JPS5941531B2 - 圧力応動装置 - Google Patents

圧力応動装置

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JPS5941531B2
JPS5941531B2 JP12325179A JP12325179A JPS5941531B2 JP S5941531 B2 JPS5941531 B2 JP S5941531B2 JP 12325179 A JP12325179 A JP 12325179A JP 12325179 A JP12325179 A JP 12325179A JP S5941531 B2 JPS5941531 B2 JP S5941531B2
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pressure
diaphragm
valve
response device
pressure chamber
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壽 本山
寿夫 本山
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Description

【発明の詳細な説明】 この発明は、気体圧力が設定圧力よりも低下した際に感
応して作動する圧力応動装置に関する。
この種の圧力応動装置の用途は多方面にわたっているが
、その一例をあげれば、空気入りの自動車用タイヤがあ
る。
すなわち、自動車用タイヤの空気圧力が走行中に低下し
た場合には、バンドル操作の安定性が損なわれて重大な
事故をひき起す危険性があるため、空気圧の低下を運転
席において察知できるこさが望ましい。
あるいはその他の機器においても、使用時の気体圧力が
低下した場合には、当該機器の安定した作動を維持する
ために、その旨の警報を発することができるようにして
おくのが望ましい。
従来、上述の圧力作動装置の一例としては、第1図およ
び第2図に示す構造のものがある。
この圧力応動装置は、容器1によって形成される密閉室
2内の圧力が外部圧力よりも低い場合に、外部圧力側か
ら密閉室2内に向けて気体の流入を可能にし、密閉室2
内の圧力を外部圧力とほぼ等しくする吸込チェックバル
ブ3をそなえ、この吸込チェックバルブ3には、密閉室
2内の圧力が外部圧力よりも所定値以上高くなった場合
に、密閉室2内の過圧気体を外部に流出させる過圧IJ
IJ−フバルブ4をそなえている。
また、容器1の反対側には、ねじ部5を介して伸縮可能
なベロー形部材6を設けている。
このベロー形部材6の少なくさも先端部は導電性を有し
、この先端部から離間したところに接点7a、7bを設
け、電源8および負荷9たとえば表示灯に接続している
上記の圧力応動装置において、密閉室2内の圧力が外部
圧力にほぼ等しい場合には、前記ベロー形部材6は第1
図に示すように縮小した状態にある。
次に、自動車用タイヤの空気漏れ等によって外部圧力(
タイヤ内の空気圧力)が密閉室2内の圧力よりも所定値
だけ低くなった場合には、第2図に示すようにベロー形
部材6が伸張し、その先端部が接点7a、7bに接触し
てたとえば表示灯9が点灯し、運転者にその旨を知らせ
る。
ところが、上記の圧力応動装置では、密閉室2内に外部
気体を流入させる吸込チェックバルブ3と過圧気体を外
部に流出させる過圧IJ IJ−フバルブ4きを一体的
に設けているため、作動遅れを生ずるおそれがあると同
時に誤動作を招きやすく、信頼性の高いものとすること
が困難である。
また、ベロー形部材6は、とくに自動車用空気タイヤに
使用した場合、エンジンからの振動および走行中の複雑
な衝撃等によって安定性を損ない、ベロー形部材6自体
にも特に共振状態において大きく、しかも複雑な動きを
伴なうため、良好な動作をおこなわせることが困難であ
る。
また、類似の構造例として、たとえば自動車のフェンダ
一部分に送受信器を取付け、タイヤの空気圧が減少して
ベロー形部材6が伸張した際に、送信器からの無線信号
をベロー形部材6にで反射させ、その反射信号を受信器
で察知する構造も考えられているが、この場合にも、上
床のようなベロー形部材6の複雑な動き、およびベロー
形部材6の波形表面における無線信号の反射角度の不均
一性などによって、精度の高いタイヤの空気漏れ検出を
おこなうことが困難である。
この発明の目的は、上述した従来技術の欠点を解消し、
構造が簡単で、精度の高い圧力応動を可能きし、取付は
状態で複雑な振動挙動を伴なうたきえば自動車用タイヤ
内での使用であっても、タイヤ内圧力が所定圧力よりも
低下した際に良好に感応して作動することが可能な圧力
応動装置を提供することにある。
この発明の圧力応動装置は、設定圧力室を形成する容器
と、前記容器の開口部に固定されて前記設定圧力室を外
部圧力側から遮断するダイヤフラムと、前記ダイヤフラ
ム位置を規制するスプリングさ、外部圧力側から設定圧
力室に向けてのみ気体め通過を可能にするバルブ、好ま
しくは虫バルブと、所定位置に掛止可能でかつ回動可能
に付勢された動作板さをそなえ、外部圧力側が前記設定
圧力室内の圧力よりもたさえは所定値だけ低下した際に
、前記ダイヤフラムに移動を生じさせて前記動作板の掛
止状態を解除し、前記動作板の回動を可能にして該動作
板の回動により外部圧力の低下を察知しうるようにした
ことを特徴としている。
以下、この発明の実施例を図面に基いて詳細に説明する
第3図ないし第5図はこの発明の一実施例を示すもので
、容器11は中空状をなし、その内部に設定圧力室12
を形成しうるようになっており、容器11の開口部にダ
イヤフラム13を固定して前記設定圧力室12を外部圧
力側から遮断している。
ダイヤフラム13の固定にあたっては、容器11の開口
部近くにダイヤフラムホルダ14を接着済等により嵌合
固定し、ダイヤフラム13の外周部分には01Jソング
13aを一体的に形成して、前記0リング部13aをダ
イヤフラムホルダ14に当てがい、容器11の開口端部
を内側に折曲してダイヤフラム13の0リング部13a
を気密固定している。
前記ダイヤフラム13の両面には、それぞれ背板15,
16を固定すると共に、その中心部にバルブシートガイ
ド17を固定している。
このバルブシートガイド11は、前記ダイヤフラムホル
