JPS5932110B2 - 喫煙性タバコ製品とその製造方法 - Google Patents

喫煙性タバコ製品とその製造方法

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JPS5932110B2
JPS5932110B2 JP52047301A JP4730177A JPS5932110B2 JP S5932110 B2 JPS5932110 B2 JP S5932110B2 JP 52047301 A JP52047301 A JP 52047301A JP 4730177 A JP4730177 A JP 4730177A JP S5932110 B2 JPS5932110 B2 JP S5932110B2
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tobacco
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bulk
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ア−ル・ユ−ゲン・コ−ンホ−スト
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BURAUN ENDO UIRIAMUSON TABAKO CORP
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BURAUN ENDO UIRIAMUSON TABAKO CORP
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    • AHUMAN NECESSITIES
    • A24TOBACCO; CIGARS; CIGARETTES; SIMULATED SMOKING DEVICES; SMOKERS' REQUISITES
    • A24BMANUFACTURE OR PREPARATION OF TOBACCO FOR SMOKING OR CHEWING; TOBACCO; SNUFF
    • A24B13/00Tobacco for pipes, for cigars, e.g. cigar inserts, or for cigarettes; Chewing tobacco; Snuff
    • AHUMAN NECESSITIES
    • A24TOBACCO; CIGARS; CIGARETTES; SIMULATED SMOKING DEVICES; SMOKERS' REQUISITES
    • A24BMANUFACTURE OR PREPARATION OF TOBACCO FOR SMOKING OR CHEWING; TOBACCO; SNUFF
    • A24B3/00Preparing tobacco in the factory
    • A24B3/14Forming reconstituted tobacco products, e.g. wrapper materials, sheets, imitation leaves, rods, cakes; Forms of such products

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  • Manufacture Of Tobacco Products (AREA)

Description

【発明の詳細な説明】 本発明は喫煙性タバコ製品とその製造方法に関する。
一般に製造業において原料の完全利用をはかることは望
ましいことであるが、タバコ産業においてモ原料タバコ
の高コストという点からこのことは真実である。
喫煙性タバコ製品すなわちシガレットの製造工程におい
ては、タバコの葉の叩打と切断はタバコ粒子寸法の著し
い減少の生ずる二つの基本工程である。
これらの工程に伴なって微細タバコが生成されそれらは
そのまま廃棄されたり、かなりの費用をかげて再生され
る。
コレらのタバコ製造工程において、原料タバコが叩打さ
れバルク片タバコとして貯蔵される。
次いでこのバルク片タバコは切断されてタバコ製造また
は形成装置で処理できる寸法になる。
然しなから、かなりの量のバルク片タバコが叩打にはシ
ガレット製造装置で処理できるように小さい寸法と形状
になる。
バルク片タバコのこの部分の追加的切断は追加的な望ま
しくない微細タバコや屑タバコを生成するだけのことと
なる。
