JPS5931790A - ポリエンのホスホニウム塩の製造方法 - Google Patents

ポリエンのホスホニウム塩の製造方法

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JPS5931790A
JPS5931790A JP58127070A JP12707083A JPS5931790A JP S5931790 A JPS5931790 A JP S5931790A JP 58127070 A JP58127070 A JP 58127070A JP 12707083 A JP12707083 A JP 12707083A JP S5931790 A JPS5931790 A JP S5931790A
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Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 本発明はカロチノイド及びVチノイド(reti−no
id)合成における中間体として特に適するポリエンの
ホスホニウム塩の新規な製造方法に関する。
本発明によれば、一般式 式中、R1は随時ヒドロキシ基または保護されたヒドロ
キシ基で置換されていてもよい2.6,6−ドリメチル
ー1−7クロヘキセンー1−イルまたは2,3.6−)
リメチルフェニル基を表わし、 R2はアリール基を表わし、そしてX−はホスホニウム
塩に普通の陰イオンを表わす、の化合物は一般式 式中、RI XR2及びX−は上記の意味を有する、 の化合物を、ニッケル、パラジウム、白金、コバルト、
ロソウム、パラジウムまたはルテニウムを含む触媒の存
在下において適当な有機溶媒または 5− 水性−有機溶媒混合物中で、部分的に水素添加すること
によって製造される。
「保護されたヒドロキシ基」なる用語は、本発明の範囲
内で、普通のヒドロキシ保護基、例えばエーテル、エス
テル、アセタール等の基を表わし、またこれらの基には
水素添加に際してヒドロキシ基に転化される基も包含さ
れる。好ましい保護されたヒドロキシ基は炭素原子7個
までも含むアルコキシ、アシルオキシ及びアセタール、
例えばメトキシ、エトキシ、アセトキシ、(2−メトキ
シ−2−プロピル)オキシ及びペンノルオキシ、特にメ
トキシ基及びアセトキシ基である。
随時R1に存在するヒドロキシ基または保護されたヒド
ロキシ基は、好ましくはシクロヘキセニルまたはフェニ
ル基の4−位置にある。R1によって表わされる特に好
ましい基は2,6.6−)リフチル−1−シクロヘキセ
/−1−イル、4−6− ヒドロキシ−2,6,6−)ジメチル−1−シクロヘキ
セン−1−イル、2,3.6−)リメチルフェニル及び
4−メトキシ−2,3,6−)リメチルフェニルである
R2けホスホニウム塩における普通のアリール基、例え
ばフェニル、トリル等、特にフェニルを表わす。
X−にはホスホニウム塩における普通の全ての陰イオン
、例えばクロライド、ブロマイド、ノぐ−クロレイト、
ハイドロツエンサルフェート等カ含まれる。Xは好まし
くは塩素または臭素を表わす。
驚くべきことに、式■の化合物が本発明によって提供さ
れる方法によって高収率で得られることがわかった。こ
のことは、ホスホニウム基をもたない対応する化合物は
これまで水素添加できなかったか、或いは不十分な収率
でのみ水素添加でき、一方、アセチレン性ホスホニウム
塩の水素添加はこれまで知られていなかっただめに、や
はり驚くべきことである。
本発明によって提供される方法は普通の均質及び不均質
の水素添加触媒によって行うことができる。上記の定義
には金属性触媒のみならず、また該金属の化合物、例え
ば塩化パラジウム、酸化ノRラジウム、酸化白金または
トリス−(トリフェニルホスフィン)ロソウムクロライ
ド〔ウィルキンソン(Wilkinson )触媒〕が
包含される。不均質触媒は担体物質と共にまたは担体物
質なしに用いることができる。適当な担体物質は例えば
炭素、ケイソウ土、硫酸バリウム、炭酸カルシウム等で
ある。更にまた上記の定義には混合触媒及び異種金属で
ドーピングした触媒も包含される。特に適当な異種金属
は重金属、例えばモリブデン、・クラヅウム、コバルト
、ルテニウム、パナソウム、マンガン、鉛、銅、クロム
、鉄、ツルコニウム等である。更に、触媒の選択性は時
には触媒毒の使用によって増加させることができる。従
ってまた上記の定義には部分的に不活性化された触媒が
含まれる。適当な触媒毒は水素添加触媒の不活性化に通
常用いられる化合物、例えば普通の硫黄化合物である。
特に好ましい触媒毒は1.2−ビス(2−ヒドロキシエ
チルチオ)エタンである。
本発明によって提供される方法においては、随時異種金
属でドーピングされていてもよく及び/または触媒毒で
部分的に不活性化されていてもよい金属性触媒を用いる
ことが好ましい。好ましい金属性触媒は白金、ニッケル
、・フラジラム及び特にラネーニッケルである。特に好
ましい触媒は、随時モリブデン、ルテニウム、マンガン
、パラジウム、コバルト、鉛、銅またはパナソウムでド
ーピングされていて吃よく、或いは1,2−ビス(2−
ヒドロキシエチルチオ)エタンで部分的に 9− 不活性化されていてもよいラネーニッケルである。
