JPS5940023Y2 - 空気圧マツサ−ジ器用空気袋構造 - Google Patents

Description

【考案の詳細な説明】 本考案は、空気圧マツサージ器に用いる空気袋の構造に
関する。

従来の空気圧マツサージ器に於いては、特開昭５０−６
８２号の第１図、第２図に明示されているように、空気
袋全体が一体的に形成されているものが多かった。

その為、袋部の１つが被損すると空気袋全体を取り換え
る必要があると共に、空気袋がゴム、プラスチックなど
で作られている為、人体へ装着した際特に冬期に於いて
は、装着感が良くないという欠点があった。

本考案は、ゴム、プラスチックなどの弾性材から成る単
体の袋を複数個用い、布製のシートのポケット部へ該袋
を挿入して構成し、前述の欠点を解決することを目的と
したものである。

以下、本考案の構成作用を説明すれば、第１図および第
２図に示されるように、複数孔１ ａ、 １ ｂ。

ｌｃ、ｌｄ、ｌｅを穿設した布製のシート１の一面へそ
の長手方向に適宜間隔で複数個のポケツＩ・部２ａ、２
ｂ、２ｃ、２ｄ、２ｅを併設し、各ポケツＩ・部間の谷
部をシート１に接着する。

該ポケット部はシート１の長平方向を横切る方向へ延び
、その中央部には第１図に図示される如くシート１の長
平方向に沿って延びる開口部４が形成されている。

該開口部はポケット部の端部付近に形成してもよい。

前記ポケット部内には、その開口部４を介して、第３図
に図示されるようなゴムあるいはプラスチック等の弾性
材製から成り、且つ任意個所に流体吸排口６を備えた平
型状袋３ａ、３ｂ。

３ｃ、３ｄ、３ｅを逆位にして挿入する。

この場合、前記平型状袋の吸排口６はシート１の孔を通
って外方へ突出する。

シート１の両端部にはファスナー等の任意連結手段５が
設けられており、以上のように構成される空気袋を第４
図に図示される如く人の腕、足等へ取り付けた後、該連
結手段５を操作して固定する。

本考案は以上の構成により、従来のような一体製の空気
袋構造のものに比較して、袋のいずれか一つが不意に被
損してもそれ自体を交換すればよく、また袋自体を布で
包んでいるため人体への装着感も優れており、その実用
的効果は大なるものである。

【図面の簡単な説明】

第１図は本考案に係る空気袋の一実施例を示す全体図、
第２図は第１図のＡ−Ａ［１ｉ″面図、第３図は平型状
袋を示す斜視図、第４図は本考案に係る空気袋を人体へ
取り付けた状態を示す使用状態図である。 〔主要部分の符号の説明〕１・・・・・・布製シート、
ｌａ。 １ ｂ、 １ ｃ、 １ ｄ、 １ ｅ・・・・
・・孔、２ ａ、 ２ ｂ、 ２ ｃ。 ２ ｄ、 ２ ｅ−ポケット部、３ａ、 ３ｂ、
３ｃ。 ３ｄ、３ｅ・・・・・・平型状袋、４・・・・・・開口
部、５・・・・・・連結手段、６・・・・・・流体吸排
口。

Claims (1)

【実用新案登録請求の範囲】
1. 長手方向に沿って適当な間隔で区分して複数のポケット
   部が併設され、当該各ポケッＩ・部に各々孔を穿設して
   これら番孔が一方面に開口するよう形成された布製シー
   トによる外装部材と、前記ポケット部に穿設した孔に挿
   通される流体吸排口を備え、各ポケット部内に各々分離
   独立して収容される弾性材製による複数の袋体とを具備
   し、前記外装部材には当該長平方向の両端部を相互に連
   結する手段を設けて戊る空気圧マツサージ器用空気袋構
   造。