タバコの切断またはそれ以外の単位製造工程で生ずる微
細タバコやタバコ屑の量を減少させるために製造方法を
改良することは、生成される喫煙製品の物理的および化
学的特性を改善することと無関係ではない。
タバコ産業または一般に受は入れられるタバコ製品はそ
の物理的および化学的特性に依存するものである。
例えば堅固さ、柔軟でゆるやかな端部(端部安定度)、
製品中のタバコ小粒子、ニコチン、タール等の量、コー
ルリテンション、密度、圧力低下、パフ数の製品特性、
およびそれ以外の特性がタバコ製品の受は入れ、販売に
極めて重要である。
従って、タバコ原料を有効に利用するための製造方法の
改良はまた改良された最終製品の提供となるものでなけ
ればならない。
本発明は従来のタバコ製品および製造技術についての上
記のまたはその他の問題点を最小にするまたは消滅させ
る喫煙性タバコ製品とその製造方法を提供するものであ
り、また従来のタバコ製品および製造法と比較して改良
された新規のタバコ製品とその製造法を提供するもので
ある。
このタバコ製品とその製造法についての改良は原理的に
は小片タバコと切断タバコをその相対的寸法および形状
の点で、それ以外の物理的および化学的特性と同様に変
化させることによって達成された。
これまでにも、切断または細断タバコ粒子の寸法と形状
が製造工程と製品とに影響を及ぼすために議論されたこ
とがあった。
かかる議論は下記の3つの米国特許にも示されている。
すなわちU、S、P、3128775.2299895
および3138163である。
然しなかも、製品において、また製造方法において異な
った幾何学的分類を有するタバコ粒子を混合することと
、タバコ粒子寸法と形状の重要性はこれまで評価されて
なく、また実現されてもいなかった。
本明細書においては11タバコ小片11ということが強
張されるが、ここで用いられている11タバコ小片11
とは切断バルクタバコと比較して特定の寸法、形状およ
びまたは分布によって特徴づげられているタバコバルク
片の粒子または片を意味している。
特に小片タバコとは約0.5インチを越えない小粒子寸
法と周辺の2乗対面積の平均比が少くも約0.049の
粒子形状を有するタバコバルク片として定義することが
できる。
一般的に、小片タバコの70〜80%は周辺の2乗対面
積比が約0.037〜0.065の範囲内にある。
本発明の望ましい観点からすると、小片タバコは製造工
程中でバルク片タバコから分離される。
例えば小片タバコはバルク片タバコを篩別することによ
って除去することができる。
小片タバコが除去された上方部分すなわちバルク片タバ
コは続いて切断されてさらに処理例えば乾燥される。
次いで少くとも一部の小片タバコはその後切断タバコと
混合されて通常の装置、例えばシガレット製造装置を通
過して喫煙タバコ製品となる。
このようにして、最終製品は全タバコ量に一定の含量レ
ベルの小片タバコを含有する。
小片タバコの特性からみて、原料タバコの実質的に完全
な利用によるタバコの節減が本発明によれば達成される
生成する喫煙タバコ製品は予想外に改善された物理的お
よび化学的特性を有する。
例えば最終タバコ製品の品質に殆んど全く寄与せず、ま
た廃棄されるか金をかげて再生されるかしかない小粒子
タバコまたは粉末の量が最終製品中で著しく減少される
さらに、従来品と同じような物理的および化学的および
喫煙特性を有する喫煙タバコ製品を提供するのに必要な
タバコの全体量の著しい減少が従来品の使用されるタバ
コの量に比較して達成される。
また、堅固さ、端部安定度、炭素残留分、製造効率の改
良、最終製品中の小粒タバコの数の減少等も達成される
さらにこれらの改良は圧力低下および煙流路に悪影響な
しに達成される。
本発明の別のものでは、バルク片タバコが小片タバコを
除去することなく切断される。
別の供給源からの小片タバコがその後に切断タバコに添
加される。
添加された小片タバコの充填特性およびその他の特性は
以下に述べるように改良された物理的および化学的特性
を有する喫煙製品を提供するものである。
従って、本発明の主要な目的は改良された新規の喫煙タ
バコ製品およびその製造方法を提供することである。
本発明の別の目的は改良された製造能率と改良された物
理的および化学的特性のタバコ製品を提供できる粒子寸
法でタバコを処理する改良された新規の喫煙性タバコ製
品とその製造法とを提供することである。
本発明の別の目的は改良された製造能率を達成し、改良
された物理的および化学的特性を有する喫煙タバコ製品
を提供するためのタバコ粒子の形状でタバコを処理する
改良された新規の喫煙性タバコ製品とその製造法を提供
