JPS5933247Y2 - 伐倒機における油圧駆動装置 - Google Patents

伐倒機における油圧駆動装置

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JPS5933247Y2
JPS5933247Y2 JP152780U JP152780U JPS5933247Y2 JP S5933247 Y2 JPS5933247 Y2 JP S5933247Y2 JP 152780 U JP152780 U JP 152780U JP 152780 U JP152780 U JP 152780U JP S5933247 Y2 JPS5933247 Y2 JP S5933247Y2
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JP
Japan
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saw
hydraulic
oil
oil pipe
hydraulic cylinder
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JP152780U
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JPS56104354U (ja
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修 神戸
栄一 小杉
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ティー・シー・エム株式会社
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【考案の詳細な説明】 この考案ば、チェノ・ソーを備えた立木の伐倒機におけ
るチェノ・ソーおよびそのホルダ等の油圧駆動装置に関
する。
作業車両たとえばトラクター・ショベルのブームにキャ
リヤを介して取付けたフレームに、切断にあたって立木
を保持する左右の保持腕と、切断済の立木を直立状態に
保持するパンチャ作業(連続伐倒作業)用の抱持腕と、
立木切断用カンタとを装備した伐倒機が知られている。
しかし、カンタで立木を切断すると、立木に割れが生じ
るおそれがあるため、カッタに代えてチェノ・ノーを用
いることが好ましい。
ところで、チェノ・ソーで立木を切断する場合、チェノ
・ノー・ホルダで立木を挾持してチェノ・ソーに立木に
よる外力が作用しないようにして作業する必要があり、
これらを油圧駆動によって行なうときには、1つの操作
で、これら一連の動作すなわち、チェノ・ソーの回転お
よび所定範囲の回動ならびにチェノ・ソー・ホルダの開
閉数動作を行なうようにすることが望ましい。
この考案は、上述の立木切断における3種類の一連の動
作を1つの油圧源により、しかも1つの操作で自動的に
行ないうる油圧駆動装置を提供するものである。
以下、この考案の実施例について図面にもとづいて説明
する。
第1図〜第2図は、立木伐倒機の全体構成を示スモので
、トラクター・ショベル、パワー・ショベル等のブーム
にキャリヤ(図示省略)を介して装着される本体フレー
ム1と、この本体フレーム1下部前面に取付けられ、一
方に立木切断用チェノ・ソー2を備えた可動チェノ・ソ
ー・ホルダ3゜4と、本体フレーム1の前面に立木Tを
抱えて保持する複数の可動保持腕5,6.7と、本体フ
レーム1の前面上端に固着されたサポート・ブラケット
8と、保持腕5と6との間の高さ位置に本体フレーム1
に取付げられたパンチャ作業用の抱持腕9と、チェノ・
ソー・ホルダ3,4および各腕5〜7,9をそれぞれ操
作する油圧シリンダ10゜IL 12,13,14,1
5とから構成されている。
本体フレーム1ば、下端の水平部材1Aと、この水平部
材1Aのほぼ中央に立設された中央柱体1Bと、左右側
柱体IC,IDと、上部水平部材1Eと、左右側柱体I
C,IDの後面に取付けられたキャリヤ(図示省略)へ
の取付部材IF、IGとから構成され、水平部材1Aは
前面に向って開口する箱形となっている。
チェノ・ソー・ホルダ3,4ば、断面形状が略コ字状で
、その開口部が対向するように、本体フレーム1の水平
部材1Aにそれぞれ基端が垂直軸16.17により枢着
されている。
両ホルダ3゜4の対向端縁のうち後半部分は両ホルダ3
,4が接近したとき間隔をもって対峙するようやや凹状
に形成されており、これらの凹状端縁3A、3B。
4A、4Bによって立木Tが挾持される。
そして、一方のチェノ・ノー・ホルダ4内に立木切断用
のチェノ・ソー2が収められ、このホルダ4の先端部に
おいて、これにチェノ・ソー20ケーシング2Bに突設
されたブラケン)2Cが垂直軸18により枢着されてい
る。
ソー2Aの先端部はチェノ・ソー・ホルダ4の基端側に
位置し、ソー2Aは垂直軸18を中心として回動しホル
ダ4から出入する。
チェノ・ソー回動用油圧シリンダ装置20ば、チェノ・
ソー・ホルダ4の上側に位置し、これの上側板4Cに垂
直ピン23によって揺動可能に装着されている。
そして、この油圧シリンダ装置20のピストン・ロッド
先端は、チェノ・ソー2のケーシング2Bの上部に設げ
られたチェノ・ソー駆動用油圧モータ19の近くにおい
て、チェノ・ソー・ホルダ4の切欠き部4Eから上方に
突出している垂直ピン22により枢着されている。
この油圧シリンダ20の作動によりチェノ・ソー2は垂
直軸18を中心として回動する。
モータ19はチェノ・ソー・ホルダ4の切欠き部4Eか
ら上方に突出して設けられている。
また、ピン18にはチェノ・ソー2の回動角規制用ス)
7パ43が回動自在に設けられている、2 第3図は油圧シリンダ10,11.20および油圧モー
タ19を駆動する油圧回路図で、チェノ・ソー回動用油
圧シリンダ20への作動油供給油管24の一端は油圧ポ
ンプ25に持続され、他端は油圧シリンダ20の切断側
油室20Aに接続されており、これらの途中にポンプ2
5側から順次切換弁26、リリーフ弁27、チェノ・ノ
ー回転駆動用油圧モータ19、可変絞り弁28およびチ
ェノ・ソー回動用油圧シリンダ20の作動方向切換弁2
9が設げられている。
切換弁29のBポートとチェノ・ノー回動用油圧シリン
ダ20の戻り側油室20Bとは油管30により接続され
ている。
また、切換弁29のRポートには戻り油管31が接続さ
れ、この油管31の途中には逆止弁32が設けられてい
る。
さらに、チェノ・ソー・ホルダ用油圧シリンダ10,1
1の各挾持側油室10A。
