JPS5937908A - 椅子 - Google Patents

Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 本発明は、背凭れの後方傾倒と連動させて肘掛を垂直Ｅ
方移動させるとともに、前垂れをＥ力回動させ、更に前
垂れを伸しさせてベッド状とし慢る新規な椅子に関する
。

理美容椅子、デンタル椅子等においては、技術者或は医
師等の作業遂行金谷易にする為に背凭れを起伏可能とし
たものがあった。

しかし、これら椅子においては、座板の両側辺縁部に設
けた肘掛が不動状に取り１寸けられている為、背凭れを
後方に傾倒させた状態での作業遂行にあたって肘掛が邪
魔となり、不自然な姿勢での作業を余儀なくされるとい
う欠点がある。

また、前記椅子の前垂れ部分が不動状に固定されている
と、背凭れ全後方に傾倒させて顧客、患者等のＦ体をは
ソ水平状態に寝かせた場合にＦｌｉａｉ部のみが垂１２
シた状態となシ、決して安楽な姿勢とはいえない。また
、前垂れ部分を単にＬ方回動させるようにしても、’Ｆ
Ｍ部全部体５体持することはできず、ふくらはぎのはｙ
中央部から腫にかけては全く支承されない状態となるの
で、この場合も決して安楽な姿勢とはいえない。

本発明は、背凭れを後方に傾倒させた状態で肘掛を直上
方に移動させ得るようにするとともに、前垂れをＥ方回
動及び伸長可能とすることによりＥ記の欠点を解消した
ものであり、以ド、実施例を示す添ト］°図面によって
詳細に説明する。

第１図は本発明椅子の背凭れ起立状態を示す斜視図、第
２図は同背凭れ傾倒状態を示す斜視図であり、図示しな
いシリンダー装置にて昇降駆動される昇降基板の上面に
一体的に固着した座板（１）と、昇降基板の後端縁部に
起伏回動可能に設けた背凭ｆｌ（２１と、昇降基板の両
側縁部に昇降可能に設けた肘掛（３）（３１と、昇降基
板の前端縁部に辷「回動可能に設けた前垂１（４）とか
ら構成されている。

背凭れ（２）は、内部に背凭れ枠（５）を設けるととも
に、背凭れ枠（５）の［一部両側を枢軸（６）　Ｋで昇
降基板（７）に丘「回動可能に連結し、更に、基端部を
昇降基板（７）の所定位置に揺動可能に枢着したシリン
ダー装置（８）のピストン杆（９）ヲ、背凭れ枠（５）
のト辺中央部に垂設した連結片００）と連結し、以てピ
ストン杆（９）ヲ押し出し、或は引き込むことにより背
凭れ（２）を起立させ、或は彼方に傾倒させるようにし
ている（第３図参照）。

肘掛（３）は、上面を平坦面とした枠状体であり、その
Ｆ半部に空所ａｕｉ−形成してＦ記の肘掛昇降機構α２
’＜内蔵している。

即ち、昇降基板（７）の所定位置に不動状に、Ｌ「方向
貫通孔を有する筒体（１３０３ｋ設けるとともに、筒体
０［有］α３を肘掛（３）の空所αυに位置させ、更に
肘掛（３）の空所内に、筒体α昭１３とスライド可能に
係合するスライド軸α４）（１４）を設け、以て肘掛（
３）全昇降Ｊ１（板（７）に対して昇降のみ可能として
いる。−また、Ｏ’＋Ｊ記枢軸（６）と一体的に連結し
た作動杆Ｏ５の先端部に連結杆ＯＱを揺動可能に枢着し
、連結杆０Ｑの先端部と昇降基板（７）の所定位置との
間にリンク杆（１のを連結し、更に、連結杆Ｑｆｆｌの
先端部と肘掛（３）の所定位置との間にもｍＪ記リすク
杆Ｑ７１と等しいしさのリンク杆Ｑ８）を連結して、連
結杆Ｏ→の前方移動によりリンク杆０７）（１８１ヲ屈
曲状態とし、以−ＣＶンク杆叩と昇降爪板（７）との枢
着点０燵及びリンク杆（ト）と同州（３）との枢着点−
の距離を短かくし得るようにしている（第３図及び第４
図参照）。

前垂れ（４）は、昇降爪板（７）の前端縁部にＪ−、Ｆ
回動可能に連結した前垂れ本体■υと、０ｉＪ垂れ本体
■０に進退可能に設けたスライド枠体（２）と、前垂れ
本体ψυをＬＦ回動させるとともにスライド枠外（イ）
を進退させるシリンダー装置−とから構成されている。

ここで、前垂れ本体Ｑ］）は、上面にレザー等表面被覆
オ（ハ）を張設した中空枠体であり、その丁端面及び前
端部を開口部としている。

また、スライド枠体（イ）は、前垂れ本体■ηのｉ＋１
端開口部（ハ）を通して挿通されており、スライド枠体
（イ）の前端部にガイドロール翰ヲ回転自在に枢着する
とともに、前記被覆材■の前端縁を延長して、該延長部
＠をガイドロール翰に懸支してスライド枠体翰のＦ面に
添設し、更に前垂れ本体Ｑυの後端部所定位置と延長部
（ロ）の遊端との間を定張力ベルト（ハ）にて連結して
いる。