することである。
本発明のさらに別の目的は製造工程中に切断タバコに小
片タバコを添加して、混合された切断タバコおよび小片
タバコから最終改良喫煙製品を得る改良された新規のタ
バコ製品とその製造法を提供することである。
本発明のさらに別の目的はタバコ製品に使用すれるタバ
コの量の著しい節約が達成され、同時に改善された製造
能率が得られ、しかも最終製品の物理的および化学的特
性について従来品と比較して悪くない改良された新規の
タバコ製品とその製造法を提供することである。
本発明に関連する目的の一つは圧力低下や煙の品質の悪
化することなく改良された堅固さ、端部安定性、炭素残
留分を有する改良された新規の喫煙タバコ製品を提供す
ることである。
本発明に関連したさらに別の目的は改良された新規のタ
バコ製品製造装置を提供することである。
これらの目的を達成するためおよび本発明の目的に沿っ
て、バルクタバコからタバコ製品を製造する方法の一つ
+1小片タバコを供給し、バルクタバコを切断し、この
両者を混合し、この混合物からタバコ製品を形成するこ
とからなる。
また別の方法は、好ましくは篩別によってバルクタバコ
の切断以前にバルクタバコから分離される。
分離された小片タバコと切断タバコは混合されて、この
混合物からタバコ製品が形成される。
本発明の別の観点は、製造方法では約0.5インチを越
えない小粒子寸法の未切断タバコを供給し、バルクタバ
コを切断し、この両者を混合し、この混合物からタバコ
製品を形成するものである。
本発明の別の観点は切断タバコと小片タバコを含有する
タバコ製品が提供され、この小片タバコが約0.5イン
チを越えない小粒子寸法と、約0.049以上の周辺の
2乗対面積の平均比を有すル粒子形状のバルク片タバコ
からなり、製品中の全タバコ重量の2%以上の小片タバ
コ含量であるタバコ製品を提供することである。
本発明の別の観点は、タバコ製品の製造装置を提供する
ことであり、この装置はバルク片タバコと小片タバコを
分離する手段、残留バルク片タバコを切断する手段、切
断手段の周りを迂回して小片タバコを送り両者を一緒に
する手段および両者の混合物からタバコ製品を製造する
手段とからなる。
以上のおよびそれ以外の本発明の観点は以下により詳細
に説明される。
第1図は本発明のタバコ製品の製造装置および方法を示
す模式的フローダイアグラムである。
第2図は小片タバコと切断タバコ粒子との典型的な粒度
分布曲線のグラフである。
第1図において、本発明のタバコ製品の製造装置が、1
0で示される分離装置を含めて模式的に説明されている
分離装置10はその上をバルクタバコが通過する金網で
よい。
小片タバコは金網を通過するため分離され、上方部分す
なわちバルり片タバコは小片タバコのように金網を通過
しないため切断装置またカッター12への通路11に沿
って運ばれる。
小片タバコを含まないバルク片タバコは装置12で切断
されてタバコ製品製造装置16で処理し得る寸法にされ
る。
タバコは切断された後、通路13に沿って図示されてな
い多数の処理工程を経てタバコ製品製造装置16に運ば
れる。
本発明の望ましい形態では、分離された小片タバコが通
路17に沿って運ばれて例えば回転シリンダーのような
混合装置18に送られる。
装置18は小片タバコと切断タバコを混合する。
小片タバコは金網10上を通るバルク片タバコがうける
切断工程を迂回し、製品製造装置16に送られる前に切
断タバコと混合される。
小片タバコと切断タバコQ″!/J・片タバコが実質的
に均一に切断タバコ中に分布するように混合される。
切断工程と混合工程との間に混合工程と製品成型工程の
間と同様に例えば乾燥工程のような中間工程があること
は当然である。
成型装置は勿論両者の混合物を例えば捲き紙で棒状にし
てから、これを適当な長さに切断して最終タバコ製品と
する。
バルク片タバコを切断し製品を成型するためのタバコ製
品の製造装置は、それ自体通常のものでよく特別のこと
は必要とされない。
然し最終製品中の全タバコ含量の一定含量までの小片タ
バコを製品は含有することとなる。
バルク片タバコ中に小片タバコを含有するバルク片タバ
コをカッターで例えばインチ当り30カツトで切断する
ことはより小さい粒子や粉末をつ(るだげであってそれ
はシガレットの物理特性に殆んどあるいは全(役立たな
いと信じられている。
小片タバコが製造装置による直接処理に充分に小さな寸
法であることは留意すべきである。
従って切断工程の前にバルク片タバコから小片タバコを
分離して、これを切断工程を迂回させることは最終製品
中に含まれる粉末を減少させるものである。
