JPS5933720A - 真空遮断器 - Google Patents

真空遮断器

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JPS5933720A
JPS5933720A JP14314782A JP14314782A JPS5933720A JP S5933720 A JPS5933720 A JP S5933720A JP 14314782 A JP14314782 A JP 14314782A JP 14314782 A JP14314782 A JP 14314782A JP S5933720 A JPS5933720 A JP S5933720A
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奥野 昭広
尾崎 謙一
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Fuji Electric Co Ltd
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Fuji Electric Co Ltd
Fuji Electric Manufacturing Co Ltd
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Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 本発明は真空遮断器に関する。
従来、電力用配電盤においては、固定型または引出し型
の遮断器が盤内に組み込まれる。この電力用配電盤に組
み込まれる遮断器は、例えば真空遮断器におけるバルブ
に相当する遮断部と、この遮断部を開閉する操作機構部
とが組み合されて一体化されて形成される。これは、遮
断器の保守点検の要を満たすためである。
しかるに、最近では、遮断器の遮断部の信頼性が向上し
た結果、遮断部の寿命が経過するときまで保守点検が不
要になってきた。したがって、遮断部と操作機構部とを
一体化した遮断器を配電盤内に組み込むという従来の方
法、すなわち、遮断器と配電盤の盤体とを互いに独立し
て形成する必要性がなくなってきた。また、最近におい
ては、電力用配電盤の小型化、低コスト化などの要請に
応じるように、配電盤と有機的に一体化できるようにし
た遮断器が必要となってきた。
本発明は上記事情に鑑みてなされたものであり、その目
的は、遮断器を遮断部と操作機構部とに分離し、夫々を
配電盤の盤体に組み込み、回転軸とレバーで遮断部と操
作機構部とを連結して、電力用配電盤を小型軽量化且つ
低コスト化できるようにした真空遮断器を提供すること
である。
以下、本発明の一実施例について図面にもとづいて説明
する。
第1図に示すように、配電盤200の下方のケーブル室
201を仕切る水平方向の隔壁202と配電盤200の
上方の母線室203を仕切る水平方向の隔壁204との
間に真空遮断器1の遮断部2が固設される。さらに、遮
断器1の操作機構部3は、配電盤200の前面扉205
と対向して」−述の遮断部2を収容する遮断室4を仕切
る垂直方向の隔壁206の前面扉205と対向する面に
固設される。
遮断器1の遮断部2は3相各相毎に1個づつ計3個の真
空バルブ5a、5b、5cを有し、この真空バルブ5a
、5b、5Cの可動側接点(不図示)に上向きに延在す
る導体6 a 、 5 +) 、 5 cが夫々接続さ
れ、コノ導体6a、5b、5cが隔壁2Q4を貫°通し
て母線室203の導体7a、7b、7cに夫々接続され
る。また、真空バルブ5a、5b、5cの固定側接点(
不図示)に下向きに延在する導体8a、8b。
8Cが夫々接続され、この導体8a 、 81) 、 
8cが隔壁202を貫通してケーブル室201のケーブ
ル9a、9b、9Cに夫々接続される。真空バルブ5a
5b、5Cの可動側接点には水平方向に延在する遮断部
駆動軸10に固定された後述の3個のレバーが夫々連結
され、この駆動軸1oに隔壁206に固設された操作機
構部3が連結されて、遮断部2の3相を一括した操作力
が与えられる。
また、第2図に示すように、本発明の遮断器1の遮断部
