JPS594027Y2 - 耐熱,断熱性シ−ト - Google Patents
耐熱,断熱性シ−トInfo
- Publication number
- JPS594027Y2 JPS594027Y2 JP17190779U JP17190779U JPS594027Y2 JP S594027 Y2 JPS594027 Y2 JP S594027Y2 JP 17190779 U JP17190779 U JP 17190779U JP 17190779 U JP17190779 U JP 17190779U JP S594027 Y2 JPS594027 Y2 JP S594027Y2
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- heat
- resistant
- insulating sheet
- heat insulating
- rug
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Expired
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- Cookers (AREA)
- Laminated Bodies (AREA)
Description
【考案の詳細な説明】
本考案は喫煙用灰皿や鍋、フライパン等に使用する耐熱
性、断熱性敷物に関するものである。
性、断熱性敷物に関するものである。
従来高温に加熱された鍋、フライパンやたばこの灰皿等
に使用する耐熱性シートとしては、ガラスクロスの表面
に塩化ビニールの被膜を形成したものが知られている。
に使用する耐熱性シートとしては、ガラスクロスの表面
に塩化ビニールの被膜を形成したものが知られている。
ところが、この敷物は耐熱性、難燃性という点では或程
度の性能を備えてはいるが、たばこの火が落ちたり、高
熱の鍋等を載せたりすると、接触した部分の被膜に粘着
したり焼は焦げを生じると同時に有毒ガスが発生する。
度の性能を備えてはいるが、たばこの火が落ちたり、高
熱の鍋等を載せたりすると、接触した部分の被膜に粘着
したり焼は焦げを生じると同時に有毒ガスが発生する。
また被膜は気温の変化によって硬化するため敷物の耐久
性はもとより可撓性を損なう結果、フライパンや鍋中の
油に火が入ったような場合、消火のため火炎を覆おうと
しても、敷物をフライパンや鍋の形に対応させることが
難かしく、消火を行なうことができない。
性はもとより可撓性を損なう結果、フライパンや鍋中の
油に火が入ったような場合、消火のため火炎を覆おうと
しても、敷物をフライパンや鍋の形に対応させることが
難かしく、消火を行なうことができない。
そしてまたこの敷物は比較的断熱性に乏しいにもかかわ
らず、敷物が耐熱性であるというのをよいことにして高
温のアイロンを載せたまま放置したりすると畳や台を焦
がす危険がある。
らず、敷物が耐熱性であるというのをよいことにして高
温のアイロンを載せたまま放置したりすると畳や台を焦
がす危険がある。
そこで本考案は、耐熱、断熱性が向上し、しかも可撓性
、耐久性のあるシートを提供しようとするものである。
、耐久性のあるシートを提供しようとするものである。
以下本考案を図面によって説明すると、第1図に示すよ
うにガラスクロス1の片面に或は第2図示のようにその
両面に、耐熱性合成樹脂2と鱗片鉱物3との混合物の充
填塗布被膜4を塗布形成したものである。
うにガラスクロス1の片面に或は第2図示のようにその
両面に、耐熱性合成樹脂2と鱗片鉱物3との混合物の充
填塗布被膜4を塗布形成したものである。
ここでいう鱗片状鉱物は、天然雲母、合成雲母、モンモ
リロナイト、セリサイト、バーミキュライト等で、襞間
性に富み、粉状では必ず異方性の鱗片形状をとり、アス
ペクト比が良好(肉厚が小さく直径が大きい)で、しか
も弾性を有する微粒体(40〜100μ)であり、高熱
に対し安定性を有するものである。
リロナイト、セリサイト、バーミキュライト等で、襞間
性に富み、粉状では必ず異方性の鱗片形状をとり、アス
ペクト比が良好(肉厚が小さく直径が大きい)で、しか
も弾性を有する微粒体(40〜100μ)であり、高熱
に対し安定性を有するものである。
また耐熱塗料としてはシリコーン系、メラミン系樹脂等
が用いられ、本考案においては上記耐熱塗料に対し少く
とも10%(重量)の鱗片状鉱物粉が添加される。
が用いられ、本考案においては上記耐熱塗料に対し少く
とも10%(重量)の鱗片状鉱物粉が添加される。
この場合鱗片状鉱物粉の添加量が10%より少ないと断
熱効果が不充分であり、また80%より多いと無機質繊
維織布との接着が強固に行なわれない。
熱効果が不充分であり、また80%より多いと無機質繊
維織布との接着が強固に行なわれない。
本考案において鱗片状鉱物粉即ち鱗片は、第2図及び第
3図に示すように、ガラスクロス表面にほぼ全体として
平行に且つ互に交錯して重なり合った状態で緻密に配位
するので、通常の粉粒よりも耐熱、断熱性の被覆が安全
に出来上るばがっでなく電気絶縁性もよくなる。
3図に示すように、ガラスクロス表面にほぼ全体として
平行に且つ互に交錯して重なり合った状態で緻密に配位
するので、通常の粉粒よりも耐熱、断熱性の被覆が安全
に出来上るばがっでなく電気絶縁性もよくなる。
しかも鱗片状鉱物粉は弾性を具えているので、製品シー
トもまた気温によって可撓性を失なうことはない。
トもまた気温によって可撓性を失なうことはない。
以上のように本考案品は、従来品と比べて耐熱性、断熱
性が著しく向上しているので、厨房器具等による畳や台
の焼き焦げやシート自体の焼損を受け難く折曲げ、折た
たみ可能な可撓性を備えしかも層間剥離がないため使用
上も便利であるという特長があり、実用上耐熱、断熱用
のシートとして好適なものである。
性が著しく向上しているので、厨房器具等による畳や台
の焼き焦げやシート自体の焼損を受け難く折曲げ、折た
たみ可能な可撓性を備えしかも層間剥離がないため使用
上も便利であるという特長があり、実用上耐熱、断熱用
のシートとして好適なものである。
第1図は本考案の耐熱、断熱性シートの1部を剥除した
斜面図、第2図はその1部の拡大載断面図、第3図は他
の実施例の1部の拡大載断面図である。 1・・・・・・ガラス繊維織布、2・・・・・・耐熱性
塗料、3・・・・・・鱗片状鉱物粉、4・・・・・・被
膜。
斜面図、第2図はその1部の拡大載断面図、第3図は他
の実施例の1部の拡大載断面図である。 1・・・・・・ガラス繊維織布、2・・・・・・耐熱性
塗料、3・・・・・・鱗片状鉱物粉、4・・・・・・被
膜。
Claims (1)
- 無機質繊維織布の片面又は両面に、鱗片状鉱物粉と耐熱
性塗料との混合物の充填塗布皮膜を形成した耐熱、断熱
性シート。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP17190779U JPS594027Y2 (ja) | 1979-12-12 | 1979-12-12 | 耐熱,断熱性シ−ト |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP17190779U JPS594027Y2 (ja) | 1979-12-12 | 1979-12-12 | 耐熱,断熱性シ−ト |
Publications (2)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPS5691342U JPS5691342U (ja) | 1981-07-21 |
JPS594027Y2 true JPS594027Y2 (ja) | 1984-02-04 |
Family
ID=29682723
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP17190779U Expired JPS594027Y2 (ja) | 1979-12-12 | 1979-12-12 | 耐熱,断熱性シ−ト |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JPS594027Y2 (ja) |
-
1979
- 1979-12-12 JP JP17190779U patent/JPS594027Y2/ja not_active Expired
Also Published As
Publication number | Publication date |
---|---|
JPS5691342U (ja) | 1981-07-21 |
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