JPS5940174B2 - 液体シンチレ−タ−溶液 - Google Patents

液体シンチレ−タ−溶液

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JPS5940174B2
JPS5940174B2 JP53140501A JP14050178A JPS5940174B2 JP S5940174 B2 JPS5940174 B2 JP S5940174B2 JP 53140501 A JP53140501 A JP 53140501A JP 14050178 A JP14050178 A JP 14050178A JP S5940174 B2 JPS5940174 B2 JP S5940174B2
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scintillator
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liquid scintillator
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polyoxyethylene
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智雄 斎藤
由美子 西山
和郎 渡部
直子 滝
尚威 森川
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Sagami Chemical Research Institute
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    • G01MEASURING; TESTING
    • G01TMEASUREMENT OF NUCLEAR OR X-RADIATION
    • G01T1/00Measuring X-radiation, gamma radiation, corpuscular radiation, or cosmic radiation
    • G01T1/16Measuring radiation intensity
    • G01T1/20Measuring radiation intensity with scintillation detectors
    • G01T1/204Measuring radiation intensity with scintillation detectors the detector being a liquid
    • G01T1/2042Composition for liquid scintillation systems
    • CCHEMISTRY; METALLURGY
    • C09DYES; PAINTS; POLISHES; NATURAL RESINS; ADHESIVES; COMPOSITIONS NOT OTHERWISE PROVIDED FOR; APPLICATIONS OF MATERIALS NOT OTHERWISE PROVIDED FOR
    • C09KMATERIALS FOR MISCELLANEOUS APPLICATIONS, NOT PROVIDED FOR ELSEWHERE
    • C09K11/00Luminescent, e.g. electroluminescent, chemiluminescent materials
    • C09K11/06Luminescent, e.g. electroluminescent, chemiluminescent materials containing organic luminescent materials

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Description

【発明の詳細な説明】 本発明は一般式 ’0R6R7 R3OH2環0+CHCHO−)−1i−H(I)・5
R4R5 (式中R1−R5は水素原子、炭素数1〜10個を有す
るアルキル基又はシクロヘキシル基、R6及びR7は水
素原子又はメチル基であり、同時に0 メチル基とはな
り得ない。
mはo又は1であり、nは2〜15の値である。)で表
わされるポリアルキレングリコール誘導体とシンチレー
タ−とからなる液体シンチレータ−溶液に関する。液体
