JPS5934036B2 - 蓄積プログラム制御時分割交換システム - Google Patents

蓄積プログラム制御時分割交換システム

Info

Publication number
JPS5934036B2
JPS5934036B2 JP14634774A JP14634774A JPS5934036B2 JP S5934036 B2 JPS5934036 B2 JP S5934036B2 JP 14634774 A JP14634774 A JP 14634774A JP 14634774 A JP14634774 A JP 14634774A JP S5934036 B2 JPS5934036 B2 JP S5934036B2
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
memory
time slot
terminal pair
call
frame
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Expired
Application number
JP14634774A
Other languages
English (en)
Other versions
JPS5096107A (ja
Inventor
クリスチヤン モラン ジヨン
ツイン ツアオ−ウ ネルソン
ロ−レンス カ−ブレイ ロバ−ト
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
AT&T Corp
Original Assignee
Western Electric Co Inc
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Priority claimed from US427339A external-priority patent/US3870826A/en
Priority claimed from US427335A external-priority patent/US3903370A/en
Priority claimed from US427325A external-priority patent/US3908092A/en
Application filed by Western Electric Co Inc filed Critical Western Electric Co Inc
Publication of JPS5096107A publication Critical patent/JPS5096107A/ja
Publication of JPS5934036B2 publication Critical patent/JPS5934036B2/ja
Expired legal-status Critical Current

Links

Classifications

    • HELECTRICITY
    • H04ELECTRIC COMMUNICATION TECHNIQUE
    • H04QSELECTING
    • H04Q11/00Selecting arrangements for multiplex systems
    • H04Q11/04Selecting arrangements for multiplex systems for time-division multiplexing
    • H04Q11/0407Selecting arrangements for multiplex systems for time-division multiplexing using a stored programme control

Landscapes

  • Engineering & Computer Science (AREA)
  • Computer Networks & Wireless Communication (AREA)
  • Use Of Switch Circuits For Exchanges And Methods Of Control Of Multiplex Exchanges (AREA)
  • Exchange Systems With Centralized Control (AREA)
  • Time-Division Multiplex Systems (AREA)
  • Sub-Exchange Stations And Push- Button Telephones (AREA)

