JPS5935616B2 - 温度調節付き便座 - Google Patents
温度調節付き便座Info
- Publication number
- JPS5935616B2 JPS5935616B2 JP3117080A JP3117080A JPS5935616B2 JP S5935616 B2 JPS5935616 B2 JP S5935616B2 JP 3117080 A JP3117080 A JP 3117080A JP 3117080 A JP3117080 A JP 3117080A JP S5935616 B2 JPS5935616 B2 JP S5935616B2
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- JP
- Japan
- Prior art keywords
- temperature
- toilet seat
- temperature sensor
- outside
- outside temperature
- Prior art date
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Description
【発明の詳細な説明】
本発明は温度調節付き便座、特に便座の調節温度を一定
にするのではなく、外気温に応じて自動的に調節する温
度調節付き便座に関する。
にするのではなく、外気温に応じて自動的に調節する温
度調節付き便座に関する。
従来、その設定に応じて一定温度を維持する温度設定型
便座は既に提案されている。
便座は既に提案されている。
しかし、当該便座は外気温変化にかかわらず温度設定が
一定であるため、外気温の上昇又は低下により使用者に
最高の快適さを付与できないという不都合があつた。
一定であるため、外気温の上昇又は低下により使用者に
最高の快適さを付与できないという不都合があつた。
そこで本発明は、温度調節付き便座において、特に外気
温に応じて温度調節値を自動的に制御する新規な便座を
提供することを目的とする。
温に応じて温度調節値を自動的に制御する新規な便座を
提供することを目的とする。
以下本発明の一実施例を添付図に従って説明する。
第1図に於て、便器1の便座2の内側には、ヒータ3と
温度センサ4とが装着されており、その制御回路は、ル
ーム壁面5に装着された制御ボックス6内に収容され、
該ボックス6に設けられた調節器7の操作により設定さ
れた温度と外気温変化に基づいて、後述のように便座温
度を自動調節する。
温度センサ4とが装着されており、その制御回路は、ル
ーム壁面5に装着された制御ボックス6内に収容され、
該ボックス6に設けられた調節器7の操作により設定さ
れた温度と外気温変化に基づいて、後述のように便座温
度を自動調節する。
上記制御回路は第2図から明らかである。
ヒータ3に付与される電流の制御は、制御ボックス6内
の回路要素として用いたトライアック8の点弧をオン・
オフ制御することによってなされる。
の回路要素として用いたトライアック8の点弧をオン・
オフ制御することによってなされる。
トライアック8はコンデンサ9を介して零クロス制御用
IC10の0番出力端子からの電圧によって制御される
ものであるが、IC10は、その0番端子に設定され、
好ましくは電源電圧の二分の−である一定電圧と、0番
端子に付与される後述の電圧との差を検出してその差に
応じた出力電圧を発生する差動増巾器として作用する。
IC10の0番出力端子からの電圧によって制御される
ものであるが、IC10は、その0番端子に設定され、
好ましくは電源電圧の二分の−である一定電圧と、0番
端子に付与される後述の電圧との差を検出してその差に
応じた出力電圧を発生する差動増巾器として作用する。
前記調節器7は可変抵抗7aを有し、該可変抵抗7aの
可変操作によって設定されるボリウムの抵抗値に応じて
、前記温度センサ4の温度平衡点が定まる。
可変操作によって設定されるボリウムの抵抗値に応じて
、前記温度センサ4の温度平衡点が定まる。
ただし、温度センサ4は負特性サーミスタとして構成さ
れ、該温度センサ4の電源側には、温度上昇に応じて抵
抗値が増大する正特性サーミスタより成る外気温センサ
11が設けられていることによって、前記温度センサ4
の温度平衡点が外気温によって補正される構成である。
れ、該温度センサ4の電源側には、温度上昇に応じて抵
抗値が増大する正特性サーミスタより成る外気温センサ
11が設けられていることによって、前記温度センサ4
の温度平衡点が外気温によって補正される構成である。
従って温度センサ4の温度平衡点は可変抵抗7aと外気
温センサ11による合成抵抗によって可変制御される。
温センサ11による合成抵抗によって可変制御される。
例えば外気温が摂氏18度のとき、温度センサ4によっ
て感知される便座温度が38度となると温度センサ4が
その温度平衡点に至るように可変抵抗7aの抵抗値を設
定した場合、外気温が低下するに伴って正特性サーミス
タよりなる外気温センサ11の抵抗値が減少する。
て感知される便座温度が38度となると温度センサ4が
その温度平衡点に至るように可変抵抗7aの抵抗値を設
定した場合、外気温が低下するに伴って正特性サーミス
