JPS5936573B2 - 熱可塑性樹脂延伸フイルムの製造方法及びその装置 - Google Patents

熱可塑性樹脂延伸フイルムの製造方法及びその装置

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JPS5936573B2
JPS5936573B2 JP3205677A JP3205677A JPS5936573B2 JP S5936573 B2 JPS5936573 B2 JP S5936573B2 JP 3205677 A JP3205677 A JP 3205677A JP 3205677 A JP3205677 A JP 3205677A JP S5936573 B2 JPS5936573 B2 JP S5936573B2
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cooling
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ring
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功 吉村
治 水上
秀夫 畠
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  • Shaping By String And By Release Of Stress In Plastics And The Like (AREA)

Description

【発明の詳細な説明】 本発明は熱可塑性樹脂チユーブ状原反を送り出しニツプ
ロールと引取りニツプロール間に連続的に通し、この間
に周方向より原反を加熱し内圧によつて膨張させ2軸に
延伸し、延伸フイルムを製造する方法及びその装置に関
するものである。
具体的には再加熱されたチユーブ状原反及び延伸中のバ
ブルの表層部の気体流を調整、制御すると同時に樹脂の
温度を調整し延伸した後急冷して光学特性、機械的性質
、偏肉特性等の優れた延伸フイルムを高能率で生産する
方法及びその装置に関するものである。従来、熱可塑性
樹脂のインフレーシヨン法による筒状フイルムの製造方
法には、環状ダイより押出されたチユーブ状溶融樹脂を
該樹脂のフイルムバブル内に加圧ガスを封入する事によ
り直接膨張させ、同時にこのバブルを取巻く冷却環状リ
ングから冷却用気体を単にフイルム外側より表面に吹き
つける事により冷却し目的のフイルムを得ている。
又他方、より高度の延伸配向をフイルムに与える方法に
は環状ダイより押出されたチユーブ状溶融樹脂を、一旦
液体状例えば水等の冷媒により急冷固化せしめ所定の厚
み、巾のチユーブ状原反となし、これを2対のニツプロ
ール間で再加熱し内部に気体を入れる事により膨張せし
め、同時にこのバブルを取り巻く冷却環状リングからの
冷却用気体をフイルム外側より表面に吹きつける事によ
り冷却し所定の折巾、厚みのフイルムを得る方法等があ
る。
前者は最も一般に行なわれている方法であり、ダイより
直接インフレーシヨンし最終目的物を得る関係上、より
高度の配向をフイルムに与えるには不向きである。
それはダイより押出す時の樹脂の温度を配向に適当な温
度(通常配向に適当な温度は押出し可能温度よりかなり
低いレベル)に近づけないと実行が困難である問題点を
有する。又そのようにすると押出加工時の系内圧が上昇
し押出しが困難になる等、又系内圧上昇により樹脂が再
び発熱してしまう。又ダイより押出す時の偏肉が大きく
なり、樹脂の表面が荒れてしまい光学的にはるかに劣つ
たものとなる。押出す時の樹脂の周方向のメモリー差、
温度差が発生し、これが最終製品の品質を低下せしめて
しまう等の諸問題を有している。押出しのレートを変え
た場合、スクリユーダイ等の発熱状態が異なつて来て、
樹脂の温度を広く均一に制御出来なく、巾広い条件で充
分均一な品質の製品を得難い問題点を有し高レートでの
押出し時に大きな問題を有する。そこでダイより押出さ
れた樹脂の温度をまず低下せしめる為に多量の空気を用
いる色々な工夫がなされている。例えばインフレーシヨ
ン途中部に、1個の冷却用エヤーリングに気体吹出し固
定リツプを多段設け、一気に大量の気体で冷却し冷却効
率を向上せしめる方法(特公昭47−15225、昭4
7−16067号)等がある。又筒状フイルムの径、押
