JPS5934288Y2 - 畜舎に於ける集糞の除去装置 - Google Patents

畜舎に於ける集糞の除去装置

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Publication number
JPS5934288Y2
JPS5934288Y2 JP1980178595U JP17859580U JPS5934288Y2 JP S5934288 Y2 JPS5934288 Y2 JP S5934288Y2 JP 1980178595 U JP1980178595 U JP 1980178595U JP 17859580 U JP17859580 U JP 17859580U JP S5934288 Y2 JPS5934288 Y2 JP S5934288Y2
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JP
Japan
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feces
feces collection
groove
belt
collection
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JP1980178595U
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JPS5798764U (ja
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昭 石田
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Description

【考案の詳細な説明】 本考案は牛、豚等の飼育をする畜舎に於ける集糞の除去
装置に係るものである。
従来、集糞溝の底床は中央が中高に傾斜を設は集糞溝の
両側へ排尿溝を設けていたが、畜舎は規模が大きいので
斯かる場合は施工費用が多額になる問題があった。
本考案は斯かる問題に鑑み、集糞溝の底床を中央下がり
に設けその中央部に集尿溝を設けて底床の形状を簡単に
し安価に施工出来る様にすると共に、集糞ベルトと巻戻
機に巻付けた補助集糞ベルトとを連結することにより、
痛み易い集糞ベルト側だけを取換え出来る様にし且つそ
の連結部の裏面側に集尿溝の掻板を設けて尿の除去を効
率良くしたものである。
今、本考案の実施例を図面に附き説明すれば下記の通り
である。
図中１は畜舎の床２下に設けた集糞溝で、その底床３は
中央下がりに傾斜が設けてありその中央部には排尿溝４
が設けである。
５は集糞板で、集糞溝１の上部両側に下方へ傾斜を設け
て取付けてあり更にその上には簀の子状の床６が載置し
である。
７は中央部に複数列の集尿溝８を長平方向へ間隔的に連
続して多数穿設しである集糞ベルトで、集糞溝１の低床
３に敷設してあり集糞ベルト７の一端は集糞溝の外へ設
けた巻取機９の巻心１０へ係着し、他端は巻戻機１１の
巻心１２に巻付けた集糞ベルト７と同等の長さの補助集
糞ベルト１３へ連結しである。
１４は排尿溝４に嵌合する掻板で、集糞ベルト７と補助
集糞ベルト１３との連結部の裏側へ回動自在に軸着して
ありそれに隣接して巻戻機１１側にストッパー１５が設
けである。
１６は集糞の堰板で、集糞溝１を横切って巻戻機１側の
補助集糞ベルト１３に対設しである。
尚、１７はコンベヤー、１８はシュート板、１９は仕切
棚、２０゜２１は駆動モーターである。
本考案は上記の様に構成されているので、今生、豚等の
糞尿が簀の子状の床６から集糞板５に案内されるか又は
直接集糞ベルト７上へ落下すると、集糞ベルト７は中央
部が低くなっている集糞溝１の底床３上に敷設しである
から、このベルト上へ落下した糞尿は中央部へ集まり尿
は集尿溝８から排尿溝４へ流れ糞は集糞ベルト７上へ集
積されるから、集積した糞は巻取機９を作動させれば集
糞ベルト７に乗ったまま集糞溝１の外部へ移送され、シ
ュート板１８からコンベヤー１７へ排除され集糞ベルト
７の移動と共に掻板１４も排尿溝４内を移動して排尿溝
４内の糞尿を除去するものである。
尚、上記の様に集糞ベルト７が移動する時は補助集糞ベ
ルト１３が集糞ベルト７の長さだけ引張られて集糞ベル
ト７に切り替えられて底床３上を移動するから糞の除去
作業中に床６から落下する。
糞尿はこの補助集糞ベルト１３上に集まり、集糞ベルト
７上の糞の除去作業が終った時巻戻機１１を作動させて
補助集糞ベルト１３を巻戻すとき、補助集糞ベルト１３
上の糞は巻戻機１１側のベルトを横切って之に横設した
糞の堰板１６によって巻戻側に落下しない様に堰き止め
られて堰板１６の手前に一旦集積されるものであるが、
次回の集糞ベルト７の巻戻時即ち集積糞の除去時に一緒
にコンベヤー上に排除されるものである。
本考案は上記の様に集糞溝の中央部に排尿溝を設は底床
を中央下がりに傾斜させであるから構造が簡単で施工費
が安く、又従来底床が中高で排尿溝を集糞溝の両サイド
へ設けた場合、糞尿を底床の中央部付近へ落下させる必
要があったので集糞板を長くしなければならず又その取
付の補強も必要であったが、本願の場合は底床が中央下
がりであるから短くて済み取付の補強も必要ないので操
作が簡単で施工費も大幅に削減されるものである。
特に畜舎は規模が大きいのでその効果は多大なものであ
る。
加うるに集糞ベルトと補助集糞ベルトと分離出来る様に
連結しであるので、一方のみを交換するだけで全体を交
換する必要がないから維持費が軽減されるものであるし
又掻板によって排尿も完壁に行なわれ尿と糞の分離が良
く糞の除去後の取扱いが簡単である。
又更に集糞板により集糞ベルトの裏側へ糞尿が流れ込む
ことがないので底床と集糞ベルトが密着して集糞ベルト
の巻取が困難になる恐れがない等の諸特徴を有するので
本考案は畜舎の集糞の除去装置として大きな効果を発揮
するものである。
【図面の簡単な説明】
第１図は本考案の実施例を表わす平面図。 第２図は本考案の実施例を表わす正面図。 第３図は第１図に示すＡ−Ａ断面図。 第４図は本考案の巻戻機側の部分拡大断面図。 図中、１は集糞溝、３は底床、４は排尿溝、５は集糞板
、６は簀の千秋の床、７は集糞ベルト、８は集尿溝、９
は巻取機、１１は巻戻機、１３は補助集糞ベルト、１４
は掻板、１６は堰板。

