JPS5939995B2 - 非常用電動機の制御方法 - Google Patents

非常用電動機の制御方法

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JPS5939995B2
JPS5939995B2 JP11269277A JP11269277A JPS5939995B2 JP S5939995 B2 JPS5939995 B2 JP S5939995B2 JP 11269277 A JP11269277 A JP 11269277A JP 11269277 A JP11269277 A JP 11269277A JP S5939995 B2 JPS5939995 B2 JP S5939995B2
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JP
Japan
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relay
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JP11269277A
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JPS5446314A (en
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節男 香焼
郁夫 岡島
林 野島
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Hitachi Ltd
Original Assignee
Hitachi Ltd
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Description

【発明の詳細な説明】 本発明は消火用ポンプ、駆動用電動機や病院に於ける停
電時発電機駆動用電動機のように非常の際に始動する電
動機の特に始動制御方法に関するものである。
この種のものでは電動機を始動するときには、すでに商
用電源から電力を得ることができない。
そこでエンジンを回して電力を得ることになる。なおエ
ンジンで直接ポンプや発電機を駆動することも考えられ
るが、このようにするとエンジンの出力を多目的に使用
することができない。そこで多くの場合エンジンで発電
機を回し、機械的エネルギーを電気的エネルギに変換し
、このエネルギを必要な部分に導いて使用している。と
ころで三相誘導電動機の電機子巻線を最初からテルタに
接続した状態で始動すると定常時の5〜7倍もの電流が
流れる。
そのため発電機及びエンジンとしては定常時にかかる負
荷の5〜7倍の出力を出せるものを用意しなければなら
ないことになる。これでは不経済なばかりでなく容量の
大きいエンジン、発電機は始動に長い時間がかかるので
非常用としては望ましくない。そこで始動当初は電機子
巻線をスターに接続し、一定時間経過するか、ある速度
に達したらデルタに接続換えすることが提案されている
。これに依ると最初からデルタで始動するときに比べ理
論上は始動電流を3分の1におさえることができるとさ
れている。しかしながらスターからデルタに切り換える
際に電機子巻線が一時電源から完全に切り離されるので
デルタに接続した時点で、当初やはり大きな電流が流れ
る。そのためやはり発電機及びエンジンとして定常時に
かかる負荷の5〜7倍に近い出力を出せるものを用意し
なければならない。そこで更に電機子巻線の相数と同数
のインピーダンス部材を設けスター接続の最後に於いて
各相巻線に対して並列にインピーダンス部材を接続し、
次に中性点を切り離してインピーダンス部材を含むデル
タ接続にし、最後にインピーダンス部材を短絡して始動
を完了することが提案されている。これに依ると始動開
始から終了までの間電機子巻線は一度も電源から切り離
されないので始動電流を小さくおさえることができる。
ここで使用するインピーダンス部材は始動時のそれもご
く短かい間だけ使用すれば良いので短時間定格の安価な
ものを使用するのが一般的である。
そのため、もしなんらかの理由に依りこのインピーダン
ス部材の使用時間が予定より長びくと過熱状態になり、
断線を起してしまうことになる。これでは始動できない
ので非常用電動機としてははなはだ心もとない。また中
性点が電源から切り離されたにもかかわらずなんらかの
原因に依つてインピーダンス部材の接続してないデルタ
運転に入ることができなく電動機が停止してしまうよう
なことがあれば具合が悪い。
本発明はこのような点に鑑み成されたものであつて、そ
の目的とするところはインピーダンス部材を過熱から保
護できる非常用電動機の制御方法を提供することを目的
とするものである。
また中性点が電源から切り離されたにもかかわらず、イ
ンピーダンス部材の接続してないデルタ運転に入ること
ができないときはスターに接続して最低でも運転を継続
できるようにすることにある。
すなわち本発明では第1過程では三相誘導電動機を電源
に対してスターに接続する。
第1過程に入つてから第1条件が成立すると今度はスタ
ーに接続してある電機子巻線の各相に対して並列にイン
ピーダンス部材を接続する。これが第2過程である。第
1条件成立の可否はタイマを使つて第1過程に入つてか
らの時間を把握することに依り行つたり、電動機電流が
一定値以下になつたことを把握したり電動機の回転数が