さらに、以下に述べるように小片タバコは通常の切断タ
バコよりも大きい充填特性を有すると信じられている。
従って、小片タバコが切断タバコと混合されると最終製
品の充填塵、堅固さは切断タバコよりも遥かに大きい。
その結果として、通常のシガレットと同様の物理的、化
学的特性を有するシガレットをつくるのにより少ない量
のタバコですむことになる。
小片タバコの特性を述べる前に、装置18で混合される
小片タバコと切断タバコはバルク片タバコが金網上を通
過するときに分離されると同一のものである必要がない
ことは留意すべきである。
すなわち、小片タバコの添加または戻しは、工程中にお
いて、小片タバコがバルク片タバコの切断後に主工程の
流れに添加されることを除けば、バルク片タバコと小片
タバコの分離とは無関係である。
さらに、小片タバコの充填力の予期しない異常の増大の
ために、本発明による改良タバコ製品は小片タバコを予
め除去することなしにでも、単に小片タバコを切断タバ
コに添加するだけで得られる。
この改良された物理的および化学的特性は小片タバコそ
れ自体の物理的および化学的特性に主として依存するも
のである。
特に、かかる改良特性は0.5インチ以下の小粒子寸法
のタバコを切断タバコに添加することによって得られる
ものと信じられている。
しかしながら、好ましいの(九〇、365以下の小片粒
子を供給し、2%メツシュの金網で分離することである
さらに、かかる改良特性は少(も1.93mmの算術平
均寸法と少くも1.74mmの幾何平均寸法を有する粒
子からなる小片タバコを供給することによって得られる
ことが知られた。
さらに、小片タバコの密度は切断タバコの密度と実質的
に同一であり、少くも0.6603? m /ccの密
度を有する。
大粒子から小片粒子を分離するのに使用される装置や方
法よりもむしろ分離される粒子の寸法が重要な因子であ
ることは留意すべきである。
従って本発明の小片タバコとバルク片タバコとを分離す
るための装置は金網であるが、それ以外の分離装置や方
法を用いることができる。
通常の分離法によればバルク片タバコの約7〜10%が
本発明の分離工程で小片タバコとして分離される。
第2図においては小片タバコ粒子と切断タバコ粒子の代
表的粒度分布曲線が示されている。
これらは第1図の通路11および13に沿って運ばれる
I′上部部分11から得られたものである。
通常の切断タバコ粒子の分布曲線は左に曲がっているこ
とが知られる。
従って小さい粒子が多(、切断タバコ粒子の分布は典型
的な対数曲線である。
これと反対に、小片タバコ粒子の分布曲線は典型的な対
称曲線である。
小片タバコの粒度分布はこのように予想外に正常である
小片タバコはまたその形状によっても分類される。
これを行なうために、形状因子(A/P2 )が選ばれ
る。
ここでAは実質的に平らな粒子の面積であり、Pはその
周辺部である。
下記の第1表は小片タバコと切断タバコの形状因子(A
/P”)の分布の比較をそれらの平均値、標準偏差、ね
じれ、尖度について行なったものである。
第1表から明らかなように、そして切断タバコと区別さ
れるように、小片タバコ粒子形状は平均形状因子(A/
P2) が少くも0.049である。
また第1表の平均値(A/P”) からも小片タバコ
の形状が0.038aの側面の矩形に犬約され、一方、
切断タバコ粒子の形状がa、0.19aの側面の矩形に
犬約される。
第1表の標準偏差は大部分の小片タバコ粒子がa、0.
22aからa、0.73aまでの側面の矩形として表わ
されることが明らかである。
反対に大部分の切断タバコ粒子はa、0.09aからa
、0.37aの範囲にある。
第1表の小片タバコの形状因子のねじれ値は小片タバコ
粒子のA/P2値がa、0.37a以上の側部を有する
矩形にかたよっていることを示している。
反対に切断タバコのねじれ値は平均値のまわりの形状因
子(A/P2) の対称分布を示している。
尖端値からみると、小片タバコの形状因子、従って小片
粒子の形状分布は狭い範囲にある。
一方切断タバコ、従ってその形状分布は広い範囲となっ
ている。
第2表は切断タバコと小片タバコに対する形状因子の範
囲を示す。
これらの範囲は第1表のデータから計算された。
そして小片タバコと切断タバコの70〜80%はこの範
囲内にあった。
切断タバコの形状因子がその上端部で0.049の値で
あり、これは第1表の小片タバコの平均形状因子に完全
に一致することは注目すべきで・ある。
上記の本発明の方法を利用したタバコ製品の物理的およ
び化学的特性を示す。
下記の第3表に示す小片の試料は第1図の方法によって
