JPS5931891A - アルミニウム製容器の内面電解処理法 - Google Patents
アルミニウム製容器の内面電解処理法Info
- Publication number
- JPS5931891A JPS5931891A JP13980682A JP13980682A JPS5931891A JP S5931891 A JPS5931891 A JP S5931891A JP 13980682 A JP13980682 A JP 13980682A JP 13980682 A JP13980682 A JP 13980682A JP S5931891 A JPS5931891 A JP S5931891A
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- JP
- Japan
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- cathode
- vessel
- container
- electrolytic
- electrolysis
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- Pending
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- Electrochemical Coating By Surface Reaction (AREA)
Abstract
(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。
め要約のデータは記録されません。
Description
【発明の詳細な説明】
本発明は、アルミニウムまたはアルミニウム合金製容器
、特に大型容器の内面のみに陽極酸化皮膜、電着塗装皮
膜、メッキ層等を形成する方法（こ関する。
、特に大型容器の内面のみに陽極酸化皮膜、電着塗装皮
膜、メッキ層等を形成する方法（こ関する。
アルミニウム製容器は軽暇で耐食性に優れ、種々の用途
に使用されるが、朝食性をさらに向上しまた耐摩耗性、
硬さの上昇を図るため、内表面（こ陽極酸化皮膜を形成
させることが多く、従来の方法とし］ては、第１図に示
すように電解槽１（こ容器本体２を浸漬し陽極とすると
共に、外部陰極３の他に容器内部に内部陰極４を取付け
、外部電源５により直流電解する方法が採られる。被処
理容器の大型化に伴ない対応する電解槽も大型となり、
鳥大な設備費を要する。また、この方法によれば前述の
設備費の増大のほか、容器の内面のみの処理が必要であ
っても、同時に外面も処理され不経済となる。また電解
槽の大型化を避けるため、容器を予め幾つかの小部分に
分割して陽極酸化処理をした後、溶接により缶体として
仕上げる方法があるが、溶接部には酸化皮膜がないため
耐食性など不十分なものであった。
に使用されるが、朝食性をさらに向上しまた耐摩耗性、
硬さの上昇を図るため、内表面（こ陽極酸化皮膜を形成
させることが多く、従来の方法とし］ては、第１図に示
すように電解槽１（こ容器本体２を浸漬し陽極とすると
共に、外部陰極３の他に容器内部に内部陰極４を取付け
、外部電源５により直流電解する方法が採られる。被処
理容器の大型化に伴ない対応する電解槽も大型となり、
鳥大な設備費を要する。また、この方法によれば前述の
設備費の増大のほか、容器の内面のみの処理が必要であ
っても、同時に外面も処理され不経済となる。また電解
槽の大型化を避けるため、容器を予め幾つかの小部分に
分割して陽極酸化処理をした後、溶接により缶体として
仕上げる方法があるが、溶接部には酸化皮膜がないため
耐食性など不十分なものであった。
発明者は、容器自体を陽極とすると共に電解液を入れる
電解槽に兼用できる点に想到し、検討を重ね本発明を完
成した。
電解槽に兼用できる点に想到し、検討を重ね本発明を完
成した。
本発明の目的は、大型の電解槽を用いずに、目的とする
アルミニウムまたはアルミニウム合金（以下−両者を併
せて単にアルミニラ１８と称する）製容器の内面に陽極
酸化皮膜を形成せしめることにあり、アルミニウム製容
器を被処理体陽極とし該容器内に該容器と絶縁された陰
極を設置し、電解面を該容器に満して電解処理すること
を特徴とするものである。
アルミニウムまたはアルミニウム合金（以下−両者を併
せて単にアルミニラ１８と称する）製容器の内面に陽極
酸化皮膜を形成せしめることにあり、アルミニウム製容
器を被処理体陽極とし該容器内に該容器と絶縁された陰
極を設置し、電解面を該容器に満して電解処理すること
を特徴とするものである。
本発明方法は、通常の電解槽法アルミニウム材の陽極酸
化処理方法、即ち硫酸法、シュウ酸法、クロム酸法等を
適用でき、電解操業条件も電解槽による場合に準して行
なえば良く、容器内に挿入される陰極は、大型の場合は
適宜形相を容器内で組立て構成すれば良く、また電解液
は、例えば容器マンホールと底部排出口を利用して外部
ポンプ。
化処理方法、即ち硫酸法、シュウ酸法、クロム酸法等を
適用でき、電解操業条件も電解槽による場合に準して行
なえば良く、容器内に挿入される陰極は、大型の場合は
適宜形相を容器内で組立て構成すれば良く、また電解液
は、例えば容器マンホールと底部排出口を利用して外部
ポンプ。
熱交換器等と結び、温度コントロール、液の循環等を図
