JPS5940607B2 - 管接合部の製造方法 - Google Patents
管接合部の製造方法Info
- Publication number
- JPS5940607B2 JPS5940607B2 JP55136205A JP13620580A JPS5940607B2 JP S5940607 B2 JPS5940607 B2 JP S5940607B2 JP 55136205 A JP55136205 A JP 55136205A JP 13620580 A JP13620580 A JP 13620580A JP S5940607 B2 JPS5940607 B2 JP S5940607B2
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- tube
- pipe
- socket
- wall
- packing groove
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Expired
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- Joints With Sleeves (AREA)
Description
【発明の詳細な説明】
本発明は主としてポリ塩化ビニル管のような熱可塑性合
成樹脂管の受口部の製造方法に関するものである。
成樹脂管の受口部の製造方法に関するものである。
この種の受口部は第1図に示すように管11の 3端部
を拡径させて受口部12を形成し、該受口部12には更
にパッキン溝13を形成し、パッキン溝13にパッキン
リング14を挿着したもので、これに他の管15の挿口
部を嵌合するものであるが、従来の受口部は管の他部と
肉厚を等しくするかまたは受口部のみを管の他部に比し
て若干肉厚に形成して補強するかしていたが、いずれに
しろパッキン溝13から先端側と根端側では受口部の肉
厚は等しくなつている。
を拡径させて受口部12を形成し、該受口部12には更
にパッキン溝13を形成し、パッキン溝13にパッキン
リング14を挿着したもので、これに他の管15の挿口
部を嵌合するものであるが、従来の受口部は管の他部と
肉厚を等しくするかまたは受口部のみを管の他部に比し
て若干肉厚に形成して補強するかしていたが、いずれに
しろパッキン溝13から先端側と根端側では受口部の肉
厚は等しくなつている。
かかる受口部において嵌合された管15に第1図矢印方
向に引き抜きの力が加わるとパッキンリング14がパッ
キン溝13から受口部管口を押し開きつつ外方へずれて
しまう。即ちパッキン溝13から先端にかけての受口部
管壁はパッキンリング14によつて外方に押される時パ
ッキン溝13が支点となつて開き易い状態にあるのであ
る。本発明は叙上の欠点を改良し受口部に嵌合せられた
管に引き抜きの力がかかつてもパッキンリング14がパ
ッキン溝13からずれないような管受口部の製造方法を
提供することを目的とする。
向に引き抜きの力が加わるとパッキンリング14がパッ
キン溝13から受口部管口を押し開きつつ外方へずれて
しまう。即ちパッキン溝13から先端にかけての受口部
管壁はパッキンリング14によつて外方に押される時パ
ッキン溝13が支点となつて開き易い状態にあるのであ
る。本発明は叙上の欠点を改良し受口部に嵌合せられた
管に引き抜きの力がかかつてもパッキンリング14がパ
ッキン溝13からずれないような管受口部の製造方法を
提供することを目的とする。
本発明を第2図以下に示す一実施例によつて説明すれば
管1の端部が拡径して受口部2を形成するのであるが、
この際、管1の受口部2に当る部位をあらかじめ肉厚に
しておく。管に肉厚部を形成するには管を押出し成型で
製造する際、引取り速度を周期的に押出し速度よりも小
さくする方法、あるいは引取り速度を常に押出し速度よ
り大にしておくことにより引張り歪をかけついで適当部
位を被覆しつつアニーリングを行つて非アニーリング部
を残した管を製造し、かかる非アニーリング部を加熱縮
少せしめる方法等がとられる。かくして第2図に示すよ
うな一端部に肉厚部IAを形成した管1を得る。次いで
管1の肉厚部IAを加熱軟化し、中子を挿入したりある
いは膨出成型を行つて第3図に示されるような受口部2
を形成するが、この際、受口部2管壁は円周方向に伸び
て肉薄になるが、予め肉厚に形成されているから受口部
2は管1の他の部分と同等か、それよりも肉厚になる。
3は内側にパッキンリングが挿着せられるパツキン溝で
ある。
管1の端部が拡径して受口部2を形成するのであるが、
この際、管1の受口部2に当る部位をあらかじめ肉厚に
しておく。管に肉厚部を形成するには管を押出し成型で
製造する際、引取り速度を周期的に押出し速度よりも小
さくする方法、あるいは引取り速度を常に押出し速度よ
り大にしておくことにより引張り歪をかけついで適当部
位を被覆しつつアニーリングを行つて非アニーリング部
を残した管を製造し、かかる非アニーリング部を加熱縮
少せしめる方法等がとられる。かくして第2図に示すよ
うな一端部に肉厚部IAを形成した管1を得る。次いで
管1の肉厚部IAを加熱軟化し、中子を挿入したりある
いは膨出成型を行つて第3図に示されるような受口部2
を形成するが、この際、受口部2管壁は円周方向に伸び
て肉薄になるが、予め肉厚に形成されているから受口部
2は管1の他の部分と同等か、それよりも肉厚になる。
3は内側にパッキンリングが挿着せられるパツキン溝で
ある。
受口部2においてパツキン溝3より先端にかけて更に肉
厚を増大せしめた補強部2Aが形成せられる。補強部2
Aを形成するには例えば第3図に示すように外型6中に
おいて加熱軟化状態の受口部2管端縁に押圧板7を当接
し矢印に示す管軸方向に押圧してパツキン溝3から先端
にかけた部分の管壁を圧縮させればよい。この際、パツ
キン溝3から先端にかけた部分においては外型6内壁と
受口部2外周との間には肉厚増大分だけの間隔6Aを確
保すべきことは当然のことである。また外型6は膨出成
形型をそのまま用いてもよいことは当然である。かくし
て管壁の圧縮部分は第4図に示すように肉厚が増大する
。外型6とともに、もしくは外型6にかえて内型6を受
口部2に内挿してもよい。この場合は押圧板7はリング
状にして内型6に摺動自在に嵌合する。かかる管受口部
のパツキン溝3にパツキンリング4を挿着し、第5図に
示すように他の管5の挿口部を嵌合する。この状態で嵌
合された管5に引きの力が加わつても、管受口部におい
