JPS5940021B2 - 義足の支柱 - Google Patents

義足の支柱

Info

Publication number
JPS5940021B2
JPS5940021B2 JP16340280A JP16340280A JPS5940021B2 JP S5940021 B2 JPS5940021 B2 JP S5940021B2 JP 16340280 A JP16340280 A JP 16340280A JP 16340280 A JP16340280 A JP 16340280A JP S5940021 B2 JPS5940021 B2 JP S5940021B2
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
support
prosthetic leg
cylindrical
linear body
linear
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Expired
Application number
JP16340280A
Other languages
English (en)
Other versions
JPS5789860A (en
Inventor
和夫 土屋
宏 佐藤
時彦 増沢
晃誉 内田
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Mitsubishi Rayon Co Ltd
Original Assignee
Mitsubishi Rayon Co Ltd
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by Mitsubishi Rayon Co Ltd filed Critical Mitsubishi Rayon Co Ltd
Priority to JP16340280A priority Critical patent/JPS5940021B2/ja
Publication of JPS5789860A publication Critical patent/JPS5789860A/ja
Publication of JPS5940021B2 publication Critical patent/JPS5940021B2/ja
Expired legal-status Critical Current

Links

Landscapes

  • Prostheses (AREA)

Description

【発明の詳細な説明】 本発明は複数の細い弾性を備えた炭素繊維強化プラスチ
ック製線状体を円筒状に配設した内骨格型義足の支柱(
バイロンシャンク)に関し、特に、円筒状に形成した線
状体が曲げモーメントに対して剛性を有し、ねじりモー
メントに対して弾姓を有することを利用して身体の生理
学的保護と生活動作の拡大をはかつた義足の支柱に関す
るものである。
従来内骨格型義足は大腿部、T側部を問わず。
金属住パイプからなる支柱が使用されている。このよう
なパイプは弾住のない剛体支柱であるため重く、蹴り出
し歩行時に、足部から支柱の軸方向に加わるモーメント
がソケットを介して切断端にひねりを負荷し、切断端に
摩擦やねじれによる傷害を与えたり、膝関節、股関節に
悪影響を与えたりしていた。上述の状況から、常時パイ
プ支柱下端と足部との継手にゴム又は合成樹脂材等から
なる弾住体を介在させておき、足部から支柱に加わるト
ルクを吸収する構成のものが提案されている。しかしこ
の構成のものは弾住体の弾力を弱くすると、蹴り出しの
際足部はパイプ支柱に対して直角に保持されずに足底全
面が接床状態となる、このため蹴り出し力がないので蹴
り出し歩行か困難と、なり転倒の危険住さえあつた。前
記弾住体の弾力を強くすると足部に発生したトルクが切
断端や関節を強制的にひねることとなり、頭初記載の如
き欠屯を有する結果となる。
本発明に係る義足の支柱は上述した欠陥を一掃ノ した
もので、その要旨とするところは、複数の軸線方向に配
向した炭素繊維層7■含む炭素繊維強化プラスチック製
線状体を平行等間隔に配列して全体を円筒状に配設し、
その上下端を留金で固定保持すると共に全線状体には複
数のリングをその等5 間隔に設けた通孔により介装し
たもので、曲げモーメントに対して剛F!J、を有する
ばかりでなく蹴り出し補助力を有し、かつ、足部に発生
したねじりモーメントを弾住的に吸収すると共に軽量に
して装看感の良好な新規な支柱を提案せんとするもので
.以下本発明の一実施例を図面に従つて説明する。1は
第1図に示す如く,本発明支柱2を使用した内骨格型T
腿義足である。
該義足1は足部3の上面に設けた筒状継手4が固設され
.継手4には支柱2の下端部が嵌入固足され、その上端
部はT腿切断端6を装着するソケットTT端の継手8に
嵌入固定されるものである。前記支柱2は平面か所足直
径の円周に沿つて等間隔且つ平行に細長い炭素繊維強化
プラスチック製線状体9を配列して、全体を円筒形状に
配設する。