出条件等を変化させても、上記例の場合のごとく押出を
中断し、リングを交換する事なくエヤーリング上の多段
案内壁の長さを変え最適条件下で筒状フイルムを製造す
る方法(特公昭50−75253)等があるが、上記い
ずれの方法でも大量の冷却気体を直接膨張前、膨張中の
樹脂に吹きつけて表面より冷却するため、表層部が過冷
却の状態となり表面が荒れやすく光学特性、物性が低下
しやすい、又気体の流れムラにより偏肉を発生しやすい
問題点を有するため高い横伸張比の加工は出来難い。又
後者の方法では、一旦ダイより押出された膨張前の原反
を冷却固化せしめ、これを二対のニツプロール間に通し
、再加熱し、内部に気体を入れる事により膨張せしめる
為、前者方法に比し、押出時に附随する諸問題点、例え
ば押出時の発熱樹脂の周方向のメモリー温度差等の影響
を冷却固化する事により遮断して、次の工程で厳密に制
御してインフレーシヨン出来る特徴がある。
次に冷却された原反を再加熱し延伸配向に最適な温度(
通常はダイより押出加工出来ない低温)にまで調整する
事が出来る結果、急冷却固化した原反の結晶状態、表面
状態、透明性、強度、その他物理的性質の特徴を消失さ
せる事なく、より高度な配向、加熱収縮特性等を付与せ
しめて製造出来得る特徴があるが、通常、非常に最適加
工条件の範囲が狭く、しかも微細な条件変化でも影響し
不安定きわまりない欠点があり、ダイから直接押出しイ
ンフレーシヨンする時のように安定性は良くない欠点が
あり巾広い条件下で自由に所望の目的のものが得難い。
例えば、原反を再加熱するため場合により長い加熱ゾー
ンを必要とし、この時発生する上昇気流を原因とする加
熱ムラ、又は長い距離のバブルを2対のニツプロールで
一方向にクランプするのみのため力学的に不安定となり
、振動その他の要因でバブルが不安定となる傾向を有し
、これ等が偏肉、物性の悪化を引き起す。又之に更に冷
却時のエヤーリングよりの冷却気体が全体と連動してう
まく作用しないと安定性のバランスをくずし延伸中のバ
ブルが傾いてしまい、自己補正する事なくますます悪化
し、ついに破れて切れてしまう等の現象を発生する等、
又周方向、長さ方向の物性が非常に不均一となる等の欠
点を有し、又更にダイより直接押出す時のように高温の
樹脂温度の条件までも急冷の優とする性質を残しながら
巾広い条件下で延伸インフレーシヨン出来る様な事はと
ても今まで達成されていなかつた事である。又以上の理
由で高い横延伸比の加工までも自由に延伸出来る事も達
成されていなかつた。本発明は以上の欠点を改良すべく
種々の検討を進めた結果以上の点にいたつたものである
つまりダイより押出され急冷固化されたチユーブ状原反
を送り出しニツプと引取リニツプとの2対の差動ニツプ
ロール間に通し、チユーブ内に気体を封入し、その内圧
でもつて膨張させて2軸に延伸する方法において、この
間でまず原反を周方向より円筒型の赤外線炉で加熱し、
その次に加熱された未膨張原反の表面近くの気体表層部
に加熱炉内の熱気体を乱流を起こせしめる事なく、滑か
に包囲せしめて、原反の温度調整を行なわしめた後、環
状エヤーリングでもつて温調冷却用気体の強制環状流を
、その外側に1部気体を吸引でもつて環流せしめながら
、最内側にもうけた第1円筒状フード内で吹きつけ、気
体流を整流しながら加熱された原反を均一に温調し、次
に原反が横方向に内圧でもつて膨張されてバブルを形成
する途中に順次径及び長さの異なる複数個の同心円状に
配置された円筒状フードでもつてバブルに添う気体流を
調整し、その各々先端部をバブル表面に近接させる事に
より延伸中のバブルに沿つたバブル表層部に同心円円錐
環状の気体流速の速い部分と、これを開放した部分とを
交互に複数段もうける事により延伸中のフイルムに段階
的な温度勾配と同心円的求心力を付与せしめ、温度調整
及びバブルの排接触支持及び周方向の均一化をはかりな
がら伸長延伸を行ない、次に延伸終了域を急冷させる事
により高品質の延伸フイルムを高能率で生産出来得る製
造方法で特に大口径で広巾の単層、又は複層フイルムの
製品を高速高能率で生産するのに適している方法を提供
する事にある。さらに又、熱可塑性樹脂管状原反を送り
出すニツプロールと引取るニツプロールとの間に原反を
周方向から赤外線により加熱する円筒状の仕切板により
仕切つた複数段の小加熱炉を積み重ねた炉の部分と、そ
の次に該炉との間に、外気又は温度調整器につながる、