タよりなる外気温センサ11の抵抗値が減少する。
従って、例えば外気温が0度になった場合は、便座温度
が38度となっても依然として温度センサ4は温度平衡
点に達せず、温度センサ4の電源側であり且つ外気温セ
ンサ11のアース側に連結されるICl0の[相]番端
子に依然として十分な電圧が付与される。
が38度となっても依然として温度センサ4は温度平衡
点に達せず、温度センサ4の電源側であり且つ外気温セ
ンサ11のアース側に連結されるICl0の[相]番端
子に依然として十分な電圧が付与される。
’IC10は、上記0番端子の一定電圧より0番端子の
電圧か所定値より大きい場合は、トライアック8を作動
させヒータ3を通電する出力電圧をその0番出力端子に
出力するものであり、上記の状態では依然としてヒータ
3を通電することによって便座温度を例えば42度まで
上昇調節できるものであり、当該42度に至ると温度上
昇に従って抵抗値が減少する温度センサ4がその温度平
衡点に達する旨、上記両サーミスタがその抵抗値を可変
とするものである。
電圧か所定値より大きい場合は、トライアック8を作動
させヒータ3を通電する出力電圧をその0番出力端子に
出力するものであり、上記の状態では依然としてヒータ
3を通電することによって便座温度を例えば42度まで
上昇調節できるものであり、当該42度に至ると温度上
昇に従って抵抗値が減少する温度センサ4がその温度平
衡点に達する旨、上記両サーミスタがその抵抗値を可変
とするものである。
上記に比し外気温が上昇すると、外気温センサ11の抵
抗値が比例的に増大することによって前記の場合と逆に
便座温度が低く制御されることは明らかであろう。
抗値が比例的に増大することによって前記の場合と逆に
便座温度が低く制御されることは明らかであろう。
例えば外気温が30度になると、便座温度は32度に自
動調節される。
動調節される。
上述した外気温変化に伴う便座温度の調節は外気温変化
に比例して連続的に制御されることは明らかである。
に比例して連続的に制御されることは明らかである。
又、調節器7の可変抵抗7aの抵抗値の設定を変えるこ
とによって外気温が一定であっても便座温度を可変調節
できることは明らかであり、つまり、可変抵抗7aの設
定抵抗値によって決定される所望便座温度が、外気温の
変化に従って更に最適に調節されるものである。
とによって外気温が一定であっても便座温度を可変調節
できることは明らかであり、つまり、可変抵抗7aの設
定抵抗値によって決定される所望便座温度が、外気温の
変化に従って更に最適に調節されるものである。
外気温センサ11は、ルーム内の室温を感知する旨、例
えば第1図の制御ボックス6のスリット6aの内側に装
着される。
えば第1図の制御ボックス6のスリット6aの内側に装
着される。
このようにして加温式 ・便座を用いる季節のうち、朝
晩は気温が低く、日中は暖かかったり、寒暖がくり返さ
れるような場合であっても、便座温度は最適値に補正調
節されているものである。
晩は気温が低く、日中は暖かかったり、寒暖がくり返さ
れるような場合であっても、便座温度は最適値に補正調
節されているものである。
即ち、既に述べた制御回路の作用を、念のため今一度簡
単にまとめると、負特 ・性サーミスタである温度セン
サ4の温度平衡点を制御する電圧設定は、可変抵抗7a
の操作により与えられ、便座温度が設定値に達しない場
合は温度センサ4の抵抗値が可変抵抗7aによる設定抵
抗値より犬であってICl0の0番出力端子にトライア
ック8を導通させる電圧を生じてヒータ3に負荷電流を
与える。
単にまとめると、負特 ・性サーミスタである温度セン
サ4の温度平衡点を制御する電圧設定は、可変抵抗7a
の操作により与えられ、便座温度が設定値に達しない場
合は温度センサ4の抵抗値が可変抵抗7aによる設定抵
抗値より犬であってICl0の0番出力端子にトライア
ック8を導通させる電圧を生じてヒータ3に負荷電流を
与える。
便座2が温度上昇して設定値を超すと、温度センサ4の
抵抗値が可変抵抗77aによる設定抵抗値より小となる
ため、IC10の0番出力端子はトライアック8を導通
させるだけの十分な電圧を生じず、ヒータ3への負荷電
流は遮断される。
抵抗値が可変抵抗77aによる設定抵抗値より小となる
ため、IC10の0番出力端子はトライアック8を導通
させるだけの十分な電圧を生じず、ヒータ3への負荷電
流は遮断される。
そこで室温が上昇して、正特性サーミスタである外気セ
ンサ11の抵抗値が増大すると、可変抵抗7aとの合成
抵抗が増すので温度センサ4の抵抗値が上記の場合より
小さくても温度平衡点に至り、結局、ICl0を介する
トライアック8もヒータ3への負荷電流の遮断を前記温
度平衡点より低めとなるように制御する。
ンサ11の抵抗値が増大すると、可変抵抗7aとの合成
抵抗が増すので温度センサ4の抵抗値が上記の場合より
小さくても温度平衡点に至り、結局、ICl0を介する
トライアック8もヒータ3への負荷電流の遮断を前記温
度平衡点より低めとなるように制御する。
室温が低下した場合は逆に外気温センサ11と可変抵抗
が減少するので、温度センサ4の抵抗値が応答的に大き
くなると温度平衡点に至り、IC10を介するトライア
ック8がヒータ3への負荷電流の遮断を行い、温度平衡
点と高めとなるようにする。