シンチレータ−溶液は液体シンチレーシヨ5 ン計数法
において使用されるものである。
液体シンチレーシヨン計数法は低エネルギーのβ線放射
体、例えば””C、055、゜H等の測定をはじめとし
て、極めて多くの放射能測定に使用されている。通常液
体シンチレーシヨン計数法では、放射性試料を液体シン
チレータ一溶液に加え、溶解、分散又は可溶化して計数
試料を形成することによつて行われる。液体シンチレー
タ一溶液の構成成分は溶媒と1〜2種類のシンチレータ
一である。
従来、溶媒は通常アルキルベンゼンのような芳香族液体
である。この溶媒の作用は崩壊によるエネルギーを励起
エネルギーとして吸収し、これをシンチレータ一に 1
移送することである。シンチレータ一は移送されたエネ
ルギーを光に変える。アルキルベンゼンのような芳香族
液体はエネルギー移送の効率は良いが、その主な欠点と
しては溶媒中の水溶性試料の計数ができないということ
である。生物学的、環境的に興味あるほとんどの試料は
水溶液であり、かつ塩類、蛋白質、炭水化物等を含有す
る。
このような試料はほとんどが芳香族炭化水素に不溶であ
り、正確な再現性のある測定はこのような系では達成で
きない。3Hからのβ線の水中の平均飛程は1.2ミク
ロン、I4Cでは12ミクロンであり、このような短い
距離内に液体シンチレータ一粒子が存在しないとシンチ
レーシヨン計数が起らないからである。
こうした点を解決するために、従来二つの方法が開発さ
れた(液体シンチレーシヨン測定法、石河寛昭著、南山
堂出版、1977年版、第22頁参照。
)。その一つは水と芳香族溶媒との両方に洛解するアル
コール、ジオキサンのような溶媒を加える方法である。
この方法によれば試料が少く、均一な溶液とすることが
できれば正確な再現性のある測定が可能である。しかし
ながら試料を増加させると、均一性が失われやすい欠点
がある。従つてこの方法では取扱う試料の量が制限され
、目的とする塩類、蛋白質、炭水化物などの成分は制限
された濃度範囲でしか用いられない。又、ジオキサンは
揮発性でその蒸気は毒性がある。第二の方法は芳香族炭
化水素に界面活性剤あるいは乳化剤を加えて液体シンチ
レータ一溶液を構成する方法である。この方法では測定
系内に多数の適当な小さいミセルのコロイド状、もしく
は分散物又はエマルジヨンの形で実際上存在させる方法
である。この場合も均一ゲルの存在範囲では効率良く放
射能の測定がなされるが、その欠点としては液体シンチ
レータ一溶液に溶解できる量が制限されること、試料の
溶解性、分散性に対する温度の影響を予測することが困
難であることである。又他の欠点としては試料の安定性
に対する時間の影響を予測することが困難であることで
ある。又他の欠点はこの種の液体シンチレータ一溶液は
水溶性試料を加えていくと、ある範囲を越えたところで
、ゲルの生成により急激に粘性が増加することである(
下記比較例参照)。この粘性の増加は通常のバツチ式の
測定においては、測定バイャル中のどの部分にも均一組
成のゲルを生成させることを妨げ、又流通法の液体シン
チレーシヨン計数法、例えばラジオ液体クロマトグラフ
法においては、このような液体シンチレータ一溶液は極
く限られた範囲でしか使用することができない。又現在
までに用いられているすべての液体シンチレータ一溶液
は、揮発性、引火性溶媒を主たる構成成分としている点
が共通しており、大きな欠点となつている。又使用済み
液体シンチレータ一溶液は多量の水によつて希釈廃棄す
ることは、これらの液体シンチレータ一溶液では不能で
ある。なぜならこの場合極めて多量の水に対する不溶成
分を生ずるからである。これらの欠点は使用済み液体シ
ンチレータ一溶液の廃棄処理を極めて困難にしている主
な理由となつている。本発明者等は従米の欠点を克服す
べく液体シンチレーシヨン測定法を検討した結果、本発
明の液体シンチレータ一溶液を見出し、本発明を完成す
るに至つたものである。
本発明の液体シンチレータ一溶液は、前記=般式(4)
で表わされるポリアルキレングリコール誘導体とシンチ
レータ一とから構成されるものである。
従来前記一般式(4)のポリアルキレングリコール誘導
体の一部は乳化シンチレータ一組成物としてτ 液体シ
ンチレータ一溶液に親水性を持たせるため加えられてい
た。これらの従米の液体シンチレータ一溶液においては
、溶媒として芳香族炭化水素を用いるため水爵性試料を
含む系全体を溶解、乳化又は分散させるためには、ポリ
アルキレングリθ コール誘導体のアルキル基は少くと
