筒43を気密的且つ回動可能に嵌合している。
前記小径室36は、弁体38の弁軸38′と気密的に嵌
合される内径を有し、且つ該弁軸38′には大径室34
と小径室36とを連通ずる通孔44を穿設している。
合される内径を有し、且つ該弁軸38′には大径室34
と小径室36とを連通ずる通孔44を穿設している。
更に弁軸38′の中央部に大径室34と小径室35とを
気密的に遮断し得る弁板45を固着するとともに、弁軸
38′の、小径室35に挿通される側の端部に、該小径
室35に気密的に挿通されて該小径室35を2室に離隔
する弁板46を固着し、且つ大径室34と、通孔39側
の小径室35とを連通する通孔47を該弁軸38′に穿
設している。
気密的に遮断し得る弁板45を固着するとともに、弁軸
38′の、小径室35に挿通される側の端部に、該小径
室35に気密的に挿通されて該小径室35を2室に離隔
する弁板46を固着し、且つ大径室34と、通孔39側
の小径室35とを連通する通孔47を該弁軸38′に穿
設している。
48は弁体38を常時小径室36に向かつて付勢するば
ね、49は、本体41と鞘筒43との間に設けたスラス
トベアリング50,5L 52は、気密を保持する為の
シールである。
ね、49は、本体41と鞘筒43との間に設けたスラス
トベアリング50,5L 52は、気密を保持する為の
シールである。
トーションバー31は、肉厚の板材を、コイルばね状に
湾曲形成したもので、一端部を、前記鞘筒43に固着し
、他端部に、前記本体41の突出端部41′と不回転状
に連結される連結部31′を固着し、且つ該トーション
バー31及び鞘筒43に摺動可能に嵌合した筒体53の
一端部を、前記連結部31′に固着している。
湾曲形成したもので、一端部を、前記鞘筒43に固着し
、他端部に、前記本体41の突出端部41′と不回転状
に連結される連結部31′を固着し、且つ該トーション
バー31及び鞘筒43に摺動可能に嵌合した筒体53の
一端部を、前記連結部31′に固着している。
また、該筒体53には、常時前記外気と通じた窓孔42
と連通される窓孔54を穿設している。
と連通される窓孔54を穿設している。
以上のようになるナツトランナーの作用は、次のとおり
である 圧縮空気を送給しない時には、ばね48の力により弁体
38が、小径部36側に押動されているので、大径室3
4と小径室35とが連通されマおり、従ってこの状態で
コンプレッサー等給気源(図示せず)を作動させると、
圧縮空気は、給気口33、大径室34、小径室35およ
び通気管路3γを通って原動室(図示せず)に送給され
、ボルト、ナツト等の締着を行なうことができる。
である 圧縮空気を送給しない時には、ばね48の力により弁体
38が、小径部36側に押動されているので、大径室3
4と小径室35とが連通されマおり、従ってこの状態で
コンプレッサー等給気源(図示せず)を作動させると、
圧縮空気は、給気口33、大径室34、小径室35およ
び通気管路3γを通って原動室(図示せず)に送給され
、ボルト、ナツト等の締着を行なうことができる。
尚、この時、通孔40は、弁軸38′により′、小径室
36内部と遮断されているので、表示器(図示せず)に
は圧縮空気は送給されず、従って表示器は、作動しない
。
36内部と遮断されているので、表示器(図示せず)に
は圧縮空気は送給されず、従って表示器は、作動しない
。
また、弁板46により、互に離隔された小径室35の二
室は、共に圧縮空気が送給されているので弁板46には
、方向の異なる同じ大きさの空気圧が加わり、従って弁
体38が押動されることはない。
室は、共に圧縮空気が送給されているので弁板46には
、方向の異なる同じ大きさの空気圧が加わり、従って弁
体38が押動されることはない。
ボルト、ナツト等が締着され、締着トルクが所定値に達
すると、取付基板32に対するナツトランナ一本体30
及び本体41の回動量が、所定値に達する為、通孔39
が外気との窓孔42,54と連通される。
すると、取付基板32に対するナツトランナ一本体30
及び本体41の回動量が、所定値に達する為、通孔39
が外気との窓孔42,54と連通される。
(第6図参照)従って通孔39側の小径室35内の圧縮
空気が大気中に放出され、弁板46の大径室34側に加
わる空気圧により、弁体38かばね48の弾力に抗して
押動され、弁体45により小径室35が閉塞され、イン
パクトレンチ本体30の原動室への圧縮空気の送給が遮
断される。
空気が大気中に放出され、弁板46の大径室34側に加
わる空気圧により、弁体38かばね48の弾力に抗して
押動され、弁体45により小径室35が閉塞され、イン
パクトレンチ本体30の原動室への圧縮空気の送給が遮
断される。
また、弁体38が小径室35側に押動されることにより
、小径室36と通孔40が連通される為、圧縮空気は大
径室34から通孔44、小径室36および通孔40を通
って表示器(図示せず)に送給され、締着完了を表示す
る。
、小径室36と通孔40が連通される為、圧縮空気は大
径室34から通孔44、小径室36および通孔40を通
って表示器(図示せず)に送給され、締着完了を表示す
る。
給気源(図示せず)を停止させると、本体41は、トー
ションバー31の復元力により原位置に復元し弁体38
は再びばね48の力により押動されて第4図に示す状態
・に復帰する。
ションバー31の復元力により原位置に復元し弁体38
は再びばね48の力により押動されて第4図に示す状態
・に復帰する。
第7図は、第4図においてばね状のトーションバー31
に代えて、棒状のトーションバー31“を用いた実施例
を示している。
に代えて、棒状のトーションバー31“を用いた実施例
を示している。
即ち、第4図のものと異なる点は、本体41の一端部を
延長突設して棒状のトーションバー31″を形成し、該