てはパツキン溝3から先端にかけて管壁を肉厚にした補
強部2Aが形成されており、したがつて受口部2管口が
拡伸することが防止され、よつてパツキンリング4がパ
ツキン溝3からずれることを防止せられる。
厚を増大せしめた補強部2Aが形成せられる。補強部2
Aを形成するには例えば第3図に示すように外型6中に
おいて加熱軟化状態の受口部2管端縁に押圧板7を当接
し矢印に示す管軸方向に押圧してパツキン溝3から先端
にかけた部分の管壁を圧縮させればよい。この際、パツ
キン溝3から先端にかけた部分においては外型6内壁と
受口部2外周との間には肉厚増大分だけの間隔6Aを確
保すべきことは当然のことである。また外型6は膨出成
形型をそのまま用いてもよいことは当然である。かくし
て管壁の圧縮部分は第4図に示すように肉厚が増大する
。外型6とともに、もしくは外型6にかえて内型6を受
口部2に内挿してもよい。この場合は押圧板7はリング
状にして内型6に摺動自在に嵌合する。かかる管受口部
のパツキン溝3にパツキンリング4を挿着し、第5図に
示すように他の管5の挿口部を嵌合する。この状態で嵌
合された管5に引きの力が加わつても、管受口部におい
てはパツキン溝3から先端にかけて管壁を肉厚にした補
強部2Aが形成されており、したがつて受口部2管口が
拡伸することが防止され、よつてパツキンリング4がパ
ツキン溝3からずれることを防止せられる。
第1図は従来の管接続部の上半分切欠側面図、第2図は
本発明の管接続部の成型に用いられる管の上半分切欠側
面図、第3図および第4図は本発明の管接続部の製造方
法を示す側断面図、第5図は本発明によつて製造せられ
た管受口部の一実施例の土半分切欠側面図である。 図中、1・・・・・・管、2・・・・・・膨出部、2A
・・・・・・補強部、3・・・・・・パツキン溝、4・
・・・・・パツキンリング。
本発明の管接続部の成型に用いられる管の上半分切欠側
面図、第3図および第4図は本発明の管接続部の製造方
法を示す側断面図、第5図は本発明によつて製造せられ
た管受口部の一実施例の土半分切欠側面図である。 図中、1・・・・・・管、2・・・・・・膨出部、2A
・・・・・・補強部、3・・・・・・パツキン溝、4・
・・・・・パツキンリング。
Claims (1)
- 1 管の一端部を肉厚部とし、該肉厚部を加熱軟化状態
で拡径させて受口部およびパッキンリングを挿着すべき
パッキン溝を形成し、次いで加熱軟化状態を維持しつつ
パッキン溝から先端にかけての管壁を管端縁から管軸方
向に押圧、圧縮せしめることにより肉厚を増大せしめた
補強部を形成することを特徴とする管受口部の製造方法
。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP55136205A JPS5940607B2 (ja) | 1980-09-29 | 1980-09-29 | 管接合部の製造方法 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP55136205A JPS5940607B2 (ja) | 1980-09-29 | 1980-09-29 | 管接合部の製造方法 |
Publications (2)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPS5676786A JPS5676786A (en) | 1981-06-24 |
JPS5940607B2 true JPS5940607B2 (ja) | 1984-10-01 |
Family
ID=15169778
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP55136205A Expired JPS5940607B2 (ja) | 1980-09-29 | 1980-09-29 | 管接合部の製造方法 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JPS5940607B2 (ja) |
Citations (4)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
US3712631A (en) * | 1971-08-02 | 1973-01-23 | Ecodyne Cooling Prod | Pipe seal |
US3776682A (en) * | 1971-04-26 | 1973-12-04 | Rieber & Son Plastic Ind As | Apparatus for producing radially-expanded socket ends on thermoplastic pipe lengths |
JPS4924143A (ja) * | 1972-06-26 | 1974-03-04 | ||
JPS50414A (ja) * | 1973-05-07 | 1975-01-07 |
-
1980
- 1980-09-29 JP JP55136205A patent/JPS5940607B2/ja not_active Expired
Patent Citations (4)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
US3776682A (en) * | 1971-04-26 | 1973-12-04 | Rieber & Son Plastic Ind As | Apparatus for producing radially-expanded socket ends on thermoplastic pipe lengths |
US3712631A (en) * | 1971-08-02 | 1973-01-23 | Ecodyne Cooling Prod | Pipe seal |
JPS4924143A (ja) * | 1972-06-26 | 1974-03-04 | ||
JPS50414A (ja) * | 1973-05-07 | 1975-01-07 |
Also Published As
Publication number | Publication date |
---|---|
JPS5676786A (en) | 1981-06-24 |
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