JPS5937658B2 - 大型回転電機固定子の鉄損改善方法 - Google Patents
大型回転電機固定子の鉄損改善方法Info
- Publication number
- JPS5937658B2 JPS5937658B2 JP54160502A JP16050279A JPS5937658B2 JP S5937658 B2 JPS5937658 B2 JP S5937658B2 JP 54160502 A JP54160502 A JP 54160502A JP 16050279 A JP16050279 A JP 16050279A JP S5937658 B2 JPS5937658 B2 JP S5937658B2
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- JP
- Japan
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- laser beam
- iron loss
- rolling
- fan
- rotating electric
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-
- H—ELECTRICITY
- H02—GENERATION; CONVERSION OR DISTRIBUTION OF ELECTRIC POWER
- H02K—DYNAMO-ELECTRIC MACHINES
- H02K15/00—Methods or apparatus specially adapted for manufacturing, assembling, maintaining or repairing of dynamo-electric machines
- H02K15/02—Methods or apparatus specially adapted for manufacturing, assembling, maintaining or repairing of dynamo-electric machines of stator or rotor bodies
- H02K15/024—Methods or apparatus specially adapted for manufacturing, assembling, maintaining or repairing of dynamo-electric machines of stator or rotor bodies with slots
-
- B—PERFORMING OPERATIONS; TRANSPORTING
- B23—MACHINE TOOLS; METAL-WORKING NOT OTHERWISE PROVIDED FOR
- B23K—SOLDERING OR UNSOLDERING; WELDING; CLADDING OR PLATING BY SOLDERING OR WELDING; CUTTING BY APPLYING HEAT LOCALLY, e.g. FLAME CUTTING; WORKING BY LASER BEAM
- B23K2103/00—Materials to be soldered, welded or cut
- B23K2103/02—Iron or ferrous alloys
- B23K2103/04—Steel or steel alloys
-
- H—ELECTRICITY
- H02—GENERATION; CONVERSION OR DISTRIBUTION OF ELECTRIC POWER
- H02K—DYNAMO-ELECTRIC MACHINES
- H02K2201/00—Specific aspects not provided for in the other groups of this subclass relating to the magnetic circuits
- H02K2201/06—Magnetic cores, or permanent magnets characterised by their skew
