JPS5937845Y2 - ダイヤフラム形圧力調整器 - Google Patents

ダイヤフラム形圧力調整器

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Publication number
JPS5937845Y2
JPS5937845Y2 JP5086079U JP5086079U JPS5937845Y2 JP S5937845 Y2 JPS5937845 Y2 JP S5937845Y2 JP 5086079 U JP5086079 U JP 5086079U JP 5086079 U JP5086079 U JP 5086079U JP S5937845 Y2 JPS5937845 Y2 JP S5937845Y2
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
pressure
diaphragm
atmosphere
pressure regulating
switching valve
Prior art date
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Expired
Application number
JP5086079U
Other languages
English (en)
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JPS55150415U (ja
Inventor
善一 武藤
勲 安江
Original Assignee
シ−ケ−ディ株式会社
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Publication date
Application filed by シ−ケ−ディ株式会社 filed Critical シ−ケ−ディ株式会社
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Description

【考案の詳細な説明】 本考案は、エアシリンダ等の空気圧機器の駆動に使用さ
れる圧縮空気(エア)の圧力調整器に関し、その2次側
圧力の解放を容易に行うことのできる圧力調整器を実現
することを目的とする。
一般に、圧力空気源からの1次エアは、圧力調整器(レ
ギュレータ)Kより所定の圧力に調整されて、シリンダ
等の空気圧機器に供給されるが、それら空気圧機器の点
検や修理等の際には、レギュレータ以後の2次側配管の
エアを大気解放する必要がある。
従来そのために、圧力調整器の下流に3方口切換え弁を
取付けて、2次側エアを大気解放できるようにしている
しかしながら、2次側エアの比較的口径の大きな主配管
に、前述のような3万口切換え弁を接続しなければなら
ないので、切換え弁も大形のものを用いなければならず
、また切換え非接続のためのスペースも要する等の問題
がある。
したがって本考案は上記の問題に鑑みなされたもので、
その目的とするところは、ダイヤフラム式の圧力調整器
自身に2次圧解放機能を持たせることにある。
従来用いられているダイヤフラム式圧力調整器は、一般
に第1図のように戊っている。
図において、ハンドル1を右にまわしで締めると、調圧
スプリング2がダイヤフラム3を押して、パルプステム
4を押し下げる。
つ渣り、ダイヤフラム3上にかかる調圧スプリング2の
力が、下側の空気圧よりも大きくなると、ダイヤフラム
3は下降し、パルプステム4を押し下げて主弁5を押し
開き、圧縮空気が1次側Aから2次側Bへ流れ始める。
2次側B部の圧縮空気が消費されると、ダイヤフラム3
の下側の空気圧が下り、調圧スプリング2のダイヤフラ
ムにかかる圧力が相対的に増加し、更に主弁5を開いて
より多くの圧縮空気が2次側Bへ供給される。
供給されると、2次側B部の圧力が上昇してダイヤフラ
ム3を押し上げるが、それに伴なって、閉止バネ6でパ
ルプステム4と主弁5が閉弁方向へ押し上げられ、設定
圧力が保たれる。
セルフリリーフは、2次側B部圧力が増加し続けるとダ
イヤフラムが押し上げられ、セルフリリーフ用ディスク
シール7がパルプステム4上端から離れて開弁され、2
次側B部からくる余分の圧力がボンネットの孔8を通じ
大気へ逃がされる。
このような従来のリリーフ弁付きの圧力調整器にかいて
、2次側Bのエアを大気開放(常圧に)するには、ハン
ドル1を一杯寸で廻しゆるめ、レギュレータ設定圧力を
下げてエアをリリーフさせなければならないが、−・ン
ドル1を何回転も廻す操作が容易でない。
またメンテナンス後のリセットに当たって、・・ンドル
を注意深く廻して設定圧力にセットする必要がある。
この煩わしさを避けるために、前述のように、2次側に
3方口切換え弁を設けているのが通常であるが、そうす
ると特別に大形の切換え弁を設けなければならない。
そこで本考案は、このようなダイヤフラム形圧力調整器
において、レギュレータの1次側圧力をパイロット圧力
として、小口径の3方向切換え弁を介して第2のダイヤ
フラム室に導びき、圧力調整ダイヤフラムへの調圧バネ
の弾圧力に抗して第2のダイヤフラムを強制的に変位さ
せ、それによッテ圧力調整ダイヤフラムをリリーフ方向
に容易に変位させて、2次側圧力を大気へ排出(リリー
フ)させる構成を採っている。
次に、本考案による圧力調整器の実施例を第2図に基づ
いて説明する。
この図において、第1図と対応する部分には同一符号が
付されている。
1次側即ち人口ポートAと2次側即ち出口ボー)Bとの
間には、主弁5が設置され、閉止バネ6で弁座9に押圧
されている。
主弁5と圧力調整用の第1ダイヤフラム3のディスク3
′間には、弁ステム4が介在され、ディスク3′の弁ス
テム4上端が当接する位置には、ディスクシール7が設
けられている。
即ち、ディスク3′の中央には、第1ダイヤフラム室1
0と大気連通孔8′とを連通させる連通孔11がおいて
いて、その下端に環状シール材7が設置されている。
そして、弁ステム4上端が図のように該ディスクシール
7に当接すると連通孔11が閉じられ、弁ステム4上端
とディスクシール7が離れると、連通孔11が開いて、
ダイヤフラム室10が大気連通孔8′と連通ずる。
ダイヤフラム室10と2次側ポー)Bとは、小孔12で
連通している。
本考案の場合は、ディスク3′に直接調圧バネが作用す
るのでなく、別の第2のダイヤフラム13に調圧バネ2
が加圧支持され、該ダイヤフラム13のディスク13′
と圧力調整用の第1ダイヤフラムのディスク3′との間
に、両者を連動させるためのロッド14が介在されてい
る。
そして第2ダイヤフラム室15と大気連通孔16との間
に、切換え弁17が介在されていて、通常は該切換え弁
17のポート18を介して第2ダイヤフラム室15は大
気に開放されているが、つまみ19を操作することによ
り、第2ダイヤフラム室15を、大気連通孔16から1
次側パイロット圧通路20側へ切換えて、第2ダイヤフ
ラム室15へ1次側圧を導入するように戒っている。
次に本装置の動作を説明する。
通常は切換え弁17を図のように大気側へ切換えて、第
2ダイヤフラム室15を大気圧にしておく。
この状態では、作用的に第1図のものと同じであり、調
圧バネの圧力よりも第1ダイヤフラム室10の空気圧が
小さいと、弁ステム4を介して主弁5が押下げられて開
弁し、2次側ポー)Bへ1次側ポー)Aから給気される
2次側圧が過大になると、第1ダイヤフラム3が調圧バ
ネ2に抗して押上げられ、ディスクシール7が開いて、
2次側圧が、小孔12→第1ダイヤフラム室10→デイ
スクシ一ル7→連通孔11→犬気連通孔8′+大気、と
流出し、セルフリリーフされる。
2次側に接続された機器の点検等のために2次側圧を大
気に開放するときは、切換え弁17をつ捷み19の操作
でパイロット圧通路20側へ切換える。
すると、大気連通路16と第2ダイヤフラム室15間が
閉じられ、第2ダイヤフラム室15にパイロット圧通路
20から1次側空気が流入するため、その圧力で調圧バ
ネ2に抗して第2ダイヤフラム13が押上げられる。
これにより第1ダイヤフラム3は、調圧バネ2の圧力か
ら開放されるため、下側の2次側圧力で押上げられ、デ
ィスクシール7が弁ステム4上端から離れる。
したがって、第1ダイヤフラム室10は、連通孔11を
介して大気と連通し、2次側圧が大気へ放出される。
この状態は、第2ダイヤフラム室10の圧力が大気圧と
ほぼ等しくなる寸で維持される。
このように本考案によれば、圧力調整用の第1のダイヤ
フラムと連動し、かつ調圧バネで加圧された第2のダイ
ヤフラムを設け、2次側圧を大気開放するときは、第2
ダイヤフラム室を大気開放から1次側へ切換えて1次側
空気を導入し、その空気圧で調圧バネに抗して第2ダイ
ヤフラムを変位させ、第1ダイヤフラムがリリーフ側へ
容易に移動可能にしているため、1次側と第2ダイヤフ
ラム室間の切換え弁の操作で容易に2次側の大気開放を
行うことができる。
しかもこの切換え弁は、1次側圧をパイロット圧として
第2ダイヤフラム室に導入できる程度の小口径のもので
よく、図のように圧力調整器の中に一体に組込むことも
できる。
もちろん別体の電磁弁等の切換え弁をパイロット圧通路
または1次側配管と第2ダイヤフラム室15との間に挿
入接続してもよいが、その場合でも、従来に比べて小形
のもので足り、設置スペースも小さくなる。
【図面の簡単な説明】
第1図は従来のダイヤフラム式圧力調整器を示す中心縦
断面図、第2図は本考案によるダイヤフラム式圧力調整
器を示す中心縦断面図である。 図において、2は調圧バネ、3は第1(圧力調整)ダイ
ヤフラム、5は主弁、1はディスクシール、8′は大気
連通路、13は第2ダイヤフラム、14は連動ロッド、
16は大気連通路、17は切換え弁、20はパイロット
圧通路である。

