JPS594023B2 - 井戸で利用される化学的切断装置 - Google Patents

井戸で利用される化学的切断装置

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JPS594023B2
JPS594023B2 JP54049629A JP4962979A JPS594023B2 JP S594023 B2 JPS594023 B2 JP S594023B2 JP 54049629 A JP54049629 A JP 54049629A JP 4962979 A JP4962979 A JP 4962979A JP S594023 B2 JPS594023 B2 JP S594023B2
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cutting
piston
hole
chemical
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Description

【発明の詳細な説明】 油工業において、たとえば油井まだはガス井の穴内のチ
ューブを切断することが、しばしば必要になり、あるい
け望ましいことがある。
その深度のために、切断は一度に行なえることが必要で
あリ、そうでないと最初の切断装置を引上げ第2の装置
を降下するのに、不必要な時間と費用がかかつてし捷う
地下穴での切断装置は、切断される物体に対して前記装
置を固定し、相互に反応しかつチューブに排気される化
学要素を、有効な切断が行なわれるように正確な範囲に
十分な時間だけ閉じ込めておく装置を必要とする。
さらに、切断作業中は高い井戸圧がしばしば存するから
、切断装置内に井戸圧に打勝つ十分な圧力と温度を発生
させると同時に、チューブに当たりそれを切断するのに
十分な過圧力を発生させることが必要であり、かつ望ま
しい。
これに関連する従来技術としては、油工業で知られかつ
利用されている化学(的)切断装置は米国特許第291
8125(以後” 125号とする)明細書に記載され
ている。
より新しい装置は米国特許第3076507号(以後”
507号とする)明細書に記載されている。
化学予備クリーナが″507号装置に配置されかつ利用
されていることを除いて、” 125号装置と” 50
7号装置とは類似のものである。
高静水圧条件下で井戸穴内のチューブまたは同様の物体
を切断することが、しばしば要求される。
その結果、化学切断装置は十分に長い時間十分な内圧を
発生し、切断化学物質を十分な圧力と時間にわたって排
出し、物体をきれいに切断することができるようにしな
げればならない。
” 125号明細書に記載された装置は高静水圧を包含
する作業においてはあまり満足できないが、第2ピスト
ンを備えることにより前記条件下で十分な作動を行うこ
の発明の装置は、従来の装置に比べて非常に改良された
ものである。
さらに、この発明の固定装置は従来のものに比べて非常
に改良されたものである。
この発明は、一連の相互連結された組立部品以後単に[
サブ(SUb )Jとする)からなるノ・ウジングでそ
の装置が構成された、化学切断装置に関する。
種々のサブの直径は切断される物体の直径に依る。
地下穴においては最も普通に利用される方向であるが、
装置を垂直位置に向ける際は、化学切断装置を切断され
る所望位置に対して位置決めするのに適するケーシング
カラー位置決め装置が、頂部に配置される。
ケーシングカラー位置決め装置の底部に、点火装置を包
含する燃焼サブが取付けられる。
燃焼サブの下にガス発生サブが設けられ、これは燃焼サ
ブの点火装置により活性化される標準的な粒状ガス発生
材料が包含される。
ガス発生サブの下に係止(固定)サブが設けられ。
これには切断時装置を切断される物体に対して実質的に
ヤンタリングさせると共に、相対移動しないようにする
装置が設けられる。
係止サブの下に化学切断剤を包含する化学シリンダが取
付けられる。
反応材料を包含する触媒サブが化学シリンダの底部に取
付けられる。
排出オリフィスを有する切断ヘッドが触媒サブの底部に
固定され、それと連通している。
切断ヘッド内に剪断ワッシャ上に載り、かつ軸線方向に
整合しかつ摺動可能なピストンが設けられ、このピスト
ンは切断ヘッドの内部との連通を中断するためにシール
装置を有する。
化学切断流体の圧力により、摺動可能なピストンは剪断