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- Engineering & Computer Science (AREA)
- Manufacturing & Machinery (AREA)
- Power Engineering (AREA)
- Manufacture Of Motors, Generators (AREA)
Description
【発明の詳細な説明】
本発明は、一方向性電磁鋼板を使用した大型回転電機固
定子の鉄損改善方法に関する。
定子の鉄損改善方法に関する。
磁気特性に優れた電磁鋼板には一方向性電磁鋼板がある
が、これは圧延方向に(001,1軸が向き(110)
面が圧延面に平行になるようにしたもので、圧延方向つ
まり鋼板ストリップの長さ方向には磁化は容易であるが
、幅方向は(110)軸になるので磁化は容易でない。
が、これは圧延方向に(001,1軸が向き(110)
面が圧延面に平行になるようにしたもので、圧延方向つ
まり鋼板ストリップの長さ方向には磁化は容易であるが
、幅方向は(110)軸になるので磁化は容易でない。
電動機2発電機などの回転電機の固定子および回転子は
一般に積層鉄心を使用し、所定形状の各鉄心素子を鋼板
から打抜き、それを所定厚みに積み重ね、結束してなる
が、各鉄心素子は回転子なら外周面に多数の歯部を持つ
円環状、固定子なら内周面に多数の歯部を持つ円環状で
あり、磁束は歯部で放射方向(半径方向)、継鉄部で円
周方向に通る。
一般に積層鉄心を使用し、所定形状の各鉄心素子を鋼板
から打抜き、それを所定厚みに積み重ね、結束してなる
が、各鉄心素子は回転子なら外周面に多数の歯部を持つ
円環状、固定子なら内周面に多数の歯部を持つ円環状で
あり、磁束は歯部で放射方向(半径方向)、継鉄部で円
周方向に通る。
つまり磁束は一方向ではなく、360°に亘る任意の方
向に通ることになるので、回転機鉄心に方向性電磁鋼板
を適用するには難があり、従来これには無方向電磁鋼板
を使用するのが普通であった。
向に通ることになるので、回転機鉄心に方向性電磁鋼板
を適用するには難があり、従来これには無方向電磁鋼板
を使用するのが普通であった。
しかし大型回転機は、その環状固定子鉄心素子を鋼板か
ら直接打抜くには寸法が大き過ぎるので複数個に分割し
てその扇形鉄心素子を鋼板から打抜き、それを集めて円
環状としかつ所定厚みの固定子に積層する。
ら直接打抜くには寸法が大き過ぎるので複数個に分割し
てその扇形鉄心素子を鋼板から打抜き、それを集めて円
環状としかつ所定厚みの固定子に積層する。
この場合は扇形鉄心素子の継鉄部または歯部を圧延方向
にはゾ合せることが可能で風るので、一方向性電磁鋼板
の使用が可能であり、実際に使用されてもいる。
にはゾ合せることが可能で風るので、一方向性電磁鋼板
の使用が可能であり、実際に使用されてもいる。
しか(7この場合も継鉄部を圧延方向に合せれば歯部で
は磁束方向は(110)軸方向となり、歯部を圧延力向
にとれば継鉄部の磁束方向が〔110〕軸力向になり、
いずれにしても不都合が生じる。
は磁束方向は(110)軸方向となり、歯部を圧延力向
にとれば継鉄部の磁束方向が〔110〕軸力向になり、
いずれにしても不都合が生じる。
か5る問題は冶金学的に解決することが本節ではあり5
2方向性電磁鋼板なども開発されているが、これはまた
低コストで量産化可能な状態にはない。
2方向性電磁鋼板なども開発されているが、これはまた
低コストで量産化可能な状態にはない。
本発明はいわば物理的な方法でこの問題を改善しようと
するものであり、次に図面を参照しながら詳細に説明す
る。
するものであり、次に図面を参照しながら詳細に説明す
る。
前述のように一方向性電磁鋼板は(110)(001)
組織を持ち、圧延方向に磁化が容易である。
組織を持ち、圧延方向に磁化が容易である。
か5る鋼板10に対し第1図aに示すように圧延方向F
にほぼ直角にパルスレーザ光を線状、鎖線状または点線
状等の線列状に照射すると(12は線状照射の場合の照
射部分を示す)鉄損が小になる。
にほぼ直角にパルスレーザ光を線状、鎖線状または点線
状等の線列状に照射すると(12は線状照射の場合の照
射部分を示す)鉄損が小になる。
これは次のように説明できる。即ち一方向性電磁鋼板1
0は第2図aに示すように圧延方向に延びる比較的大き
