JPS5939817Y2 - タ−ビン発電機の回転子 - Google Patents

タ−ビン発電機の回転子

Info

Publication number
JPS5939817Y2
JPS5939817Y2 JP10443678U JP10443678U JPS5939817Y2 JP S5939817 Y2 JPS5939817 Y2 JP S5939817Y2 JP 10443678 U JP10443678 U JP 10443678U JP 10443678 U JP10443678 U JP 10443678U JP S5939817 Y2 JPS5939817 Y2 JP S5939817Y2
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
shaft
rotor
retaining ring
turbine generator
end plate
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Expired
Application number
JP10443678U
Other languages
English (en)
Other versions
JPS5523863U (ja
Inventor
紀夫 大石
昭二 古門
Original Assignee
三菱電機株式会社
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by 三菱電機株式会社 filed Critical 三菱電機株式会社
Priority to JP10443678U priority Critical patent/JPS5939817Y2/ja
Publication of JPS5523863U publication Critical patent/JPS5523863U/ja
Application granted granted Critical
Publication of JPS5939817Y2 publication Critical patent/JPS5939817Y2/ja
Expired legal-status Critical Current

Links

Description

【考案の詳細な説明】 この考案はタービン発電機の回転子の軸部に保護カバー
として取付けられる端板に関するものである。
従来のタービン発電機の回転子の一例を第1図に示す。
図において1は回転軸で胴部2と軸部3とから成る。
4はコイル保持環、5は端板、6は軸継手である。
そして、これら1〜6は回転子10を構成している。
一般にタービン発電機の回転子においては、強度上の要
請から胴部2と軸部3を一体の単一鍛鋼品から加工して
製作するのが普通であり、この鍛鋼品は軸材と呼ばれて
いる。
回転子の胴部2には回転子コイルを収納する溝(図示せ
ず)が加工され、また胴部2は回転子の鉄心を兼ねてい
る。
回転子コイルが胴部2かも軸方向にはみだして延伸する
部分の遠心力はコイル保持環4℃保持され、コイル保持
環4の端部には、保護および部品取付のために端板5が
取付けられており、その内径は軸継手6の外径より小さ
く形成されている。
回転子10は軸部3において軸受(図示せず)で支承さ
れ、軸部3の外端部に取付げられた軸継手6を介して原
動機により駆動され発電機の回転子として機能する。
このような従来のタービン発電機の回転子においては、
上述のように端板5の内径が軸継手6の外径より小さい
ため、回転子胴部にコイル保持環4および端板5を取付
けた後、軸継手6を焼嵌め等の方法で軸端部に取付ける
必要があるので、取付作業が繁雑であり軸継手の構造が
複雑となる欠点があった。
この考案は、上記のような従来のものの欠点を解消する
ために或されたものであり、コイル保持環の端板を回転
軸の胴部の端部を軸方向に分割削り出しで成形すること
によって、軸継手も前記鍛鋼品の一部として造り出すこ
とを9能とし、軸継手の焼嵌めが不要で構造が簡単な回
転子を提供するものである。
以下この考案の一実施例を第2図および第3図により説
明する。
図において、回転軸1、胴部2、軸部3、コイル保持環
4は第1図における従来のものと同様なので説明を省略
する。
7は回転軸1の軸材の一部として鍛造された軸継手でい
わゆる「打出し式軸継手」となっている。
8は端板で、回転軸1の胴部2の端部を第3図に示すよ
うに端板8を含む形状で製作しておき、矢印Aの位置で
切断加工した後コイル保持環4に焼嵌めし、その後さら
に胴部2と焼嵌めすることにより第2図のごとく組立て
られる。
上記のように構成したこの考案における回転子において
は、大きな回転トルクを伝達する軸継手7が軸材の一部
として鍛造により打ち出されており、焼嵌め等の方法で
組立てる必要がないため、軸継手の構造が簡単になり、
組立て作業も不要となる。
なお、上記実施例では、回転子軸材鍛鋼品からコイル保
持環4の端板5を削り出したものを示したがこの他に軸
部3上に取付けられる円環状部品、例えばブロフハブな
どが必要な場合には、複数個の部品を同様の方法で削り
出す事ができる。
以上のようにこの考案によれば端板8を回転軸1の軸材
鍛鋼品の一部として製作するようにしたのでタービン発
電機の回転子の軸継手7を回転子軸材鍛鋼品の一部とし
て造り出す事が可能となり軸継手の構造が簡単になる効
果がある。
【図面の簡単な説明】
第1図は従来のタービン発電機の回転子の構成を示す断
面図、第2図はこの考案の一実施例によるタービン発電
機の回転子の構成を示す断面図、第3図は第2図の回転
子を製造するための軸材鍛鋼品の断面図である。 図において1は回転子、2は胴部、3は軸部、4はコイ
ル保持環、7は軸継手、8は端板である。 なお、各図中同一符号はそれぞれ同−又は相当部分を示
す。

Claims (1)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. 胴部およびこの胴部の両端に形成される軸部とからなる
    回転軸と、上記軸部の端部に一体形成される軸継手と、
    上記胴部の端部にその一端が嵌合されるコイル保持環と
    、上記胴部の一部を軸方向に分割して削り出し成形され
    外周が上記保持環の他端側内周と嵌合し且つ上記軸継手
    外周の径より小なる内径を有する円環状の端板とを備え
    たことを特徴とするタービン発電機の回転子。
JP10443678U 1978-07-28 1978-07-28 タ−ビン発電機の回転子 Expired JPS5939817Y2 (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP10443678U JPS5939817Y2 (ja) 1978-07-28 1978-07-28 タ−ビン発電機の回転子

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP10443678U JPS5939817Y2 (ja) 1978-07-28 1978-07-28 タ−ビン発電機の回転子

Publications (2)

Publication Number Publication Date
JPS5523863U JPS5523863U (ja) 1980-02-15
JPS5939817Y2 true JPS5939817Y2 (ja) 1984-11-08

Family

ID=29045821

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP10443678U Expired JPS5939817Y2 (ja) 1978-07-28 1978-07-28 タ−ビン発電機の回転子

Country Status (1)

Country Link
JP (1) JPS5939817Y2 (ja)

Also Published As

Publication number Publication date
JPS5523863U (ja) 1980-02-15

Similar Documents

Publication Publication Date Title
JPS5939817Y2 (ja) タ−ビン発電機の回転子
JPS6015409Y2 (ja) 突極形回転電機の回転子
JPS60118042A (ja) 磁石発電機の回転子
JPS626408B2 (ja)
JPS61189144A (ja) 凸極回転電機の回転子
JPH03104554U (ja)
JPS6321460U (ja)
JPS6355773U (ja)
JPH01134974U (ja)
JPS63105475U (ja)
JPH0464962U (ja)
JPS62152664U (ja)
JPH01146776U (ja)
JPS59103571U (ja) 磁石発電機の回転子
JPH0193972U (ja)
JPS6397366U (ja)
JPS6311789U (ja)
JPH0330767U (ja)
JPH0216848U (ja)
JPS6366081U (ja)
JPS63680U (ja)
JPH0256958U (ja)
JPS62140880U (ja)
JPS62190130U (ja)
JPS60120204U (ja) タ−ビンロ−タ組立体