ワッシャを剪断しながら下方へ強制され、それにより排
出オリフィスが開口され、かつ切断流体と反応剤が高圧
および高温状態で、排出オリフィスを通り切断される物
体上へ排出される。
したがって、この発明の目的は地下穴において物体、た
とえば金属チューブをきれいに切断できるように、高圧
と高温を発生できる装置を提供することである。
この発明の別の目的は、化学切断剤と反応剤の高圧およ
び高温反応が、その圧力が少なくとも井戸圧とワッシャ
の剪断強度との和を越えるまで、チューブ上に解放され
ないようにする装置を提供することである。
この発明のさらに別の目的は、チューブ内に化学切断装
置を実質的にセンタリングすると同時に、化学切断剤と
反応剤が切断装置から排出される際。
チューブの軸線方向に移動するのを実質的に防止する装
置を提供することである。
この発明のさらに別の目的は、化学切断剤を2つの破裂
ディスク間に閉じ込めて、工具の早期点火を少なくする
と共にその安全性を増大することである。
この発明のさらに別の目的は、摺動可能なピストンを燃
焼ヘッド内に軸線方向に、かつ排出オリフィスに隣接し
て配置し、井戸圧が前記排出オリフィスを介して、摺動
可能なピストンの円筒壁に沿って連通でき、したがって
前記ピストンの底端部壁に作用して、点火された切断剤
と反応剤が、ワッシャ剪断強度とピストンの底部に対す
る井戸圧とを、前記切断剤と反応剤により発生された圧
力が越えるまで、前記オリフィスを通して排出できない
ようにすることである。
この発明のさらに別の目的、特徴および利点は。
図面を参照して例示的に示す以下のこの発明の詳細な説
明から明らかになるであろう。
第1図A図において、この発明の工具の最上部はrcc
Ljケーブルヘッド装置10とワイヤライン12を包含
し、ここでrccLjとは通常のケーシングカラー位置
を意味する。
ccLに対して燃焼タブ、アダプター14が連結され、
これはさらにガス発生サブ16へ連結されている。
ガス発生サブ16の機能は、工具を作動させるのに必要
なガス圧を発生するガス発生粒子15捷だは推進薬を保
持することである。
ガス発生粒子15は、前記′″125号明細書における
「加圧媒体」のような任意の低燃焼推進薬にすることが
できる。
推進薬は点火サブ14内の始動装置まだは点火装置によ
り適当に始動されだ時ガスを発生し、この点装置は通常
の点火装置が利用できる。
好ましい推進薬は。rRDs−254Jとして市販され
ている、炭化水素をバインダーにして窒化アンモニアを
ベースにしたものがある。
第1B図に示すように、ガス発生サブ16に係止サブ1
8が取付げられ、これは係止サブ本体20と、係止サブ
、ピストン装置22を包含する。
係止サブ、ピストン装置22はピボット自在に取付けら
れた3つのくさび体24を有し、これらはそれぞれピン
23により本体20ヘジャーナル止めされ、かつ120
°の半径方向位相(第4図に示すように、これは第1B
図と比較して折りたたみ状態を示している)に位置して
おり、ピストン22はスプリング26により上下へ強制
されている。
スプリング26は工具の作動により発生される熱と、作
用する圧力に耐え、かつ発生する腐食性物質におかされ
ない適当な材料で形成しなければならない。
ガス発生サブ16内の推進粒子の燃焼により圧力が発生
すると、それはピストン22を第2図に示すように本体
20内を下方へ移動し、各〈さび体24を本体20内の
長い開口21を通してテーパ面28へ強制し1本体20
の外方へ移動して切断されるパイプまたはチューブ25
へ係合させ、工具が切断されるパイプ25内に確実に係
止され、かつ同時に中心合わせが行なわれるようになっ
てくる。
くさび体24は同一平面内にあるから、それらは同時に
外方へ延び、したがって後述のように化学物質が活性化
する前に、工具をチューブ25内へ適当に位置決めする
ようになっている。
好ましくは本体20の各窓21のテーパ面28ば、工具
の軸心に対して約30°の角度に配置される。
この角度は28°〜33°に変化して、燃焼前にくさび
体24を良好に支持する。
各〈さび体24の長さは、これか切断されるチューブ2
5の内径面に接触しそれを保持するように十分に外方へ
移動しなげればならないから、重1 要なことである。
たとえば、外径が42.9mm(l in)6 の工具(すなわち本体20)が、チューブ25を切断す