な磁区14を有する。
0は第2図aに示すように圧延方向に延びる比較的大き
な磁区14を有する。
一方向性電磁鋼板においては(110)[:001)力
位の圧延方向への集積度を高めるにつれて結晶数が大き
くなり、また磁壁が粒界を貫通するために磁区は大きく
なり、磁区の大きさと鉄損値とは比例関係にあるので、
方向性を高めた割り合いには鉄損は少なくならないとい
う矛盾した問題があるものである。
位の圧延方向への集積度を高めるにつれて結晶数が大き
くなり、また磁壁が粒界を貫通するために磁区は大きく
なり、磁区の大きさと鉄損値とは比例関係にあるので、
方向性を高めた割り合いには鉄損は少なくならないとい
う矛盾した問題があるものである。
これに対し、レーザ光を圧延力向とほぼ直角な方向に照
射すると、その照射部分12の両側に小突起群16が発
生する。
射すると、その照射部分12の両側に小突起群16が発
生する。
これは走査型電子顕微鏡等で観察できる。
なお図では簡単化のため小突起は一部しか示していない
。
。
この小突起は磁区(マグネチックドメイン)の芽であっ
て、磁化されるとき鋼板10の磁区14はこの芽から伸
びる磁区18により細分化される。
て、磁化されるとき鋼板10の磁区14はこの芽から伸
びる磁区18により細分化される。
従って鉄損は小になる。
小突起群16が生じるのは、鋼板10にパルスレーザを
照射すると転位が発生し、磁区の芽の発生確率はこの転
位の密度に比例することに依ると考えられる。
照射すると転位が発生し、磁区の芽の発生確率はこの転
位の密度に比例することに依ると考えられる。
第1図すに示すようにレーザ光を圧延方向に照射すると
、第2図すに示すようにやはり小突起群16が発生する
。
、第2図すに示すようにやはり小突起群16が発生する
。
外部磁界Hが作用するときこの芽16より微小ドメイン
が発生し鉄損を下げるものと考えられる。
が発生し鉄損を下げるものと考えられる。
具体例を挙げると第1図aのようにレーザ光照射したも
のの圧延力向の鉄損WL(磁束密度1.7T、周波数5
0Hz)は]、、 00 W/kgとなり、圧延力向と
直角方向の鉄損Wc(磁束密度1.3T、周波数50H
z)はレーザ光照射しないものと殆んど同じである。
のの圧延力向の鉄損WL(磁束密度1.7T、周波数5
0Hz)は]、、 00 W/kgとなり、圧延力向と
直角方向の鉄損Wc(磁束密度1.3T、周波数50H
z)はレーザ光照射しないものと殆んど同じである。
なお、レーザ光照射前のもののwLは1.10 ’W/
kg、Wcは2.84W/kgである。
kg、Wcは2.84W/kgである。
つまり第1図aのレーザ光照射で10%のWLの減少が
可能になる。
可能になる。
第1図すの場合はWLは殆んど変らず、Wcは2.04
W/kgとなり、約28%と大幅なWcの減少が可能
となった。
W/kgとなり、約28%と大幅なWcの減少が可能
となった。
このような効果を得るには、レーザ光照射に条件があい
、先ずレーザ光照射部分12の幅dとピッチlであるが
、第1図aの場合はd二0.01〜1、mm、1に1〜
20m7rL1 レーザパルスの時間幅は1 nS−
100msがよい。
、先ずレーザ光照射部分12の幅dとピッチlであるが
、第1図aの場合はd二0.01〜1、mm、1に1〜
20m7rL1 レーザパルスの時間幅は1 nS−
100msがよい。
エネルギ密度Pは0.01〜1oooJ、/=が好まし
い。
い。
なお、パルスレーザ光を照射する場合、照射部分が鎖線
状または点線状に配列されるときには、第1図aにおい
てはL方向直径d=0.01〜1mm、照射点C方向間
隔aは3rIL1rL以下、好ましくは1mrn以下が
よい。
状または点線状に配列されるときには、第1図aにおい
てはL方向直径d=0.01〜1mm、照射点C方向間
隔aは3rIL1rL以下、好ましくは1mrn以下が
よい。
また第1図すではC方向直径d=0.01〜11111
1L、照射点し方向間隔aは3r/lT/L以下、好ま
しくはLmvt以下にすることが必要である。
1L、照射点し方向間隔aは3r/lT/L以下、好ま
しくはLmvt以下にすることが必要である。
第1図a、t)共レーザ光照射部分12の向きはそれぞ
れ正確に圧延力向に直角および平行整列していなくても
