JPS5941198B2 - 発音装置 - Google Patents
発音装置Info
- Publication number
- JPS5941198B2 JPS5941198B2 JP53115607A JP11560778A JPS5941198B2 JP S5941198 B2 JPS5941198 B2 JP S5941198B2 JP 53115607 A JP53115607 A JP 53115607A JP 11560778 A JP11560778 A JP 11560778A JP S5941198 B2 JPS5941198 B2 JP S5941198B2
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- horn
- resonance chamber
- frequency
- sounding
- switch
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Expired
Links
Description
【発明の詳細な説明】
本発明は目覚時計などに用いられるブザーなどの発音装
置に関するものである。
置に関するものである。
従来この種の発音装置では、ホーンは供給される周波数
に一番共鳴し効率のよい位置に固定してある。
に一番共鳴し効率のよい位置に固定してある。
その他の従来の発音装置では、実開昭53一48576
号公報にみられるように、弛張発振回路により発振され
る振動体を有し、この振動体を含む音響ホーンを形成し
、この音響ホーンを伸縮自在として、ホーン長を可変と
することでヘルムホルツ共鳴室の空洞容積を変えること
により、振動音の音色を変えることが知られている。
号公報にみられるように、弛張発振回路により発振され
る振動体を有し、この振動体を含む音響ホーンを形成し
、この音響ホーンを伸縮自在として、ホーン長を可変と
することでヘルムホルツ共鳴室の空洞容積を変えること
により、振動音の音色を変えることが知られている。
しかしこの従来技術では単に共鳴室の空洞容積を変える
のみであつて、振動音の音色を変えることができても、
ホーンを一番共鳴する効率のよい入力周波数への対応に
は全く配慮されていないものであつた。
のみであつて、振動音の音色を変えることができても、
ホーンを一番共鳴する効率のよい入力周波数への対応に
は全く配慮されていないものであつた。
そのためこれでは効率よく発音することが不可能であつ
た。そこで本発明の目的は、共鳴室の空洞容積の変化に
一番マッチした周波数を入力周波数とし、効率よく駆動
できる発音装置を提供することにある。
た。そこで本発明の目的は、共鳴室の空洞容積の変化に
一番マッチした周波数を入力周波数とし、効率よく駆動
できる発音装置を提供することにある。
そして本発明の特徴は、固定設置した発音手段と、この
発音手段を空洞状共鳴室内に収容しこの共鳴室の空洞容
積を変えることのできる可動ホーンと、このホーンの動
きによつて切換制御されこの切換えにより上記発音手段
に供給する駆動信号の周波数を上記共鳴室の空洞容積に
対応するように切換えて供給するための複数の切換スイ
ッチを具備したところにある。本発明の一実施例を説明
する。
発音手段を空洞状共鳴室内に収容しこの共鳴室の空洞容
積を変えることのできる可動ホーンと、このホーンの動
きによつて切換制御されこの切換えにより上記発音手段
に供給する駆動信号の周波数を上記共鳴室の空洞容積に
対応するように切換えて供給するための複数の切換スイ
ッチを具備したところにある。本発明の一実施例を説明
する。
目覚時計のケース1(第2図示)には発音装置支持板2
が固着してある。支持板2には発音手段への支持台を固
着するため、3本のパイプ3、3、3が起立している。
またホーンの摺動位置保持手段Bが貫通する3本の円弧
状のガイド溝4、4、4が設けてある。発音手段Aは支
持台5に収納支持してあり、この支持台はパイプ3・・
・・・・の先端に固着してある。発音手段としての圧電
ブザーは、支持台5内にリング状の固定台6が固着して
あり、その上、端面に導電性の振動板Tの周縁部が固着
してある。振動板1の下面に圧電素子8が固着してある
。圧電素子8の両面に被着形成した駆動電極膜(図示せ
ず。)の一方は引出し線9によりーつのパイプ3内を貫
通して外部端子10に接続し、他方の電極膜は振動板T
を介して他方の引出し線11により他のパイプ3内を貫
通して外部端子12に接続している。ホーン14の支持
