JPS5931365B2 - フィルタ−素子 - Google Patents

フィルタ−素子

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Publication number
JPS5931365B2
JPS5931365B2 JP54055905A JP5590579A JPS5931365B2 JP S5931365 B2 JPS5931365 B2 JP S5931365B2 JP 54055905 A JP54055905 A JP 54055905A JP 5590579 A JP5590579 A JP 5590579A JP S5931365 B2 JPS5931365 B2 JP S5931365B2
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
wire
filter
sectional shape
filter wire
filter element
Prior art date
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Expired
Application number
JP54055905A
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English (en)
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JPS55147117A (en
Inventor
賢治 島田
計彦 寺尾
節 久保田
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Totoku Electric Co Ltd
Original Assignee
Totoku Electric Co Ltd
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Filing date
Publication date
Application filed by Totoku Electric Co Ltd filed Critical Totoku Electric Co Ltd
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Expired legal-status Critical Current

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  • Filtering Materials (AREA)
  • Filtering Of Dispersed Particles In Gases (AREA)
  • Filtration Of Liquid (AREA)

Description

【発明の詳細な説明】 本発明は液体又は気体中に浮遊する粒子状物質を除去す
る濾過装置に使用するフィルター素子に関するものであ
る。
従来、液体または気体中の浮遊粒子状物質を除去するフ
ィルターとしては紙、布、樹脂、ガラス若しくは金属等
からなる繊維状物質又は砂、砂利若しくは金属網目など
種々のものが使われて来ているが、これ等は目詰りを起
しやすかったり耐久性にとぼしかったりの欠点のために
、長期間の使用に耐えなかった。
また堅固にして耐久性を持たせ、逆洗浄たよって長期間
の運転を可能にしたフィルターとして、第6図に示す如
く、フィルター用異形金属線Aを一定間隔に螺旋状に巻
回し、円筒状の内側に軸方向に従って間隔固定用金属棒
Bを配してフィルター用異形金属線Aと間隔固定用金属
棒Bとを夫々の交点において溶接してフィルターとした
ものがある。
しかしこのフィルターは製作方法の技術的制約によって
40μ以下の微細なスリット間隔を均一に精度良り、シ
かも経済的に製作することは不可能であり得られるスリ
ット間隔は最も微細なものでも実質は50〜100μ程
度で、スリット間隔の均一性の点でもバラツキが大きく
、均一なスリット間隔が得られない欠点があった。
又わん曲面のない多角形金属管を芯体として、その上に
旋盤などで等間隔の切削溝を切り、フィルター用線を溝
に沿って巻回しフィルター目を作る方法もあるが、溝に
フィルター用線を精度良くはめ込むことが難しく、スリ
ット間隔40μ以下で均一なものを得ることは困難であ
る。
更にわん曲面のない多角形芯体上にフィルター用線を密
接巻回すると芯体とフィルター用線との間に生ずるスペ
ースが極めて狭くなり、圧縮空気による逆洗浄に際して
フィルター目に均一に圧縮空気が分配されない欠点があ
る。
本発明は上述の点に鑑みなされたもので、その目的とす
るところは、40μ以下のスリット間隔を精度良く均一
に保ち、汚水またはその他の液体処理に於て沈降してい
く40μ以下の浮遊粒子を容易に除去でき、濾過作業が
極めて効果的に行なわれ、長寿命であると共に、量産性
に富み経済的に極めて安価なフィルターを提供する点に
ある。
更に別の目的は沈澱池のような膨大な施設を必要とせず
小形で安価な濾過装置によって能率良く40μ以下の浮
遊粒子を容易に分解し、液体の処理コストを低床にする
ことである。
以下本発明を図によって説明する。
第1図乃至第4図は本発明のフィルター素子の説明図を
示す。
第1図イ及び口はフィルターを構成する芯体の斜視図で
、1は異形金属管からなる芯体、2は芯体1Vcもうけ