使用する触媒の量は臨界的ではなく、従って広い範囲に
わたって変えることができる。更に触媒は一般に数回使
用することができる。
本発明による水素添加は有機溶媒または水性−有機溶媒
混合物中で行うことができる。適当な有機溶媒または水
性−有機溶媒混合物の有機成分は例エバアルコール、エ
ステル、エーテル、ケトン等である。しかしながら、ケ
トンは一般に用いる反応条件下で還元される。好ましい
溶媒の例はメタノール、エタノール及び水とメタノール
、エタノール、酢酸メチル、テトラヒドロフランまたは
アセトンとの混合物である。水素添加が特に速かに且つ
選択的に進行するために、メタノールが特に適当であり
、更にメタノールはホスホニウム塩に対するすぐれた溶
媒である。
水素添加を行う際の温度及び圧力は臨界的では−10− ない。最適条件は抽出物、用いる触媒及び溶媒によって
変る。しかしながら、水素添加は一般に約O〜100℃
、好ましくは約20〜50℃の温度及び約0.1〜10
0バールの水素圧で行われる。
この水素添加は着た殊に室温及び常圧下で行うことがで
きる。低温では一般にやや高収率が得られるが、一方、
高温では一般に水素添加時間が明らかに短縮され、それ
にもかかわらず、触媒の選択性は良好に保持される。
弐Iの化合物は、特に出発物質として異性体混合物を用
いた場合、異性体混合物として生じ得る。
必要に応じて81.純粋な異性体はそれ自体公知の方法
において、例えば異性化(重金属塩、微量の酸または加
熱によって)及び/または再結晶によって得ることがで
きる。
式■の出発物質は公知であるか、または公知の化合物に
対する方法と同様にして製造することができる。
しかしながらまた、一般式 式中、Yはハロケ゛ンを表わし、R2は上記の意味を有
し、R3はヒドロキシまたは保護されたヒドロキシ基を
表わす、 の化合物は一般式 式中、R4及びR5はヒドロキシまたは保護されたヒド
ロキシ基を表わす、 の化合物をハロゲン化水素、次にトリアリールホスフィ
ンと反応させるととによる簡単な方法で製造することが
できる。
この方法は、アリル性アルコールをハライドに転化し、
更にこのものをホスホニウム塩に転化スる際に通常用い
られる反応条件下で行うことができる。Yは塩素、臭素
またはヨウ素、好ましくは塩素または臭素を表わす。ハ
ロゲン化水素との反応は好ましくは約O〜70°Cでハ
ロゲン化水素水溶液の添加によって行われる。トリアリ
ールホスフィンとの反応は好ましくは還流条件下で行わ
れる。R2によって表わされる好ましいアリール基はフ
ェニルである。
R3、R4及びR5はヒドロキシまたは上に定義した保
護されたヒドロキシ基の一つを表わす。
R4及びR5の場合、勿論、また定義には反応条件下で
ヒドロキシ基に転化されるヒドロキシ保護基が含まれる
弐■の化合物は公知の方法においてカロチノイドまたは
レチノイドに転化することができる。
−13− まだ本発明は本明細書に述べた全ての新規化合物、混合
物、方法、用途及び装置に関する。
本発明を以下の実施例によってさらに説明する。
HPLCは高速液体クロマトグラフィーを表わす。
粗製の生成物の処理及び異性体の分離または異性化は一
般に最適化されていない。
実施例1 ガス化用攪拌機を備えた水素添加フラスコ中で、メタノ
ールll中の90チ(4J?、2ZE)−(5−(4−
ヒドロキシ−2,6,6−ドリメチルー1−シクロヘキ
セン−1−イル)−3−メチル−2−ペンテン−4−イ
ニル〕トリフェニルホスホニウムブロマイド(異性体比
Z/E=625: 37.2 ) 56. Ofの溶液
をラネーニッケル(メタノールを含んだ)152の存在
下において、22℃及び水素0.1パールで、水素の吸
収が停止し且つ抽出物の2係り下が存在す石まで水素添
加−14− した(75時間;水素吸収約2.2 t )。この溶液
を触媒から分離し1.触媒を水素添加フラスコ中にてメ
タノール250 m/で洗浄しく懸濁及びデカンテーシ
ョンによる)、新らたガラネーニッケル22の添加後、
更に水素添加に使用した(上記の如く)。再循環した触
媒に必要な水素添加時間は22時間であった。この2個
のパッチの水素添加溶液を濾過し、回転蒸発機で蒸発乾
固させ(40°C/15ミリバール)、残渣として(4
R,2ZE、4Z)−[:s−(4−ヒドロキシ−2,
6゜6−1− !Jメチルー1−シクロヘキセンー1−
イル)−3−メチル−2,4−ペンタジェニル] ) 
1.+フェニルホスホニウムブロマイドの一様な4色6
状物96.49が得られた(HpLCによる化学的収率
84チ)。塩化メチレフ500 me中の残渣の溶液に
酢酸エチル1200m1.を室温で攪拌しながら滴下し
、生成物が晶出した。この懸濁液を室温で2時間攪拌し
、冷蔵庫中に16時間放置して結晶化を完了させた。黄
−褐色の結晶を炉別し、塩化メチレン/酢酸エチル(容
量比1:2)200mgで洗浄し、60°C/15ミリ
・マールで8時間乾燥し、(4R,27E、4Z)−(
5−(4−ヒドロキシ−2,6,6−ドリメチルー1−
シクロヘキセン−1−イル)−3−メチル−2,4−ペ
ンタソエ;ル〕トリフェニルホスホニウムブロマイド6
s、 o y (64,s多)を得た:融点188−1
90°C〔α120.、−−18.5° (C二1、ク