=定値以上になつたことを把握することに依つて行うこ
とができる。第2過程に入つて後全各相巻線を電源との
接続を保つたまま夫々インピーダンス部材を介してデル
タに接続する。これが第3過程である。第3過程に入つ
たのち第2条件が成立すると第4過程に入る。第4過程
では全各相巻線を電源との接続を保つたままインピーダ
ンス部材を含まないデルタに接続し運転状態に入る。第
2条件成立の可否はタイマを使つて第3過程に入つてか
らの時間を把握したり、電動機電流が一定値以下になつ
たことを把握したり、電動機の回転数が一定値以上にな
つたことを把握することに依つて行うことができる。更
に本発明では第2過程に入ると同時あるいはその近くで
計時を開始し、その時点から一定時限が経過したときに
は第2条件の成立を知らせる信号が出なくても第4過程
に入るようにする。また第2条件が成立し、あるいは前
記一定時限が経過しても第4過程に移行しないときには
第1過程に戻るようにする。このようにすることに依り
インピーダンス部材を過熱状態から保護することができ
非常用電動機としての信頼性が一段と向上する。
また完全デルタに移行できない場合でも最低限スター接
続の運転には移行できる。第1図第2図は本発明非常用
電動機制御方法を実施するのに用いる装置の実施例を示
す回路図である。
以下この実施例について説明する。Pはポンプ、Mはポ
ンプ駆動用の三相誘導電動機である。三相誘導電動機1
Mの電機子各相巻線U,V,Wは第1端子Ul,l,W
lと第2端子U2,2,W2とを有している。この三相
誘導電動機1Mの始動制御部SCCは、次のように構成
する。第1端子Ul,Vl,Wlと電源R−S−T間に
第1接点1aを設ける。全各相巻線U,V,Wの第2端
子U2,V2,W2間を接続する第2接点2aを設ける
。各相巻線U,V,Wの異なるもの同志の第1端子Ul
,l,Wlと第2端子U2,V2,W2とを夫々インピ
ーダンス部材zを介して接続する第3接点3aを設ける
。これ等第3接点3aならびにインピーダンス部材zの
直列回路に対して並列に第4接点4aを接続する。始動
指令手段として押しボタンスイツチBSと、火災発生時
に自動的に閉じる接点0Sを設ける。第1接点制御手段
1Aは押しポタンスイツチBSと継電器1と停止ボタン
BSSとを直列に接続し更に押ボタンスイツチBSに対
して継電器1の自已保持接点1a′ならびに接点0s′
を並列に接続して構成する。第1接点1aは継電器1の
付勢時閉路接点である。第2接点制御手段2Aは接点4
bと接点5bと継電器2とを直列に接続し、これを継電
器1に対して並列に接続して構成する。接点4bは継電
器4の付勢時開路接点であり、第4接点4aは継電器4
の付勢時閉路接点である。また5bは継電器5の付勢時
開路接点である。第3接点制御手段3Aは第1条件成立
判別手段としてのタイマT1とタイマT1のオンデエレ
接点Tlaと継電器6の付勢時開路接点6bと、継電器
3とで構成する。第3接点3aまた接点3a′は継電器
3の付勢時閉路接点である。第4接点制御手段4Aは第
2条件成立判別手段としてのタイマT2と、タイマT2
のオンデエレ接点T2aと継電器6の付勢時閉路接点6
aと継電器4と、継電器4の自己保持接点4a′とで構
成する。接点4aは継電器4の付勢時閉路接点である。
計時手段T3をタイマT2に並列に接続する。なおT3
aは計時手段T3のオンデエレ接点、6a′は継電器6
の自己保持接点、FFBは遮断器である。以上のように
構成したものに於いて、火災が発生して接点0Sが閉じ
るか押釦BSを押すと継電器1と2とが付勢され、電動
機1Mはスターに接続された状態で始動する。
これが第1過程である。またタイマT1が計数を開始し
、一定時間経過すると接点Tlaが閉じ継電器3が付勢
されて各相巻線U,V,Wvc対して並列にインピーダ
ンス部材Zが接続される。これが第2過程である。継電
器3が付勢されることにより接点3a′が閉じ継電器5
が付勢される。そのため接点5bが開き第2接点2aが
開く。これにより各相巻線U,V,Wにはインピーダン
ス部材zが直列に接続され全体がデルタに接続された形
になる。これが第3過程である。接点3a′が閉じるこ
とに依りタイマT2と計時手段T3が計数を開始する。
そして一定時間経過すると接点T2aが閉じ、継電器4
が付勢される。これに依り第4接点が閉じインピーダン
ス素子は短絡される。従つて各相巻線U,V,Wはデル
タ接続となり始動が完了する。これが第4過程である。
いまもし第3過程においてなんらかの理由でタイマT2
がいつまでたつても動作しないときは計時手段T3が動
作し継電器6が付勢状態になる。
そのため接点4aが閉じ第4過程に移行する。これに依
りインピーダンス素子zは過熱から保護される。また例
えば継電器4が断線しており、第3過程が終了しても第
4過程へ移行できないようなときは継電器6が付勢し接
点3aが開いて第1過程へ移行する。停止するときには
押釦BBSを押せば良い。
【図面の簡単な説明】
第1図第2図は本発明非常用電動機制御方法を実施する
のに用いる装置の実施例を示す回路図である。 1aは第1接点、2aは第2接点、3aは第3接点、4
aは第4接点、zはインピーダンス部材、T3は計時手
段、1Aは第1接点制御手段、2Aは第2接点制御手段
、3Aは第3接点制御手段、4Aは第4接点制御手段、
T1は第1条件判別手段の→Ijを示すタイマ、T2は
第2条件判別手段の一例を示すタイマ、BS,OSは始
動指令手段の一例を示す押釦及び接点である。

