JPS5937909Y2 - 電波警報装置 - Google Patents
電波警報装置Info
- Publication number
- JPS5937909Y2 JPS5937909Y2 JP12046883U JP12046883U JPS5937909Y2 JP S5937909 Y2 JPS5937909 Y2 JP S5937909Y2 JP 12046883 U JP12046883 U JP 12046883U JP 12046883 U JP12046883 U JP 12046883U JP S5937909 Y2 JPS5937909 Y2 JP S5937909Y2
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- JP
- Japan
- Prior art keywords
- circuit
- reference level
- reception level
- low frequency
- level
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Description
【考案の詳細な説明】
この考案は警報信号検出方式を改良した対向遮断形の電
波警報装置に関する。
波警報装置に関する。
一般に、電波を用いて侵入物体を検出し警報を出力する
電波式警報装置にあって、警報の出力は検出回路として
通常のシュミット回路により行っているが、このシュミ
ット回路の基準レベルは設定値が常に固定されているも
のであった。
電波式警報装置にあって、警報の出力は検出回路として
通常のシュミット回路により行っているが、このシュミ
ット回路の基準レベルは設定値が常に固定されているも
のであった。
このため、受信部における受信レベルが例えば雨、雪あ
るいは気温等の変化により変動した場合、そのレベル変
化が上記シュ□ット回路の基準レベルを超え、警報信号
を出力してしまうことがある。
るいは気温等の変化により変動した場合、そのレベル変
化が上記シュ□ット回路の基準レベルを超え、警報信号
を出力してしまうことがある。
このような受信レベルQ変動をなくすために、低周波増
幅回路にAGC(自動利得制御)回路を附加させている
。
幅回路にAGC(自動利得制御)回路を附加させている
。
この場合においてAGC回路の制御電圧の時定数は、侵
入物体による急激な受信レベルの変動と、雨、雪あるい
は気温等の変化によるゆるやかな受信レベルの変動とを
区別されるべく、雨、雪あるいは気温等の変化によるゆ
るやかな受信レベルの変動にのみ対応すべく大きな値と
していた。
入物体による急激な受信レベルの変動と、雨、雪あるい
は気温等の変化によるゆるやかな受信レベルの変動とを
区別されるべく、雨、雪あるいは気温等の変化によるゆ
るやかな受信レベルの変動にのみ対応すべく大きな値と
していた。
このために、受信レベルの変動が、侵入物体による急激
な変動よりはゆるやかな豪雨、吹雪あるいは急激な気温
等の変化により変動した場合は、上記AGC回路の時定
数が太きいために、すぐに追従することができなかった
。
な変動よりはゆるやかな豪雨、吹雪あるいは急激な気温
等の変化により変動した場合は、上記AGC回路の時定
数が太きいために、すぐに追従することができなかった
。
このため受信レベルの変動が、シュミット回路の基準レ
ベルを超え、警報信号を出力してしまうことがあった。
ベルを超え、警報信号を出力してしまうことがあった。
これは謹動作の一因であり、極めて都合の悪いものであ
る。
る。
第1図は従来の電波警報装置の一例を示すブロック図で
ある。
ある。
すなわち図示しない受信空中線で受信され、図示しない
検波器により検波され低周波信号に変化された受信信号
は、入力端子11よりAGCを付加された低周波増幅回
路12に入力される。
検波器により検波され低周波信号に変化された受信信号
は、入力端子11よりAGCを付加された低周波増幅回
路12に入力される。
この低周波増幅回路12かもの出力信号は、一部が大き
な時定数を持つAGC制御回路13を経て、AGC制御
電圧として再び低周波増幅回路12に入力される。
な時定数を持つAGC制御回路13を経て、AGC制御
電圧として再び低周波増幅回路12に入力される。
残りは受信レベルとして検出口路(シュミット回路)1
4へ入力される。
4へ入力される。
この場合、入力信号の変動が検出回路140基準レベル
を超えた場合にば、端子15より警報信号を出力する。
を超えた場合にば、端子15より警報信号を出力する。
第2図は、第1図の回路の動作を説明するための受信レ
ベルと基準レベルとの関係を示したものであり、縦軸に
電圧、横軸に時間を表わす。
ベルと基準レベルとの関係を示したものであり、縦軸に
電圧、横軸に時間を表わす。
第2図イに変動がない場合の受信レベルaと基準レベル
bとの関係を示す。
bとの関係を示す。
第2図口に侵入物体による受信レベルa′の変動と基準