ロロホルム)。HP L Cによれば、生成物は(2Z
4Z)−異性体63,5チ及び(2B、4Z)−異性体
31.0%を含有していた。
実施例2 ガス化用攪拌機を備えたスルホン化用フラスコ中で、メ
タノール240 ml中の(4R,2ZE)−[5−(
4−ヒドロキシ−2,6,6−ドリフチル−1−シクロ
ヘキセン−1−イル)−3−メチル−2−ペンテン−4
−イニル〕トリノエニルホスホニウムクロライド(異性
体比Z/E=9:91)3.09fの溶液を水を含んだ
ラネーニッケル1,82の存在下において室温及び常圧
下で2時間水素添加したく水素吸収約190m1)。触
媒を戸別し、メタノール20 meで洗浄した。P液を
回転蒸発機中にて40℃/ 15 、S IJバールで
蒸発させた。得られた粗製の生成物(4R,zZE、4
Z)−(s−(4−ヒドロキシ−2,6,6−)リフチ
ル−l−シクロヘキセン−1−イル)−3−メチル−2
,4−ペンタソエニル〕トリノエニルホスホニウムクロ
ライド(II l) L Cによる化学的収率91.7
%、異性体比<2E、4Z)/(2Z、 4Z)=80
.2 : 11.5〕を塩化メチレン20−に溶解し、
酢酸エチル60m1のm 下K x って結晶させた。
0℃で16時間放置した後、淡褐−17− 色の結晶を戸別し、少量の塩化メチレン/酢酸エチル(
容量比1:2)で洗浄し、乾燥し、(4R、2E、4Z
)−異性体859チ及び(−4R,2Z、4Z)−異性
体1t、4%を含むホスホニウム塩2.27 y (7
3,2%)を得た;融点203〜205°Co塩化メチ
レン/酢酸エチルから3回再結晶し、純(s−(4−ヒ
ドロキシ−2,6,6−ドリメチルー1−シクロヘキセ
ン−1−イル)−3−メチル−2,4−ペンタノエニル
〕トリフェニルホスホニウムクロライド560 Npを
得た〔HpLCによれば(4R,2E、4Z)−異性体
97.3チ及び(4R,2Z、4Z)−異性体27チ含
有〕;融点210〜212℃:〔α〕2゜= −25,
4° (c ”” 1 、クロロホルム)。
実施例3 実施例2と同様の方法で、メタノール480 ml中の
(4R,2Z)−[5−(4−ヒドロキシ一−18− 2.6.6−)ジメチル−1−シクロヘキセン−1−イ
ル)−3−メチル−2−ペンテン−4−イニル〕トリノ
エニルホスホニウムクロライト((4R,2E)−異性
体0.4%含有) 7.72 Fの溶液を水分を含むラ
ネーニッケル3.62の存在下において水素添加した。
水素約600 mlを4.5時間以内に吸収した。濾過
し、そして蒸発させた後に得られたHpLcにより(4
R,2Z、 4Z)−(s−(+−ヒドロキシ−2,6
,6−)ジメチル−1−シクロヘキセ/−1−イル)−
3−メチル−2,4−ペンタソエニル〕トリフェニルホ
スホニウムクロライド82..4%を含む粗製の生成物
(7,28F )を塩化メチレン30rnlに溶解し、
酢酸エチル75−の滴下によって室温で結晶させた。0
°Cで16時間放置した後、懸濁液を濾過し、生成物を
塩化メチレン/酢酸エチル(容量比1.2)で洗浄し、
乾燥し、融点112〜114℃の淡い灰色の結晶として
92.9%(4R,214Z)−(5−(4−ヒドロキ
シ−2,6,6−)ジメチル−1−シクロヘキセン−1
−イル)−3−メチル−2,4−ペンタソエニル〕トリ
フェニルホスホニウムクロライド5.31Fを得た;収
率68、4 %。塩化メチレン/酢酸エチルからくり返
し再結晶し、融点114−116℃、〔α〕z=−18
,3° (C−1、クロロホルム)の無色の結晶2.7
1が得られ、このものは純(4R,2Z。
4Z)−Jj性体及び塩化メチレン1o、 6 %を含
有していた。
実施例4 実施例2と同様の方法で、メタノール240 ml中の
(5−(2,6,6−ドリメチルー1−シクロヘキセン
−1−イル)−3−メチル−2−ペンテン−4−イニル
シトリフェニルホスホニウムブロマイド(異性体比E/
Z=3 : 1 ) 3.26 fの溶液を水分を含む
ラネーニッケル1.82の存在下において水素添加した
。水素198m1を6時間以内に吸収した。濾過及び蒸
発後に得られた(2ZE、LZ)−[5−(2,6,6
−)ジメチル−1−シクロヘキセン−1−イル)−3−
メチル−2,4−ペンタジェニル〕トリフェニルホスホ
ニウムブロマイドの粗製の生成物(3,2f)〔HPL
Cによれば、化学的収率86チ、異性体比(2E 、 
4Z)/(2Z 、 4Z)=65 : 21 )を0
℃でテトラヒドロフラン30mから再結晶した。
白色の結晶を冷テトラヒドロフラン各10ゴで2回洗浄
し、40℃/15ミリバールで乾燥し、生成物1.9F
(58チ)CHPLcによれば、(2E、4Z)−異性
体77襲及び(2Z、4Z)−異性体18チを含有〕を
得た;融点180〜182℃。塩化メチレン/テトラヒ
ドロフランから2回再結晶し、融点183〜185℃の
白色結晶とし−21− −c(2F、4Z)−異性体1.21を得た。
実施例5 実施例2と同様の方法で、メタノール240m7!中の
〔3−メチル−5−(2,3,6−)リメチルフェニル
)−2−ペンテン−4−イニルシトリフェニルホスホニ
ウムブロマイド(異性体比Z/E=t:2)a、2aり
の溶液を水分を含むラネーニッケル1.82の存在下に
おいて水素添加した。