Description

【発明の詳細な説明】 本発明は、蓄積プログラム制御時分割交換システムに関
する。
プログラム制御時分割交換システムは当業者に周知であ
る。
時分割交換システムの利点特に蓄積プログラム形の利点
も周知である。この種の形式の従来技術システムは大量
の大容量メモリと共に、比較的複雑で高価な制御機構を
用いることを必要とした。このためにこの種のシステム
の用途は、設備費用が多数の加入者線に配分される大規
模交換機に限定されていた。多数加入者PBX(構内交
換電話)形サービスを提供する周知のシステムは、シス
テム制御機構と大容量メモリをたとえば電話会社の交換
局のような中心地に配置することと、遠隔交換ユニツト
とPBX付属装置を各PBX加入者の場所に配置するこ
とと、各遠隔交換ユニツトと制御機構間を適当に相互接
続して各遠隔交換ユニツトがあたかも制御機構が加入者
構内にあるかのように同一の速度で制御されるようにす
ることとによつて、部分的にこの問題を克服してきた。
このシステムはある条件下、例えば則御機構と大容量メ
モリの価格を容認するに足る十分な加入者がいる場合に
は経済的利点があり実現可能であるが、少数のPBX利
用者しか存在しない都市効外での使用には魅力的なシス
テムではない。
このような場合、これらのPBXの比較的少数の回線は
中心局に必要とされる制御機構と大容量メモリの費用を
容認できないことが多い。蓄積プログラム制御時分割交
換システムによつてもたらされる技術的進歩とサービス
特性の改善に加えて、この形式のシステムは所要空間が
比較的狭いことからPBXサービスに利点をもつ。
ステツプ・バイ・ステツプ電話の時代には、加入者は必
要なPBX装置を使用するために、大ホテルの一室全部
のような比較的広い面積を確保するのが普通であつた。
しかしながら空間の制約はしだいに重要になつてきてお
り、少数の回線規模の範囲ではPBX装置の商売上の成
功はある程度その物理的大きさに依存している。小規模
設備用にはPBX装置は普通のフアイリング・キヤビネ
ツト以上の空間を占有できないことが現在常識となつて
いる。蓄積プログラム制御時分割システムは対応する布
線論理制御空間分割設備よりも所要空間は通常狭いので
、蓄積プログラム制御と時分割交換を用いる経済的に魅
力ある少数回線規模のPBX装置を供給することが望ま
しいことは明らかである。
時分割交換システムの加入者線スイツチは呼が割当てら
れたタイムスロツトの生起期間中だけ呼が含まれる各加
入者をシステムの時分割母線へ接続しなければならない
。これは通常は開放、あるいは非導通であり加入者側の
セツトや電話機と時分割母線間に挿入される加入者線ス
イツチを用いることによつて実現される。各加入者線ス
イツチは通常は開放であるが、システム制御機構などか
ら制御電位を受けることに応答して閉じられ、母線をス
イツチの反対側に接続されている加入者側のセツトや回
路と相互接続する。この方法により、制御信号は各加入
者線スイツチに選択的に反復して供給され、呼が含まれ
る加入者を呼が割当てられたタイムスロツト期間中に母
線へ接続させる。所望の制御信号を加入者線スイツチへ
供給するために、システムは現在のタイムスロツトとス
イツチの関係を示す情報を蓄積しなければならない。換
言すれば、タイムスロツトの各発生期間中、システムは
どの加入者線スイツチをその時点で閉じるのかを示すの
に有効な情報を持たなければならない。この種の情報を
蓄積する機構を持つのと同時に、システムはこの情報を
用いて割当タイムスロツトの期間中に話中の各加入者ス
イツチを動作させる機構も持たなければならない。従来
技術では以上に記した機構を実施するのに2種の異なる
形式の制御システム使用されている。これらの装置のう
ち第1のものは分散メモリ・システムと呼ばれ、第2の
ものは集中メモリ・システムと呼ばれている。
分散メモリ・システムにおいては、タイムスロツトがど
の加入者線スイツチに割当てられているかの識別は、各
スイツチに個有の蓄積素子を含む特別に用意された機構
内に蓄積される。蓄積素子はシフトレジスタであること
が多い。シフトレジスタは典型的には全タイムスロツト
数に等しいビツト数を持つており、加入者線スイツチが
閉じられるべき期間中はそのタイムスロツトに対応する
ビツトは1を保有する。各シストレジスタはタイムスロ
ツト毎に1位置だけ進み、そのとき読出される。シフト
レジスタから1のビツトが読出されるときには常に、そ
のシフトレジスタに関連した加入者線スイツチはそのタ
イムスロツトの期間中に閉じられる。分散メモリ装置の
不利な点は、シフトレジスタに情報を書込み加入者線ス
イツチとタイムスロツトを関連させる制御機能と、シフ
トレジスタから情報を消去し呼の終了時にタイムスロツ
トから加入者線スイツチとの関連を解除する制御機能と
、シフトレジスタが1段づつ進むのを制御する機能とを
実現するのに必要とされる回路規模が比較的大きいこと
である。この制御回路は典型的には復号器とフリツプフ
ロツプを含む複雑な回路を含む。集中メモリシステムは
最小限1タイムスロツト毎に1ワード(語)を必要とす
る。
各ワードは複数個のフイールドを持たなければならない
。たとえば会議電話の場合のように、1タイムスロツト
期間中に3個の加入者線スイツチを母線に接続しなけれ
ばならないときそのタイムスロツトのメモリ・ワードは
3個のスイツチの各々を識別する3フイールドを持たな
ければならない。集中メモリ装置の不利な点は、加入者
線スイツチ情報がメモリから読出された後にそれを復号
する問題とともに、選択されたワードへ情報を書込んだ
り読出したりする問題があることである。この復号機能
は規模の大きな回路を用いることを必要とし、更に演算
ユニツトやその他の専用論理回路を持つデータ処理回路
の使用を含む複雑なデータ処理技術を用いることを必要
とする。分散メモリおよび集中メモリ装置とも与えられ
た機能を果すには十分な動作をする力(その価格と複雑
度は時分割交換の利点にもかかられず20から100回
線規模の範囲のような小規模回線のシステムに採用する
ことを阻止させる傾向にしている程、非常に大である。
また、各呼ひに必要とされるサービス信号音が特定のタ
イムスロツトの発生期間中だけシステムの時分割母線に
印加されることも時分割交換システムの必要条件である
各々の呼は典型的には繰返して生起するタイムスロツト
系列中の1個のタイムスロツトが割当てらへ 1個の呼
に必要とされるどのサービス信号音も呼びが割当てられ
たタィムスロツトの期間中だけ母線に印加されなければ
ならない。これは勿論、1個の呼びに必要とされるサー
ビス信号音がシステムで現在サービスを受けている他の
呼に妨害を与えないために必要である。たとえば、ダイ
ヤル音や電鈴音を通話状態の呼にサービスを行つている
タイムスロツト期間中に母線に印加することは、最も好
ましくないことは明らかであろう。サービス信号音の印
加を制−御する仕事は、従来技術の時分割システムでは
、各々の呼の状態を蓄積し監視する装置によつて実行さ
れており、この装置は監視機能の結果としてサービス信
号音が各呼びに必要とされる時点を決定し、次にサービ
ス信号音源に接続している加入者線スイツチの動作を制
御して、正しいタイムスロツトの期間中にサービス信号
音源を時分割母線に接続させていた。
従来技術はこれらの機能を実現するための各種の装置を
提供してきた力( これらはシフトレジスタへの情報の
書込み、シフトレジスタから1のビツトの消去や、1段
づつシフトレジスタを進めることの制御に必要とされる
比較的規模の大きな回路を必要としている。また従来技
術では、複数個のタイムスロツトを持つシステムは各タ
イムスロツトに対して、各々が複数個のフイールドを持
つワード(語)であるメモリ・ワード位置を持つている
。これらのフイールドのうちの1個は、タイムスロツト
の生起が、6信号音゛フイールド内に記憶されているビ
ツトによつて制御されている期間中に印加される形式の
サービス信号音を持つ信号音制御機能に当てられたり、
サービス信号音機能の動作の制御用に大規模メモリ・シ
ステムとして使用するのに当てられたりする。これらの
問題は、タイムスロツト系列をフレーム化し各フレーム
を特定のタイムスロツトに指定し、指定されたフレーム
においてある呼に割当てられたタイムスロツト期間にそ
の呼に関する監視と制御信号を処理し、それによりフレ
ーム系列の残りのフレームにおいてその呼に関し割当て
られたタイムスロツトの間に処理された監視と制御信号
に応答している時分割交換システムにより解決される。
本発明からもたらされるいくつかの利点は、信号音発生
器各々用の個別的回路の消去、情報の書込みを制御する
ために必要な比較的大規模な回路の消去、複数のフイー
ルドを有する各タイムスロツト用のメモリワード位置の
消去及び制御機能に要求される全てのワードの検査即ち
読出しとチエツク用のフイールドの消去にある。
本発明は、比較的安価な制御機構をもち、これ故に小型
PBXのような小回路線規模のシステムでの使用に経済
的である蓄積プログラム制御時分割交換システムを与え
ている。
制御機構は複雑ではないので、従来装置よりも安価であ
る。この相対的な簡単化は、PBX交換用に特別に設計
された高レベル命令の組みの使用を含む多数の工夫によ
り達成される。制御機構はまたシステムに必要とされる
すべての論理操作と決定機能を実行する単一の比較器の
使用とともに、ハードウエア・メモリと周辺のシステム
素子間のデータ転送動作の使用により呼処理を行うので
、複雑度が低い。制御機構は演算ユニツトや特殊目的の
レジスタを必要としない。システムは呼がサービスを受
けているフレームあるいは端子対番号によつて番地指定
さわる複数個のハードウエア・メモリを含む。
呼処理は単に各種のシステム要素間の番地指定されたメ
モリ内容の交換を意味する。比較器はあるプログラム・
ワードの内容をハードウエア・メモリから読出された情
報や、周辺ハードウエア素子から受けた情報と比較する
。このような各々の比較の結果に依存して、処理機構は
周辺ユニツトの動作を起動したり、メモリ内の他のワー
ドに関係する作業機能を実行したり、メモリ内の次のワ
ードに関する作業機能を実行したりする。ここに記載す
るシステムはフレームとタイムスロツトの両者を基礎に
している。
各々の呼はフレーム内の異なるタイムスロツトに割当て
られ、呼が含まれる加入者の時分割スイツチはその呼が
接続されるタイムスロツトの各生起期間に閉じられる。
フレームは機能上繰返して生起する群内に置かれ、更に
フレームはタイムスロツト番号に整合するように群内で
番号が付されている。呼の処理は呼に割当てられたタイ
ムスロツトの番号に一致するフレーム番号の各生起期間
中に行われる。故に、タイムスロツト1に割当てられた
呼の処理は、フレーム1の各生起時に実行される。この
方法において、呼処理はシステムが複数個の呼びに対し
て同時にサービスすることを可能にするために時間的に
分割されている以外は、単一の機能のように実行される
。ここでの記載では、0から63の番号が付けられた6
4タイムスロツトと64フレームをもつシステムを例示
している。各タイムスロツトは1マイクロ秒の時間間隔
であり、1フレームは65タイムスロツトにまたがり、
従つて65マイクロ秒の時間間隔となる。本記載システ
ムは、フレーム計数器の制御下で周期的な時間基準に基
づきフレームからフレームへと進むことと、各フレーム
時間の間に呼処理の適当な一部分を実行することとによ
つて、呼処理を実行する。
従つて、フレーム1の各生起期間中、システムはタィム
スロット1に割当てられた呼に対してその時点で必要な
すべての呼処理を実行する。もし空きフレームに出会つ
たときは、フレーム時間はサービスを要求する空き端子
対の走査に使われる。これと同じ時間量がシステムの呼
量や処理されている呼の一部と関係なく各フレーム生起
時に費やされる。システムは各タイムスロツトに対する
呼状態ワード(語)を含み、タイムスロツト計数器によ
つて毎マイクロ秒に1度進めら右るハードウエアのタイ
ムスロツト・メモリを含んでいる。各状態ワードは対応
するフレームと共にタイムスロツトに関連付けられた呼
の現在の状態ワードを表示する。各状態ワードはまた呼
状態に関係するプログラム・サブルーチンの先頭ワード
番地も指定している。フレームの各生起時の最初に、そ
の状態ワードがタイムスロツト・メモリから読出されて
、多数の機能を実行する。この機能のうちの一つがプロ
グラムを指定されたサブルーチンの番地へ進ませること
である。これはシステムが呼のこの状態の部分で必要と
される作業を実行できるように、システムをそのサブル
ーチンの制御下に置く。呼処理は単一の大容量メモリを
用いることによつてではなく、複数個の特殊目的の分散
したハードウエア・メモリの助力によつて行なわれる。
従来技術の大規模メモリ装置においては、メモリの同一
部分が異なる形式の情報を蓄積するために複数回使用さ
れており、メモリの特定のワードの内容は複雑な演算と
論理動作を用いることによつて読出されていた。これら
には所望のワードのメモリ番地の決定と、決定された番
地情報を用いての読出命令の発生とが含まれている。本
システムはこのような複雑な手順を用いず、代りに、サ
ービスを受けている呼の端子対番号かフレーム番号の一
方によつて各メモリを指定する。
メモリの一形式はフレーム番号情報を蓄積し、各フレー
ムに対して1個のワード位置をもつ。メモリの他の形式
は端子対番号情報を蓄積し、各端子対に対して1個のワ
ード位置をもつ。フレーム・メモリは呼の状態や、時間
切れ情報や、どの端子対が各フレームに現在関連付けら
れているかを表示するフレーム一端子対連結表のような
項日を蓄積する。端子対メモリは交換に必要な翻訳情報
や、サービス階級や、呼の転送や、電話機とトランクの
捜線(ハンチング)群情報や空塞情報などのような情報
を蓄積する。フレーム計数器はフレーム番号を連続して
発生する。
フレーム番号が発生されると、それはそのフレーム時間
中に母線へ送られ、そのフレームに関連する呼の一部を
処理させる。フレーム一端子対連結表を含むメモリはフ
レーム番号を内容指定した探索基準で調べられ呼が含ま
れる端子対を決定する。この端子対番号は次に母線へ送
られて、端子対メモリ内の適当なワードをアクセスした
り、周辺装置を制御したりする。分散したハードウエア
・メモリは時分割網の制御および時分割網からの情報の
収集またはその一方を行う周辺論理素子で結ばれている
周辺論理素子は端子対番号情報で指定される。この方法
で制御される周辺素子には発信レジスタ、フツク状態選
別器、端子対間隔パルス制御機構、電釧合制御機構が含
まれる。端子対番地とフレーム番号情報は決して処理装
置へ入らない。
処理装置は汎用目的のデータ・レジスタを持たず、メモ
リが端子対番号かフレーム番号情報の一方で指定された
ときに各種のメモリから得られたデータに直接働きかけ
る。処理装置で実行される論理動作は比較動作だけであ
る。
残りの呼処理機能は例えばあるメモリ内のワードからの
端子対番号の周辺ハードウエア・レジスタへの転送のよ
うな適当なデータ転送命令の実行によつて、処理装置の
外部で実行される。各メモリはデータあるいは情報の一
形式だけしか含まないので、データ形式の要求はメモリ
を識別する。端子対やフレーム番号は識別されたメモリ
の内容が読出されるべき特定のワードを識別する。端子
対あるいはフレーム番号は内容が読出されるべき識別さ
れたメモリの特定のワードを指定する。従つて、プログ
ラムの各ワードは複数個の内部での薄記動作を必要とす
る代りに直接システムに働きかける高レベル命令で構成
されている。決定が行われるべき単一のビツトをアクセ
スするためにデータ操作の念入りに作り上げた系列など
は何も必要としない。高レベル命令の組の使用および各
フレームの生起時にハードウエア・メモリを自動的に増
加されるので、各々の呼が処理されることを保証してい
る。
これは作業分配機能を含む大規模で複雑なプログラムの
必要性を取り除いている。典型的な大容量メモリによる
制御システムではこれらのプログラム総量は全部のプロ
グラムのかなりの部分を占めているので、処理装置とプ
ログラムの複雑度は大幅に減少される。
本発明の特徴は、各々の呼を繰返して生起するフレーム
群内のただ一つのフレームと共に、繰返して生起するタ
イムスロツト群内のただ一つのタイムスロツトに関連付
ける時分割交換システムを与えていることである。
この特徴に従えば、呼に対する加入者線スイツチは関連
するタイムスロツト期間中に閉じられ、呼に対する情報
処理は関連するフレーム期間中に実行される。本発明の
他の特徴は、各ワードがプログラムが進んで現在の呼の
一部へサービスすべきプログラム・サブルーチンの番地
と共に、そのフレームに関連する呼の現在の状態の両者
を表わす各フレームおよびタイムスロツトに対する状態
ワードを含むタイムスロツト・メモリを持つシステムを
与えていることである。
本発明の他の特徴は、フレーム番号あるいは端子対番号
情報の一方によつて番地指定される複数個の分散したハ
ードウエア・メモリを用意していることである。
これらのメモリの出力信号は直接周辺システム素子を制
御して、所望の作業機能を実行させる。番地指定のこの
やり方は、大規模メモリからの読出しで得られたデータ
に対する複雑な論理操作を実行する必要性と共に、大容
量メモリによる制御システムで行なわれているようなメ
モリ番地の計算の必要性を取り除いている。大容量メモ
リによる制御システムにおいては、メモリ出力は処理装
置の演算ユニツト内に入らなければならず、複雑な論理
操作が次に必要な作業機能を決定するために実行される
。本発明の他の特徴は、フレームと端子対間の関係を規
定する内容指定可能なメモリを用意していることである
各端子対は1個のハード゛ウエア・メモリ内にただ1個
のワード(語)位置をもつ。フレームが呼に割当てられ
て端子対番号が決定されるとき、そのフレーム番号はそ
の端子対に対するメモリのワード位置内へ書き込まれる
。フレームのそれに続く各生起期間中に、このメモリで
そのフレーム番号となる入力によつて内容指定した探索
が実行される。メモリはこのとき、例えば加入者線の監
視状態の決定などのような他の作業項目を実行するため
に直接用いられる端子対番号を出力する。端子対番号情
報はまた、(a)加入者線スイツチが呼に割当てられた
タイムスロツト期間中に閉じられるように他の内容指定
可能なメモリ内に追加の情報を書込むことと、(b)正
しい時間に電鈴を鳴らすために回路に情報を供給するこ
とと、(c)捜線(ハンチング)を制御するために回路
に情報を供給することと、(4)呼に与えられているサ
ービス階級を決定することと(e)システムが正しいサ
ービス要求を捜している時間中の先行の走査時の加入者
線の話中あるいは空き状態を決定することとである他の
機能も実行する。本発明の他の特徴は、タイムスロツト
・メモリから読出された呼状態ワードによつて直接制御
される信号音発生器を用意していることである。
呼を7電鈴7や7ダイヤル〃や〃話中音7状態に結びつ
ける状態ワードの受信によつて、信号音発生器は適当な
信号な信号音を時分割母線へ供給する。故に、もしタイ
ムスロツトが7ダイヤル音7状態にあれば、信号音発生
器はタイムスロツト・メモリからこの状態ワードを受信
し、タイムスロツトの1マイクロ秒の期間中、時分割母
線にダイヤル音を供給する。同時に、信号音発生器は電
鈴状態や話中状態のタイムスロツトの受信時に時分割母
線へ呼出音や話中音を供給する。一般的記載一第1図、
第2図 第1図、第2図はタイムスロツトとタイムフレームが繰
返して生起する群を形成するように配置されている様子
とともに、タイムスロツトとフレーム間の関係を示して
いる。
第1図の上端の線はマイクロ秒の時間を表わし、縦線は
周期的に生起する64の群(0・・・・・・63)に割
当てられている各マイークロ秒を表わす。
最左端のマイクロ秒の線は63と名付けられており、1
群の最後のマイクロ秒を表わしている。タイムスロツト
は第1図上で、タイムスロツト間の時間関係とともに、
各タイムスロツトの期間を示すような位置に描れている
故に、最上部のタイムスロツトは63と名付けられてお
り、第1群のマイクロ秒63と次群のマイクロ秒0との
間にわたつている。次のタイムスロツトは0と名付けら
れており、マイクロ秒0からマイクロ秒1へ及んでいる
。この群の残りのタイムスロツトは1から63の名前が
付けられており、それぞれ1マイクロ秒の間隔である。
第1図の下部はOから63に名付けられているフレーム
の1つの群を示している。
最初のフレームはフレーム0と名付けられており65マ
イクロ秒の時間間隔であり、タイムスロツト0の最初に
示されている発生時に始まり、次群のタイムスロツトO
の終了時点で終結する。他のフレームも各々65マイク
ロ秒の時間間隔であり、各々65タイムスロツトにわた
つている。第2図もまた複数個のタイムスロツトとフレ
ーム、およびタイムスロツトとフレーム間の時間関係と
ともに各タイムスロツトと各フレームの時間間隔を表わ
している。
第2図の上端の線は繰返して生起する1マイクロ秒のタ
イムスロツトの複数個の群を表わしている。第2図上の
残りの線は各フレームの期間を含む複数個のフレーム、
およびフレームとタイムスロツト間の時間関係とともに
、異なるフレーム間の時間関係を図示している。例えば
上から第2番目の線はフレームOを示しており、その6
5マイクロ秒の期間はタイムスロツト0の最初に示され
た生起時の開始時点から始まり、タイムスロツトOの次
の生起時の終了時点で終結する。フレーム1はタイムス
ロツト1の第2番目の生起時で始まり、タイムスロツト
1の第3番目の終了時で終結する65マイクロ秒の期間
にわたつている。一般的記載一第3図 第3図は本発明のシステムを図で表わしたものである。
システムは基本的に制御装置304と素子301,30
5,313,315のような複数個のハードーウエア・
メモリと、1個のタイムスロツト・フレーム制御機構3
03と、1個の加入者線スイツチ制御機構316と、複
数個の加入者線スイツチ311と、加入者線回路から局
へ通じている複数個の導線対312とを含む。システム
はまた複数個の母線と、導線と、レジスタ329とを、
異なるシステム要素間の情報交換に必要とされるゲート
と共に含む。タイムスロツト・フレーム制御機購はフレ
ーム計数器303Aと、タイムスロツト計数器303B
と、比較器303cとを含む。
タイムスロツトとフレームの計数器はシステムの現在の
タイムスロツトおよびタイムフレームの状態を表示する
出力を供給し、比較器303cはフレームとタイムスロ
ツト計数器の設定値間の一致を検出し、このような各一
致の検出時にフレーム計数器を1位置だけ進める。SA
Mメモリ(タイムスロツト番地メモリ)301は各タイ
ムスロツト用に1ワード(語)を含んでおり、このよう
な各ワードの内容はタイムスロツトに割当てられた呼の
現在の呼状態を示している。
即ち、タイムスロツトに呼が割当てられていなければ、
メモリの対応する位置はタイムスロツトが現在空きであ
ることを示す′1空き2状態ワードをもつ。タイムスロ
ツト計数器303Bは各マイクロ秒に1度、その出力導
線310を通してSAMメモリ301へ信号を与える。
この信号はSAMメモリに指示された呼のタイムスロツ
トの状態ワードを読出させ、母線317を通して処理装
置304へ伝えさせる。処理装置でこの状態ワードが受
信されると、処理装置は状態ワードが受信されると、処
理装置は状態ワードにより表わされるプログラム番地へ
進まされる。処理装置は呼処理に必要な情報交換のため
、プログラムの制御下で、ゲート開閉およびその他の種
類の制御信号をシステムの各種の要素へ供給する。後に
より詳細に議論される力(システムの動作を記載するた
めに、システムはフレーム1からフレーム2へ進むと仮
定し、またフレーム2は現在空き状態にあり、呼のサー
ビスをしていないと仮定する。
この場合、7空き2状態ワードは現在、SAMメモリの
タイムスロツト2のワード内に蓄積されている。タイム
スロツト計数器303Bはその出力導線310を通して
SAMメモリの左側人カへ2を加え、次にSAMメモリ
はその下部出力ヘタイムスロツト2の7空き7状態ワー
ドを読出し、それを経路317へ加える。この経路は処
理装置のジアップ番地入カへ通じており7空き7状態ワ
ードが受信されると処理装置は状態ワードによつて識別
されるプログラム・サブルーチンの制御下に置かれる。
空き状態のフレームとタイムスロツトの検出時のシステ
ム機能は、サービス要求用の空き端子対を走査するため
である。
今記述している呼びに対して、処理装置は経路307を
通じて信号を与え、PAC(端子対番地計数器)計数器
314を1状態だけ進ませる。このPAC計数器は各端
子対あるいは加入者回線を表わす状態を持つており、サ
ービス要求を検出するのに使われる。PAC計数器が1
位置だけ増加するとき、その内容は端子対バツフア30
9へ伝達される。端子対バツフア309は端子対番地を
受信し、それを一時的に蓄え、その情報を母線320を
通して加入者線スイツチ制御機構316へ伝える。この
情報の受信により、制御機構は対応する加入者回線を検
査し、その現在のオンーフツク/オフーフツク状態を決
定する。この情報は導線322を通して制御機構に返さ
れ、次に制御機構はこれを経路321を通して比較母線
308へと受渡す。母線308は処理装置304の比較
入カへと通じており、ここで受信された情報は加入者回
線の現在の監視状態を処理装置に知らせる。もし端子対
が空き、あるいはオンーフツクのとき、PAC計数器は
再び経路307を通して処理装置により進められ、次の
端子対が調べられ、この端子対の監視状態に関する情報
が比較母線308を通して処理装置304へ送り返され
る。この過程はフレーム2へ配分された65マイクロ秒
の処理時間が終了するまで、あるいは1端子対がオフー
フツク状態にあることが見い出されるまで続行される。
オフーフツク状態は正しいサービス要求を表わすもので
あり、それはまた加入者線が現在通話状態にあることも
表わし、回線の瞬時的な接触や雑音であることも表わす
メモリ305、および特にこのメモリのBIM(空塞メ
モリ)部は、検出された端子対のオフーフツク状態が新
たなサービス要求を表わしているかどうかを決定するの
に使われる。端子対番地バツフア309内の現在の端子
対番号はここで経路320を通してメモリ305の左側
入カへ加えられ、処理装置のゲート開閉信号によつてB
IMメモリへと導かれる。
この端子対番号を受信することによりメモリは端子対の
現在の空塞状態を表わす情報を読出させられる。この情
報は経路323を通して比較母線308へ加えられ、次
に処理装置の比較入カへ加えられる。もしBIMメモリ
がその端子対は話中であると示すときは、これはその端
子対は他のタイムスロツト中の他の呼びに使用されてい
ることを意味する。この場合、端子対の走査はPAC形
数器314の制御下で続行される。反対に、もしBIM
メモリから受信した情報が端子対は直前の走査時には空
きであつたことを示すときは、端子対の現在のオフーフ
ツク状態は新たなサービス要求を表わすことになる。
しかし、それは例えば回線の瞬時的な接触のような過渡
状態を表わすこともあるので、その端子対の現在のオフ
ーフツク状態が正しいサービス要求を表わしているのか
どうかを、フレーム2のこの生起期間中には確実に決定
することはできない。このような決定を助けるために、
話中表示はここでは端子対8と仮定する現在の走査端子
対に関連するBIMメモリのワードヘ書込まれる。端子
対8の話中表示がBIMメモリに書込まれた後、処理装
置は経路302を通して信号を出し、SAMメモリのタ
イムスロツト2の部分内の7空き7状態ワードを消去し
、この位置へ1フツク照合2状態ワードを書く。
フレーム2とタイムヌロツト2を表わす2はPAM(端
子対番地メモリ)メモリ313の端子対8用の通話タイ
ムスロツト部へ書込まれる。端子対8の番地情報は端子
対番地バツフア309からPAMメモリの左入カヘ与え
られ、2は現在のフレーム番号を蓄積しているフレーム
番地バツフア326によつてPAMメモリの通話タイム
スロツト部の上部人カヘ与えられる。このフレーム番号
はフレーム計数器303Aから経路306を経て、フレ
ーム番地バツフアによつて受信される。以上でフレーム
2のこの生起期間中において呼に対してなされる全作業
を完了する。
比較器303cはフレームとタイムスロツト計数器が共
に2の位置にある、フレーム2に割当てられた最後のマ
イクロ秒を検出する。この時点の後、比較器はフレーム
計数器を1位置進めてフレーム3にする機能も含む多数
の制御機能を実行する出力信号を発生する。システムは
次にフレーム3に対する作業を実行し、それが終ると各
タイムスロツトに割当てられたメモリのSAM部内に書
かれた呼状態ワードに従つて、次のフレームに対する作
業を実行する。次に、システムはフレーム2へもどり、
SAMメモリのタイムスロツト2の部分内にその時点で
蓄積されている7フツク照合7状態ワードが経路317
を経て処理装置304のジヤンプ番地入力へ加えられる
これによつてシステムは7フツク照合7サブルーチンの
制御下に置かれる。フレーム2のこの2回目の生起時に
、2のフレーム番号はPAMメモリ313の通話タイム
スロツト部へ加えられる。これによつてPAMメモリは
フレーム2とタイムスロツト2へ現在接続している1個
あるいは複数個の端子対を示す番号に対する内容指定し
た探索を実行させられる。ここでは端子対8が仮定され
ており、従つてPAMメモリは内容指定した探索を実行
し、経路325を通して端子対番地バツフア309へ8
を加える。この8はここから経路320を通して加入者
線制御機g316へ加えらわる。この情報を受信するこ
とによつて、制御機構316は端子対8の現在の監視状
態を決定し、監視状態を表わす情報を経路321と30
8を通して処理装置304へ返送する。もしこの端子対
がこの時点でオンーフツクならは、処理装置は先のオフ
ーフツク状態は正しいサービス要求を表わしていなかつ
たと結論する。そして処理装置はBIMメモリ内の端子
対8の話中表示を消去し、PAMメモリ313の通話タ
イムスロツト部内の端子対8とタイムスロツト2間の関
係を消去する。反対に、もし端子対8がオフーフツク状
態であれば、処理装置はこれは正しいサービス要求であ
ると結論し、起呼加人者線を発信レジスタ329ーへ接
続するのに必要な作業へと進む。この時点で必要な最初