られた流体の通過孔、3は水またはその他の液体の通過
を促進し、又逆洗浄の際圧縮空気をフィルター目に均一
にゆきわたらも目詰まりを解消させる効果をもつわん曲
面である。
第2図と第3図は、第1図示の芯体1上に巻回されるべ
きフィルター用線4及び介添用線5の構造を示す説明図
である。
第2図イ及び唱よ、断面形状が円形の線状体からなるフ
ィルター用線4の正面図で、その外周に沿って所望の寸
法の幅と深さを有する螺旋状溝6あるいはリング状溝I
が形成されている。
同図ハは、断面形状が円形でフィルター用線とほぼ同等
の外径を有する介添用線5の正面図である。
第3図イは、断面形状が四辺形の線状体からなるフィル
ター用線4の斜視図で、相対する二面に設計にもとすい
て一定間隔で所望の幅と深さの溝8をロール加工のよう
な機械的加工あるいは化学的蝕刻等の方法によってほど
こし凹凸面を形成したものである。
四図咀ま、断面形状が四辺形で寸法がフィルター用線と
はソ同等の介添用線5の斜視図である。
第4図イは、芯体1の外周にフィルター用線4と介添用
線5とを、平行に密接巻回して螺旋体9を構成した本発
明フィルター素子の斜視図であり、線端末は適当な方法
で固定されている。
同図口。ハ及び二は螺旋体の一部拡大図で、口は螺旋状
溝6を有する円形断面のフィルター用線4と介添用線5
との組合せ、ハはリング状溝1を有する円形断面のフィ
ルター用線4と介添用線5との組合せ、また二は相対す
る二面に溝8を有する四辺形断面のフィルター用線4と
介添用線5との組合せを示し、フィルター用線4と介添
用線5との各々の接合面には、間隔αのスリット10が
形成されることになる。
第5図はフィルターの完成品の斜視図で、第4図イに示
す本発明フィルター素子の両端部に、浄化物取出し口1
1と逆洗浄用圧縮空気取入れl:112を設けたもので
、例えば汚水は矢印13の方向に入り上記螺旋体のスリ
ット10により、浮遊粒子状物質が除去され、濾過され
た浄水が矢印14の方向に得られるものである。
つぎに本発明の実施例について説明する。
実施例 各々が90°の角度を保って配置された、半径40mm
、加工面幅2閣の4個のロールから構成すれたローラー
ダイスに於て、相対する2個のロールの表面には、深さ
20μ、幅2rIrrrL1凹凸ピッチ2閣の溝8が形
成され、他の2個のロールは表面平滑なものを用いて、
各辺が2wrLの四辺形断面の線状体の相対する二面に
、上記凹凸面ロール表面寸法と同様の凹凸面を持つステ
ンレス製フィルター用線4を製作した。
又2個の凹凸面ロールを平滑面ロールと交換し、4個の
平滑なロールから構成されたローラーダイスによって、
各辺が2vanで各面が平滑な四辺形断面のステンレス
製介添用線5を製作した。
次いで芯体1として対角径が30胴で肉厚が1frvr
L1各頂点の曲率半径が3mmである有孔異形六角ステ
ンレス管を用い、この芯体上に上記フィルター用線4と
介添用線5とを、平行に密接巻回して線端末を固定した
フィルター用線4と介添用線5との各々の接合面に形成
されるスリット10の間隔αをff1lJ定した結果、
最大で22μ最少で18μであり、このフィルター素子
を用いて実際の汚濁水の浄化を行なったところ、原水の
浮遊粒子状物質濃度が250PPMであったものが1浄
化水は3PPMに減少した。
上述の如く、本発明は線状体の表面に凹凸を形成したフ
ィルター用線と表面平滑な介添用線とを平行に密接巻回
して螺旋体を構成し、フィルター用線の溝をフィルター
目として使用するものであるから、フィルター用線の溝
の深さを加減することにより任意のスリット間隔が得ら
れ、例えば40μ以下の微細なものも、均一に精度良く
、シかも経済的に製作することができる。
また上記螺旋体は、異形金属芯体上に巻回されているの
で、芯体との間のスペースが大きくとれ、逆洗性の際圧
縮空気がフィルター目に均一に分配される結果、目詰ま
りを解消できる。
したがって汚水処理に於ける微細な浮遊物質を除去する
のに、従来の沈澱池による方法では微細粒子の沈降速度
が大変遅いために膨大な設備と長い処理時間を必要とし
、又砂濾過法、活性炭濾過法或いはスポンジ状樹脂濾過
法などでは目詰まりを起こしやすく設備の維持管理費が
嵩むなど多くの問題があったが、本発明のフィルター素
子によってこれ等の欠陥が解消され、処理時間を著しく
短縮でき、長期間の安定した運転が可能となって水処理
に於けるコストを低床にすることができた。
【図面の簡単な説明】
第1図イ及び口は本発明フィルター素子を構成する有孔
異形金属芯体の斜視図である。 第2図イ及び口は断面形状が円形の線状体の外周に沿っ
て溝を形成したフィルター用線の正面図、同図ハハ断面
形状が円形の介添用線の正面図である。 第3図イは断面形状が四辺形の線状体の相対する二面に
沿って溝を形成したフィルター用線の斜視図、同図口は
断面形状が四辺形の介添用線の斜視図である。 第4図イは芯体の外周にフィルター用線と介添用線とを
平行に密接巻回したフィルター素子の斜視図、同図口、
ハ、二はその一部拡大図であ−る。 第5図は本発明フィルター素子の使用状態を示す完成品
の斜視図である。 第6図は従来のフィルター素子の構造を示す斜視図であ
る。 1・・・・・・異形金属芯体、2・・・・・・通過孔、
3・・・・・・わん曲面、4・・・・・・フィルター用
線、5・・・・・・介添用線1.6,7,8・・・・・
・溝、9・・・・・・螺旋体、10・・・・・・スリッ
ト、11・・・・・・浄化物取出し口、12・・・・・
・圧縮空気取入れ口、α・・・・・・スリット間隔。