水素150ゴを7時間以内に吸収した。濾過及び蒸発後
に得られた(2E、 4EZ)−(a−メチル−5−(
2,3,6−)リメチルフェニル)−2,4−ペンタノ
ェニル〔トリフェニルホスホニウムブロマイド〔HPL
Cによれば、化学的収率98チ、異性体比(2E、4Z
)/(2E、 4E)=84:14:]の粗製の生成物
(3,a y )を塩化メチレン10Hに採り入れ、酢
酸エチル60−の添加及び塩化メチレンの蒸発によって
結晶させた。
−22− この懸濁液を室温で4時間攪拌し、次に濾過し、結晶を
少量の冷酢酸エチルで洗浄し、室温及び0.01ミリバ
ールで一定重量になるまで乾燥し、融点85〜86℃の
淡褐色結晶として純生成物1、60 y (s o %
 ) CIIpLCItcxレバ、(2E、4Z)−異
性体85.9%及び(2E、4E)−一異性体を得た;
融点154〜157℃(加熱速度に大いに依存する)。
実施例6 実施例2と同様の方法で、メタノール24Ornl中の
(Z)−(s−(4−メトキシ−2,3,6−ドリメチ
ルフエニル)−3−メチル−2−ペンテン−4−イニル
シトリフェニルホスホニウムブロマイド3.42 Fの
溶液を水分を含むラネーニッケル1.81の存在下にお
いて水素添加した。水素188m1を28時間以内に吸
収した。濾過及び蒸発後に得られた(2Z、4Z)−(
5−(4−メトキシ−2,3,6−ドリメチルフエニル
)−3−メチル−2,4−ペンタノエニル〕トリフェニ
ルホスホニウムブロマイド89.4%を含tr粗製ノ生
成物(a、4y)(収率89チ)を塩化メチレン20r
ntに溶解し、攪拌しながら酢酸エチル50m1の滴下
によって結晶させた。この懸濁液を0℃で一夜放置し、
濾過し、少量の酢酸エチル/塩化メチレン(容量比5:
1)で洗浄した生成物を40’C10,01ミリバール
で乾燥した。融点202〜204℃の白色結晶として9
9.6係(2Z、4Z)−(5−(4−メトキシ−2,
3,6−ドリメチルフエニル)−3−メチル−2,4−
ペンタヅエニル〕トリフェニルホスホニウムブロマイド
1.81を得た;収率52.5係。
実施例7 第1表に示した実験は実施例2と同様にして行っり、各
々の場合、メタノール240 ml中の(4R,22E
)−(s−(4−ヒドロキシ−2,6、6−ト!J メ
チル−1−シクロヘキセン−1−イル)−3−メチル−
2−ペンテジー4−イニル)トリフェニルホスホニウム
ブロマイド(異性体比E/Z=73:27)3.36F
を異なる触媒を用いて水素添加し、(4R,zZE、 
4Z)−(5−(4−ヒドロキシ−2,6,6−)ジメ
チル−1−シクロヘキセン−1−イル)−3−メチル−
2、4−ヘンタジエニル〕トリフェニルホスホニウムブ
ロマイドを得た。第1表において、pは圧力を表わし、
Tは温度を表わし、そしてtは水素添加時間を表わす。
昇圧下で行った実験の場合、消費した水素の量の測定は
技術的な理由によって不可能であった。水素添加生成物
の組成はHPLCの方法によって測定した(面積百分率
)。
−25− 実施例8 第2表に示し7た実験は実施例2と同様の方法で行った
。実験(α)においては、(4R,2ZE)−(s−(
4−ヒドロキシ−2,6,6−)ジメチル−1−シクロ
ヘキセン−1−イル)−3−メチル−2−ペンテン−4
−イニル〕トリフェニルホスホニウムクロライド(異性
体比Z/E=9:91)t、o9fを水素添加して(4
R,2ZE。
4Z) −[5−(4−ヒドロキシ−2,6,6−ドリ
メチルー1−シクロヘキセン−1−イル)−3−メチル
−2,4−ペンタソエニル〕トリノ二二ルホスホニウム
クロライドを生成させ、実験(b)〜(e)においては
、(4R,2ZE)−〔5−(4−ヒドロキシ−2,6
,6−ドリメチルー1−シクロヘキセン−1−イル)−
3−メチル−ペンテ7−4−イニル〕トリフェニルホス
ホニウムブロマイド(異性体比Z/E=27:73)3
.36F−27− を水素添加して(4R,2ZE、4Z)−[5−(4−
ヒドロキシ−2,6,6−ドリメチルー1−シクロヘキ
セン−1−イル)−3−メチル−2,4−ペンタソエニ
ル〕トリフェニルホスホニウムブロマイドを生成させた
。全ての実験はラネーニッケル1.82の存在下におい
て20℃及び常圧下で行った。tは水素添加時間を表わ
す。水素添加生成物の組成はHpLCの方法によって測
定した(面積百分率)。
−28− −29一 実施例9 各々の場合、実施例2と同様の方法において第3表に示
した条件下で、メタノール240m1中の(4R+” 
22E)−[s −(4−ヒドロキシ−2,6,6−)
ジメチル−1−シクロヘキセン−1−イル)−3−メチ
ル−2−ペンテン−4−イニル〕トリフェニルホスホニ
ウムプロマイ)’(異性体比E/Z=49.1 : 5
0.9 ) 3.36 fを水素添加して(’4R,2
ZE、4Z)−Cs−’(4−ヒトtffキ’/−2、
6、6〒トリメチル−1−シクロヘキセン−1−イル)
−3−メチル−2,4−ペンタソエニル〕トリフェニル
ホスホニウムブロマイドを生成させた。全ての実験は異
種金属でドーピングしたラネーニッケル1.8fの存在
下において水素1パール下で行った。Tは反応時間を表
わし、tは水素添加時間を表わす。水素添加生成物の組