の機能はSAMメモリのタイムスロツト2の部分の状態
を、7フツク照合7から7発信レジスタ要求/′へ変え
ることである。これはフレーム計数器303Aから経路
306を通してSAMメモリの右側へ加えられた2の制
御下、および処理装置304から経路302を通してS
AMメモリの上部人カヘ加えられた7発信レジスタ要求
7状態ワードの制御下で行われる。これら2項目の情報
は共同して、SAMメモリのタイムスロツト2のワード
内にI′発信レジスタ要求〃の新らしい状態ワードを書
込む。〃発信レジスタ要求2がSAMメモリ内に書込ま
れた後、システムはフレーム2のこの生起期間にはそれ
以上の作業を行なわない。
システムは続いて他のフレームやタイムスロツトに対す
る作業を実行する。フレーム2の次の生起時に、〃発信
レジスタ要求7状態ワードはSAMメモリから続出され
、処理装置によつて受信されて、処理装置はこの時、シ
ステムに空き発信レジスタを選択させるプログラム・サ
ブルーチンの制御下に置かれる。システムは永久番地メ
モリ315に信号を加え、次にこれが第1の発信レジス
タの端子対番号を端子対番地バツフア309へ加えるこ
とにより、1個の発信レジスタを選択する。この端子対
番号は端子対番地バツフア309により母線320へ加
えられ、制御機構316に第1の発信レジスタ329−
Aの空塞状態を決定せしむる。もしこの発信レジスタが
空きならば、これは呼の使用に捕捉される。もしそれが
使用中ならば、第1の発信レジスタの端子対番地をHA
M(捜線番地メモリ)メモリ305へ加えること、およ
び次の発信レジスタの端子対番号を経路325を通して
端子対番地バツフア309へゲ゛一ト出力することによ
り、次の発信レジスタの端子対番号が引き出される。こ
の方法で、複数個の発信レジスタが空きの1個が見付か
るまで、継続して調べられる。空き発信レジスタが見付
かつたとき、この情報は経路321と308を通して処
理装置304へ加えらべ処理装置はその時点でPAMメ
モリ313内の書込動作を実行し、レジスタの端子対番
号をフレーム2に関連付ける。
これは発信レジスタの端子対番号を端子対番地バツフア
309から経路320上のPAMメモリの左側へ加える
ことと、2のフレーム番号をフレーム番地バツフア32
6から通話タイムスロツト・フイールドの上部入カへ加
えることと、PAMメモリに所望の書込動作を実行させ
るのに必要なゲート開閉信号を経路307から加えるこ
ととにより行われる。同時に処理装置はSAMメモリ内
のフレーム2に対する呼状態ワードを、7レジスタ要求
7から7ダイヤルトーンモと変化させる。呼が6ダイヤ
ルトーン゛状態へ変えられた後に、起呼加入者は信号音
発生器328から時分割母線TDBへ与えられたダイヤ
ルトーンを聞く。
信号音発生器はその入力で母線317へ接続されており
、タイムスロツト計数器がタイムスロツトからタイムス
ロツト毎マイクロ秒に1回SAMメモリを進めるときシ
ステムでサービスを受ける各々の呼に対する呼状態を受
信する。信号音発生器は複数個の信号音源と1個の復号
器を含んでいる。入力信号として信号音発生器へ加えら
れた呼状態ワードは、信号音発生器が所望の信号音を時
分割母線へ印加するようにさせる。故に、この時点では
1ダイヤルトーン7状態ワードの受信は信号音信号発生
器にダイヤルトーンを発生させ、それをタイムスロツト
2の各生起期間中に時分割母線へ加えるようにさせる。
ダイヤルトーンを聞いたとき、発信加入者は被呼電話機
10進数をダイヤルし、呼に割当てられたレジスタは従
来の方法でこれらの10進数を受信、記録する。SAM
メモリ内の呼状態は最初のダイヤルパルスが検出された
とき変更される。これは信号音発生器328にタイムス
ロツト2の期間中のダイヤルトーンを時分割母線から除
去させる。被呼番号がダイヤルされている間にフレーム
2の複数個の生起が起こる。
このような各生起期間中、処理装置は母線308上の信
号を検査して呼に割当てられた発信レジスタ329から
ダイヤリング信号の終了が受信されたかどうかを決定す
る7ダイヤリングJャTブルーチンの制御下に置かれる。
もしこのような信号が受信されなければ、処理装置30
4はフレーム2の生起の残りの期間中、何の作業も実行
しない。最終的にはフレーム2の後に続く生起時にダイ
ヤリング信号の終了が検出されるであろう。
この時点で、発信レジスタ329の内容はTAM(通話
番地メモリ)メモリ339へゲートで移され、TAMメ
モリはダイヤルされた番号を端子対番地情報へ翻訳し、
それを端子対番地バツフア309へ入れる。次に被呼加
入者線の端子対番地は、母線320を通して被呼加入者
線の空塞状態を調べる加入者線スイツチ制御機構316
へ加えられる。もしその加入者線が話中のとき、この表
示は経路321と308を通して処理装置304へ返さ
れ、処理装置はSAMメモリ内の呼状態を7ダイヤリン
グ7から7話中7へと変える。次にこれは信号音発生器
に話中音を時分割母線へ加えさせ、発信加入者に被呼加
入者線は話中であることを知らせる。反対に、もし被呼
加入者線が空きならば、被呼加入者線の端子対ワード用
のSAMメモリの通話タイムスロツト部に2を書込むこ
とによつて、その端子対番号はタイムスロツト2と接続
される。この時点でA1が同じ端子対用のMとPフイー
ルドに書込まれ、この端子対は被呼端子対であることを
示す。被呼端子対が空きであると見付かつた後、呼の状
態はSAMメモリ内で7電鈴7へ変化する。
これによつて電鈴音が信号音発生器328から起呼加入
者へ送り返され、電鈴電流が制御機構316から被呼端
子対へ加えられる。被呼加入者線が応答の後、呼状態は
SAMメモリ内で7通話〃へと変化し、両方の加入者は
タイムスロツト2の各生起期間中に実質的に相互接続さ
れる。
これは起呼および被呼端子対の加入者線スイツチをタイ
ムスロツト2の各生起期間中に閉じさせる加入者線スイ
ツチ制御機構316の制御下で実行される。制御機構3
16は経路310を通してタイムスロツト計数器308
Bからタイムスロツトの番号情報を受信し、この情報を
用いて呼に割当てられた端子対の加入者線スイツチを閉
じる。制御機構316はPAMメモリ313メモリに類
似している内容指定の可能なメモリを含み、このメモリ
が各端子対のタイムスロツトとの現在の関連を示す情報
を蓄積する。例えば起呼端子対8がタイムスロツト2へ
割当てられた場合のように、1端子対が1タイムスロツ
トに割当てられたとき、端子対番号は母線320を経て
制御機構316へ加えられ、2のタイムスロツト番号は
経路310を通して制御機構316へ加えられる。処理
装置304からの適当なストロープあるいはゲート開閉
信号によつて、制御機構316内の内容指定可能なメモ
リはタイムスロツト2を端子対8へ関連付ける。同様に
、被呼端子対が空きであると見付けられたとき、その端
子対番号ぱ母線320を通して制御機構316へ加えら
れ、経路310を通してタイムスロツト計数器から受信
された2のタイムスロツト番号の制御下でメモリへ書込
まれる。タイムスロツト2の後続の各生起時に、制御機
構316でタイムスロツト番号が受信されることにより
、そのメモリに内容指定した探索を実行させ、タイムス
ロツト2に関連付けられているすべての端子対を識別さ
せる。各端子対は導線330中の1個と接続されている
。各タイムスロツトの期間中、出力電位がタイムスロツ
トに現在接続している各導線へ供給され、その加入者線
スイツチを動作させる。この機構により、タイムスロツ
ト2の期間中にサービスを受ける呼の加入者線スイツチ
は閉じらへ時分割母線に接続され、従つて互いlこ接続
されることになる。発信レジスタ端子対のタイムスロツ
ト2との接続は解除されそのBIM内のワードはPAM
メモリ内の該端子対の通話タイムスロツト・フイールド
内にOが書込まれることによつて呼の応答があつたとき
空きが記録される。2個の電話機が接続された後、シス
テムは呼に割等てられた各端子対の現在の監視状態を決
定するために、フレーム2の後続の各生起時にPAMメ
モリ上で内容指定した探索を実行する。
これは2のフレーム番号をフレーム番地バツフア326
からの経路上にPAMメモリの上部入カヘゲート出力す
ることによつて行われ、PAMメモリは起呼および被呼
端子対番号を連続して端子対番地バツフアへ入れる。こ
のような各番号が端子対番地バツフアへ入れられると、
これは制御機構316にその端子対に接続している加入
者線の状態を検査させ、状態情報を経路321と308
を経て処理装置304へ返送させる。両端子対がフレー
ム2の各生起時にオフーフツクである限り、呼は継続す
る。一方あるいは両方の端子対のオンーフツク状態は、
一方あるいは両方の加入者が呼を中止したときに検出さ
わる。これは処理装置304へ戻して報告され、その後
ここで書込み動作によりメモリを初期設定し、フレーム
2あるいはタイムスロツト2と任意の端子対間の関連を
解除する。第4,5,6図の詳細な記載第4図、第5図
、第6図は第7図に示されているように構成されたとき
、本発明を含むシステムの詳細を表わしている。
第4図の大部分はプログラム蓄積を含む処理装置の詳細
を、メモリに接続している復号器およびゲートとともに
表わしている。第4図は更に処理装置の論理動作を実行
する比較器を表わしている。第5図と第6図はハードウ
エア・メモリを含むシステムの残りの部分を、メモリ間
で情報を交換する回路とともに表わしている。第6図の
右下隅は時分割母線619と、時分割母線へ接続された
加入者線スイツチ612一とを、加入者線スイツチに接
続された電話機632−とともに表わしている。システ
ム動作が実行される速度は普通に設計された1メガヘル
ツ発振器501によつて制御される。
この発振器はOから63と名付けられた64の計数位置
をもち、発振器501の毎周期ごとに1位置進むタイム
スロツト計数器502を駆動する。計数器502は2進
数型であり、計数器の現在の位置がシステムにより現在
サービスを受けているタイムスロツトを表わす。計数器
502は経路507を通してタイムスロツト番地メモリ
(SAM)507の左入カへ出力を供給する。計数器5
02はまた経路502Bを通して、比較回路503へも
その現在の計数値を示す出力を供給する。フレーム番地
計数器504は後に続いて記載するように毎65マイク
ロ秒に1度進み、現在のフレーム計数値、即ち呼情報が
現在処理されているタイムスロツトを表わす。計数器5
04もまた2進数型であり、0から63と名付けられた
64状態をもつ。計数器504の現在の設定値は導線5
04Aを通して比較回路503へ、および経路504B
を通してゲート514の一方の入カへ与えられる。比較
回路503はタイムスロツト計数器502の計数値がフ
レーム計数器504の計数値に一致したとき、経路50
3Aへ出力を出す。経路503A上のこの出力信号はタ
イムスロツト論理回路505へ加えられ、ここで後に記
載する手段によつて、一つの機能が新らしいフレームの
各生起時に計数器504を1位置進めることである多く
の機能を実行する。比較回路503にc友例えばペンテ
イス・ホール社1972年発行のマツ著7コンピユータ
論理設計〃の99ページに議論ざ箭C応ような、任意の
通常型の比較器が使える。システムは現在タイムスロツ
ト1の呼を処理しており、従つてフレーム計数器504
は現在1の計数値を示していると仮定することによつて
、システム動作の記載を始める。この1は経路504A
を通して比較回路503へ加えられる。比較回路の機能
はタイムスロツト計数器502がフレーム計数器504
と同一の状態にあるかどうかを決定することである。
この条件が検出されるときには常に、比較回路503は
導線503Aを通してタイムスロツト論理回路505の
H人力へ信号を加える。タイムスロツト論理回路505
のD出力はH入力に対して1マイクロ秒の遅延を与える
。この1マイクロ秒の遅延の後、パルスがD出力から経
路506上のフレーム計数器504の右入カへ加えられ
、計数器504を1位置増加させる。既に記したように
、フレーム計数器504は1の位置にあり、タイムスロ
ツト計数器502はその1の位置へ進み、比較回路50
3は両計数器が現在1の位置にあることを検出すると仮
定する。第2図上でこの状態は上部の線上の1と名付け
られた第3番目のタイムスロツトによつて表わされてお
り、タイムスロツト1のこの生起の開始時点では、シス
テムはフレーム1に対するタイミング図によつて示され
るようにフレーム1状態にある。比較回路503はタイ
ムスロツト1のこの生起の開始時に出力パルスを発生し
、このパルスをタイムスロツト論理回路505へ供給す
る。17イクロ秒の遅延の後、タィムスロツト論理回路
はフレーム計数器504を1状態進めの2の位置にする
パルヌを発生する。
これはシステムをフレーム2状態にし、ここでシステム
はタイムスロツト2に割当てられた呼を処理する、ある
いは呼が現在タイムスロツト2に割当てられていない場
合には他の作業を実行する。発振器501は、タイムス
ロツト論理回路の出力がフレーム計数器504を増加さ
せて2の位置にすると同一時点で、タイムスロツト計数
器502を1状態増加させて2の位置へと進める。
この状態増加させて2の位置へと進める。この状態は第
2図上で2と名付けられた最後から2番目のタイムスロ
ツトによつて表わされている。第2図を見ると、このタ
イムスロツトの開始はフレーム2の開始と一致している
ことが分る。現在2を内容にもつタイムスロツト計数器
502の上部出力は経路502Aを通してSAMメモリ
素子507の左入カへ加えられる。SAMはランダム・
アクセス・メモリであり、各タイムスロツトに対するワ
ード位置を持つ。このSAMメモリはその左入力でのタ
イムスロツト情報の受信に応答して、タイムスロツト2
のワードの現在の内容を母線508Aへ供給する。後に
記載するように、各タイムスロツトに対するSAMメモ
リの内容はそのタイムスロツト期間中にサービスを受け
る呼の現在の状態を表わす。
故にSAMメモリ507のワード2の内容はタイムスロ
ツト2の期間中にサービスを受ける呼の現在の状態を表
わす。左入力502Aで2を受信することに応答してS
AMメモリ507はタイムスロツト2でサービスされる
呼の現在の状態を表わす情報を符号化形式にして母線5
08Aへ加える。この情報はこの後、呼状態ワードある
いは呼状態として呼ぶことにする。母線508Aへ加え
られた呼状態ワードはタイムスロツト論理回路505の
B出力の制御下でアンド・ゲート509を通して伝えら
れており、このアンド・ゲートから母線508Bを通し
てゲート402の下部入カヘ加えられる。
オア・ゲート401の入力上のBパルスはこのゲートを
通過し、この時点でゲート402の上部入カヘ加えられ
、これによつて母線508B上の情報はゲート402を
通過し、プログラム(Pと略す)カウンタ403の中へ
入る。Pカウンタはプログラム蓄積部14用の番地カウ
ンタを含んでいる。Pカウンタは先に記したマノ著7コ
ンピユータ論理設止の188ぺージに記されているよう
な結合して拡張可能な任意複数個の2進計数器から成つ
ているものを使える。プログラム蓄積は複数個のシステ
ム・サブルーチンを含み、ここでの各サブルーチンの最
初のワードのメモリ内での番地は呼状態ワードである。
逆に、システムの起りうる各呼状態に対するプログラム
サブルーチンが存在する。Pカウンタ403のタイムス
ロツト2に対する現在の呼状態への設定は、プログラム
蓄積への命令を形成し、呼状態に関連するサブルーチン
の番地へ進ませる。プログラムの実行により、プログラ
ム蓄積の各種フイールドから情報信号がメモリの表示さ
れた各部から下方へのびている導線へと与えられる。ダ
イムスロツト2の現在の呼状態がタイムスロツト2は現
在呼のサービスを行つていないことを示す′5空き7で
あると仮定しよう。この場合、7空き7の状態ワードは
既に記したように母線508Bを通リゲート509と4
02を経てPカウンタヘ入る。7空き7状態ワードは実
際にはプログラム蓄積部内のシステムの空きプログラム
・サブルーチンを構成するワード系列の先頭番地を構成
している。
このサブルーチンはシステムに空きタイムスロツトに関
係する作業機能を実行させる。これらの機能のうちーつ
はサービスを要求している電話機を示す番号を決定する
ために、空き端子対(加入者線スイツチ612)を走査
することである。この機能は第6図のPAC(端子対番
地計数器)回路602の制御下で実行される。PAC計
数器602は時分割母線619上の各端子対612毎に
1状態を持つている。空きタイムスロツトに遭遇したと
きのこの計数器602の計数値は、最後の空きタイムス
ロツトの処理期間中に走査された端子対の番地を表わす
。PAC計数器は制御■4と116の信号を第4図の人
出力(1/Oと略す)復号器406から受信する。この
■/O復号器は2進番地フイールドに応答してn個中の
1個の制御動作を行なわせる任意の通常の2進復号器(
先に記したマノ著/7コンピユータ論理設計1′108
ページ参照)を使用できる。好ましい実施例では、5ビ
ツトの2進フイールドが16信号に復号される。信号は
導線14を通して受信さヘ PAC計数器を1状態進め
、一方導線■16を通して受信された信号はPAC計数
器をクリアする。ここでI/0復号器406は導線■4
〜パルスを出し、次の端子対の走査の準備としてPAC
計数器を1段増加させる。PAC計数器は初期に端子対
7に対応する7の計数値であり、■/0復号器によつて
端子対8に対応する8の計数値に増加させられると仮定
しよう。PAC計数器の内容はここでアンド・ゲート6
30と605を経て、フリツプーフロツプの組合せを含
む端子対番地バツフア606へ並列に転送される。
この転送は制御ゲート405からアンド・ゲート630
のG3入カヘ加えられるパルスと、OP復号器によりア
ンド・ゲート605へ加えられるZ7パルスとによつて
実行される。端子対番地バツフア606内に蓄積された
8は次に母線609を通してフツク選択回路610へ転
送される。フツク選別器は実質的に出力615を経路6
09上の端子対番地情報により指定される入力導線61
1−の1本へ接続する多重化器を含む。各導線611−
はフツク選択器610と加入者線スイツチ612−のう
ちの1本間を結んでいる。各加入者線スイツチはそれが
現在話中か空きかを示す信号を、連続的にその導線61
1−へ出す。経路609上で端子対8の番地を受信する
ことに応答して、フツク選別器610はその出力615
へ加入者線8の状態を表わす信号を出す。この信号はア
ンド・ゲート613を通過し、経路614Aを経て比較
母線512へと伝わる。母線512は第5図から第4図
上の比較器409の人力へと絖いている。比較器409
はフツク選別器から伝達された信号を受信し、プログラ
ム蓄積部404の比較フイールドから受信された情報の
制御下で後に続いて記載する方法で動作し、この時点で
必要とされる追加のシヌテム動作を制御する。端子対8
のオフーフツク信号がフツク選別器610により受信さ
れ、比較器409へ加えられた仮定しよう。比較器40
9は比較回路503用に言及した任意の通常形式の比較
器から成つているものを使える。比較器409はフツク
選別器から受信した信号をプログラム蓄積部404の比
較フイールドから受信と比較し、一致が検出されたか否
かを示す信号を経路409Aを通して第4図のゲート4
11へ加える。排他的オア・ゲート411の他方の入力
はプログラム蓄積部404のWフイールドへ接続されて
おり、後に詳細に記載するように、Wフイールドから受
信された信号は比較フイールドから受信された信号と共
に、システムがフツク選別器から受信された信号がオン
ーフツクあるいはオフーフツク状態を表わしているか否
かを決定することを可能にする。ゲート411の出力4
11Aは0P復号器へ接続されており、プログラム蓄積
部の0Pフイールド内の情報と共に、0P復号器をして
導線Z1からZ8へ加えられる電位を制御させる。0P
復号器にはシステム・クロツク407によつて駆動され
、リード線411Aにより動作させられる通常のn個中
の1個に復号する復号器を使用できる。
比較母線512はシステムの多数の異なる回路素子へ接
続されている。
これらの各種の素子が出力情報をこの母線512へ出す
時間と順序は、比較フイールド制御部408により決定
される。比較フイールド制御部408はI/O復号器4
06用に記した型式の通常のn個中の1個に復号する復
号器である。この制御部408はC1からCl2と名付
けられた多数の出力を持ち、これらの各々は異なるシス
テム素子へと接続されている。出力C−が活性化される
順序は、プログラムが現在プログラムを呵御しているサ
ブルーチンのワードからワードへ進むとき、プログラム
によつて決定される。この時点で比較フイールド制御部
408は信号をその出力導線C1へ供給し、BlM(空
塞メモリ)素子510を動作させる。
BIMの入力は現在、端子対番地バツフア606から端
子対8の表示としての8を受信している。比較フイール
ド制御部からのC1パルスに応答して、ゲート511が
働かされBIMのワード8の現在の内容が出力され、端
子対8が先行の走査時に話中であつたか、あるいは空き
であつたかを示す。この情報は比較器409で受信さわ
、ここでフツク状態の決定と類似の方法で、端子対8が
先行の走査時に話中であつたか空きであつたかが決定さ
れる。端子対8がその先行走査時に空きであり、この情
報はBIMメモリからゲート511を経て比較母線51
2へ与えられていると仮定しよう。
またフツク選別器610からの端子対8の現在の状態は
オフーフツク状態を表わしていると仮定する。この現在
のオフーフツク状態は新たなサービス要求を表わすこと
もあり、反対に回線の瞬時的な接触あるいは雑音信号を
表わすこともあり得る。以下にシステムが端子対8の現
在の状態が正しいサービス要求を表わしているかどうか
を決定する方法を記す。ここでフレーム2のこの生起に
対して使用できる処理時間は65イクロ秒だけであり、
また1端子対のオフーフツク状態が回線の瞬時的な接触
や雑音でなく正しいサービス要求であるかどうかを決定
するのには典型的に最低4ミリ秒を要することが知られ
ている。故に、この決定はフレーム2のこの65マイク
ロ秒の生起期間中には行うことができない。以上を部分
的に要約すると、SAMメモリ507のタイムスロツト
2の部分は現在7空き7呼状態ワードを含んでおり、こ
れによつてシステムのタイムスロツト2は現在、呼のサ
ービスをしていないことを示していることが述べられて
いる。
フレーム2のこの生起に対して、端子対がPAC計数器
602の制御下でいかにして走査されるかが記されてお
り更に端子対8の走査はその端子対8はオフーフツク状
態であつたことを示しており、このオフーフツク状態は
おそらく新らしいサービス要求を表わしているであろう
ことが仮定されている。これが事実なら、ここでSAM
メモリ507のタイムスロツト2に対する呼状態ワード
を7空き′1から7フツク照合′7に変える必要がある
。SAMメモリ内の各種の呼状態ワードは現実には2進
ビツトの各種の組合せから成つている。しかしながら、
このようなビツトの各組合せを、組合せによつて表わさ
れる呼状態として言及するのが便利である。フレーム計
数器504は現在2の計数値にあり、この計数値は2を
表わす出力信号を導線504Aを通してSAMメモリ5
07の右側入カへ加える。
このSAMメモリの右側入力はメモリ内への書込動作用
の番地指定の制御をするのに使われる。左側入力502
Aはタイムスロツト計数器502の出力に接続されてお
り、SAMメモリの読出し用の番地指定を制御する。書
込動作用に右側入力に加えられた2の番地により、プロ
グラム蓄積部404とI/0復号器406は信号を導線
115上に発生し、これをSAMメモリの上部入カへ加
える。2フツク照合7ワードを表わす2進ビツトの組合
せはプログラム蓄積部404のフレーム番地および端子
対番地により母線412へ加えられる。
これらの2フイールドは規則どおりにゲート405を制
御し導線G1からGllへ加えられる信号を発生させる
。制御ゲート405は/0復号器406用に記した型式
の通常のn個中の1個を復号する復号器を含む。しかし
ながらこの時点で、これら2フイールド内の情報はSA
Mメモリ内に書込まれるべき新たな状態ワードを表わす
。7フツク照合7の新らしい状態ワードはここで2フイ
ールドから共に、母線412を通してSAMメモリの上
部入カへと加えられ、そのタイムスロツト2へJャtツク
照合7を書込む。
//フツク照合7ワードは実際にはプログラム蓄積部4
04内の7フツク照合7サブルーチンの先頭ワードの2
進番地から成つている。
7フツク照合7サブルーチンはシステムJャtツク照合7
状態にある呼に必要とされる作業機能を実行させる。
呼は起りうるオフーフツクのサービス要求が検出される
時点から、システムがそのオフーフツクは正しいサービ
ス要求を表わしているか否かを決定する時点まで、7フ
ツク照合7状態に留まる゛。続いて次に、システムがい
かにして端子対8をタイムスロツト2に関連付けるか、
換言すれはタイムスロツト2は端子対8に接続している
呼にサービスをしていることを表わす情報をシステムは
いかにして蓄積するかについて記す。この関連を表わす
情報は各端子対に対して1ワードを含むPAM(端子対
番地メモリ)513により蓄積される。その左人力で、
PAMメモリは端子対番地バツフア606から繰返して
8を受信する。フレーム計数器504内で2が発生する
と、この2はGll信号によつてゲート514を通つて
伝搬し、フレーム番地バツフア515内へ人る。このバ
ツフア515は基本的に現在のフレーム計数値を蓄積す
るフリツプ・フロツプの組から成つている。その後、処
理装置304で決定された時点で、2のフレーム計数値
はフレーム番地バツフア515からZ8信号によりゲー
ト516を通過させられて、母線517に加えられ、端
子対8のワードの通話タイムスロツト・フイールドへと
入れる。この2はI/0復号器406からの導線7上の
書込信号の制御下で、通話タイムスロツト・フイールド
内へゲートを通して入れられる。プログラムが2のフレ
ーム計数値をPAM通話タイムスロツト・フイールドへ
書込んだ後、話中マークがBIMメモリ510へ書込ま
れ、端子対8が現在話中であることを示す。
これは母線609上の端子対8の番地をBIMメモリの
左側へ加え、/O復号器406からの導線13上の信号
の制御下で話中マークをこのBIMメモリの端子対8の
ワード部分へ書込むことにより達成される。BIMメモ
リ510内へ話中マークを入れる目的は、他のタイムス
ロツトが端子対8を選択したり、端子対8にサービスを
行なうことのないように保証することである。このとき
、2がPIPメモリ601の適切な部分へ書込まれるこ
とを必要とする。
このメモリ601の機能は、呼を含む各加入者線スイツ
チがオンに切換られ、呼に割当てられたタイムスロツト
の期間中は時分割母線619へ接続されるように、加入
者線スイツチ612−を制御することである。今ここで
記載している呼に対しては、タィムスロツト2が割当て
られると仮定しており、従つて2がPIPメモリの端子
対8の部分へ書込まれることが必要となる。これは次の
ような方法で達成される。A2が多重化器620のS入
力に加えられて、多重化器がこの時点では存在していな
い/0復号器406からの18信号によつて禁止されて
いなければ、この2は多重化器を通過してPIPメモリ
の下部入カへ到する。端子対番地バツフア606からの
8はこのとき母線609を経てPIPメモリの左入カへ
加えられている。フレーム期間中の適当な時点で、PI
P論理回路617の11入力上の信号はフリツプ・フロ
ツプをセツトし、続いてタイムスロツトとフレームの両
計数器が2の計数値となるフレーム2の最後の1マイク
ロ秒の期間中、比較回路503はそのD出力上に信号を
発生し、このD信号をPIP論理回路617の右入カへ
加える。このD信号は先行するフリツプ・フロツプのセ
ツト動作と共に、書込信号をPIPメモリ6旧へ供給し
、端子対8のワード内に2を書込む。続いて詳細に記載
するように、タイムスロツト2の各後続の生起期間中に
、多重化器620のS入力上の2はPIPメモリの下部
入カへ加えられ、PIPメモリに内容指定した探索を行
わさせて、タイムスロツト2に現在接続されている全部
の端子対を決定させる。この探索の結果として、PIP
メモリは現在タイムスロツト2へ割当てられた呼にサー
ビスしている加入者線スイツチに接続されているその出
力導線621−に信号を供給する。この信号はこのよう
な各加入者線スイツチを動作させ、加入者線スイツチを
タイムスロツト2の期間中、時分割母線へ接続する。P
IPメモリ601の端子対8の部分内への2の書込みは
、端子対2に接続されている加入者線スイツチ、例えば
加入者線スイツチ612−8が各タイムスロツト2で時
分割母線へ接続されるように、端子対8をタイムスロツ
ト2へ機能的に接続する。
これでいかにしてタイムスロツト2を表わす2がPIP
メモリの端子対8の部分へ書込まれ、いかにしてこれが
フレーム2のこの生起を含む65マイクロ秒の最後の1
マイクロ秒の期間中に実行されるかが記載された。
システムはここでフレーム2を離れ、他のタイムスロツ
トに対する作業の実行へと進む。このようにしてフレー
ム計数器は3へ進み、システムはタイムスロツト3の期
間中にサービスを受けている呼に必要なすべての作業を
実行する。タイムスロツト計数器502は、各フレーム
時間毎にその計数が一巡し、フレーム時間の終了を決定
する制御機構であり、1フレームの65マイクロ秒の間
、比較回路503はタイムスロツト計数器とフレーム計
数器間の一致を検出し、システムを次のフレームへと移
す。フレーム2を離れた懺システムはフレーム2に続く
すべてのフレームに対する作業を実行して、次にフレー
ムOと1に対する作業を実行する。
フレーム1の時間の終了時、およびタイムスロツト計数
器502が状態1にあるとき、比較回路503はその上
部入力と下部入力の両方で1を受信し、1マイクロ秒の
後、タイムスロツト論理回路505はフレーム計数器5
05を1段階進めて状態2にする。タイムスロツト論理
回路はまたその出力Bにもパルスを出す。タイムスロツ
ト論理回路505のB出力が発生される時点までに、タ
イムスロツト計数器502は状態1から状態2へと進ん
でおり、タイムスロツト論理回路のD出力はフレーム計
数器を状態2へと進めている。タイムスロツト計数器か