開度を調整可能ならしめた環状スリツトを有した円筒状
部と、次に気体を強制環状流で、後述のフード内で原反
表面に吹きつけるリツプスリツトを有する第1エヤーリ
ングの部分と、次に該エヤーリングリツプとの間に環状
間隙をもうけ順次径及び長さの異なる複数個の円筒状又
は円錐筒状のフードを同心円状に配したフード群と、更
に好ましくは次に延伸終了点近くを急冷すべき環状リン
グを設置した事を特徴とするチユーブ状二軸延伸フイル
ムの製造装置を提供する事にある。
以下本発明を例示の図面にもとづいて詳細に説明する。
ここで用いられる熱可塑性樹脂とは、高圧法ポリエチレ
ン、中、低圧法ポリエチレン、エチレンー酢酸ビニル共
重合体、エチレンと(メタ)アクリル酸又は同エステル
共重合体、エチレンープカピレン共重合体、エチレン−
ブテン、エチレンーペンテン系共重合体、アイオノマー
樹脂、エチレン−ビニルアルコール共重合体、ポリブテ
ン、ポリベンゼン系重合体、ナイロン、ポリエステル、
ポリスチレン等単体又は2者以上の混合体又はその他一
般の熱可塑性プラスチツクであつて特に限定されないも
のとする。
これらの樹脂は押出機でもつて熱可塑化され環状ダイよ
り単層又は多層の形状でもつて複合組成が押出されて周
囲より液状冷却媒体でもつて急冷固化されチユーブ状原
反となされる。
これらの原反1−1をニツプロール1−2で次に送り出
す。次に、本発明に用いられる加熱炉1−3は赤外線、
特に遠赤外線を発生する発熱素子1−4を周方向に有し
た小型炉を複数段有した円筒状炉であり炉内は仕切り板
1−5で各段が悪影響を与えないように仕切られている
事が好ましい。ここで均一に加熱されたチユーブ状原反
1−1はその周囲に境膜状の熱気体及び炉内の熱気流を
同伴しながら炉を出て次の温度調整筒1−6で、徐冷さ
れ温度調整される、ここで温度調整される意味は急速に
加熱された原反表面の温度を厚み方向、長さ方向、巾方
向ともに均一に近ずけるために行なわれるもので自然放
冷はされるが、外部より吸引力又は強制的に表層気流境
膜を直接破壊し冷却されない程度の温調外気の導入を行
なつても良い。強制的に直接、冷却される場合には原反
の表層部が後の延伸工程で荒れ光学特性が低下する等の
問題、又該気体があちこちに反射したり、炉内に部分的
に侵入したりして表面の温度ムラを発生させ延伸時に偏
肉の発生、物性の不均一等の好ましくない結果を引き起
こすもととなる。又該筒1−6は加熱部分と冷却部分と
が相互に悪影響を及ぼすのを防ぐための役割をもつてい
る。温度調整される範囲は加熱された厚み方向の平均温
度にして0〜20℃の温度差に調整される。これを調整
するには、加熱温度、又はインフレーシヨンのスピード
、原反の厚み等に応じて該筒の長さ及び筒内に乱流を発
生せしめない程度の外気又は温調気体の導入又はジヤケ
ツトの冷却等の手段を適時行なう。但しこの部分の気体
は、次の環状エヤーリングの吸引力又は外部からの吸引
等でもつてバランスし、前記加熱炉内へ上昇気流を生じ
せしめない事が必要である。又この調温筒1−6が長す
ぎ、又徐冷されすぎると原反を押出加工時急冷する事に
より優とした特徴例えば透明性、結晶状態等が悪化し好
ましくなくなる。又表面が荒れ光学特性が低下する傾向
及び周方向の偏肉、及びバブル不安定による長さ方向の
偏肉等が悪化する傾向にあり、加工条件により適当に選
ばれるが通常50〜800雇麗程度である。次に同心円
状に第1環状エヤーリング1−7をもうけ、原反流れ方
向に向かつた吹出しリツプ1−8より温度調整された気
体の強制環状流を原反に吹きつけ延伸温度に調整する。
その時原反への吹きつけは好ましくは原反の進行方向と
直角の方向に対し30゜〜80゜の吹出し角度を有する
事が好ましく、30゜より小さいと気体の吹きつけられ
た部分が大きく振動しだし、又気体が上部の加熱炉内及
び該温調筒内に乱入し、バブルのゆれ等により偏肉を発
生、物性不良を引き起こす。又80゜より大きいとフー
ド内での未延伸部の曲がり、サージング等を発生しやす
く好ましくない。又該エヤーリングリツプの径はその部
分における原反径の+20〜+150mmの範囲である
事が好ましい。且つ次にもうけられた最内側の第1円筒
状フード1−10内で吹きつけられ反射され乱れた気体
は同フードで整流されながら原反を均一に強制温調し、
この部分を安定に保つ。
又同フードはそのエヤーリング側にスリツトを有し、こ