成はHpLCの方法によって測定しく面積百−30− 分率)、合計はほぼ収量に対応する。全ての実験におい
て、水素添加生成物はIf P L Cによればもはや
(2E)−抽出物を含んでいなかった。水素添加生成物
の処理は実施例2と同様の方法で行った。
−31− −32一 実施例10 実施例2の方法と同様にして、メタノール150rnl
中のI:5− (2、6、6−)ジメチル−1−シクロ
ヘキセン−1−イル)−3−メチル−2−ペンテン−4
−イニル〕トリフェニルホスホニウムブロマイド(異性
体比E/Z=3 : 1 )′2−Ofの溶液をlチパ
ラジウムでドーぎングしだラネーニッケル1.12の存
在下において水素添加した。水素112−を2時間以内
に吸収した。濾過及び蒸発後に得られた未だ抽出物17
チを含む<2ZE、4Z)−(5−(2、e 、6− 
)サメチル−1−フクロヘキセン−1−イル)−3−メ
チル−2,4−−!ンタソエニル〕) IJフェニルホ
スホニウムブロマイドの粗製の生成物(λ0v)CHP
LCによれば、化学的収率71チ、異性体比(2E、4
Z)/(2Z、4Z)=57=14〕をテトラヒドロフ
ラン40rn1.から0℃で再結晶さ−33− せた。白色結晶を冷テトラヒドロフラン各1+0゛dで
2回洗浄し、60℃/ 15 ミIJパールで一夜乾燥
し、生成物0.9j(44,8チ)を得た〔HpLCに
よれば、(2E、4Z)−異性体8%及び(2Z、4Z
)−異性体13.5%含有〕;融点182〜184°C
0 実施例11 実施例2の方法と同様にして、酢酸メチル220 me
及び水20 me中の(:5−(2,6,6−ドリメチ
ルー1−シクロヘキセン−1−イル)−3−メチル−2
−ペンテン−4−イニル) ) +J フェニルホスホ
ニウムブロマイド(異性体比87224時間以内に吸収
した。濾過及び蒸発後に得られた未だ抽出物10.8%
を含有する(2ZE、4Z)−[5−(2,6,6−)
ジメチル−1−シー 34− クロヘキ七ンー1−イル)−3−メチル−2,4−ペン
タノエニル〕トリフェニルホス1ホニウムブロマイドの
粗製の生成物(3,3F ) [HPLCによれば、化
学的収率76%、異性体比(2E、4Z)/(2Z、t
Z)=sx : 15]をテトラヒドロフラン40m1
から0℃で再結晶させた。白色結晶を冷テトラヒドロフ
ラン各10rnl!で2回洗浄し、60℃/15ミリバ
ールで一夜乾燥し、生成物x、4y(42,9%)を得
た〔HPLCによれば、(2E、4Z)−異性体79%
及び(2Z、4Z)−異性体16チ含有〕;融点176
〜178℃。
実施例12 ガス化用攪拌機を備えたスルホン化用フラスコ中で、メ
タノール150 me中の(5−(2,6゜6−ドリメ
チルー1−シクロヘキセ7−1−イル)−3−メチル−
2−ペンテン−4−イニル〕トリフェニルホスホニウム
ブロマイド(異性体比E/Z=3:1)2.Ofの溶液
を白金/炭素(5%)2.52の存在下において50°
Cで加圧下(90)ぐ−ル)にて水素添加した。濾過及
び蒸発後に得られた未だ抽出物4チを含む(2ZE、4
Z)−(5−(2,6,6−ドリメチルー1−シクロヘ
キセン−1−イル)−3−メチル−2,4−ペンp−)
x=ル〕トリフェニルホスホニウムブロマイドの粗製の
生成物<2..0?)〔flPLCによれば、化学的収
率86%、異性体比(2E、4Z)/(2Z、4Z)=
65:21:]をテトラヒドロフラン40m1から0℃
で再結晶した。白色結晶を冷テトラヒドロフラン各10
m1で2回洗浄し、60°C/15ミリバールで一夜乾
燥し、生成物0.95r(47,5%)を得た〔HPL
CVCよれば、(2E、4Z)−異性体76チ及び(2
Z、42)−異性体19%含有〕;融点177〜179
℃。
実施例13 実施例2と同様の方法で、メタノール240d中の(4
R,22E)−(5−(4−ヒドロキシ−2,6,6−
)リフチル−1−シクロヘキセン−1−イル)−3−メ
チル−2−ペンテン−4−イニル〕トリフエニルホスホ
ニウムブロマイド(異性体比Z/E=2.8 : 97
.2 ) 3.36 fの溶液をモリブデン1.2チで
ドーぎンダした湿ったラネーニッケル1.87の存在下
で水素添加した。水素168m1!を9時間以内に吸収
した。濾過及び蒸発後に得られた(4R,2ZE、4Z
)−〔5−(4−ヒドロキシ−2,6,6−ドリメチル
ー1−シクロヘキセン−1−イル)−3−メチル−2,
4−ペンタジェニル〕トリフェニルホスホニウムブロマ
イドの粗製の生成物〔HpLCによれば、化学的収率9
3.3%、異性体比(2E、4Z)/(2Z、 4Z)
=sr、1: 6.2)を塩化メチレンに溶解し、酢酸
エチル40mの滴下によって結晶−37− させた。16時間0℃で放置した後、淡褐色の結晶をp
別し、少量の塩化メチレン/酢酸エチル(容量比1:2
)で洗浄し、生成物2.55 f(7s、 7チ)〔H
PLCによれば、(2E、tZ)−異性体91.6チ及
び(2z、4z)−異性体5.5%含有〕;融点203
〜204°C実施例14 実施例2と同様の方法で、メタノール240−中の(4
R,2E)−(5−(4−ヒドロキシ−2,6,6−)
リフチル−1−フクロヘキセン−1−イル)−3−メチ
ル−2−ペンテン−4−イニル〕トリフェニルホスホニ
ウムブロマイド((2Z)−異性体06%含有) 3.