得られたものである。
一般的に、工業生産に使用されるバルク片タバコは篩別
によって分離された。
原料が金網を通過するときに小片タバコが分離された。
この篩分けた上方部分は通路11に沿って運ばれて、通
常は切断装置12を通って処理される。
小片タバコは次いで切断タバコと混合される。
最後にシガレットが製造される。
金網の網目寸法を、すなわち小片タバコの寸法を変える
ことによって製造パラメーターが変化し、二つの異なっ
た種類の標準装置を用いて製造を変えられる。
同時に比較用サンプルが試験用サンプルと同じロットの
タバコでつくられた。
テスト結果は第3表に示す。
比較サンプルと比較した相対値で示されている。
これらのテスト結果を理解し易くするために以下の定義
がなされる。
原料の寸法および量に関連しての生成シガレット試料の
性質の傾向は第3表を見れば明白である。
堅固性についての結果は全部の3種類の試料で改善され
ていることを示している。
最大の改善が認められるのは一3メツシュ(B)試料の
9.1%である。
寸法についての傾向は一3メツシュの原料カ最適の寸法
であることを示している。
粒子寸法についてのデータはシガレットに含まれる微細
分の減少を示す。
−3メツシユ(B)試料では最終製品で一14メツシュ
および一32メツシュの微細分の減少に著しい改善が認
められる。
かかる廃棄物は約20%も減少している。
寸法についての傾向では3メツシユが最適であることを
示している。
さらに3種類の全部の試料において端部安定性が改善さ
れた。
2%メツシュの試料0の原料で25%という最大の改良
が認められた。
小片タバコをシガレット試料中に含有させることによる
タバコ断面圧力低下の悪影響も認められなかった。
あるケースでは、テスト試料は比較サンプルよりも圧力
低下が僅かに低かったがこのことは統計的に意味をもた
ない。
予想外に、テスト試料の圧力低下の変動は比較サンプル
に比較して低かった。
第3表において、パフまたは煙の流通はテスト試料と比
較用試料とで大きな差異は見られなかった。
従って、小片タバコの含有はシガレットの物理特性に大
きい変化はあるが、煙の性質に悪影響をおよぼすもので
ない。
さらに小片タバコの化学特性は実質的に切断タバコのも
のと同じである。
小片タバコ試料はまた市販の細片タバコの一部を篩別す
ることによっても得られた。
篩別装置は3メツシユの金網を取り付けられた。
(0,286“開口の73.6%の開孔面積)小片タバ
コは一3メツシュ材料として分離された。
平均分離率は0.8%の誤差範囲で7.4%であった。
この小片タバコは充填特性について調べられた。
小片タバコに対する平均値は6.03cc/?mであり
、切断タバコの場合は4−、52 cc/ ? mであ
った。
この値は湿度13.0%に補正された振動/圧縮充填特
性値である。
シガレット棒体中の全タバコ量に対する小片タバコの含
有量は、本発明による改良タバコ製品を得る際の重要な
因子である。
当然ながら、小片タバコは天然にバルク片タバコ中に含
まれ、通常のシガレットでは全体のタバコ量中の約1,
0重量%の小片タバコ含有量を有している。
この含有小片タバコは部分的にカッターフラグである。
小片タバコの含有は従来までは製品の品質に有害と考え
られてきた。
しかしながら、全タバコ量中の2〜25%の小片タバコ
の含有は有益な結果をもたらすことが知られた。
25%以上の含量でもよいが実用上混合に問題が生ずる
こうしてシガレット棒体中に全タバコ量の2〜25%の
小片タバコ含有量が実用的であり、本発明の利点を達す
るものである。
本発明の目的が達成されることは上述の説明から明らか
である。
原則的にQζ実質的に完全な原料物質の利用が、製造工
程での、従って最終製品中の微細分の生成を減少させる
ことによって達成される。
さらに従来の製品と同様な物理特性および化学特注を有
し、しかもタバコ使用量の少ないタバコ製品の製造によ
って原料タバコのよりよい利用が達成される。
本発明による小片タバコ迂回法を利用してつくられるシ
ガレットは圧力低下および煙流通に悪影響をおよぼすこ
となく、堅牢性、端部安定性および微細分の減少に優れ
た結果を有する。
製造効率もまた改良される。
本発明はその精神または本質的特徴を離れることなく他
の実施態様であることができる。
従って以上の具体例は単に説明のためのものであって制
限の意味のものではない。
本発明の範囲は上述の説明よりもむしろ請求範囲によっ
て示されるものであって、請求範囲と均等の意味と範囲
内のすべての変化はその範囲内に含まれるものである。
【図面の簡単な説明】