こより気体を吸引し、1部還流する事により同フード内
の原反部分及び延伸中の部分に滞溜及び乱れた部分が出
来るのを防ぎ整流する効果、及び原反部分首部の安定化
、延伸部分の安定化、温度の均一化及びマイルド化を計
る効果を有する。次に原反が横方向に内圧により膨張延
伸されてバブルを形成する途中に順次径及び長さの異な
る複数個の同心円状に配置された円筒状フード111〜
14をもうける事により、延伸中のバブルに添つて流動
する気体流が反射、拡散するのを防ぎ整流する効果、及
びその各々先端部をバブル表面に近接させる事によつて
バブル表層部に同心円環状の気体流速の速い部分と、こ
れを開放した部分とを交互に複数段もうける事により延
伸中のフイルムに段階的に、冷起除熱、勾配もしくは温
度勾配をもうけ、又各々延伸ゾーンの安定化及び制御、
又各フード先端部を乗り越える気流の反作用として同心
円的な求心力を附与すると同時にフード間で吸引力が働
くため、バブルの非接触支持を3次元的に立体的に行な
わせしめる。
又同段フード内での周方向気流の均一化を行うために、
周方向の気流、温度ムラによる特性低下妨止効果を発揮
する。例えばバブルの偏肉、温度ムラ等のため1部分が
他部分より膨張しようとし、円状フードの先端縁部に近
づくとその上を流れている気体流速が速くなりより冷却
されるとともに押しもどされて偏肉が均一化される。又
冷却されすぎてバブル全体が上昇し外側部フード先端部
に接触しようとする場合、フード上端部にスリツトをも
うけると、冷却エヤーが外部に逃げバブルが冷却されに
くくなるためバブル全体が下降し、安定化する。又径が
大きくなつてゆく程外側フード、先端部の気体流速が小
さくなるのを、スリツト部より補給し冷却サポート効果
等の効率向上等、又最も微妙な部分である延伸部分を外
周部より隔離する事により外部からの影響を全く受けな
い等の相乗的な効果を発揮し非常に安定に巾広い条件下
で加工する事が出来、優れた特性のフイルムを製造出来
る事が判明した。この時、各複数のフードの個数はバブ
ルの最終最大径及び横方向の延伸倍率によつて異なるが
少なくとも2段以上で2段の場合は少なくとも内側のフ
ードは該エヤーリング側にスリツト1−21を有してい
る事が必要である、又あまり段数を多くして間隔をつめ
ても特別に効果が大きくなる事もなく、通常好ましくは
20〜200mmの間隔で設置する事が好ましい。
その場合も少なくとも最内側のフードは該エヤーリング
側にスリツトとを有している事が必要である、他の部分
は全部スリツトを有していても良いが、膨張の初期少な
くとも全膨張の1/3〜1/2に相当する部分は流れに
より減圧及び還流をするようにそれ以後にある途中の段
と該エヤーリングとの間をシールした方が好ましい。
最外段の膨張の終了に近い部分はスリツトをもうけ、冷
外気を吸引又は別のエヤーリングを設置しこれより冷気
を圧送し冷却能力を更に増強させ径が大きくなる事によ
る第1エアリングの温調気体量及び温調容量が単位表面
積当り低下するのを防いでも良い。又最内側のフード1
−10の長さはあまり短かくても効果が少なく逆にあま
り長すぎると偏肉物性に悪い影響を与えるようになる。
好ましくは50〜400mmでありエヤーリング1−7
よりの強制エヤーがその長さ内でバブルに吹きつけられ
るべきであり、他のフードはそれよりも順次、外側に設
置され長くなつてゆく必要がある。その長さの差は延伸
する条件、フードの段数によつて異なり、比較的長い区
間でなだらかに延伸する場合は差を大きめにとり、短い
区間で急に延伸する時は少なめにする等条件に合わせれ
ば良い。よつて各フードは長さを自由に調整出来得るよ
うに2重筒等の形になつていた方が都合がよい。又フー
ドの型は通常円筒管状であるが場合によつては円錐管状
等としても良く、先端のバブルとのなす角α、1−25
が9『以下であれば気流を整流する効果が出て良い。又
各フード間単独で個別に温調された強制温調気体を圧送
してフイルムの温度を制御しても良い。又多層フイルム
等の場合、各層の樹脂の延伸を制御し特に物性をコント
ロールしたい場合には、各フード個別に、温調気体又は
バブルに赤外線等を直接照射する等によりゾーンコント
ロールを行なつても良い。次に膨張されて延伸終了域の
バブルは更に該終了域を急冷されて固定安定化される急
冷ゾーンをもうける事による相乗効果により加工条件範
