JPS5930261Y2 - 軸継手 - Google Patents
軸継手Info
- Publication number
- JPS5930261Y2 JPS5930261Y2 JP2828180U JP2828180U JPS5930261Y2 JP S5930261 Y2 JPS5930261 Y2 JP S5930261Y2 JP 2828180 U JP2828180 U JP 2828180U JP 2828180 U JP2828180 U JP 2828180U JP S5930261 Y2 JPS5930261 Y2 JP S5930261Y2
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- shaft
- threaded portion
- shafts
- socket
- portions
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Expired
Links
Landscapes
- Shafts, Cranks, Connecting Bars, And Related Bearings (AREA)
Description
【考案の詳細な説明】
本考案は、番1および第2の軸を軸ソケットにより連結
するために、例えば支軸ポンプ等に使用する軸継手に関
する。
するために、例えば支軸ポンプ等に使用する軸継手に関
する。
従来の支軸ポンプ等に使用するねじ込み型の軸継手は、
第1図に示す如く、第1の軸lのねじ部2および第2の
軸3のねじ部4を、軸ソケット5の内部に設けられた雌
ねじ部6に螺合し、軸ソケット5の中央部の穴7および
軸端部の穴8にテーパピン9を打込む構成を有し、第1
の軸1および第2の軸30間において正逆回転を伝える
ようになっている。
第1図に示す如く、第1の軸lのねじ部2および第2の
軸3のねじ部4を、軸ソケット5の内部に設けられた雌
ねじ部6に螺合し、軸ソケット5の中央部の穴7および
軸端部の穴8にテーパピン9を打込む構成を有し、第1
の軸1および第2の軸30間において正逆回転を伝える
ようになっている。
このような軸継手においては、細径の軸の場合等、点検
、修理時に、軸端面の腐食或いは軸間り矯正後の芯出し
のため、軸端面を修正加工する必要が生じる。
、修理時に、軸端面の腐食或いは軸間り矯正後の芯出し
のため、軸端面を修正加工する必要が生じる。
−長軸端面を加工すると、テーパピン用の六8は、再組
立時にずれてしまう。
立時にずれてしまう。
したがって、この種の継手を使用するものは、点検、修
理ごとにテーパピン9用の穴8をあけなおさねばならず
、点検を2度行うと軸1,3は使用不能となる。
理ごとにテーパピン9用の穴8をあけなおさねばならず
、点検を2度行うと軸1,3は使用不能となる。
また例えば実開昭54−49435号公報には第1の軸
および第2の軸をそれぞれ軸ソケットとキー又はスプラ
イン連結したものが示されている。
および第2の軸をそれぞれ軸ソケットとキー又はスプラ
イン連結したものが示されている。
しかしながらキー溝又はスプラインを加工する場合、溝
の深さはねじ加工に比べて深くなるので、軸径又は軸ソ
ケットの厚みを大きくしなければならず、また複数のキ
ー溝を加工する場合に、第1および第2の軸のキー溝を
一致させることが困難であり、特に第1および第20軸
端に間隙を生じ、軸方向に誘導を生ずる。
の深さはねじ加工に比べて深くなるので、軸径又は軸ソ
ケットの厚みを大きくしなければならず、また複数のキ
ー溝を加工する場合に、第1および第2の軸のキー溝を
一致させることが困難であり、特に第1および第20軸
端に間隙を生じ、軸方向に誘導を生ずる。
したnつでねじで連結した方が好ましい。
けれども、正逆回転する場合に、例えば正回転で締付け
られる方向に回転しても逆回転ではねじがゆるんでしま
い不適当である。
られる方向に回転しても逆回転ではねじがゆるんでしま
い不適当である。
したがって本考案の目的は、点検修理に際して再組立が
簡単であり、かっ正逆回転によりゆるむことがない軸継
手を提供するにある。
簡単であり、かっ正逆回転によりゆるむことがない軸継
手を提供するにある。
本考案によれば、第1の軸および第2の軸を軸ソケット
により連結する軸継手において、それらの第1および第
2の軸はそれぞれ端部近傍にねじ部を有し、そのねじ部
の端部側にはそれぞれ小径の首部と、その首部より大径
でねじ部より小径の膨大部を有し、小径の首部の外周に
はリング状の凹部が形成され、それらの膨大部の端面ば
