JPS5930053B2 - 広域誘導連続ねずみ捕獲処理装置 - Google Patents

広域誘導連続ねずみ捕獲処理装置

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JPS5930053B2
JPS5930053B2 JP9862281A JP9862281A JPS5930053B2 JP S5930053 B2 JPS5930053 B2 JP S5930053B2 JP 9862281 A JP9862281 A JP 9862281A JP 9862281 A JP9862281 A JP 9862281A JP S5930053 B2 JPS5930053 B2 JP S5930053B2
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JP
Japan
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mouse
trapping device
plate
processing container
guide
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Application number
JP9862281A
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JPS58838A (ja
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聡樹 黒澤
仁 長岡
正人 角田
悟 石坂
正明 田代
孝信 石渡
武雄 佐藤
啓 成澤
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Ikari Shodoku Co Ltd
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Ikari Shodoku Co Ltd
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Publication date
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Description

【発明の詳細な説明】 本発明はねずみを物理的に捕獲するための装置に関する
ねずみの被害は、これを大別すると農産物、食品などの
食害、設備、備品などに対する吹寄、伝染病、寄生虫な
どの媒介による衛生的被害などに分けられる。
吹寄は例えば電線、ケーブルなどによる漏電、火災、コ
ンピューターなどの誤動作などとして現われ、また衛生
的被害は例えば伝染病などを媒介して疾病として現われ
る。
したがってねずみの駆除はこれらの被害を最少限度にと
どめる点で極めて重要である。
ねずみの代表的な駆除は殺そ剤などによる化学的駆除お
よびねずみ取り器などによる物理的駆除である。
後者の物理的駆除は消極的な方法であるが、ねずみを一
時的に捕獲できる点で有効な一つであった。
従来の金網式ねずみ取りは現在でも広く用いられていて
、ねずみが出没する場所に餌などをつけて設置される。
この手段は一時的な捕獲であり、継続的な使用は常に人
手による管理を必要とするほか、連続的な使用時におい
てねずみは忌避するようになる。
このため初期の効果は充分あげられていない現状である
ここに本発明の目的は、ねずみの習性に適合した広域誘
導連続ねずみ捕獲処理装置を提供し、定住しているねず
みを捕獲するばかりでなく、外部から侵入してくるねず
みを常に捕獲できる態勢を保持しており、ねずみの駆除
ならびに予防の機能をもち、かつねずみの住めない環境
を維持させる点にある。
さて発明者の実験によると、ねずみは隅行性を有してい
るが、狭い箱状の物の内部に入る場合にかなりの警戒心
をいだき、また捕えられたねずみの状態を見て忌避感を
いだく。
この事実は、従来の金網式ねずみ取りの限界を裏付ける
ものと言える。
これらの習性をもとに、本発明はねずみの誘導部分と捕
獲したねずみを処理する部分とを分離し、この両者を誘
導路で連絡し、捕獲後の警戒心および忌避感を可及的に
低下させるようにしている。
以下、本発明を図に示す一実施例にもとづいて具体的に
説明する。
本発明の広域誘導連続ねずみ捕獲処理装置1は第1図に
示すように捕獲装置2の第1誘導口3に逃げ止め手段と
して開閉板4を設けるとともに、上記捕獲装置2の内部
に通じる第2誘導口5に誘導路6を設け、この誘導路6
の終端に処理容器7を着脱自在に取り付け、さらに上記
の誘導路6と処理容器7との間に逆行防止手段としての
逆止板8を設けて構成しである。
捕獲装置2は上面開口型の箱体で、一体の側板9,10
との間に仕切り板11を設け、この仕切板11と一方の
側板9との間でねずみ入口としての第1誘導口3を形成
している。
この第1誘導口3の部分でねずみを誘導する広場が形成
されていて、その部分の底板12は第1誘導口3から中
央にかけて大きく切り欠かれており、それらの上面は蓋
板13により閉じられる。
この蓋板13は蝶番14により一方の側板9に開閉自在
に取り付けられている。
逃げ止め手段としての開閉板4は第1図および第2図に
示すように、捕獲装置20両妻面において側板9および
仕切板11との間で支軸15により回動自在に支持され
、かつストッパーピン16により外側への回動を規制さ
れている。
この開閉板14は側板10と仕切板11との空間に取り
付けられた駆動源としての電磁プランジャ17により駆
動される関係にある。
すなわち電磁プランジャ17は自己復帰型で、支軸18
により回動自在に支持された駆動板19に対し一端でピ
ン20により連結されており、その駆動板19の各端部
はピン21により連結板22に連結しである。
ここでそれぞれの連結板22はピン23により支軸15
に取り付けられたアーム24に連結しである。
また誘導路6はプラスチックなどのパイプなどにより構
成されており、捕獲装置2の外側から側板10を貫通し
、仕切板11の一部で形成された第2誘導口5を通じ捕
獲装置2の内部に開口し、かつその他端部分は処理容器
7につながっている。
処理容器7は例えば透明なプラスチック容器などで誘導
路6に対し着脱自在に取り付けである。
なお処理容器7と誘導路6との連通口25に閉塞板26
が設けられており、処理容器7を外したときに連通口2
5はこの閉塞板26により閉じられる。
また逆行防止手段は一例として逆止板8により構成する
この逆止板8は第4図に示すように誘導路6の上部にお
いて支軸27により反時計方向にのみ回動できる状態で
取り付けるか、または第5図に示すように櫛歯状として
構成し、これに対し下方から補助の固定的なねずみ返し