レベルbとの関係を示す。
レベルbとの関係を示す。
第2図へに雨、雪ある(・は気温等の変化による受信レ
ベルa”の変動と基準レベルbとの間係を示す。
ベルa”の変動と基準レベルbとの間係を示す。
第2図へにおいて、ゆるやかな受信レベルの変動とAG
C匍脚回路13の応答には、AGC制御向路130時定
数が大きな値のため若干0時間遅れがある。
C匍脚回路13の応答には、AGC制御向路130時定
数が大きな値のため若干0時間遅れがある。
従って低周波増幅回路12の出力の受信レベルは、この
AGC制御回路13の出力電圧に対応して変化するため
に、常に二定の値を保つことができない。
AGC制御回路13の出力電圧に対応して変化するため
に、常に二定の値を保つことができない。
この場合に、豪雨、吹雪あるいは急激な気温等の変化に
よる受信レベルの変動が生じたならば、受信レベルの変
動が基準レベルを超え、警報信号を出力させる。
よる受信レベルの変動が生じたならば、受信レベルの変
動が基準レベルを超え、警報信号を出力させる。
従来、このような場合にはありかじめ豪雨、吹雪あるい
は急激な気温等の変化による受信レベルの変動を予想し
、基準レベルにその変動分を上乗せして警報信号を出力
させないように対策させていた。
は急激な気温等の変化による受信レベルの変動を予想し
、基準レベルにその変動分を上乗せして警報信号を出力
させないように対策させていた。
この結果、受信レベルが変動しない場合と、雨、雪ある
いは気温等の変化により受信レベルが変動した場合の警
戒範囲が大きく変化するため、常時、警戒範囲の設定を
一定にすることが困難であり、警龜装置としての信頼性
を損うものであった。
いは気温等の変化により受信レベルが変動した場合の警
戒範囲が大きく変化するため、常時、警戒範囲の設定を
一定にすることが困難であり、警龜装置としての信頼性
を損うものであった。
この考案は上記実情に鑑みてなされたもので、その目的
は、検出回路の基準レベル用電圧が、受信レベルの変動
、例えば雨、雪あるいは気温等の餡ヒによる変動に応じ
て自動的に変わるような構成とし、安定で信頼性の高い
警報信号な出力することができ、誤動作を防止すること
のできる電波警報装置を提供することにある。
は、検出回路の基準レベル用電圧が、受信レベルの変動
、例えば雨、雪あるいは気温等の餡ヒによる変動に応じ
て自動的に変わるような構成とし、安定で信頼性の高い
警報信号な出力することができ、誤動作を防止すること
のできる電波警報装置を提供することにある。
以下、図面を参照してこの考案の一実施例を説明する。
第3図において、図示しない受信空中線で受信され、図
示しない検波器により検波され低周波信号に変換された
受信信号v1は端子21よりAGCを附加された低周波
増幅回路22へ入力される。
示しない検波器により検波され低周波信号に変換された
受信信号v1は端子21よりAGCを附加された低周波
増幅回路22へ入力される。
この低周波増幅器22かもの出力は、部がAGC制御回
路23を経て、大きな時定数をもったAGC制御電圧v
3として低周波増幅回路22に入力されるとともに、検
波蟹流回路と直流増幅回路とからなる基準レベル制御回
路24を経て、大きな時定数をもった基準レベル用電圧
v4として検出回路(比較回路)25に入力される。
路23を経て、大きな時定数をもったAGC制御電圧v
3として低周波増幅回路22に入力されるとともに、検
波蟹流回路と直流増幅回路とからなる基準レベル制御回
路24を経て、大きな時定数をもった基準レベル用電圧
v4として検出回路(比較回路)25に入力される。
そして、残りは受信レベルv2として検出回路25に入
力され、基準レベル用電圧v4と比較される。
力され、基準レベル用電圧v4と比較される。
この場合において、受信レベルv2の変動が、検出回路
250基準レベル用電圧v4を超えた場合には、端子2
6より警報信号v5を出力する。
250基準レベル用電圧v4を超えた場合には、端子2
6より警報信号v5を出力する。
第4図イ1口・ハは、第3図の回路の動作を説明するた
めの受信レベルと基準レベル用慮圧との関係を示したも
のであり、縦軸に電圧、横軸に時間を表わす。
めの受信レベルと基準レベル用慮圧との関係を示したも
のであり、縦軸に電圧、横軸に時間を表わす。
第4図イに変動がない場合の受信レベルXと基準レベル
用電圧yとの関係を示す。
用電圧yとの関係を示す。
第4図口に侵入物体による受信レベルX′の変動と基準
レベル用電圧yとの関係を示す。
レベル用電圧yとの関係を示す。
第4図へに雨、雪あるいは気温等の変化による受信レベ
ルX“の変動と基準レベル用電圧y′の変動との関係を
示す。
ルX“の変動と基準レベル用電圧y′の変動との関係を
示す。
第4図へにおいて、ゆるやかな受信レベルの変動とAG
D制御回路23の応答には、AGC制御回路230時定
数が大きな値のため、若干の時間遅れがある。
D制御回路23の応答には、AGC制御回路230時定
数が大きな値のため、若干の時間遅れがある。
