JPS5931904Y2 - 床下収納金庫 - Google Patents

Description

【考案の詳細な説明】 この考案は床下収納金庫に関するもので、□を開けたと
きに扉裏面が高湿度の室内空気に触れることにより扉裏
面に結露現象が生ずるのを防止することを目的とする。

この考案の一実施例を第１図および第２図を用いて説明
する。

すなわち、この実施例は、金庫扉１の裏崩にヒータ２を
埋設し、その上からヒータ２と絶縁を施した薄い鉄板３
を被着する。

この場合、ヒータ２は金庫扉１の裏筒全体に拡げて配置
する。

ヒータ２の一端は金庫本体４内を通って電源５に接続し
、他端は同じく金庫本体４内を通りスイッチ６を介して
電源５に接続する。

スイッチ６は、金庫本体４内に形成した空間１に設ける
。

すなわち、円柱形の押釦８を金庫本体４の上端部に設け
た孔部４ａに挿通して空間γに導き、さらに一端を金庫
本体４に固定した金属固定板９の孔部９ａに遊挿し、押
釦８の底面を同じく一端を金庫本体４に固定した金属可
動板１０の上面に当接するとともに、金属固定板９を電
源５に接続し、金属可動板１０をヒータ２に接続する。

この場合、押釦８が押圧されていないときは、金属可動
板１０が金属固定板９と平行になって金属固定板９と金
属可動板１０のそれぞれの他端部に設けた接点９ｂ、１
０ａが互いに接するようにし、一方、押釦８が押圧され
ているときは、押釦８の下降に連動して金属可動板１０
の他端部が下降し接点９ｂ、１０ａが互いに離隔するよ
うにする。

１１は蝶番である。

このように構成したため、金庫扉１を開くと、押釦８の
押圧状態が解除され、それまで押釦８の下降伏態に連動
して下降伏態にあった金属可動板１０の他端部が金属可
動板１０の弾性力によって上昇して接点９ｂ、１０ａが
互いに接するようになる。

その結果、電源５から金属固定板９と接点９ｂ、１０ａ
と金属可動板１０を介してヒータ２に電力供給され、こ
のヒータ２の温度上昇に伴なって鉄板３が加熱される。

つぎに、金庫□１を閉じると鉄板３により押釦８が押圧
され、金属可動板１０の他端部が下方に移動して接点９
ｂ、 ｌＱａが離隔し、ヒータ２への給電を断つ。

このように、金庫ｓ１を開成すると鉄板３がヒータ２で
加熱されるため、扉裏面を形成する鉄板３の表面が高湿
度の室内空気に触れてもこの鉄板３に結露現象が生じな
い。

しかも、金属扉１が閉成しているときはヒータ２への給
電が断たれているので経済的でもある。

以上のように、この考案の床下収納金庫は、扉を開けて
扉離面が高湿度の室内空気に触れても扉裏面に結露現象
が生じないという効果を有する。

【図面の簡単な説明】

第１図はこの考案の一実施例の斜視図、第２図はその要
部拡大断崩斜視図である。 １・・・・・・金属扉、２・・・・・・ヒータ、３・・
・・・・鉄板、４・・・・・・金庫本体、５・・・・・
・電源、６・・・・・・スイッチ、１・・・・・・空間
、８・・・・・・押釦、９・・・・・・金属固定板、９
ｂ。 １０ａ・・・・・・接点、１０・・・・・・金属可動板
。

Claims (1)

【実用新案登録請求の範囲】
1. 扉裏面に埋設したヒータと、前記扉の開成動作に連動し
   て前記ヒータに電力供給するスイッチとを備えた床下収
   納金庫。