るため50.7rrvn(1,995in )の内径の
チューブ内にセットされる。
したがって各〈さび体24は50.8trrm(2in
)より少し大きい外径からなる点へ延びなければならな
い。
この特定の例において、くさび体はチューブ25のドリ
フト径を可能にするため最大53.3M(2,1in)
まで延びることができ、各(さび体24の外端は第2図
に示す燃焼前位置の係止サブ本体20の外径から、約0
.04rran(。
0015 in)内方に配置される。しだがってくさび
体24は効果としては、3位置において本体20の有効
径を延長する。
これは2つのくさび体、4つのくさび体まだは5つのく
さび体、あるいは工具の係止サブ本体20が収容できる
多くのくさび体により達成でき、各〈さび体は本体20
を弱くすることなく、切断されるチューブに接触する保
持領域面積を有するのに十分な幅に形成される。
また、すべてのぐさび体を同一軸心平面内設ける必要は
ない。
より大きい径の工具においては、たとえば3つのくさび
体が一垂直レベルで120°で半径方向に隔置され、別
の3つのくさび体が別の垂直レベルに隔置される。
最後に、ピストンの最下端にはシール29を収容する溝
が設けられる。
第1B図に、ピストン22を通る軸孔30を示す。
この孔により、ガス発生サブ16で発生したガス圧が工
具の下部へ伝達されて、化学シリンダ32(第10図)
の化学物質31と共働するようになっており、この化学
物質は剪断ヘッドのオリフィスから圧出されて、チュー
ブの切断を行なう。
しかし、ピストン22の孔30はガス発生サブ16の孔
17より小径々ので、工具の燃焼によりピストン22を
下方へ強制する作用を制限する。
第10図において、係止サブ18に対して切断流体31
を包含する化学シリンダ32が取付けられている。
前記”125号明細書に記載された任意の切断流体が利
用でき、三沸化臭素が好ましい。
化学シリンダ32は切断されるチューブの寸法に比例す
る体積の化学物質を包含する長さと孔径を有する必要が
ある。
切断作業は酸化−還元反応を包含するから、必要な化学
物質の量は切断されるチューブの金属の量に比例する。
大きいチューブは小さいチューブより多くの化学物質を
必要とし、したがって切断されるチューブの寸法はシリ
ンダ32の寸法を指示する。
この発明の工具における安全性は、シリンダ32の孔の
上端に設けられた破裂ディスク34を利用することによ
りもたらされる。
上部破裂ディスク34は詰めインサート36の下に設け
られ、下部破裂ディスク34は詰めインサート38の上
に設けられる。
しだがって、破裂ディスク34は化学物質31をシリン
ダ32の孔内に密封する。
破裂ディスク34は所定圧力で破裂するようになってお
り、これは安全性の点から工具の機能において重要なこ
とである。
好捷しくは約595にり7cm(8500psi”)で
あるプリセット破裂強度は、工具内に井戸の漏出による
何らかの流体が存する場合に、工具の早期燃焼を避ける
ように選定される。
破裂ディスク34は剪断ヘッドのオリフィスに背圧を維
持し、595に7/Cd(8500pSi)の静水圧よ
り小さい圧力の浅い井戸において切断を行なう時に子方
を生じるように々っている。
好ましい燃焼圧力は595kflcr!(8500ps
i ’)であるが、工具はより低い圧力においても機能
を発揮することができ、 595 kq/crA (8
500psi ’)の破裂圧力は、はとんどの場合の工
具の早期燃焼を防ぐように選定される。
シリンダ32の両端は2つの詰めナラ)36.38およ
び2つの破裂ディスク34のように同一である。
ディスク34は一端または他端からそして内方または外
方から同一圧力で破裂する。
第10図において、触媒サブからなるねじ込み部材40
が、化学シリンダ32へねじ込み固定されている。
サブ40の孔42内に配置される材料は必ずしも触媒で
ある必要はないが、それは化学物質31と反応して、切
断されるチューブと化学物質31の間に急速な酸化状態
を開始させるのに必要な温度を発生させる材料である。
また、化学切断剤31とサブ40の孔42内の物質の間
の相互反応が触媒によるものが、反応剤によるものかは
不確定であるが、その結果としては点火が行なわれ1点
火された化学切断剤の切断作用の速度と効果が増大する
触媒サブ40の42内の材料は、前記” 125号明細
書に記載されるガラスウール。
