JPS593115Y2 - 作業台付脚立 - Google Patents

Description

【考案の詳細な説明】 本考案は頂点部において安全に作業することができる作
業台付脚立に関するものである。

本考案の目的は、極めて安全に作業できる脚立を提供す
ることにある。

しかして本考案は一対のはしご１及び１′を上端の頂点
板２に軸３，３′により枢着して開閉自在となし、両は
しご１，１′間に折曲可能な突張り杆４をわたして安定
を図った脚立本体Ａの前記各はしご１．１′の上部に、
夫々頂点板２の側上方に対向的に佇立する正面略門型の
安全枠５，５′を各はしご１，１′の縦杆１ｂを摺動す
る摺動金具６により枢着し、前記頂点板２と並置する踊
り台７，７′をその外方端で前記安全枠５，５′の中途
位置に軸８により夫々枢着すると共に、紬り台７，７′
の内方端は軸９によって頂点板２の左右両側に夫々枢着
して作業台部Ｂを形威し、更に各はしご１，１′には安
全枠５，５′の下端を佇立状態で支承し安定させる受金
具１０を突設し、両安全枠５，５′間に手摺チェノや綱
等の危険防止部材１１を着脱可能にわたしたことを特徴
とする作業台付脚立である。

図示の実施例に於いて、１２は一対のはしご１，１′に
夫々Ｘ文字形にわたして端部を取付けた補強杆で、その
各々の交差部をピン１３で枢支し、上端は摺動金具６，
６に、下端ははしご１．１′の各縦杆１ｂに突設した取
付片１４に夫々ピン１３で枢支したものである。

従ってはしご１，１′を閉じると（第１図鎖線）補強杆
１２は縦杆１ｂに取付けた摺動金具６，６，６．６を上
方へスライドさせ、それにより踊り台７，７′を上方へ
回動させもって作業台部Ｂも閉じることができるように
構成している。

５ａは安全枠５，５′を構成する手摺で、その両端は縦
杆５ｂ、５Ｃの取付片５ｄにピン１５．１５で枢支した
ものである。

尚踊り台７，７′は左右の端面に取付片１７を設けその
突部で軸８，９により頂点板２と安全枠５，５′に枢支
している。

更に突張り杆４は２本の杆４ ａ 、４ ｂをピン４Ｃ
で接続し他端を夫々脚立の踏板１ａ、ｌａにピン止めし
て予め嵌装しである金具４ｄをスライドさせて側杆４ａ
、４ｂを保持することにより水平位置で安定させる。

本考案によれば脚立本体Ａの頂点に安全枠５，５′と踊
り台７，７′が設けられるので脚立上に枠を持った広り
作業スペースが提供できることになり、従って安全に作
業ができ、しかも作業台部Ｂは脚立本体Ａに枢支しであ
るためＡ、Ｂ双方共に折畳みが可能であるから、取扱上
邪魔になることがなく、在来に存しない斬新で使い勝手
の良好な脚立を提供することができる。

しかも安全枠５，５′ははしご１．１′の上部に踊り台
７，７′等を介しであるためはしご１，１′とともに安
全枠５，５′も脚立本体Ａと平行に折畳まれ、邪魔にな
らない。

【図面の簡単な説明】

図面は本考案に係る作業台付脚立の一実施例を示したも
ので、第１図は側面図、第２図は正面図、第３図は平面
図である。 １．１’・・・・・はしご、１ｂ・・・・・・縦杆、２
・・・・・・頂点板、３゜３′・・・・・・軸、４・・
・・・・突張り杆、Ａ・・・・・・脚立本体、５゜５′
・・・・・・安全枠、６・・・・・・金具、７．７′・
・・・・・踊り台、８・・・・・・軸、９・・・・・・
軸、１０・・・・・・受金具、１１・・・・・・危険防
止部材。

Claims (1)

【実用新案登録請求の範囲】
1. 一対のはしご１及び１′を上端の頂点板２に軸３．３′
   により枢着して開閉自在となし、両はしご１゜１′間に
   折曲可能な突張り杆４をわたして安定を図った脚立本体
   Ａの前記各はしご１，１′の上部に、夫々頂点板２の側
   上方に対向的に佇立する正面略門型の安全枠５，５′を
   各はしご１，１′の縦杆１ｂを摺動する摺動金具６によ
   り枢着し、前記頂点板２と並置する踊り台７，７′をそ
   の外方端で前記安全枠５．５′の中途位置に軸８により
   夫々枢着すると共に、踊り台７，７′の内方端は軸９に
   よって頂点板２の左右両側に夫々枢着して作業台部Ｂを
   形威し、更に各はしご１．１′には安全枠５，５′の下
   端を佇立状態で支持し安定させる受金具１０を突設し、
   両安全枠５，５′間に手摺チェノや綱等の危険防止部材
   １１を着脱可能にわたしたことを特徴とする作業台付脚
   立。