トーションバー31“の先端部を、取付基板32に固着
した点であり、作用においては第4図のものと比較して
ねじれ量の発生が比較的小さい為、トーションバー3f
′を長< L すくてはならない点である。
延長突設して棒状のトーションバー31″を形成し、該
トーションバー31“の先端部を、取付基板32に固着
した点であり、作用においては第4図のものと比較して
ねじれ量の発生が比較的小さい為、トーションバー3f
′を長< L すくてはならない点である。
以上のようになる本発明の締着トルク制御装置は次の効
果を奏する。
果を奏する。
■ 流体素子を全(不要としたので、細径通路の目詰ま
り等が皆無となり、寿命が長くなる。
り等が皆無となり、寿命が長くなる。
■ 締着動作時に圧縮空気を放出せず、省資源の]而か
ら有用である。
ら有用である。
■ 流体素子を用いたもののように精度を要する多くの
弁、素子等を使用することなく、一つの弁にて給気の制
御を行なうことができ、極めて小型にできる。
弁、素子等を使用することなく、一つの弁にて給気の制
御を行なうことができ、極めて小型にできる。
図面は本発明の実施例を示し、第1図は本発明装置を装
設したインパクトレンチの中央縦断側面図、第2図は第
1図の■−■断面図、第3図は本発明装置を装設したイ
ンパクトレンチの要部切欠側面図、第4図及び第7図は
、同ナツトランナーの要部切欠側面図、第5図は第4図
のV−■断面図、第6図は第4図において弁体が作動し
た状態を示す要部切欠側面図。 13、34・・・・・・大径室、14,35,36・・
・・・・小径室、15,38・・・・・・弁体、18,
42,54・・・・・・窓孔、’f6,19,3γ、3
9・・・・・・通気管路。
設したインパクトレンチの中央縦断側面図、第2図は第
1図の■−■断面図、第3図は本発明装置を装設したイ
ンパクトレンチの要部切欠側面図、第4図及び第7図は
、同ナツトランナーの要部切欠側面図、第5図は第4図
のV−■断面図、第6図は第4図において弁体が作動し
た状態を示す要部切欠側面図。 13、34・・・・・・大径室、14,35,36・・
・・・・小径室、15,38・・・・・・弁体、18,
42,54・・・・・・窓孔、’f6,19,3γ、3
9・・・・・・通気管路。
Claims (1)
- 1 コンプレッサー等の給気源に連通した大径室と、一
端が該大径室に連通し、且つ通気管路を介しボルト、ナ
ツト等締め緩め作動させる原動室に連通した小径室と、
該大径室及び小径室にわたって挿通され、常時は小径室
を大径室側と他端側の2室に隔て、給気により該小径室
側への強制抑圧時、大径室と小径室を遮断する弁体と、
常時、該小径室他側端と連通し、締着終了時のみ大気と
連通する鞘筒の窓孔と連通する通気管路と、小径室に設
けられ、常時、弁体を押圧して小径室と大径室を連通さ
せるばねと、該小径室の前記2室に連通ずるよう弁体に
設けた管路とから成る気動締着工具の締着トルク制御装
置。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP12551378A JPS5943275B2 (ja) | 1978-10-11 | 1978-10-11 | 気動締着工具の締着トルク制御装置 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP12551378A JPS5943275B2 (ja) | 1978-10-11 | 1978-10-11 | 気動締着工具の締着トルク制御装置 |
Publications (2)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPS5554184A JPS5554184A (en) | 1980-04-21 |
JPS5943275B2 true JPS5943275B2 (ja) | 1984-10-20 |
Family
ID=14911989
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP12551378A Expired JPS5943275B2 (ja) | 1978-10-11 | 1978-10-11 | 気動締着工具の締着トルク制御装置 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JPS5943275B2 (ja) |
Cited By (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
US9708021B2 (en) | 2013-04-23 | 2017-07-18 | Kawasaki Jukogyo Kabushiki Kaisha | Side stand of motorcycle |
-
1978
- 1978-10-11 JP JP12551378A patent/JPS5943275B2/ja not_active Expired
Cited By (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
US9708021B2 (en) | 2013-04-23 | 2017-07-18 | Kawasaki Jukogyo Kabushiki Kaisha | Side stand of motorcycle |
Also Published As
Publication number | Publication date |
---|---|
JPS5554184A (en) | 1980-04-21 |
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