従って、低周波増幅回路22の出力の受信レベルは、と
のAGC制御回路23の出力電圧に対応して変化するた
めに、常に一定の値を保つことができない。
のAGC制御回路23の出力電圧に対応して変化するた
めに、常に一定の値を保つことができない。
−力、検出回路250基準レベル用電圧も基準レベル制
御回路24に大きな時定数を持っているために、AGC
制御回路23と同じように若干の時間遅れを生じる。
御回路24に大きな時定数を持っているために、AGC
制御回路23と同じように若干の時間遅れを生じる。
この結果、検出回路25に入力される受信レベルの値と
、基準レベル用電圧の値は常に一定の値を保ちながら変
化する。
、基準レベル用電圧の値は常に一定の値を保ちながら変
化する。
従って、豪雨、吹雪あるいは急激な気温等の変化による
受信レベルの変動が生じた場合でも、検出回路25の基
準用レベルを超えることがない。
受信レベルの変動が生じた場合でも、検出回路25の基
準用レベルを超えることがない。
以上のようにこの考案によれば、検出回路の基準レベル
用電圧が、受信信号の変動に追従する構成としたことに
より、極めて安定で信頼性の高い警報信号を出力するこ
とができ、雨、雪あるいは気温等が変化しても誤動作す
ることのない電波警報装置を提供できる。
用電圧が、受信信号の変動に追従する構成としたことに
より、極めて安定で信頼性の高い警報信号を出力するこ
とができ、雨、雪あるいは気温等が変化しても誤動作す
ることのない電波警報装置を提供できる。
第1図は従来の電波警報装置の構成を示すブロック図、
第2図は上記装置の動作を説明するための図、第3図は
この考案の一実施例に係る電波警報装置の構成を示すブ
ロック図、第4図は上記装置の動作を説明するための図
である。 21・・・・・・入力端子、22・・・・・イ氏周波増
幅回路、23・・・・・・AGC制御回路、24・・・
・・・基準レベル制御回路、25・・・・・・検出回路
(比較回路)、26・・・・・・出力端子。
第2図は上記装置の動作を説明するための図、第3図は
この考案の一実施例に係る電波警報装置の構成を示すブ
ロック図、第4図は上記装置の動作を説明するための図
である。 21・・・・・・入力端子、22・・・・・イ氏周波増
幅回路、23・・・・・・AGC制御回路、24・・・
・・・基準レベル制御回路、25・・・・・・検出回路
(比較回路)、26・・・・・・出力端子。
Claims (1)
- 対向遮断形の電波警報装置において、受信信号を増幅し
て出力する低周波増幅回路と、この低周波増幅回路の出
力信号が常時一定のレベルになるように利得制御を行う
自動利得制御回路と、検波整流回路と直流増幅回路とか
らなり、前記低周波増幅回路の出力信号が入力され、受
信レベルに応じた基準レベル信号を出力する基準レベル
制御回路と、前記低周波増幅回路の出力信号と前記基準
レベル制御回路の出力信号を比較することにより、受信
レベルの変動な恢出し、警報信号を出力する検出回路と
を具備したことを特徴とする電波警報装置。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP12046883U JPS5937909Y2 (ja) | 1983-08-02 | 1983-08-02 | 電波警報装置 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP12046883U JPS5937909Y2 (ja) | 1983-08-02 | 1983-08-02 | 電波警報装置 |
Publications (2)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPS5953493U JPS5953493U (ja) | 1984-04-07 |
JPS5937909Y2 true JPS5937909Y2 (ja) | 1984-10-20 |
Family
ID=30276090
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP12046883U Expired JPS5937909Y2 (ja) | 1983-08-02 | 1983-08-02 | 電波警報装置 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JPS5937909Y2 (ja) |
-
1983
- 1983-08-02 JP JP12046883U patent/JPS5937909Y2/ja not_active Expired
Also Published As
Publication number | Publication date |
---|---|
JPS5953493U (ja) | 1984-04-07 |
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