JPS5941144Y2 - 農用トラクタ−のpto軸支承装置 - Google Patents

農用トラクタ−のpto軸支承装置

Info

Publication number
JPS5941144Y2
JPS5941144Y2 JP17512979U JP17512979U JPS5941144Y2 JP S5941144 Y2 JPS5941144 Y2 JP S5941144Y2 JP 17512979 U JP17512979 U JP 17512979U JP 17512979 U JP17512979 U JP 17512979U JP S5941144 Y2 JPS5941144 Y2 JP S5941144Y2
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
pto
case
oil seal
pto shaft
bearing
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Expired
Application number
JP17512979U
Other languages
English (en)
Other versions
JPS5691122U (ja
Inventor
順平 井上
Original Assignee
ヤンマーディーゼル株式会社
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by ヤンマーディーゼル株式会社 filed Critical ヤンマーディーゼル株式会社
Priority to JP17512979U priority Critical patent/JPS5941144Y2/ja
Publication of JPS5691122U publication Critical patent/JPS5691122U/ja
Application granted granted Critical
Publication of JPS5941144Y2 publication Critical patent/JPS5941144Y2/ja
Expired legal-status Critical Current

Links

Landscapes

  • Arrangement And Driving Of Transmission Devices (AREA)

Description

【考案の詳細な説明】 本件考案は農用トラクターの後部に突出させた動力取出
軸、略称PTO軸の支持装置に関する考案である。
農用トラクターは後部の作業機装着装置に種々の作業機
を取付けて、PTO軸からユニバーサルジヨイント等を
介して動力を伝達し、圃場作業を行なう移動作業車であ
る。
PTO軸は、作業機の上下作動や、作業機への過負荷等
により、常に過大な力がかかるものであり、農用トラク
ターの他の回転部分よりも早めに軸受やオイルシールの
破損が現出する部分である。
しかし、第6図に示す従来のPTO軸支承装置の場合に
オイルシールが破損し、潤滑油のにじみが生じた場合に
もオイルシール12が圧入により組立てられているので
スナップリング1石を外しただけではオイルシールを取
出すことができないのである。
その為に軸受の交換と同様に潤滑油を抜いてPTO軸受
ケース9′を取り外して、オイルシール12を取り出さ
ねばならず大修理となっていたのである。
本件考案は、オイルシールのみを容易に取出し可能とす
ることを目的とするものであり、添付の図面に示した実
施例の構成に基づいて本件考案の構成を説明すると。
第1図は農用トラクターの全体側面図である。
ボンネット1の内部にエンジン2が配置され、該エンジ
ン2の後面にクラッチハウジング3が固設されている。
更にクラッチハウジング3の後面にミッションケース4
が固設されている。
PTO軸5はミッションケース4の後面から後方へ向け
て突出させている。
第2図は本件考案のPTO軸支承装置を示す側面断面図
、第3図はPTO軸受ケース9の後面図、第4図はPT
O軸オイルシールケース8の断面図、第5図は同じく後
面図、第7図は第5図のA−A線断面図である。
PTO軸受ケース9はミッションケース4の後壁にボル
ト孔9eにて固定されている。
そして、上部にPTO変速軸11を軸受する孔9bを開
口し軸受支承したのち、蓋体10で閉じている。
中央部にPTO軸を突設させる孔9aを開口し、軸受及
びオイルシール12で支承した後、PTO軸5を後方に
突設している。
PTO軸5を不使用の時は、キャップ6で格納しており
、使用時の安全用に更にその外周にPTO軸カバー7を
設けている。
孔9a内にオイルシール12を圧入したPTO軸オビオ
イルシールケース8入したあと、該PTOオイルシール
ケース8の外周に設けた貫通バカ孔8bより長いボルト
を挿入して軸受ケース9の螺子孔9cにボルトを螺設し
、固定している。
更にPTO軸オビオイルシールケース8左右にPTO軸
カバーを固定する為の螺子孔8cが設けられており、第
7図に示す通り螺子孔8cはPTO軸オビオイルシール
ケース8通している。
長時間の使用によりオイルシール12から潤滑油の洩れ
やにじみがあった場合には、まず、PTO軸オビオイル
シールケース8TO軸受ケース9に螺装している長いボ
ルト4本を抜き、その中の2本をPTO軸カバーを外し
たあとの螺子孔8cに該長いボルトを螺装して、第3図
のPTO軸受ケース9の面9dに当接して締め上げれば
、PTO軸オビオイルシールケース8き上ってくるので
ある。
PTO軸オビオイルシールケース8TO軸受ケースに螺
装するボルトとPTO軸カバー7をPTO軸オビオイル
シールケース8設しであるボルトは長さが違うが、同ピ
ンチの同径のものを使用する。
第6図は従来のPTO軸支承装置を示す図面である。
以上のように本考案は、PTO軸ケース9とPTOオイ
ルシールケース8を別体に形成すると共に、PTOオイ
ルシールケース8には、外周に長いボルトを挿入して、
PTO軸受ケース9の螺子孔9cに締付は螺装する貫通
バカ孔8bを穿設し、更に左右にPTO軸カバー7を固
定する為の類ボルト用の貫通螺子孔8cを穿設し、螺子
孔9cと貫通螺子孔8cは同ピツチ・同径とし、PTO
オイルシールケース8の抜き出し時には、前述のPro
オイルシールケース8締付は用長ボルトを貫通螺子孔8
cに螺装して、PTO軸受ケース9の面9dに接当して
締め上げることにより抜き出しを可能としたので、次の
ような効果を有するのである。
まず第1に、オイルシール12を交換する際に、PTO
軸受ケース9からPTOオイルシールケース8を着脱で
きるので、PTO軸受ケース9を外さずともオイルシー
ル12の交換をすることができて、内部の潤滑油を抜き
出す必要がないのである9第2に、PTOオイルシール
ケース8の抜き出しは、左右のPTO軸カバー7締付用
の貫通螺子孔8cにボルトを挿入して締め上げれば抜き
出すことができ、取り外しが確実・容易である。
第3に、貫通螺子孔8cはPTO軸カバー7の締付用と
、PTOオイルシールケース8の抜き出し用の螺子孔に
兼用することができ、孔の数を減らすことができる。
第4に、締付用の螺子孔9cと貫通螺子孔8cを同ピツ
チ・同径とすることにより、締付は用の長いボルトを抜
き出し用にそのまま兼用することができ、抜き出し用ボ
ルトを捜す必要がないのである。
【図面の簡単な説明】
第1図は農用トラクターの全体側面図、第2図は本件考
案のPTO軸受支承装置を示す側面断面図、第3図はP
TO軸受ケースの後面図、第4図はPTOオイルシール
ケースの断面図、第5図は同じく後面図、第6図は従来
のPTO軸支承装置の側面断面図、第7図は第5図のA
−A線断面図である。 5・・・・・・PTO軸、7・・・・・・PTO軸カバ
ー、8・・・・・・PTOオイルシールケース、9・・
・・・・PTO軸受ケース、12・・・・・・オイルシ
ール。