、それよりも±30°程度の範囲でずれる分には効果に
は格別の差はない。
れ正確に圧延力向に直角および平行整列していなくても
、それよりも±30°程度の範囲でずれる分には効果に
は格別の差はない。
そこで本発明では分割固定子構造の大型回転機固定鉄心
を構成する鋼板素子に上述のレーザ光照射を行ない、磁
束がほぼ圧延力向と直角な方向に通る部分でその鉄損を
減少させまた磁束が圧延方向に通る部分でもその鉄損を
更に減少させようとするものである。
を構成する鋼板素子に上述のレーザ光照射を行ない、磁
束がほぼ圧延力向と直角な方向に通る部分でその鉄損を
減少させまた磁束が圧延方向に通る部分でもその鉄損を
更に減少させようとするものである。
第3図aは一方向性電磁鋼板(圧延方向はF)10から
固定子鉄心を打抜く要領を示し、20は扇形の固定子鉄
心素子であり、20bはその歯部、20aは継鉄部であ
る。
固定子鉄心を打抜く要領を示し、20は扇形の固定子鉄
心素子であり、20bはその歯部、20aは継鉄部であ
る。
一方向性電磁鋼板10の幅Wは1m程度であり、かXる
鋼板10から無駄少なく鉄心素子20を採取するため、
隣合う鉄心素子20’ 、 20//は逆向きにしたり
する。
鋼板10から無駄少なく鉄心素子20を採取するため、
隣合う鉄心素子20’ 、 20//は逆向きにしたり
する。
鉄心素子20の長手方向F1は鋼板10の圧延力向Fに
合せる。
合せる。
こ5で、長手方向F1とは、扇形素子20の中心におけ
る半径方向R1と直交する方向であるとする。
る半径方向R1と直交する方向であるとする。
鉄心素子中の磁束は第3図すに点線で示すように継鉄部
では円周方向F2、歯部では半径方向、継鉄部と歯部と
の境界部ではこれらをつなぐ弧状(これは例えば3相励
磁するなら各時点の電流位相で左側または右側へ曲る弧
状)となる。
では円周方向F2、歯部では半径方向、継鉄部と歯部と
の境界部ではこれらをつなぐ弧状(これは例えば3相励
磁するなら各時点の電流位相で左側または右側へ曲る弧
状)となる。
そこで継鉄部に関しては扇形素子20の中心で磁束方向
を圧延力向に合せれば、左、右端では磁束方向(本来の
)は圧延力向つまり磁化容易なCool)軸力向からず
れ、このずれの角度は固定子の分割数によって変るが通
常20〜30°になる。
を圧延力向に合せれば、左、右端では磁束方向(本来の
)は圧延力向つまり磁化容易なCool)軸力向からず
れ、このずれの角度は固定子の分割数によって変るが通
常20〜30°になる。
また歯部20bにおいては、扇形素子長手方向F1を圧
延力向Fに合せれば、扇形素子中心の歯部の磁束方向は
圧延力向と直交する方向となり、扇形素子左、右端部で
はそれより20〜30°ずれることになる。
延力向Fに合せれば、扇形素子中心の歯部の磁束方向は
圧延力向と直交する方向となり、扇形素子左、右端部で
はそれより20〜30°ずれることになる。
一方向性電磁鋼板では(110)[’0O1)組織の圧
延方向への集積度を高めることが大幅な鉄損改善を達成
し得たことからも分るように、磁区方向と磁束方向のず
れは鉄損に大きな影響を与えるから、この20〜30°
のずれも無視できない問題である。
延方向への集積度を高めることが大幅な鉄損改善を達成
し得たことからも分るように、磁区方向と磁束方向のず
れは鉄損に大きな影響を与えるから、この20〜30°
のずれも無視できない問題である。
まして歯部においては磁束は〔001〕軸と直交〔11
0〕軸つまり磁化は容易でない方向に通り、更に歯部と
継鉄部との境界部では磁化困難な(111)方向に通る
ことにもなり、これは一方向性電磁鋼板の回転機への適
用を断念させる理由となる。
0〕軸つまり磁化は容易でない方向に通り、更に歯部と
継鉄部との境界部では磁化困難な(111)方向に通る
ことにもなり、これは一方向性電磁鋼板の回転機への適
用を断念させる理由となる。
そこで本発明では一方向性電磁鋼板から上記のように方
向を合せて打抜いた扇形固定鉄心素子20に対して第3
図すの縞模様の如くパルスレーザ光照射を行なう。
向を合せて打抜いた扇形固定鉄心素子20に対して第3
図すの縞模様の如くパルスレーザ光照射を行なう。
即ち素子20の継鉄部20aに対しては第1図aの方法
を採って、所定幅dのレーザ光照射部分12がC方向(