28を組手のようにかみ合うように組み合わせてもよい
また捕獲装置2は第1図および第2図のように、その中
央部分でスイッチ板29を支軸30より回動自在に保持
している。
スイッチ板29の支軸30はL字型に立ち上がってスイ
ッチロッド31を形成しており、その上端部分左右で一
対のリミットスイッチ32゜33に対応している。
なおこのスイッチ板29は断面への字形になっており、
裏板34に対し所定。
の間隔を保持してやじろべえの原理により安定に支持さ
れている。
そして上記スイッチ板29および一対のリミットスイッ
チ32.33は、ねずみ検知手段を構成している。
一対のリミットスイッチ32.33は制御回路35に組
み込まれている。
その制御回路35は第6図に示すようにリミットスイッ
チ32.33を並列に接続し、一対の電源端子36の間
に駆動源操作用のリレー37および常閉型の解除スイッ
チ38とともに直列に接続しである。
上記リレー37は電磁プランジャ17を制御するための
リレー接点39を駆動する他、リミットスイッチ32゜
33に対し並列の保持接点40を駆動する。
また誘導ランプ41はねずみを第2誘導口5に誘導する
ために設けられている。
なお、上記解除スイッチ38は連通口25の前後位置に
設けられる。
次に動作を説明する。
捕獲装置2はねずみの通り易い場所に定置され、処理容
器7はそれから離れて適当な位置に置かれる。
その状態で蓋板13は捕獲装置2の上面をおおっている
一方、電磁プランジャー17は自己復帰型であるため、
駆動板19を反時計方向に回し、開閉板4をほぼ水平な
状態にし、第1誘導口3を開放状態としている。
ねずみは狭い空間を穏れながら走行しようとするため、
蓋板13の下すなわち第1誘導口3から捕獲装置2の内
部を通り抜けようとする。
もちろんねずみの誘導は食餌などを用いてもよい。
このとき底板12が第1誘導口3の部分まで達していな
いため、第1誘導口30部分の底面では設置場所の底面
がそのまま露出している。
このためねずみは違和感や警戒心を持つことなく、第1
誘導口3に入る。
ねずみが捕獲装置2の内部に入り、スイッチ板29の上
に乗ると、支軸30が回動するため、いずれかのリミッ
トスイッチ32.33がオンになる。
このときリレー37が励磁されるため、リレー接点39
および保持接点40が閉じる。
いずれかのリミットスイッチ32.33が瞬時にオンに
なり、その後オフになったとしても、保持接点40がリ
レー37の回路を維持するため、電磁プランジャ17は
動作を開始する。
すなわち電磁プランジャ17は駆動板19を時計方向に
回動し、第1誘導口3の開閉板4を瞬時に閉じる。
捕獲装置2の内部のねずみは閉鎖環境のなかで逃げ場を
失い、誘導ランプ41に案内されて誘導路6を進み、逆
止板8を通過し、処理容器7の内部に入る。
この誘導はねずみの逃亡本能と空腹本能とにより実現で
きるが、さらに誘導を高めるために、処理容器7の内部
に餌44を置き、送風機45でにおいの気流を発生させ
るかまたは音を発生させておくなどの手段によって一層
確実化できる。
ねずみが連通口25から処理容器7の内部に入るとき、
解除スイッチ38がオフになり、リレー37が消磁され
るため、電磁プランジャ17は自己復帰し閉成状態の開
閉板4を再び開放状態にする。
したがってこの捕獲装置2はねずみの捕獲後も継続して
利用できることになる。
そして捕獲されたねずみは処理容器7の内部で餓死、毒
薬あるいは減圧。
真空、電殺、溺死、凍死、罐詰などの適当な手段により
処理される。
この処理は処理容器7を取り外せば容易に行なえる。
なおこの処理容器7は必要に応じてビニル袋などで内張
すし、捕獲したねずみ処理時に取扱い易いようにすると
よい。
さて上記実施例は1つの捕獲装置2について説明したが
、この捕獲装置2は第7図に示すように誘導路6を分岐
し、その分岐位置ごとに設けることにより集中して管理
することもできる。
それぞれの捕獲装置2の捕獲数は各捕獲装置2の例えば
第2誘導口5などに機械的なカウンターなどを付設して
おくことにより容易に知り得る。
また第1図の実施例は処理容器7を捕獲装置2の外部に
設置した例であるが、この処理容器7は第8図のように
捕獲装置2の内部に収納してもよい。
さらに逃げ止め手段および逆行防止手段は単なる固定式
のねずみ返しにより構成することもでき、またねずみの
検知手段はスイッチ板29およびリミットスイッチ32
.33のほか、光電センサーにより非可動式のものとし
ても構成できる。
そして本発明の広域誘導連続ねずみ捕獲処理装置1は工
場、倉庫、ビル、地下街0食料品店1食堂などで用いら
れるが、その場合捕獲装装置2は第9図に示すようにコ
ンピュータ機器やロッカーなどの台座42に仕掛けられ
る他、第10図のようにすの子やパレット43などの下
面にも組み入れられる。
このようにすれば、ねずみの習性に合った空間が人為的
に設置され、ねずみの警戒心はかなり低下するほか、捕
獲面積は充分に拡大される。
もちろんこの捕獲装置2は、床下、天井裏、壁面などに
も取り付けられる。
本発明は下記の特有の効果をもたらす。
(1)捕獲装置の内部捕獲広場として作用し、同時に閉
鎖空間としても作用するため、ねずみが内部に止まらず
、したがって後続のねずみが危険感を持たない。
このため従来のものに比較して捕獲率が向上するほか、
ねずみの忌避感が低下する。
(2)捕獲装置と処理容器とが分離しているため、捕獲
されたねずみの処理中にも捕獲器が常に定置できる。
したがってこの装置は常時設置して常に作動できる状態
におくことができ、これによりねずみの違和感が低下す
る。
(3)捕獲装置が固定式でねずみの活動空間の一部を構
成するから、ねずみの警戒心が緩和でき、また捕獲装置
が大きな誘導面積をもつものとして構成できるので、ね
ずみの捕獲率の向上が図られる。
(4)誘導路の分岐、捕獲器の多数設置などが可能であ
り、したがってねずみの捕獲が集中的に管理でき、また
集中処理が可能となる。
【図面の簡単な説明】
第1図は本考案の広域連続ねずみ捕獲処理装置の開蓋状
態での平面図、第2図は逃げ止め手段の駆動部分を示す
側面図、第3図はスイッチ部分の一部破断側面図、第4
図および第5図は逆行防止手段の断面図、第6図は制御
回路の回路図、第7図は処理容器に多数の捕獲装置を接
続した状態の配置図、第8図は捕獲装置の内部に処理容
器を組み入れた状態の平面図、第9図および第10図は
この広域連続ねずみ捕獲処理装置の使用状態の正面図で
ある。 1・・・広域連続ねずみ捕獲処理装置、2・・・捕獲装
置、3・・・第1誘導口、4・・・逃げ止め手段として
の開閉板、5・・・第2誘導口、6・・・誘導路、7・
・・処理容器、8・・・逆行防止手段としての逆止板、
17・・・駆動源としての電磁プランジャ。