囲が特に広くなり優れた品質のフイルムが効率よく製造
出来得る事に特徴がある。
バブルは強制急冷却リング1−15により、常温又は冷
却された気体強制環状流を流れ方向と直角の方向に対し
30゜〜80゜の吹出し角度でもつて吹きつけ、バブル
表面の気体流境膜を破壊し急冷する。又場合によつては
前記フードの最外部の膨張終了域の部分に冷気を吸引又
は圧送して補助的に急冷を行なつても良いが、又この時
に更に冷却容量の大きな液状冷媒で急冷却する方が延伸
条件の範囲、物性、偏肉、加工安定性等より好ましく、
具体的には周方向に環状スリツトを有する水冷リングよ
り水を均一に出しバブルに接触させ円筒状水膜部を作り
バブルをリングに吸着させる。又は水膜を作らないまで
も該リングを湿潤又は湿潤した布状物等にバブルを接触
させる事により急冷させると同時に水を潤滑させバブル
を吸着させる等の方法が好ましい。該急冷ゾーンはバブ
ルの高速又更に高速の延伸成膜時又比較的高い温度で延
伸する場合、物性により急冷を必要とする場合、結晶化
度の高い重合体を用いる場合、上部の第1強制温調部分
の条件とバランスをとり該急冷ゾーンでの比重を大きく
した条件での場合等に特に重要であり、バブルの側面方
向よりの支持、安定化効果及び延伸終了域の固定つまり
延伸終了域が揺動しようとするのを防ぎ全体を安定化さ
せ安定領域を更に拡大し、延伸の開始点を固定するにも
影響を与える等の効果を発揮する。
例えば何らかの原因(押出機部その他)でバブルが不安
定になり延伸部が下がつてしまいパンクしようとする現
象等にも、特に効果が大きく揺れをほとんどなくする事
が出来る事が判明した。又次のゾーンにて折込まれて、
ニツプされるとき発生する歪み、接触部での熱の蓄積、
バブル不安定及びそれ等による冷却ムラ等を防ぐにも有
用である。本発明は低度から高度の配向までを、フイル
ムの膜厚の大小までも自由に、他の特性つまり光学的特
性、偏肉その他を犠性にする事なく広い条件下で製造出
来得る点に特徴を有するが、その特徴の1つとして、フ
イルムを破れにくくする為つまり伸びを残したまま配向
を適度に調整したい場合、特に偏肉が拡大及び発生しや
すい条件、高い横方向の延伸比、多層フイルムの延伸時
各層の延伸を制御する場合、高い温度領域高い吐出量で
の特に偏肉の少ない光学特性の優れた大型実用プラント
向きの製造方法及び装置である。
又通常小型の小口径のバブルを形成した延伸と大口径の
大型バブルでの延伸の場合を比較するとバブル内圧及び
バブル表面近くの気流等の関係が相当異なつてくる場合
が多い。以上の方法で得られたバブル状膜は安定板1−
18にて折りたたまれて第2次ニツプロール1−19に
て引きとられ巻取機で所望の姿に巻きとられる。以下本
発明の一実施態様である図面にもとづいて本発明の装置
を説明する。
第1図は押出機で環状ダイより押出され急冷されたチユ
ーブ状原反を再加熱し延伸バブルを形成し、成膜する装
置でありチユーブ状原反1−1を原反送り用ニツプロー
ル1−2の次に加熱により赤外線を発生する赤外加熱素
子1−4を周方向に複数個、これを複数段、更に間に仕
切板1−5を設けた加熱炉1−3を設置し、その次の位
置に温調筒1−6、次にリツプ1−8を有する第1環状
エヤーリング1−7、次に円筒状で順次径長さを大とす
るフード1−10,1−11,1−12,1−13,1
−14、更にその内1−12以外は該エヤーリング1−
7との間にそれぞれ環状スリツト1−2t,1−22,
1−23,1−24を形成している、次にリツプ1−1
6を有する強制急冷却空冷リング1−15を膨張終了域
に設置し、更にバブルを折り込むための安定板1−11
バブル引取り用のニツプロール1−19を設置する事よ
りなる。
第2図は強制急冷却リングの他の実施例の場合であり延
伸終了域のバブル2−1と先端部より水の出る水冷リン
グ2−2よりなつている。
第3図は加熱炉を出た以後の樹脂温度をバブル、各位置
において測定したものを図示した例であり位置Aは加熱
炉を出た直後、Bは温調筒出た直後、Cは第1環状エヤ
ーリングからの気体が(この場合外気)表面にあたる位
置、D1は第1内側フードH,出口部、以後D2,D3
,D4,D,は各フード出口部での温度、Eは強制急冷
却空冷リング又は同水冷リングでの位置,.Fはニツプ
ロール直前での温度を示す。
図中3−1は実施例1中のRunf).12に相当する