Claims (1)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. 畜舎に於ける集糞溝の上部両側に下方へ傾斜させて集糞
    溝を設けると共に簀の子状の床を載置し集糞溝の底床を
    中央下がりに傾斜させてその中央部に排尿溝を設は上面
    に、中央部に複数列の排尿溝を長手方向へ間隔的に穿設
    した集糞ベルトを敷設し、その一端は巻取機に係合させ
    他端は集糞ベルトと同等の長さを具備させて巻戻機へ巻
    付けた補助集糞ベルトに連結し、且つ集糞ベルトの中央
    部裏面には集尿溝に嵌合させて掻板を設は上面側には集
    糞溝を横切って堰板を対設してなる畜舎に於ける集糞の
    除去装置。
JP1980178595U 1980-12-11 1980-12-11 畜舎に於ける集糞の除去装置 Expired JPS5934288Y2 (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP1980178595U JPS5934288Y2 (ja) 1980-12-11 1980-12-11 畜舎に於ける集糞の除去装置

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JP1980178595U JPS5934288Y2 (ja) 1980-12-11 1980-12-11 畜舎に於ける集糞の除去装置

Publications (2)

Publication Number Publication Date
JPS5798764U JPS5798764U (ja) 1982-06-17
JPS5934288Y2 true JPS5934288Y2 (ja) 1984-09-22

Family

ID=29973535

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP1980178595U Expired JPS5934288Y2 (ja) 1980-12-11 1980-12-11 畜舎に於ける集糞の除去装置

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JP (1) JPS5934288Y2 (ja)

Citations (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPS4933728U (ja) * 1972-06-26 1974-03-25

Patent Citations (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPS4933728U (ja) * 1972-06-26 1974-03-25

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Publication number Publication date
JPS5798764U (ja) 1982-06-17

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