ダ14に対して摺動可能であり、バルブシートガイド1
7の他端側に形成したフランジ部17aとダイヤフラム
ホルダ14との間にコイルスプリング18を装着してい
る。
このコイルスプリング18は、ダイヤフラム13の位置
を規制するためのものである。
したがって、ダイヤフラム13自体が必要な弾性を有し
、それ自体でダイヤフラム13の位置を規制しうるもの
であれば、前記コイルスプリング18の作用をダイヤフ
ラム13自体に包含させることができる。
上記バルブシートガイド17は、その中心部に、外部圧
力側から設定圧力室12に向けてのみ気体の通過を可能
にするバルブ19、この場合には虫バルブ(valve
core ) 19をそなえている。
さらに、ダイヤフラム13に固定した背板15側にはレ
バーアーム20を固定し、レバーアーム20の他端側に
ピン21を介してレバー22を取付けている。
一方、第3図に示すように、容器11は基板23に固定
され、基板23の底面には軟質パッド材24を設けてい
る。
さらに、基板23には前記レバー22の支持突起部25
を形成していると共に、その一端側に支持部材26を設
け、この支持部材26にはリベット27を用いて板ばね
28を取付けている。
この板ばね28の先端部分にはフック29を設けている
と共に、前記レバー22と対向する受圧部材30を設け
ている。
前記基板23の他端側には支持部材31を有し、支持部
材31の上端部分にはヒンジ32を介して動作板33を
回動可能に取付けている。
このさき、ヒンジ32にはコイルスプリング34を設け
、動作板33を第3図矢印式方向に回動可能に付勢して
いる。
さらに、動作板33には前記フック29に対して掛止可
能にしたリリーフピン35を設けている。
上述の構成において、設定圧力室12内の圧力が外部圧
力よりも低い状態においては、虫バルブ19を介して外
部圧力側から設定圧力室12側に向けてあらかじめ設定
した所定圧力きなるまで気体(通常は空気)の流入がお
こなわれ、ダイヤフラムホルダ14の貫通孔14aを通
ってダイヤフラム13とダイヤフラムホルダ14との間
の空間部分にも気体の流入がおこなわれる。
外部圧力が所定圧力に達した時点、たとえば自動車用タ
イヤ内に装着した場合には、給油所等においてニアコン
プレッサの供給圧力を所定値(例えば2.Okgf/c
rA)に設定した状態にしてタイヤ内に空気を供給し、
タイヤ内の空気圧力が上記所定値に達した時点で前記ニ
アコンプレッサからの空気の供給が停止され、この状態
では、設定圧力室12内の圧力も上記所定値に達してい
る。
このときには、コイルスプリング18の付勢力を受けて
ダイヤフラム13の位置が平衡状態に保たれている。
次に、前記外部圧力が設定圧力よりも低下した場合、た
きえは自動車用タイヤの空気圧力が所定値よりも低下(
例えば10係程度)した場合、虫バルブ19によって気
体の逆流が防止された状態で設定圧力室12内の圧力の
方が相対的に大きくなるため、ダイヤフラム13の両面
における圧力の均衡が破れ、コイルスプリング18の反
発力に勝ってダイヤフラム13およびバルブシートガイ
ド11等が第4図左方向に移動する。
このとき、レバーアーム20も移動するため、レバー2
2の動きによって受圧部材30が押され、フック29が
板ばね28の変形を伴ないつつ第3図矢印B方向に動か
される。
したがって、フック29がリリーフピン35から外れる
ため、動作板33の掛止状態が解除され、コイルスプリ
ング34の反発力によって動作板33はヒンジ32を中
心さして第3図矢印式方向に回動する。
このとき、たとえばストッパ手段を設けて、動作板33
が90°だけ回動したきころで停止させるようにする。
このようにして、動作板33が回動することによって、
外部圧力が設定圧力よりも所定値だけ低下したこきを察
知することができる。
そして、たとえば自動車用タイヤの圧力応動装置として
使用する場合、フェンダ一部分に無線信号(電波、超音
波等)の送受信器を装着しておけば、アルミニウム製の
板材等で作成した動作板33が回動した際に送出無線信
号が前記動作板33によって反射され、受信器に入力さ
れてたとえば警告ランプが点灯するため、タイヤの空気
圧力低下を容易に察知することができる。
上記した外部圧力の低下後に、たきえは自動車用タイヤ
の空気圧力を上昇させると、再びダイヤフラム13およ
びコイルスプリング18による平衡状態が維持され、板
ばね28の反発力によってフック29が元の位置に戻る
この状態で自動車用タイヤが回転すれば、この回転に便
乗して動作板33が第3図矢印式さは反対方向に回動し
、リリーフピン35がフック29に掛止されて元の掛止
状態が復元される。
上述した実施例では、外部圧力側から設定圧力室に向け
てのみ気体の通過を可能にするバルブとして虫バルブ(
valve core ) を使用しているが、これ
は、非常に簡単な構造でしかも信頼のおけるものだから
であって、その他の同一作用を有するバルブを使用する
ことも当然可能である。
また、ダイヤフラム位置を規制するスプリングが、ダイ
ヤフラム自体の弾性により前記ダイヤフラム自体に包含
されているようなものであってもよい。
以上詳述したように、この発明の圧力応動装置は、構造
が簡単でかつ軽量であって安価に製作することができ、
従来のベロー形部材を使用したもののように振動によっ
て不確実な動きや機械的な疲労を生じたりする個所もな
く、精度の高い圧力応動機能を実現させることができ、
取付は状態で複雑な振動挙動を受けるたとえば自動車用
タイヤの圧力応動機構に採用したときでも、タイヤ内圧
力が所定圧力よりも低下した際に良好に感応して作動し
、運転者に圧力低下を確実に知らせることができ、その
他の機器においてもすぐれた圧力応動機能を果すことが
できるという非常に顕著な効果を奏する。
【図面の簡単な説明】
第1図および第2図は従来の圧力応動装置のそれぞれ外
部圧力低下前(正常時)および外部圧力低下後(異常時
)の縦断面説明図、第3図ないし第5図はこの発明の一
実施例における圧力応動装置のそれぞれ正面図、部分破
断平面説明図および側面図である。 11・・・容器、12・・・圧力設定室、13・・・ダ
イヤフラム、18・・・スプリング、19・・・バルブ
、29・・・フック、32・・・ヒンジ、33・・・動
作板、34・・・スプリング。