36 fの溶液を79ラジウム/硫酸バリウム(5%)
IPの存在下において水素添加した。水素200−を2
時間以内に吸収した。沖過及び蒸発後に得られた(4R
22ZE、4Z)−〔5−(4−ヒドロキシ−2,6−
38− 、 6− トリメチル−1−シクロヘキセン−1−イル
)−3−メチル−2,4−ペンタジェニル〕ト1) フ
ェニルホスホニウムブロマイドCII p LCKよれ
ば、化学的収率90.3%、異性体比(2E。
4Z)/(2Z、4Z)=81.8:8.5)の粗製の
生成物を塩化メチレン12m1に溶解し、酢酸エチル2
0m1の滴下によって結晶させた。0°Cで16時間放
置後、淡い灰褐色の結晶を戸別し、少量の塩化メチレン
/酢酸エチル(容量比1 : 2 )で洗浄し、乾燥し
、生成物’120f(65,9%)を得た( HP L
 cによれば、(2E、4Z)−異性体896%及び(
2Z、4Z)−異性体9.8%含有〕;融点198〜1
99°C0 実施例15 ガス化用攪拌機を備えだ水素添加用フラスコ中で、メタ
ノールlt中の(4R,2E)−(s−(4−ヒドロキ
シ−2,6,6−ドリメチルー1−シクロヘキセン−1
−イル)−3−メチル−2−ペンテン−4−イニルシト
リフェニルホスホニウムブロマイド3007の溶液をラ
ネーニッケル10りの存在下において22℃及び水素0
.1パール下で水素添加した。水素1.3 tを3,5
時間以内に吸収した。濾過及び蒸発後に得られた(4R
122E、4Z)−(5−(4−ヒドロキシ−2゜6.
6−)リフチル−1−シクロヘキセン−1−イル)−3
−メチル−2,4−ペンタソエニル〕トリフェニルホス
ホニウムブロマイドの粗製の生成物(II p L C
によれば、化学的収率94.2%、異性体比(2E、4
Z)/(2Z、4Z)−87,2ニア、0)をメタノー
ル15mg及び酢酸エチ/I/190meから結晶させ
た。0℃で16時間放置した後、結晶を炉別し、少量の
メタノール/酢酸エチル(容量比1:9)で洗浄し、乾
燥し、純生成物21.31 (7,3,5チ)を得た〔
HpLCによれば、(2E、4Z)−異性体94.4%
及び(2Z、4Z)−異性体5.6チ含有〕;融点20
7−208°C〔α)5;=−2a、4° (C−1、
クロロホルム)。
実施例16 実施例2と同様の方法で、メタノール240 ml中の
(Z)−(5−(4−メトキシ−2,3,6=トリメチ
ルフェニル−3−メチル−2−ペンテ7−4−イニルシ
トリフェニルホスホニウムブロマイド3.429の溶液
をパラソウム/硫酸バリウム(5%)1.srの存在下
において水素添加した。
水素188meを2時間以内に吸収した。濾過及び蒸発
後に得られた(2Z、4Z)−(5−(4−メトキシ−
2,3,6−)リメチルフェニル)−3−メチル−2,
4−ペンタソエニル〕トリフェニルホスホニウムブロマ
イドの粗製の生成物(3,49)(HPLCによる化学
的収率54.6%)−41− を塩化メチレン20meに溶解し、攪拌しながら酢酸エ
チル50m1の滴下によって結晶させた。この懸濁液を
0℃で一夜放置し、そして沖過した。結晶を少量の酢酸
エチル/塩化メチレン(容量比5:1)で洗浄し、室温
10.OXミリバールで乾燥した。かくして94.9チ
(2Z、4Z)−[:5−(4−メトキシ−2、13、
6−ドリメチルフエニル)−3−メチル−2,4−ペン
タジェニル〕トリフェニルホスホニウムブロマイド1.