斯かる線状体の配列とするため、支柱2の上下端部には
第3図aに示す如く軽金属材或いは炭素繊維強化プラス
チックからなる留金11を装着して締付固足する。留金
11は円筒状の内金12とニッ割にした一対のものを整
合して円筒状にした外金13とから形成され、内金12
の外周面には線状体9の数に対応する数の断面半月形状
縦溝14が等間隔平行に刻設される。外金13の内周面
には略前記縦溝14と対向整合する縦溝15が刻設され
る。支柱2を継手に装看するときは第5図に示す如く、
予め留金11を継手4に嵌入しておき線状体9を挿入し
てから.継手4の耳部11に螺装したねじ18を緊締し
、支柱2を継手に締付固定する。支柱2の線状体9に介
挿するリング20は軽金属材又は炭素繊維強化プラスチ
ックからなり.線状体の数と同数の通孔21が軸方向に
等間隔的に穿設され、該通孔21の径は線状体の径と略
同径であつて、手で摺動して位置移動しない限り歩行中
に不用意に位置ずれすることのないようになされている
以上の如く構成した本発明支柱2の作用と実施態様を説
明する。
線状体9は身体位置や下腿か大腿部かの装着位置或いは
装着者の歩容又はねじられる弾住応力等の問題から考慮
して、その直径を1.0〜1.8m71L程度とし,線
状体の軸線方向に引揃えられた炭素繊維層を含んでいる
ことが必要である。
線状体、の配設数はその径や長さによつて異なるが、6
〜24個程度とし.円筒形状とすることによつて曲げモ
ーメントに強く、ねじりモーメントに大きな弾住を有し
、しかも全体が均等にねじれるようにしたものである。
足部に発生したねじりモーメントはリング20を介挿し
ていない支柱2を第6図aに示す如く変形する。即ち、
固足された線状体の上下端はわずか起立状態をそのまま
残しているが線状体全体としては螺線状に湾曲する。そ
して線状体の中央部は集束するように支柱全体がねじら
れる。支柱の線状体にリング20を介挿して、ねじりモ
ーメントを加えるとリング20が線状体群の集束作用に
抵抗する作用を有し、支柱全体としては弾註力を増大す
る、そして一定範囲のねじり角度以上は急撃に弾住力が
大となる。
この弾住力を調整するにはリング20を上下端側に移動
することにより緩和する。第6図bに示す如く、リング
20の径を円筒状支柱2の径より小にすると、支柱の線
状体はリング部分が集束され.線状体自体は張力を有す
るが、曲げモーメントに対して一定ねじり角度まで容易
にねじられると共に支柱軸方向の曲げモーメントに対し
てもわずかに湾曲する。
第6図cに示す如く、支柱の直径より大なる径のリソグ
20を介装すると.支柱の線状体はドラム状に張設され
.ねじりモーメントに対しても強い弾住を有する。
支柱2の上下端部に装着する留金11は内金12と外金
13とで線状体9を挟着固定する構造としたが、義足使
用者の個住に適合した線状体とリングとを長年に亘り使
用可能に決定すると留金を取外し可能とする必要ない,
従つて留金に代え、筒体の円形端面に等間隔且つ軸方向
に孔を穿設し、該孔に線状体端部を挿入固着しておけば
、使用者に適した弾匪湾曲度を有する支柱を長期に亘つ
て使用することができる。
以上の如き作用を有する本発明支柱は細い配向した炭素
繊維補強層を含む炭素繊維強化プラスチック製線状体を
等間隔且つ平行に配列して.全体を筒状に形成し,線状
体には複数のリングを位置移動可能に介挿した構成とし
ていて.義足歩行者の支柱軸方向の荷重による曲げモー
メントに対しでは剛住を有しているので、足部は常に支
柱に対し直角前方に配置してリズミカルな歩容をそこな
うことなく歩行することができると共に蹴り出し歩行の
際は些かな湾曲する弾力により蹴り出し力を補助して、
足部の前方振り出動作を極めて容易になすことができる
更に足部の立脚期(接地)に発生するねじりモーメント
がソケットを介して切断端や関節部に負荷されることな
く、支柱が周方向に弾住的にねじれることにより前記モ
ーメントを吸収することができる。
そして和室で正座するときは足部を横にひねつてすわれ
ば、不自然でない外観を有する正座姿勢をとることがで
きるでまた、本発明支柱は炭素繊維強化プラステツクで
作られているため従来使用されてきたバイブ支柱に比し
軽量に製作することができるので義足装着感が極めて良
好である。
【図面の簡単な説明】
第1図は本発明支柱を用いた内骨格型T腿義足の一部切
欠全体側面図、第2図は支柱の一部を切欠した全体側面
図、第3図aは留金の平面図、同図bは留金を構成する
外金の斜視図、同図cは内金の斜視図.第4図はリング
の斜視図、第5図は足部の継手に支柱T端部を装着した
拡大斜視図、第6図aは支柱をねじつた状態を示す側面
図、同図bは支柱にその径より小さい径のリングを介挿
した状態を示す側面図、同図cは支柱にその径より大き
い径のリソグを装着した状態を示す側面図である。 1 ・・・・・・内骨格型下腿義足、2・・・・・・支
柱.3 ・・・・・・足部、4,8・・・・・・継手、
9・・・・・・線状体、11・・・・・・留金、12・
・・・・・内金、13・・・・・・外金、20・・・・
・・リング。

