JPS5933596Y2 - 打撃工具における緩衝装置 - Google Patents
打撃工具における緩衝装置Info
- Publication number
- JPS5933596Y2 JPS5933596Y2 JP859377U JP859377U JPS5933596Y2 JP S5933596 Y2 JPS5933596 Y2 JP S5933596Y2 JP 859377 U JP859377 U JP 859377U JP 859377 U JP859377 U JP 859377U JP S5933596 Y2 JPS5933596 Y2 JP S5933596Y2
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- main body
- handle
- impact
- buffer member
- piece
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Expired
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- Percussive Tools And Related Accessories (AREA)
Description
【考案の詳細な説明】
、本考案は携帯用の・・ンマドリル、振動ドリル等の打
撃工具において、作業時の反動衝撃を吸収するための緩
衝装置に係り、その目的は工具の本体からハンドル側に
伝達される複雑な衝撃に充分に対応して該衝撃を吸収緩
和することができるとともに、その耐久性を大幅に向上
し得る打撃工具における緩衝装置を提供することにある
。
撃工具において、作業時の反動衝撃を吸収するための緩
衝装置に係り、その目的は工具の本体からハンドル側に
伝達される複雑な衝撃に充分に対応して該衝撃を吸収緩
和することができるとともに、その耐久性を大幅に向上
し得る打撃工具における緩衝装置を提供することにある
。
以下、本考案を具体化した図示の実施例について詳述す
ると、図において1は携帯用のハンマドリル等の打撃工
具の本体を示し、この本体には先端側に取付けられる工
具に対し、回転及び衝撃等を付与するための打撃装置部
(図示しない)が内蔵されていて、また本体1の後端に
は後述する2ツノ緩衝部材7,12を介装してほぼコ伏
のハンドル2が装設されている。
ると、図において1は携帯用のハンマドリル等の打撃工
具の本体を示し、この本体には先端側に取付けられる工
具に対し、回転及び衝撃等を付与するための打撃装置部
(図示しない)が内蔵されていて、また本体1の後端に
は後述する2ツノ緩衝部材7,12を介装してほぼコ伏
のハンドル2が装設されている。
このハンドル2は中央部から左右対称に2分割2at2
bgれて互いにビス着されており、水平法に延びる上片
3にはその端面から所望の深さに幅広の上吹挿孔4が水
平法に形成され、また下片5にはその端面から所望の深
さにほぼ山伏の所望の幅を有する下吹挿孔6が形成され
ている。
bgれて互いにビス着されており、水平法に延びる上片
3にはその端面から所望の深さに幅広の上吹挿孔4が水
平法に形成され、また下片5にはその端面から所望の深
さにほぼ山伏の所望の幅を有する下吹挿孔6が形成され
ている。
前記上吹挿孔4に装設される緩衝部材7は第3図に示す
ように、該嵌挿孔40幅に合致された幅を有してほぼ]
伏に曲折されたゴム板8と、このゴム板8の芯部付近に
対し同ゴム板8の形状に沿って曲折されてほぼ全長にわ
たって一体的弾性挙動可能に埋設されたバネ線材9とか
ら構成されており、その水平片7a及び垂片7bには取
付孔io、1iが貫設されている。
ように、該嵌挿孔40幅に合致された幅を有してほぼ]
伏に曲折されたゴム板8と、このゴム板8の芯部付近に
対し同ゴム板8の形状に沿って曲折されてほぼ全長にわ
たって一体的弾性挙動可能に埋設されたバネ線材9とか
ら構成されており、その水平片7a及び垂片7bには取
付孔io、1iが貫設されている。
ただし、垂片7bは前記打撃工具の本体1の後端部の形
状に合致すべくその途中で斜伏の曲折部7cが形威すれ
ていて、かつ水平片γdよりも若干幅広に形成されてい
る。
状に合致すべくその途中で斜伏の曲折部7cが形威すれ
ていて、かつ水平片γdよりも若干幅広に形成されてい
る。
前記下吹挿孔6に装設される緩衝部材12は第1図及び
第2図に示すように、該下吹挿孔6の幅より若干挾く形
成されて山伏に曲折されたゴム板13から構成されてい
る。
第2図に示すように、該下吹挿孔6の幅より若干挾く形
成されて山伏に曲折されたゴム板13から構成されてい
る。
しかして、上述の両緩衝部材7,12はハンドル2を打
撃工具の本体1に装設される際に該両者の間に介装され
る。
撃工具の本体1に装設される際に該両者の間に介装され
る。
すなわち、第1図に示すように一万の緩衝部材7はその
水平片7aがハンドル2の上片3に対して上吹挿孔4に
密挿されるとともに上部から取付孔10を介して締付ボ
ルト14にて2個所締付けられ、そして、垂片7bがそ