台13は、発音手段Aの支持台5に下方からゆるく嵌合
している。支持台13の底面13aには、第3図示のよ
うにパイプ3・・・・・・が貫通し、かつ支持台13を
回動可能とするための円弧状のガイド孔15,15,1
5が設けてある。支持台13の外周面にはホーン14の
下端部14aが嵌合固着してある。したがつて振動板7
とホーン14とにとり囲まれて共鳴室Cが形成されるこ
とになる。ホーン14の外周につば部16が形成してあ
り、このつば部と支持板2との間に戻しばね17が介装
してある。ホーン14の摺動位置の保持手段Bは支持台
13の底面13aに形成してある。
が固着してある。支持板2には発音手段への支持台を固
着するため、3本のパイプ3、3、3が起立している。
またホーンの摺動位置保持手段Bが貫通する3本の円弧
状のガイド溝4、4、4が設けてある。発音手段Aは支
持台5に収納支持してあり、この支持台はパイプ3・・
・・・・の先端に固着してある。発音手段としての圧電
ブザーは、支持台5内にリング状の固定台6が固着して
あり、その上、端面に導電性の振動板Tの周縁部が固着
してある。振動板1の下面に圧電素子8が固着してある
。圧電素子8の両面に被着形成した駆動電極膜(図示せ
ず。)の一方は引出し線9によりーつのパイプ3内を貫
通して外部端子10に接続し、他方の電極膜は振動板T
を介して他方の引出し線11により他のパイプ3内を貫
通して外部端子12に接続している。ホーン14の支持
台13は、発音手段Aの支持台5に下方からゆるく嵌合
している。支持台13の底面13aには、第3図示のよ
うにパイプ3・・・・・・が貫通し、かつ支持台13を
回動可能とするための円弧状のガイド孔15,15,1
5が設けてある。支持台13の外周面にはホーン14の
下端部14aが嵌合固着してある。したがつて振動板7
とホーン14とにとり囲まれて共鳴室Cが形成されるこ
とになる。ホーン14の外周につば部16が形成してあ
り、このつば部と支持板2との間に戻しばね17が介装
してある。ホーン14の摺動位置の保持手段Bは支持台
13の底面13aに形成してある。
すなわち底面13aに3本の脚18,18,18を形成
し、この脚には3段に係止片19a,19b,19cが
設けてある。脚18はガイド溝4・・・・・・を貫通す
るものであるから、第1図示のようにガイド溝4の一端
部には係止片19a,19b,19cが貫通可能な様に
孔部4aが形成してある。第2図示のホーン14に設け
た開口20は、ホーンの周壁の正面部に設けてあり、時
計の前面に向つて位置するものである。
し、この脚には3段に係止片19a,19b,19cが
設けてある。脚18はガイド溝4・・・・・・を貫通す
るものであるから、第1図示のようにガイド溝4の一端
部には係止片19a,19b,19cが貫通可能な様に
孔部4aが形成してある。第2図示のホーン14に設け
た開口20は、ホーンの周壁の正面部に設けてあり、時
計の前面に向つて位置するものである。
第2,4図示の切換スイツチ21は、第4図における発
音手段Aの駆動回路中のスイツチであり、ホーンの摺動
に連動して二つのスイツチS1とS2との切換えが可能
である。
音手段Aの駆動回路中のスイツチであり、ホーンの摺動
に連動して二つのスイツチS1とS2との切換えが可能
である。
一つの脚18の最下段の係止片19aに永久磁石22を
固着し、係止片19aが支持板2の下面に係止するとき
磁石22に対向可能な位置にリードスイツチ23aを配
設する。またホーン14を押し下げて係止片19bが支
持板2の下面に係止するとき、係止片19に固着した永
久磁石22に対向可能な位置にリードスイツチ23bを
配設する。すなわち磁石22とリードスイツチ23aと
の対向によりスイツチS1が閉成し、磁石22とリード
スイツチ23bとの対向によりスイツチS2が閉成する
。ホーン14が最低位置にあるとき、磁石22に対向す
る位置には、リードスイツチが配設してないので、切換
スイツチ21は開成し鳴止めとなる。
固着し、係止片19aが支持板2の下面に係止するとき
磁石22に対向可能な位置にリードスイツチ23aを配
設する。またホーン14を押し下げて係止片19bが支
持板2の下面に係止するとき、係止片19に固着した永
久磁石22に対向可能な位置にリードスイツチ23bを
配設する。すなわち磁石22とリードスイツチ23aと
の対向によりスイツチS1が閉成し、磁石22とリード
スイツチ23bとの対向によりスイツチS2が閉成する
。ホーン14が最低位置にあるとき、磁石22に対向す