例であり図中3−2は同例中の比較例であるRun屋1
5に相当するパターン例であり、定期間内に測定された
温度を範囲で示したものである。本発明の例に比し比較
例の場合は各位置及び周方向の位置においても変動が大
きく加熱炉内の温度もみだしている事が判明する。以上
本発明は特定多段フードその他装置を用いる事により、
バブル温度を制御し、段階的な温度勾配を作る各フード
の端部が間接的に作用する力学的成型応力、バブル内圧
による応力に加え樹脂自身の温度を段階的状に変え各段
階でのそれぞれ延伸による粘弾性的な変形応力等がバラ
ンスし、且つ急冷リングでの強大な冷却能力により延伸
終了部が固定される事等が相乗的に作用しバブルの形が
各段階でセツトされ、安定化されて初めて達成されるも
ので特にヨコ膨張比の高い、しかも高速のスピード条件
、除熱量の大きな条件下等で今までにない特徴を発揮す
るものである。実施例 1 エチレン一酢酸ビニル共重合体(メルトインデツクス:
0.9、酢酸ビニル基含有量:6wt%)を原料として
、径90(I)7!mでγ/D=29のスクリユ一を有
した押出機で、150(I)ml口径のサーキユーラダ
イを用いて210℃の押出温度にて樹脂を押し出し、チ
ユーブ内に空気を入れ所定の径にして周方向より均一に
水を出すスリツトを有した水冷リングで之を急冷固化せ
しめ厚み300μ、折巾190m1Lのチユーブ状原反
を得た。
この原反を次に第1図及び2図の方法にて、各々以下の
ようにして、つまり温調部1−6第1表のごとく、第1
エヤーリング1−7のリツプ1−8の口径200(!)
Mmで吹出し角度60−で、フードの5段それぞれ径3
00φ,350φ,400φ,450φ,500(I)
Mmで第3フード以外は上部に50m1Lのスリツトを
有するものとし急冷却用空冷リングは720φ口径で6
00の冷却吹出しスリツトを有するもの又は水冷リング
を用い第1表のごとき条件及びタテ延伸比3.4倍、ヨ
コ延伸比5.5倍にて、それぞれ最適条件に調整して延
伸加工し16μ平均厚みのフイルムとなした。以上のよ
うに低速度から高速度の成膜条件、低温度から高温まで
の延伸条件に対しHaze値も低く光学特性に優れ、特
に加工安定性に優れ、偏肉の少ない高品質のフイルムが
製造出来得るものである。
特に急冷リングとして水冷タイプのリングを使用した場
合、延伸時のバブルの揺れ振動、パンク等も全し発生し
なく、その幅方向の偏肉、長さ方向の偏肉とも最小であ
り特に優れている事を示している。以上に比しRunA
62,3,4,9,llの条件で温調部、フード部、急
冷リング部を有しない本発明以外の場合をそれぞれ比較
例としてRun滝14,15,16,17,18としそ
の結果を第2表に示す。
この場合は周方向におけるHaze値のバラツキが大き
く、延伸時のバブルの安定性も悪くその結果偏肉特性も
悪くなり、品質的にも劣つたものとなる、又高スピード
の成膜時には延伸開始直前の首部が安定しなく、くねり
が大きく延伸終了点も固定されなく連続的に成膜する事
は不可能であつた。
温調部のみを有しない場合は例えばRun滝4,12の
条件に相当する加熱条件の時にはバブルのゆれが見られ
幅方向の偏肉が大きくそれぞれ±17%,18%であつ
た。
又加熱収縮率も周方向にバラついているものであつた。
又Run滝4,7,13に相当の条件にて急冷リングを
有しないで比較成膜を行なつた場合をRun滝19,2
0,21とし第3表に記す。
この場合はRun.464,7,l3に比しそれぞれH
aze値がや・や高くなる傾向が見うけられ、バブルに
やや揺動が見られ偏肉がやや悪化する傾向が見うけられ
た。
又Run/163にて第3フードにスリツト部がなくシ
ールされている場合は、特にフード内で、延伸前の原反
が激しく振動、変形しパンクする等の現象が、多く安定
に成膜する事が出来難かつた。
実施例 2 高圧法ポリエチレンを(メルトインデツクス0.4,密
度0.917)原料として実施例1と同様に処理し、厚
みそれぞれ300,364,450,560で折幅それ
ぞれ190,160,130,105nのチユーブ状原
反を得た。
それらをそれ二トぞれRun還22,23,24,25
とする。この原反を実施例1Run7f67と同様な方
法にて(但しRLln/F624,25はエヤーリング
リツプ径150φ、第1フード180φと変更した)、
それぞれ最適条件に調整して、タテ延伸比3.4倍、ヨ
