JPS5938179Y2 - 紅茶抽出器 - Google Patents

紅茶抽出器

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Publication number
JPS5938179Y2
JPS5938179Y2 JP3697982U JP3697982U JPS5938179Y2 JP S5938179 Y2 JPS5938179 Y2 JP S5938179Y2 JP 3697982 U JP3697982 U JP 3697982U JP 3697982 U JP3697982 U JP 3697982U JP S5938179 Y2 JPS5938179 Y2 JP S5938179Y2
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
tea
valve
container
filter
upper container
Prior art date
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Expired
Application number
JP3697982U
Other languages
English (en)
Other versions
JPS58138523U (ja
Inventor
力 梅林
昭太郎 大牧
Original Assignee
ムネカタ株式会社
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Filing date
Publication date
Application filed by ムネカタ株式会社 filed Critical ムネカタ株式会社
Priority to JP3697982U priority Critical patent/JPS5938179Y2/ja
Publication of JPS58138523U publication Critical patent/JPS58138523U/ja
Application granted granted Critical
Publication of JPS5938179Y2 publication Critical patent/JPS5938179Y2/ja
Expired legal-status Critical Current

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Description

【考案の詳細な説明】 この考案は紅茶抽出器に関するものである。
美味、・香り、濃さ等の点で最も好適な紅茶の一般的入
れ方は、湯量と葉茶量の関係、湯温および浸せき時間(
抽出)が適正条件を満たし、かつ浸せき時間中湯熱を逃
さないようにすることとされている。
−例として、紅茶4グラムに対し湯量260tJの場合
、浸せき時間は湯温90℃で5分、または湯温100℃
で2〜3分である。
しかしながら、従来の紅茶抽出器は、その構造からこれ
らの条件を十分に満足することができないという欠点が
あった。
すなわち、茶こしに葉茶を入れて湯を注ぐものでは、茶
こしに入れられた葉茶の層が厚いため湯の通過時間が長
くなり、かえって渋味や苦味がでる。
ティーポットに葉茶と湯を所定時間穴れておき、茶こし
を介して抽出するものも同様に渋味や苦味がでるととも
に浸せき時間中に湯温が下る。
また葉茶と湯を容器に入れておき時間が経てば濾過フィ
ルタを下げて上部に紅茶を抽出する方式のものでは、前
記と同様浸せき時間中に湯温が下るとともに抽出液が不
均一となる欠点もある。
そのため、これらの従来例は美味しい香高い紅茶を作り
出すことができない。
したがって、この考案の目的は、渋味や苦味を抑えるこ
とができ、浸せき時間中の湯温の低下を抑えることがで
き、しかも均一に抽出させることができる紅茶抽出器を
提供することである。
この考案の第1の実施例を第1図ないし第3図に示す。
すなわち、この紅茶抽出器は、ティーポットである下部
容器1の上端開口2に、上部容器3の底部に取付けた載
置部4を載置している。
上部容器3はその底部中央に取出孔5を形威し、外底面
に雌ねじ筒6を形成している。
この雌ねじ筒6内にドーム形フィルタ7を挿入し、取出
孔5に嵌着するとともに、弁装置8の雄ねじ部9を雌ね
じ筒6にねじ込み、これによって前記フィルタ7を取出
孔5に密着固定する。
こうして、ドーム形フィルタ7は上部容器3の内底部に
突出する。
弁装置8は中心に弁孔10を形成し、その周縁を弁座1
1とするとともに、孔縁より径方向中心に向かって3本
の支持腕12を突出し、これらの支持腕12で弁孔10
の中心に軸受13を架設している。
軸受13には弁棒14が摺動自在に貫通し、その上端部
に弁15が固着され、下端部には係止っば16を有して
圧縮コイルばね17を弁棒14に通し、その上端を軸受
13の下面に支受させ、下端をつば16に支受させて、
そのばね作用により弁15を弁座11に閉弁状態に密着
させている。
さらに弁装置8の側部に水平軸18を設け、これにレバ
ー19の中間部を取付け、その内端20を弁棒14の下
端部に当接させ、レバー19の外端を弁装置8から外方
へ突出して2字に折曲して、前記弁棒14の支持の下に
その折曲部21を弁装置8の外側面に規制させである。
したがってレバー19の外端のつまみ22を押し下げる
と想像線のようにレバー19が回動し、内端20が上動
することにより弁棒14を圧縮コイルばね17のばね力
に抗して押上げ、これにより弁15が上動して開弁する
レバー19から手を離すとばね17の作用で閉弁状態に
復元する。
載置部4は3本のビス23により弁装置8の下面に取付
けられ、この載置部4は中央に弁装置8の弁孔10と下
部容器1とを連通ずる連通筒24を有し、その内部には
ら旋形仕切板25が挿着されている。
なお、26は蓋である。つぎに、紅茶の入れ方について
説明する。
まず上部容器3の蓋26を取り、上部容器3に人数分の
葉茶を入れ、さらに人数分の沸湯水を注いで蓋26を被
せ、一定時間おく。
このとき葉茶は最初約30秒程度湯面に浮んだ状態にな
り、時間の経過とともに徐々にドーム形フィルタ7の上
面へ沈下し、この過程で紅茶のエキスが湯に抽出される
また上部容器3はドーム形フィルタ7によりフィルタ面
積に比して上端開口の面積を小さくでき、これにより開
口の大きいものと比較して浸せき時間中の湯温の低下を
抑えることができ、しかも葉茶の落下時間が長くなるの
で十分にエキスを抽出できる。
一定時間経過後レバー19のつまみ22を押すと弁15
が開きドーム形フィルタ7で葉茶と抽出液が浜過され、
連通筒24を通って下部容器1に抽出液が貯えられる。
この過程において、□葉茶はド゛−ム形フィルタ7の表
面に載っているが、その表面積が大きいので葉茶の層の
厚さが小さくでき、したがって葉茶層を通過する時間が
短くなり、苦味や渋味が抽出されるのを抑えることがで
きる。
また連通筒24を通過する際ら篩板25を通るためうず
巻き状態となり、このうず流によってドーム形フィルタ
7の表面の葉茶の開きを良くし抽出能力を高めることが
でき、短時間で抽出でき、しかも落下による均一化に加
えてうずのかくはんにより均一化が一層促進される。
この実施例のドーム形フィルタ7と平板形のフィルタと
の比較実験によれば(実験では連通筒24を取外しであ
る)、フィルタの表面積はドーム形フィルタの方が平板
形フィルタの2倍であり、湯温90℃、浸せき時間60
秒のとき、抽出液の抽出状態は、香り、色ともに同等で
あったが、渋味ないし苦味は平板形フィルタの方がきつ
がった。
これはフィルタの表面に堆積する葉茶の層がドーム形フ
ィルタよりも厚いことによるものと考えられる。
この考案の第2の実施例を第4図に示す。
すなわち、この紅茶抽出器は、前記ら篩板25に代えて
プロペラ翼27を用い、゛□連通筒24′内で回転自在
にしたものである。
この場合も、抽出液が上部容器3から下部容器1に流れ
落ちるときにプロペラ翼27が回転して渦流を生じ、前
記の場合と同様に葉の開きがよくなり、自然に葉が開い
て、短時間で美味しい、かつ香の高い紅茶が抽出できる
以上のように、この考案の紅茶抽出器は、上部容器の底
部にドーム形フィルタを設置したため、上部容器の開口
面積を大きくすることなくフィルタ面積を大きくでき、
したがって、湯温の低下を抑えることができ、しかもフ
ィルタに密着する葉茶の層を薄くできるのでフィルタを
通過する湯の通過時間を短縮でき苦味を抑制できる。
その結果簡単に適正な条件を満すことができるのでおい
しい紅茶が得られるという効果がある。
【図面の簡単な説明】
第1図はこの考案の第1の実施例の断面図、第2図は載
置部を外した状態の上部容器の底面図、第3図はら篩板
の斜視図、第4図は第2の実施例の要部断面図である。 1・・・・・・下部容器、2・・・・・・上端開口、3
・・・・・・上部容器、4・・・・・・載置部、7・・
・・・・ドーム形フィルタ、15・・・・・・弁、25
・・・・・・ら篩板、26・・・・・・プロペラ翼。