る位置には、リードスイツチが配設してないので、切換
スイツチ21は開成し鳴止めとなる。
24は水晶発振器、25は分周器である。
分周器25の適当な分周段を選んでスイッチS1および
S2の一方の端子が接続してある。作動について説明す
る。
S2の一方の端子が接続してある。作動について説明す
る。
第2図示のように開口20が時計の正面を向いており、
係止片19aが支持板2の下面に係止している状態では
、ホーン14は最高位置にあり、したがつて共鳴室Rの
高さはL1であり、スイツチS1が閉じている。そのた
め第4図示のように発音手段Aには分周器25の分周段
aの周波数の駆動信号が供給され、圧電素子8により振
動板7が振動し、共鳴室Rで共鳴し、開口20から音を
発することになる。このとき発音手段Aに供給される分
周段aの周波数は、共鳴室Rの空洞容積に対応するもの
で、この共鳴室の高さL1において一番共鳴し効率のよ
い周波数である。高さL1はホーン14の最高位置であ
るので、振動板7は低い周波数で駆動され、低い音を発
することになる。ついで音色を調整するには、ホーン1
4を反時計方向に回わす。
係止片19aが支持板2の下面に係止している状態では
、ホーン14は最高位置にあり、したがつて共鳴室Rの
高さはL1であり、スイツチS1が閉じている。そのた
め第4図示のように発音手段Aには分周器25の分周段
aの周波数の駆動信号が供給され、圧電素子8により振
動板7が振動し、共鳴室Rで共鳴し、開口20から音を
発することになる。このとき発音手段Aに供給される分
周段aの周波数は、共鳴室Rの空洞容積に対応するもの
で、この共鳴室の高さL1において一番共鳴し効率のよ
い周波数である。高さL1はホーン14の最高位置であ
るので、振動板7は低い周波数で駆動され、低い音を発
することになる。ついで音色を調整するには、ホーン1
4を反時計方向に回わす。
すなわち第1図において係止片19aが時計方向へ移動
する方向へ回わすと、脚18はガイド溝4の一方の端部
から他方の端部の功部4aに至る。ここでホーン14を
押し下げると脚18は支持板2からさらに下へ突出し、
係止片19bが孔部4aを通過して支持板2の下面に至
る。そこでホーン14を時計方向に回わすと、脚18は
ガイド溝4を通つてもとの端部にて係止する。すなわち
共鳴室の高さはL2となり若干低くなる。このとき磁石
22はリードスイツチ23bと対向し、第4図鎖線に示
すようにスイツチS2が閉じるので、発音手段Aには分
周器25の分周段bの周波数の駆動電流が供給され同様
にして発音する。分周段bの周波数は共鳴室Rの高さL
2において一番共鳴し効率のよい周波数であつて、分周
段aよりも高い周波であり、高い音を発することになる
。さらに同様の操作により係止片19cが支持板2の下
面に係止する位置までホーン14が低下すると、共鳴室
Rの高さはL3となり、ホーンは最低位置となる。この
とき係止片19aに固着されている磁石22に対向する
位置にはリードスイツチが設けていないので、切換スイ
ツチ21は開成する。すなわち鳴止めスイツチとして作
用し、発音手段Aには駆動電流の供給はない。したがつ
て音色の調整と鳴止めとが同じホーンの操作ででき便利
である。このように本発明によれば、簡単な構成であり
簡単な操作によつて、自分の望む音色で発音させること
ができ、かつ入力周波数は常に共鳴室の空洞容積に対応
するものであつて、共鳴室に一番共鳴が良く効率のよい
周波数で駆動が可能であるなどの優れた効果がある。
する方向へ回わすと、脚18はガイド溝4の一方の端部
から他方の端部の功部4aに至る。ここでホーン14を
押し下げると脚18は支持板2からさらに下へ突出し、
係止片19bが孔部4aを通過して支持板2の下面に至
る。そこでホーン14を時計方向に回わすと、脚18は
ガイド溝4を通つてもとの端部にて係止する。すなわち
共鳴室の高さはL2となり若干低くなる。このとき磁石
22はリードスイツチ23bと対向し、第4図鎖線に示
すようにスイツチS2が閉じるので、発音手段Aには分
周器25の分周段bの周波数の駆動電流が供給され同様
にして発音する。分周段bの周波数は共鳴室Rの高さL
2において一番共鳴し効率のよい周波数であつて、分周
段aよりも高い周波であり、高い音を発することになる
。さらに同様の操作により係止片19cが支持板2の下
面に係止する位置までホーン14が低下すると、共鳴室
Rの高さはL3となり、ホーンは最低位置となる。この
とき係止片19aに固着されている磁石22に対向する