シリンダー装置−は、前垂れ本体Ｑ１）の枢着位置（４
）より後Ｆ方寄り所定位置にＬＦ回回動ｎ能能枢着され
ており、ピストン杆…の先端部？ｉＪ垂れ本体Ｃ２１）
の前端寄り［部所定位置と連結することにより、ピスト
ン杆ｃｏ’を突出させて６１１垂れ本体Ｑ１）をＥ方回
動させるようにしている。　　　　　　　　　□そして
、シリンダー装置（２）の基部寄り所定位置及びピスト
ン杆…の先端部に夫々取［１゛板ＯＵ　Ｃ＞枠を介して
ガイドロールＣ［０４１’ｅ枢着し、取付板ｃＩ４とス
ライド枠体（イ）の後端部所定位置との間に張設したベ
ルト（ハ）をガイドロール０３（ロ）にこの１唄に懸支
し、以てピストン杆（１）を押し出すことによりスライ
ド枠体（イ）を前垂れ本体Ｑ］）から突出させるように
している（第５図参照）。

尚、（７）は足載せ台である。

以上の構成になる椅子の作用は次のとおりである。□ 第１図に示すように背凭れ（２）を起ケさせ、肘掛（３
）（３）全上昇させ、前垂れ（４）を垂「させた状態か
ら第２′図に示すように背凭れ（２）を傾倒させ、月掛
（３）（３）をＦ降させ、前垂れ（４）をはソ水平状態
に回動させるとともに伸長させた状態とする場合には、
先づ図示しないスイッチを操作することによりシリンダ
ー装置（８）のピストン杆（９）を引き込めばよく、次
のようにして背凭れ（２）の傾倒乃び肘１１（３）（３
１の１・−降を行なわせることができる。

背凭れ枠（５）は、ピストン杆（９）の引き込み動作に
伴なって、枢軸（６）全中心として後ｆ方に向かって回
動し、以て背凭れ（２）を一体的に傾倒させることがで
きる（第６図参照）。

また、枢軸（６）の回転により作動杆（ＪＢ）が前方回
動し、連結杆Ｏｅを前方移動させる。従ってリンク杆ｕ
７１Ｑ８）が屈曲状態となシ、枢着点ｏ９（イ）の距離
を短かくするので、スライド軸（１４）（１４）が筒Ｋ
（１［有］（１３内をＦ方摺動し、以て肘掛（３１（３
１’ｋ　Ｆ降させ名ことができる（第６図及び第７図参
１１α］。

次いで図示しない曲のスイッチを操作することによりシ
リンダー装置＠のピストン杆ＯＩヲ押し出せばよく、次
のようにして前垂れ（４）のＬ７７′回動及び伸鼾を行
なわせることができる。

シリンダー装置（イ）と昇降基板（７）との枢−着点（
ロ）とピストン杆（７）の先端部との距離は、ピストン
杆（７）の押し出し距離に応じて大きくなるが、枢着位
置−とピストン杆（至）の先端部との距離は変化しない
のであるから、ピストン杆（７）の押し出し距離が人き
くなるに従って前垂れ本体ｔ２］）を、枢着位置−を中
心として上方回動させることができる。

また、ピストン杆■の押し出し距離が増加すれば、ガイ
ドロール■及びその取付板ｃ３功とガイドロール（１）
との距離が前記押し出し距離と等しい距離だけ増加する
こととなるので、ベルト（７）のスライド枠体（イ）へ
の取り１［゛け端部は、前記押し出し距離の２倍に相当
する距離だけガイドロール■に向かって引動される。従
ってスライド枠体（イ）がピストン杆（７）の押し出し
距離の２倍に相当する距離だけ前垂れ本体Ｑυから押し
出されることとなり、前垂れ全体としての長さを大きく
することができる。

また、延長部（５）の遊端がスライド枠体（ハ）の押し
出しにより定張力ベルト（ハ）に抗して引動されるので
、スライド枠体（イ）の上面を延長部（ロ）にて蔽うこ
とができる（第８図参照）。

尚、背凭れ（２）は通常頭部を支承し得るしさには形成
されていないのであるから、背凭れ（２）のＬ端縁中央
部に設けた・＼ラドレスト（図示せず）を引き出して該
ヘッドレストにより頭部を支承ｎｆ能とする。

以上のようにして、背凭れ（２）及び前垂れ（４）全座
板（１）とはソ面−伏とするとともに、肘掛（３）（３
）を直［方に１降させて椅子をベッド状とすることがで
き、この状態で顧客、患者等を頭部から踵部に至るまで
安楽に支承することができるのみならず、技術者、医師
等の作業遂行を容易にし、得ることとなる。

逆に、背凭れ（２）を起立させ、肘掛（３Ｈ３１をト昇
させ、前垂れ（４）を垂卜させる場合にｄ、図示しない
スイッチを操作してシリンダー装置（８）のピストン杆
（９）を押し出すとともに、シリンダー装置（幻のピス
トン杆（ト）を引き込めばよく、各構成部材が前記と逆
に作動して背凭れ（２）全起立させるとともに肘掛（３
）（，３）ｆｒ直上方に上昇させ、更に前垂れ（４）を
、その長さを短かぐシナがら下方回動させることができ
る。