2をガスを封入した遮断室12に固設することによって
、配電盤をさらに小型化できる。
この場合、遮断室12の外部に固設される操作機構部3
の操作力が、後述するように、ガスシールされて隔壁2
06を貫通する軸に連結される駆動軸10を介して遮断
部2へ与えられる。遮断室12は、」二連の場合と同様
に、配電盤200のケーブル室201を仕切る水平方向
の隔壁202と母線室203を仕切る水平方向の隔壁2
04とで上下方向に仕切られる。
上述の遮断器1の遮断部2は、第3図と第4図に詳細に
示すように、遮断部取付枠21を形成する−に方の水平
方向の支持部材21aに3個の絶縁碍子22a、22b
、22Cが固設され、さらに、この絶縁碍子22a、2
2b、22Cに支持部材24a、24b。
24Cが夫々固設される。また、取付枠21を形成する
下方の水平方向の支持部材21bに3個の絶縁碍子23
a、23b、23Cが固設され、この絶縁碍子23a、
23b、23Cに支持部材25a、25b。
25Cが夫々固設される。上述の支持部材24aと25
2に真空バルブ5aの上端部と下端部が夫々固設されて
、真空バルブ5aの可動側接点が」方に、固定側接点が
下方になるように、真空バルブ5aが取付枠21に固設
される。他の2個の真空バルブ5b、5cも同様に支持
部材241)、25b及び支持部材24C,25Cに夫
々固設されて、夫々の可動側接点が上方に、固定側接点
が下方になるように、真空バルブ5b、5cが取付枠2
1に固設される。この取付枠21には配電盤の支持部材
(不図示)に取付枠21を固設するための取付座26a
、26b、26C,26dが取付枠21の四方端部に設
けられる。このようにして、遮断部2は配電盤の支持部
材に固設するべく構成される。
取付枠21を介して配電盤に固設された真空バルブ5a
、5b、5cの夫々の可動側接点と連続した可動側接点
を上下動させるための棒状部材の上端部27a、27b
、27cに連結L/バー28a、28b。
28Cの一方の可動端部が夫々接続される。この連結t
/バー 28 a 、 28 b 、 28 Cハピ:
/29a、29b。
29Cを介して支持部材24a、24+)、24Cに夫
々固設された支持部材30a、301)、30Cに夫々
回動自在に支持される。さらに、この連結レバー28a
281)、28Cの夫々の他方の可動端部に水平方向に
延在する絶縁棒31a、311)、31Cの一方の端部
が連結され、この絶縁棒31a、31b、31Cの他方
の端部が遮断部1駆動軸10」二の3箇所に固設された
レバー10a、10b、IOCの可動端部に夫々連結さ
れる。この駆動軸10はその両端部が取付枠21に回転
自在に支持される。また、上述の絶縁棒31a、31b
、31Cには同軸状ニハネ座32a、32b。
32Cが夫々固設され、このバネ座32a、32b。
ネ34a、34b、34Cが夫々張設される。
上述の駆動軸10を後述する操作機構によって回転駆動
することにより、レバー10a、10b。
10C1絶縁棒31a、31b、31C及び連結レバー
28a、28b、28Cを夫々介して真空バルブ5a。
513.5Cの可動側接点を夫々上下動させ、3相を一
括して開閉する。また、上述の接触バネ34a。
341)、34Cによって真空バルブ5 a 、 51
) 、 5 Cの夫々の可動側接点と固定側接点との接
触圧が夫々与えられる。
」一連の遮断部駆動軸10には軸芯のズレを吸収するカ
ップリング35を介して軸36が連結され、この軸36
が必要に応じてガスシール用の0リンクを組み込むこと
が可能なフランジ37を介して配電盤の隔壁206を貫
通し、遮断室4の外部でカップリング38を介して軸3
9に連結される。
この軸39は後述する操作機構を収容する操作機箱40
に固設された支持部材41に回転自在に支持される。さ
らに、軸39には下向きに延在する連結棹42が固設さ
れ、この連結棹42の下端部の長孔42aに後述の操作
機構部3のL形しバーの一方の可動端部に固設されたピ
ンが嵌合して、連結棹42とL形しバーとが連結される
次に、上述の遮断部2へ操作力を与える操作機構部につ
いて詳述する。
第3図及び第5図に示すように、操作機構部を収容する
操作機箱40の側板40aの外面の四方端部にこの操作