も炭素数4個以上が必要であるとされている(特公昭4
9一42946号及び42947号参照)。同時にオキ
シアルキレン基の重合数はアルキル基の炭素数と0.8
6〜1.67の比率となることが必要である。従つて適
当な長さのアルキル鎖及び適当な重合度を持つたオキシ
アルキレン基が必要である。本発明の液体シンチレータ
一溶液においてはシンチレータ一の溶媒として、前記一
般式(1)で表わされるポリアルキレングリコール誘導
体を使用する。本発明においては従来の方法における芳
香族炭化水素の役割を前記―般武1)で表わされるポリ
アルキレングリコール誘導体が受持つ。従つて水に対す
る充分な溶解性を保持しつつ、単位体積当りなるべく多
くの芳香環を含むこと力塑ましく、従つてエネルギー移
行に有効な役割をしない側鎖アルキル基は適当に短いこ
とが発光効率を高める上で好ましい。即ち、前記一般式
(1)でR1〜R5は水素原子、炭素数1〜10個を有
するアルキル基又はシクロヘキシル基であり、好ましく
は水素原子又は低級アルキル基である。又、水に対する
溶解性を保持しつつ、かつエネルギー移行に有効に作用
しないオキシアルキレン基も適当に短いことが好ましい
。従つてオキシアルキレン基の重合数は2〜15が適当
である。その重合数は2〜5の範囲が前述の如き単位体
積当り多くの芳香環を含むことで好ましい。本発明の液
体シンチレータ一溶液を用いることにより、比較的高い
比率で水を含む計数試料を従来可能であつたよりも正確
に測定でき、揮発性、引火性が無いためその取扱いは容
易である。
又、水溶液を試料とした場合、その添加によつて粘性を
増加させることが無く、水を用いるラジオ液体クロマト
グラフ用液体シンチレータ一溶液として特に好適である
。更に、使用済み液体シンチレータ一溶液を実質的には
水による希釈廃棄を可能にしたと共に試料の添加方法、
順序、時間的影響を受けないような液体シンチレータ一
溶液である。本発明においては室温で試料を単に振盪す
るだけで十分に溶解又は分散させることができる。本発
明の溶液を構成する前記一般式(1)のポリアルキレン
グリコール誘導体としては、n−2〜15のポリオキシ
エチレンフエノールエーテル、0−、m一又はp−ポリ
オキシエチレンメチルフエノールエーテル、ポリオキシ
エチレン−2・3、2・4−、2・5−、2・6−、3
・4一又は3・5−ジメチルフエノールエーテル、ポリ
オキシエチレントリメチルフエノールエーテル、ポリオ
キシエチレン−0−、m一又はp−イソプロピルフエノ
ールエーテル、ポリオキシエチレンエチルフエノールエ
ーテル、ポリオキシエチレン一m−プロピルフエノール
エーテル、ポリオキシエチレン−n− 1−、8一又は
t−ブチルフエノールエーテル、ポリオキシエチレン−
n−、i−又はNeO−ペンチルフエノールエーテル、
ポリオキシエチレンヘキシル、ヘプチル、オクチル、ノ
ニル又はデシルフエノールエーテル、ポリォキシエチレ
ンシクロヘキシルフエノールエーテル、ポリオキシプロ
ピレンフエノールエーテル、ポリオキシプロピレン−0
−、m一又はp−フエノールエーテル、ポリオキシプロ
ピレン−2・3− 2・4− 2・5− 2・6− 3
・4一又は3・5)1)ジメチルーフエノールエーテル
、ポリオキシプロピレントリメチルフエノールエーテル
、ポリオキシプロピレン一0−、m一又はp−イソプロ
ピルフエノールエーテル、ポリオキシプロピレンエチル
フエノールエーテル、ポリオキシプロピレン一n−プロ
ピルフエノールエーテル、ポリオキシプロピレン−n−
1−、s一又はt−ブチルフエノールエーテル、ポリ
オキシプロピレン−n−、1一又はNeO−ペンチルフ
エノールエーテル、ポリオキシプロピレン、ヘキシル、
ヘプチル、オクチル、ノニル又はデシルフエノールエー
テル、ポリオキシプロピレンシクロヘキシルフエノール
エーテル、ポリオキシエチレンベンジルエーテル、ポリ
オキシエチレン−0−、m一又はp−メチルベンジルア
ルコールエーテル、ポリオキシエチレン2・3− 2・
4−、2・5− 2・6− 3・4一又は3・5−ジメ
チルベンジルアルコールエーテル、ポリオキシエチレン
2・4・6−トリメチルベンジルアルコールエーテル、
ポリオキシエチレン−0−、m一又はp−イソプロピル
ベンジルアルコールエーテル、ポリオキシエチレンエチ
ルベンジルアルコールエーテル、ポリオキシエチレン−
n−プロビルベンジルアルコールエーテル、ポリオキシ
エチレン−n−、i−、s一又はt一ブチルベンジルア
