JPS5941490Y2 - 太陽熱集熱器 - Google Patents
太陽熱集熱器Info
- Publication number
- JPS5941490Y2 JPS5941490Y2 JP9321480U JP9321480U JPS5941490Y2 JP S5941490 Y2 JPS5941490 Y2 JP S5941490Y2 JP 9321480 U JP9321480 U JP 9321480U JP 9321480 U JP9321480 U JP 9321480U JP S5941490 Y2 JPS5941490 Y2 JP S5941490Y2
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- transmitting body
- solar heat
- heat collector
- heat
- collecting plate
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Expired
Links
Classifications
-
- Y—GENERAL TAGGING OF NEW TECHNOLOGICAL DEVELOPMENTS; GENERAL TAGGING OF CROSS-SECTIONAL TECHNOLOGIES SPANNING OVER SEVERAL SECTIONS OF THE IPC; TECHNICAL SUBJECTS COVERED BY FORMER USPC CROSS-REFERENCE ART COLLECTIONS [XRACs] AND DIGESTS
- Y02—TECHNOLOGIES OR APPLICATIONS FOR MITIGATION OR ADAPTATION AGAINST CLIMATE CHANGE
- Y02E—REDUCTION OF GREENHOUSE GAS [GHG] EMISSIONS, RELATED TO ENERGY GENERATION, TRANSMISSION OR DISTRIBUTION
- Y02E10/00—Energy generation through renewable energy sources
- Y02E10/40—Solar thermal energy, e.g. solar towers
Landscapes
- Cooling Or The Like Of Electrical Apparatus (AREA)
Description
【考案の詳細な説明】
本考案は、太陽光を透過させる透過体と、太陽熱を吸収
する集熱板とを備えてなる太陽熱集熱器に関するもので
ある。
する集熱板とを備えてなる太陽熱集熱器に関するもので
ある。
一般にこの種の太陽熱集熱器は、第５図に示すように、
例えば太陽光が第５図の矢印入方向より当ったり、ある
いは集熱板２１内の熱媒通路２２を高温度の熱媒が流れ
た場合、太陽光を透過させる透過体２３と、太陽熱を吸
収する集熱板２１との間に形成される空間２４の温度が
上昇し、相対温度が減少する傾向を示す。
例えば太陽光が第５図の矢印入方向より当ったり、ある
いは集熱板２１内の熱媒通路２２を高温度の熱媒が流れ
た場合、太陽光を透過させる透過体２３と、太陽熱を吸
収する集熱板２１との間に形成される空間２４の温度が
上昇し、相対温度が減少する傾向を示す。
しかしながら、第５図に示す従来の構成のみでは、朝方
のように透過体２３の内面２５の温度が前記空間２４の
露点温度以下に下がっている場合は、前記透過体２３の
内面２５近くの空気の相対湿度が増加して１００％を越
え、その結果、余剰分が結露水となって、透過体２３の
内面に付着するという現象が発生していた。
のように透過体２３の内面２５の温度が前記空間２４の
露点温度以下に下がっている場合は、前記透過体２３の
内面２５近くの空気の相対湿度が増加して１００％を越
え、その結果、余剰分が結露水となって、透過体２３の
内面に付着するという現象が発生していた。
そしてこの結露水が付着した状態で、太陽光が透過体２
３に当った場合、太陽光はその結露水により乱反射する
ことになり、その結果、太陽光の透過量が低下してしま
い、効率的な集熱ができず、また結露水の付着により美
観が損われる結果ともなっていた。
３に当った場合、太陽光はその結露水により乱反射する
ことになり、その結果、太陽光の透過量が低下してしま
い、効率的な集熱ができず、また結露水の付着により美
観が損われる結果ともなっていた。
本考案は上記従来の問題点を解決するためになされたも
ので、以下、本考案をその実施例を示す図面にもとづい
て説明する。
ので、以下、本考案をその実施例を示す図面にもとづい
て説明する。
第１図および第２図において、１は集熱器の外枠、２は
外枠１内に配設された集熱板で、太陽熱を吸収するもの
である。
外枠１内に配設された集熱板で、太陽熱を吸収するもの
である。
３は太陽光を透過させる外部透過体で、この外部透過体
３はガラスにより構成されている。
３はガラスにより構成されている。
４は外部透過体３の下部に設けた十字形の金属部材で、
この金属部材４は熱伝導率の良好な材料により構成され
、かつ前記外部透過体３を外枠１の上面部に固定する金
具５により外部透過体３と一体的に外枠１に固定してい
る。
この金属部材４は熱伝導率の良好な材料により構成され
、かつ前記外部透過体３を外枠１の上面部に固定する金
具５により外部透過体３と一体的に外枠１に固定してい
る。
６は集熱板２の側部に配設した側部断熱材、７は集熱板
２の下部に配設した下部断熱材、８は前記集熱板２と外
部透過体３との間に位置して外枠１に配設された内部透
過体である。
２の下部に配設した下部断熱材、８は前記集熱板２と外
部透過体３との間に位置して外枠１に配設された内部透
過体である。
９は内部透過体８の下部に設けた十字形の金属部材で、
この金属部材９は熱伝導率の良好な材料により構成され
、かつ前記内部透過体８とともにビス１０により外枠１
の取付部１ａに一体的に固定されている。
この金属部材９は熱伝導率の良好な材料により構成され