Claims (1)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. PTO軸ケース9とPTOオイルシールケース8を別体
    に形成すると共に、PTOオイルシールケース8には、
    外周に長いボルトを挿入して、PTO軸受ケース9の螺
    子孔9cに締付は螺装する貫通バカ孔8bを穿設し、更
    に左右にPTO軸カバー7を固定する為の短ボルト用の
    貫通螺子8cを穿設し、螺子孔9cと貫通螺子孔8cは
    同ピツチ・同径とし、PTOオイルシールケース8の抜
    き出し時には、前述のPTOオイルシールケース8締付
    は用長ボルトを貫通螺子孔8cに螺装して、PTO軸受
    ケース9の面9dに接当して締め上げることにより抜き
    出しを可能としたことを特徴とする農用トラクターのP
    TO軸支承装置。
JP17512979U 1979-12-17 1979-12-17 農用トラクタ−のpto軸支承装置 Expired JPS5941144Y2 (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP17512979U JPS5941144Y2 (ja) 1979-12-17 1979-12-17 農用トラクタ−のpto軸支承装置

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP17512979U JPS5941144Y2 (ja) 1979-12-17 1979-12-17 農用トラクタ−のpto軸支承装置

Publications (2)

Publication Number Publication Date
JPS5691122U JPS5691122U (ja) 1981-07-21
JPS5941144Y2 true JPS5941144Y2 (ja) 1984-11-26

Family

ID=29685820

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP17512979U Expired JPS5941144Y2 (ja) 1979-12-17 1979-12-17 農用トラクタ−のpto軸支承装置

Country Status (1)

Country Link
JP (1) JPS5941144Y2 (ja)

Families Citing this family (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
KR100670028B1 (ko) 2004-11-05 2007-01-17 (주)정주 비접촉 실형 베어링 블록

Also Published As

Publication number Publication date
JPS5691122U (ja) 1981-07-21

Similar Documents

Publication Publication Date Title
JPS5941144Y2 (ja) 農用トラクタ−のpto軸支承装置
KR860002667A (ko) 팬 클러치(Fan clutch)
US4371049A (en) Steering axle
CN214676456U (zh) 一种用于微耕机行走轴的防尘盖
CN221525493U (zh) 一种具有防漏油结构的曲轴
US4141423A (en) Vehicle suspension apparatus
CN211063478U (zh) 一种直插式电动机连接结构
CN215170361U (zh) 一种船用发动机的前端动力输出装置
JPS6342054Y2 (ja)
JPS60128025A (ja) トラクタの前部pto装置
JPH0539255Y2 (ja)
JPS5833229Y2 (ja) エンジン補機の取付装置
JPS6030515Y2 (ja) 車輌の動力伝達装置
JP2541782Y2 (ja) エンジンのリアカバー構造
JPS5843604Y2 (ja) エンジンのオイルドレン装置
JPS608128Y2 (ja) デイ−ゼルエンジンの燃料噴射時期進角装置
JPH0435634Y2 (ja)
JPH0135585Y2 (ja)
JPS6015961Y2 (ja) 2軸バランサエンジン
JPS5839053Y2 (ja) ノウコウキナドニオケル pto ジクヨウキヤツプトリツケソウチ
JPS5983246U (ja) オ−トマチツクトランスミツシヨン用取付ボルトの落下防止構造
JPS5954250U (ja) トラクタ−の潤滑構造
JPS6041528U (ja) タ−ボチャ−ジャのホイ−ル軸組立体
JPS5929317U (ja) 油圧式変速装置
JPS5882931U (ja) 農用トラクタ−のフロントpto装置