ルコールエーテル、ポリオキシエチレン−n−、i一又
はNeO−ペンチルフエノールエーテル、ポリオキシエ
チレンヘキシル、ヘプチル、オクチル、ノニル又はベン
ジルエーテル、ポリオキシエチレンシクロヘキシルベン
ジルアルコールエーテル、ポリオキシプロピレンベンジ
ルアルコールエーテル、ポリオキシプロピレン−0、m
一又はp−メチルベンジルアルコールエーテル、ポリオ
キシプロピレン一2・3−、2・4、2・5−、2・6
〜、3・4一又は3・5一ジメチルベンジルアルコール
エーテル、ポリオキシフロピレン一2・4・6−トリメ
チルベンジルアルコールエーテル、ポリオキシプロピレ
ン−0、m一又はp−イソプロビルベンジルアルコール
エーテル、ポリオキシプロピレンエチルベンジルアルコ
ールエーテル、ポリオキシプロピレン一n−プロピルベ
ンジルアルコールエーテル、ポリオキシプロピレン−n
−、i− s一又はt−ブチルベンジルアルコールエー
テル、ポリオキシプロピレン−n−、i一又はNeO−
ペンチルフエノールエーテル、ポリオキシプロピレンヘ
キシルヘプチル、ノニル又はデシルベンジルアルコール
エーテル、ポリオキシプロピレンシクロヘキシルベンジ
ルアルコールエーテル等を挙げることができる。
本発明で用いるシンチレータ一は第一溶質と第二溶質が
あり、単独若しくは複合で用いる場合がある。
第一溶質としてはp−ターフエニル、2・5−ジフエニ
ルオキサゾール、2−フエニル一5−(4−ビフエニル
)−1・3・4−オキサジアゾール、2−(4−t−ブ
チルフエニル)−5(4−ビフエニリル)−1・3・4
−オキサジアゾール、4・4′−ビス−(2−ブチルオ
クチロキシ)−p−コーターフエニル、2・5−ビス−
2−(5−t−ブチルベンゾオキサゾリル)−チオフエ
ンを例示することができる。又第二溶質としては1・4
−ビス−2−(5−フエニルオキサゾリル)−ベンゼン
、2−(1−ナフチル)−5フエニルオキサゾール、p
−ピス一(0−メチルスチリル)−ベンゼン、2−(4
5−ビフエニリル)−6−フエニルベンゾキサゾールを
例示することができる。シンチレータ一は本発明の溶液
を液体シンチレータ一溶液として有用にするに十分なだ
けの量が存在することが必要である。最適結果はシンチ
レータ一の性質、カクテルの組成及び他の成分の性質に
よつて変化するであろう。本発明に用いるシンチレータ
一の量は用いる第一溶質と第二溶質の種類及び測定すべ
き試料によつて変化するが、一般的には第一溶質は前記
一般式(1)で表わされるポリアルキレングリコール誘
導体中に1〜507/lを存在させて用いる。
充分な発光効率と外部標準線源比との関係から、好まし
くは3〜107/lを存在させて用いる。第一溶質は単
独若しくは第二溶質と共に用いるものである。第二溶質
は前記一般式(1)で表わされるポリアルキレングリコ
ール誘導体中に0.05〜17/lを存在させて用いる
。溶解度及び経済性の観点から好ましくは0.1〜0.
57/lを存在させて用いる。以下、本発明を実施例及
び比較例により更に詳細に説明する。
実施例 1 〔ポリアルキレングリコール誘導体の合成例〕p−クレ
ゾール22.18fに水酸化カリウム0.227を加え
125℃においてこれに気体のエチレンオキサイド46
.67を吹き込み129〜145℃/2mmHgの沸点
を有するH3C→く::〉←0(CH2CH2O)2.
8H(以下Aとする)を得た。
反応は酸として酢酸0.5m7で中和し停止させた。そ
の後15%過酸化水素水30m1を加え脱色した。以下
、同様の方法により下記のポリアルキレングリコール誘
導体を合成した。
実施例 2 実施例1で得られたポリアルキレングリコール誘導体及
び下記シンチレータ一とから調整した液体シンチレータ
一溶液を用いて、外部標準線源比を測定した。
その結果を第2表に示した。尚、外部標準線源比とは、
外部標準体の2つのチヤンネル(パルス波高)における
計数比である。標準試料を用いて作成した外部標準線源
比と計数効率の関係を表わすクエンチング補正曲線から
試料の計数効率を読みとることができる。
よつて、外部標準線源比を求めることにより液体シンチ
レータ一の相対的な計数効率がわかる。測定はGain
7OOl3Hの場合はIsO一Set3Hfullwi
ndOwll4CはIsO−Setl4CwindOw
の条件下で行なつた。
外部標準体として137Csを使用した。用いた液体シ
ンチレーシヨンカウンタ一はベツクマンLS−250で
ある。表中のシンチレータ一としてのPPOは2・5一