コ延伸比それぞれ5−5,6−5,8.0,10.0で
延伸加工し16μ厚みの製品フイルムを得た。このもの
の加工性、特性を第4表に記す。以上のように今までに
ない広い範囲の条件にて高い横方向の延伸比まで安定に
優れた特性のフイルムが得られる。
以上に比しフード群を有しない本発明以外の場合はいず
れもフイルムの幅変動が大きく、ヨコ延伸比5−5Ru
n腐22の条件に相当する場合はフイルム幅変動R((
F6)が17011もあり幅方向の偏肉は±37%とな
り光学特性Hazeも周方向バラツキが大きく、平均値
も6−5%と高かつた又それ以上のヨコ延伸比のものは
延伸中のバブルが変形しパンクし安定に成膜出来なかつ
た。
又Run腐22にてフードの段数を1段のみでスリツト
なしにした比較例の場合はフード内で原反が振動変形し
やすく、又フイルムの幅変動も大きくR=12011で
幅方向の偏肉も大きく±250!)程度であつた。
Y.Run屋22にてフード段数を2段として第1フー
ド300φでスリツトを有し、第2フード450φとし
た。場合はバブルのゆれはやや存在したが、パンクはな
くフイルムの幅変動は1011でありフイルムの幅方向
の偏肉は士12%で長さ方向の厚み変動は±4%であつ
た。実施例 3 米1 結晶性ポリプロピレン(MFI2.O,密度0.91g
/Cd)を原料として、実施例1と同様にして厚み45
0μ折幅190uのチユーブ状原反を得た。
この原反を温調部長さ20011!、リツプ口径200
<11Sll吹出し角度601の第1エヤーリング、フ
ードは内側より順に270φ,380φ,500φ,6
00φnの各々径を有し第3フードのみ該エヤーリング
側にスリツトを有しない構造とし、急冷却用リングは水
冷リングより水を接触させ、第1エヤーリングには11
0℃に温調された気体を用い、加熱原反、温度155℃
、温調部後の温度150℃にてタテ5.0倍、ヨコ5.
5倍にて調整して延伸加工を行ない16μ平均厚みのフ
イルムを得た。延伸時のバブルは安定でありパンクは見
られず、フイルム幅変動は1011と少なく、幅方向の
偏肉は±6.0%、フイルム長さ方向の厚み変動は±1
〜50I)と均一であつた、又Haze値は0.901
)でありいずれも優れたフイルムが得られた。(米1)
ASTMDl238−57T法による値又比較例として
温調部及びフード部のない状態で行なつた所バブルが安
定せず大きくゆれバンクしてしまい成膜が出来なかつた
実施例 4 エチレン酢酸ビニル共重合体(メルトインデツクス0.
3、酢酸ビニル基含有量8wt%)、及びポリアミド(
ナイロン6)を原料として実施例1と同様にして外層1
00μ、中間層50μ、内層100μポリアミドを中間
層とした合計250μのチユーブ状原反を得た。
この原反を実施例3と同様の樹脂加熱温度→温調部後の
温度→にてタテ延伸比3.0倍ヨコ延伸比4.2倍にて
延伸加工し、平均厚み20μのフイルムを得た。加工時
のバブルの安定性は良好であり、フイルム幅変動も少な
く8mmで幅方向の偏肉は±8%でフイルム長さ方向の
厚み変動は±0.50I)と均一なフイルムが得られた
。Haze値は0.6%でありいずれも優れたフイルム
が得られた。
【図面の簡単な説明】
第1図は本発明の1実施例の説明図であり、第2図は本
発明の強制急冷却リングが水冷リングの場合を示す。 第3図はバブル各位置での樹脂温度例を示すパターン図
である。図中1−1は原反、1−3は加熱炉、1−6は
温調筒、1−7は環状第1エヤーリング、1一10〜1
−14は円筒状フード、1−15は強制急冷却リングで
エヤーリングの場合、2−1は延伸終了域のバブル、2
−2は水冷リング。

Claims (1)

  1. 【特許請求の範囲】 1 熱可塑性樹脂チューブ状原反を送り出しと引取り両
    ニップロール間に連続的に通し、この間に周方向より原
    反を加熱し内圧によつて膨張させ2軸に延伸する方法に
    おいて、チューブ状の加熱、温調された原反を環状第1
    エアーリングで温調気体の強制環状流を吹きつけて温度
    調整するにあたつて、原反に吹きつけられた該気流の一
    部を第1フードの外側に還流せしめながら吹きつけ、且
    つ、原反に沿つて流れを該フードで整流しながら案内し
    た後、さらに次に原反が横方向に膨張され、膨張が終了
    するまでのバブル近接表層部にて該気流又は該気流にさ
