JPS594020Y2 - 光フアイバ紡糸装置 - Google Patents

光フアイバ紡糸装置

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Publication number
JPS594020Y2
JPS594020Y2 JP556280U JP556280U JPS594020Y2 JP S594020 Y2 JPS594020 Y2 JP S594020Y2 JP 556280 U JP556280 U JP 556280U JP 556280 U JP556280 U JP 556280U JP S594020 Y2 JPS594020 Y2 JP S594020Y2
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
optical fiber
spinning
rod
shaped material
fiber spinning
Prior art date
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Expired
Application number
JP556280U
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English (en)
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JPS56111135U (ja
Inventor
和昭 吉田
敏明 黒羽
Original Assignee
古河電気工業株式会社
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Publication date
Application filed by 古河電気工業株式会社 filed Critical 古河電気工業株式会社
Priority to JP556280U priority Critical patent/JPS594020Y2/ja
Publication of JPS56111135U publication Critical patent/JPS56111135U/ja
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  • Manufacture, Treatment Of Glass Fibers (AREA)

Description

【考案の詳細な説明】 本考案は通信などに用いられる光ファイバが長尺の状態
で得られる光フアイバ紡糸装置に関する。
通信用光ファイバの製造技術は最近著しい進歩をとげ、
1dB/Km以下の製品も得られるようになっている。
これに伴い長距離無中継伝送が注目されはじめ、長尺化
された光ファイバの製造技術が要求されている。
従来でも、長尺光ファイバの製造手段は開発されており
、すでに具体的な実施も行なわれているが、面心の技術
ではつぎのような事項が問題点として指摘されている。
その一つは光フアイバ用の素材、すなわちプリフォーム
ロッドと称する棒状素材を大型化しておき、この大型棒
状素材により光ファイバを長尺紡糸するといったもので
あるが、この素材の大型化にも限度があり、これにより
得られる光ファイバ長は10Km程度にとどまる。
他の1つは、上記紡糸時に棒状素材を長手方向に接続し
、これにより連続紡糸するといったものであるが、これ
には素材接続時の軸ずれ、光ファイバの線径変動により
、3〜5dB程度の損失増、5〜10μm程度の外径変
動が生じ、これらを抑制する高精密な手段、装置が開発
されていないため、品質低下が避けられないものとなっ
ている。
本考案は上記の問題点に鑑み、紡糸加工時における光フ
アイバ接続を可能とし、棒状素材接続よりも技術的に確
立している当該光フアイバ接続手段をとり入れたことに
より低損失の光ファイバを長尺化して得んとするもので
ある。
以下本考案装置の具体的実施例を図示により説明すると
、図において、1は紡糸機構、2は巻取機構である。
上記における紡糸機構1は、上下動自在な素材挟持具3
を有した昇降機4と、該素材挟持具3の降下位置に配置
された筒状の加熱炉5と、該加熱炉5の下位に配置され
たキャプスタンなどの引取機6とが主体となって構成さ
れており、この紡糸機構1には、図示しない光フアイバ
外径測定装置や線径線速制御装置などが組みこまれたり
、また、加熱炉5と引取機6との間に光フアイバコーテ
ング装置(1次被覆装置)が配置されることもある。
一方、巻取機構は、モータなどにより回転されるドラム
型となっており、同機構2の回転は通常、前記引取機6
と同調するようになっている。
そして上記紡糸機構1と巻取機構2との間には、後述す
る光ファイバの滞溜機構7と同光ファイバの接続機構8
とが配置される。
この際の滞溜機構7は、定滑車9と動滑車10とを有し
、動滑車10はトルクモータ11を具えた伝動系12に
より定滑車9に対して離間接近自在となっている。
つまりこの滞溜機構7では、定滑車9および動滑車10
間の軸間距離が変化できるようになっている。
軸間距離は、動滑車10を常に一定荷重でトルクモータ
11で゛引っばることによって保たれる。
このように軸間距離を変化させるには、トルクモータを
使う代りに動滑車10に重りやバネのような荷重を加え
