JPS5931727A - メタクロレインの製造方法 - Google Patents

メタクロレインの製造方法

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JPS5931727A
JPS5931727A JP57142831A JP14283182A JPS5931727A JP S5931727 A JPS5931727 A JP S5931727A JP 57142831 A JP57142831 A JP 57142831A JP 14283182 A JP14283182 A JP 14283182A JP S5931727 A JPS5931727 A JP S5931727A
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JP
Japan
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catalyst
reaction
isobutylene
methacrolein
butyl alcohol
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JP57142831A
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Inventor
Shinkichi Shimizu
信吉 清水
Hiroshi Ichihashi
宏 市橋
Yasuo Kikuzono
康雄 菊園
Yoshihiko Nagaoka
長岡 義彦
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Sumitomo Chemical Co Ltd
Original Assignee
Sumitomo Chemical Co Ltd
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    • Y02P20/00Technologies relating to chemical industry
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    • Y02P20/52Improvements relating to the production of bulk chemicals using catalysts, e.g. selective catalysts

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  • Organic Low-Molecular-Weight Compounds And Preparation Thereof (AREA)
  • Low-Molecular Organic Synthesis Reactions Using Catalysts (AREA)

Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 本発明はイソブチレン又はターシャリ−ブチルアルコー
ルの気相接触酸化反応によりメタクロレインを製造する
方法に関するものである。
さらに詳しくは、イソブチレン又は/及びターシャリ−
ブチルアルコールを分子状酸素または分子状酸素含有カ
スにより気相接触酸化してメタクロレインを製造するに
あtこり、−膜組成が Moa Bib Feo Nid Coe Pf ’I
’tg XJ+ Oi(ただし、Xはカリウム、ルビジ
ウムおよびセシウムの中から選ばれる一種以上の元素を
示す。a* b+ C+ d+ el f+ g + 
hおよびiはそれぞれモリブデン、ビスマス、鉄、ニッ
ケル、コバルト、リン、タリウム、Xおよび酸素の原子
数を示す。
そしてa−12とした場合、b = 0.1〜6、Q=
0.5〜15、d=2〜12、e=0〜lO1f−0〜
2、g=0.05〜1.0、h=0.05〜1.0、d
 −1−a = 6〜12% i=各元素の原子価とa
〜11の値によって自然に決まる値、で表わされる。) でホされる触媒を使用することを特徴とするメタクロレ
インの製造方法に関するものである。
一般にイソブチレン又はターシャリ−ブチルアルコール
を気相接触酸化してメタクロレインを−L業的に効率よ
く製造するためには、イソブチレンの反応収率が大きく
、寿命の長い触媒を用いることが重要であり、この為に
触媒の改良に関する特rトが多数出願されている。これ