らの2はこのときSAMメモリ507の左入カへ加えら
れる。これはSAMメモリにタイムスロツト2の現在の
状態ワードを母線508Aへ加えさせる。タイムスロツ
ト論理回路505のB出力は、この状態ワードが母線5
08Bを経てゲート402の下部入カへ加えられるよう
にゲート509を動作させる。ゲート402の上部入力
はこの時点でゲート401へ加えられたBパルスによつ
て活性化される。ゲート402の動作によりタイムスロ
ツト2の状態ワードはPカウンタ403内へ入れられる
。タイムスロツト2の現在の状態ワードは、プログラム
蓄積部404内の7フツク照合/′サブルーチンの先頭
ワード番地を表わす2進ビツトをもつ7フツク照合7で
ある。フレーム計数器504からの2は母線544Bへ
加えられ、制御ゲート405からのGll信号の制御下
でゲート514を通過し、フレーム番地バツフア515
内へ人れられる。ここから2は0P復号器407からの
Z8信号の制御下でゲート516を経て、PAMメモリ
513の通話スロツトフイールドの頭へ入れられる。同
時に、I/O復号器406からの18信号がこのPAM
メモリの右側入カへ加えられる。これが現在2を収容し
ている端子対メモリ・ワードを決定するための探索をメ
モリが実行するようにさせる。ここでは端子対8はタイ
ムスロツト2と接続されていると仮定されている。故に
、この内容指定した探索の間に、PAMメモリは端子対
8の通話フイールドは2をもつと決定する。PAMメモ
リ513はここで端子対番号をその出力導線518を通
してゲート519へ供給する。例えば8であるこの端子
対番号は制御ゲート405からのG1信号の制御下でゲ
ート519を通過し、母線603へ加えられる。ここか
らこの端子対番号は0P復号器407からのZ7信号の
制御下でゲート605を通過し、端子対番地バツフア6
06へ入る。8が端子対番地バツフアへ入れられた後、
これは母線609を通してフツク選別器610へと下方
へ加えられる。
次にフツク選別器は端子対8用の加入者線スイツチの現
在のオンーフツクあるいtまオフーフツク状態を示す信
号を、その出力導線615へ出す。この監視状態信号は
比較フイールド制御部408からのC5信号の制御下で
ゲート613を通過して伝わり、母線614Aへ加えら
れ、次に比較器409へと接続している比較母線512
へ加えられる。もし端子対8がオンーフツクのならは処
理装置304内のプログラム蓄積部404はオンーフツ
ク信号に応答して、SAMメモリ507のタイムスロツ
ト2の部分内に状態ワードとして′2空き7を書込む。
またBIMメモリ510内にも7空yを書込み、端子対
8が空きであることを示し、PAMメモリ513の通話
タイムスロツト・フイールドの端子対8の部分からもフ
レーム8の表示を除去する。端子対8はまだオフーフツ
ク状態であると仮定しよう。
この情報は比較器409によって受信され、7フツク照
合7サブルーチンから受信された情報と共に、端子対8
の状態は正しいサービス要求を表わすことを決定するの
に使われる。ここに記載のシステムは、4ミリ秒離れた
(同一フレームの2回の連続する出現に相当する)連続
したオフーフツク表示は正しいサービス要求を表わすと
いう仮定のもとで動作する。端子対8の状態は正しいサ
ービス要求であると決定された後、システム7発信レジ
スタ要求7の新たな状態ワードをSAMメモリ507の
タイムスロツト2の部分へ書込む。
これは7発信レジスタ要求7状態ワードを経路412を
通してSAMメモリの上部入カへ加えることと、I/O
復号器406からの115信号をSAMメモリへ加える
ことと、2をフレーム計数器504からSAMメモリの
右側へ加えることとによつて行われる。7発信レジスタ
要求7プログラムは発信レジスタを呼に接続するのに必
要なシステム動作を制御する。
フレーム2の次の生起時に、7発信レジスタ要求7状態
ワードはSAMメモリから読出され、Pカウンタ403
へ入る。
これにより7発信レジスタ要求4サブルーチンがシステ
ムの制御部内へ置かれる。2個の発信レジスタが図示さ
れており、622−Aと622−Bと名付けられている
1個の発信レジスタは空き発信レジスタの端子対番地を
端子対番地バツフアへ入れることにより、時分割母線6
19へ接続される。
この端子対番地情報は制御ゲート405からのG6信号
を受信するメモリ素子624から得られ、第1の発信レ
ジスタの番地をゲート623を通して母線603へ伝え
る。母線603からのこの情報はゲート605とZ7信
号の制御下で端子対番地バツフア606へ入れられる。
端子対番地バツフアの左出力は発信レジスタの端子対番
地を母線609を通してPIPメモリ601に加え、P
lPメモリを部分的に動作させる。続いて、タイムスロ
ツト計数器502が再び状態2になる時、2が多重化器
620を経て選択された発信レジスタに関連するPIP
メモリ601の端子対ワード内へ書込まれる。この2は
2が起呼加入者線に関連する8の端子対番地内に書込ま
れたのと同じ方法で、発信レジスタの端子対番地内に書
込まれる。発信レジスタ622−A用の端子対Aの番地
が書込まれると仮定しよう。処理装置304は発信レジ
スタが選択された後に、7ダィャルトーン7の新たな状
態ワードをSAMメモリ507のタイムスロツト2の部
分へ書込む。ダイヤルトーンはその後に各タイムスロツ
ト2の期間中、信号音発生器618によつて加入者線へ
加えられる。信号音発生器618は例えば電鈴音やダイ
ヤルトーンや話中音等のようなシステムに必要とされる
各種のサービス信号音を発生する。発生される信号音の
形式は母線508の一部508cから信号音発生器へ加
えられる入力信号によって制御される。母線508cは
SAMメモリの出力を受信する母線508の一部である
。1タイムスロツトの各生起期間中、SAMメモリはそ
のタイムスロツトへ現在の状態を表わす状態ワードを母
線508Aへ供給する。
′5ダイヤルトーン7状態信号は現在7ダイヤルトーン
7状態である呼にサービスしているタイムスロツトの各
生起期間中に母線508Aへ加えられる。このようなタ
イムスロツトの各生起期間中、7ダイヤルトーン7状態
ワードの2進数字は信号音発生器618の入カへ加えら
れる。この2進数字は番地情報を含み、そのタイムスロ
ツトの1マイクロ秒の間、信号音発生器にダイヤルトー
ン信号を時分割母線619へ出させる。タイムスロツト
2の期間中にはPIP回路601の制御下で加入者線ス
イツチ8だけが閉じられ、従つて電話機8の発呼加入者
の電話だけが時分割母線619へ接続されて、このとき
にダイヤルトーンを開くことができる。要約すると、S
AMメモリ507はタイムスロツト計数器502の制御
下で毎マイクロ秒に1位置だけ進み、各マイクロ秒の期
間中このSAMメモリは母線508へタイムスロツト計
数器502の設定値によつて指定されるタイムスロツト
の現在の状態ワードを供給する。母線508は信号音発
生器618に接続されており、信号音発生器はもし伏態
ワードが母線619へのサービス信号音の供給を必要と
しているならば、母線508上の状態ワードによつて要
求される形式のサービス信号音を発生させて、時分割母
線619へ加えさせる論理回路を持つてる。故に、フレ
ーム2とタイムスロツト2の期間中にサービスを受けて
いるここでの呼の場合、この呼は現在7ダイヤルトーン
7状態にあり、ダィヤルトーン状態ワードはタイムスロ
ツト計数器502が状態2となる各時点で母線508へ
加えられる。このような時、信号音発生器は7ダィヤル
トーン7状態ワードを受信し、タィムスロツト2のこの
ような各生起に関係する。1マイクロ秒の間、母線61
9へダイヤルトーンを供給する。
起呼加入者線の端子対8と発信レジスタの端子対Aはタ
イムスロツト計数器512で発生され多重化器620を
経てPIPメモリ601の下部入力へ加えられた2の制
御下でタイムスロツト2の期間中に時分割母線619へ
接続される。これによりPIPメモリは内容指定した探
索を実行させられ、現在は2が書かれている端子対ワー
ドに関連する各出力導線621−へ信号を供給させられ
る。端子対ワード8とAには現在2が書かれているので
、導線621−8と621−Aが活性化され、信号を加
入者線スイツチ8へ加えてこれを動作させ、タイムスロ
ツト2の各生起期間中に加入者線スイツチ8を時分割母
線619へ接続させる。これにより電話機8の加入者は
タイムスロツト2の期間中に時分割母線619へ加えら
れたダイヤルトーンを聞くことになる。これはまた起呼
加人者線を発信レジスタ622−Aにも接続する。次に
システムはフレーム2のこの生起から離れ、他のタイム
スロツトとフレームに割当てられた呼に対する必要な作
業機能の実行へと進む。フレーム1の次の生起の終了近
くで、比較回路503はフレーム計数器504とタイム
スロツト計数器502の両方が状態1になるとき、その
出力に一致情報を発生する。
1マイクロ秒後、タイムスロツト計数器は状態2へと進
み、タイムスロツト論理回路505はフレーム計数器を
増加させて状態2にする出力を出し、その出力導線Bへ
信号を加えて現在母線508上にある状態ワードをPカ
ウンタ403内へ人れる。
SAMメモリの左入カへここで加えられた信号はタイム
スロツト計数器からの2であるので、現在母線508上
にある状態ワードはタイムスロツト2に対する7ダイヤ
ルトーン7状態ワードである。これと同時に、タイムス
ロツト計数器の出力は2の計数値を表わす信号を、多重
化器620を通つてPIPメモリ601の下部入カヘ伝
わつている導線Sへ加える。この2はPIPメモリ内で
内容指定した探索を実行させ、PIPメモリに関連する
端子対メモリ・ワード内に2をもつすべての出力導線へ
信号を供給させる。加人者線スイツチ8と発信レジスタ
Aはこの呼に接続しているので、これらの端子対に関連
するPIPメモリの端子対メモリ・ワード内には2が先
行して書込まれている。従つてこの時、これらの端子対
用の出力導線621−は活性化され、これらのスイツチ
612−Aと612−Bを閉じて、発信レジスタAを起
呼加入者と相互接続する。信号音発生器618の入力は
母線508C上に現われる//ダイヤルトーン7状態を
受信し、これに応答して時分割母線619へダイヤルト
ーンを供給するので、起呼加人者はこの時点でダイヤル
トーンを聞く。またこの時、Pカウンタ内の//ダイヤ
ルトーン7状態ワードはプログラム蓄積部404を7ダ
イヤルトーン7サブルーチンの先頭ワードヘ移行させる
。状態2にあるフレーム計数器504により2の計数値
を表わす情報はゲート514を通してフレーム番地バツ
フア515へ加えられここからゲート516を通り導線
517を通してPAMメモリ513の通話タイムスロツ
ト・フイールドの上部人カヘ加えられる。
この信号は18信号と共に、PAMメモリに内容指定し
た探索を発生させ、タイムスロツト2と接続している加
入者回線端子対を識別させる。これは現在記載している
呼の端子対8であるので、PAMメモリの出力は8をゲ
゛ート519の入カへ加え、経路603を通してゲート
605を通過して端子対番地バツフア606へと加える
。ここから端子対番地情報はフツク選別器610の入カ
へ加えられ、フツク選別器は加入者回線8の現在の状態
を示す信号を返送する。端子対8はまだオフ・フツクで
あると仮定しよう。この情報はゲート613と経路61
4と母線512とを経て比較器409へ加えられる。こ
れは処理装置304とプログラム蓄積部404が加入者
回線8がまだオフーフツク状態にあることを決定すのを
可能にする。換言すれば、起呼加入者はまだダイヤルす
ることを開始していない。この場合、システムはフレー
ム2のこの生起の残りの間にはそれ以上の作業を何も実
行せず、続いてシステムはフレーム2を離れ他のフレー
ムに対する作業を実行する。ここに今記載した状態は加
入者がオフーフツクを保ちダイヤルすることを開始しな
い限り持続する。最終的に加入者はダイヤルを回すこと
を開始することになり、フレーム2の後続の生起時にオ
ンーフツク信号は既に記載した回路動作の手段によつて
、フツク選別器610からプログラムで受信されること
になる。
ダイヤル信号が検出されたときにシステムが実行する最
初の機能は、タイムスロツト2の次の生起期間中に時分
割母線619からダイヤルトーンを除去することである
これはSAMメモリ内でタイムスロツト2用の状態ワー
ドを7ダイヤルトーン7/から7ダイヤリンク7に変更
することによつて達成される。フレーム計数器504は
このときSAMメモリ507の右入カへ2を加えている
。ここでプログラム蓄積部404は7ダイヤリングl/
の新たな状態ワードを経路412へ加え、115信号を
SAMメモリの上部入カへ加える。フレーム計数器から
の2と、15信号と、プログラム蓄積部からの7ダイヤ
リングl′状態ワードとは共同してSAMメモリ内で書
込み動作を実行させて、SAMメモリのワード2の部分
へJャ_イヤリング7の新らしい状態ワードを入れる。こ
の状態ワードがSANメモリ内へ入れられた後、7ダイ
ヤリング7状態ワードを表わす2進ビツトは信号音発生
器にどのような信号をも時分割母線619へ発生させな
いので、ダイヤルトーン信号は信号音発生器によつて時
分割母線から除去される。システムが7ダイヤリング7
状態にある間のタイムスロツト2の各生起期間中、PI
Pメモリで2が受信されることにより、PIPメモリは
内容指定した探索を発生し、タイムスロツト2へ接続さ
れているすべての加入者線スイツチを動作させる。ここ
での呼に対しては、発信レジスタAの加入者線スイツチ
612−Aと電話機8の加入者線スイツチとが動作させ
られると仮定されている。これは電話機8の起呼加入者
をタイムスロツト2の各生起期間中に発信レジスタ62
2−Aに接続し、起呼加入者がダイヤルして被呼番号を
発信レジスタ内へ入れることを可能にする。システムの
残りの部分を考える限りにおいては、各タイムスロツト
2とフレーム2の期間中に発生する作業機能は、ゲート
643と経路614Bを経て比較母線512へ加えられ
た発信レジスタ622−Aの出力を検査することだけで
ある。
この信号はプログラム蓄積部404が起呼加入者はまだ
ダイヤル中であるが、あるいは逆に既にダイヤリング状
態の終了が発信レジスタで生じているか否かを決定する
ことを可能にする。もしまだタイヤリングが進行中のと
き、フレーム2の期間中にプログラムはそれ以上何の作
業も実行しない。最終的に、発信レジスタ622−Aは
ダイヤリング終了信号をゲート643に出す。この信号
は母線614と512を経て処理装置304へ伝達され
、プログラムにダイヤリングが終了したことを示す。こ
れと同時に、発信レジスタはダイヤルされた番号を表わ
す数字をTAM(通話番地メモリ)メモリ626の下部
入カへ接続している出力導線625へ加える。このTA
Mメモリはダイヤルされた番号を端子対番号に関連させ
る情報を含んでいる。発信レジスタからダイヤルされた
番号を受信することによつてTAMメモリは内容指定し
た探索を実行させられ、ダイヤルされた番号に関連する
端子対番号を識別する出力信号を発生させる。この端子
対番号はG7信号の制御下でゲート627を通過して母
線603へ加えられ、Z7信号の制御下でゲート605
を通過して伝わり、端子対番地バツフア606内へと人
る。この端子対番号は次に母線609へ加えられ、フツ
ク選別器の入力へ伝えられる。これはフツク選別器に被
呼端子対が話中か空きかを示す信号を、ゲート613と
母線614,512を経て返送させる。発信レジスタは
PIPメモリのその端子対ワードにOを書込むことによ
つてでは呼から解放されない。
これはその加入者線スイツチを時分割母線619から分
断する。最初に被呼端子対は話中であると仮定しよう。
この場合、プログラム蓄積部404はSAMメモリ50
7のタイムスロツト2の部分へ書込まれる7話中7状態
ワードを発生する。続いて7話中′5状態ワードはタイ
ムスロツト2の各生起期間中に、SAMメモリから母線
508Aを通して信号音発生器618へ加えられる。こ
の伏態ワードが受信されることによつて、信号音発生器
はタイムスロツト2の各生起期間中に話中音を時分割母
線619へ供給する。これにより起呼加入者は被呼電話
機が話中である表示として7話中7音を聞くことができ
る。システムはタイムスロツト2の各生起期間中はこの
状態に留まり、起呼加入者は受話器を置いて呼びを断念
するまで話中音を聞き続ける。フレーム2の連続する各
生起期間中、プログラム蓄積部404はPAMメモリの
起呼端子対番号を読出し、それを端子対番地バツフア6
06へ入れる。
次に端子対番地バツフア606はフツク選別器610を
制御して、起呼端子対の現在の状態を表わす信号をプロ
グラム蓄積部404へ返送させる。この手段によつてプ
ログラムは起呼加入者がまだオフーフツクであり話中音
を受信するべきであるかどうかを決定し、あるいは逆に
起呼加入者はオンーフツクであり呼びをやめていること
を決定する。オンーフツク状態が検出された時プログラ
ムは呼接続を打ち切り、SAMメモリ内でフレーム2と
タイムスロツト2に対する動作ワードを空きに復旧する
。同時にプログラムはO(空きを表示する)をPAMメ
モリ513の端子対8の部分へ書込む。これは端子対8
をタイムスロツト2から分離する。システムはまた0を
ここで記載した呼に現在関連するすべての端子用のPI
Pメモリ部へ書き込む。これには発信レジスタ622−
Aの端子対Aと共に、起呼端子対8が含まれる。これに
よりPIPメモリのこれらの部分からタイムスロツト2
の表示が取り除かれ、これらの端子対をタイムスロツト
2から分離する。システムはまたこの時、BIMメモリ
510の端子対8の部分に空きであると記録する。これ
はBIMメモリの上部へ加えられた2信号と、左側へ加
えられた8の端子対番地とによつて行われる。次に被呼
加入者は空きであると仮定しよう。
これは被呼端子対番号をTAMメモリ626から端子対
番地バツフア606へ転送することと、フツク選別器6
10で被呼端子対の状態を調べることとによつて決定さ
れる。プログラムが被呼端子対は空きであると決定した
後、プログラムは′2電鈴7状態ワードをSAMメモリ
507内へ書込む。被呼電話機は端子対5へ接続されて
いると仮定しよう。この場合、プログラムはPAMメモ
リ513の端子対5のワード用の通話タイムスロツト・
フイールド内へ2を書込む。プログラムはまたPAMメ
モリ内で端子対5のワードのMフイールド部分へも1を
書込む。Mフイールド内のこの1は端子対5が被呼端子
対であることを表わし、端子対5のワードの通話タイム
スロツト・フイールド内の2は端子対5が現在タイムス
ロツト2へ割当てられていることを表わす。これらの動
作はプログラムが7ダイヤリング7状態にある間で/′
電鈴7状態ワードが実際にSAMメモリに書込まれる時
点より前に実行される。システムはまたBIMメモリ5
10内へ端子対5の話中を記録する。これは電鈴電流が
加入者線5へ加えられる時点に先立つて端子対5が呼び
を開始することをできなくし、空きフレームの期間中は
システムに対して空きであることを示すために行われる
。′4電鈴7状態ワードがSAMメモリ507のタイム
スロツト2の部分内へ書込まれた後この状態ワードは読
出されてタイムスロツト2の後続の各生起期間中に母線
508へ加えられる。信号音発生器618でこの状態ワ
ードが受信されることによつて、信号音発生器は電鈴音
を発生させられて、これを各タイムスロツト2の期間中
に時分割母線619へと加える。加えられた電鈴音は、
システムが呼にサービス動作を行つていることの表示と
て、起呼加入者に送り返される。4ミリ秒の後、フレー
ム2の次の生起時には、システムはまだ7電鈴7状態に
あり、7電鈴7状態プログラム・サブルーチンは呼を託
されている。
フレーム計数器内の2はフレーム番地バツフア515へ
転送され、ここから母線517を通してPAMメモリ5
13の通話タイムスロツト・フイールドの上部入カへ加
えられる。この信号は/0復号器406からの18信号
と共に、PAMメモリのこの通話タイムスロツト・フイ
ールドに内容指定した探索を実行させて、タイムスロツ
ト2へ現在接続されているすべての端子対を識別させる
。プログラムはまたMフイールドのE入カへも信号を加
える。E入力上のこの信号は母線517上の信号と共に
、Mフイールドと通話タイムスロツト・フイールドの両
者に内容指定した探索を実行させて、タイムスロツト2
に接続されている端子対、すなわちMフイールドに1を
もち通話タイムスロツト・フイールドに2をもつ端子対
を識別させる。現在記載している呼の場合にはこれは端
子対5であり、従つてPAMメモリはここで端子対5を
表わす2進ビツトをその出力導線518へ供給する。こ
の情報はゲート519と605を通過して伝達され、端
子対番地バツフア606へ入る。端子対番地バツフアか
ら端子対5の番地情報は電鈴回路628の左側へ加えら
れ、ここでI/0復号器406からの110信号と共に
電鈴亀位を出力導線629−5を通して加入者線回路5
へ印加させる。これによつて被呼加入者の電話機は電鈴
が鳴らされる。フレーム2の同じ生起期間の後に、5の
端子対番地はフツク選別器610へ加えられ、フツク選
別器は被呼加入者線のフツク状態を表わす信号をゲート
613を通して経路614と512を経て処理装置30
4へ返送する。
呼は即座には応答されることはなく、電鈴が1回あるい
はそれ以上連続したフレームで鳴ることが必要であると
仮定しよう。電鈴電流が被呼加入者線へ印加されるフレ
ーム2の各生起時の最初で、プログラム蓄積部404は
110信号を電鈴回路628へ加え、5の端子対番地を
PAMメモリから端子対番地バツフア606へ加え、次
に電鈴回路へと加える。これらの信号は共同して電鈴電
流を再び加入者線スイツチ612−5へ加えさせる。こ
のようなフレーム2の各生起時に、プログラムはまた端
子対5のフツク状態を検査し、呼が既に応答されたかど
うかを決定する。プログラムは更にPAMメモリ513
に内容指定した探索を実行させて、起呼端子対を識別さ
せる。これはOをMフイールドの上部入カへ加え、2を
フレーム番地バツフア515から母線517へ加えるこ
とによつて行われる。起呼端子対は8であるので、PA
Mメモリは端子対8の表示をゲート519を通し、経路
603を経て、ゲート605を通して端子対番地バツフ
ア606へ加える。端子対8の番地は次に端子対番地バ
ツフア606によつてフツク選別器へ加えられ、フツク
選別器は起呼加入者の現在のフツク状態を表わす信号を
返送する。もし起呼加入者が呼びを中止してなくまだオ
フーフツクであるならば、システムは呼びのサービスを
継続する。もし起呼加入者がオンーフツクで連続するフ
レームの所定の数の間だけオンーフツクであり続けるな
らば、システムは呼を解除して、既に記載したのと同じ
方法でこの呼に関係するメモリのすべての部分を初期設
定する。フレーム2の次の生起時に被呼加入者が応答し
たと仮定しよう。
このオフーフツク状態はフツク選別器によりプログラム
へ返送され呼が応答されたことを知らせる。ォフーフッ
ク状態が検出されたのと同じフレーム期間中で、5の端
子対番地はPIPメモリ601の左入カへ加えられる。
書込信号が18信号の制御下でPIP論理回路617か
らPIPメモリの上部入カへ加えられ、2がタイムスロ
ツト計数器502から多重化器620を経てPIPメモ
リの下部入カへ加えられる。これら3個の信号は共同し
て2をPIPメモリの端子対5の部分へ書込ませる。て
のときからタイムスロツト計数器が状態2へ進む各時点
で、PIPメモリの下部入力で2を受信することによつ
てPIPメモリは内容指定した探索を実行させられ、タ
イムスロツト2に接続されているすべての端子対を識別
して動作させる。これによりこれらの端子対は各タイム
スロツト2の生起期間に時分割母線619へ接続される
。ここでの呼の場合端子対8と5の各々に関連するPI
Pメモリの部分内に2が蓄積されているので、タイムス
ロツト2の後続の各生起期間中、端子対8と端子対5の
加入者線スイツチが閉じられる。呼が応答されたとき、
プログラムはSAMメモリ内のタィムスロツト2の状態
を7電鈴′5から7通話//へと更新する。フレーム2
の連続する各生起時に、プログラムはPAMメモリに内
容指定した探索を行わせて、端子対5と8の番号を順に
読出させる。この情報は順に読出されてフツク選別器6
10へ加えられフツク選別器はこれらの各加入者の監視
状態に関する情報をプログラムへ返送する。両加入者が
オフーフツクでいる限り、呼は継続しそれ以上のシステ
ム動作は要求されない。一方の加入者がオンーフツクに
なり、そのオンーフツク状態は呼の終了であると決定さ
へ回線の瞬時的雑音ではないと決定されたとき、呼は解
除され呼に関係したメモリは初期設定される。多数の発
信レジスタ動作の記載複数個の発信レジスタ622−を
備えたシステムにおいて(友起呼あるいは被呼加入者線
の端子対番号をPAMメモリ513内へ書込むことに関
して記載したのと同じ方法で、呼に使用される発信レジ
スタの端子対番号がPAMメモリ513内へ書込まれる
呼にサービスしているフレームの連続する各出現時に、
PAMメモリの内容指定した探索が行われて、起呼加入
者の端子対番地と同様に発信レジスタの端子対番地が順
に引き出される。各探索で読出された端子対番号は、プ
ログラム蓄積部404の比較フイールドからの導線Eか
らPAMメモリのMフイールドで受信される2進ビツト
による制御と共に、経路517上のフレーム番号によつ
て制御される。導線E上のOはPAMメモリに起呼加入
者の端子対番号を読出させ、導線E上の1は呼が7ダイ
ヤリング7状態にあるとき、発信レジスタの端子対番号
を読出させる。呼力げ電鈴2や2通話2状態にあるとき
は、導線E上の1は被呼加入者の端子対番号を発生させ
て、読出させる。PIPメモリ601の詳細な記載 このPIPメモリ601の動作は発信レジスタ622−
の端子対ワード内のフレーム番号の書込みやこれに続く
消去を参考にして記載する。
発信レジスタ622−AはAの端子対番号をもち、加入
者線スイツチ612−Aへ接続されており、時分割母線
の端子対Aに接続されている。呼はフレーム2で処理さ
れていると仮定されており、Aの端子対番地が端子対番
地バツフア606内にあり、母線609を経てPIPメ
モリ601の左入カへ加えられているとき、呼は終了段
階にあると仮定しよう。多重化器620は、18信号が
受信されなければタイムスロツト計数器502の出力か
ら多重化器のS入カへ加えられた2は多重化器を通過し
、PIPメモリの下部入カへ到すというような方法で動
作する。これはPIPメモリに2を含むすべての端子対
に対する内容指定した探索を実行させる。第14図に示
されているように、2を発信レジスタ622−Aの端子
対Aへ書込むために、プログラム蓄積部404は11信
号をPIP論理回路617へ加える。これは後に記すよ
うにフリツプ・フロツプ412をセツトする。続いて、
タイムスロツト計数器内の2がフレーム計数器内の2と
一致するフレーム2の最後の1マイクロ秒の期間中に、
比較回路503によつて一致が検出され、比較回路はパ
ルスをPIP論理回路619のD入カへ加える。このD
信号は先行して受信された11信号と共同して、書込信
号をPIPメモリ601の上部入力部へ加える。この書
込信号は端子対番地バツフア606からのAの端子対番
地と、PIPメモリの下部入力上の2と共同して、端子
対Aに関連するこのPIPメモリの部分へ2を書込ませ
る。タイムスロツト2の後続の出現時に、多重化器62
0のS入カへ加えられた2はPIPメモリによつて受信
され、PIPメモリに現在2をもつすべてのワードに対
する内容指定した探索を実行させる。
これは2をもつと決定された各ワードに関連するPIP
メモリの各出力導線を活性化する。タイムスロツト2の
期間中にこのような各導線に加えられた出力信号はその
加入者線スイツチを閉じ、タイムスロツト2の期間中に
その加入者線スイツチを時分割母線619へ接続する。
ここで記載している呼の場合、端子対Aと8を表わすP
lPメモリの部分はこのとき2を蓄積しており、従つて
これらは出力導線621−Aと621−8を動作させて
、タイムスロツト2の期間中に加入者線スイツチ612
−Aと612−8を閉じる。これによつて発信レジスタ
622−Aはタイムスロツト2の期間中に起呼加入者と
相互接続される。起呼加入者がダイヤルを接続している
間でダイヤリング信号の終了が検出されるまではシステ
ムおよびPIPメモリはこの状態に留まる。ダイヤリン
グが完了した後、起呼加入者は発信レジスタから分離さ
れて、被呼加入者へ接続されなければならない。時分割
母線619から発信レジスタを分離させるため、発信レ
ジスタの端子対番地用のAが端子対番地バツフア606
内へ蓄積される時点でl/0復号器406からの8信号
が多重化器620の右側へ加えられる。18信号は書込
命令を構成しており、現在端子対Aのワード内にある2
を消去し、その場所へ0を書込ませる。
この0は全部0の回路616から受信され、発信レジス
タの加入者線スイツチ612−Aはタイムスロツト2の
期間中にもはや動作されないので、これによつて発信レ
ジスタは起呼加入者から実効的に分離される。PIP論
理回路617が書込パルスを受信する方法は2種類ある
一つはフリツプーフロツプをセツトする11信号を連続
して加えこれに続いて比較回路503からの一致信号に
応答してD信号が受信されることによるものである。他
の方法は8信号の受信によるものである。これはそれ自
体でPIP論理回路に書込パルスを発生させる。多重化
器620に関しては、18信号は現在のタイムスロツト
番号であるS信号を禁止して、0を回路616からPI
Pメモリの下部入カへ導く。PIPメモリ601の下部
入力の例えば2のような情報の受信は、PIPメモリの
上部入カへ書込パルスがない場合はPIPメモリに内容
指定した探索を実行させる。他方、PIPメモリの上部
入力上に書込信号がありその左入力上に端子対番地があ
る場合のその下部入力での2の受信は、その下部入力土
の数字を指定された端子対番地ワード内へ書込ませる。
SOMメモリ531の記載 SOM(サービス選択メモリ)メモリ531の目的は各
端子対に与えられるサービス階級を定めることである。
例えば、もし起呼加入者が中央局の呼びである9をダイ
ヤルした場合、この起呼加入者の端子対番地はSOMメ
モリの左側へ加えらへ SOMメモリはこの起呼加入者
が与えられているサービスの階級を表わず情報を比較母