スチールウール等のような任意の予備点火材料にするこ
とができる。
まだ所望により別の方法として、予備点火材料はサブ4
0内に包含させる代りに、切断ヘッド46J後述する)
のオリフィスに隣接して周囲に円周状に配置することが
できる。
もちろん、切断ヘッド46を予備点火材料を収容できる
ように修正することが必要になる。
また、ガス発生サブ16の副産物は化学シリンダ32に
包含される化学物質31と反応して、化学物質31と切
断されるチューブの間の反応を完了するのに有用な付加
的なエネルギー、温度および圧力を発生する。
副産物には化学物質31と激しく反応して、切断される
パイプまたはチューブと共に化学物質31の反応の温度
を増大する。
ガス発生サブ16内のガス発生により上部破裂ディスク
34に圧力が作用し、ディスクは破裂して化学物質31
は下方へ幅利され、それから底部破裂ディスク34が破
裂し、化学物質31は孔42内の反応剤捷たは点火材料
上を通過して、その材料を点火する。
しだがって、最初の点火は触媒サブ40内で起こる。
この触媒中に包含される高温の溶融粒子fたは球状体は
、切断ヘッド46の複数の半径方向オリフィス44を介
して圧出されて、チューブ25の内径部に当たり、高温
粒子はチューブ25の表面を加熱し、化学物質31とチ
ューブ25の表面の間にさらに反応を起こさせるように
なっている。
切断ヘッド46は円筒部材である。
切断ヘッドはオリフィス44を保持しており、これはヘ
ッドの外径部の回りに、円周方向および半径方向に配置
されている。
これらのオリフィス44を介して化学物質31と反応剤
まだは触媒が圧出され、第3図に示すようにチューブに
当たる。
切断ヘッド46を構成する材料は銅合金が好ましく、そ
れにより熱は容易に伝達され、ヘッド自身が化学物質3
1と反応捷だは燃焼することがない。
オリフィス440寸法と数、したがって総面積は係止サ
ブのピストン22の孔30の面積に比例する。
切断ヘッド46の構造は図示のものから変えることがで
きる。
複数の半径方向オリフィス44を設ける代りに1円周方
向に分離されたスロットまだは間隙で、所定の表面積、
すなわち係止サブのピストン22の孔30の横断面積に
等しいか、あるいは好捷しくばそれより小さい表面積の
ものか、パイプ25を切断するにあたって所望の結果を
もたらすことができる。
切断ヘッド46内に第2ピストン48が設けられ、これ
は井戸からの流体が触媒サブ40に入ら々いように、少
なくとも一つのOリングのシールを有する。
ピストン48の下半分にばOリングは設けられず、した
がって井戸の流体はオリフィス44を介して流入し、工
具の最下位置にある雄プラグ54の孔52aと52bを
介して循環流出する。
また、循環のために雄プラグ54の壁に開口53が設け
られている。
その結果、井戸の静水圧はピストン48に作用して、ピ
ストン48を井戸の静水圧に等しいか、それより大きい
圧力が発生するまで、図示の位置へ保持する。
たとえば井戸内の圧力が1400kf/cm(2000
0psi ’)の場合、ガス発生サブ16が1400秘
rA (20000psi)を越える圧力を発生するま
で、ピストン48は第1C図に示す位置から第3図に示
す雄プラグの受容部内へ移動せず、そして移動した場合
はピストン48はワッシャ58を剪断するように下方へ
移動し、それから雄プラグ54の孔の肩部56に係合し
て、反応剤または触媒上を通過した化学物質31は、オ
リフィスの周囲の井戸流体の背圧より大きい圧力でオリ
フィス44の外方へ流出できる。
その前に、ピストン48は剪断ワッシャ58上に載り、
銅製ワッシャまたは他の適当な装置が剪断装置の作用を
行なう。
雄プラグ54の孔52の底部は、工具の操作者の便利の
ために、通常の機械的なセンタリング装置に取付けて、
チューブに屈曲部があっても、切断されるチューブの内
側で切断ヘッド46が中心に位置決めされるようにする
ため、ねじが形成される。
この発明の工具の組立ては、部品に残滓を残さないよう
な溶媒を利用して、構成部品のすべてのグリースを除去
し、清浄にすることにより始められる。
グリース除去流体で部品を洗浄した後、空気により吹付
乾燥が行なわれる。
すべてのQIJ、、ング用溝に適当なQ IJソング配
置され、必要な場合はT−シールと裏打ちリングが設け
られる。
ガス発生サブ16は孔17内にガス発生粒子を収容する
係止サブのピストンけくさび体24、スプリング26.