機箱40を配電盤の盤体に固設するための取付座40b
、40C,40d、40eが固設される。この操作機箱
40の側板40fの外面に取付板43が固設され、この
取付板43上に後述する投入バネを付勢するためのギャ
ードモータ44が固設される。このギャードモータ44
の回転軸45に、取付板43上に固設された2個の軸受
け46.47によって両端部が支持されたウオームギヤ
48の軸49がカムクラッチ50を介して連結される。
このウオームギヤ48にはホイールギヤ51が噛合し、
このホイールギヤ51の軸52が取付板43及び側板4
0fを貫通するとともにこの取付板43によって回転自
在に支持される。
このホイールギヤ51の軸52の取付板43及び側板4
0fを貫通して操作機箱40の内部に達した端部にレバ
ー53が固設され、このレバー53の自由端部にローラ
54が回転自在に支持される。
さらに、第3図及び第6図に示すように、操作機箱40
の側板40a、40fに両端部が回転自在に支持された
軸55に投入操作レバー56が固設され、この投入操作
レバー56が軸55を中心として回動自在に操作機箱4
0に支持される。この投入操作レバー56の下端部にピ
ン57が固設され、このピン57と操作機箱40の側板
40gに固設された投入バネ掛け58との間に投入バネ
59が張設されて、投入操作レバー56が軸55を中心
として第6図中時計廻り方向に付勢される。さらに、こ
の投入操作レバー56の」二部にローラ受60が固設さ
れ、上述のギャードモータ44によって回動駆動される
レバー53のローラ54がレバー53の回動によってこ
のローラ受60に当接する。引続いて、ギャードモータ
44によってレバー53が回動駆動されることによって
、投入操作レバー56が投入バネ59の張力に抗して第
6図中反時計廻り方向に回動駆動されて、投入バネ59
が付勢される。
この投入操作レバー56の軸55との係合部より上方の
部分にローラ61が回転自在に支持され、このローラ6
1に後述の水平レバー62の突出部62Cが載る。また
、投入操作レバー56の上端部にローラ63が回転自在
に支持される。投入バネ59を付勢するために、ギャー
ドモータ44によって投入操作レバー56を第6図中反
時計廻り方向へ回動駆動して投入操作レバー56が所定
角度たけ回動したときに、後述する投入指令リンク64
の自由端部の切欠部64aがこのローラ63に嵌合する
ことにより、投入操作レバー56が投入バネ59を付勢
した状態でラッチされる。
投入指令リンク64は、操作機箱40に固設された軸支
え65に回転自在に支持された軸66に固設される。こ
の軸66の軸支え65を貫通して操作機箱40の外部へ
達した端部にハンドル(不図示)を嵌合して、この軸6
6を手動で廻すことができ、投入指令リンク64と投入
操作レバー56との嵌合を外して投入操作レバー56の
ラッチを外すことにより、遮断器の投入を行なうことが
できる。一方、投入指令リンク64の他方の自由端部に
操作機箱40に支持された投入指令用マグネット67の
プランジャ68がピン69を介して回動自在に支持され
る。投入指令リンク64は、この投入指令用マグネット
67が励磁されてプランジャ68が第6図中右方向へ駆
動されることにより、第6図中時計廻り方向へ回動して
、投入操作レバー56のラッチが外される。
次に、水平レバー62と、L形しバー70と、スライド
リンク71と、ローラ受はレバー73とを備えたトリッ
プ機構の構成について説明する。
遮断器が没入状態にあるときには、第6図、第7図及び
第8図に示すように、レバー62を形成する枠体62a
の端部62bが操作機箱40の側1i40a、40fに
両端部が回転自在に支持された軸72に固着され、さら
に、枠体62aの他方の端部に連続した突出部62Cが
」二連の投入操作レバー56に支持されたローラ61に
載る。したがって、水平レバー62は投入操作レバー5
6の回動にともなって軸72を中心として回動する。
また、枠体で形成されるローラ受はレバー73が、水平
レバー62を形成する枠体62aで囲まれ且つ軸72に
水平レバー62とともに端部が回動自在に支持されて、
操作機箱40に回動自在に支持される。このローラ受は
レバー73の自由端部に軸74が固設され、この軸74