ら数多くの触媒の中でもモリブデン−ビスマス系の触媒
は優れたものであり、年を追って多成分化が図られ改良
されてきている。
ところで同種の反応であるプロピレンあ酸化によるアク
ロレイン合成は工業的にも十分な水準に達しているが、
イソブチレン又はターシャリ−ブチルアルコールの酸化
によるメタクロレインの合成は、工業的見地から未だ十
分な技術水準にあるとは言い難い。
すなわち、(1)従来公知の触媒では一般にイソブチレ
ン又はターシャリ−ブチルアルコールの酸化反応での0
02の副生量はプロピレンの酸比に比べて2倍以上達し
、この為に反応に伴って多量の熱が発生し触媒層の温度
が異常に上昇する為に反応温度の制御が著しく困難にな
る事態が発生し易い。しかも、高温にさらされた触媒は
、次第に活性を失なうか、或いはメタクロレインの選択
率が低下し、代ってCO、CO2の副生率が増大するの
で時間経過とともに前者の場合には反応率の低下が後者
の場合には高温部に位置する触媒上で発生する反応熱量
がますます増加する為にもはや反応温度の制御が不能に
なることが経験される。
(2)またプロピレンに比ベイソブチレン又はターシャ
リ−ブチルアルコールの酸化反応が困難である理由とし
て、目的生成物であるメタクロレインが触媒上で逐次的
に酸化反応を起し易く、しかも逐次反応生成物がメタク
リル酸で留Jるならともかく、多くの場合、(1)、0
02.酢酸などを生成することを指摘せねばならない。
この為にイソブチレンの反応率が100%に近い反応条
件で運転するとメタクロレインの収率が低下してしまう
のでメタクロレインの収率を最大(こしようとするなら
ば従来公知の触媒ではイソブチレンの反応率を95%程
度で運転する必要がある。ところがこのようにして製造
し1こメタクロレインを精製処理することなくメタクリ
ル酸合成の為の原料として使用しようとする場合には、
メタクロレインの気相接触酸化によるメタクリル酸合成
触媒に対しイソブチレンは反応阻害作用があるので、メ
タクリル酸合成の為の中間原料としてのメタクロレイン
を得る目的には、未反応で残存するイソブチレンの量を
極力少なくする必要があるが、未だこの目的に叶った触
媒は光成されているとは貰えない状態である。
(8)メタクロレインの逐次酸化を少なくしメタクロレ
インの収率を上げる目的で反応原料ガス中(5) には通常多嵐のスチームを共存させているが、最近のエ
ネルギーコストの上昇の折から多量のスチームの使用は
工業的観点から不利であり、まだまだ解決すべき問題点
が多いのである。
ところで本発明苔らは先にタリウムを含むことを特徴と
する触媒を使用するメタクロレインの製法に関する特許
を出願しているがこの触媒はメタクロレイン収率がi<
、gsvで操作できるとともに400℃以下の温度条件
で使用する限り長期間安定して萬い活性と選択率を維持
できるものの、次のような欠点があることが分った。す
なわち固定床反応器を使用してメタクロレインの工業生
産を実施する場合には多管成熱父型反応器が使用される
が、反応管内で発生する大観の反応熱を除くことが容易
ではなく、反応管壁と触媒層の中心部では大きな温度差
が生ずることがよく知られている。
特にイソブチレン又はターシャリ−ブチルアルコールの
酸化反応は反応速度がイソブチレン又はターシャリ−ブ
チルアルコールの濃度には° (6) ぼ比例する為に反応管入口付近の触媒層での反応量は著
しく従がって触媒層内の温度分布を反応管の長さ方向に
測定すれば原料ガス人目近側に&a度の111(ピーク
温度)が観察される。本発明者らυ)パイロット試験装
置を用いての実験によればこのピーク温度と管壁温度の
差は70〜80℃に及ぶこともよれではなく、触媒は局
部的1こ異h1なKRMにさらされることになる為、反
応器に特別の工夫をほどこすか、希釈用のスチームを反
応原料ガス中にg/優に使用するなどの対策を実施しな
い場合には、ピーク温度位置の触媒の選択性が経時的に
変化し、炭酸ガスの生成lが増加する為によずます反応
熱が増加してついにはSv4発生速度と除熱速度のバラ
ンスがくずれ、反応温度のコン1−ロールが不能となる
事態が発生し反応温度が暴走する欠点のあることが分っ
Tこ。
本発明者らは、工業反応器におけるピーク温度部位の触
媒の経時的、活性度・市を実験室的に再現する為に、以
Fに述べる強制劣化試験方法を新たに開発した。すなオ
)ち、強制劣化試験は実際の反応条件に比へ、高いS■
、高い温度で反応を実施し、あたかも工業反応器におけ
るピーク温度部位だけの反応挙動の経時変化を実験室的