り、所要の一様な厚みの酸化皮膜を形成せしめることが
できる。
り、所要の一様な厚みの酸化皮膜を形成せしめることが
できる。
また電解１夜に電着塗料浴を用いれば、同様に電着塗装
ができる。
ができる。
さらに、被処理体を陰極、容器と絶縁され１こ対極を陽
極としてメッキを行なえは、同様にメ・ツキ肘が形成て
きる。
極としてメッキを行なえは、同様にメ・ツキ肘が形成て
きる。
本発明方法によれば、容器自体を電解槽とするので、電
Ｍ＋？’ｌが不要てあり、心太な設備を節約することが
でき、かつ目的とする内面のみの処理が可能であり、操
業コス１−が低層である。大型容器であっても、容器全
体を溶接冗成させたのちに処理が可能なため、溶接部を
はじめ、細部まで陽極酸化安膜、電着塗装皮膜、メッキ
層等で被覆することができる。
Ｍ＋？’ｌが不要てあり、心太な設備を節約することが
でき、かつ目的とする内面のみの処理が可能であり、操
業コス１−が低層である。大型容器であっても、容器全
体を溶接冗成させたのちに処理が可能なため、溶接部を
はじめ、細部まで陽極酸化安膜、電着塗装皮膜、メッキ
層等で被覆することができる。
本発明は内面の耐食性を必要とする水道水、純水、その
他薬液等の給液タンクとして、また内部に硬度を必要と
する粉粒体用等の大型容器の内面処理法として極めて有
用である。
他薬液等の給液タンクとして、また内部に硬度を必要と
する粉粒体用等の大型容器の内面処理法として極めて有
用である。
以下、本発明を、実施例により更に具体的に説明する。
実施例１
アルミニウム合金５０８３製の円筒横型３０トン給水タ
ンクの内面陽極酸化を実施した。第２図に示すように、
容器本体２のマンホール６から分割された６３８型材と
２８板材からなる陰極月を入れ内部陰極４を組み立てた
。組立てにはステンレスボルトを使用した。この際、容
器本体と内部の陰極とが接触しないよう、プラスチック
製の絶縁スペー＋１−７の上に陰極ブスバー８を取付け
た。
ンクの内面陽極酸化を実施した。第２図に示すように、
容器本体２のマンホール６から分割された６３８型材と
２８板材からなる陰極月を入れ内部陰極４を組み立てた
。組立てにはステンレスボルトを使用した。この際、容
器本体と内部の陰極とが接触しないよう、プラスチック
製の絶縁スペー＋１−７の上に陰極ブスバー８を取付け
た。
容器内面を負機溶剤で脱脂した後、硫酸１５％の電解液
を満たし、下部排出管１２から液ｍｌ循瑠ポンプ９によ
り冷凍幾１０を設備した熱交換器１１（こ送り、本体上
部のマンポール６から電解液を容器本体に戻した。
を満たし、下部排出管１２から液ｍｌ循瑠ポンプ９によ
り冷凍幾１０を設備した熱交換器１１（こ送り、本体上
部のマンポール６から電解液を容器本体に戻した。
容器本体を陽極とし、陽極電流密度１１０ Ａ ／ ｍ
”。
”。
容器内面積＋４０ｍ′で、外部９転５により、直流電飾
４４００ Ａ ′ｃ６０分間通電した。
４４００ Ａ ′ｃ６０分間通電した。
発生するジュール熱は熱交換器１１で冷却し、電解液は
２０°Ｃ±１℃に保持した。容器本体と陰極の間の電圧
は初期１５．５ Ｖ 、終期１７． ＯＶてあった。
２０°Ｃ±１℃に保持した。容器本体と陰極の間の電圧
は初期１５．５ Ｖ 、終期１７． ＯＶてあった。
電解終了後、電解液を別タンクに移し、容器本体内部を
水洗洗浄し排水後、純水を一杯（こ満して蒸気を吹き込
み９５°Ｃ９３０分間封孔処理して仕上げた。
水洗洗浄し排水後、純水を一杯（こ満して蒸気を吹き込
み９５°Ｃ９３０分間封孔処理して仕上げた。
酸化皮膜はほぼ−・様な厚さで平均１８μであった。
実施例２４
アルミニウム合金１０７０製で上部を円錐状とした竪型
の内容積３ｍ″タンクの内部電解処理を実施した。第３
図に示すように上部のマンホール６からアルミニウム押
出材（６０６３）とアルミニウム板（１１００）とから
構成された内部陰極４を挿入し、容器本体２とは絶縁し
た状態で固定した。、１５％硫酸電解液を入れ、循環ポ
ンプ９により容器上部から液を取出し、熱交換器１１を
通して下部排出管１２から液を戻す液循環系を作った。
の内容積３ｍ″タンクの内部電解処理を実施した。第３
図に示すように上部のマンホール６からアルミニウム押
出材（６０６３）とアルミニウム板（１１００）とから
構成された内部陰極４を挿入し、容器本体２とは絶縁し
た状態で固定した。、１５％硫酸電解液を入れ、循環ポ
ンプ９により容器上部から液を取出し、熱交換器１１を
通して下部排出管１２から液を戻す液循環系を作った。
本体を陽極として、陰極を直流の外部電源５と結線した
。タンク内面積は４ ｍ″で、１００Δ／ｍ′の陽極電
流密度とし、直流４００Ａで４０分通電した。電解液は
熱交換器１１により２０℃±１６Ｇ（こ保持した。液循
環量は１時間に内容量が３ターンオーバーするようにし
た。電解液を別タンクに排出したのち、充分に水洗洗浄
した。その後、純水を満し、蒸気により９７℃に加熱し
３０分保持し封孔処理した。最後に、この純水を排出し
、酸化皮膜厚さを測定したところ平均１０μであった。
。タンク内面積は４ ｍ″で、１００Δ／ｍ′の陽極電
流密度とし、直流４００Ａで４０分通電した。電解液は
熱交換器１１により２０℃±１６Ｇ（こ保持した。液循
環量は１時間に内容量が３ターンオーバーするようにし
た。電解液を別タンクに排出したのち、充分に水洗洗浄
した。その後、純水を満し、蒸気により９７℃に加熱し