はその両端部がローラ受はレバー73を囲む水平レバー
62の枠体62aに設けられた長孔62dを貫通し、こ
の軸74の枠体62aの外部に達した端部に間座75が
嵌合される。さらに、このローラ受はレバー73の自由
端部に軸76が固設され、この軸76にローラ受はレバ
ー73を形成する枠体の内側でローラ77が回転自在に
支持されるとともに、ローラ支え78が回動自在に支持
される。このローラ支え78の上部に軸79が支持され
、この軸79にに述のローラ77と周面が接触するロー
ラ80が回転自在に支持される。さらに、上述の軸76
のローラ受はレバー73を形成する枠体の外部に達した
両端部が、後述するスライドリンク71を形成する枠体
の下部に設けられた長孔71aを貫通する。上述のロー
ラ支え78の下方の自由端部にピン81が固設され、こ
のピン81とローラ受はレバー73の下方に固設された
ピン82とにバネ83が張設され、このバネ83によっ
てローラ支え78が第7図中反時計廻り方向に付勢され
る。
スライドリンク71は、その側面が逆U字状(第8図)
の枠体で形成され、上述の様にその下部の長孔71aを
ローラ受はレバー73に固着された軸76が貫通するこ
とにより、ローラ受はレバー73と係合する。さらに、
このスライドリンク71を形成する枠体に軸84の両端
部が支持され、スライドリンク71の内側でローラ85
が軸84に回転自在に支持されるとともに、ローラ支え
86が回動自在に支持される。このローラ支え86の下
方の自由端部に軸87が支持され、この軸87に上述の
ローラ85と周面が接触するローラ88が回転自在に支
持される。さらに、ローラ支え86の上方の自由端部に
ピン89が固設され、このピン89とスライドリンク7
1の枠体に固設されたピン90とにバネ91が張設され
、このバネ91によってローラ支え86が第7図中時計
廻り方向に付勢される。
−F述のようにスライドリンク71の長孔71aをロー
ラ受はレバー73に支持された軸76が貫通ずるととも
に、この軸76に支持されたローラ支え78に支持され
たローラ80と、軸84によってスライドリンク71に
支持されたローラ支え86に支持されたローラ88とが
周面接触することによって、スライドリンク71とロー
ラ受はレバー73とが係合する。
スライドリンク71には、引外し部材92が支持される
。この引外し部材92は、引外し金具93がスライドリ
ンク71に固設された筒状の案内金具94に沿って左右
方向に移動可能に支持される。
さらに、引外し金具93の第7図中左端のフランジ部と
スライドリンク71の案内金具94の支持部との間にバ
ネ95が張設され、このバネ95によって引外し金具9
3が第7図中右方向へ付勢され、引外し金具93の第7
図中右端面がローラ80とローラ88の周面に接触する
接触圧が与えられる。
この引外し部材92には、第6図に示すように、操作機
箱40に固設された引外し用マグネット96のプランジ
ャ97が対向し、この引外し用マグネット96が励磁さ
れてプランジャ97が第6図中右方向へ駆動されて、引
外し金具93が第6図中右方向へ押される。この結果、
ローラ80とo−ラ88とが右方向へ押されて、下側の
ローラ支え78と−1−側のローラ支え86とがほぼ一
直線状である投入状態からローラ支え78とローラ支え
86とが互いにくの字状に屈曲した遮断状態になる。
また、手動用外し軸98が操作機箱4oに回転自在に支
持され、この手動用外し軸98を手動で回転駆動するこ
とによって、手動用外し軸98に固設されたレバー99
の自由端部が上述のプランジャ97を第6図中右方向へ
押し出して引外し部材92を押す。
上述のローラ受はレバー73に固設された軸74にロー
ラ受はレバー73を形成する枠体の内側でローラ100
が回転自在に支持される。また、第6図に示すように、
操作機箱4oにラッチ支持台101が固設され、このラ
ッチ支持台101に支持された軸102にラッチ103
の下端部が回動自在に支持される。このラッチ103に
はピン104が固設され、このピン104とラッチ支持
台101に固設されたピン105とにバネ106が張設
され、このバネ106によってラッチ103が第6図中
反時計廻り方向へ付勢される。ラッチ103は上方に延