Claims (1)

  1. 【特許請求の範囲】 1 軸線方向に配向した炭素繊維の補強層を有する炭素
    繊維強化プラスチック製線状体を平面が円形線に沿つて
    等間隔且つ平行に配列して、その全体形状を筒形に形成
    し、該筒形を形成した線状体の上下端部を筒形部材で固
    定したことを特徴とする義足の支柱。 2 前記筒形に形成した支柱の線状体には通孔を有する
    リングを位置移動可能に介挿したことを特徴とする特許
    請求の範囲第1項記載の義足の支柱。 3 前記支柱の上下端部を固定する筒形部材が炭素繊維
    強化プラスチックで作られたものであることを特徴とす
    る特許請求の範囲第1項記載の義足の支柱。
JP16340280A 1980-11-21 1980-11-21 義足の支柱 Expired JPS5940021B2 (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP16340280A JPS5940021B2 (ja) 1980-11-21 1980-11-21 義足の支柱

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP16340280A JPS5940021B2 (ja) 1980-11-21 1980-11-21 義足の支柱

Publications (2)

Publication Number Publication Date
JPS5789860A JPS5789860A (en) 1982-06-04
JPS5940021B2 true JPS5940021B2 (ja) 1984-09-27

Family

ID=15773206

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP16340280A Expired JPS5940021B2 (ja) 1980-11-21 1980-11-21 義足の支柱

Country Status (1)

Country Link
JP (1) JPS5940021B2 (ja)

Also Published As

Publication number Publication date
JPS5789860A (en) 1982-06-04

Similar Documents

Publication Publication Date Title
US6969408B2 (en) Low profile active shock module prosthesis
US5314499A (en) Artificial limb including a shin, ankle and foot
JP3015920B2 (ja) 踝を低く設計した補形器具
US6120547A (en) Enhanced prosthetic foot structure with ankle reinforcement
US5545234A (en) Lower extremity prosthetic device
US20210015636A1 (en) Frictionless vertical suspension mechanism for prosthetic feet
US5133777A (en) Adjustable lower limb prosthesis and apparatus and method for the adjustment thereof
US5769809A (en) Below the joint amputation limb protector apparatus
JPH06510929A (ja) エネルギーを蓄積する補綴脚パイロン
KR20060072123A (ko) 로우 프로필 의족
CN101888818A (zh) 假肢筒以及由假肢筒和假肢装置构成的系统
US4792340A (en) Prosthetic ankle
US20050076940A1 (en) Ergonomic collapsible crutch
WO2000027317A1 (en) Prosthetic foot
US11357333B2 (en) Wearable chair with truss structure
US20080053503A1 (en) Ergonomic forearm crutch
JPS5817619B2 (ja) 義足の支柱
US7871443B2 (en) Prosthetic foot with composite heel
JPS5940021B2 (ja) 義足の支柱
JP4443896B2 (ja) 座骨支持式義足
CN109093587B (zh) 一种船舱焊接用人体辅助装置
JP5972342B2 (ja) 多点杖
TWM548525U (zh) 義肢承筒及具有該義肢承筒之下肢義肢
KR102238690B1 (ko) 보행보조 기구
CN105167966B (zh) 免手扶拐杖