に比較的短期間で評価しようとするものである。実施例
及び比較例で詳しく述べるが、本発明者らは、標準的な
強制劣化試験反応条件として 2 原料ガス組成;イソブチレン: 02 : 職: H2
O−l12.rb/4.1/l、o  (モル比)8V
=80.000h−1触媒層温度=440℃を採用し8
〜5週間反応を継続し活性、選択性の変化を追跡した。
[第2図]は〔比較例1〕で詳しく述べるように、Tt
を含む従来公知の触媒の強制劣化試験結果を示す。大変
苛酷な反応条件であるにもかかわらず、反応初期には高
い選択率でメタクロレインが得られている。しかしなが
ら、図から明らかなように、反応時間の経過とともにメ
タクロレインの選択率が低下し、炭酸ガスの’4E成速
度が急激に増大することが確かめられた。パイロット試
験に於て数ケ月間反応を継続した時点で突然反応温度の
制御が困難となる原因は〔第2図〕に示した様に、ピー
ク温度部位の触媒が経時変化を起し、炭酸ガスの生成量
の増大に伴なう反応熱の増加によるものであることが明
らかとなった。
一方公知の触媒の中でタリウムの代りにアルカリ金属を
触媒成分として含有する触媒はメタクロレインの収率が
比較的高いと言われている。
(特公昭48−17258 ’)がこの触媒を使用して
もやはり触媒層入口付近にピーク温度が生じるので、こ
の部位の触媒の活性経時変化が先のタリウムを含む触媒
と同時に工業的見地からは極めて重要な関心事である。
〔#!8図〕には rptに代えてルビジウムを含む触
媒の強制劣化試験の結果を示す。(詳しくは比較例2に
て説明する。) 川)の代りにカリウム、セシウムを使用した触媒につい
てもこれと同様の試験を行なったが、(9) やはり〔第8図〕と同様の結果が得られ、Tzの代りに
K 、 Rh 、 Csを含む触媒は高温に曝された場
合には極めて急速に活性が低下することが確かめられた
。このような触媒は先に述べたような反応温度の暴走は
起さないものの、急速な活性低下の為に触媒の寿命が短
かく、工業的見地からはやはり欠陥のある触媒と言わざ
るを得ない。
本発明者らは従来公知の触媒に見られる上述の欠点を改
良し、工業触媒として優れた触媒を開発すべく努力を重
ねて来たが、意外なことに、タリウムとY(ここにYは
カリウム、ルビジウムおよびセシウムの中から選ばれる
一種以上の元素を示す。)を共存させる場合には炭酸ガ
ス生成速度の増加現象が起らず、しかも実用条件に比べ
てはるかに苛酷な反応条件下でも活性低下が僅かで長期
間安定して高いメタクロレイン選択率が得られ、工業的
にも十分使用できる触媒となることを見出し本発明を完
成した。
すなわち本発明は、イソブチレン又は/及び(10) ターシャリ−ブチルアルコールを分子状酸素ま1こは分
子状酸素含有ガスにより気相接触酸化するにあtこり、
−膜組成が Moa Eil)Fee Nid Ooe Pf Tt
g xh 0i(tこだしXはカリウム、ルビジウムお
よびセシウムの中から選ばれる一種以上の元素を示す。
a 、 l) 、 O、d 、 a 、 f 、 g 
、 hおよびiはそれぞれモリブデン、ビスマス、鉄、
ニッケル、コバルト、リン、タリウム、Xおよび酸素の
原子数を示す。そしてa−12とした場合、b = 0
.1〜6、Q = 0.5〜15、ci−2〜12.0
−0〜10、f−0〜2、g−0、05〜1.0、h 
= 0.05〜1.0、d−1−e=6〜12.1−各
元素の原子価とa −hの値によって自然に決まる値で
表わされる。)でボされる触媒を使用することを特徴と
するメタクロレインの!&!造方決方法る。
本発明による触媒はタリウムとアルカリ金属(特にカリ
ウム、ルビジウム、セシウム)を共に含有することを特
徴とするものであり、タリウムとアルカリ金属を共存し
ない従来の触媒に比べ長期間安定して高活性、高選択性
が維持され、寿命が長いという飛躍的に優れた特徴を有
するものである。
さらに本発明にかかる触媒はイソブチレンの反応率を9
5%以上としても十分高いメタクロレイン収率が維持さ
れ、実施例からも明らかなように未反応イソブチレンの
量が供給し1こ原料に対して僅かに1〜2%の条件に於
ても高い収率でメタクロレインが得られるのでメタクロ
レインの気相接触酸化によるメタクリル酸合成の反応原
料を製造する際には従来公知の方法に比べて大変有利で
ある。
本発明方法に必要な反応物質はイソブチレン又は/およ
びターシャリ−ブチルアルコールおよび分子状酸素含有
ガスである。本発明で使用する原料のイソブチレンは必
らずしも高純度のイソブチレンである必要はなく、たと
えばブタンなどの飽和炭化水素を含有していても反応に