在しており、このラッチ10゛3のバネ106との係合
部より上方に段部103aが設けられ、第6図に示す投
入状態では、この段部103a  と」二連のローラ1
00とが係合し、ローラ受はレバー73がほぼ水平に保
持される。また、引外し時には、ラッチ103の上端面
103bに引外し部材92によって押されたローラ8o
の周面が当接し、ラッチ103が第6図中時計廻り方向
へ回動することによって、ローラ100と段部103a
  との係合が外れる。なお、上述のラッチ支持台10
1にはクッション部材107が固設される。このクッシ
ョン部材107は、投入操作レバー56が投入バネ59
によって第6図中時計廻り方向へ回動したときのストッ
パーになる。
また、L形しバー70が操作機箱4oの側板40a、4
Ofに両端部が支持された軸108に固着されて、この
L形しバー70が操作機箱40に回動自在に支持される
。さらに、L形しバー70の第1の自由端部70aに軸
109が固設され、この軸109の両端部がL形しバー
70の第1の自由端部を囲むスライドリンク71の枠体
に回転自在に支持される。また、このL形しバー70の
第1の自由端部のスライドリンク71との係合部より第
6図中右側の端部にバネ座110が固設され、このバネ
座110と操作機箱40の上部側板40hに固設された
バネ座111とに引外しバネ112が張設される。さら
に、この引外しバネ112を貫通する軸113の一方の
端部がバネ座111に固設され、また、この軸113の
L形しバー70のバネ座110を貫通した下端部にスト
ッパ114が固設される。このL形しバー70の第2の
自由端部70bに固設されたピン115が上述の連結稈
42の孔42aに嵌合し、L形しバー70の回動によっ
て駆動軸10が回転し、上述の方法で真空バルブ5a、
5.b、5cの接点が開閉される。I−形レバー70は
、引外しバネ112によって第6図中時計廻り方向に付
勢されるとともに、スライドリンク71の上下動によっ
て回動する。
このI5形レバー70の第6図中時計廻り方向の回動は
、L形しバー70の第1の自由端部がストッパ114に
当接して止められる。
以下、」二連の操作機構部の動作について説明する。
遮断器が投入状態にある場合には、第6図に示すように
、投入操作レバー56が投入バネ59によって引かれて
ストッパ107に当接した状態で、この投入操作レバー
56に支持されたローラ61に自由端部が載る水平レバ
ー62がほぼ水平に保持されるとともに、ローラ受はレ
バー73に支持されたローラ100にラッチ103の段
部103aが係合し、ローラ受はレバー73がほぼ水平
に保持される。さらに、ローラ受はレバー73に支持さ
れたローラ支え78がバネ83に引かれてほぼ垂直に保
持され、このローラ支え78に支持されたローラ80と
周面接触するローラ88を支持するローラ支え86がバ
ネ91に引かれてほぼ垂直に保持されることにより、こ
のローラ支え86を支持するスライドリンク71が上方
へ押し上けられて、L形しバー70が第6図中反時計廻
り方向に付勢される。このため、L形しバー70の第2
の自由端部70bと連結された連結棹42が第6図中時
計廻り方向へ付勢され、この連結棹42を固設した軸3
9、カップリング38、軸36、並びに、カップリング
35を介して駆動軸10が回転駆動され、この駆動軸1
0に固設されたレバー10aに絶縁棒31aを介して連
結された連結レバー28aが第4図中時計廻り方向へ付
勢されて、この連結レバー28aの自由端部に連結され
た真空バルブ5aの可動側接点に連続した棒状部材が押
し下げられ、真空バルブ5aの投入状態が保持される。
他の真空バルブ5b、5cについても同様に、駆動軸1
0に固設されたレバー101)、IOCに絶縁棒31b
、31Cを介して夫々連結された連結レバー28b、2
8Cが付勢されて、連結レバー28b、28Cの自由端
部に夫々連結された真空バルブ5b 、5cの可動側接
点に夫々連続した棒状部材が押し下げられ、真空バルブ
5b、5Cの投入状態が保持される。
上述の遮断器の投入状態から真空バルブの引外しを行な
うときには、第9図に示すように、引外し用マグネット
96が励磁されて、プランジャ97が第9図中右方向へ