線512上へゲートを開いて出す。もし加入者は無制限
のサービスが与えられてい右ば、SOMメモリ531は
数字1000を比較母線512を通して比較器409の
下部人カへ加える。これと同時に、プログラム蓄積部4
04の比較フイールドは同じ数字を比較器409の上部
入カへ加える。もし一致が検出されるならば、一致信号
が発生されてゲート411を経て0P復号器407へ加
えられる。この一致は起呼加入者には現在この起呼加入
者が要求しているサービスの形態が階級として与えられ
ていることを表わす。サービス選択メモリ(SOM)は
典型的には各端子対番地に対して24個の2進ビツトを
含む。
この24ビツトのワードは複数個のフイールドへ再分割
可能であり、一時点ではただ一つのフイールドだけが呼
のある一つの段階にサービスするのに普通必要とされる
。要求されたフイールドの数字だけを比較母線512上
へゲート出力するために、SOMメモリ531は複数個
のストローブ入力を持つており、この場合には各ストロ
ーブ入力は異なるフイールドに関係しているC9からC
l2と名付けられた4個のストローブ入力である。特定
のストローブ・パルスの受信はそれが関連するフイール
ドの2進ビツトを比較母線512上へゲート出力させる
。故に、もし端子対8が9をダイヤルして呼を開始した
ならば、SOMメモリ531の1個の特定のフイールド
がゲート出力されて、端子対8に与えられているサービ
ス階級を表示する。他方、もし端子対8が被呼され話中
であると見い出されたならば、端子対8の他のフイール
ドが比較母線512へ加えられ、端子対8へ向う呼に捜
線(ハンチング)が許されているかどうかを表示する。
HAMメモリ607の記載 HAM(捜線番地メモリ)メモリ607はシステムカ坪
に使用しようと試みた最初の端子対が話中であると見い
出さわたときの捜線目的用に使われる。
例えば、端子対8が被呼され話中であると決定されたと
仮定されているとしよう。この場合端子対8に向う呼に
対して捜線が許されているかどうかを決定するために、
端子対8のサービス選択情報がSOMメモリから読出さ
れる。捜線は許されていると仮定しようっこの場合、8
の端子対番地はHAMメモリ607へ加えられ、HAM
メモリは例えば端子対10のような捜線されるべき次の
加入者線の端子対番地を、ゲート608と605を経て
端子対番地バツフア606へ加える。端子対番地バツフ
ア内の10の端子対番号により、端子対10の状態がフ
ツク選別器で決定され,もしその端子対が空きならば、
呼はそこへ接続される。もしその端子対が話中ならば、
10の端子対番地は次にHAMメモリへ加えられ、HA
Mメモリは捜線されるべき次の端子対の番地を発生して
その出力導線へ供給する。この動作は空き端子対が見付
かるまでか、あるいは捜線群のすべての端子対が捜線さ
れるまでか、あるいは呼が中止されるまですべてプログ
ラムに依存して継続される。構内交換台−COトランク
一発信レジスタ・メモ1J624の詳細な記載このCO
トランク・レジスタ・メモリ624は構内交換台と、C
Oトランクと、発信レジスタとの端子対番地を含む。
この回路を詳細(こ記載するために、加入者は9をダイ
ヤルすると仮定されているとしよう。9のダイヤルの検
出時に、プログラムはこの回路624に、呼のサービス
をするのに空き状態であることを調べられるべき第1の
COトランクの端子対番号をゲート出力させる。
このゲート出力作用はG5ゲート開閉は号をメモIJ6
24に加えることによつて実行される。このG5ゲート
開閉は号を受信することによつて、メモリ624は所望
の番地を発生させられ、これをその出力導線624Aを
通してアンド・ゲート623の入カへ加える。G5ゲー
ト開閉信号はまたオア・ゲート631にも伝わり、この
オア・ゲート631の出力はこのとき、所望の番地が母
線603とゲート605を経て端子対バツフア606へ
供給されるように、アンドゲート623のストローブあ
るいはゲート入力として働く。メモリ624は構内交換
台る必要としている呼に対しても同様な方法で機能し、
システムt)′3空き発信レジスタを挿しているときも
同様な方法で機能する。呼の形式や段階に依存して、挿
される第1の構内交換台や第1のトランクや第1の発活
レジスタを表わす端子対B3空きである場合、HAMメ
モ1J607は既に記載した方法で使用されて、挿線さ
れるべき次の回路や端子対の端子対番地を発生し、端子
対番地バツフア606内へ入れる。タイムスロツト論理
回路の第8,9図の詳細な記載以下にはタイムスロツト
論理回路505に関して記載する。
この回路505は第5図上でHとAと名付けられた2個
の入力をもつ。H入力は比較回路503の出力を受信す
る。A入力はlメガヘルツ発信器の出力を受信する。タ
イムスロツト論理回路505の出力はBとDに名付けら
れている。B出力はゲート401と509へ伝わつてお
り、母線508からのプログラム番地情報をゲート40
2を経てPカウンタ403へ入れるストローブあるいは
ゲート開閉信号を供給する。タイムスロツト論理回路5
05のD出力はフレーム計数器403を増加させる。こ
のD出力は制御信号としてPIP論理回路617の右側
へも供給される。第8図はタイムスロツト論理回路50
5の詳細を示している。1メガヘルツ発信器501から
のA入力と比較回路503からのH入力は共にアンド・
ゲートXの入カへと進む。
回路505はまたシステムの初期設定時に用いられるマ
スター・りセツト入力も持つ。このマスター・りセツト
入力はフリツプフロツプFFをりセツトする。第5図の
タイムスロツト計数器502とフレーム計数器504は
共に負極性へ向う信号に応答して進む。タイムスロツト
計数器は発振器501からの負極性へ向う信号の受信持
に進み、フレーム計数器504はタイムスロツト論理回
路505からの負極件へ向うD信号に応答して進む。第
8図のフリツプ・フロツプFFは基本的に通常のJKフ
リツプ・フロツプであり、初期にはS出力は低電圧でR
出力は高電圧であるりセツト状態にあると仮定されてい
る。
フレーム計数器504は1の計数値にあり、第9図上の
時点TOでタイムス田ント計数器502はlの計数値で
あると仮定されているとしよう。比較回路503の出力
はタイムスロツトとフレームの両計数器内のlを検出す
る時点TOで高電圧になる。この高電圧は時点T1でゲ
ートXによつてlメガヘルツ発振器からの正極性に向う
信号と論理積(アンド)をとられ、ゲートXの出力はフ
リツプ・フロツプFF−.″クロツク2入力信号を供給
する。フリツプ・フロツプFFはクロツク信号の負極性
へ向う変化の開始時点T2でセツトされる。フリツプ・
フロツプFFはS出力がK入カへ、R出力がJ入力へと
結線されているので、負極性に向うクロツク・パルスを
受信する各時点でその状態が切換えられる。故に、アン
ド・ゲートXから時点T2で負極性へ向うパルスを受信
することによつて、フリツプ・フロツプFFはりセツト
からセツト状態にされる。既に、比較回路503がタイ
ムスロツトとフレームの計数器の一致を検出する時点か
らフレーム〔計数器が増加される時点まで、lマイクロ
秒の遅延があることが述べられている。
これは第8,9図に示されている。H信号は一致が最初
に検出される時点TOで正極性へ向う。lメガヘルツ信
号を参考にすると、D信号の負極性へ向う変化が発生し
、これがフレーム計数器504へ加えられてそれを増加
させるのは、H信号の1周期遅れた時点T2である。D
信号は最初、フリツプ・フロツプFF(7)R出力が高
電圧であり、発振器とA信号が正極性へ向う変化を起す
時点T1で発生される。フレーム計数器504とタイム
スロツト計数器502は共に時点T2で次の状態へと進
む。タイムスロツト計数器502はクロツク出力の負極
性へ向う変化に直接応答して進む。フレーム計数器50
4はD信号の負極性へ向う変化によつて進む。出力信号
Bはクロツク信号とフリツプ・フロツプFFf)S出力
との論理積(アンド)をとることによつて、時点T3で
発生される。B出力とS出力は共に時点T3で高電圧で
あり、その後クロツク出力が時点T4で負へ向うまで2
分の1マイクロ秒の間は高電圧である。B出力は母線5
08の内容がPカウンタ403内へ入れられることを可
能にするゲート開閉信号を与える。フリツプ・フロツプ
FFはクロツク信号の次の負への変化時の時点T4で状
態が切換わり、りセツトされる。
時点T4で、クロツク出力と比較回路からのH出力は共
に負への変化を始める。ここで記載している呼に関して
、記載はタイムスロツトとフレームの両計数器は1の計
数値にあり、比較回路503はこの両計数器内の1を検
出してフレーム計数器を2へと進6、タイムスロツト計
数器はクロツク501の制御下で2へと進むことから始
められている。この時点で両計数器は2の計数値である
B5、第8図のタイムスロツト論理回路により比較回路
は実効的にこの一致を検出しない。フレーム計数器を進
めるのはD出力信号である。このD出力信号はフリツブ
・フロツプFFがりセツト状態にあるときのみ発生され
ることが可能である。第8,9図に関して、フリップt
フロツプFFは両計数器が共に最初に1の計数値である
時りセツト状態にあり、D出力信号の正極性への変化は
時点Tlで発生され、フリツプ・フロツプFFはD出力
の負極性への変化である時点T2でlマイクロ秒の間セ
ツトされる。フリツプフロツプFFはlマイクロ秒の間
(タイムスロツト2の全期間)セツト状態に留まるので
、これは両計数器が2の計数値であるにもかかわられず
、比較回路が時点T4でフレーム計数器を増加させるこ
とを阻止する。第10図のプログラムの記載 第10図は本発明のシステムで使用されることになる典
型的なプログラムを示す。
特に第10図は、2空き2状態プログラムを示している
。このプログラムあるいはサブルーチンは呼にサービス
していないタイムスロツトに関係する各フレーム時間の
生起期間中、システムを制御する。空き状態にあるフレ
ームの各生起期間中のシステム機能は加入者回路端子対
を走査し、新たなサービス要求を検出することである。
呼にサービスしていない各タイムスロツトはSAMメモ
リ507内のその関連するメモリ・ワード内に書込まれ
た7空き2の呼状態ワードを持つ。
空きタイムスロツトに関連するフレームの開始時に、2
空き〃状態ワードはSAMメモリから母線508によつ
て伝達され、プログラム蓄積部404内の空きサブルー
チンの先頭ワードとしてPカウンタ内に入る。第10図
で、2状態2と名付けられた最左端の列を除いて、表の
各列はプログラム蓄積部404の各フイールドに対応す
る。フイールドは基本的にl対1に対応するが、第4図
ではメモリは本質的にハードウエア形で示されており、
一方第10図ではプログラムは2進ビツトに組み立てで
メモリ404内に入れられるのに先立つてプログラマー
によつて書かれる形式で示されているので、各フイール
ドは左70)ら右へ同じ順序では表わされない。第10
図の2状態2の列は元来2コメント2形の列であり、メ
モリのフイールドに対応しない。
第10図の各行は、2空き2サブルーチンのメモリ・ワ
ードを表わす。これらの行はプログラムがアセンブルさ
れ2進形でプログラム蓄積部へ入れられる後にもつこと
になる実際の2進番地ではなく、理解し易いように1か
ら15に名付けられている。第10図のサブルーチンの
ワード1は2状態7フイールド中に2空き〃と名付けら
れており、このワードの番地はSAMメモリから2進形
で受信されてPカウンタ403内へ入る。このワードの
0Pフイールド内の命令はDTAと名付けられており、
第4図に示されているように、この命令をわす2進数字
は、0P復号器407がその出力導線ZlからZ8へ信
号を与えてこの時点でシステムに必要とされる情報のゲ
ート通過の制御機能を実行するように、0Pの復号器4
07を制御する。0P復号器407によつて実行される
機能の一つは次の命令の番地をPカウンタ403内へ入
れることである。
ワード1の7次番地7フイールドは2を含む。第4図で
この2はZ2信号の制御下でゲート416と402を経
てPカウンタ403へゲート出力されることを見ること
ができる。2端子対番地母線2フイールド内のPAC命
令は制御ゲート405へ加えられ、導線G1からGll
上に必要な信号を発生させ、情報のゲート通過の制御機
能を実行させる。
例えば、いかにしてPAC(端子対番地計数器)602
の内容が端子対番地バツフア606へ入れられ、端子対
走査動作を開始するのかが既に説明されている。第6図
では、PAC計数器602から端子対番地バツフア60
6への情報のゲート通過がアンド・ゲート630へのG
3信号とアンド・ゲート605へのZ7信号を必要とす
るのを見ることができる。G3信号は7端子対番地母線
〃フイールド内のPACの制御下で発生され、Z7信号
は70P/′フイールド内のDAT命令の制御下で発生
される。ここで記載しているプログラムの場合にはPA
C計数器602の内容は起り得るサービス要求を検出す
るために走査されることになる次の端子対の番地を表わ
す。
ワード1の時間の終りで、プログラムはPカウンタの制
御下で第10図上で2として示されている次の番地へ進
む。この番地は他のDTA命令を含み、これは3を次番
地としてPカウンタへ入れさせる。l/0制御フイール
ド内のADVPACはl/0復号器406に14信号を
発生させることによつて、PAC計数器602を1段階
進める。プログラムは次にDEC形の命令を含む番地3
に進む。
この命令の目的は比較器409の助力のもとに2進決定
を行うことである。この決定の目的はあるシステム状態
が存在するか否かを決定することである。CCフイール
ド内の命令(HOOK)は導線C1からCl2上に信号
を発生し、この時点で必要なゲート開閉機能を実行する
Wフイールド内の命+(0N)はゲート411の上部入
カへ信号を供給する。この信号は、ゲート411の下部
入力409Aへ加えられる比較器409の出力に関して
、この時点で真の出力あるいは排他的論理和状態を生じ
させるのに必要な排他的論理和形のものである。比較フ
イールド内のMとP列内の0Nは、走査された端子対が
オンーフツクである場合に比較器409が一致状態を表
わす信号を発生するように、比較器409へ情報を与え
る。もし走査された端子対がオンーフツクならば、一致
が検出され、一致信号がゲート411の下部入力409
Aへ加えられる。この信号とWフイールドからゲート4
11の上部入カへ加えられたオンーフツク信号によつて
、ゲート411は経路411Aを通して0P復号器40
7へ信号を加えて0P復号器にZ2信号を発生させるよ
うにされる。Z2信号はゲート416を経て次番地フイ
ールド内の7の番地をPカウンタへと進める。番地7は
プログラムはこのフレーム期間中は何もしないWAIT
命令である。前節にはもし走査された端子対がオンーフ
ツクであると決定された場合に、いかにしてプログラム
がワード3からワードモ進むかを記した。
逆に、今回はシステムがワード3にいる間に走査された
端子対はオフーフツクであると見付けられると仮定され
ているとしよう。この場合、排他的論理和ゲート411
は真の出力を生じさせる条件を検出せず、代りに0P復
号器407にPカウンタを1だけ進めるZ4信号を発生
させて、プログラムをワード4へと進める。命+4はシ
ステムに空塞BIMメモリ510を探索させ、現在走査
された端子対が直前に走査された時点で話中であつたか
、あるいは空きであつたかを決定させる。
CCフイールド内のBIM命令は比較フイールド制御回
路408にC導線へ電位を加えさせて、この時点で必要
なゲート開閉機能を実行させる。これらの機能の中には
、ゲート511へ加えられて走査された端子対に関連し
ているBIMメモリのワードの内容を比較器409へゲ
ート出力させるC1電位の発生が含まれている。この情
報は現在走査された端子対の直前に走査された期間にお
ける空塞状態を表わす。Wフイールド内のBUSY命令
は、排他的論理和ゲート411がこの端子対が直前に走
査された時点で話中である場合には真の出力信号を発生
するようにこのゲート411の上部入カへ必要な信号を
加える。比較フイールドのMとP列内のBUSY命令は
端子対が直前に走査された時点で話中である場合には比
較回路409からの一致情報が得られるように、比較回
路409の上部入カへ話中状態を表わす信号を供給する
。もし端子対が直前の走査時に話中であつたならば、ゲ
ート411はその両入力上で共に真の信号状態を受信し
、この状態を表わす信号を0P復号器407へ伝達する
これによつて、0P復号器5は各導線ZlからZ8上に
活号を発生し、必要な・隣報のゲート通過制御機能を実
行させる。この時点で実行させる機能の中には、Z2信
号の制御下でプログラム蓄積部の次番地フイールドから
の7をゲート416を経て通過させ、ゲート402をl
経てPカウンタへ入れ、プログラムを命令7へ進めるこ
とが含まれている。命+4から命+7への移行の意味は
、現在の走査時に時中であると見い出された端子対は直
前の走査時にも話中であつたと命令4で決定されたこ1
とである。
従つて、この端子対の現在の話中状態は新たなサービス
要求でないと解釈される。その代りに、これは他のタイ
ムスロツトで通話状態にある加入者線あるいは端子対で
あるとされる。このような加入者線あるいは端子対はこ
のサブル一2チッによつてサービスを受けることを必要
としない。故に、命+7へ進んでシステムは他の呼にサ
ービスするために次のフレームの開始を持ち受ける。逆
に、現在走査された話中端子対は直前の走査時に空きで
あつたとBIMメモリによつて知らさ 乏れたと仮定し
よう。この場合、真の信号状態はゲート411によつて
受信されずゲート411の出力は0P復号器407がZ
4信号を発生してPカウンタ403を1状態増加して命
令5にするように、0P復号器を制御する。
j番地1や2内におけるようなPTA命令は
制御フイールドで指定された動作を実行し、またプログ
ラムも次番地フイールド内に示された番地へと進める。
DTAfJ+に対するこの次番地はサブルーチンの次の
ワールドのこともあり、さもなければサブルーチンの他
のワードである。番地5におけるようなDTAR命令は
、Pカウンタ403の内容を番地情報を後の使用のため
に蓄積するRSカウンタ410へ転送することを除いて
、DTA命令と同じ機能を実行する。RSカウンタは任
意の通常の蓄積レジスタや計数器でよい。通常のプログ
ラマー用語によれば、DTARはサブルーチン・コール
と呼ばれる。ワード5の→TAR命令およびこの命令に
よつて実行される機能に関して、タイムスロツト状態フ
イールドの右側の列内のFCはフレーム計数器504の
内容をゲート514を経てフレーム番地バツフア515
へ転送される。
ワード5またはフレーム番号として2を端子対番地メモ
リPAM5l3内の端子対番地ワード内へ書込む。これ
は1/0制御フイールド内のWRITEPAMと、比較
フイールドのMとPの各フイールド内のWRITEZE
ROと、CAMフイールド内のWRITETALKSL
OT命令とが結合して実行される。
WRITETALKSLOT命令はフレーム番地バツフ
ア515内の2をゲート516と母線517を経て転送
させて、RAMメモリ513内の通話タイムスロツト部
へ書込ませる。このときに適当な信号がPAMメモリの
制御導線へ加えられて、書込動作を実行させる。これに
は1/0復号器406からの17信号が含まれる。この
とき端子対番地バツフア606は端子対8の番地をPA
Mメeり513の左入カへ加えるので2がPAMメモリ
・ワードの端子対8の部分内へ書込まれる。要約すると
、プログラム命+5によつて実行される機能はPAMメ
モリの端子対8のワード部分に適当な情報を書込み、端
子対8をそれが書込まれている期間はフレーム2とタイ
ムスロツト2へ関連付けることである。
第10図のプログラムのワード8は次の番地であり、D
TR形命令である。
この命令が行うことはl/O制御フイールド内に示され
た作業を実行し、その後RSレジスタ410の内容をP
カウンタ403へ転送し、Pカウンタをlだけ増加させ
ることである。ここでの場合、プログラムはワード5の
DTAR命令からワード8のDTR命令へとジアップし
たので、RSレジスタはその中に5をもつ。故に、ワー
ド8に対してl/O制御フイールドの機能が実行された
後、RSレジスタ410内の5は元のPカウンタ403
へ転送されてPカウンタ403はlだけ増加されるので
、サブルーチンはワード6へと進むことになる。ワード
8のDTR命令に関して、SETBIM命令は端子対8
の話中をBIMメモリ510内へ記録する。端子対8を
識別する情報はこのとき端子対番地バツフア606から
母線609を経て受信され、BIMメモリの左入カへ加
えられる。この端子対8の話中を記録するのに必要な信
号は1/O復号器406から受信され、図面上に示され
ているように、13信号となつている。このI3信号と
なつている。この13信号はSETBIM命令と1/0
復号器406によつて発生される。0Pフイールド内の
DTR命令は0P復号器407にその出力導線Zlから
Z8の必要な組合せへ信号を出させる。
BIMメモリ内の端子対8の話中の記録はこの端子対8
がシステムの他のタイん和ツト期間中に捕えられること
を阻止する。ワード8のDTR命令に対する作業機能が
実行された後、プログラムは既に述べたように命+6へ
と進む。この命令はDTA形であり、呼の新らしい状態
をSAMメモリ507のタイムスロツト2の部分内へ書
込む。0Pフイールド内のDTA命令は信号の必要な組
合せを導線Z1からZ8へ加えさせる。
1/0制御フイールド内のWRITESAM命令は信号
を導線11から116の幾つかへ加えさせて、この時点
で必要とされる作業機能を実行させる。
タイムスロツト状態フイールド内のREG,REQ(発
信レジスタ要求)はフレーム2とタイムスロツト2に対
する新たな呼状態ワードを表わす。この状態ワードはこ
のフイールドから経路412を通してSAMメモリ50
7の上部入カへ加えられる。このとき、115信号の制
御およびフレーム計数器504によつてSAMメモリの
右側へ加えられた2の制御下で、REG,REQ(発信
レジスタ要求)の新たな状態ワードはSAMメモリのタ
イムスロツト2の部分内へ書込まれる。この新たな状態
ワードはフレーム計数器504からの2の制御下で、こ
の書込動作t)3起きている時点でのタイムスロツト計
数器502の計数値に関わりなく、SAMメモリのタイ
ムスロツト2の部分内へ書込まれる。換言すれば、たと
えタイムスロツト計数器が状態45にあり、45をSA
Mメモリの左入カへ加えていても、フレーム計数器から
右入カへ加えられた2b5この時点での制御信号であり
、2発信レジスタ要求7状態ワードをタイムスロツト2
の部分へ書込ませる。プログラムは次にワード命+6の
次番地列内の9の制御下でワード9へと進む。たとえS
AMメモリのタイムスロツト2,の部分がこの時点で2
発信レジスタ要求2状態ワードをもつていても、プログ
ラムは先行してタイムスロツト2の部分内にあつた2空
き2状態ワードに従つて、このフレーム生起の残りの期
間中に作業を実行する。フレーム2のこの生起中に実行
されるべき他の作業項目はワード9へ進むことであり、
ワード9はDTA形命令であつて、l/0制御フイール
ド内のSTARTPlP命令によつてタイムスロツト2
を表わす2をPIPメモリ601の端子対番地部分へ書
込ませる。より詳細に述べると、STATPIP命令は
l/0復号器406に信号を導線10から116の幾つ
かへ出力させ、必要な情報をこの時点でPIPメモリ内
へ書込ませる。第6図より、これには既に述べたように
PlP論理回路617内のフリツプ・フロツプをセツト
する11は号の発生が含まれることが分るであろう。こ
のフリツプ・フロツプがセツトされた後、フレーム2の
最後のlマイクロ秒の期間中に検出される一致が信号を
PIP論理回路617のD入カへ加え、次にPIP論理
回路は多重化器620のS入カへ加えられた2の制御下
で2をPIPメモリ601内へ書込む。本例においては
、タイムスロツト計数器502から母線609上のPI
Pメモリの左入カへ加えられた8の端子対番号は、2を
PIPメモリのワード8の部分へ書込ませる。これは本
記載のハードウエア部分において詳細H3既に記されて
いる。プログラムは次にワードモ進み、ワード7は待期
命令であり、フレーム2のこの生起の残りの間は処理装
置にそれ以上の何の作業も行なわせない。
フレーム2の次の生起時に、REG,REQ(発信レジ
スタ要求)の状態ワードはSAMメモリ507から続出
されて、Pカウンタ403内へ入れられ、プログラムを
第10図のワード11として示されている発信レジスタ
要求サブルーチンの先頭番地へ向れせる。これはDTA
形命令であり、0P復号器407を制御して、この時点
で必要とされるZ1からZ8の信号を発生させる。l/
0制御フイールド内のSEARCHPAM命令は1/0
復号器406に必要な盾号を導線10から116上へ発
生させる。フレーム番地母線列内のフレーム計数器信号
は2のフレーム番地をPAMメモリ513の通話タイム
スロツト・フイールドの上部入カへ加えさせる。MとP
フイールド内のSEARCHFORZOROはCAMフ
イールド内のSEARCHTALKSLOTと共同して
必要な制御信号を発生させるので、PAMメモリは内容
指定した探索を実行してフレーム2に関連する起呼端子
対を識別する。これは現在記載している呼に対しては端
子対8と仮定されているので、従つて端子対8の表示が
PAMメモリから供給され、既に記載した方法で端子対
番地バツフア606へと転送される。MとPフイールド
内のSEARCHFORZEROは、Oが命+5でPA
Mメモリの端子対8の部分内に書込まれているので、端
子対8b3起呼端子対であることを示す。PAMメモリ
513がこの機能を実行した後、プログラムはDEC形
である命+12へと進む。この命令はPAMメモリの一
致出力を使つて、命令11の間に連続の内容指定した探
索B3実行されたか否かを決定する。ここで記載してい
る呼に対しては、一致表示がゲート526の下部入カへ
加えられ、ゲート526から比較母線512を経て比較
器409の下部入カへ加えられ、一致が見い出されたこ
とをプログラム内の命+12へ知らせる。もし一致が見
い出されないならば、これは障害状態を表わし、プログ
ラムはシステムの警告状態を表わすワード14へ進む。
警告機能の残りの部分については、その詳細を理解する
ことはここに特許請求する本発明の理解に必ずしも必要
でないので、このプログラムには示されていない。一致
状態が得られ、この場合にZ4信号の制闘下でPカウン
タをl段階増加させることによつてプログラムはワード
13へ進んだと仮定されていとしよう。DTA形である
命+13はPAMメモリ513の出力を端子対番地バツ
フア606へ加える。この時点で、端子対番地バツフア
は端子対8がフレーム2に関連していることを表わす8
を受信する。プログラムは次に、フツク選別器610の
手段によつて端子対8の状態を決定する命令15へと進
む。もし端子対8がオンーフツクであると決定されると
、これは遮断状態を表わし、システムはこのときPAM
メモリ内に〃遮断〃呼状態を書込み、PAMメモリの端
子対8に関連する部分はフレーム2の次の生起時に初期
設定される。この時点での端子対8のオンフツク状態は
先行して検出されたオフーフツク状態は正しサービス要
求ではなくて、フツクスイツチの瞬間的な接触あるいは
雑音信号のようなものであつたことを示す。逆に、もし
端子対8がこの時点でオフーフツクであると決定される
と、この状態は正しいサービス要求であると解釈され、
システムはその後空き発信レジスタを挿させるサブルー
チンの制御下に置かれる。
プログラムの蓄積はPカウンタ403とシステム・クロ
ツク415の制御下で命令から命令へと進む。
Pカウンタはプログラムの蓄積が進む次の番地、あるい
は命令を決定し、プログラムBS命令から命令へと進む
速度はシステム・クロツクによつて決定される。システ
ム・クロツクは十分ゆつくりなので、各命令に関係する
作業が実行される十分な時間がある。第11図は第10
図の1行から9行までに示された2空き7プログラム・
サブルーチンを流れ図で示している。
第12図は第10図の11行か〃ら15行に示された発
信レジスタ要求〃サブルーチンの部分的な流れ図を示し
ている。
同じシステム動作H3既に第10図に関連して記されて
いるので、第11図と第12図に関する詳細な記述は必
要ないであろう。PAMメモリJl3の詳細な記載 第13図はPAMメモリ513を形成する回路素子の詳
細を表わしている。
PAMメモリのシステム機能は既に記載されている。こ
の部分の詳細な説明はPAMメモリを形成する各種素子
の記載に限ることにする。フリツプ・フロツプ1301
はラツチ回路1303と同様にフリツプ・フロツプから
成る。
CAMメモリ素子1304は内容指定可能なメモリ集積
回路が使われる。駆動回路1305はオープン・コレク
タ、2入力ナンド・ゲートである集積回路が使える。復
号器1306は集積回路を含むことになる。駆動/ラツ
チ回路1307のラツチ部は集積回路が使える。この素
子1307の駆動部も集積回路り3使える。符号器13
08は集積回路を含み、優先権をもつ符号器形式のもの
である。読出増幅器はコンプリメンタリMOS反転器で
ある集積回路である。復帰タイムスロツト・メモリ13
10は集積回路である。PAMメモリの動作を最初に内
容指定した探索に関連して記載する。
18信号の受信によりRWフリツプ・フロツプ1301
はりセツトされ、このフリツプ・フロツプの出力は低電
圧になる。
プログラム蓄積部404のCAMフイールド内に蓄積さ
れた情報はゲート1302からの信号の制御下で、経路
Fを経てラツチ回路1303へ入れられる。CAM素子
1304は現在その探索/書込入力上で低電圧を受信し
ており、この低電圧は ・゛CAM素子に1駆動回路
1305と1駆動/ラツチ回路1307から受信された
情報に基づく探索動作を実行させる。CAM素子130
4はその出力情報を読出増幅器1309−へ出し、読出
増幅器は次にこの情報を符号器1308へ供給する。
1符号器1308は優先権をもつ形式のものである
。読出増幅器1309−0から1309−nの出力は符
号器の対応する個々の入カヘ接続されている。符号器の
O入力は最低の優先権をもつものと見なされ、n入力は
最高の優先権をもつものとl見なされる。もし0入力/