01を得た;融点202〜205°c。
実施例17 攪拌機、温度計、圧力バランス付滴下ロート及びアルゴ
ン用へッドビースを備えだスルホン化用フラスコ中で塩
化メチレン1を中の(工R5,2R,4R,2E)−5
−(1,4−ソヒドロキシ−2,6,6−)リフチル−
1−シクロヘキシル)−3−メチル−2−ペンテン−4
−イン−1−オ42− −ル126.2ii’の1@濁液を0℃に冷却し、次に
攪拌しながら48%臭化水素水浴液283 meで15
分以内に処理した。紫−黒色の混合物を、薄層クロマト
グラフィーにより反応が終了する壕で、0℃ではげしく
攪拌した(約1〜1.5時間)。処理するために、3個
の分液ロートS、〜S、の各々に半飽和塩化ナトリウム
水溶液250 mlを入れた。
反応混合物そして次に塩4しメチレン各100mgを3
回、順次分液ロートS1〜S、に通した。分離l−だ有
機相を硫酸ナトリウム502上で乾燥し、懸濁液を吸引
沢過し、フィルター上の残渣を塩化メチレン1ooyで
すすいだ。p液を水流ポンプによる真空下にて回転蒸発
機中で約1.2tの容量に濃縮し、攪拌機、温度計及び
ガス化用連結に固定された還流冷却器を備えたスルホン
化用フラスコに入れた結晶性トリフェニルホスフィン1
44.27に上記の濃縮物を直ちに滴下し、かくて発熱
反応を調節された還流に保持することができだ(添加時
間1時間)。次に混合物を反応が扁了する丑で(約2時
間)攪拌し、生成物が一部品出した。
この懸濁液を水流ポンプによる真空下にて回転蒸発機中
で実質的に濃縮し、褐色の結晶物4502を得た。この
ものをメタノール100mA!に還流下で溶液させ、こ
の溶液を冷却浴なしに機械的に攪拌しながら酢酸エチル
1.2tで1時間以内に処理した。酢酸エチル約800
 meの添加後、生成物の結晶化が起こった。この懸濁
液を一夜−15℃に冷却し7、次に吸引濾過し、生成物
を酢酸エチル500 mlで3回極めて十分にすすぎ、
灰褐色の結晶が得られた。未だ溶媒を含む結晶をメタノ
ール100m1に還流下で溶解し、この溶液を冷却浴な
しに機械的に攪拌1〜ながら酢酸エチル1.2tで30
分以内に処理した。酢酸エチル約270m1の添加後に
生成物の結晶化が起こった。この懸濁液を一15℃で一
夜貯蔵し、次に吸引濾過し、生成物を酢酸エチル500
 mlで3回極めて十分にすすぎ、水流ポンプによる真
空下にて乾燥炉中で40°Cにて一定重量になるまで乾
燥した。この方法で、淡い灰褐色の粉末として、(4R
,22E)−(5−(4−ヒドロキシ−2,6,6−)
ジメチル−1−シクロヘキセン−1−イル)−3−メチ
ル−2−ペンテン−4−イニル〕トリフェニルホスホニ
ウムブロマイド((2E) −異性体37.4チ及び(
2Z)−異性体626%からなる〕151.6 f (
54,2%)を得た;融点199−200℃、〔α’3
=−47.2° (025チ、クロロホルム)。上記の
2回の結晶化の母液を処理し、上記の方法で各場合にメ
タノール100d及び各場合に酢酸エチル1tから結晶
させ、かくして淡い灰褐色の粉末として、(4R,2E
)−(5’−(4−ヒドロキシ−2,6,6−)リメチ
ル−1−45− シクロヘキセン−1−イル)−3−メチル−2−ペンテ
ン−4−イニル〕トリフェニルホスホニウムブロマイド
55.71(199%)を得た;融点205−207°
C1〔α)D=−44I°(1,0係、クロロホルム)
。未だ生成物を含む最後の母液は処理しなかった。合計
収量は207.3 f(74,1係)であった。
実施例18 ガス化用攪拌機を備えたスルホン化用フラスコに、ラネ
ーニッケル120り、1,2−ビス(2−ヒドロキシエ
チルチオ)エタン132.0 m9及Uメタノ一ル20
0m1を入れ、室温で40分間予備水素添加した。次い
でこれにメタノール400 ml中の(2E)−[:5
−(2,6,6−)ジメチル−1−シクロヘキセン−1
−イル)−3−メチル−2−ペンテン−4−イニル〕ト
リフェニルホスホニウムブロマイド24.4 Fの溶液
を加え、この−46− 混合物を常圧下にて室温で15.5時間水素添加した(
水素消費11s oy)。混合物を沖過し、残渣をメタ
ノールで十分にすすいだ。沖過を真空下にて回転蒸発機
中で約40℃(浴温)にて濃縮し、残渣を高真空下でし
ばらく乾燥した。得られた粗製の生成物(27,39)
を塩化メチレン20m/に溶解し、この溶液を種結晶を
入れて酢酸エチル300 ml!で滴下処理し、室温で
更に4時間攪拌した。沈殿物を吸引戸別し、酢酸エチル
で十分に洗浄し、高真空下で乾燥した。かくして白色結
晶として(2E、42’)−(5−(2,6,6−)リ
フチル−1−シクロヘキセン−1−イル)−3−メチル
−2,4−ペンタノェニル)) +)フェニルホスホニ
ウムブロマイド19.5 F (79,6%)を得た。
実施例19 ガス化用攪拌機を備えだスルホン化用フラスコ中で、メ
タノールl基中の水分を含むラネーニッケル46.6 
を及び1,2−ビス(2−ヒドロキシエチルチオ)エタ
ン518m9の懸濁液を常圧下にて30℃で予備水素添
加した。次いでこれにメタノール2.1を中の(4R,
2E)−(5−(4−ヒドロキシ−2,6,6−)リフ
チル−1−ンクロヘキセン−1−イル)−3−メチル−
2−ペンテン−4−イニル〕トリノエニルホスホニウム
クロライド320vの溶液を加え、この混合物を40℃
及び水素1.1バールで水素添加した。水素15.61
を5時間以内に吸収した。触媒を炉別し、P液を575
2の重量に濃縮した。生成物を酢酸エチル9.6を中に
徐々に注いで結晶させた。この懸濁液を室温で2時間攪
拌し、そして濾過した。
結晶を少量のメタノール/酢酸エチルで洗浄し、60°