第1図は本発明のタバコ製品を製造するための装置およ
び方法を説明するための模式的フローチャートであり、
第2図は小片タバコ粒子と切断タバコ粒子の典型的な粒
度分布曲線をグラフで示したものである。 図面において、A・・・・・・切断タバコの粒度分布、
B・・・・・・小片タバコの粒度分布、10・・・・・
・分離装置、11・・・・・・通路、12・・・・・・
切断装置、13・・・・・・通路、16・・・・・・製
品成型装置、17・・・・・・小片タバコ迂回路、18
・・・・・・混合装置である。

Claims (1)

  1. 【特許請求の範囲】 1 約0.5インチを越えない小粒子寸法を有する未切
    断タバコを供給し、バルクタバコを切断し、該未切断タ
    バコと該切断バルクタバコを一緒にし、この一緒にさせ
    られた未切断タバコと切断バルクタバコから喫煙性のタ
    バコ製品を形成することを特徴とするバルクタバコより
    喫煙性タバコ製品を製造する方法。 2 未切断タバコ粒子が実質的に正常な粒径分布を有し
    、バルクタバコが実質的に正常なログ曲線の粒径分布で
    特徴づけられる粒径に切断されている第1項の方法。 3 未切断タバコ粒子の少くも70%が形状因子(A/
    P2)0.037〜0065の範囲であることを特徴と
    する第1項の方法。 (ここでAは粒子の面積であり、Pはその周縁部である
    。 )4 バルクタバコの切断以前に、約0.5インチを越
    えない小粒子寸法の未切断タバコをバルクタバコから分
    離する工程を含む第1項の方法。 5 未切断タバコ粒子の少(も70%が形状因子(A/
    p2)0.037〜0.065の範囲であることを特徴
    とする第4項の方法。 (ここでAは粒子面積であり、Pはその周縁部である。 )6 分離した未切断タバコを切断タバコと一緒にし、
    この一緒にした切断タバコと未切断タバコとから喫煙性
    タバコ製品を形成する第4項の方法。 7 未切断タバコが、一緒にされた切断タバコと未切断
    タバコの重量の約25%を越えない量で未切断タバコと
    切断タバコを混合する第1項の方法。 8 未切断タバコと切断タバコの混合重量の2〜25%
    の範囲の未切断タバコの量で、未切断タバコと切断タバ
    コとを混合する第1項の方法。 9 バルクタバコの切断以前に、約0,5インチを越え
    ない小粒子寸法の未切断タバコをバルクタバコから分離
    する工程を含む第8項の方法。 10 分離した未切断タバコを切断タバコと混合し、
    この混合した切断タバコと未切断タバコとから喫煙性タ
    バコ製品を形成する第9項の方法。 11 未切断タバコ粒子が実質的に正常な粒径分布を
    有し、切断バルクタバコ粒子が実質的に正常ログ曲線粒
    径分布を有し、未切断タバコ粒子の少くも70%の形状
    因子(A/P2) が0.037〜0.065の範囲で
    ある第1項の方法(ここでAは粒子面積であり、Pはそ
    の周縁部である。 )において、バルクタバコの切断以前に、約0.5イン
    チを越えない小粒子寸法の未切断タバコをバルクタバコ
    から分離する工程と、未切断タバコと切断タバコを未切
    断タバコが混合された切断タバコと未切断タバコの重量
    の約25%を越えない量で混合する工程と、混合された
    未切断タバコと切断タバコとから喫煙性のタバコ製品を
    形成する工程を特徴とする方法。 12 約0.5インチを越えない小粒子寸法と、周辺
    の2乗対面積の平均比率が少くも約0.049である粒
    子形状とによって特徴づけられる小片タバコを供給し、
    バルクタバコを切断し、該切断タバコと小片タバコを混
    合し、該混合された切断タバコと小片タバコとから喫煙
    性タバコ製品を形成することからなる喫煙性タバコ製品
    の製造方法。 13 未切断タバコ粒子が実質的に正常な粒径分布を
    有し、バルクタバコが実質的に正常なログ曲線分布で特
    徴づけられる粒径に切断されている第12項の方法。 14 小片の少くも70%が形状因子(A/P2)0
    .037〜0.065の範囲の粒子であることを特徴と
    する第12項の方法。 (ここでAは粒子面積であり、Pはその周辺部である。 )15 バルクタバコの切断工程の前に、バルクタバ
    コから小片タバコを分離する工程を含み、この小片タバ
    コが約0.5インチを越えない粒子寸法と周辺部の2乗
    対面積の平均比が少くも0.049の粒子形状によって