)3活性化された唯一の入力ならば、符号器は第5図の
ゲート519へ向うその出力上にOの2進符号を発生す
る。また符号器はゲート526へ向う一致表示信号も発
生する。もし0入力と3入力の両者が同時に活性化され
て2いれば、符号器は2進数の3をその出力に発生する
。もし任意の符号器入力が活性化されていれば、一致表
示は常に高電圧である。復帰タイムスロツト・メモリ1
310は探索動作期間中には動作しない。
!CAMメモリ13
04は内容指定が可能である。このCAMメモリは4種
の機能、すなわち探索、書込み、マスク探索、マスク書
込みを実行できる。探索や書込みをただl個の選択され
たビツトに対して実行でき、他のビツトはこの個別動作
に応答,しないことはこのCAMメモリ素子の重要な特
徴である。これは影響を受けないビツトに対するマスク
探索動作やマスク書込動作と呼ぱれている。CAMメモ
リ1304を含む集積回路内に蓄積されている情報は、
システムで使用されている情報の谷ビツトに対して、実
際には2ビツトである。これら2ビツトは探索/書込入
力で命じられた動作が問題となつている個別のビツト片
で実行されたか否かを決定する。CAMメモリのPとM
の部分については、プログラム蓄積部からのPとMの情
報は問題となつているフイールドの各ビツト片に対する
これら入力2ビツトを直接定めている。通話タイムスロ
ツト・フイールドの場合、2個の情報ビツトはラツチ回
路1303から,駆動回路1305へ供給される。全通
話タイムスロツトはlフイールドとして扱かわれるので
、ラツチ回路1303内には2個の情報ビツトがある。
CAMメモリの書込動作を次に記載する。
17信号が高電圧になつたとき、RWフリツプ・フロツ
プ1301はセツトされ、その出力を高電圧に,駆動す
る。
そのときプログラム蓄積部404のCAMフイールドは
ラツチ回路1303へ入れられ、MとPフイールドは,
駆動/ラツチ回路1307へ入れられる。この時点で復
号器1306が動作させられて、後に記すように復旧タ
イムスロツト・メモリ1310がゲート1311を経て
きた信号により書込動作を起す。
CAMメモ1月304の書込みにかかわる条件は三つあ
る。第1は探索/書込入力が高電圧でなければならない
ことであり、第2はCAMメモリ内に書込まれるべき端
子対ワードは読出増幅器へ接続されている低電圧に保持
された対応する一致線を持たなければならないことであ
る。これは端子対番地母線609上の情報を復号する復
号器1306によつて達成される。ここで17書込信号
は復号器1306の動作を制御する。第3は駆動回路1
305と1駆動/ラツチ回路1307によつてCAMメ
モリのデータ入カヘ提供されたフレームとPI::.M
の情報が通話タイムスロツトとPとMのフイールドが書
込まれるが、あるいはマスク書込みbS実行されるかを
決定することである。マスク書込みは既に記載されてい
るマスク探索と同一なものである。書込動作の間は、符
号器1308の出力は何の意味も持たない。
次に復帰タイムスロツトの機能を記載する。
もし書込動作の間にCAMフイールドの最上位ビツトが
lであれば、書込信号がゲート1311を経て発生され
、復帰タイムスロツト・メモリ1310へ加えられる。
ゲート1311の出力は復帰タイムスロツト・メモリを
含むすべての集積回路の書込入カヘ接続している。この
入力は書込動作入力であり、そのデータ入力上に存在す
る情報を番地ワード内へ書込ませる。復帰タイムスロツ
ト・メモリの番地ワードは端子対番地母線609から供
給され、書込まれるデータはタイムスロツト番地母線5
17から来る。もし復帰タイムスロツト・メモリが現在
書込みが行われていなければ、これは常に読出し動作を
実行する。アクセスされるワードは端子対番地母線上の
昏地情報に対応している。アクセス情報は常に出力母線
へ出され、次にゲート521に加わる。ゲート533は
lイ固の1が復帰タイムスロツトからの出力に現われて
いるときに出力が高電圧になるオア・ゲートである。ゲ
ート533の出力はゲート523へ接続している。復帰
タイムスロツトと名付けられたPAMメモリのフイール
ドは呼の転送や保持形式の呼の調査に使われる。
一例として、端子対8は最初タイムスロツト2でサービ
スを受けているとしよう。この場合、2がPAMメモリ
の通話タイムスロットフィールド内に書込まれる。続い
て、端子対8が]動作されて呼の転送を開始される。こ
の時点で、システムは新らしいタイムスロツトを端子対
8へ割当てる。これはタイムスロツト5であると仮定し
よう。このとき5が端子対8の通話タイムスロツト・フ
イールドに書込まれ、2が端子対8のワードの復帰タイ
ムスロツト部へ書込まれる。この2はその後、転送動作
が終つたとき、元の呼のサC−ビスするために使われる
。他のシステム素子の記述 SAMメモリ507は4×4型のメモリ配列の集積回路
を含む。
これらの集積回路は書込みや読出しに対して別々の番地
を供給し、同時に書込みと読出しをすることが可能なも
のである。更に、2個の集積回路が読出し番地と書込番
地の両者に対する最上位ビツトを復号するために使用さ
れている。これらの集積回路は4線入力から16線出力
への復号器である。BIMメモリ510とTAMメモリ
626は4X4のメモリ配列である集積回路から成る。
この集積回路は番地の最下位4ビツトだけを復号する。
更に1個の集積回路BS番地の最上位ビツトを復号し、
BIMメモリ中の正しい集積回路を動作・させるために
使用されている。この集積回路は2線入力から4線出力
への復号器を2個含む。SOMメモリ531とHAMメ
モリ607は通常の破壊書込み可能なダイオード配列で
ある。フツク選別器610は加入者線スイツチからゲ″
ート613へのフツク状態情報を多重化するための集積
回路を使用している。更に1個の集積回路が動作された
該多重化するための集積回路を選択するために使用され
ている。換言すれば、集積回路の後者の一形式は端子対
番地の上位ビツトを復号し、他の形式の集積回路は番地
の下位ビツトを復号する。電鈴素子628は復号器と各
加入者線スイツチに対する単安定回路を持つている。
復号器4線入力を16線出へ復号する集積回路を使用し
ている。単安定回路はl集積回路中に2個の単安定回路
を含む集積回路である。復号器によつて活性化されたと
き、単安定回路は5ミリ秒間隔のパルスを発生する。電
鈴開始雪号110は復号器の集積回路の動作入カへ接続
されている。メモリ素子624はオープン・コレクタ母
線内で接続されたオープン・コレクタ・ナンド回路から
成る。
G4,G5,G6信号はこれらのナンド・ゲート群を動
作させ、このときゲート623へ加えられたビツト・パ
ターンを発生させる。多重化器620は4個の2線から
1線へのデータ選択回路である集積回路から成る。
PAC計数器602、タイムスロツト計数器502、フ
レーム計数器504は集積回路から成る。
フレーム番地バツフア515と端子対番地バツフア60
6は4個のD型レジスタである集積回路から成る。
PIPメモリの詳細な記載一第14図 第14図は第6図の素子601,617,620の詳細
を示している。
PIPメモリ601の中心となる素子はCAMメモリ素
子1401である。このCAM素子1401は内容指定
可能な高速メモリであるシグネテイクス社製8220型
のような集積回路から成る。CAM素子の探索入力はこ
れら集積回路のAOとA1入力(図示されていない)へ
接続されており、書込入力WOとWl入力(図示されて
いない)へ接続されている。CAMメモリ1401はラ
ンダム・アクセスに基づく選択的な番地指定と内容指定
したア久セスの両者が可能である。一致出力導線140
4−は一致状態を表わすために高電圧に駆動される時以
外は低電圧である。例えば内容指定した探索動作期間中
、一致出力導線1404−4はもし端子対4に対応する
CAMメモリのワード4内のタイムスロツト番号が入力
導線1405−で受信されたタイムスロツト番号に一致
しないならば、低電圧である。同様に、もし一致B5生
じたならば、出力導線1404−4は高電圧となり、受
信されたタイムスロツト番号が端子対4に関連するワー
ド4内に蓄積されていることを表示する。多重化器14
06は4個の2線からl線へのデータ選択回路である集
積回路から成ることが好ま ,しい。
多重化器の選択入力が高電圧のときには常に、全部0の
回路616からのB入力は多重化器を通して導線140
5−0から1405−nへ出力される。選択入力が低電
圧のときには常に、タイムスロツト番号情報を受信する
A入力が多重化1器を通して導線1405へ出力される
。駆動回路は集積回路から成る。
この集積回路は端子対番地母線609上の情報を復号す
る。この集積回路は2入力オープン・コレクタ・ナンド
・ゲートであり、CAMメモリ1401からの一致出力
導線へ接続されている一入力と、復号器1408の動作
入カへ接続されている他の入力をもつ。もし4が端子対
番地母線上に現われていて4の端子対番地を示していれ
ば、動作入力1409が高電圧であると仮定すると、復
号器1408の出力1410−4は高電圧であり、他の
出力1410−は低電圧である。
単安定回路には集積回路が使える。
第14図の回路は選択的書込動作と内容指定した探索動
作の両方を実行する。
まず書込動作について記載する。CAMメモl川401
の各ワードは時分割端子対に関連付けられている。もし
ある端子対があるタイムスロツトで活性化していれば、
この端子対に関連するCAMメモリ1401内のワード
はタイムスロツトの番号を含み、もし端子対が活性化し
ていなければ、端子対と関連するCAMメモリ内のワー
ドは0を含む。タイムスロツト2を表わす2が端子対4
に対するワード内へ書込まれていると仮定しよう。この
場合、システムはフレーム2の期間中にこの呼を処理し
4の端子対番地が端子対番地母線上609に現われる。
PIP開始11信号が発生され、これによつて書込フリ
ツプ・フロツプ1412がりセツトされる。これはフリ
ツプ・フロツプのS出力を高電圧に駆動する。2のタイ
ムスロツト番号が2のフレーム番号と等しくなつたとき
、タイムスロツト論理回路505からのD信号は高電圧
に1駆動される。
アンド・ゲート1413の出力はこのとき高電圧となり
、ノア・ゲート1415の出力を低電圧へつ1駆動し反
転ゲート1416の出力を高電圧に,駆動する。
ゲート1416の出力は復号器1409を動作させる。
端子対番地母線上の4によつて、出力導線1404−4
を除くCAMメモリ1401の全一致導線は復号器によ
り低電圧に保たれる。CAMメモリの探索入力は高電圧
であり、書込入力は低電圧のとき、多重化器1406の
選択入力はA入力からの2のタイムスロツト番号を入力
導線1405−2へ加えさせる。入力導線1405一2
上の2のタイムスロツト番号と、復号器1408によつ
て低電圧に保たれている1404−4以外の全一致出力
導線とにより、2のタイムスロツト番号はCAMメモリ
1401のワード4内へ書込まれる。フリツプ・フロツ
プ1412は第9図の時点T2でD信号の負極性へ向う
変化時にりセツトされる。端子対4が空きのときは0が
CAMメモリ1401のワード4内へ書込まれる。
システムはこの時点で端子対番地上に4をもち、PIP
停止18信号を発生する。PIP停止信号は多重化器1
406に全部0である入力Bを多重化器の出力へ接続さ
せる。ゲート1415へのPIP停止信号は前記に記さ
れたのと同じ信号を発生し、復号器1408の制御下で
0をワード4内へ書込ませる。第14図から、もしPI
P停止信号あるいはPIP開始ぱ号が存在しないならば
、CAMメモリ1401は探索モードにあり、多重化器
から受信されるタイムスロツト番号の受信に応答して探
索が始まることが分る。
探索入力はこのようなとき低電圧であり、書込入力は高
電圧である。復号器もまた不動作である。CAMメモリ
はこのとき常に、加入者線スイツチが閉じられるべきと
ころの呼にサービスしているタイムスロツト番号を表す
S信号を挿す。一致導線1404−0から1404−n
は駆動回路へ接続されている。CAMメモリのワード4
は2のタイムスロツト番号を含み、2のタイムスロツト
番号が今S入力上で受信されたと仮定しよう。この場合
、第9図の時点T2の後30から40ナノ秒以内に一致
導線1404−4は高電圧に5駆動される。単安定回路
1411は出力パルスを発生し、この出力パルスはゲー
ト1417を経て駆動回路1407を動作させる。ゲー
ト1417の左入力がこの時点でゲート1416からの
低電圧を反転するゲート1414によつて活性化される
。,駆動回路出力621−4は低電圧に1駆動され、他
の駆動回路出力は高電圧に留まる。これによつて加入者
線スイツチ4が動作されて、この時点で時分割母線上へ
閉じられる。単安定回路1411からの出力パルスは加
入者回線が母線上へ接続されるべき時間間隔と等しい時
間間隔である。この時間間隔は適当な保護間隔を設ける
ためにlマイクロ秒より小さい。信号音発生器の詳細な
説明一第15図 第15図は第6図で素子618と名付られている信号音
発生器の詳細を示している。
いかにしてタイムスロツト計数器502が各マイクロ秒
毎に1段増加し、いかにしてタイムスロツト計数器の出
力がタイムスロツト番号情報としてSAMメモリ507
の左入カへ加えられるかは既に記載されている。更にい
かにしてSAMメモリ507が各計数器状態、従つてタ
イムスロツトに対するワード位置を含むかは既に記載さ
れている。各ワードニ位置に蓄積された内容はシステム
でサービスを受けておりその位置に関連するタイムスロ
ツトを割当てられた呼の現在の状態を指定する。更に、
いかにしてタイムスロツト番号がSAMメモリの左入カ
へ加えられることによつてSAMメモリはタシイムスロ
ツト番号に関連するメモリ位置内に現在蓄積されている
状態ワードを読出して、母線508Aへ加えるかが既に
記載されている。故にタイムスロツト計数器は毎マイク
ロ秒に1度進み、SAMメモリで受信されたタイムスロ
ツト番号情5報は毎マイクロ秒に1度変化し、SAMメ
モリは現在のタイムスロツト番号に対するシステムの状
態を表わす状態ワードを母線508Aへ加える。母線5
08A上の状態ワードは母線508Cを通して信号音発
生器618の上部入カへ加えられ、3信号発生器618
は各受信ワードを復号して、ワードによつて表わされる
呼状態が盾号音を時分割母線619上へ送ることを必要
とするかどうかを決定する。信号音発生器は所望の信号
音を選択し、それを1マイクロ秒のタイムスロツトの期
間中に4時分割母線へ送る。第15図で信号音発生器は
基本的に復号器1503と、複数個の信号音源1501
−0から1501−3と、多重化器1502と、加入者
線スイツチ1505と、論理回路1504とを含む。
4個の信号音源1501−0から1501−3は通常の
PBXへの適用においては電鈴と、高速電鈴と、話中と
、ダイヤル、・トーンのぱ号音を発生する。
多重化器1502は任意の市販型でよい5個の演習増幅
器1502Aから1502Eを含む。復号器1503は
4線入力から10線出力への復号器の集積回路B3使え
る。論理回路1504にはTTL(トランジスタートラ
ンジスタ論理)型ナンド・ゲートと反転ゲートが使える
。復号器1503と論理回路1504は母線508Cを
通して受信された各タイムスロツト状態ワードを復号す
る。
4個の信号音源を選択する状態ワードは最下位2ビツト
だけが異なる。
復号器1503は最下位2ビツトを復号し、論理回路1
504は状態ワードの最上位数ビツトを復号する。論理
回路1504の出力はもし状態ワードがサービス信号音
の供給を必要とするlならば高電圧であり、一方の出力
が復号器1503を動作させ、他方の出力は加入者線ス
イツチ1503を動作させて演算増幅器1502Eを時
分割母線619と相互接続させる。もし最下位2ビツト
が1に等しければ、復号器導線1503−1は低電圧と
なる。
これは演算増・福器1502Bを動作させ、この演算増
幅器は次に信号音源1501−1の出力を演算増幅器1
502Eの入カへ加5える。後者の演算増幅器1502
Eは次にその信号を加入者スイツチ1505へ加え、こ
のスイツチはその信号を時分一割母線上へ送る。他の信
号音源から情報を受信する他の3個演算増幅器は、それ
らの復号器出力導線が高電圧であるので不動作である。
以上より復号器1503と多重化器1502はデータ選
択回路として機能することt)3分る。
状態ワードの最下位2ビツトに基づき、データ選択回路
は正しい信号音を選択し、それを加入者線スイツチの入
カへ接続する。既に述べたように、この加入者線スイツ
チのオン−オフ状態は論理回路1504で受信された状
態ワードの最上位数ビツトによつて制御される。システ
ム状態ワードで信号音発生器を制御することの主な利点
は、システムは信号音をタイムスロツト内へ送つたりタ
イムスロツトから除去するのに何も余分な作業をしなく
てよいことである。
代りにこの作業はシステムのタイムスロツト状態ワード
が受信された復号されるときに、信号音発生器によつて
自動的に行われる。この装置によつて信号音は、例えば
通話状態の期間中などのように、誤つてタイムスロツト
内に送られることはない。またどの信号音がどのタイム
スロツトに加えられているかを決定するためのシステム
の聴講動作を実行する必要がない。これは信号音発生器
によつて自動的に実行される機能である。ハードウエア
の側面から、ここに記載のシステムは選択されたタイム
スロツト期間中にサービス信号音の時分割母線への供給
と除去を制御するための別々なメモリ機構の必要性を取
り除いた。
従来技術におけるこのようなメモリ機構は通常各タイム
スロツトに対して1ワードを必要とした。以上、本発明
を要約すると次のようである。(1)蓄積プログラム交
換システムは時分割交換綱と、各々が該交換綱へ接続さ
れている複数個の加入者線スイツチと、システムによつ
てサービスを受ける各々の呼をタイムスロツトの繰返し
て生起する系列内のただ一つのタイムスロツトへ割当て
るための手段と、各々の該呼をサービスする加入者線ス
イツチを決定するための手段と、呼が割当てられたタイ
ムスロツトの各生起期間中に該呼にサービスする加入者
線スイツチを閉じるための手段と各々の該呼をフレーム
の繰返して生起する系列内のただ一つのタイムフレーム
に割当てるための手段と、呼に対する情報を該呼が割当
てられたタイムフレームの各生起期間中だけ処理するた
めの手段をもつ。(支)前記第1項に記載のシステムに
於て、各々の呼をlタイムスロツトへ割当てるための該
手段は、呼が現在割当てられていない空きタイムフレー
ムを検出するための手段と、該検出に応答して空き加入
者線スイツチを走査してサービスを要求している空きス
イツチを識別するための手段と、該スイツチの各々に個
有のlメモリ・ワード(語)位置をもつ端子対パルス出
力メモリ手段と、該スイツチのうちのサービス要求をし
ているスイツチの走査に応答して該タイムスロツトの空
きタイムスロツトを示す番号を該サービス要求している
スイツチ端子対パルス出力メモリのワード位置内へ書込
むための手段とを含む。
3)前記第2項に記載のシステムに於て、各々の蓄積さ
れた状態ワード(語)は該タイムスロツト系列中の特定
の1個のタイムスロツトの現在呼がサービスを受けてい
る状態を表わす状態ワードを該タイムスロツト系列中の
各タイムスロツトに個有の一つのメモリ位置に蓄積する
ための手段と、該スイツチの該サービス要求している1
個の走査に応答して該スイツチによつて要求された呼の
サービスを表わす状態ワードを該端子対パルス出力メモ
リ内の該スイツチに関連付けられたタイムスロツトのタ
イムスロツト・メモリ・ワード位置内へ書込むための手
段とが組合されている。
1)前記第1項に記載のシステムに於て、該決定するた
めの手段は、該スイツチの各々に個有のlメモリ・ワー
ド位置をもつ端子対番地メモリと、呼が割当てられたタ
イムフレームを示す番号を該呼にサービスしている各々
のスイツチのメモリ・ワード位置内へ書込むための手段
と、該呼のサービスをしているタイムフレームの各生起
に応答して該タイムフレームを示す番号を端子対番地メ
モリへ加えるための手段と、該タイムフレームを示す番
号の受信に応答して現在該呼のサービスをしている各ス
イツチの出力表示を供給するための手段とを含む。
5)前記第1項に記載のシステムに於て、該処理手段は
、処理装置と、各々の蓄積された状態ワード(語)が該
タイムスロツトの1個の現在の呼サービス状態を表わす
状態ワードを該タイムスロツト系列中の各タイムスロツ
トに個有の1メモリ・ワード位置内へ蓄積するための手
段と、該タイムスロツトメモリ内に蓄積された各々の異
なる状態ワードに個有のプログラム・サブルーチンと、
呼が現在割当てられている各フレームの各生起に応答し
て呼が割当てられているタイムスロツトに対する状態ワ
ードを該タイムスロツト・メモリから引き出すための手
段と、該引き出された状態ワードを該処理装置へ伝達す
るための手段と、該処理装置}こよる該呼状態ワードの
受信に応答して該呼の処理を該タイムスロツト状態ワー
ドに個有なプログラム・サブルーチンの制御下に置くた
めの手段とを含む。
(6)蓄積プログラム時分割交換システムは時分割交換
綱と、各々が該綱の異なる端子対へ接続されている複数
個の加入者線スイツチとタイムスロツトの繰返して生起
する系列を発生させるためのタイムスロツト計数器と、
各々が複数個の該タイムスロツトを含むタイムフレーム
の繰返して生起する系列を発生するためのフレーム計数
器と、該シス 5テムでサービスを受ける各々の呼をタ
イムスロツトの該系列中の1個のタイムスロツトへ割当
てるための手段と、該呼の各々にサービスしている加入
者線スイツチを決定するための端子対指定手段と、呼に
サービスしている加入者線ス 10イツチを加入者線ス
イツチを呼が割当てられたタイムスロツトの各生起期間
に閉じるための端子対パルス出力手段と、該システムで
サービスを受ける各々の呼びをタイムフレームの該系列
内の特定のlフレームへ割当てるための手段と、15各
々の呼に対する情報信号を該呼/)3割当てられたタイ
ムフレームの各生起期間中だけ処理する呼処理手段とを
もつ。
(7)前記第6項に記載のシステムに於C1該タイムス
ロツト計数器はタイムスロツトの該系列中2θの各タイ
ムスロツトに対して個有の計数位置あるいは計数状態を
もち、該フレーム計数器はタイムフレームの該系列中の
各タイムフレームに個有の計数位置あるいは計数状態を
もち、該システムは更に該タイムスロツト計数器をある
位25置から次の位置へと進めて該システムのタイムス
ロツトを定めるため手段と、該フレーム計数器をある位
置から次の位置へ進めて該システムのタイムフレームを
定めるための手段と、該タイムスロツト計数器の計数値
が該フレーム計数30値に一致した時には常に一致状態
を検出するための比較器を含むフレーム計数器を位置か
ら次の位置へ進めて該手段と、該一致状態に応答して該
フレーム計数器を1タイムスロツトの遅延の後にl位置
増加させるための手段とを含む。
35(8)前記第7項に記載のシステムに於て、該系列
の各タイムスロツトに対してlメモリ・ワード位置をも
つタイムスロツト番地メモリと、該位置に関連するタイ
ムスロツトに現在割当てられたタイムスロツトの任意の
呼の状態を表わす状4G態ワードを各タイムスロツト番
地メモリ位置内へ書込むための手段と、該一致状態に応
答して該タイムスロツト計数器の次の状態によつて定め
られるタイムスロツト・メモリ位置内に現在蓄積されて
いるタイムスロツト状態ワードを該処理装置へゲートを
通して伝えるための手段と、該状態ワードの受信に応答
して該呼に対する情報信号の処理を該状態ワードに個有
なプログラム・サブルーチンの制御下に置くための手段
と、該フレール計数器の増加に応答して該フレーム計数
器の現在の計数値によつて潮1されるタイムフレームに
割当てられた呼に現在サービスしている加入者線スイツ
チを識別するために該フレーム計数器の内容を該端子対
指定手段へ供給するための手段とが組合わされている。
))前記第6項に記載のシステムに於て、各々の呼をl
タイムスロツトへ割当てるための該手段は、呼が現在割
当てられていない空きタイムフレームの生起を検出する
ための手段と、該検出に応答してサービスを要求してい
る空きスイツチを識別するために該加入者線スイツチを
走査するための手段と、該端子対パルス出力メモリ手段
内の該スイツチの各々に個有なメモリ・ワード位置と、
該スイツチのうちのサービス要求をしているスイツチの
走査に応答して該タイムスロツトのうちの空きタイムス
ロツトを示す番号を該サービス要求しているスイツチの
端子対パルス出力メモリ・ワード位置内へ書込むための
手段とを含む。
0)前記第9項に記載のシステムに於て、各蓄積された
状態ワードが該ワードに関連するタイムスロツトに割当
てられた任意の呼の現在の状態を表わす該系列中の各タ
イムスロツトに対する状態ワードを蓄積するためのタイ
ムスロツト番地メモリ位置と、該サービス要求している
スイツチの走査に応答して該スイツチによつて要求され
た呼サービス要求を表わすタイムスロツト状態ワードを
発生するための手段と、該端子対パルス出力メモリ内の
該サービス要求しているスイツチに関連付けられたタイ
ムスロツトのタイムスロツト番地メモリ位置内へ該発生
された状態ワードを書込むための手段とが組合されてい
る。
11)前記第10項に記載のシステムに於て、決定する
ための該手段は、該スイツチの各々に対する該端子対番
地メモリ内のメモリ・ワード位置と、呼が割当てられた
タイムフレームを示す番号を該呼にサービスしている各
スイツチの端子対番地メモリ・ワード位置へ書込むため
の手段と、該呼にサービスしているタイムフレームの各
生起に応答して該タイムフレームを示す番号を該端子対
番地メモリへ供給するための手段と、該端子対番地メモ
リでの該タイムフレームを示,す番号の受信に応答して
該呼を現サービスしている各スイツチの表示を与えるた
めの手段とを含む。
(代)前記第11項に記載のシステムに於て、該処理手
段は処理装置と、該タイムスロツト番地メ 10モリ内
の蓄積された各異なる状態ワードに個有なプログラム・
サブルーチンと、各フレームの各生起に応答して該タイ
ムスロツト番地メモリから該フレームに割当てられた任
意の呼に対する状態ワードを引き出すための手段と、該
引き15出された状態ワードを該処理装置へ伝達するた
めの手段と、処理装置での該呼状態ワードの受信に応答
して該呼に対する情報信号の処理を該タイムスロツト状
態ワードに個有なプログラム・サブルーチンの制御下に
置くための手段とを20含む。
(自)蓄積プログラム制御時分割交換システムを動作さ
せる方法は、タイムスロツトの繰返して生起する系列の
発生と、各々が複数個の該タイムスロツトを含むタイ2
5ムフレームの繰返して生起する系列の発生と、該シス
テムでサービスを受ける各々の呼をタイムスロツトの該
系列内の1個のタイムスロツトの割当てることと、該呼
の各々にサービスしている加入者線スイ30ツチの決定
と、呼にサービスしている加入者線スイツチを該呼が割
当てられたタイムスロツトの各生起期間中に閉じること
と、該呼の各々をタイムフレームの該系列内の135個
のタイムフレームへ割当てることと、該呼の各々に対す
る情報信号を該呼の各々が割当てられたタイムフレーム
の谷生起期間中だけ処理することの段階を含む。
(41)前記第13項に記載の方法に於て、各々の呼4
0を1個のタイムスロツトに割当てる段階は、呼が現在
割当てられていない空きタイムフレームの生起の検出と
、サービスを要求している空きスイツチを識別するため
に該空きタイムフレーム期間中に該加入者線スイツチを
走査することと、該タイムスロツトのうちの空きタイム
スロツトを示す番号を該サービス要求しているスイツチ
に個有な端子対パルス出力メモリ位置内へ書込むことと
の段階を含む。
Q前記第14項に記載の方法に於て、 各蓄積された状態ワードt)u個のタイムスロツトに割
当てられた任意の呼の現在の状態を表示する該系列内の
各タイムスロツトに対する状態ワードをタイムスロツト
・メモリ内へ蓄積することと、該端子対パルス出力メモ
リ内で該1個の空きタイムスロツトに関連するサ・−ビ
ス要求しているスイツチによつて要求される呼のサービ
スを表わす該1個の空きタイムス1コツトに対する状態
ワードを該タイムスロツト・メモリ内へ書込むこととの
追加の段階HS組合されている。
16)前記第15項に記載の方法に於て、加入者線スイ
ツチの決定の該段階は更に、呼が割当てられたタイムフ
レームを示す番号を該呼にサービスしている各スイツチ
に対してメモリ・ワード位置をもつ端子対番地メモリ内
へ書込むことと、該呼H3割当てられた該タイムフレー
ムを示す番号を該タイムフレームの各生起時に該端子対
番地メモリへ供給することと、該タイムフレームを示す
番号の受信時に該端子対番地メモリから該呼に現在サー
ビスしている各スイツチを示す番号を引き出すことを含
む。
17)前記第13項に記載の方法に於て、情報信号を処
理する該段階は、各蓄積された状態ワードH5各ワード
が蓄積されているタイムスロツト・メモリ位置に割当て
られた任意の呼の現在の状態を表すタイムスロツト状態
ワードを該系列内の各タイムスロツトに対してワード位
置をもつタイムスロツト・メモリ内への蓄積することと
、該呼が割当てられているタイムフレームの各生起時に
呼の現在の状態を表わす状態ワードを該タイムスロツト
・メモリから引き出すことと、各引き出された状態ワー
ドを該処理装置へ伝達することと、該呼の処理を該引き
出された状態ワードに個有のプログラム・サブルーチン
の制j卸下に?くことと、該タイムフレームの期間中に
該サブルーチンの制御下でただ該呼一つだけに対する情
報活号を処理することとを含む。
【図面の簡単な説明】
第1図と第2図はタイムスロツトとフレーム間の関係を
示すシステムのタイミング図であり、第3図は本発明を
図式形で表わしており、第4図、第5図、第6図は第7
図に示されるように配置したときに本発明の詳細を示し
第8図は第5図のタイムスロツト論理回路の詳細を示し
、第9図は第8図の回路の入力簡号と出力筒号と共に、
タイムスロツトとフレーム間の関係を表わすタイミング
図であり、第10図は典型的なシステム・プログラム・
サブルーチンを示し、第11図と第12図は流れ図形式
で第10図のプログラムを表わし、第13図はPAMメ
モリ513の詳細を示し、第14図はPIPメモリ60
1の詳細を示し、第15図は信号音発生器618の詳細
を示す。