11Aば、油管33,34によって、リリーフ弁27の
上流側において作動油供給管24に接続されており、同
開放側油室10B、111:油管35.36によって戻
り油管31に逆止弁32と切換弁26との間で接続され
ている。
作動油供給油管24の可変絞り弁28の上流側と戻り油
管31との間を接続する逃がし油管38の途中に、作動
油逃がし用IJ IJ−フ弁37が配設されており、作
動油供給油管24内の圧力が設定値以上となればIJ
IJ−フ弁37が開いて作動油を逃がす。
油圧モータ19の上流側の作動油供給油管24と戻り油
管31の逆止弁32の上流側とな接続するバイパス管3
9には逆止弁40が設けられている。
41は油圧モータ19の戻り油管、42は油タンクであ
る。
つぎに、この伐倒機および油圧回路の作動について説明
する。
まず立木Tを保持するために油圧シリンダ12,13,
14,15を操作して各腕5.6,7,9を第2図のよ
うに開く。
さらに第3図において、切換弁26な中立状態から矢印
イ%す方向に切換えると、油圧ポンプ25によって、油
タンク42内の作動油は戻り油管31な通り油’135
.36を経て、チェノ・ソー・ホルダ用油圧シリンダ1
0,110開放側油室10B。
11Bに流入し、ピストン・ロッドIOR、11Rを左
動させて、チェノ・ノー・ホルダ3,4を開〈。
そこで、立木Tに伐倒機を接近させ、サポート・ブラケ
ット8を当接させた後、油圧シリンダ12〜15を操作
して各腕5,6,7,9を閉じ、立木Tを保持させる。
これと同時に、第3図に示されている切換弁26な矢印
口で示す方向に切換え、油圧ポンプ25によって作動油
を供給油管24から油’133,34を経てチェ7・ノ
ー・ホルダ10,11の油室10A、IIAに流入させ
、ピストン・ロッドIOR,IIRを右動させてチェ7
・ソー・ホルダ3,4を閉じ、立木Tを強固に挾持させ
る。
チェ7・ソー・ホルダ3,4の閉じた後は、リリーフ弁
21の上流側の油圧が上昇し、供給油管24内の作動油
が設定圧力以上になるとリリーフ弁27が開くので、作
動油はチェ7・ソー回転駆動用油圧モータ19に至りこ
れを回転させてソー2Aを回転させると同時に、さらに
切換弁29を経てチェ7・ソー回動用油圧シリンダ20
の切断側油室20Aに流入し、ピストン・ロッド21を
右動させる。
これによりチェ7・ソー2は垂直軸18を中心としてチ
ェ7・ソー・ホルダ3の方向に回動を開始する。
チェ7・ソー2の回動およびソー2Aの回転により立木
が切断されていき切断が完了すると、チェノ・ソー2が
ストツパ43に当接するので供給油管24内の圧力が上
昇し、油管24側の油管38内圧力が設定値全こえると
、リリーフ弁37が開くので作動油は逃がし油管38を
通り戻り油管31から油タンク42へと戻され、油圧シ
リンダ20の保護が図られる。
そこで、作業者の手によって切換弁29を図中矢印ハで
示す方向に切換えると、作動油は油管30を通って油圧
シリンダ20の戻り側油室20Bに流入し、ピストン・
ロッド21が左動してチェノ・ソー2を逆方向に回動さ
せるので、チェ7・ソー2はチェ7・ソー・ホルダ4内
に戻る。
チェ7・ソー2がそのホルダ4内で停止すると、油管2
4,30内の作動油圧が上昇し、再びリリーフ弁37が
開いて、供給油管24内の作動油は戻り油管31へと逃
がされる。
ついで、切換弁26を図中矢印イの方向に切換えると油
圧モータ19は停止し、作動油が戻り油管31から油管
35.35に経てチェ7・ノー・ホルダ用油圧シリンダ
10,11の開放側油室10B、IIBに流入し、ピス
トン・ロッドIOR,11Rを左動させ、チェ7・ノー
・ホルダ3,4を開いて立木Tの挾持な解放する。
以上の操作によって、立木Tの切断作業のすべてが完了
し、立木Tを所定の場所に運んで、保持腕5,6,7お
よび抱持腕9から落下させればよい。
チェ7・ソー2の回動速度は可変絞り弁28を調整する
ことにより可変となる。
また、切換弁26.29をソレノイド弁とすることによ
って一連の操作を簡単に行なうことができる。
この考案による油圧駆動装置は上述のように、作動車両
に取付けられる本体フレーム1の前面に、立木Tを保持
する複数の可動保持腕5,6.7と、一方に立木切断用
チェ7・ソー2を備えた左右の可動チェ7・ソー・ホル
ダ3,4とが順次備えられ、チェ7・ソー2は油圧モー
タ19により回転駆動されるとともに油圧シリンダ20
Kヨリ回動され、チェノ・ノー・ホルダ3,4がそれ
ぞれ油圧シリンダ10,11により駆動される伐倒機に
おいてチェ7・ソー回動用油圧シリンダ20の切断側油
室20Aへの作動油供給管24の途中に、順次IJ I
J−フ弁27、チェ7・ソー回転駆動用油圧モータ19
および切換弁29が設けられるとともに、作動油供給油
管24途上のリリーフ弁27の上流側にチェ7・ノー・
ホルダ用油圧シリンダ10.11の挾持側油室10A、
IIAに連通される油管33,34がそれぞれ接続され
、切換弁29のBポートとチェ7・ノー回動用油圧シリ
ンダ20の戻り側油室20Bとが油管30により接続さ
れ、切換弁29のRポートに接続された戻り油管31と
供給油管24の油圧モータ19の出口側との間がリリー
フ弁37を介して逃がし油管38により接続され、チェ
ノ・ソー・ホルダ用油圧シリンダio、iiの開放側油
室10B、IIBが油管35,36により戻り油管31
に接続されている構成であるから、1つの油圧回路でチ
ェ7・ソー・ホルダ用油圧シリンダ1o、ii、チェ7
・ノー回転駆動用油圧モータ19およびチェ7・ソー回
動用油圧シリンダ20″+:順次自動的に作動させて一
連(3種類)の動作が行ないうるとともに構成が簡単で
かつ操作が容易であり、立木の伐倒作業全能率的に行な
いうる。
【図面の簡単な説明】
図面はこの考案の実施例を示すもので、第1図は伐倒様
全体正面図、第2図は同平面図、第3図は油上回路図で
ある。 1・・・・・・本体フレーム、2・・・・・・チェノ・
ソー、3゜4・・・・・・チェノ・ソー・ホルダ、5,
6,7・・・・・・保持腕、10,11・・・・・・チ
ェノ・ソー・ホルダ用油圧シリンダ、IOA、IIA・
・・・・・挾持側油室、10B、IIB・・・・・・開
放側油室、19・・・・・・油圧モータ、20・・・・
・・チェノ・ソー回動用油圧シリンダ、20A・・・・
・・切断側油室、20B・・・・・・戻り側油室、24
・・・・・・作動油供給油管、26・・・・・・切換弁
、27・・・・・・リリーフ弁、29・・・・・・切換
弁、30・・・・・・油管、31・・・・・・戻り油管
、33,34.35,36・・・・・・油管、37・・
・・・・IJ IJ−フ弁、38・・・・・・逃がし油
管。

