JPS5931945Y2 - ねじりコイルばね - Google Patents
ねじりコイルばねInfo
- Publication number
- JPS5931945Y2 JPS5931945Y2 JP128582U JP128582U JPS5931945Y2 JP S5931945 Y2 JPS5931945 Y2 JP S5931945Y2 JP 128582 U JP128582 U JP 128582U JP 128582 U JP128582 U JP 128582U JP S5931945 Y2 JPS5931945 Y2 JP S5931945Y2
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- ring
- diameter
- coil spring
- shaped
- torsion coil
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Expired
Links
Description
【考案の詳細な説明】
本願はねじりコイルばねに関し、特にねじりコイルばね
を装備する物体間例えば劇場などに設置される固定椅子
において、背凭れと常時起立状態に保持される座部との
連結部の如くスペースが狭幅でかつ強力なばね力を必要
とする場所に装備する場合に有効なねじりコイルばねを
提供するものである。
を装備する物体間例えば劇場などに設置される固定椅子
において、背凭れと常時起立状態に保持される座部との
連結部の如くスペースが狭幅でかつ強力なばね力を必要
とする場所に装備する場合に有効なねじりコイルばねを
提供するものである。
一般にねじりコイルばねのばね力は有効巻き数、コイル
の直径、線材の直径に比例する。
の直径、線材の直径に比例する。
従って大きなばね力を得るためには有効巻き数を多くす
るか、コイルの直径及び線材の直径を大きくする必要が
あり、有効巻き数を多くするときは全長が長くなり、従
って限られたスペース内にばね力の大きなねじりコイル
ばねを装備することが至難となる不都合を有する。
るか、コイルの直径及び線材の直径を大きくする必要が
あり、有効巻き数を多くするときは全長が長くなり、従
って限られたスペース内にばね力の大きなねじりコイル
ばねを装備することが至難となる不都合を有する。
そこで本願はこのような不都合を解消したもので、以下
その実施例を図面について詳述すると、一本の弾線をコ
イル状に巻回して偶数個(図では4個)のリング状部1
a乃至1bを形成すると共に、その長さ方向の中心部N
から左右に区別されるリング状部1a、lbとIC,l
dとのうちその内側に位置するリング状部1bと1Cと
を小径に、かつそれらと隣接する両端位置のリング状部
1aと1dとを前記小径のリング状部1bとICとの外
径寸法より大きい内径となるように大径に形成し、この
ように形成されたリング状部を、リング状部1a及び1
d内にリング状部1b及び1Cが夫々同心円状に介入し
、かつ大径のリング状部1aと1dが重合するように接
近させると共に、それらのリング状部1aと1dとの端
部を夫々外方に屈曲して足部2a、2dが対向するよう
形成して戒るものである。
その実施例を図面について詳述すると、一本の弾線をコ
イル状に巻回して偶数個(図では4個)のリング状部1
a乃至1bを形成すると共に、その長さ方向の中心部N
から左右に区別されるリング状部1a、lbとIC,l
dとのうちその内側に位置するリング状部1bと1Cと
を小径に、かつそれらと隣接する両端位置のリング状部
1aと1dとを前記小径のリング状部1bとICとの外
径寸法より大きい内径となるように大径に形成し、この
ように形成されたリング状部を、リング状部1a及び1
d内にリング状部1b及び1Cが夫々同心円状に介入し
、かつ大径のリング状部1aと1dが重合するように接
近させると共に、それらのリング状部1aと1dとの端
部を夫々外方に屈曲して足部2a、2dが対向するよう
形成して戒るものである。
しかしてこのように構成されたねじりコイルばねの両端
足部2a、2d間に、それらが接近する方向の外力を付
勢するときは、その付勢力に抗する復元弾力が生じ、ま
た前記両端足部2a、2d間にそれらが遠隔する方向の
外力を付勢するときは、その付勢力に抗する復元弾力が
生じる。
足部2a、2d間に、それらが接近する方向の外力を付
勢するときは、その付勢力に抗する復元弾力が生じ、ま
た前記両端足部2a、2d間にそれらが遠隔する方向の
外力を付勢するときは、その付勢力に抗する復元弾力が
生じる。
第4図は第1図乃至第3図において、小径のリング状部
1bと1C内に更にそれよりも小径の第3のリング状部
1b’と1c’と夫々同心円状に介入した場合の他の実
施例を示している。
1bと1C内に更にそれよりも小径の第3のリング状部
1b’と1c’と夫々同心円状に介入した場合の他の実
施例を示している。
本願は叙上のように構成されるものであるから、全長の
長さが巻回数に不拘一本の弾線の太さのほぼ2倍の長さ
に短縮し得て、狭幅なスペース内にばね力の大きなねじ
りコイルばねを装備することができるという利点を有す
るものである。
長さが巻回数に不拘一本の弾線の太さのほぼ2倍の長さ
に短縮し得て、狭幅なスペース内にばね力の大きなねじ
りコイルばねを装備することができるという利点を有す
るものである。
図面は本願の実施例を示すもので、第1図は側面図、第
2図は中央縦断面図、第3図は各リング状部を離して展
開した状態の側面図、第4図は他の実施例の中央縦断面
図である。 図中 1 a、1 b、I C,1dはリング状部、2
a、2dは足部である。
2図は中央縦断面図、第3図は各リング状部を離して展
開した状態の側面図、第4図は他の実施例の中央縦断面
図である。 図中 1 a、1 b、I C,1dはリング状部、2
a、2dは足部である。
Claims (1)
- 一本の弾線をコイル状に巻回して偶数個のリング状部を
それらの巻回径が左右対称でかつ両外端方向に順次大径
となるように形成すると共に、小径のリング状部が、こ
れと隣接する大径のリング状部内に同心円状に介入する
ように両端リング状部を接近させ、さらに両端に位置す
る大径のリング状部の端部を夫々外方に屈曲して足部を
対向するように形成して戊るねしりコイルばね。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP128582U JPS5931945Y2 (ja) | 1982-01-11 | 1982-01-11 | ねじりコイルばね |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP128582U JPS5931945Y2 (ja) | 1982-01-11 | 1982-01-11 | ねじりコイルばね |
Publications (2)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPS58104438U JPS58104438U (ja) | 1983-07-15 |
JPS5931945Y2 true JPS5931945Y2 (ja) | 1984-09-08 |
Family
ID=30014312
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP128582U Expired JPS5931945Y2 (ja) | 1982-01-11 | 1982-01-11 | ねじりコイルばね |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JPS5931945Y2 (ja) |
Families Citing this family (3)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JP2007201667A (ja) * | 2006-01-25 | 2007-08-09 | Matsushita Electric Ind Co Ltd | 開閉装置 |
US20100295222A1 (en) * | 2007-07-09 | 2010-11-25 | Sang Ho Lee | Actuator and spring used therefor |
JP2009225311A (ja) * | 2008-03-18 | 2009-10-01 | Strawberry Corporation | スライド装置並びにスライド装置を用いた電子機器 |
-
1982
- 1982-01-11 JP JP128582U patent/JPS5931945Y2/ja not_active Expired
Also Published As
Publication number | Publication date |
---|---|
JPS58104438U (ja) | 1983-07-15 |