、かつ前記内部透過体８とともにビス１０により外枠１
の取付部１ａに一体的に固定されている。
上記したように、外部透過体３と内部透過体８の下部に
はそれぞれ熱伝導率の良好な金属部材４゜９を一体的に
設けているため、この金属部材４゜９により外部透過体
３の内面と内部透過体８の内面の温度を上げ、かつその
内面温度を、外部透過体３と内部透過体８との間に形成
される空間１１および内部透過体８と集熱板２との間に
形成される空間１２の露点温度以′上にすることができ
るため、外部透過体３の内面および内部透過体８の内面
に結露が発生することはない。
はそれぞれ熱伝導率の良好な金属部材４゜９を一体的に
設けているため、この金属部材４゜９により外部透過体
３の内面と内部透過体８の内面の温度を上げ、かつその
内面温度を、外部透過体３と内部透過体８との間に形成
される空間１１および内部透過体８と集熱板２との間に
形成される空間１２の露点温度以′上にすることができ
るため、外部透過体３の内面および内部透過体８の内面
に結露が発生することはない。
第３図および第４図は本考案の他の実施例を示したもの
で、すなわち、この第３図および第４図は、内部透過体
８を二層構造とし、その中間に熱伝導率の良好なワイヤ
ーよりなる金属部材１３を格子状に挿入し、そしてこの
金属部材１３間の二層構造とした内部透過体８相互を熱
融着１４することにより、金属部材１３を内部透過体８
に一体的に固定したものである。
で、すなわち、この第３図および第４図は、内部透過体
８を二層構造とし、その中間に熱伝導率の良好なワイヤ
ーよりなる金属部材１３を格子状に挿入し、そしてこの
金属部材１３間の二層構造とした内部透過体８相互を熱
融着１４することにより、金属部材１３を内部透過体８
に一体的に固定したものである。
この第３図および第４図の実施例においても、上記第１
図および第２図に示した実施例と同様の作用効果を奏す
るのはもちろんのこと、量産性においてもすぐれている
ものである。
図および第２図に示した実施例と同様の作用効果を奏す
るのはもちろんのこと、量産性においてもすぐれている
ものである。
以上のように本考案によれば、透過体の一部に熱伝導率
の良好な金属部材を一体的に設けているため、この金属
部材の作用により透過体の温度を上昇させることができ
、その結果、透過体に結露水が付着することはなくなる
ため、従来のように結露水により太陽光が乱反射して太
陽光透過量が低下することによる集熱効率の低下という
ことはなくなり、しかも結露により美観を損ねるという
こともない。
の良好な金属部材を一体的に設けているため、この金属
部材の作用により透過体の温度を上昇させることができ
、その結果、透過体に結露水が付着することはなくなる
ため、従来のように結露水により太陽光が乱反射して太
陽光透過量が低下することによる集熱効率の低下という
ことはなくなり、しかも結露により美観を損ねるという
こともない。
第１図および第２図は本考案の一実施例を示したもので
、第１図は太陽熱集熱器の断面図、第２図は同要部の上
面図、第３図および第４図は本考案の他の実施例を示し
たもので、第３図は内部透過体の上面図、第４図は内部
透過体の断面図、第５図は従来の太陽熱集熱器の断面図
である。 ２・・・・・・集熱板、３・・・・・・外部透過体、４
． ９．１３・・・・・・金属部材、８・・・・・・内
部透過体。
、第１図は太陽熱集熱器の断面図、第２図は同要部の上
面図、第３図および第４図は本考案の他の実施例を示し
たもので、第３図は内部透過体の上面図、第４図は内部
透過体の断面図、第５図は従来の太陽熱集熱器の断面図
である。 ２・・・・・・集熱板、３・・・・・・外部透過体、４
． ９．１３・・・・・・金属部材、８・・・・・・内
部透過体。
Claims (2)
- （１） 太陽光を透過させる透過体と、太陽熱を吸収
する集熱板とを備え、前記透過体の一部に熱伝導率の良
好な金属部材を一体的に設けたことを特徴とする太陽熱
集熱器。 - （２）前記透過体を二層構造とし、その中間に金属部材
を格子状に挿入し、かつこの金属部材間の透過体相互を
熱融着してなる実用新案登録請求の範囲第１項記載の太
陽熱集熱器。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP9321480U JPS5941490Y2 (ja) | 1980-07-01 | 1980-07-01 | 太陽熱集熱器 |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP9321480U JPS5941490Y2 (ja) | 1980-07-01 | 1980-07-01 | 太陽熱集熱器 |
Publications (2)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPS5716750U JPS5716750U (ja) | 1982-01-28 |
| JPS5941490Y2 true JPS5941490Y2 (ja) | 1984-11-30 |
Family
ID=29455162
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP9321480U Expired JPS5941490Y2 (ja) | 1980-07-01 | 1980-07-01 | 太陽熱集熱器 |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JPS5941490Y2 (ja) |
-
1980
- 1980-07-01 JP JP9321480U patent/JPS5941490Y2/ja not_active Expired
Also Published As
| Publication number | Publication date |
|---|---|
| JPS5716750U (ja) | 1982-01-28 |
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