    らに外部より温調気体を導入した気流を同心円円錐環状
    体の流速の速い環状流域部と、これを開放した流域部に
    制御し、これを交互に複数回くり返して整流案内せしめ
    ながら伸長延伸を行ない、ついで冷却することを特徴と
    する熱可塑性樹脂延伸フィルムの製造方法。 2 チューブ状の原反が温調部で0〜20℃の温度差に
    温調されるものである特許請求の範囲第1項記載の延伸
    フィルムの製造方法。 3 原反の横方向延伸比が少なくとも3.5以上である
    特許請求の範囲第1項記載の延伸フィルムの製造方法。 4 原反が膨張され、膨張を終了するまでの全膨張域の
    初めから少なくとも1/3の範囲に円筒状フードを少な
    くとも3段設けてバブル表面に気体流速の速い環状流域
    部と、開放した流域部を交互に繰返すように整流する特
    許請求の範囲第1項記載の延伸フィルムの製造方法。 5 全膨張域の終りから1/3の延伸終了域円筒状フー
    ドを設け、該フードに整流冷気を吸引又は圧送して同域
    を温調する特許請求の範囲第1項記載の延伸フィルムの
    製造方法。 6 延伸終了域の冷却が強制冷却リングにより冷気を吹
    き付けることである特許請求の範囲第1項記載の延伸フ
    ィルムの製造方法。 7 強制冷却リングによる冷却吹き付けが30°〜80
    °の吹出し角度で吹き付けることである特許請求の範囲
    第6項記載の延伸フィルムの製造方法。 8 延伸終了域の冷却がバブルを液状冷媒に接触させ、
    瞬時急冷することである特許請求の範囲第1項記載の延
    伸フィルムの製造方法。 9 延伸終了域の冷却が、バブルを水で潤滑した水冷リ
    ングに接触吸着させることである特許請求の範囲第8記
    載の延伸フィルムの製造方法。 10 延伸終了域の冷却が、バブルを、水で湿潤した布
    状物に接触させることである特許請求の範囲第8項記載
    の延伸フィルムの製造方法。 11 延伸終了域の冷却が、バブルに冷媒ミストを吹き
    付けることである特許請求の範囲第8項記載の延伸フィ
    ルムの製造方法。 12 熱可塑性樹脂チューブ状原反を送り出しと引取り
    両ニップロール間に連続的に通し、この間に周方向より
    原反を加熱し内圧によつて膨張させ2軸に延伸する装置
    において、原反を周方向より加熱する炉、温度調整筒、
    環状第1エアリング、第1エアリングとの間に最内側に
    環状間隙を形成させ、且つ順次直径と長さが異なる複数
    個のバブルと円心円状に配置した気体整流円筒状フード
    、及び冷却用環状リングを順次設置したことを特徴とす
    る熱可塑性樹脂延伸フィルムの製造装置。 13 原反を加熱する炉が赤外線を発生する発熱素子を
    複数個有した段を複数段配置したものである特許請求の
    範囲第12項記載の延伸フィルムの製造装置。 14 炉の各段が仕切板により仕切られて配置したもの
    である特許請求の範囲第13項記載の延伸フィルムの製
    造装置。 15 温度調整筒の長さが50〜800mmである特許
    請求の範囲第12項記載の延伸フィルムの製造装置。 16 複数個の気体整流円筒状フードが先端部で径方向
    に25〜200mmの間隔に設置されたものである特許
    請求の範囲第12項記載の延伸フィルムの製造装置。 17 環状第1エアリングと円筒状フードとの間隙が5
    〜100mmに設置されたものである特許請求の範囲第
    12項記載の延伸フィルムの製造装置。 18 円筒状フードの内、最内側のフードの長さが50
    〜500mmである特許請求の範囲第12項、第16項
    又は第17項記載の延伸フィルムの製造装置。 19 円筒状フードを少なくとも3段設けたものである
    特許請求の範囲第12項記載の延伸フィルムの製造装置
    。 20 冷却用環状リングが液状冷媒を出す急冷リングで
    ある特許請求の範囲第12項記載の延伸フィルムの製造
    装置。 21 冷却用環状リングが液状冷媒で湿潤した布状物で
    ある特許請求の範囲第12項記載の延伸フィルムの製造
    装置。
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