JPS5937169Y2 - 庖丁 - Google Patents

Description

【考案の詳細な説明】 本考案は、一本の庖丁で一部を手羽用等として著しく作
業能率を高めながら、しかも刃部な破損させずに堅固に
長期間使用できると共に、他部を肉厚薄く、且薄刃状に
刃付けを施して、薄刃底下として機能させた一石二鳥も
の利点を併有する中華庖丁を得ることを目的としたもの
である。

次に本考案の実施の一例を図面に依拠して説明すれば、
イは中華庖丁の本体、１は本体イを構成する手元側端縁
部であり、この端縁部１より先端部２方向にかげて、極
めて短い範囲の刃板部３を、肉厚を均一にしてしかも厚
目に形威し、この刃板部３の刃部４には角部４ｂを尖状
にした両刃付けを施してやる。

５は上記刃板部３以外の本体イ内の他の刃板部であり、
この刃板部５は肉厚を前記刃板部３よりも薄くシ、且核
部５の刃部６には薄状の両刃付けを施してやる。

上記とは反対に、本体イの先端部２より手元端縁部１方
向にかげて、極めて短い範囲の刃板部３ａを肉厚を均一
に厚く形成してやる。

そしてこの刃板部３ａの刃部４ａには両刃付けを施して
やる。

又上記刃板部３ａ以外の本体イ内の他の刃板部５ａば、
肉厚を薄くシ、刃部６ａには薄状の両刃付けを施してや
る。

口は柄、７は柄口の外周に無数に穿設した溝部、４ｂは
端縁部１と刃部４とが交叉した角部である。

（１） 本考案は上述のとおりであって、殊に柄口を
握持して通常の裁断時とは異った手羽用として若干手に
力を強く入れてやった際に、刃部４の中、殊に角部４ｂ
に力が強くかＳつでも、端縁部１より先端部２方向に形
成された短い範囲の刃板部３が均一に肉厚を厚く形成し
ているので、厚いがため耐久力が薄刃状と異って十分存
し、しかも、多少ひねり現象が生じても十分に耐え得て
刃欠けを惹起することがなく、安心して使用しながら作
業能率を高められると共に、極めて経済的な優れた利点
を併有している。

（２）更に本考案は、上記（１）の刃板部３以外の他の
本体イの刃板部５を薄刃状に薄切り用底下として握持し
た１〜継続使用できる利点を有している。

【図面の簡単な説明】

第１図は本考案底下の第一実施例を示す斜面図、第２図
はＡ〜Ａ線拡大縦断面図、第３図はＢ−Ｂ線拡大縦断面
図、第４図は第２実施例を示す斜面図、第５図はＣ−Ｃ
線拡大縦断面図、第６図はＤ〜Ｄ線縦線面断面図る。 イ・・・・・・本体、１・・・・・・手元端縁部、２・
・・・・・先端部、３．３ａ・・・・・・刃板部、４，
４ａ・・・・・・刃部、４ｂ・・・・−・角部、５，５
ａ・・・・・・刃板部、６，６ａ・・・・・・刃部、口
・・・・・・柄、７・・・・・・溝部。

Claims (1)

【実用新案登録請求の範囲】
1. 中華底下本体イの手元側端縁部１より先端部２方向にか
   げて、極めて短い範囲の刃板部３を肉厚を均一に厚く形
   成し、且核部３の刃部４には角部４ｂを尖状にした両刃
   付けを施すと共に、上記刃板部３以外の刃板部５は肉厚
   を薄くし、核部５の刃部６には薄刃状の両刃付けを施し
   たことを特徴とする庖丁。