互いに当接され、その凹部には断面コ字形の割リングの
軸線方向端部にそれぞれ設けた半径方向内方への凸部が
係合しており、軸ソケットの内周面に螺接した雌ねじが
第1および第2の軸のねじ部と螺合している。
により連結する軸継手において、それらの第1および第
2の軸はそれぞれ端部近傍にねじ部を有し、そのねじ部
の端部側にはそれぞれ小径の首部と、その首部より大径
でねじ部より小径の膨大部を有し、小径の首部の外周に
はリング状の凹部が形成され、それらの膨大部の端面ば
互いに当接され、その凹部には断面コ字形の割リングの
軸線方向端部にそれぞれ設けた半径方向内方への凸部が
係合しており、軸ソケットの内周面に螺接した雌ねじが
第1および第2の軸のねじ部と螺合している。
したがって、例えば正回転の場合にねじが締まる方向に
回転するものとすると、トルクは第1の軸からねじ部を
介して軸ソケットに伝達され、そしてねじ部を介して第
2の軸に伝達される。
回転するものとすると、トルクは第1の軸からねじ部を
介して軸ソケットに伝達され、そしてねじ部を介して第
2の軸に伝達される。
逆転の際にねじがゆるめられるが、冬の際に割リングが
第1および第2の軸の離間を防止し、その結果、第1お
よび第2の軸と割リングの間およびねじ部に面圧が発生
し、摩擦力によって逆転トルクが伝達される。
第1および第2の軸の離間を防止し、その結果、第1お
よび第2の軸と割リングの間およびねじ部に面圧が発生
し、摩擦力によって逆転トルクが伝達される。
それ故に正逆回転いずれの場合も不都合がなく、かつ第
1および第2の軸と軸ソケットとがねじで螺合している
ので、分解、組立が容易である。
1および第2の軸と軸ソケットとがねじで螺合している
ので、分解、組立が容易である。
以下本考案の一実施例を第2図について説明する。
図において、第1の軸11ば、端部近傍に雄ねじを刻設
したねじ部12を有し、又このねじ部12の更に端部側
即ち軸線方向外方には、小径の首部13および首部13
より大径でねじ部12よりも小径の膨大部14を有し、
各部12乃至14によりリング状の凹部15が首部13
の外周に形成されている。
したねじ部12を有し、又このねじ部12の更に端部側
即ち軸線方向外方には、小径の首部13および首部13
より大径でねじ部12よりも小径の膨大部14を有し、
各部12乃至14によりリング状の凹部15が首部13
の外周に形成されている。
第2の軸16も、第1の軸11と同様に、ねじ部17、
首部18、膨大部19、各部17乃至19により形成さ
れた凹部20を有している。
首部18、膨大部19、各部17乃至19により形成さ
れた凹部20を有している。
又第1の軸11および第2の軸16の少くとも一方には
、逃げ加工により小径部21が形成されている。
、逃げ加工により小径部21が形成されている。
第1の軸11および第2の軸16の凹部15,20には
断面が略う字状の割リング220半径方向内方の凸部2
3,24が係合しており、この割リング22は、第3図
に示す如く、円筒型のリングを軸ii、isO軸心に平
行な面で分割した二つ割リングとすることが好ましいが
、三つ割等にしてもよい。
断面が略う字状の割リング220半径方向内方の凸部2
3,24が係合しており、この割リング22は、第3図
に示す如く、円筒型のリングを軸ii、isO軸心に平
行な面で分割した二つ割リングとすることが好ましいが
、三つ割等にしてもよい。
゛第1および第2の軸11゜16のねじ部12.’17
には、軸ソケット25の内部に刻設した雌ねじ26が螺
合されている。
には、軸ソケット25の内部に刻設した雌ねじ26が螺
合されている。
そして膨大部14.19の端面ば互いに当接している。
本考案の一実施例は上記の如く構成されており、その組
立順序および作用について述べると、先ず軸ソケット2
2を第1の軸のねじ部12に螺合し、第2図において、
軸ソケット22の左端部が小径部21上を移動し、軸ソ
ケットの右端部がねじ部12の右端部と略合致するまで
ねじ込む。
立順序および作用について述べると、先ず軸ソケット2
2を第1の軸のねじ部12に螺合し、第2図において、
軸ソケット22の左端部が小径部21上を移動し、軸ソ
ケットの右端部がねじ部12の右端部と略合致するまで
ねじ込む。
次に第1の軸11および第2の軸16の端部即ち膨大部
14.19を互いに当接し、割リング22の凸部23.
24を各軸11,15の凹部15,20に係合し、しか
る後に軸ソケット25をねじ戻して右方へ移動し、軸ソ
ケット25を第2の軸16のねじ部17にねじ込んで組
立が完了する。
14.19を互いに当接し、割リング22の凸部23.