対して認められる程度の影響を及ぼすことはない。酸素
源としては純粋の酸素でも、酸素濃度を亮めtこ空気で
もJ)るいは酸素を添加しない空気でもよい。経済的な
理由から酸素含有ガスとして空気を使用するのが望まし
い。
イソブチレンおよび酸素含有ガスとともに、反応器中に
水蒸気を添加すると炭酸ガスの副生量が減少し反応温度
の制御が容易になる傾向が認められるが、水の添加は必
らずしも必要なことではない。希望するならば窒素、二
酸化炭素およびアルゴンなどの公知の不活性ガスを希釈
剤として使用することができる。
本発明において用いられろ触媒の構成原料にはモリブデ
ン酸アンモニウム、酸化モリブデン。
モリブデン酸、リンモリブデン酸等のモリブデン化合物
、リン酸、リン酸アンモニウム、五酸化リン等のリン化
合物、硝酸タリウム、炭酸タリウム、水酸化タリウム等
のタリウム化合物カリウム、ルビジウノ・、セシウムの
硝酸塩、炭酸塩、有機酸塩または水酸化物、ビスマス、
鉄、(18) ニッケル、コバルト等のそれぞれの硝酸塩、有機酸塩、
まtコは酸化物等が使用される。
本発明において用いられる触媒は担体なしでもあるいは
適当な担体上に支持させても使用しうるが、担体に支持
させて使用するとさらに有効である。担体物質としては
シリカ、アルミナ、シリコンカーバイド、酸化チタン等
が適当である。
担体の量は使用する担体の種類によって一様ではないが
、一般に触媒が重量比で90%以下、特に20〜90%
の担体を含有するよう調製するのが望ましい。
担体の中では特にシリカが好適である。
触媒の調製は、この種の触媒を調製する場合に行なわれ
ている一般的な方法によって行なわれる。tことえばモ
リブデン酸アンモニウムのような適当なモリブデン酸塩
の水溶液にタリウム塩、アルカリ金属塩、鉄塩、ビスマ
ス塩、リン化合物、ニッケル塩、コバルト塩等を加え、
得られる泥状の懸濁液に適当な担体を加えて蒸発(14
) 乾固し、生成ケーキを大気中で高温下に焼成し、冷却後
粉砕、成型することによって得られる。
この発明に係る触媒は流動床、固定床のいずれにも使用
することができる。触媒粒子の大きさは特に限定する必
要はなく、触媒を流動床として用いるか、まtこは固定
床として用いるかに応じて任意の大きさで使用すること
ができる。
本発明においてメタクロレインを製造スるに適した反応
温度は触媒の組成によって異なるが、通常800〜60
0℃であり、好ましくは850〜450℃程度の範囲が
有効に用いられる。イソブチレン又は/およびターシャ
リ−ブチルアルコールに対する酸素の供給比率は1〜6
モル倍、特に1.5〜4モル倍の範囲が適当であり、イ
ンブチレン又は/およびターシャリ−ブチルアルコール
に対する水蒸気の供給比率は0〜15モル倍、特に1〜
6モル倍の範囲が適当である。
原料ガスの空間速度は500〜ILOOObr 1、好
ましくは800〜6,000 hr ’で触媒に接触さ
せるのがよい。
このように本発明方法は、イソブチレン又は/およびタ
ーシャリ−ブチルアルコールの気相接触酸化によりメタ
クロレインを製造する方法に関するものであり、本発明
に係る触媒を使用しfこ場合には、イソブチレン又は/
およびターシャリ−ブチルアルコールの1回通過に対す
るメタクロレインの収率はきわめて高く、かつイソブチ
レン又は/およびターシャリ−ブチルアルコールの酸化
生成物である二酸化炭素および一酸化炭素等の炭素酸化
物の生成が非常に少なく、さらにメタクロレインの単流
空時収率がきわめて大きいので触媒の生産性か高いと言
った従来公知の触媒でも知られていた性能はことごとく
発揮するとともに、さらに工業的に実施しようとする場
合に問題となる触媒の劣化や反応温度の暴走が回避でき
る。
さらに本発明方法によれば、禾反応イソブチレンの量を
極めて僅かにすることが出来るので、メタクロレインの
気相接触酸化によるメタクリル酸の合成原料を製造する
場合には特に有利であり、本発明によって得られたメタ
クロレインを主成分とする反応生成物は何ら特別な精製
をする必要もなく、メタクリル酸合成反応用の原料とし
てその宜ま使用することができる。
以下に実施例及び比較例をあげて本発明の詳細な説明す
るが、本発明はこれら実施例のみに限定されるものでは
ない。尚実施例中の%は特記しない限りすべてモル%を
示ス。
実施例1 硝酸ビスマス185.8gを濃硝酸51m1.と水28
0 rnlの混合液に加えて溶解L7た溶液に、硝酸第
二鉄161.6g、硝酸ニッケル62B、5f/ 、 
(1m 酸ルビジウム5.90g、硝酸タリウム10.