３０分保持し封孔処理した。最後に、この純水を排出し
、酸化皮膜厚さを測定したところ平均１０μであった。
第１図は従来の電解処理法を示す説明図で、第２図、第
３図は、それぞれ本発明方法の実施例１゜実施例２の電
解処理法の説明図である。 １・・・・電解槽、 ２・・・・容器本体。 ４・・・・内部陰極、 ５・・・・外部電源。 ７・・・・絶縁スペーサー。 ９・・・・循環ポンプ、１１・・・・熱交換器。 特許出願人 日本軽金属株式会社 代理人 弁理士 松永圭司
３図は、それぞれ本発明方法の実施例１゜実施例２の電
解処理法の説明図である。 １・・・・電解槽、 ２・・・・容器本体。 ４・・・・内部陰極、 ５・・・・外部電源。 ７・・・・絶縁スペーサー。 ９・・・・循環ポンプ、１１・・・・熱交換器。 特許出願人 日本軽金属株式会社 代理人 弁理士 松永圭司
Claims (1)
- １、 アルミニウムまたはアルミニウム合金製容器を被
処理体電極とし、該容器内（こ該容器と絶縁された対極
を設置し、電解液を該容器に満して電解処理することを
特徴とするアルミニウム製容器の内面電解処理法。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP13980682A JPS5931891A (ja) | 1982-08-13 | 1982-08-13 | アルミニウム製容器の内面電解処理法 |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP13980682A JPS5931891A (ja) | 1982-08-13 | 1982-08-13 | アルミニウム製容器の内面電解処理法 |
Publications (1)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPS5931891A true JPS5931891A (ja) | 1984-02-21 |
Family
ID=15253866
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP13980682A Pending JPS5931891A (ja) | 1982-08-13 | 1982-08-13 | アルミニウム製容器の内面電解処理法 |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JPS5931891A (ja) |
Cited By (2)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JPS5951075A (ja) * | 1982-09-03 | 1984-03-24 | 日本フルハ−フ株式会社 | 粉・粒体運搬用のアルミニウム製運搬容器 |
| JP2003093027A (ja) * | 2001-09-26 | 2003-04-02 | Watanabe Kikai Kogyo Kk | 生海苔の洗浄熟成機 |
Citations (2)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JPS5166245A (en) * | 1974-12-04 | 1976-06-08 | Shokosha Kk | Aruminiumu mataha sonogokinkaranaruchukutaino naimenyokyokusankahoho |
| JPS5576070A (en) * | 1978-12-01 | 1980-06-07 | Asahi Keikinzoku Kogyo Kk | Enameled aluminum vessel and manufacture thereof |
-
1982
- 1982-08-13 JP JP13980682A patent/JPS5931891A/ja active Pending
Patent Citations (2)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JPS5166245A (en) * | 1974-12-04 | 1976-06-08 | Shokosha Kk | Aruminiumu mataha sonogokinkaranaruchukutaino naimenyokyokusankahoho |
| JPS5576070A (en) * | 1978-12-01 | 1980-06-07 | Asahi Keikinzoku Kogyo Kk | Enameled aluminum vessel and manufacture thereof |
Cited By (2)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JPS5951075A (ja) * | 1982-09-03 | 1984-03-24 | 日本フルハ−フ株式会社 | 粉・粒体運搬用のアルミニウム製運搬容器 |
| JP2003093027A (ja) * | 2001-09-26 | 2003-04-02 | Watanabe Kikai Kogyo Kk | 生海苔の洗浄熟成機 |
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