ジフエニルオキサゾールであり、DMPOPOPは1・
4−ビス−〔2−(4−メチル−5−フエニルオキサゾ
リル)〕ベンゼンである。比較例 1 〔市販品との粘度の比較〕 内径12m7!L.長さ30CTfLのガラス管中に含
水率の異なつたAQUASOL−2(市販品であり、商
品名:NewEI]GlandNuclear社製)と
前記化合物N、30ク及びシンチレータ一としてPPO
O.l5l、DMPOPOP9mgを加え調整した液体
シンチレーター溶液(以下、この溶液を溶液(n)と称
する。
)とし、この溶液(n)を用いて、一定距離を落下する
球の速さを測定した。実験は19℃の恒温槽中にて行な
つた。使用した球の直径は3mm)重さ0.1102V
である。その結果は第3表の通りであつた。比較例 2 〔市販品との流通系の場合における見かけの計数効率の
比較〕液体シンチレータ一中の水分量を変えた時の見か
けの計数効率を算出した。
流通系における見かけの計数効率と含水率の関係を14
Cの場合は第4表、3Hの場合は第5表に示した。
尚、!4Cは14C−トルエン、3Hは3H20を用い
、クエンチヤ一としては水を使用した。用いた放射能濃
度は3Hでは2×104〜5X105dpm114Cで
は2X104〜8×104dpmである。但し、表の値
は検出器の容積1m′、液体クロマト流出液を水として
流速5m1/Mmに固定した時のものである。尚、使用
した液体シンチレータ一溶液は比較例1において用いた
溶液(n)である。′ 市販品(AQUASOL−2)は水を含むと急に粘性が
高くなり(比較例参照)、フロー状態で使用することは
むずかしい。
従つて、フロー状態で使用できる範囲はきわめて限定さ
れる。市販品で粘性が低い時の含水率はO〜12%であ
る。溶液(n)においてシンチレータ一は粘性に著しい
変化がなく、含水率が高くなるにつれて粘性は減少する
傾向がある。粘性を考察したフロー状態における3H1
14Cの見かけの計数効率の最大値を算出した。
その算出過程を以下に述べる。14C、溶液(n)にお
いて、バツチでのフイギユアーオブメリツト(Figu
reOfmerit)の最高点は含水率50%で効率は
53%であつた。
液体クロマト流出量が5m1/Mmとしたらシンチレー
タ一も同量であるから、総合流速が10m1/―となる
。内容積1m1の検出器を通過する時間は1/10分で
、この時の見かけの計数効率は0.53X1/10−0
.053となる。一方、AQUASOL−2の場合は粘
性を考慮するため最高値は12%の含水率で、効率が9
5%となる。同様に算出すると、液体クロマト流出量5
m1/Mmに対してAQUASOL−2は38m1/M
m使われ、検出器通過時間は0.023分となり、この
時の見かけの計数効率は0.95×0.023一0.0
22となる。
3Hの場合も同様に算出すると、 躊液(n):見かけの計数効率 0.0032AQUA
S0L−2:見かけの計数効率0.0071 となる。

Claims (1)

  1. 【特許請求の範囲】 1 一般式 ▲数式、化学式、表等があります▼ で表わされるポリアルキレングリコール誘導体とシンチ
    レーターとからなる液体シンチレーター溶液〔式中、R
    ^1〜R^5は水素原子、炭素数1〜10個を有するア
    ルキル基又はシクロヘキシル基、R^6及びR^7は水
    素原子又はメチル基であり、同時にメチル基とはなり得
    ない。 mは0又は1であり、nは2〜15の値である。〕。2
    シンチレーターとしての第一溶質が3〜10g/l存
    在することからなる特許請求の範囲第1項に記載の液体
    シンチレーター溶液。 3 シンチレーターとしての第一溶質が3〜10g/l
    、第二溶質が0.1〜0.5g/l存在することからな
    る特許請求の範囲第1項に記載の液体シンチレーター溶
    液。 4 ポリアルキレングリコール誘導体のR^1〜R^5
    が水素又は低級アルキル基である特許請求の範囲第1、
    2又は3項に記載の液体シンチレーター溶液。 5 ポリアルキレングリコール誘導体のnが2〜5の値
    である特許請求の範囲第1、2、3又は4項に記載の液
    体シンチレーター溶液。
JP53140501A 1978-11-16 1978-11-16 液体シンチレ−タ−溶液 Expired JPS5940174B2 (ja)

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