Claims (1)

    【特許請求の範囲】
  1. 1 捕獲装置の第1誘導口に逃げ止め手段としての開閉
    板を回動自在に設け、この開閉板に駆動源を連結すると
    ともに、上記捕獲装置の内部にねずみ検知手段および閉
    鎖環境に誘導したねずみを誘導するための第2誘導口に
    誘導路をそれぞれ設け、この誘導路の終端に処理容器を
    着脱自在に取付け、上記の誘導路中に逆行防止手段およ
    びこれよりも処理容器寄りに解除スイッチをそれぞれ設
    け、さらに電源端子間に上記ねずみ検知手段、駆動源操
    作用のリレーおよび解除スイッチを直列に接続してなり
    、ねずみを連続して捕獲しつづけることができることを
    特徴とするねずみの習性を利用した広域誘導連続ねずみ
    捕獲処理装置。
JP9862281A 1981-06-25 1981-06-25 広域誘導連続ねずみ捕獲処理装置 Expired JPS5930053B2 (ja)

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JP9862281A JPS5930053B2 (ja) 1981-06-25 1981-06-25 広域誘導連続ねずみ捕獲処理装置

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Publication Number Publication Date
JPS58838A JPS58838A (ja) 1983-01-06
JPS5930053B2 true JPS5930053B2 (ja) 1984-07-25

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