24を各軸11,15の凹部15,20に係合し、しか
る後に軸ソケット25をねじ戻して右方へ移動し、軸ソ
ケット25を第2の軸16のねじ部17にねじ込んで組
立が完了する。
しかして軸を正回転すると、軸IL16の端面えよび軸
11,16と軸ソケット25のねじ部に発生する摩擦力
により軸11から軸16にトルクが伝達される。
11,16と軸ソケット25のねじ部に発生する摩擦力
により軸11から軸16にトルクが伝達される。
逆転の際は、割リング22の凸部23,24が軸IL1
6の凹部15,20に係合しており、双方の軸11.1
6が離れるのを防ぎ、軸11と割リングおよび軸と軸ソ
ケット25のねじ部に面圧が発生し、摩擦力により逆転
トルクが伝達される。
6の凹部15,20に係合しており、双方の軸11.1
6が離れるのを防ぎ、軸11と割リングおよび軸と軸ソ
ケット25のねじ部に面圧が発生し、摩擦力により逆転
トルクが伝達される。
以上説明した□ように、本考案は、端部近傍にねじ部お
よび凹部が設けられた第1および第2の軸からなり、第
1および第2の軸の端部が互いに当接され、断面コ字形
の割リングの凸部が凹部に係合し、軸ソケットの雌ねじ
がねじ部に螺合されているので、第1の軸および第2の
軸の間において正逆転の何れのトルクも伝達が可能であ
り、割リングを設けたことにより、テーパピンの穴あけ
加工が不要となり、組立時間を短縮することができ、又
定期修理等の回数増加による軸の新規製作が不要となり
、定期修理等のコストを低減することができる。
よび凹部が設けられた第1および第2の軸からなり、第
1および第2の軸の端部が互いに当接され、断面コ字形
の割リングの凸部が凹部に係合し、軸ソケットの雌ねじ
がねじ部に螺合されているので、第1の軸および第2の
軸の間において正逆転の何れのトルクも伝達が可能であ
り、割リングを設けたことにより、テーパピンの穴あけ
加工が不要となり、組立時間を短縮することができ、又
定期修理等の回数増加による軸の新規製作が不要となり
、定期修理等のコストを低減することができる。
第1図は従来の軸継手を示す図、第2図は本考案による
軸継手の一実施例を示す断面図、第3図イ9口は本考案
の軸継手の割リングの側面図および正面図である。 11・・・第1の軸、12,17・・・ねじ部、14゜
191・・膨大部、15,20・・・凹部、16・・・
第2の軸、22・・・割リング、23,24・・・凸部
、25・・・軸ソケット。
軸継手の一実施例を示す断面図、第3図イ9口は本考案
の軸継手の割リングの側面図および正面図である。 11・・・第1の軸、12,17・・・ねじ部、14゜
191・・膨大部、15,20・・・凹部、16・・・
第2の軸、22・・・割リング、23,24・・・凸部
、25・・・軸ソケット。
Claims (1)
- 第1の軸11および第2の軸16を軸ソケット25によ
り連結する軸継手において、それらの第1および第2の
軸11,16はそれぞれ端部近傍にねじ部12.17を
有し、そのねじ部12゜17の端部側にはそれぞれ小径
の首部13.18と、その首部13.18より大径でね
じ部12゜17より小径の膨大部14,19を有し、小
径の首部13.18の外周にはリング状の凹部15゜2
0が形成され、それらの膨大部14.19の端面ば互い
に当接され、その凹部15,20には断面コ字形の割リ
ング22の軸線方向端部にそれぞれ設けた半径方向内方
への凸部23.24が係合しており、軸ソケット25の
内周面に螺接した雌ねじ26が第1および2の軸IL1
6のねじ部12.17と螺合していることを特徴とする
軸継手。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP2828180U JPS5930261Y2 (ja) | 1980-03-06 | 1980-03-06 | 軸継手 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP2828180U JPS5930261Y2 (ja) | 1980-03-06 | 1980-03-06 | 軸継手 |
Publications (2)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPS56131025U JPS56131025U (ja) | 1981-10-05 |
JPS5930261Y2 true JPS5930261Y2 (ja) | 1984-08-29 |
Family
ID=29624209
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP2828180U Expired JPS5930261Y2 (ja) | 1980-03-06 | 1980-03-06 | 軸継手 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JPS5930261Y2 (ja) |
-
1980
- 1980-03-06 JP JP2828180U patent/JPS5930261Y2/ja not_active Expired
Also Published As
Publication number | Publication date |
---|---|
JPS56131025U (ja) | 1981-10-05 |
Similar Documents
Publication | Publication Date | Title |
---|---|---|
US4384737A (en) | Threaded joint for well casing and tubing | |
US4770444A (en) | Joint for oil-or gas-field pipe | |
US5242199A (en) | Threaded tubing connection | |
EP0316417B1 (en) | A fastening device | |
JP2002527696A (ja) | 2つの金属管の一体型ねじ込み接続 | |
US9221298B2 (en) | Hub clamp assembly | |
US20130172088A1 (en) | Wheel bearing device | |
CA2442357A1 (en) | Threaded connection | |
US5232249A (en) | Fastening device | |
US5216941A (en) | Tool for securing a fastening device | |
JP3725778B2 (ja) | 鋼管の継手構造 | |
US6471595B1 (en) | Rotary joint | |
JPS5930261Y2 (ja) | 軸継手 | |
JP2009008174A (ja) | ステアリングシャフトとヨークの結合構造 | |
US3677583A (en) | Bushing and method of manufacturing | |
US5356236A (en) | Device for connecting two elements in rotation | |
WO2022085415A1 (ja) | 接続構造 | |
JPH0221446B2 (ja) | ||
JP2010116144A (ja) | 車輪用軸受装置 | |
JPH0612254Y2 (ja) | 中間軸継手 | |
JP2573443Y2 (ja) | 立軸形ポンプの軸継手 | |
US3489033A (en) | Crankshafts | |
US2302272A (en) | Universal joint | |
RU2767259C1 (ru) | Муфтовое резьбовое соединение (варианты) | |
CN217558809U (zh) | 一种船用曲轴胀紧连接结构 |