半径方向)に延びかつ所定間隔lをピッチとしてL方向
(円周方向)に並ぶようにレーザ光を照射し、歯部20
bでは第1図すの方法を採って所定幅dのレーザ光照射
部分12がL方向(円周方向〕に延びかつ所定間隔lを
ピッチとし、てC方向(半径方向)に並ぶようにする。
を採って、所定幅dのレーザ光照射部分12がC方向(
半径方向)に延びかつ所定間隔lをピッチとしてL方向
(円周方向)に並ぶようにレーザ光を照射し、歯部20
bでは第1図すの方法を採って所定幅dのレーザ光照射
部分12がL方向(円周方向〕に延びかつ所定間隔lを
ピッチとし、てC方向(半径方向)に並ぶようにする。
レーザ光照射部分12を作るにはパルスレーザ光を逐次
偏向するつまり走査してもよく、またはスリットなどで
制限して部分12に一致する細帯状のパルスレーザ光を
照射してもよい。
偏向するつまり走査してもよく、またはスリットなどで
制限して部分12に一致する細帯状のパルスレーザ光を
照射してもよい。
この後者のパターン照射の場合は更に複数個のレーザ光
照射部分12を同時に投射するようにしてもよい。
照射部分12を同時に投射するようにしてもよい。
歯部20bのレーザ光照射部分12は弧状とする代りに
直線としても両者のずれは僅小である。
直線としても両者のずれは僅小である。
第1図a、bの方法をこの鉄心素子20にそのま5適用
すると、継鉄部20aではレーザ光照射部分12はすべ
てその中心における半径R1に平行な方向に延びること
になり、扇形端部では上記とは20〜30°のずれを生
じる。
すると、継鉄部20aではレーザ光照射部分12はすべ
てその中心における半径R1に平行な方向に延びること
になり、扇形端部では上記とは20〜30°のずれを生
じる。
また、歯部20bでも同様で、扇形素子20の中心の半
径R1に直角な方向つまり前述の長手方向F1にすべて
平行にレーザ光照射部分12は延びることになり、扇形
端部では上記とは20〜30°のずれを生じる。
径R1に直角な方向つまり前述の長手方向F1にすべて
平行にレーザ光照射部分12は延びることになり、扇形
端部では上記とは20〜30°のずれを生じる。
しかしこの程度のずれは前述の理由で許容でき、しかも
このずれ1電磁束の方向に適合するものであるからむし
ろ好ましい効果を期待できる。
このずれ1電磁束の方向に適合するものであるからむし
ろ好ましい効果を期待できる。
歯部20bと継鉄部20aとの境界部に対しては、図示
の如く歯部20bに対するレーザ光照射要領を先細り状
に適用すると磁束は鎖線方向に案内され、第1図a、b
で説明した理由により鉄損の減少を図ることができるが
、この部分は第3図Cに示すように継鉄部のレーザ光照
射要領を適用してもよく、また磁束が種々の方向を向き
そして量的には少ないので第3図dのようにレーザ照射
しないことにしてもよい。
の如く歯部20bに対するレーザ光照射要領を先細り状
に適用すると磁束は鎖線方向に案内され、第1図a、b
で説明した理由により鉄損の減少を図ることができるが
、この部分は第3図Cに示すように継鉄部のレーザ光照
射要領を適用してもよく、また磁束が種々の方向を向き
そして量的には少ないので第3図dのようにレーザ照射
しないことにしてもよい。
以上説明1−たように本発明によれば一方向性電磁鋼板
使用の分割固定子型回転電機の固定子鉄損を歯部および
継鉄部ともに改善することができる。
使用の分割固定子型回転電機の固定子鉄損を歯部および
継鉄部ともに改善することができる。
周知のように鉄損は電気機器の稼動中常時発生し、そし
て大型回転電機は長時間連続運転するものが多いので鉄
損減少によるエネルギ節減効果は極めて大きい。
て大型回転電機は長時間連続運転するものが多いので鉄
損減少によるエネルギ節減効果は極めて大きい。
第1図a、bはレーザ光照射要領を説明する図、第2図
a+bは鉄損改善理由の説明図、第3図a〜dは本発明
の詳細な説明図である。 図面で、20は分割型固定子鉄心の扇形素子、10は一
方向性硅素鋼板、20aは継鉄部、20bは歯部、12
はレーザ光照射部分である。
a+bは鉄損改善理由の説明図、第3図a〜dは本発明
の詳細な説明図である。 図面で、20は分割型固定子鉄心の扇形素子、10は一
方向性硅素鋼板、20aは継鉄部、20bは歯部、12
はレーザ光照射部分である。
Claims (1)