0リングおよびT−シールをピストン22へ取付けるこ
とにより組立てられ、これはそれから本体20内へ挿入
される。
(さび体24は予備燃焼位置のテーパ28上に位置して
いる。
それから係止サブ装置18がガス発生サブ16へ連結さ
れる。
ガス発生サブ16は、ピストンを第1B図に示す適当な
位置へ着座させるために、ピストンに十分な圧力を作用
する。
工具の下部部品;すなわち触媒サブ40、切断ヘッド4
6および雄プラグ54が組立てられる時、流体ポンプ用
グリースのような高温高粘性のグリースが孔52を介し
て雄プラグ54内へポンプ給送され、それにより切断ヘ
ッドのオリフィス44(または間隙)を通して循環させ
て、重晶石、砂、パラフィンあるいは井戸の循環材料の
ような固体粒子がオリフィスを閉鎖するか、あるいは雄
プラグの空所に詰まることがないようにしている。
この作業は、前述材料の何らかの組合わせが井戸穴内に
存すると考えられる場合に行なわれる。
雄プラグ54のピストン空所または孔57が固体で結ま
ることにより、ピストン48が下方へ移動することがで
きなくなり、それにより工具はパイプ25を切断できな
くなる。
流体ポンプ用グリース(潤滑剤)は2つの目的を有する
それは固体粒子が前述の下部装置にU−するのを防ぎ、
井戸流体の背圧はピストン48上にまた維持されており
、そしてピストン48の上方で工具の孔に、ピストン4
Bが下方へ移動する前に井戸穴より大きい内圧を発生さ
せることは重要なことである。
また、グリース(潤滑剤)は浮遊粒子により移動される
ことはなく、同時にピストンにより雄プラグ54外へ圧
出される。
工具の残りの部分に化学シリンダ32を取付ける前に、
シリンダは輸送中に生じる可能性のある漏れが検査され
る。
好ましくはシリンダは化学物質31を内部に設けられ、
詰めインサート36゜38および破裂ディスク34によ
り適当にシールされて現地へ送られる。
それから化学シリンダ32は係止サブに取付けられ、次
いで触媒サブ40゜切断ヘッド46および雄プラグ54
が取付げられる。
こうして、ガス発生サブの上部位置に配置される燃焼ア
ダプター、サブ14と点火装置62(共に通常のもの)
を除いて、工具は完全に組立てられたことになる。
このとき、サービスユニット、オペレータにより電気回
路がケーシングカラー位置決め装置10を介して連結さ
れ、適当な連結と導線により十分な電流が得られるよう
にしなければならない。
作業にあたり、切断されるチューブ25の位置が決定さ
れると、操作者はその位置まで工具を下降させ、ワイヤ
ライン12を介して点火装置62を作動する電流を送り
、それによりサブ16の孔17内のガス発生粒子を始動
して、圧力を発生させて係止サブ18内でピストン22
を強制して、チューブ25内にくさび体24をヤットし
、工具を一位置へ確実に係止する。
圧力波が係止サブのピストン22の孔30を通して継続
して生じて、化学シリンダ32内のディスク34を破裂
して、化学物質31を触媒サブ40の孔42内の触媒ま
たは反応剤上を強制通過させ、反応が起こる場所で切断
ヘッドのオリフィス44を介して流出させ。
ピストン48を剪断ワッシャ58を剪断するように下方
へ移動した後で、パイプが切断される。
まだ、この発明の装置は粒子の副産物(ガス発生サブ1
6からのもの)と化学物質31との反応により発生する
エネルギが付加され、それにより工具の内側に大きい圧
力が発生し、したがって工具は従来のものより高深度お
よび高静水圧下で作動し、それにより化学物質31は切
断ヘッド46のオリフィス44を通して強制排出されて
、パイプ25に衝突して切断する。
ここに説明した部品の配置状態により工具内に2310
にりAJ33000psi ’)を越える圧力が得られ
る。
この発明の装置は井戸の静水圧に打勝ち、かつ井戸圧力
より少な(とも140〜210府/cni(2100〜
3000psi)高い圧力に維持して、化学物質31が
オリフィス44な通して圧出され、工具の内側に残され
ず、前記”125号明細書の工具におけるのと同様に工
具の内側で反応するような内部圧力に構成することがで
きる。
前記” 125号明細書に記載の工具はそれが高圧力に
さらされた時に作動の困難性が生じ、それは工具はほと
んど必要な高圧力を発生させず、パイプと反応するよう
に化学物質をオリフィスを通して圧出させられる十分な
時間、高圧に維持することができない。