66fを水1500−に溶解し1こ溶液を混合する。
この混合液をモリブデン酸アンモニウム42B、’15
1と濃リン酸(85重1%)9.22Vを28重置方ア
ンモニア水880−と水600−の混合液に加えて溶解
した溶液に加えて攪拌混合する。
(17) 得られた懸濁液にシリカツル(Si0220重駕%) 
8001nlを加えはげしく攪拌しながら混合する。こ
のようにして得られtコ懸濁液を蒸発乾固し、さらに空
気雰囲気下に300℃で8時間加熱処理し冷却後粉砕し
fコ。生成粉末物を成型し7°こ後550℃で空気中に
おいて6時間焼成した。
得られた触媒の酸素以外の元素の組成(以下同じ)は 
Δ1o12Bit4に’e2Ni e Tto、21t
bo+2Po、Jitsであった。この触媒を粉砕し2
4〜32メツシユ(0,7〜0.5−)の粒度範囲のも
の0.241を粒度80メソシユの溶融アルミナ209
と均一に混合した上で、内径IFIW+のガラス製反応
管に光墳し、これにイソブチレン:酸紫:窒素:水蒸気
=l:2.5:4.1:2(モル比)の混合ガスを12
0 d/分(0℃1気圧換jJ ) 0:) m 速−
Q 供給シ、(SY 30.000h ’ ニ相当)触
媒層の温度を440℃に保持して反応を26日間継続し
た。その間の活性は第1表のように変化しtこ。なお第
1表における(18) kM^、 kcO2はそれぞれイソブチレンからメタク
ロレイン又は炭酸ガスが生成する擬−次反応速度定数に
相当する値で次式により算出した。(以下同じ) kMA= C−8V/8600 x Ioge (t−
x/1oO)] x 8MA/100sec ’ kcot= [−8”//8600 X Ioge (
1−z/l 00 ) ] X8CO2/100sec
 ’ ここに8■は空間速度(h’)を、Xはイソブチレンの
反応率(%)をSMk r 8CO2はそれぞれメタク
ロレイン、炭酸ガスの選択率(%)を示す。
第 1 表 なお〔第1表〕の結果を〔第1図〕に示す。
〔第1表]および[第1図]が明らかなように本触媒は
BV 80,000tl’反応温度440℃と言う苛酷
な反応条件下ではゆるやかな活性低下を起こすものの時
間経過とともlこ炭酸ガスの選択率は増加せず、メタク
ロレインの選択率はかえって増加し、炭酸ガスの生成速
度は減少する。従がって工業反応においては、ホットス
ポット部の触媒の反応が暴走し反応温度の制御が出来な
くなるという事態は発生しない。
比較例1 実施例1において硝酸ルビジウムを使用しないこと及び
硝酸タリウムの量を26.651に増加したこと以外は
実施例と同じ方法でΔ4o12Bi L4 Feg N
is Tzo、+t Po、4 S自6なる組成の触媒
を製造した。この触媒を実施例1と同じ方法で14日間
継続して反応を行ない活性の継時変化を追跡した。反応
結果を第2表及び第2図に示す。
r 90 ) 第  2  表 実施例1と比べると、Jibを含まない触媒は、イソブ
チレンの反応率の低下はないものの、メタクロレイン選
択率が急激に減少し、炭酸ガスの選択率が増加するのに
伴なって、反応開始14日目には炭酸ガス生成速度が初
期の2倍以上となる。従がって工業反応器においては、
ホットスポット部の触媒の反応熱が経時的に増加する為
に、たとえ初期には反応温度の制御が出来たとしても、
長期間反応を継続した場合、突然反応による熱の発生と
除熱(21) のバランスがくずれ、反応温度の制御が不能になる事態
の発生することが理解される。
比較例2 実施例1において硝酸ルビジウムの量を8.85gに増
加したこと及び硝酸タリウムを使用しないこと以外は実
施例1と同じ方法でMo 12 Bi L4 Few 
Ni 9’ Bbo、s PL48i 16なる組成の
触媒を製造した。この触媒を実施例1と同じ方法で26
日間継続して反応を行ない活性の経時変化を追跡した。
反応結果を第8表及び第8図に示す。
第  8  表 (22) 実施例1と比較すると、 Ttを含まない触媒は、経時
的に急激な活性低下を起し、メタクロレインの生成速度
は26日後には初期の一ていどに低下してしまう。一方