押し出され、引外し部材92の引外し金具93が押し込
まれてこの引外し金具93が当接するローラ80とロー
ラ88が夫々第9図中右方向へ押される。このため、ロ
ーラ80を支持するローラ支え78がローラ受はレバー
73に支持された軸76を中心にしてバネ83の張力に
抗して第9図中時計廻り方向に回動し、さらに、ローラ
88がローラ80との周面接触によって転動し、ローラ
88を支持するローラ支え86がスライドリンク71に
支持された軸84を中心にしてバネ91の張力に抗して
第9図中反時計廻り方向に回動する。この結果、ローラ
80とローラ88を夫々支持するローラ支え78とロー
ラ支え86とが互いに第9図中道くの字状に屈曲する。
ローラ支え78とローラ支え86とが互いに屈曲するこ
とにより、上側のローラ支え86を軸84を介して支持
するスライドリンク71が、このスライドリンク71と
軸109を介して係合するL形しバー70を介して引外
しバネ112の付勢によって下降する。スライドリンク
71の下降によりL形しバー70が第9図中時計廻り方
向へ回動し、このL形しバー70の第2の自由端部70
bと係合する連結棹42が軸39を中心として第9図中
反時計廻り方向へ回動して、軸39、カップリング38
、軸36、並びに、カップリング35を介して駆動軸1
0が第4図中反時計廻り方向に回転駆動される。このた
め、この駆動軸10に固設されたレバー10 a 、 
10 b 、 10 Cに絶縁棒31a。
31b、31Cを介して夫々連結された連結レバー28
a、28b、28Cが第4図中反時計廻り方向へ回動し
、この連結レバー28a、28b、28c  の自由端
部に夫々連結され且つ真空バルブ5a、5b、5cの可
動側接点と連続した棒状部材が引き上げられて、真空バ
ルブ5a、5b、5cの夫々の可動側接点が開かれる。
」−述の引外し操作を手動で行なうときには、手動例外
し軸98を手動で第9図中反時計廻り方向へ回転駆動し
、レバー99の回動によってプランジャ97を右方向に
押して、引外し金具93を押す。以後の動作は上述と同
様である。
次に、第9図に示す遮断状態から投入待機状態にする操
作について説明する。
第5図に示すギャードモータ44を回転駆動すると、カ
ムクラッチ50を介してウオームギヤ48が駆動され、
ウオームギヤ48と噛合するホイールギヤ51が第5図
中反時計廻り方向へ回転駆動される。このホイールギヤ
51の回転によってホイールギヤ51の軸52に固設さ
れたレバー53が第9図中反時計廻り方向へ回動し、レ
バー53の自由端部に支持されたローラ54が投入操作
レバー56に固設されたローラ受60に当接し、投入操
作レバー56が軸55を中心として反時計廻り方向へ回
動駆動される。
この投入操作レバー56の回動によって、第10図に示
すように、投入バネ59が付勢されるとともに、この投
入操作レバー56に支持されたローラ61に突出部62
Cが載る水平レバー62が軸72を中心として第10図
中時計廻り方向へ回動する。さらに、このときにはラッ
チ103と【コーラ100との係合が外れているので、
水平レバー62の回動によって、この水平レバー62の
枠体62aの長孔62dと嵌合する軸74が固着された
ローラ受はレバー73が軸72を中心にして第10図中
時計廻り方向へ回動する。」二連のように、このときに
はL形しバー70がストッパ114に当接してスライド
リンク71が保持されているので、ローラ受はレバー7
3の回動によって、ローラ80.88が互いに接触転動
しながら、ローラ受はレバー73に回動自在に支持され
たローラ支え78がバネ83に引かれて第10図中反時
計廻り方向へ回動するとともに、スライドリンク71に
回動自在に支持されたローラ支え86がバネ91に引か
れて第10図中時計廻り方向へ回動する。
ギャードモータ44によって回動駆動される投入操作レ
バー56が所定の角度になると、レバー53のローラ5
4とローラ受け60とが離れる直前に、投入操作レバー
56の上端部に支持されたローラ63が軸支え65に回
動自在に支持された投入指令リンク64の切欠部64a
に嵌合して、投入操作レバー56がラッチされる。この
時、投入バネ59の付勢が終了するとともに、水平レバ