G10.01ミリバールで乾燥し、融点211〜212
℃及び〔α:12G=−26,2° (C;1、クロロ
ホルム)の〔5−(4−ヒドロキシ−2゜6.6−)リ
フチル−1−シクロヘキセン−1−イル)−3−メチル
−2,4−ペンタヅエニル〕トリノエニルホスホニウム
クロライド272.2 F(84,7チ)CHPLCに
よれば、(4R,2E、4Z)−異性体97チ及び(4
R,2Z、 4Z)−異性体2チ含有〕が得られた。
実施例20 実施例19に述べた方法と同様にして、(4R,2E)
−(:s−(4−ヒドロキシ−2,6,6−ドリメチル
ー1−シクロヘキセン−1−イル)−3−メチル−2−
ペンテン−4−イニル〕トリフェニルホスホニウムクロ
ライド2ootを、水で湿めらせ且つ1,2−ビス(2
−ヒドロキシエチルチオ)エタン650 m9で予備処
理したラネーニッケル582の存在下において、40℃
及び水素1.1バールで水素添加した。冷却後、上記の
触−49− 媒を戸別した溶液を実施例19に述べた如くして処理し
た。この方法を更に2回くり返し行い、各々の場合に、
前の循環に用いた触媒残液、メタノール21.新らたな
ラネーニッケル111及び抽出物2001を用い、水素
添加を40℃及び水素1.1バールで行った。水素添加
時間を及び結晶性の(5−(4−ヒドロキシ−2,6,
6−ドリメチルー1−シクロヘキセン−1−イル)−3
−メチル−2,4−ペンタソエニル〕トリフェニルホス
ホニウムクロライドの収量並びにHpLCによる(4R
,2E、 4z)−異性体の含有量及び〔α)M値(c
 = 1 、クロロホルム)を第4表に示した。
−50− 第  4  表 実施例21 メタノール2を中の(4R,2Z)−[5−(4−ヒド
ロキシ−2,6,6−)リメテルー1−シクロヘキセン
−1−イル)−3−メチル−2−ペンテン−4−イニル
〕トリノ二二ルホスホニウムクロライド2002の溶液
を実施例19に従って予備処理した触媒581の存在下
において、19〜28℃で6時間及び40℃で11時間
、常圧下にて水素添加した。実施例19と同様の方法で
処理し、白色結晶159.4 y (79,4係)が得
られ、このものは(4R,2Z、4Z)−[5−(4−
ヒドロキシ−2,6,6−)ジメチル−1−フクロヘキ
セン−1−イル)−3−メチル−2,4−ペンタソエニ
ル〕トリフェニルホスホニウムクロライドに加えて、未
だメタノール5.5%及び酢酸エチル0.2係を含有し
ていだ;融点123−127 ℃、  〔α 〕し”=
−20,4°  (C= 1 、  クロロホルム)。

Claims (1)

  1. 【特許請求の範囲】 1、一般式 式中、R1は随時ヒドロキシ基または保護されたヒドロ
    キシ基で置換されていてもよい2.6.6−)ジメチル
    −1−シクロヘキセン−1−イルまたは2,3.6−)
    リメチルフェニル基を表わし、 R2はアリール基を表わし、そしてX−はホスホニウム
    塩に普通の陰イオンを表わす、ノ化合物を、・ニッケル
    、パラジウム、白金、コバルト、ロソウム、イリゾウム
    またはルテニウムを含む触媒の存在下において適当な有
    機溶媒才たは水性−有機溶媒混合物中で、部分的に水素
    添加することを特徴とする一般式 式中、R11R2及びX は上記の意味を有する、 の化合物の製造方法。 2 出発物質としてR1が随時ヒドロキシ、メトキシま
    だはアセトキシ基で置換されていてもよい2 、6 、
    6− ) +7メチルー1−7クロヘキセンー1−イル
    または2,3.6−)リメテルフェニル残基を表わす式
    ■の化合物を用いる特許請求の範囲第1項記載の方法。 3、 出発物質としてR1が2.6.6−)ジメチル−
    1−シクロヘキセン−1−イル、4−ヒドロキシ−2,
    6,6−)ジメチル−1−シクロヘキセン−1−イル、
    2,3.6−トリメチルフエニルまたは4−メトキシ−
    2,3,6−ドリメチルフエニルを表わす式■の化合物
    を用いる特許請求の範囲第2項記載の方法。 4、不均質触媒を用いる特許請求の範囲第1〜3項のい
    ずれかに記載の方法。 5 特許請求の範囲第1項記載の金属で随時ドーピング
    されていてもよく及び/または随時触媒毒で一部不活性
    化されていてもよい金属触媒を用いる特許請求の範囲第
    4項記載の方法。 6、金属触媒として白金、ニッケルまたはパラジウム、
    好ましくはラネーニッケルを用いる特許請求の範囲第5
    項記載の方法。 7、触媒と17で随時モリブデン、ルテニウム、マンガ
    ン、パラジウム、コバルト、鉛、銅またはパナソウムで
    ドーピングされていてもよく或いはi時1.2−ビス(
    2−ヒドロキシエチルチオ)エタンで一部不活性化され
    ていてもよいラネーニッケルを用いる特許請求の範囲第
    6項記載の方法。 8、有機溶媒として或いは水性−有機溶媒混合物の有機
    成分としてアルコール、エーテルまたはケトンを用いる
    特許請求の範囲第1〜7項のいずれかに記載の方法。 9、溶媒ンしてメタノール、エタノール或いはメタノー
    ル、エタノール、酢酸メチル、テトラヒドロフランもし
    くはアセトンと水との混合物を用いる特許請求の範囲第
    8項記載の方法。 10、溶媒としてメタノールを用いる特許請求の範囲第
    9項記載の方法。
JP58127070A 1982-07-16 1983-07-14 ポリエンのホスホニウム塩の製造方法 Granted JPS5931790A (ja)

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