Claims (1)

    【特許請求の範囲】
  1. 1 三相誘導電動機を制御する方法に於いてこの三相誘
    導電動機をまず電源に対してスターに接続する第1過程
    と、該第1過程に入つて後一定時間経過したり、電動機
    電流が一定値以下になつた等の第1条件成立後に各相巻
    線に対して並列にインピーダンス部材を接続する第2過
    程と、該第2過程に入つて後前記全各相巻線を電源との
    接続を保つたまま夫々前記インピーダンス部材を介して
    デルタに接続する第3過程と、該第3過程に入つて後一
    定時間経過したり、電動機電流が一定値以下になつた等
    の第2条件成立後に前記全各相巻線を電源との接続を保
    つたまま前記インピーダンス部材を含まないデルタに接
    続し運転状態に入る第4過程を有し、且つ前記第2過程
    に入ると同時あるいはその近くで計時を開始し、その時
    点から一定時限が経過したときには前記第2条件の成立
    の信号が出なくても前記第4過程に入り、前記第2条件
    が成立しあるいは前記一定時限が経過しても前記第4過
    程に移行しないときは前記第1過程へ移行するようにし
    たことを特徴とする非常用電動機の制御方法。
JP11269277A 1977-09-21 1977-09-21 非常用電動機の制御方法 Expired JPS5939995B2 (ja)

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JPS5446314A JPS5446314A (en) 1979-04-12
JPS5939995B2 true JPS5939995B2 (ja) 1984-09-27

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* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPH04220851A (ja) * 1990-12-21 1992-08-11 Mitsubishi Electric Corp コードレス電話装置
JPH0434605Y2 (ja) * 1986-10-17 1992-08-18

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