ー62とローラ受はレバー73の回動が停止する。
この状態では、ローラ80,88が引外し金具93の端
面と当接して、ローラ支え78とローラ支え86は上下
にほぼ一直線状に保持される。なお、ギャードモータ4
4は引き続いて駆動され、レバー53が所定位置になる
と停止される。このとき、操作機構部は投入待機状態に
なる。
次に、第10図に示す投入待機状態から投入を行なうに
は、投入指令用マグネット67を励磁すると、プランジ
ャ68が第10図中右方向へ引かれ、このプランジャ6
8に連結された投入指令リンク64が軸66を中心とし
て第10図中時計廻り方向へ回動する。この投入指令リ
ンク64の回動によって、投入指令リンク64の切欠部
64aと投入操作レバー56のローラ63との係合が外
れ、投入操作レバー56は投入バネ59の張力によって
軸55を中心として第10図中時計廻り方向へ回動する
この投入操作レバー56の回動により、投入操作レバー
56に支持されたローラ61に突出部62Cが載る水平
レバー62が軸72を中心として第10図中反時計廻り
方向へ回動し、ローラ受はレバー73に支持された軸7
4の両端部が水平レバー62の長孔62dの底部で押し
上げられて、ローラ受はレバー73が軸72を中心とし
て第10図中反時計廻り方向へ回動する。このローラ受
はレバー73の回動によって、互いに接触するローラ8
0,8Bを夫々支持するとともに互いにほぼ一直線状に
あるローラ支え78とローラ支え86を介してスライド
リンク71が押し上げられる。
スライドリンク71が上方へ押し上けられることによっ
て、L形しバー70が軸108を中心として第10図中
反時計廻り方向へ回動駆動され、引外しバネ112が付
勢されるとともに、L形しバー70と連結された連結棹
42が軸39を中心として第10図中時計廻り方向へ回
動駆動される。
この連結棹42の回動によって、第3図及び第4図に示
すように、駆動軸10、レバー10a、101)。
10C1絶縁棒31a、31b、3.tc、連結レバー
28a。
281)、28Cを夫々介して真空バルブ5 a + 
5 b+5C1の可動側接点が夫々閉成される。
真空バルブ5 a 、 513 、5 Cが投入された
状態では、第6図に示すように、投入操作レバー56は
クッション部材107に当接して回動を停止するととも
に、ローラ受はレバー73が支持するローラ100にラ
ッチ103の段部103aが係合して、ローラ受はレバ
ー73がほぼ水平に保持される。
また、投入操作レバー56に支持されたローラ61に自
由端部が載る水平レバー62がほぼ水平に保持される。
以」二説明したように本発明においては、真空バルブと
、この真空バルブを開閉する駆動軸とを備えた遮断部を
配電盤の盤体に取付可能に形成された枠体に支持すると
ともに、上記駆動軸を回転駆動スる第1のレバーと、こ
の第1のレバーを回動ち駆動するスライドリンクと、こ
のスライドリンクを押し」−けて真空バルブを投入する
第2のレバー及びこの第2のレバーを回動駆動する第3
のレバーと、上記スライドリンクを引き下げることによ
って真空バルブを開放する引外し手段とを備えた操作機
構部を配電盤の盤体に取付可能に形成された箱体に支持
するようにしたから、真空遮断器を簡略化することがで
き、したがって、配電盤の縮小化と低コスト化が図れる
【図面の簡単な説明】
第1図は本発明の真空遮断器を取付けた配電盤の一実施
例を示す側面図、第2図は本発明の真空遮断器を取付け
た配電盤の他の実施例を示す側面図、第3図は本発明の
真空遮断器の一実施例を示す正面図、第4図は本発明の
真空遮断器の遮断部の一実施例を示す側面図、第5図は
本発明の真空遮断器の操作機箱の一実施例を示す正面図
、第6図は本発明の真空遮断器の操作機構部の一実施例
を示す構成図、第7図は本発明の真空遮断器の操作機構
部のトリップ機構の一実施例を示す構成図、第8図は第
7図のA−A矢視図、第9図は本発明の真空遮断器が遮
断状態にあるときの操作機構部の一実施例を示す構成図
、第10図は本発明の真空遮断器が投入待機状態にある
ときの操作機構部の一実施例を示す構成図である。 ■・・・真空遮断器、2・・・遮断部、3・・・操作機
構部、5a、5b、5c・・・真空バルブ、10・・・