が減少するので、温度センサ4の抵抗値が応答的に大き
くなると温度平衡点に至り、IC10を介するトライア
ック8がヒータ3への負荷電流の遮断を行い、温度平衡
点と高めとなるようにする。
尚、第2図に於て、12はヒータの異常加熱を防止する
ための安全用サーモスタットスイッチ、13は平滑用コ
ンデンサ、14,15は電源電圧を下げる抵抗、16は
特に低温時のトライアック8の作動信頼性る向上するコ
ンデンサ、17゜18は回路破損保護用のバリスタ及び
コンデンサである。
ための安全用サーモスタットスイッチ、13は平滑用コ
ンデンサ、14,15は電源電圧を下げる抵抗、16は
特に低温時のトライアック8の作動信頼性る向上するコ
ンデンサ、17゜18は回路破損保護用のバリスタ及び
コンデンサである。
越上詳述したように本発明に於ては、ヒータの加熱制御
により便座温度を所定に維持できるとともに、外気温が
上昇変化した場合、便座温度を自動的に低目に補正制御
し、外気温が下降変化した場合は便座温度を自動的に高
目に補正制御でき、結局、外気温変化に応答して使用者
にとっての所定最適値に便座温度を自動的に調節できる
ものであるから、使用者がいちいち設定温度を変えなく
てもよいという極めて実用上の効果が大きい。
により便座温度を所定に維持できるとともに、外気温が
上昇変化した場合、便座温度を自動的に低目に補正制御
し、外気温が下降変化した場合は便座温度を自動的に高
目に補正制御でき、結局、外気温変化に応答して使用者
にとっての所定最適値に便座温度を自動的に調節できる
ものであるから、使用者がいちいち設定温度を変えなく
てもよいという極めて実用上の効果が大きい。
第1図は本発明実施例の斜視図、第2図は本発明のヒー
タ制御回路である。 1:便器、2:便座、3:ヒータ、4:温度センサ、7
:調節器、7a:可変抵抗、8:トライアック、10:
IC,1に外気温センサ。
タ制御回路である。 1:便器、2:便座、3:ヒータ、4:温度センサ、7
:調節器、7a:可変抵抗、8:トライアック、10:
IC,1に外気温センサ。
Claims (1)
- 【特許請求の範囲】 1 便器の便座内部に、該便座を加温するヒータと該便
器の温度を感知する温度センサを備え、前記温度センサ
からの信号と温度設定手段によって作成される信号との
合成信号と比較して前記ヒータへの加熱電流を通電、遮
断制御する手段を有するとともに、外気温に応登して前
記合成信号を補正する外気温センサを有し、外気温上昇
時は低目に、外気温下降時は高目に便座温度を自動調節
することを特徴とする温度調節付き便座。 2 前記温度設定手段か可変抵抗より成り、前記温度セ
ンサが負特性サーミスタより成り、前記外気温センサが
正特性サーミスタより成ることを特徴とする特許請求の
範囲第1項に記載の温度調節付き便座。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP3117080A JPS5935616B2 (ja) | 1980-03-12 | 1980-03-12 | 温度調節付き便座 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP3117080A JPS5935616B2 (ja) | 1980-03-12 | 1980-03-12 | 温度調節付き便座 |
Publications (2)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPS56128116A JPS56128116A (en) | 1981-10-07 |
JPS5935616B2 true JPS5935616B2 (ja) | 1984-08-29 |
Family
ID=12323955
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP3117080A Expired JPS5935616B2 (ja) | 1980-03-12 | 1980-03-12 | 温度調節付き便座 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JPS5935616B2 (ja) |
Families Citing this family (2)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JPS60105726A (ja) * | 1983-11-11 | 1985-06-11 | 東陶機器株式会社 | 衛生洗浄装置 |
JP2629096B2 (ja) * | 1991-10-07 | 1997-07-09 | 東陶機器 株式会社 | 衛生洗浄装置 |
-
1980
- 1980-03-12 JP JP3117080A patent/JPS5935616B2/ja not_active Expired
Also Published As
Publication number | Publication date |
---|---|
JPS56128116A (en) | 1981-10-07 |
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