Claims (1)

  1. 【特許請求の範囲】 1 設定圧力室を形成する容器と、前記容器の開口部に
    固定されて前記設定圧力室を外部圧力側から遮断するダ
    イヤフラムと、前記ダイヤフラム位置を規制するスプリ
    ングと、外部圧力側から設定圧力室に向けてのみ気体の
    通過を可能にするバルブと、所定位置に掛止可能でかつ
    回動可能に付勢された動作板とをそなえ、外部圧力側が
    前記設定圧力室内の圧力よりも低下した際に、前記ダイ
    ヤフラムに移動を生じさせて前記動作板の掛止状態を解
    除し、前記動作板の回動を可能にしたことを特徴とする
    圧力応動装置。 2 外部圧力側から設定圧力室に向けてのみ気体の通過
    を可能にするバルブが、虫バルブである特許請求の範囲
    第1項記載の圧力応動装置。 3 外部圧力側から設定圧力室に向けてのみ気体の通過
    を可能にするバルブを、ダイヤフラムの中心位置に設け
    た特許請求の範囲第1項または第2項記載の圧力応動装
    置。 4 ダイヤフラム位置を規制するスプリングが、ダイヤ
    フラム側と容器側との間に設けたコイルスプリングであ
    る特許請求の範囲第1項ないし第3項のいずれかに記載
    の圧力応動装置。 5 ダイヤフラム位置を規制するスプリングが、ダイヤ
    フラム自体の弾性により前記ダイヤフラム自体に包含さ
    れている特許請求の範囲第1項ないし第3項のいずれか
    に記載の圧力応動装置。
JP12325179A 1979-09-27 1979-09-27 圧力応動装置 Expired JPS5941531B2 (ja)

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JPS5647728A JPS5647728A (en) 1981-04-30
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* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPS5943122U (ja) * 1982-09-13 1984-03-21 積水化成品工業株式会社 導電性を有する包装材用シ−ト
JPS61290043A (ja) * 1985-06-17 1986-12-20 住友電気工業株式会社 導電性をもつ合成樹脂シ−ト、チユ−ブ又はロツド

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Publication number Priority date Publication date Assignee Title
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