位置にはリードスイツチが設けていないので、切換スイ
ツチ21は開成する。すなわち鳴止めスイツチとして作
用し、発音手段Aには駆動電流の供給はない。したがつ
て音色の調整と鳴止めとが同じホーンの操作ででき便利
である。このように本発明によれば、簡単な構成であり
簡単な操作によつて、自分の望む音色で発音させること
ができ、かつ入力周波数は常に共鳴室の空洞容積に対応
するものであつて、共鳴室に一番共鳴が良く効率のよい
周波数で駆動が可能であるなどの優れた効果がある。
図面は本発明の実施例であつて、第1図は要部の底面図
、第2図は第1図H−線断面図、第3図は第2図−線断
面図、第4図は駆動回路図である。 5・・・・・・支持台、A・・・・・・発音手段、7・
・・・・・振動板、8・・・・・・圧電素子、14・・
・・・・ホーン、R・・・・・・共鳴室、Ll,L2,
L3・・・・・・共鳴室の高さ、B・・・・・・保持手
段、18゛゜゜゛脚、19a,19b,19c・・・・
・・係止片、21・・・・・・切換スイツチ。
、第2図は第1図H−線断面図、第3図は第2図−線断
面図、第4図は駆動回路図である。 5・・・・・・支持台、A・・・・・・発音手段、7・
・・・・・振動板、8・・・・・・圧電素子、14・・
・・・・ホーン、R・・・・・・共鳴室、Ll,L2,
L3・・・・・・共鳴室の高さ、B・・・・・・保持手
段、18゛゜゜゛脚、19a,19b,19c・・・・
・・係止片、21・・・・・・切換スイツチ。
Claims (1)
- 【特許請求の範囲】 1 固定設置した発音手段と、この発音手段を空洞状共
鳴空内に収納しこの共鳴室の空洞容積を変えることがで
きる可動ホーンと、この可動ホーンの動きによつて切換
制御されこの切換えにより上記発音手段に供給する駆動
信号の周波数を上記共鳴室の空洞容積に対応するように
切換て供給するための複数の切換スイッチとを具備した
ことを特徴とする発音装置。 2 特許請求の範囲第1項において、ホーンの最低位置
で発音手段の駆動信号の供給を遮断するようになつてい
る発音装置。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP53115607A JPS5941198B2 (ja) | 1978-09-19 | 1978-09-19 | 発音装置 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP53115607A JPS5941198B2 (ja) | 1978-09-19 | 1978-09-19 | 発音装置 |
Publications (2)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPS5541476A JPS5541476A (en) | 1980-03-24 |
JPS5941198B2 true JPS5941198B2 (ja) | 1984-10-05 |
Family
ID=14666818
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP53115607A Expired JPS5941198B2 (ja) | 1978-09-19 | 1978-09-19 | 発音装置 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JPS5941198B2 (ja) |
Cited By (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JPH0443196U (ja) * | 1990-08-14 | 1992-04-13 |
-
1978
- 1978-09-19 JP JP53115607A patent/JPS5941198B2/ja not_active Expired
Cited By (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JPH0443196U (ja) * | 1990-08-14 | 1992-04-13 |
Also Published As
Publication number | Publication date |
---|---|
JPS5541476A (en) | 1980-03-24 |
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