Claims (1)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. ダイヤフラム形圧力調整器において、圧力調整ダイヤフ
    ラムと調圧バネとの間に、第2のダイヤフラムを設けて
    、該第2のダイヤフラムの片側は調圧バネで押圧させ、
    他側は圧力調整ダイヤフラムと連動可能に支持させると
    共に、第2のダイヤフラムのダイヤフラム室と1次圧力
    側との間に、該第2のダイヤフラム室を1次圧力側およ
    び大気へ選択的に切換え得る切換え弁を備え、1次側圧
    力が該切換え弁を介して第2のダイヤフラム室に導入さ
    れることにより、第2のダイヤフラムが調圧バネに抗し
    て変位すると、それに連動して圧力調整ダイヤフラムが
    変位して、リリーフ弁を開き、2次側圧力を大気に開放
    するように構成されていることを特徴とするダイヤフラ
    ム形圧力調整器。
JP5086079U 1979-04-17 1979-04-17 ダイヤフラム形圧力調整器 Expired JPS5937845Y2 (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP5086079U JPS5937845Y2 (ja) 1979-04-17 1979-04-17 ダイヤフラム形圧力調整器

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP5086079U JPS5937845Y2 (ja) 1979-04-17 1979-04-17 ダイヤフラム形圧力調整器

Publications (2)

Publication Number Publication Date
JPS55150415U JPS55150415U (ja) 1980-10-29
JPS5937845Y2 true JPS5937845Y2 (ja) 1984-10-20

Family

ID=28939131

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Application Number Title Priority Date Filing Date
JP5086079U Expired JPS5937845Y2 (ja) 1979-04-17 1979-04-17 ダイヤフラム形圧力調整器

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JPS55150415U (ja) 1980-10-29

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