    特徴づけられている第12項の方法。 16 少くも70%と小片タバコが形状因子(A/p
    ”)0.037〜0.065の範囲であることを特徴と
    する第15項の方法。 (ここでAは粒子面積であり、Pはその周辺部である。 )17 分離された小片タバコと切断タバコを混合し、
    この混合された切断タバコと小片タバコとから喫煙性タ
    バコ製品を形成する第16項の方法。 18 小片タバコが、混合された切断タバコと小片タ
    バコの重量の約25%を越えない量で小片タバコと切断
    タバコを混合する第12項の方法。 19 小片タバコと切断タバコの混合重量の2〜25
    %の範囲の小片タバコの量で、小片タバコを切断タバコ
    と混合する第12項の方法。 20バルクタバコの切断工程の前に、バルクタバコから
    小片タバコを分離する工程を含み、この小片タバコが約
    0.5インチを越えない粒子寸法と、周辺部の2乗対面
    積の平均比が少くも0.049の粒子形状によって特徴
    づけられている第19項の方法。 21 分離された小片タバコと切断タバコを混合し、
    この混合された切断タバコと小片タバコとから喫煙性タ
    バコ製品を形成する第20項の方法。 η バルクタバコを分別して小片タバコを分離し、小片
    タバコを分離した後にバルクタバコを切断し、小片タバ
    コとバルクタバコとを混合し、混合された小片タバコと
    切断バルクタバコとから喫煙性のタバコ製品を形成する
    ことからなるバルクタバコより喫煙性タバコ製品を製造
    する方法。 23 小片タバコ粒子が実質的に正常な粒径分布を有
    し、バルクタバコが実質的に正常なログ曲線分布で特徴
    づけられる粒径に切断されている第22項の方法。 24 小片タバコの少くも70%が形状因子(A/P
    2)0.037〜0.065の範囲の粒子であることを
    特徴とする第22項の方法。 (ここでAは粒子面積で、Pはその周辺部である。 )25 分離された小片タバコと切断タバコを混合し
    、この混合された切断タバコと小片タバコとから喫煙性
    タバコ製品を形成する第22項の方法。 26 小片タバコが混合された切断タバコと小片タバ
    コの重量の約25%を越えない量で小片タバコと切断タ
    バコを混合する第22項の方法。 27 小片タバコと切断タバコの混合重量の2〜25
    %の範囲の未切断タバコの量で小片タバコと切断タバコ
    を混合する第22項の方法。 元 小片タバコが0.365インチを越えない小粒子寸
    法である第25項の方法。 29 小片タバコをバルク片タバコから分離する手段
    と、残ったバルク片タバコを切断する手段と、切断手段
    の周りに小片タバコを迂回させてから小片タバコと切断
    バルクタバコを一緒にする手段と、混合された小片タバ
    コと切断バルクタバコから喫煙性タバコ製品を製造する
    手段とからなる喫煙性タバコ製品の製造装置。 J 分離手段がスクリーン(金網)である第29項の装
    置。 31 混合手段が小片タバコと切断バルク片タバコを
    受ける回転シリンダーからなり、その際に小片タバコが
    実質的に切断バルク片タバコ中に均一に分散されるよう
    な第29項の装置。 32 小片タバコが約0.5インチを越えない小粒子
    寸法と周辺部の2乗対面積の平均比が少くも約0.04
    9である粒子形状を有するバルク片タバコであって、小
    片タバコが製品中に全タバコ重量の2%より少くない含
    量であることを特徴とする切断タバコと小片タバコより
    なる喫煙性タバコ製品。 お 小片タバコ粒子が少くも1.93mmの算数的平均
    寸法を有する第32項の喫煙性タバコ製品。 渕 小片タバコ粒子が少くも1.74mmの幾何学的平
    均寸法を有する第32項の喫煙性タバコ製品。 35 小片タバコ粒子が少くも1.93mmの算数的
    平均寸法を有する第34項の喫煙性タバコ製品。 36 小片タバコ粒子が少くも0.66032m/c
    cの密度を有する第32項の喫煙性タバコ製品。 3γ 切断タバコと小片タバコを含有する包装材を有し
    、小片タバコが切断タバコ中に実質的に均一に分布して
    いる第32項の喫煙性タバコ製品。 38 小片タバコが0.365インチよりも太き(な
    い粒径である第37項の喫煙性タバコ製品。
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