- 1 複数個に分割した固定子鉄心の各扇形素子を一方向
性電磁鋼板からその長手方向を圧延方向または圧延方向
と直角な方向に一致させて打抜きそのま5、あるいは歪
除去焼鈍後膣扇形素子の継鉄部には扇形のはゾ半径方向
にまた歯部には円周とほぼ平行な方向に所定幅のレーザ
光照射部分が延びかつ該部分が該円周および半径方向に
所定ピッチで配列されるようにパルスレーザ光を照射す
ることを特徴とした大型回転電機固定子の鉄損改善法。
Priority Applications (5)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP54160502A JPS5937658B2 (ja) | 1979-12-11 | 1979-12-11 | 大型回転電機固定子の鉄損改善方法 |
GB8033178A GB2062972B (en) | 1979-10-19 | 1980-10-15 | Iron core for electrical machinery and apparatus and well as method for producing the iron core |
FR8022231A FR2468191A1 (fr) | 1979-10-19 | 1980-10-17 | Noyau de fer pour machines et appareillage electriques, et procede pour fabriquer ce noyau |
DE3039544A DE3039544C2 (de) | 1979-10-19 | 1980-10-20 | Eisenkern für elektrische Anlagen sowie Verfahren zu dessen Herstellung |
US06/615,871 US4613842A (en) | 1979-10-19 | 1984-05-31 | Iron core for electrical machinery and apparatus as well as method for producing the iron core |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP54160502A JPS5937658B2 (ja) | 1979-12-11 | 1979-12-11 | 大型回転電機固定子の鉄損改善方法 |
Publications (2)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPS5683245A JPS5683245A (en) | 1981-07-07 |
JPS5937658B2 true JPS5937658B2 (ja) | 1984-09-11 |
Family
ID=15716319
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP54160502A Expired JPS5937658B2 (ja) | 1979-10-19 | 1979-12-11 | 大型回転電機固定子の鉄損改善方法 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JPS5937658B2 (ja) |
Families Citing this family (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
KR101195221B1 (ko) | 2008-12-03 | 2012-10-29 | 주식회사 포스코 | 자구미세화에 의해 철손을 감소시킨 모터의 철심 및 그 가공방법 |
-
1979
- 1979-12-11 JP JP54160502A patent/JPS5937658B2/ja not_active Expired
Also Published As
Publication number | Publication date |
---|---|
JPS5683245A (en) | 1981-07-07 |
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