従って、１体を起こし、ＦＩＩｉ１１部を垂ドさせた状
態で着座する通常の椅子として使用することができる。

以Ｆはシリンダー装置（８）（２）Ｆ異なるスイッチ操
作によって駆動するよう構成した実施例について説明し
たが、両シリンダー装置は・、一方がピストン杆を押し
出すよう作動する時に他方がピストン杆を５１き込むよ
う作動する関係にあるから、例えば四方切換弁等を用い
て選択的に一方のシリンダー装置を油圧ポンプ等と連通
し、他方のシリンダー装置を直接油タンク等と、連通ず
るよう、構成することにより、１つのスイッチを操作し
て両シリンダー装置を駆動し、以て背凭れ（２）、肘掛
（３１（３１及び前垂れ（４）全同時に作動させ得るよ
うにしても良いことは勿論である。

また・υ′りｎ　（１７）ｒｓ’を互に屈曲可能に枢着
する代わりに、例えば１対のリンク杆にて（１１↑−ｆ
リンクを形成し、該平行リンクを肘掛（３）と水平力向
スライド可能に連結することも可能であり、その曲水発
明の要旨を変更しない範囲内において適宜設Ｊ１変四を
施こすことも可能である。

以Ｆのよう誰本発明は、常時は背凭れを起立させ、肘掛
を上昇、させ、前垂れ？垂［状態に回動させた椅子を、
背凭れを傾倒させ、肘掛を直１７方にＦ降させ、前垂れ
を１１ソ水平状態に回動させるとともに伸長させてベッ
ド状とし得るのであるから、１つの椅子を椅子として使
用し得るのみならず、ベッドとしても使用することがで
きるという特有の効果を奏する。

従って、例えば理美容室において調髪等の作業を行なう
場合には、椅子を本来の椅子として使用すればよく、マ
ツサージ等の作業を行なう場合には、椅子をベッドとし
て使用すればよく、また歯科病院等において、患者のＥ
体を起こした状態の方が診療、治療等を行ない易い場合
には、椅子を椅子として使用すればよく、患者のＬ体を
寝かせた状態の方が診療、治療等を行ない易い場合には
、椅子をベッドとして使用すればよく、比較的狭い理美
容室、治療室等を有効に活用し得るのみならず、技術者
、医師等の行なう作業の能率を高めることができ、史に
は顧客、患者等に椅子とベッドとの間の移動等余分な行
動を強いることがないのみならず、ベッドとして使用す
る場合に顧客、患者等を安楽に支承し得る等の効果金も
奏する。

【図面の簡単な説明】

第１図は本発明椅子を椅子として使用する状態を示す斜
視図、 第２図は同ベッドとして使用する状態を示す斜視図、 第３図は第１図のｍ　＝　ｔｕ断面図、第４図は第３図
のＩＶ　−ＩＶ断面図、第５図は第一１図のｖ−ｖ断面
図、 第６図は第２図のＶｌ　−Ｖｌ断面図、第７図は第６図
のｖ１ト１断面図、 第８図は第２図のＶｌｌｌ　−Ｗｉ１１断面図。 ｌ・・・・・・座板　　　　　　　　２・・・・・・背
凭れ３・・・・・・肘掛　　　　　　　　４・・・・・
・前垂れ６・・・・・・枢軸　　　　　　　　７・・・
・・・昇降基板８．２３・・・シリンダー装置　　　９
，３０・・・ピストン杆１２　・・・肘掛昇降機構　　
　　　１３　・・・筒体１４　　・・・スライド軸　　
　　　　１６　・・・連結杆１７．１８・・・リンク杆
　　　　　　２１　　・・・前垂れ本体２２・・・スラ
イド枠体　　　　　２４　・・・被覆材２５・・・前端
開口部　　　　　２６　　・・・ガイドロール２７・・
・延長部　　　　　　　２８　・・・定張力ベルト８１
．８２・・・取は板　　　　　　　８８　、８４・・・
ガイドロール図面の浄書（内容に変更なし） ＠１　　ｒ！ｌＪ ＠２図 ｍ３図 嘱４図 手続補正書（方式） １．事件の表示 昭和５７年特許願第１４８６５３号 ２、発明の名称 椅子 ３、補正をする者 事件との関係　　　　特許出願人 タカラベルモント株式会社 ４、代理人 昭和５７年１１月１２日 ６、補正の内容 図面の浄書（内容に変更なし） ７、補正の対象 図面

Claims (1)

【特許請求の範囲】
1. １、背凭れを起伏可能に設けた椅子（おいて、座板の両
   側辺縁部に、背凭れの起伏動作と連動して昇降する肘掛
   を設けるとともに、座板の前端縁部に前垂れを、垂［位
   置とはソ水平位置との間を往復回動可能に設け、更に前
   垂れの内部に、前垂れのｈ（回動と連動して進退する前
   垂れ補助体を設けたことを特徴とする椅子。