Claims (1)

  1. 【特許請求の範囲】 1 異形金属芯体上に、断面形状が円形の線状体の外周
    に沿って所望の寸法の幅と深さの溝を有するフィルター
    用線と、断面形状が円形で外径がフィルター用線とはソ
    同等の介添用線とを、平行に密接巻回して螺旋体を構成
    し、上記フィルター用線と介添用線との接合面に形成さ
    れるスリットにより、流体中に浮遊する粒子状物質を除
    去するようにしたことを特徴とするフィルター素子。 2 異形金属芯体上に、断面形状が四辺形の線状体の相
    対する二面に沿って所望の寸法の幅と深さの溝を有する
    フィルター用線と、断面形状が四辺形で寸法がフィルタ
    ー用線とはソ同等の介添用線とを、平行に密接巻回して
    螺旋体を構成し、上記フィルター用線と介添用線との接
    合面に形成されるスリットにより、流体中に浮遊する粒
    子状物質を除去するようにしたことを特徴とするフィル
    ター素子。
JP54055905A 1979-05-08 1979-05-08 フィルタ−素子 Expired JPS5931365B2 (ja)

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JP54055905A JPS5931365B2 (ja) 1979-05-08 1979-05-08 フィルタ−素子

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JP54055905A JPS5931365B2 (ja) 1979-05-08 1979-05-08 フィルタ−素子

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JPS55147117A JPS55147117A (en) 1980-11-15
JPS5931365B2 true JPS5931365B2 (ja) 1984-08-01

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JP54055905A Expired JPS5931365B2 (ja) 1979-05-08 1979-05-08 フィルタ−素子

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JPS57123151U (ja) * 1981-01-23 1982-07-31
JP4665142B2 (ja) * 2004-01-28 2011-04-06 株式会社白山機工 チップ排出コンベヤにおけるクーラント濾過エレメント

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JPS55147117A (en) 1980-11-15

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