の曲折部7cを本体1の膨部1aに合致させるとともK
i付孔11を介して締付ボルト15にて2個所締付けら
れる。
水平片7aがハンドル2の上片3に対して上吹挿孔4に
密挿されるとともに上部から取付孔10を介して締付ボ
ルト14にて2個所締付けられ、そして、垂片7bがそ
の曲折部7cを本体1の膨部1aに合致させるとともK
i付孔11を介して締付ボルト15にて2個所締付けら
れる。
また、第1図及び第2図に示すように他の緩衝部材12
はその一力側の起立片12aが下片5に対して下吹挿孔
6に密挿され、他方側の起立片12bが本体1に一体的
に突設された断面鉤形状の係合部1b内に密挿されてお
り、これによってハンドル2は本体1に対してその下片
5が緩衝部材12を介して本体1を受けるように上片3
が緩衝部材7を介して片持状に装設されるものである。
はその一力側の起立片12aが下片5に対して下吹挿孔
6に密挿され、他方側の起立片12bが本体1に一体的
に突設された断面鉤形状の係合部1b内に密挿されてお
り、これによってハンドル2は本体1に対してその下片
5が緩衝部材12を介して本体1を受けるように上片3
が緩衝部材7を介して片持状に装設されるものである。
なお、前記本体1の係合部1bは下吹挿孔6の一部に遊
挿された状態で位置される。
挿された状態で位置される。
また、両緩衝部材I、12をハンドル2の上、下吹挿孔
4゜6に密挿するに際しては、該ハンドル2を分割シて
おき、緩衝部材7,12をそれぞれ上、下吹挿孔4,6
に密挿させたのちにハンドル20分割した両者2 a
、2 bを合わせてビス着する図中、16は下吹挿孔6
において緩衝部材12から本体1側に挿通されたコード
用のパイプで、ハンドル2側のスイッチ17と本体1側
の打撃装置部を1駆動する駆動装置(図示しない)とを
接続するコード18を案内している。
4゜6に密挿するに際しては、該ハンドル2を分割シて
おき、緩衝部材7,12をそれぞれ上、下吹挿孔4,6
に密挿させたのちにハンドル20分割した両者2 a
、2 bを合わせてビス着する図中、16は下吹挿孔6
において緩衝部材12から本体1側に挿通されたコード
用のパイプで、ハンドル2側のスイッチ17と本体1側
の打撃装置部を1駆動する駆動装置(図示しない)とを
接続するコード18を案内している。
本実施例の防振装置は上述のように構成したものであり
、打撃工具による打撃作業に伴って発生する反動衝撃が
本体1を経てハンドル2に伝達されるが、この反動衝撃
は該本体1とハンドル2との結合部位に装設された両緩
衝部材7,12によって吸収緩和することができる。
、打撃工具による打撃作業に伴って発生する反動衝撃が
本体1を経てハンドル2に伝達されるが、この反動衝撃
は該本体1とハンドル2との結合部位に装設された両緩
衝部材7,12によって吸収緩和することができる。
すなわち、ハンドル2側に伝達されるあらゆる方向の反
動衝撃に対応して両緩衝部材7,12がそれぞれ変形し
てその反動衝撃を吸収緩和するものである。
動衝撃に対応して両緩衝部材7,12がそれぞれ変形し
てその反動衝撃を吸収緩和するものである。
例えば、打撃工具の本体1の軸方向及び該軸方向に対し
て直交する方向に加わる衝撃に対してはハンドル2が締
付ボルト14及び15部位を支点とする回動力向へ両緩
衝部材7,12、特にハンドル2の上片3側の緩衝部材
7が曲折変形し、また本体1が軸方向に対して直交する
方向へこじられるように加わる衝撃に対しては両緩衝部
材7,12、特にハンドル2の下片5側の緩衝部材12
が捩じられるように変形してそれぞれの衝撃を吸収する
ことができる。
て直交する方向に加わる衝撃に対してはハンドル2が締
付ボルト14及び15部位を支点とする回動力向へ両緩
衝部材7,12、特にハンドル2の上片3側の緩衝部材
7が曲折変形し、また本体1が軸方向に対して直交する
方向へこじられるように加わる衝撃に対しては両緩衝部
材7,12、特にハンドル2の下片5側の緩衝部材12
が捩じられるように変形してそれぞれの衝撃を吸収する
ことができる。
さて、本実施例は上述のようにして両緩衝部材7.12
で衝撃を緩和吸収するものであって、とくに、上側の緩
衝部材7は、L型状に曲折されたゴム板8と、このゴム
板8の芯部付近に対しほぼ全長にわたって一体的弾性挙
動可能に埋設されたバネ線材9とが複合されて複合弾性
体状に形成されているため、変形時の弾性回復力が向上
して衝撃に対する緩衝効果が著しく高められかつ弾性回
復力が経済的に確保されて耐久性が高められる効果があ
る。
で衝撃を緩和吸収するものであって、とくに、上側の緩
衝部材7は、L型状に曲折されたゴム板8と、このゴム
板8の芯部付近に対しほぼ全長にわたって一体的弾性挙
動可能に埋設されたバネ線材9とが複合されて複合弾性
体状に形成されているため、変形時の弾性回復力が向上
して衝撃に対する緩衝効果が著しく高められかつ弾性回
復力が経済的に確保されて耐久性が高められる効果があ
る。
なお、本例では緩衝部材7においてゴム板8の芯部付近
にバネ線材9を埋設したが、これに代えて板バネ等のバ