Claims (1)

    【特許請求の範囲】
  1. 1 処理されるべき呼がフレーム化された周期的に生起
    するタイムスロット系列の1つに割当てられる蓄積プロ
    グラム制御時分割交換システムであって、複数の端子対
    であつて該端子対に入力する回路装置及び加入者線を時
    分割バスに接続するための加入者線スイッチをその各々
    が含む複数の端子対、各タイムスロットに割当てられた
    呼の現在の呼状態を示す状態ワードを蓄えているタイム
    スロット番地メモリ(例えは301)、タイムスロット
    の状態ワードにより識別されるプログラムサブルーチン
    に従つて呼をタイムスロットに割当てそして呼に関する
    監視と制御信号を処理するよう該システムを制御する呼
    処理装置(例えば304)、及び呼に関連づけられたタ
    イムスロットの各生起時にその呼に関連する加入者線ス
    イッチを付勢し関連した回路装置若しくは加入者線を時
    分割バスに接続する加入者線スイッチ制御装置(例えば
    316)とからなるシステムにおいて:周期的に生起す
    るフレーム系列の各フレームを特定のタイムスロットに
    対して指定するタイムスロット−フレーム制御装置(例
    えば303)を含み、そして該呼処理装置は各タイムス
    ロットの状態ワードにより識別されるプログラムサブル
    ーチンをそのタイムスロットに対して指定されたフレー
    ムの間にのみ実行していることを特徴とする蓄積プログ
    ラム制御時分割交換システム。
JP14634774A 1973-12-21 1974-12-21 蓄積プログラム制御時分割交換システム Expired JPS5934036B2 (ja)