前述のように、この発明のガス発生サブ16に利用され
る好捷しい粒子は、rRDs−127Jまたは、rRD
S−254Jとして市販されている。
この粒子は基本的には炭化水素をバインダにした窒化ア
ンモニアをベースにしたものである。
したがって、その始動および副産物により、三沸化臭素
からなる好ましい化学物質31と激しく反応する炭化水
素材料がもたらされる。
その結果、高圧力(従来のものと比較して)がこの発明
の工具内に発生し、化学物質31とパイプまたはチュー
ブ25との反応が起こる寸で、圧力がたとえ瞬間的にで
も維持される。
したがって、この発明は、前述ならびに別の目的および
利点を得ることができ、かつ目的を達成することができ
る。
この発明の好ましい実施例を例示の目的で説明したが、
部品の細部構造および組合わせ、形状、寸法および配置
状態が、この発明の範囲内で種々変更できる。
【図面の簡単な説明】
第1A図はケーシングカラー位置決め装置、標準的な点
火装置と、ガス発生材料を内部に包含するガス発生サブ
とを収容する燃焼サブを示す断立面図、第1B図は摺動
可能なピストンを走行させる軸孔を有する係止サブを示
し、少なくとも一つのピボット状に伸長できる(さび体
が摺動可能なピストンにジャーナル支持され、かつ図示
するように摺動可能なピストンを強制するスプリングを
示す断立面図、第1C図は化学切断剤捷たは流体を収容
する化学シリンダと、内部に室を有する触媒サブを示す
断立面図、第2図は切断されるパイプの内壁に係合する
ように伸長された、係止サブの一つのくさび本体を示す
部分断立面図、第3図は外側パイプを切断するため化学
物質を解放する下部位置にある切断ヘッドのピストンを
示す部分断立面図、第4図は折りたたまれた状態にある
くさび体とピストンの組合わせ体を示す、第1B図の4
−4線に沿う断面図である。 12・・・懸架装置、14・・・燃焼装置、15・・・
化学物質燃焼、16・・・ガス発生装置、18・・・係
止装置、20・・・シリンダ、22・・・ピストン、2
4・・・ぐさび部材、26・・・押圧装置、44・・・
放出装置。

Claims (1)

  1. 【特許請求の範囲】 1 地下穴内で物体を切断する装置であって、(a)
    該装置を前記穴内に懸架する装置。 (b) 点火温度を発生する燃焼装置。 (c) 前記燃焼装置すからの点火によりガスを発生
    する装置。 (d) 切断作業中に前記地下穴に対して軸線方向に
    前記切断装置を実質的に静止状態に維持するため、前記
    ガス発生装置Cにより作動される係止装置。 (e)それ自体の解放により前記地下穴内の物体を燃焼
    切断するだめの、前記切断装置に解放可能に包含された
    化学物質装置。 および(f) 前記化学物質装置eを前記地下穴内の
    切断される物体へ向ける放出装置であって、 (D 前記切断装置の総体に長いシリンダ構造の一部を
    形成すると共に、貫通孔を有する本体部材。 ■ 前記本体部材の孔と前記本体部材の外部とを連通ず
    る少なくとも一つの半径方向開口を有する前記本体部材
    ■。 ■ 前記半径方向開口Hに隣接する第1位置と、前記半
    径方向開口から隔置された第2位置との間を、前記本体
    部材Iの孔内を軸線方向に摺動可能であると共に、前記
    孔に同軸に設けられたピストン。 ■ 前記ピストン■を前記第1位置に解放可能に保持す
    る装置。 およびM 前記ピストン■が前記第1位置にある時は、
    前記本体部材の孔の一端と前記半径方向開口Hの間の流
    体連通を防止するか、前記ピストン■が前記第2位置に
    ある時には前記流体連通を可能にするシール装置を含む
    前記放出装置。 を包含する総体的に長いシリンダ構造からなる切断装置
    。 2 前記本体部材f、Iが複数の半径方向開口f。 ■を包含している。 特許請求の範囲第1項記載の切断装置。 3 前記ピストンf、IIIを前記第1位置に解放可能
    に保持する装置f、■が剪断可能な部材からなる、特許
    請求の範囲第1項に記載の切断装置。 4 前記シール装置f、Vが、前記ピストンf。 ■の円周方向に配置された環状凹所内のQ IJソング
    らなる。 特許請求の範囲第1項に記載の切断装置。
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