実施例1に示しtこ’l’z−1tb共存糸の触媒は2
6日後もメタクロL・インの生成速1(A’、は初期の
−が保持されており、Ttを含まない触媒に比べて長寿
命であり、実施例1、比較例1、比較例2と比べること
によって Tt−アルカリ金属(この場合はルビジウム
)の共存効果が明らかである。
実施例2〜5 実施例1と同様の方法により第4表に示す触媒を製造し
tこ。但し、カリウム、セシウム、コバルトを含む触媒
の触媒製造原料はいずれもそれぞれの金属の硝酸塩を使
用した。
実施例と同じ方法で活性経時変化を測定し、@4表にそ
の結果を示した。
(25) 比較例8〜4 実施例1と同様の方法により第4表に示す触媒を製造し
た。但し、カリウム、セシウム、コバルトを含む触媒の
触媒製造原料はいずれもそれぞれの金属の硝酸塩を使用
した。
実施例と同じ方法で活性経時変化を測定し、実施例6 実施例1と同じ触媒loyを内径18■のステンレスス
チール製反応管に充填し、lB102/Nz/HzO=
 1/ 2.5/ 18/ 2なる組成のガスを空間速
度6.000h ’になるように供給し、880℃で反
応を行なった。その結果イソブチレンの反応率は98.
7%、メタクロレイン選択率85.6%、メタクリル酸
選択率8.6%、炭酸ガス選択率5.4%、−酸化炭素
選択率1.8%であった。
有用物質であるメタクロレインとメタクリル酸の合計収
率は88.0%である。
【図面の簡単な説明】
第1図〜第8図はいずれも触媒の強制劣化試験における
活性(メタクロレイン生成の擬−次反応速度定数及び炭
酸ガス生成の擬−次反応速度定数)およびメタクロレイ
ン選択率の経時変化を示す。 横軸は反応経過日数を示す。たて軸(左側)はメタクロ
レイン生成擬−次反応速度定数を示し測定データは○印
で示されている。 またたて軸(右側)は炭酸ガス生成凝−次反応速度定数
を示し、測定データは・印で示されている。さらに縦軸
(左側)にはメタクロレイン選択率を示し、測定データ
は[株]印で示されている。 (29完) 反応差止、1色−日に 次 反忘於遁1敷

Claims (1)

  1. 【特許請求の範囲】 イソブチレン又は/及びターシャリ−ブチルアルコール
    を分子状酸素または分子状酸素含有ガスにより気相接触
    酸化するにあたり一般和成が     MoaBibF
    ecNidOoePfTzgXhOi(ただし、Xはカ
    リウム、ルビジウムおよびセシウムの中から選ばれる一
    種以上の元素を示す。’ + b + C* d T 
    el f * g l hおよびiはそれぞれ、モリブ
    デン、ビスマス、鉄、ニッケル、コバルト、リン、タリ
    ウム、Xおよび酸素の原子数を示す。 そして&=12とした場合、b = 0.1〜6、G=
    0.5〜15. d=2〜12、e=O〜10、f=(
    3〜2、g=0.05〜1.0、h = 0.05〜1
    .0、d−4−e=6〜12、i−各元素の原子価とa
     −hの値によって自然に決まる値、で表わされる。) で示される触媒を使用することを特徴とするメタクロレ
    インの製造方法。
JP57142831A 1982-08-17 1982-08-17 メタクロレインの製造方法 Pending JPS5931727A (ja)

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JPS6133135A (ja) * 1984-07-24 1986-02-17 Mitsubishi Rayon Co Ltd メタクロレイン及びメタクリル酸の製造法
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JPS5612331A (en) * 1979-07-09 1981-02-06 Sumitomo Chem Co Ltd Preparation of methacrolein

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