Claims (3)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. (1)抽出液を受ける下部容器と、この下部容器の上端
    開口に着脱自在に載置されて葉茶および湯が投入される
    上部容器と、この上部容器の底部に設けられて前記下部
    容器と上部容器とを連通ずる弁と、前記上部容器の内底
    部で上方に膨出することにより前記弁を覆うように設け
    られたフィルタとを備えた紅茶抽出器。
  2. (2)前記フィルタはドーム形をなしている実用新案登
    録請求の範囲第(1)項記載の紅茶抽出器。
  3. (3)前記上部容器の前記弁の下位にら篩板またはプロ
    ペラ翼のある連通筒を有する実用新案登録請求の範囲第
    (1)項または第(2)項記載の紅茶抽出器。
JP3697982U 1982-03-15 1982-03-15 紅茶抽出器 Expired JPS5938179Y2 (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP3697982U JPS5938179Y2 (ja) 1982-03-15 1982-03-15 紅茶抽出器

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP3697982U JPS5938179Y2 (ja) 1982-03-15 1982-03-15 紅茶抽出器

Publications (2)

Publication Number Publication Date
JPS58138523U JPS58138523U (ja) 1983-09-17
JPS5938179Y2 true JPS5938179Y2 (ja) 1984-10-24

Family

ID=30048388

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP3697982U Expired JPS5938179Y2 (ja) 1982-03-15 1982-03-15 紅茶抽出器

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Families Citing this family (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPH0632035Y2 (ja) * 1987-08-12 1994-08-24 株式会社東芝 飲料製造機

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Publication number Publication date
JPS58138523U (ja) 1983-09-17

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