るようにしてもよい。
一方、接続機構8は放電融着機等よりなる接続機13と
、■溝板等を介した光フアイバ用のクランプ14 a
、14 bとよりなる。
なお、クランプ14aと接続機13との間には光フアイ
バ用の被覆装置(2次被覆装置)が配在されることもあ
る。
図中、15は棒状素材、16は光ファイバである。
上記の実施例からなる本考案では、棒状素材16を昇降
機4の素材挟持具3により保持し、該挟持具3を緩徐に
降下させながら棒状素材16をその下端からゆるやかに
加熱炉5内に内挿していき、これにより軟化状態となっ
た当該素材16の下端を引取機6により高速で引きとっ
て光ファイバ16とし、さらに光ファイバ16を滞溜機
構7の定滑車9および動滑車10へと掛回経由させて巻
取機構2により巻きとる。
そして最初の棒状素材15を光ファイバ16に加工し、
該光ファイバ16の最終端すが接続機構8の接続機13
にまで達したとき、巻取機構2を停止させると同時にク
ランプ14bにより該最終端すを挟挿し、一方、つぎの
棒状素材15が加工されてその光ファイバ16の最先端
aが接続機13にまで達したとき、該最先端aをクラン
プ14 aにより挟挿すると同時に滞溜機構7の動滑車
10をトルクモータ11とその伝動系12により移動さ
せるのである。
つまり、この滞溜機構7では、引取機6による光ファイ
バ16の送り量を吸収すべく動滑車10を定滑車9に対
して離間移動させるのであり、これにより光ファイバ1
6を両滑車9,10間で畜積してクランプ14 aの手
前に光ファイバ16のたるみが生じるのを防止する。
そして光ファイバ16が上記のように滞溜されている間
、その最先端aと最終端すとを接続機13により融着し
、当該接続完了後、両クランプ14a。
14 bを解放操作すると共に巻取機構2を再運転させ
、同時に動滑車10を旧位に復動させて光ファイバ16
の畜積滞溜量を解消するのである。
以下、同様の作業を連続的に行い、所望の長尺光ファイ
バを得る。
実施例 直径12.5mm、長さ50cmの棒状素材15を一定
の低速で2100℃内の加熱炉5内に送りこみ、その加
熱軟化端を39m/minの引取機6で引きとり、以下
各部を経由させて巻取機構2により巻きとったところ、
直径125μm、コア径50μmの光ファイバ16が約
4Km長で得られた。
つぎに同様の棒状素材15を上記と同様の光ファイバ1
6に加工し、先行および後行の光ファイバにおける最先
端aと最終端すとを上記のように融着接続したところ、
約8Km長の光ファイバが得られた。
この際、後行の光ファイバ16には滞溜機構7の動滑車
10により約10 gの張力をかけるようにしている。
これにより得られた長尺光ファイバは、外径変動125
±1μm以内であり、その損失も、1.3μm波長領域
で0.54dB/Kmと良好であった。
以上の説明で明らかなように、本考案では棒状素材15
を光ファイバ16に紡糸機構1と、該紡糸機構1により
加工された光ファイバ16を巻きとる巻取機構2とを有
し、紡糸機構1と巻取機構2との間に光ファイバ16の
滞溜機構7と接続機構8とが配置されたものであるから
、所望通り、光ファイバ16が長尺化できる。
しかも、このような長尺光ファイバを得るのに紡糸機構
1はフルに稼働できるから、生産力の低下は生ぜず、か
つ、光フアイバ段階で接続作業を行うので、当該接続に
よる品質低下もない。
【図面の簡単な説明】
図面は本考案装置の1実施例を示した略示説明図である
。 1・・・・・・紡糸機構、2・・・・・・巻取機構、7
・・・・・・滞溜機構、8・・・・・・接続機構、15
・・・・・・棒状素材、16・・・・・・光ファイノく

Claims (1)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. 棒状素材を光ファイバに紡糸する紡糸機構と、該紡糸機
    構により加工された光ファイバを巻きとる巻取機構とを
    有し、紡糸機構と巻取機構との間に光ファイバの滞溜機
    構と該光ファイバの接続機構とが配置された光フアイバ
    紡糸装置。
JP556280U 1980-01-21 1980-01-21 光フアイバ紡糸装置 Expired JPS594020Y2 (ja)

Priority Applications (1)

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JP556280U JPS594020Y2 (ja) 1980-01-21 1980-01-21 光フアイバ紡糸装置

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JP556280U JPS594020Y2 (ja) 1980-01-21 1980-01-21 光フアイバ紡糸装置

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Publication Number Publication Date
JPS56111135U JPS56111135U (ja) 1981-08-27
JPS594020Y2 true JPS594020Y2 (ja) 1984-02-04

Family

ID=29602227

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