Applications Claiming Priority (6)

Application Number Priority Date Filing Date Title
US427335 1973-12-21
US427325 1973-12-21
US427339A US3870826A (en) 1973-12-21 1973-12-21 Tone control system for a time division switching system
US427335A US3903370A (en) 1973-12-21 1973-12-21 Line switch controller for a time division switching system
US427339 1973-12-21
US427325A US3908092A (en) 1973-12-21 1973-12-21 Program controlled time division switching systems

Publications (2)

Publication Number Publication Date
JPS5096107A JPS5096107A (ja) 1975-07-31
JPS5934036B2 true JPS5934036B2 (ja) 1984-08-20

Family

ID=27411546

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP14634774A Expired JPS5934036B2 (ja) 1973-12-21 1974-12-21 蓄積プログラム制御時分割交換システム

Country Status (8)

Country Link
JP (1) JPS5934036B2 (ja)
CH (1) CH579336A5 (ja)
DE (1) DE2459555C2 (ja)
FR (1) FR2279295A1 (ja)
GB (3) GB1494628A (ja)
IT (1) IT1027831B (ja)
NL (1) NL178118C (ja)
SE (1) SE409072B (ja)

Cited By (3)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPS62108544U (ja) * 1985-12-25 1987-07-10
JPH04109472U (ja) * 1991-03-07 1992-09-22 いすゞ自動車株式会社 インジエクシヨンポンプの騒音抑制装置
WO2021015085A1 (ja) 2019-07-19 2021-01-28 公立大学法人福島県立医科大学 内部標準遺伝子

Cited By (3)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPS62108544U (ja) * 1985-12-25 1987-07-10
JPH04109472U (ja) * 1991-03-07 1992-09-22 いすゞ自動車株式会社 インジエクシヨンポンプの騒音抑制装置
WO2021015085A1 (ja) 2019-07-19 2021-01-28 公立大学法人福島県立医科大学 内部標準遺伝子

Also Published As

Publication number Publication date
GB1494628A (en) 1977-12-07
JPS5096107A (ja) 1975-07-31
GB1494629A (en) 1977-12-07
SE409072B (sv) 1979-07-23
SE7415461L (ja) 1975-06-23
NL178118B (nl) 1985-08-16
NL178118C (nl) 1986-01-16
DE2459555A1 (de) 1975-07-03
FR2279295B1 (ja) 1978-12-29
DE2459555C2 (de) 1985-04-04
GB1494630A (en) 1977-12-07
FR2279295A1 (fr) 1976-02-13
CH579336A5 (ja) 1976-08-31
NL7416431A (nl) 1975-06-24
IT1027831B (it) 1978-12-20

Similar Documents

Publication Publication Date Title
US4893310A (en) Digital key telephone system
CA2041209C (en) Tone and announcement message code generator for a telephonic switching system and method
JP2723217B2 (ja) 分散制御交換システム内でのシーケンス呼の処理
US3854013A (en) Call forwarding arrangement
GB1066921A (en) Improvements in or relating to communication switching systems
US4545043A (en) Announcement system message playback arrangement
US4288870A (en) Integrated telephone transmission and switching system
US4232386A (en) Subscriber switch controller for controlling connections between a plurality of telephone subscriber lines and a pair of multitime-slot digital data buses
US3870826A (en) Tone control system for a time division switching system
JPH0247920B2 (ja)
CA2085753C (en) Time division multiplexer chip and process thereof
US3908092A (en) Program controlled time division switching systems
US4825433A (en) Digital bridge for a time slot interchange digital switched matrix
US3775566A (en) A stored program controlled electronic communication switching system
EP0331838B1 (en) Digital key telephone system
JPS5934036B2 (ja) 蓄積プログラム制御時分割交換システム
US4031324A (en) Automated coin arrangement providing interference free coin deposit detection during announcements
US3903370A (en) Line switch controller for a time division switching system
US4523308A (en) Telephone concentrator switch arrangement
US3426158A (en) Remote switch unit in a common control telephone system
US4292475A (en) Expandable link telephone intercom system
US3943297A (en) Electronic private automatic branch exchange
US3637939A (en) Line status control for electronic key telephone system
JPH11136363A (ja) 交換機の局データ管理方式および加入者番号付与方式と同一番号移行方式
Higgins A survey of Bell system progress in electronic switching