JPS5934221Y2 - スピ−カ−装置 - Google Patents

Description

【考案の詳細な説明】 この考案はスピーカーボックスを前面が傾倒して設置で
きるようにしたスピーカー装置に関する。

主として高位置に設けられるスピーカーボックスは前面
がやや下方に傾倒している方が望ましい場合がある。

この考案はかかる場合に適した機能を具えたスピーカー
装置を提供せんとするものである。

以下にこの考案の→１ｊを示した図面に基づいて詳細を
述べる。

１はスピーカーボックス主体で、その両側面下部の後方
には先端にねじ部分２ａが刻設されたピン２が突出固定
されている。

一方、スピーカーボックス１の下面の基台３の側面の後
方にピン４で一端が枢着されたアーム５が設けられてい
る。

アーム５には長孔６が穿設されており、且つとの長孔６
には等間隔に長孔と接続するかぎ型の孔６ａが複数個設
けられている。

７は前記ピン２の先端に係合するナツトで、締めつける
ことによって長孔６を介してアーム５とスピーカーボッ
クス１を固定することになる。

このようなピン２及びアーム５はスピーカーボックス１
０両側面にそれぞれ設けられており、スピーカーボック
ス１を任意の角度に傾倒させて、即ちピン２を長孔６と
嵌挿してずらしてゆき、所定の角度位置におけるかぎ型
溝６ａに嵌め込み、ナツト７を回動させて固定させる。

以上のように本考案によれば、スピーカボックス１０両
側面下部後方に植設したピンと、基台３との間を、複数
個のかぎ型の孔６ａが設けられた長孔つきのアーム５で
連結するようにしたので、かぎ型の孔にピンを結合させ
ることにより、手間のかかるネジ締め作業を施さなくて
も、ピンを長孔の任意位置に固定または仮固定して、ス
ピーカボックスの前傾を簡単に果たすことができるとと
もに、スピーカボックスを前傾させたときアームは邪魔
にならない後方に位置させることができ、さらに必要な
アームの長さを短かく構成することができるという、種
々の優れた効果が得られる。

【図面の簡単な説明】

第１図はこの考案の一例を示す側面図、第２図のその部
分断面図である。 図面にネ゛いて、１・・・スピーカーボックス、２・・
・ピン、２ａ−・・ねじ、３・・・基台、４・・・ピン
、５・・・アーム、６・・・長孔、７〜・・ナンド。

Claims (1)

【実用新案登録請求の範囲】
1. スピーカボックス１両側面下部後方にそれぞれピンを突
   出固定させ、ピン２に嵌合する長孔６を具えたアーム５
   の一端をそれぞれスピーカボックス１下面の基台３後力
   に枢着し、ピン２が長孔６の任意位置に固定される手段
   として長孔６には等間隔に長孔６と接続するかぎ型の孔
   ６ａを有していることを特徴とするスピーカ装置。