ネ材をゴム板8のほぼ全長にわたって埋設してもよい 以上のように、本考案は打撃工具の本体と、この本体の
一端に設けたハンドルとを連結して前記本体側から前記
ハンドル側へ伝達される衝撃を吸収するために、板状の
弾性材を曲折して形成された弾性板と、この弾性板の芯
部付近に対しほぼ全長にわたって一体的弾性挙動可能に
埋設されたバネ材とが複合された緩衝部材の一端を前記
本体に止着しかつ他端を前記ハンドルに止着したもので
あるから、打撃工具の本体からハンドルに加わる反動衝
撃を緩衝部材の変形により吸収緩和することができ、こ
の種の打撃工具の堆扱い或いは作業状態の良化向上を図
ることは勿論のこと、該緩衝部材の緩衝能力の増大及び
大幅なる耐久性の向上を図ることができる利点を有する
。
にバネ線材9を埋設したが、これに代えて板バネ等のバ
ネ材をゴム板8のほぼ全長にわたって埋設してもよい 以上のように、本考案は打撃工具の本体と、この本体の
一端に設けたハンドルとを連結して前記本体側から前記
ハンドル側へ伝達される衝撃を吸収するために、板状の
弾性材を曲折して形成された弾性板と、この弾性板の芯
部付近に対しほぼ全長にわたって一体的弾性挙動可能に
埋設されたバネ材とが複合された緩衝部材の一端を前記
本体に止着しかつ他端を前記ハンドルに止着したもので
あるから、打撃工具の本体からハンドルに加わる反動衝
撃を緩衝部材の変形により吸収緩和することができ、こ
の種の打撃工具の堆扱い或いは作業状態の良化向上を図
ることは勿論のこと、該緩衝部材の緩衝能力の増大及び
大幅なる耐久性の向上を図ることができる利点を有する
。
図は本考案の一実施例を示し、第1図は要部の側断面図
、第2図は第1図のA−A線断面図、第3図は要部の緩
衝部材の拡大斜視図である。 1・・・・・・本体、2・・・・・・ハンドル、7・・
・・・・緩衝部材、9・・・・・・バネ線材。
、第2図は第1図のA−A線断面図、第3図は要部の緩
衝部材の拡大斜視図である。 1・・・・・・本体、2・・・・・・ハンドル、7・・
・・・・緩衝部材、9・・・・・・バネ線材。
Claims (1)
- 打撃工具の本体と、この本体の一端に設けた・・ンドル
とを連結して前記本体側から前記ハンドル側へ伝達され
る衝撃を吸収するために、板状の弾性材を曲折して形成
された弾性板と、この弾性板の芯部付近に対しほぼ全長
にわたって一体的弾性挙動可能に埋設されたバネ材とが
複合された緩衝部材の一端を前記本体に止着しかつ他端
を前記ハンドルに止着したことを特徴とする打撃工具に
おける緩衝装置っ
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP859377U JPS5933596Y2 (ja) | 1977-01-26 | 1977-01-26 | 打撃工具における緩衝装置 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP859377U JPS5933596Y2 (ja) | 1977-01-26 | 1977-01-26 | 打撃工具における緩衝装置 |
Publications (2)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPS53104702U JPS53104702U (ja) | 1978-08-23 |
JPS5933596Y2 true JPS5933596Y2 (ja) | 1984-09-19 |
Family
ID=28817906
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP859377U Expired JPS5933596Y2 (ja) | 1977-01-26 | 1977-01-26 | 打撃工具における緩衝装置 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JPS5933596Y2 (ja) |
Cited By (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JP2007044869A (ja) * | 2005-08-11 | 2007-02-22 | Hilti Ag | 手持ち工具装置 |
-
1977
- 1977-01-26 JP JP859377U patent/JPS5933596Y2/ja not_active Expired
Cited By (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JP2007044869A (ja) * | 2005-08-11 | 2007-02-22 | Hilti Ag | 手持ち工具装置 |
Also Published As
Publication number | Publication date |
---|---|
JPS53104702U (ja) | 1978-08-23 |
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