駆動軸、21・・・取付枠、28a、28b、28C・
=連結レバー、40・・・操作機箱、44・・・ギャー
ドモータ、59・・・投入バネ、62・・・水平レバー
、70・・・L形しバー、71・・・スライドリンク、
73・・・ローラ受はレバー、78゜86・・・ローラ
支え、80.88・・・ローラ、92・・・引外し部材
、93・・・引外し金具、96・・・引外しマグネット
、97・・・プランジャ、200・・・配電盤。 特許出願人 富士電機製造株式会社

Claims (1)

    【特許請求の範囲】
  1. (1)真空バルブと、この真空バルブの可動側接点に連
    結された連結レバーと、この連結レバーを回動駆動する
    駆動力を与える駆動軸とを備えるとともに配電盤の盤体
    に取付可能に形成された取付枠に支持される遮断部と、
    上記駆動軸を回転駆動する第1のレバーと、この第1の
    レバーの自由端と係合して上下動によって第1のレバー
    を回動駆動するスライドリンクと、このスライドリンク
    に支持される第1のローラ支えに支持される第1のロー
    ラと接触する第2のローラを支持する第2のローラ支え
    を支持して上記スライドリンクを押し上げることによっ
    て真空バルブの接点を閉じる第2のレバーと、この第2
    のレバーをスライドリンクを押し上げる方向に回動駆動
    する第3のレバーと、この第3のレバーを回動駆動する
    駆動力を保持するバネ手段と、この第3のレバーを回動
    駆動することによって上記バネ手段を付勢する電動機と
    、上記第1のローラ支えと第2のローラ支えを押して第
    1のローラ支えと第2のローラ支えを互いにくの字状に
    屈撓させてスライドリンクを引き下げることによって真
    空バルブの接点を開く引外し手段とを備えるとともに配
    電盤の盤体に取付可能に形成された箱体に支持される操
    作機構部とを備えたことを特徴とする真空遮断器。
JP14314782A 1982-08-17 1982-08-17 真空遮断器 Granted JPS5933720A (ja)

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JP14314782A JPS5933720A (ja) 1982-08-17 1982-08-17 真空遮断器

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JPS5933720A true JPS5933720A (ja) 1984-02-23
JPS648885B2 JPS648885B2 (ja) 1989-02-15

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Cited By (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
US4981846A (en) * 1987-08-10 1991-01-01 Hamari Chemicals, Ltd. Crystalline L-carnosine zinc complex having antiulcer activity
JP2002216597A (ja) * 2000-12-04 2002-08-02 Lg Industrial Syst Co Ltd 真空遮断器

Cited By (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
US4981846A (en) * 1987-08-10 1991-01-01 Hamari Chemicals, Ltd. Crystalline L-carnosine zinc complex having antiulcer activity
JP2002216597A (ja) * 2000-12-04 2002-08-02 Lg Industrial Syst Co Ltd 真空遮断器

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