Claims (1)

  1. 【実用新案登録請求の範囲】 作業車両に取付けられる本体フレーム1の前面に、立木
    Tを保持する複数の可動保持腕5,6゜7と、一方に立
    木切断用カンタソー2を備えた左右の可動チェノ・ソー
    ・ホルダ3,4とカ備工られ、チェノ・ソー2は油圧モ
    ータ19により回転駆動されるとともに油圧シリンダ2
    0により回動され、チェノ・ソー・ホルダ3,4がそれ
    ぞれ油圧シリンダ10.11により駆動される伐倒機で
    あって、チェノ・ソー回動用油圧シリンダ20の切断側
    油室20Aへの作動油供給油管24の途中に順次リリー
    フ弁27、チェノ・ソー回転駆動用油圧モータ19およ
    び切換弁29が設けられるとともに、作動油供給油管2
    4途上のリリーフ弁27の上流側にチェノ・ソー・ホル
    ダ用油圧シリンダio、 1iの挾持側油室10A、I
    IAに連通される油管33,34がそれぞれ接続され、
    切換弁29のBポートとチェノ・ソー回動用油圧シリ゛
    ンダ20の戻−り側油室20Bとが油管30により接続
    され、切換弁29のRポートに接続された戻り油管31
    と供給油管24の油圧モータ19の出口側との間がリリ
    ーフ弁3Tを介して逃がし油管38により接続され、チ
    ェノ・ソー・ホルダ用油圧シリンダ10.11の開放側
    油室10B。 11Bが油管35,36により戻り油管31に接続され
    ている、伐倒機における油圧駆動装置。
JP152780U 1980-01-09 1980-01-09 伐倒機における油圧駆動装置 Expired JPS5933247Y2 (ja)

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JPS56104354U JPS56104354U (ja) 1981-08-14
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